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衆院選公示 選挙戦スタート
第46回衆院選が4日公示され16日の投開票に向けて12日間の選挙戦に突入しました。
長野5区からは前職、元職、新人合わせて5人が立候補しました。
4日は、立候補の届け出をすませると各候補者が第一声をあげ選挙戦をスタートさせました。
長野5区には、前職、元職、新人合わせて5人が立候補しました。
立候補したのは届け出順に
日本未来の党で前職の加藤学さん44歳
自民党で元職の宮下一郎さん54歳
社民党で新人の池田幸代さん40歳
民主党で新人の花岡明久さん33歳
共産党で新人の三沢好夫さん68歳です
3日現在、第5区の選挙人名簿登録者数は28万8947人となっています。
衆院選の投開票は16日に行われることになっています。
期日前投票はあすから15日まで行われます。 -
らっこルームクリスマス会
伊那市の伊那公民館の子育て教室、らっこルームのクリスマス会が3日行われました。
クリスマス会には10組の親子が参加し、サンタクロースからプレゼントをもらいました。
らっこルームは交流の場として0歳から3歳までの子どもとその親を対象に伊那公民館が開いている子育て教室です。
3日は日影の伊那福音教会の牧師らが訪れ、ハンドベルの演奏や合唱を披露しました。 -
一般会計補正予算案など11議案提出
南箕輪村議会12月定例会が3日、開会し一般会計補正予算案など11議案が提出されました。
補正予算案は歳入歳出に5,300万円を追加し総額を52億6,000万円とするものです。
村議会12月定例会は12日と13日に一般質問。
14日に委員長報告、採決が行われます。 -
伊那交通安全緑十字会 高齢者家庭訪問アドバイザー委嘱
伊那交通安全緑十字会の総会が29日、伊那警察署で開かれ、役員43人が高齢者家庭訪問アドバイザーに委嘱されました。
総会では、伊那警察署の山本貞雄副署長から代表者3人に委嘱状が手渡されました。
高齢者家庭訪問アドバイザーは、高齢者宅を訪問し夜光反射材の着用や安全運転を呼び掛けます。
伊那交通安全緑十字会は、交通安全意識の高揚などを目的に平成元年に設立しました。
傘下団体として、平成8年から箕輪町交通安全緑十字会が活動していて、今年9月と10月には伊那市と南箕輪村の交通安全緑十字会も発足しています。
総会では、役員の専任が行われ、会長に箕輪町の平澤久志さんが選ばれました。
平澤さんは「地域の交通安全のためにできることを1つひとつやっていきたい」と挨拶しました。 -
JR駅無人化の回答期限2月中ごろに延期
JR東海は飯田線の駅無人化の方針にともない各自治体の負担で駅舎に人を配置するかどうかの回答期限について、これまでの年内中から来年2月中頃に延期するとの方針を3日示しました。
3日は牧野飯田市長と副会長の白鳥孝伊那市長、杉本幸治駒ケ根市長などが飯田市のJR東海飯田支店を訪れ担当者に要望書を提出しました。
内容は、JRと自治体との協議の場を設置し、今後の方針に対する説明と、飯田線の利便性向上などについて協議を行うこと、市町村では駅舎職員を雇うかどうかの回答期限を12月末から「協議の場」開催後まで延長することを求めるものです。
これを受けJR東海は回答期限を2月中頃まで延期するとの方針を示しました。 -
トンネル事故で高速バスに影響
山梨県の中央道、笹子トンネルで天井の板が崩落した事故により高速バスに遅れがでるなどの影響が出ています。
3日は伊那バス株式会社の伊那バスターミナルでは受付の係員が、運行に関する問い合わせや対応に追われていました。
山梨県内の中央自動車道は事故により、通行止めとなっていて高速バスは国道へ迂回して運行しています。
伊那バスによりますとこれにより伊那地域と新宿を走るバスの到着に30分から1時間ほどの遅れが出ているほか事故後はバス1本につき3、4人のキャンセルがあるということです。
伊那バスは高速バスについて「到着に遅れはあるものの、バスは平常通り運行している。乗客の方にはできるだけ不便のないよう運行していきたい」と話しています。
今回の天井崩落事故を受け、中日本高速道路では、笹子トンネルと同じ構造の、恵那山トンネルの緊急点検を3日、実施しました。
点検の結果については、早い段階で公表したいとコメントしています。 -
無人化反対の意見相次ぐ
