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箕輪町消防団 県大会で優勝
29日上田市で開かれた長野県消防ポンプ操法大会に、上伊那代表として出場した箕輪町消防団がポンプ車操法の部で優勝しました。
29日箕輪町の伊那プリンスホテルで祝勝会が開かれ関係者が消防団の健闘を称えました。 -
8月に山寺まつり伊那節盆踊り大会 開催
民謡伊那節の良さを見直し広めるきっかけにしようと8月に山寺まつり伊那節盆踊り大会が開かれます。29日は大会を前に伊那節踊り講習会が、伊那市山寺のきたっせで開かれました。
講習会は伊那節盆踊り大会を前に振りつけを覚えようと開かれたもので区民およそ60人が集まりました。
大会は、伊那市地域づくり活動支援事業として行われるもので講習会では伊那節保存会が、生唄生演奏に合わせて踊りを指導していました。
伊那節は江戸時代、権兵衛峠を行き来した馬子たちが口ずさんでいた馬子唄で宴会や祝いの席では必ず踊られていました。
近年になり、踊れる人が少なくなってきたため、保存会など関係者が普及活動に力を入れています。
山寺まつり伊那節盆踊り大会は8月15日午後7時から山寺八幡町で開かれる予定で、山寺区では「区民でなくても気軽に訪れ楽しんでもらいたい。」と話しています。 -
2年ぶり みのわ祭り熱気
2012みのわ祭りが28日、2年ぶりに開かれ、町民による踊りの熱気に会場が包まれました。
みのわ祭りは去年、東日本大震災で自粛したことから2年ぶりの開催となりました。
会場はこれまでの国道153号バイパスからその東側の町道に移して行われました。
町民有志による実行委員会が主催し行われた祭りで踊りには町内の小学生や、企業など18団体、およそ1200人が参加しました。
参加者は、練習してきた踊りを元気に披露し、会場は2年分の熱気に包まれていました。
お祭りに欠かせない屋台も、およそ50店が軒を連ねました。
訪れた家族連れなどは、屋台で買った食べ物を味わいながらお祭りの雰囲気を満喫していました。
夜には、色鮮やかな花火が打ち上げられ祭りのフィナーレを飾りました。
このうち発足して11年目となるみのわ手筒会は、勇壮な手筒花火を披露しました。
実行委員会では「民間主体の祭りに変えてから、回を重ねるごとに熱気が増している。多くの町民に喜んでもらえたと思う。」と話していました。 -
伊那地域 2日連続の猛暑日
27日の伊那地域の最高気温は35.2度と2日連続の猛暑日となりました。
南箕輪村の大芝高原では、涼を求めて訪れた家族連れなどが、日陰で弁当を広げていました。
気象庁は熱中症の危険が高まるとして高温注意情報を出し健康管理に注意するよう呼び掛けています。 -
長谷社協が買い物支援へ
長谷地区社会福祉協議会は、ボランティア移送サービス事業として、これまでの通院に加え買い物の支援も行うことを決めました。
長谷社協は今年10月から高遠町のスーパー、ニシザワ高遠食彩館への送り迎えを実施します。
送迎サービスボランティアが長谷地区内の利用希望者宅まで軽乗用車で送り迎えをするもので、原則として、毎週水曜日、当初は1人につき月1回のサービスとしています。
対象は、概ね65歳以上の高齢者のみの世帯で、バスなど公共交通機関が利用できず乗り降りに介護を必要としない人としています。
伊那市の地区社協で買い物支援を実施するのは、西春近についで2例目となります。
長谷社協では、巡回バスに影響がでない範囲で、きめ細かい住民サービスを実施していきたいとしています。 -
親子で土と触れ合う
小学生が夏休み初日となった伊那市美篶地区では、27日親子で農業を体験する親子青空教室が開かれました。
親子26組が参加して、トウモロコシとジャガイモの収穫体験をしました。
親子青空教室は、美篶公民館と青少年育成会、JA上伊那が毎年開いていて、親子で一緒に土に親しみ、作業することで、共に成長していこうというものです。
トウモロコシとジャガイモは、公民館近くの畑に今年4月に種をまいたり種芋を植えたもので、6月には草取りもしました。
ちょうど食べごろになったことから、夏休みの初日にあわせ収穫しました。
トウモロコシは、もぎたてを生で味見をしました。
今度は、大きな釜でゆでます。
5分で茹で上がり、参加者は、とりたての味を楽しんでいました。
ジャガイモもゆでて、バターや塩などで味わいました。 -
ウナギ高騰 土用の丑の日
27日も日中の最高気温が35度を越え2日続きの猛暑日となりました。
料理店などでは、うなぎの仕入れ値の高騰で暑さに拍車がかかる土用の丑の日となりました。
養殖うなぎの稚魚の不漁でうなぎの仕入れ値が高騰する中、伊那市西町の割烹食堂てるでは、うな重を去年の2,000円から、3,500円に値上げしました。
それにより、注文は、三分の一に減ったということです。
それでも調理場には、こんがりと焼きあがるうなぎとタレの香ばしい香りがあふれていました。
各地のスーパーなどでもうなぎの高騰にあの手この手で応戦しました。
伊那市日影のベルシャイン伊那店では、これまで夕方のみだった焼きたてコーナーを今年は午前11時から設置し、買い物客の取り込みをはかりました。
国産で中型のものが1,280円、大型のものが1,980円で販売され、店員たちは、試食を薦めたり、焼きたてをアピールしながら客とやりとりしていました。
ウナギの仕入れ値が高騰する中、今年は、ここ上伊那地域でも売る側も買う側も少し我慢の土用の丑の日となったようです。 -
長野県の遺跡発掘2012
県内の大規模開発に伴う調査をしている長野県埋蔵文化財センターの昨年度の成果を発表する長野県の遺跡発掘2012が28日から伊那文化会館で始まります。
一般公開にさきがけて27日は報道機関にその内容が公開されました。
3万年前の旧石器時代から800年前の鎌倉時代の22の遺跡440点です。
飯田市上久方の三遠南信自動車道の建設工事に伴う調査では、6世紀の古墳「鬼釜古墳」が見つかりそこから出土した馬具や刀類、宝飾品などが展示されています。
このほか、全国的にも珍しいすずりや箕輪町の上の林遺跡から出土した有孔鍔付土器なども展示されています。
この有孔鍔付土器は、動物が両手両足を広げたような文様や上げ底で筒状に形づくられている点など、国内でもほとんど例がない貴重なものとされています。
長野県の遺跡発掘2012は、8月19日までで、28日は、土器の文様を和紙に写し持ち帰ることができる土器の拓本体験も予定されています。
このほか会場には、発掘調査を再現したコーナーや土器の整理復元作業を紹介するコーナーもあり、埋蔵文化財センターでは、「県内の遺跡を知ることができる良い機会」として期間中の来場を呼び掛けています。 -
夏本番! 小学生のイベント各地で開催
夏本番。
小学校が夏休みに入り、子ども達を対象にした行事が各地で行われています。
伊那市手良では、夏休みの恒例行事ラジオ体操が、27日から始まりました。
朝6時前には、手良小学校のグラウンドに続々と児童や園児、その保護者が集まり始め、およそ150人が参加しました。
ラジオ体操は、昭和3年から始まり、80年以上の歴史があります。
子ども達は、時折眠い目をこすりながらラジオにあわせて体を動かしていました。
手良公民館の神林・ス公民館長は「夏休み中は、早起きして朝ご飯を食べ、体操をし、素晴らしい1日のスタートを切ってください」と話していました。 -
進徳館夏の学校 孔子像の前で素読を体験
伊那市高遠町の進徳館では、小学生を対象にした「進徳館夏の学校」が開かれ、児童が孔子像の前で素読を体験しました。
夏の学校は、旧高遠藩の藩校進徳館で学習することで、高遠の歴史や文化に馴染みながら夏の思い出を作ってもらおうと、高遠町公民館が開いているものです。
27日は、孔子像の前に児童が座り、孔子の言葉を集めた論語を高遠町公民館の原和男館長に続いて素読しました。
原館長は「意味を覚えるというよりも、言葉のリズムや美しさなどの雰囲気を感じてほしい」と話していました。 -
食生活改善推進員養成講座 開講
地域の健康づくりを進める食生活改善推進員の養成講座が、25日、開講しました。
この日、伊那合同庁舎で1回目の講座が開かれ、上伊那の7人が受講しました。
食生活改善推進員養成講座は、県内に10ある保健福祉事務所ごとに毎年開かれています。
今年度1回目のこの日は、伊那保健福祉事務所の寺井直樹所長による、生活習慣病についての講話が行われました。
寺井所長は、健康維持の3つの要素として、栄養、運動、休養をあげました。
栄養について、特にひとり暮らしの高齢者は、味覚の変化や、噛む力の低下などの身体的な変化や、買い物に行きにくいなどの理由から栄養不足になりがちなので、注意をしてほしいと話していました。