箕輪町地域公共交通会議が3日役場で開かれJR飯田線の伊那松島駅無人化について意見交換しました。
会議では無人化には反対だとしたうえで町の責任で駅舎に人を配置するのもやむを得ないとの意見が出されました。
会議には、地区住民の代表や商工会、学校関係者など10人が出席しました。
委員からは、伊那松島駅の無人化について、「学生たちは毎日駅を利用する。人がいないと登下校時のトラブルが心配」といった意見や「高齢者は、切符の購入など聞きたいことがあると思うので駅員がいないと困る人も出てくる」などの声があがっていました。
ほかには、「JRの合理化もあるなかで、町が負担して駅舎に人をおくことも考えなければならない。」といった意見も出されていました。 -
早大ソフトボール部の吉村監督が指導
早稲田大学ソフトボール部の吉村正監督によるピッチング教室が2日、伊那市高遠町の総合運動場で開かれました。
吉村監督は、ソフトボールの指導者として多くの選手を育て、今年は早稲田大学を大学選手権優勝に導きました。
また早稲田大学のソフトボール部からプロ野球日本ハムファイターズに入団した大嶋匠選手に、プロ野球入りを勧めた監督としても知られています。
ピッチング教室は小中高校生のレベルアップとともに指導者にも吉村監督のソフトボール理論を学んでもらおうと長野県ソフトボール協会が開いたものです。
教室には、県内チームの監督と選手およそ200人が集まりました。
吉村監督は速いボールの投げる方について見本をみせながら説明していました。
また早稲田大学の男子と女子それぞれのソフトボール部レギュラー選手もそのピッチングを披露していました。
協会ではソフトボール界の第一人者である吉村監督からの指導を今後につなげていきたい。」と話していました。 -
少年剣士に被災地支援の協力求める
東日本大震災の被災地支援を行っているボラランティアグループが岩手県大槌町の保育園児にクリスマスプレゼント贈る計画をたてています。
2日は、伊那市の伊那北小学校で開かれた剣道大会に合わせ少年剣士に協力を求めました。
上伊那地域を拠点に被災地支援を行っているネットワークkizuna縲怩ォずな縲恊M州は、去年4月から活動を始め、これまでに2トントラックおよそ10台分の物資を届けています。
去年のクリスマスにも大槌町の小学生や保育園児にプレゼントを贈り、喜ばれたことから今年も計画しました。
代表の高橋泉さんの出身地は福島市で故郷のために力になりたいと活動しています。
これまで宮田村の少年サッカーチームでコーチを務めていたことから上伊那のスポーツ関係者と交流するようになりました。
2日の剣道大会での支援呼びかけもそれが縁で実現しました。
高橋さんの呼びかけで少年剣士も募金に協力していました。
高橋さんは「被災した人たちへの支援を今やめてはいけない。まだ何か出来ることがあるはず」と話しています。 -
地元産そばを味わい地域交流
箕輪町の沢区の住民有志でつくる、沢国道バイパス花の会は2日、恒例のそば祭りを沢公民館で開きました。
このそば祭りは、沢区を通る国道153号バイパスの未使用区間を利用し、そばの花を育てた事がきっかけとなり、平成6年から開かれ今年で19回目となります。
会場には、50席ほどが用意されましたが、お昼近くになると家族連れなどが訪れ満席に近い状態となっていました。
今年は、150人分を用意したという事ですが、予想以上の客の入りに、調理室では、急ピッチに作業が行われていました。
訪れた人達は、打ちたてのそばに舌鼓を打ちながら、近所の人たちとの会話を楽しんでいました。 -
車とオートバイ衝突 男性大けが
1日午後3時頃、南箕輪村の国道361号で普通乗用車とオートバイが衝突する事故があり、オートバイを運転していた南箕輪村の男性が足の骨を折るけがをしました。
伊那警察署の発表によりますと事故は、南箕輪村の会社員の男性が運転するオートバイが、速度を落とし右折しようとした際に、後から来た乗用車と衝突したものです。
この事故で、オートバイを運転していた、男性は右足の骨を折る大けがをしました。
車を運転していた三重県の61歳の男性にケガはありませんでした。
現場は上り直線道路で事故の原因については、伊那署で調べを進めています。 -
芸術団体一同に 伊那市民芸術文化祭