講座は、9月まで4回開かれ、修了後、受講生は、食生活改善推進員として活動することになっています。 -
貴船神社子供騎馬行列企画展
伊那市の高遠町歴史博物館では、市の無形民俗文化財に指定されている貴船神社子供騎馬行列の企画展が開かれています。
会場には、子供騎馬行列に関する写真など50点ほどが展示されています。
この展示会は、夏休みに合わせて地域の文化財を知ってもらおうと開かれました。
それぞれの役割の衣装がわかるものや、平成21年に披露した時の写真、行列に使われる道具、大正時代の写真などが展示されています。
子供騎馬行列は、高遠町藤沢の貴船神社に400年以上前から伝わる民族芸能です。
大正12年から途絶えていましたが、平成3年に高遠北小学校の児童が演じて再開されました。
まつりなどで披露されていて、今年9月1日に行われる高遠城下まつりでも、3年ぶりに披露される予定です。
この貴船神社子供騎馬行列の企画展は、9月9日まで、伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。 -
伊那地域35.5度 猛暑日
26日の伊那地域は、最高気温35.5度と、今年初の猛暑日となりました。
26日の伊那地域は、午前中から真夏日となり、午後3時には、35.5度と、今年一番の暑さとなりました。 -
カモが卵を抱く
南箕輪村南殿の小坂 洋治さん宅の池で、カモが卵を温めています。小坂さんは、ヒナが孵るのを、見守っています。
26日は、小坂さん宅に友人が訪れ、カモが卵を温めている様子を見ていました。
池は、敷地内から湧き出している水を活用して作られています。
カモは、その池の中の島に巣を作りました。
小坂さんの家に、巣を作るのは、今年が初めてになります。
カモは、11個の卵を抱いていて、日中は卵を抱き続け、夕方にエサを探しに出かけるということです。
カモは、20日ほど卵を抱くということで、ヒナが孵る日も遠くなさそうです。 -
伊那まつりに向け山車作り
8月4日の伊那まつり市民踊りに向けて、中央区では、山車の制作が行われています。
中央区公民館では、区の役員有志が、山車の組み立てを行っていました。
中央区では、ここ2年間は伊那まつりに山車を出していませんでしたが、今年はにぎやかにして、祭りを盛り上げたいと、山車を新たに作っています。
1週間ほど前から制作を始めた山車は、鉄材や竹などを組み合わせていて、高さは3メートル70センチあります。
四方に70個の提灯をつけるほか、当日は、中央に生け花を飾るということです。
中央区では、「伊那まつりは区民が集まり、交流できる貴重な機会。山車で祭りを盛り上げたい」と話していました。 -
夏休みおいで塾
小学生を対象とした「夏休みおいで塾」が26日から伊那市の伊那公民館ではじまりました。
夏休みおいで塾には伊那小・伊那東小・伊那北小・伊那西小の4校から120人の児童が参加しました。
今年は190人の応募があり、抽選で120人が参加することになりました。
おいで塾は、夏休み中の子供の居場所づくりとして、伊那公民館が毎年行っているもので、今年で7年目になります。
退職した教諭や信州大学農学部の学生ボランティアが勉強を教えるなどします。
おいで塾は8月1日までで、夏休みの宿題のほか、工作やおやつ作り、スポーツなどが計画されています。 -
富県小子ども自転車クラブに交通安全子ども自転車指導証
伊那交通安全協会などは伊那市の富県小学校の子供自転車クラブの児童に26日交通安全子供自転車指導証を送りました。
子供自転車指導証は、安全運転技能や交通ルールの知識を生かして子供の目線で自転車事故防止を呼びかけてもらおうと長野県交通安全協会などが今年初めて発行したものです。
26日は、伊那交通安全協会会長などから富県小学校の子供自転車クラブの児童10人に交通安全子供自転車指導証が渡されました。
子供自転車クラブの児童は、7日に長野市で開催された子供自転車長野県大会に出場し、5位入賞しています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は「練習で学んだことを活かして学校全体が事故の無いようリーダーとなって呼びかけてほしい」と話していました。 -
竹を使った手作りのプランターに色とりどりの花
伊那市西春近諏訪形の酒井一さんは、竹を使った手作りのプランターに色とりどりの花を植えて、道行く人の目を楽しませています。
自宅の周りに竹のプランターを設置し、ガーベラやマリーゴールドなどの花を植えています。
10月頃までプランターを置くという事で、酒井さんは、「散歩がてら楽しんでもらえたら」と話していました。 -
箕輪町と長野県建設機械リース業協会 災害時協定締結
箕輪町は、災害時に避難所に必要となる、発電機やトイレなどの資機材を優先的に借り受けるための協定を、長野県建設機械リース業協会と結びました。
町は、23日付けで、長野県建設機械リース業協会と協定を結びました。
協定は、災害が発生した時、応急対策に必要な資機材のリースを優先的に町が受けることができるものです。
対象となるのは、避難所に必要な発電機、コンテナハウス、軽トラック、トイレなど30品目です。
箕輪町が結んだ防災に関する協定は、これで43件目となります。
平澤豊満町長は、「安心・安全なまちづくりを進める上で、万が一の時、どう対応するかが大きな課題。協定で安心感が高まったと思う」と話していました。 -
西駒山荘建替え 荷上げ一般の協力求める
伊那市の白鳥孝市長は、来年度予定されている、中央アルプスの西駒山荘建替えにあたり、資材の運搬など建設への協力を広く一般に呼び掛けていきたい考えを示しました。
25日は、伊那市役所で定例記者会見が開かれました。
会見の中で白鳥市長は、建設費の中でもヘリコプターによる資材輸送費が大きな割合を占めることから、「人力で荷揚げする事で輸送費を少しでも抑え、その分でもいい小屋を作りたい。また、建設にかかわることで中央アルプスや西駒山荘に対する思いを持ってもらえれば」と話していました。
西駒山荘は、中央アルプスの将棋頭山の山頂直下にあり、大正2年、1913年の中箕輪尋常高等小学校の集団登山の遭難を契機に、大正4年1915年に、避難小屋として建設されました。
市では、先月からは、西駒山荘建替えにあたり、寄付金の募集を行っていて、25日現在、およそ140万円が集まっているという事です。 -
夏休み 交通安全教室開催
夏休みに入った小学生を対象にした交通安全教室が、伊那市の伊那中学校の校庭で25日、開かれました。
交通安全教室は、休みの間、交通安全の意識を高めてもらおうと、荒井区の交通安全協会と青少年育成会が、夏休みの初日となる25日に開きました。
会場には、荒井区内の児童やその保護者、およそ200人が集まり、自転車に乗る時の注意点などを、伊那警察署の署員から教わりました。
指導にあたった署員は、「自転車に乗るときは、前ばかりでなく、周囲を見る事を心がけて下さい」とアドバイスしていました。
また、「夏休みの間は特に、免許を取り立ての初心者や、遠くから訪れるなど、道に不慣れの人が多くなるので、いつも以上に車には注意してほしい」と話していました。
荒井区交通安全協会の岩崎和彦会長は「近所に出かける時でも気を抜かず、交通ルールを守るよう心掛けてほしい」と話していました。 -
営業・販売能力のある人材 39%企業求める
アルプス中央信用金庫がまとめた中小企業景気レポートによりますと、39%の企業が売り上げ増をめざし、営業、販売能力の高い人材を求めている事がわかりました。
景気レポートは「あるしん」が四半期に1度発表しているもので、先月末に上伊那の企業、219社を対象に実施したものです。
今回は、特別調査として、中小企業の人手過不足感と、人材戦略についてまとめました。
それによりますと東日本大震災以降の人手の過不足状況について、全業種の平均で70.3%が「適正と認識している」と回答しています。
しかし現場作業関係において、製造業では、人手不足が7.6%、人手過剰が13.9%とと正反対の回答があり、同じ業種でも企業間格差があると見られるという事です。
今後どのような能力や技能を持った人材を採用するかとの問いには、「営業・販売能力のある人材」が39%で最も多く、次いで、「業種独自の技能や資格を持った人材」が、33.7%となっています。
このことから、あるしんでは、各企業において、売上を伸ばすため営業・販売能力の高い人材と、現場で即戦力となる人材を望んでいる事がうかがえるとしています。
この他今期の業況については、良かったとする企業が12.7%悪かったとする企業が46.6%でした。
これによる業況判断指数はマイナス33.9で前期より2.1ポイント悪化しています。