伊那市の芸術文化団体が日頃の成果を発表する、伊那市民芸術文化祭が1日・2日の2日間伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市民芸術文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が開いているもので今年で9回目となります。
会場のいなっせには、生け花やちぎり絵、ネイルアートなど様々なジャンルの作品約200点が並べられました。
このうち、お茶席体験のコーナーでは、お茶が無料でふるまわれ、訪れた高校生らが、作法を教わっていました。
また、ステージ発表では子供たちによるダンスや、日本舞踊などなど2日間で18団体が出場し日頃の成果を披露していました。
伊那芸術文化協会では、「展示、ステージとも充実したものになった。
来年も、地域で活動する人たちの発表の場として、さらに充実させていきたい」と話していました -
上伊那のハーモニカ愛好者が演奏会
上伊那地域のハーモニカ愛好者が集う演奏会が1日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
1日は教室や個人37組が演奏を披露しました。
演奏会は、愛好者同士の交流の場にしようと去年から実行委員会が開いているもので、「ハーモニカが上伊那の多くの皆さんに広まってほしい」と話していました。 -
長野犯罪被害者支援センター 活動の周知、利用を呼び掛ける
NPO法人長野犯罪被害者支援センターは、29日、支援活動の周知、利用を呼び掛ける街頭啓発を箕輪町で行いました。
この日は、センターの職員やボランティア、伊那警察署の署員など9人が、箕輪町の大型店前で街頭啓発を行いました。
メンバーは、犯罪被害に関する相談窓口などが書かれたチラシを買い物客に手渡し、支援活動の周知と利用を呼びかけました。
長野犯罪被害者支援センターでは、犯罪にあった被害者への支援として、病院や裁判所などへの付き添いのほか、電話や面接による相談などを行っています。
専門的な研修を受けたボランティア相談員は31人いますが、南信では数人しかいないということで、「一人でも多くの人にボランティアになってもらいたい」と話していました。
ボランティア相談員には、25歳以上で専門の講習を受ければ誰でもなれるということです。 -
トマトの木で「小野子(おのご)人参」提供へ
伊那市西箕輪のみはらしファームにあるレストラン「トマトの木」では、飯田市上久堅の伝統野菜「小野子(おのご)にんじん」を使ったメニューを12月中旬から提供します。
29日は、飯田市上久堅で、にんじんを普及するため活動している小野子人参クラブの役員が、トマトの木を訪れました。
小野子人参クラブは、遊休農地30アールを活用して、毎年2トンほどの人参を生産していています。
クラブでは、上伊那地域にもこの伝統野菜を売り込もうと、今年10月に、トマトの木に声をかけ、現在は不定期で、この人参が提供されています。
小野子人参は、歯応え・色・香りがよく、甘みがあるのが特徴だということです。
トマトの木では、今回の依頼を受けて、12月第2週から来年3月まで、定番メニューの食材にこの人参を使うことを決めました。
小野子人参クラブでは、トマトの木をきっかけにして、上伊那地域にも小野子にんじんをPRしていきたいとしています。 -
信大とCATV 情報発信の課題探る
大きな災害が起きたとき、ケーブルテレビには、どのような情報提供が求められるのかを探るフォーラムが11月29日長野市で開かれました。
信州大学と県内32のケーブルテレビ局でつくる日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の主催です。
岡谷市で8人の犠牲者を出した2006年7月の豪雨災害や去年3月の県北部地震で、地元のケーブルテレビが行った放送の事例報告とパネルディスカッションがありました。
信大とケーブルテレビの県協議会は、地域への貢献を目的に今年7月に連携協定を結んでいて、今回のフォーラムはその一環です。
パネルディスカッションでコーディネーターを務めた信州大学の笹本正治副学長は、「防災の文化は、災害が起きた時に前進する。地域に新しい文化を生み出すよう努力していきましょう」とケーブルテレビとの連携強化を強調しました。 -
飯田線駅無人化 協議の場設置要望へ
JR東海が飯田線県内9駅を無人化する方針を示したことについて、その対応を協議する飯田線利用促進連絡協議会が1日、駒ケ根市役所で開かれ、JRに対して協議の場の設置を要望することが決まりました。