あるしんでは、「企業の業況感は円高の影響や海外経済の減速などにより足踏み状態となっている」としています -
高齢者買い物支援 移動販売試行
伊那市の中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」は、25日、高齢者の買い物支援サービスとして、ワゴン車による移動販売を試験的に行いました。
25日の朝9時、中心市街地のタウンステーション伊那まちの前には、商品を詰め込んだ車が並んでいました。
今回、移動販売には、伊那市の山寺、坂下、荒井、西町の17店舗が参加しました。
商店主らは、荷物の確認を済ますと、気合の掛け声と共に、最初の販売所である、西町公民館へと出発しました。
ワゴン車による移動販売は、近年増加してきた、買い物弱者問題解決に向け、商店街として対応していこうと行なわれたものです。
会場に到着すると、食料品や、花、衣料品に、金物など様々な商品が並べられ、お年寄りらは、商品を手に品定めしたり、店の人と会話をするなど、買い物を楽しんでいました。
会では、去年の12月に、山寺、坂下、荒井、西町で区長を通しアンケートを実施しました。
回答があったうち、およそ3割が買い物に不便を感じていると答えました。
高齢者の買い物支援としては、カタログによる販売や、商店への移送サービスなどが、県内の他地域でお紺われているという事です。
会では、商店と地域の人たちの繋がりが持てる事や、継続した支援を行える事から、移動販売の実施を決めたという事です。
伊那まちの再生やるじゃん会では、移動販売する時間や曜日、品ぞろえなど、課題はあるが、秋ごろには定期的に行えるよう準備を進めていきたいと話していました。 -
南箕輪村消防団 水難救助訓練
南箕輪村消防団は22日、大芝公園内のプールで水難救助訓練を行いました。
訓練は、水難事故が増えるこの時期、迅速かつ的確な救助活動が行えるよう、毎年行なわれています。
この日は、村の消防団や赤十字奉仕団、保育士およそ70人が、伊那消防署の署員から溺れた人の救助方法と、心肺蘇生法を教わりました。
このうち、人が川でおぼれたことを想定し行われた訓練では、溺れた人を演じる消防団員に向かい、ペットボトルや浮き輪等を投げ入れ、助けていました。
参加したある団員は「訓練とわかっていても、力が入り思うような所に浮き輪を投げる事が出来なかった。まずは、落ち着いて行動できるよう心掛けたい」と話していました。
南箕輪村消防団では、訓練を通して万が一の水難事故の備えていきたいとしています。 -
上伊那医師会准看護学校実習室 安全祈願祭
上伊那医師会が運営する、伊那市狐島の准看護学院実習室の増設工事の安全祈願祭が24日行われました。
安全祈願祭には、関係者20人ほどが参加しました。
実習室の増設は、上伊那医師会が、上伊那地域医療再生計画の一環として、看護師不足の解消のため行うものです。
保健師助産師看護師法により准看護学校では、実習の際生徒4人につきベッド1床という基準がありますが、上伊那医師会付属准看護学院は40人に対し6床しかありませんでした。
新しい実習室は鉄骨平屋建てで、床面積は189平方メートル、基準を満たす10床のベッドを配置し、事業費は約6千万円で、全額が国の補助金でまかなわれます。
工事期間は11月30日までで、12月半ばからの使用を予定しています。
准看護学院への応募者は増加傾向にあるということで、今年度は定員40人に対し71人の応募がありました。
近年子育てを終えた主婦などの応募が増えているということです。
上伊那医師会の北原敏久会長は、「応募者が増えている中、生徒が実習に取り組むことのできる設備が整いうれしく思う」と話していました。 -
久保田陽子さん 栄村へ義援金10万円
南箕輪村で歌謡教室を開いている久保田陽子さんらが24日役場を訪れ、栄村への義援金10万円を唐木一直村長に手渡しました。
久保田さんは、南箕輪村南原で夢ぽっけ歌謡教室を開いていて、毎年6月にチャリティーコンサートを開催しています。
今年は6月4日に伊那市のいなっせで行い、来場した280人に募金を呼びかけました。
24日は、久保田さんらコンサートの実行委員6人が役場を訪れ、10万円を長野県北部地震により被害を受けた栄村へ寄付しました。
久保田さんは、「被災地の高齢者の笑顔のために同じ趣味を持つ仲間で助け合いができれば」と話していました。