協議会には、会長の牧野光朗飯田市長、上伊那から副会長の白鳥孝伊那市長と杉本幸治駒ケ根市長など、上下伊那7つの自治体の関係者が出席しました。
会の冒頭、牧野会長は「各自治体で協議するのではなく、この協議会を受け皿として、連携していく必要がある。飯田線の重要性を確認しながら今後について話し合っていきたい」とあいさつしました。
会は冒頭のみ公開で開かれました。
JR東海は、11月はじめ、県内の飯田線有人駅がある7つの自治体を訪問し、県内12ある有人駅のうち、9駅について無人化する方針であることを伝えていました。
これに対して、リニア新幹線建設促進長野県協議会の場で、上伊那地区期成同盟会会長の白鳥伊那市長はJRに対して「地域の意見を聞く姿勢をもってもらいたい」と要望し、長野県の阿部守一知事も「飯田線に対して真摯な対応をお願いしたい」と話しています。
協議会では今後の対応について話し合われ、JRの担当部長に対して協議の場の設置を要望することを決めました。
今月末を期限としている自治体が駅舎職員を雇うかについて牧野会長は「判断は協議ありき」とし「突然一方的に言われて、判断するようにと言われても難しい。協議の場を設けてJRの考えをしっかり聞きたい」と話していました。
JR飯田線利用促進連絡協議会では、3日に飯田市のJR飯田営業所で担当部長に要望書を提出することにしています。 -
24か国から外国人が箕輪町を視察
アジア地域セーフコミュニティトラベリングセミナーで日本を訪れている外国人が1日、箕輪町を視察しました。
箕輪町を訪れたのは、世界24か国でセーフコミュニティの認証を受けた地域の外国人など、およそ90人です。
セーフコミュニティトラベリングセミナーは、各国の取り組みを学び知識を深めようと2年に1度開かれているもので、日本での開催は初めてです。
箕輪町は、今年5月にWHO世界保健機関からセーフコミュニティの認証を受けていて、その取り組みについて学ぼうと、今回箕輪町を訪問しました。
箕輪消防署では、ロープを使った訓練やほふく救出訓練が行われ、参加者は写真を撮るなど熱心に見学していました。
ある参加者は「見たことのない訓練だったが、みんな真剣にやっている姿を見て大変勉強になった」と話していました。
一行はこの後、このほどセーフコミュニティの認証を取得した小諸市の認証式典に出席することになっています。 -
天竜川に伊那谷の風物詩
伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日に解禁となり、愛好者が漁を楽しみました。
この日は雪が降る中箕輪町の天竜川で、木下に住む小森一男さんが漁を楽しんでいました。
ザザムシ漁は、毎年12月1日が解禁日で、虫踏み許可証を取得した愛好者が2月いっぱいまで漁を楽しみます。
小森さんは、知人に道具をもらったのをきっかけに10年前からザザムシ漁を始めました。
毎年、期間中週末になると川に入るという小森さんは、今年も解禁を心待ちにしていたということです。
かんじきを履いて石についたザザムシをはがし、四手網で捕っていきます。
小森さんは「今年の解禁日の収穫はサイズも小さいし量も少ない。温暖化が影響しているのかもしれないが、もうしばらくすれば成長してたくさん捕れるだろう」と話していました。
天竜川漁業協同組合によりますと、この日までに虫踏み許可証を取得した人は15人いたということです。 -
強盗犯の写真公開 情報提供よびかけ
伊那警察署は、11月30日伊那市のいなっせであった強盗事件の犯人と思われる人物の写真を公開し、情報提供を呼びかけています。
公開された写真は、犯人と思われる人物が事件があった昨日午後4時半頃、いなっせの防犯カメラに写っていたものです。
男は、20代くらいで、身長は165センチから170センチ、黒色のフード付きのパーカーにニッカズボン、白色のマスクを着用していたということです。
事件は、昨日午後4時半ころ、いなっせ内にあるブランド品買取販売店「ワンデイ」に来店した男が包丁のような刃物を店主に突きつけ、現金一万円を奪って逃走したものです。
午後2時現在、犯人は逮捕されておらず、伊那警察署では情報提供を呼びかけています。 -
高遠三義地区の小中学生の足 利便性向上
伊那市高遠町三義地区の小中学生は、三義・長谷循環バスで登下校しています。
利便性を更に向上させようと、来年4月から運行経路の変更などが実施されることになりました。