寄付された10万円は職員が31日に栄村役場に直接届けるということです。 -
伊那弥生ヶ丘高校の生徒がシャッターアート
伊那弥生ヶ丘高校の生徒は、伊那市荒井のパソコン教室キャリアスクール・伊那のシャッターに絵を描いています。
シャッターアートは中心商店街の関係者らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会が商店街をにぎやかにしようと行っているもので、今回が2回目です。
24日は、伊那弥生ヶ丘高校の美術部9人が制作にあたりました。
図案をデザインしたのは3年生の橋本莉那さんです。
2羽の小鳥が幸せを運んでくるイメージだということです。
生徒は慣れないシャッターの凹凸に苦労しながら絵を描いていました。
シャッターアートの制作は29日まで行われる予定です。 -
土地開発公社解散の見通し
27億円の土地を所有し金融機関から26億円を借り入れている伊那市土地開発公社は解散する見通しとなりました。
土地開発公社のあり方を検討する委員会が24日、伊那市役所で開かれ、公社を解散する方向で進めていく事を確認しました。
伊那市土地開発公社のあり方を検討する委員会が24日、伊那市役所で開かれ公社を解散する方向性を確認しました。
土地開発公社は平成23年度末で市内14か所、面積にしておよそ19万8,000平方メートル、薄価総額およそ27億円の土地を保有し金融機関から26億円を借り入れています。
公社を存続させた場合今後さらに地価が下落すれば含み損が拡大し解散時の債権放棄額が膨らむとしています。
伊那市土地開発公社では、公社独自の取得している用地はなく、ほとんどが市の依頼による取得であることから適正な時価により売却を行い、その損失について一般会計が補てんすることが考えられるとしています。
24日開かれた委員会では平成34年度までの10年間を見据え公社が持っている土地を売却した場合、存続、解散した場合に支払う利子や一般財源へ与える影響の試算が示されました。
平成25年度に2億4,000万円土地を売却し、市は公社に代わり金融機関に23億円を返済。
その後、市が土地を売却していきます。
利子の半分を国が負担する第三セクター改革推進債を活用し解散した場合、一般会計の支出額はおよそ1億8600万円。
一方、存続した場合の一般会計の支出額は4億6千万円で、解散するほうが2億7千万円ほど有利で一般財源に与えるダメージは少ないとしています。
委員からは「企業誘致は難しい時代になっている。残っている土地を早くさばいていく必要がある」「解散の方向で検討していく必要がある」などの意見が出されていました。
次回の委員会は8月23日に予定されていて解散の方向で答申案をまとめる見通しです。 -
みはらしブルーベリー園賑わう
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームのブルーベリー園でブルーベリー狩りが始まり多くの観光客が訪れています。
みはらしファームのブルーベリー狩りは、今月7日から始まっていて、およそ2.1ヘクタールの農園にはおよそ1500本、20種類以上のブルーベリーが植えられています。
去年は天候不順で大きさなどがいま一つだったということですが、今年は天候にも恵まれ粒の大きさ甘さとも良いということです
24日のお昼過ぎには岐阜からの観光客が訪れ、ブルーベリー狩りを楽しんでいました。
みはらしブルーベリー園は来月19日までで中学生以上が1000円、小学生が500円となっています。 -
伊那市社会福祉大会 在宅介護している人などを表彰
伊那市社会福祉大会が、伊那市の伊那文化会館で開かれ、長年在宅介護を続けている人などに25日、表彰状が贈られました。
25日は、在宅介護をしている人や、地域福祉の向上に努めた人など20人に、表彰状が贈られました。
福祉大会は、地域の福祉に関心を持ってもらおうと、伊那市社会福祉協議会が毎年開いているもので、会場には民生委員や地域社協の役員などが集まりました。
受賞者を代表して六波羅知晴さんは「ボランティアをした後の心地よさは何物にも代えがたいものがある。今後も自分達の生きがいのために活動していきたい」と受賞を喜びました。
挨拶で伊那市社協の小池孝行会長は「愛され信頼される社協を目指し、今後も住民の皆さまと力をあわせて取り組んでいきたい」と話していました。