30日、市役所で開かれた地域公共交通会議と協議会で、運行経路の変更や高遠中学校校庭東側への新しい停留所の設置が決まりました。
これにより、中学生の乗り換えがなくなり、小学生は、下校時47分かかっていた乗車時間が27分に短縮されるということです。
現在三義地区には、中学3年生が二人、小学生17人が、高遠中と高遠北小学校に通っていて、利便性向上の要望が保護者や学校側から寄せられていました。
この日の会議では、このほかに、市街地循環バスやデマンドタクシーなどすべての路線の乗車人数は、総体的に減少傾向であることが報告されました。
白鳥孝市長は、「利用者の立場に立って、利用しやすい公共交通を確保していきたい」とあいさつしました。 -
西春近北保育園 おでんパーティー
伊那市の西春近北保育園の園児は30日、日頃お世話になっている地域の人を保育園に招きおでんを作って交流しました。
30日は、保育園の運営に携わる区長や民生児童委員などおよそ20人を保育園に招き、自分達で収穫した野菜を使っておでんを作りました。
年長園児29人は、「左手を猫の手にして」などとアドバイスを受けながら、包丁を使って材料を切っていました。
おでんができるまでの間、園の庭で一緒に遊び、交流を深めていました。 -
年末特別警戒 出陣式
1日からの年末特別警戒を前に出陣式が30日、伊那警察署で行われました。
出陣式では、伊那署管内の市町村のイメージキャラクターと県警マスコットのライポくんも参加し、期間中の犯罪と交通事故の発生抑止を誓いました。
警察署管内の全市町村のキャラクターとライポくんが参加しての活動は県内初の試みです。
出陣式で伊那防犯協会連合会の白鳥孝連合会長は「力をあわせて事件や事故のない地域をつくりましょう」と挨拶し、伊那警察署の田中泰史署長は「管内の犯罪は減少傾向にあるが年末は犯罪が起こりやすい。気を引き締めて犯罪抑止に努めましょう」と呼びかけました。
出発を前に、5体のキャラクターの共同宣言を署員が読みあげました。
この後参加者とキャラクターは、パトカーや白バイ、青色パトカーに乗り込み啓発活動に出発しました。
伊那署によると、今年1年間に管内で起きた傷害や詐欺などの刑法犯は、10月末現在557件となっています。
去年の同じ時期に比べて106件減少していますが、子どもや女性に対する声かけやひったくりが起きているということで「引き続き犯罪抑止に努めていく」としています。 -
伊那市消防団 3方面隊編成を示す
実働団員の不足や新入団員の減少などが問題となっている伊那市消防団は、市内を3つに分ける方面隊編成とする計画案を示しました。
30日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで防災研修会が開かれ、消防団再編計画案についての説明がありました。
現在の消防団組織は、平成18年の市町村合併時にそれぞれの旧体制を引き継いだもので、分団数や団員数、守備エリアの見直しなどが課題となっていました。
計画案では、伊那市を3つの方面隊編成とするとしています。
旧伊那市の竜西地区を西部方面隊に、竜東地区を中部方面隊に、旧高遠町長谷村地区を東部方面隊とします。
3つの方面隊の中には、それぞれ2つから3つの分団が配置され、各分団の中には3つの部が編成されます。
団員1人が受け持つ管轄内人口比のばらつきを解消するために各分団の定数を見直し、市全体の団員数についても条例で定める人数を1,156人から880人に減らす考えです。
三澤俊明団長は「3方面隊を取り入れ守備エリアを広げることで、人数を減らしても現在の組織体制とそん色ない対応が取れると思う」と話していました。
今後は、地区説明会を開いて住民の声を計画に反映させ、平成27年度中の実施を目指すということです。 -
10月の月間有効求人倍率 0.68倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月を0.03ポイント上回りました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月の上伊那の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月の0.65倍を0.03ポイント上回りました。
企業の新規求人数は1,116人で、前の年の同じ月を10.8%上回っています。
新規求職者数は943人で、前の年の同じ月と比べ、14%上回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。 -
高校新卒者 就職内定率69.3%
来年3月卒業の高校新卒者の10月末現在の就職内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回っています。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月末現在の就職内定者数は255人で、前の年の同じ時期より3人少なくなっています。
内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回りました。
一方、求人数は330人で前の年の同じ時期より60人増加しています。
求人倍率は0.9倍で前の年の同じ時期を0.11ポイント上回りました。
ハローワーク伊那では、「企業が採用に慎重になっていることから内定結果がでるのが遅れている。今後もきめ細やかな対応をとっていきたい」としています。 -
全国高校ラグビー出場報告
12月27日に開幕する全国高校ラグビー大会に出場する箕輪町出身の選手2人が26日平澤豊満箕輪町長に出場の挨拶をしました。
全国高校ラグビー大会に出場するのは岡谷工業高校2年の井澤治樹君と丸山大輝君です。
2人は中学時代、野球部に所属していて、高校からラグビーを始めたということです。
岡谷工業は飯田高校を15対14で破り2年ぶりの花園出場を決めました。
平澤町長は「町民も応援している。ぜひ頑張ってきてください」と話していました。
組み合わせ12月1日に決まることになっています。 -
書道香瓔会信州地区展
かな書道の全国的な組織、香瓔会の信州地区展が11月30日から伊那文化会館で始まりました。
兵庫県に本部を置く香瓔会の県内の会員は、300人で、今回は、そのうちのベテラン70人ほどが100点を飾っています。
会場には、かな作品を中心に調和体と言われる読むことができる書が並んでいて、主に短歌や和歌、俳句が題材になっています。
たて2メートル40センチ、横3メートル60センチの屏風に手すき和紙の色紙をはったこの作品は、60人の合作です。
会場には、香瓔会同人で伊那の支部長をつとめる池上信子さんの80歳の傘寿を祝う記念コーナーも設けられています。
漢字やかなに取り組み、大きな作品から小さな作品へと変化し、調和体により井月作品に取り組む現在までの池上さんのここ20年間の代表作が並びます。
映画「ほかいびと」で詠まれた句をすべて書きました。
池上さんは、「過去のものを後世に伝えるために読むことができる書に書き換えたものもある。
書道を通じて地域社会に還元し貢献していきたい。」と話しています。
県内では、4回目となる香瓔会信州地区の展示会は、12月2日までで、2日最終日には、香瓔会会長の榎倉香邨さんの講演会が午後1時半から予定されています -
やまびこリーグ閉会式
40歳以上のソフトボールリーグ・やまびこリーグの今シーズンの閉会式が24日伊那市内で行われました。
今シーズンやまびこリーグは、7チーム総当りのリーグ戦と秋にはケーブルテレビ杯をかけた秋季トーナメントを行ないました。
この日は、リーグ戦で優勝した錦西峰クラブと2位の城南クラブ、3位の三峰球友に賞状などが贈られました。
秋季トーナメントは、5連覇した城南クラブなど4チームに賞状が手渡されました。
やまびこソフトボール連盟の伊藤易明会長は、「好きなソフトボールをみんなで楽しめるよう来シーズンも協力をお願いしたい」と各チームによびかけていました。 -
東西春近公民館が合同でしめ縄づくり講座
伊那市の東春近と西春近の公民館合同のしめ縄づくり講習会が28日東春近の春近郷ふれあい館で開かれました。
28日は東春近公民館の男性対象の講座「チャレンジ!おっとこ塾」と西春近公民館の男性対象の講座「父居屋の会」のメンバーなど15人が集まり、しめ縄を作りました。
おっとこ塾と父居屋の会は交流を深めようと合同講習会を開いています。
10月には西春近公民館で燻製器づくりが行われ、今回は2回目です。
講習会では、おっとこ塾のメンバーなど東春近の住民が中心となり、作り方を教えあっていました。
西春近のある参加者は、「交流しながら作ると知らないことを聞くことができ、勉強になってよかった」と話していました。