-
伊那まつりを前に大行燈設置
伊那まつりをPRする大行燈が伊那市役所正面玄関前に設置されました。
大行燈は8月4日と5日に開かれる伊那まつりの雰囲気を盛り上げようと設置されたものです。
この大行燈は4日の市民おどりの際、踊り区間の南北の両端となる春日公園下の交差点とJR伊那北駅交差点に設置されます。 -
伊那北高校関東同窓会
旧制伊那中と伊那北高校の関東在住者で組織する伊那北高校関東同窓会の総会が21日に東京都で開かれ、前NHKエグゼクティブプロデューサーの西村さんと映画監督の北村皆雄さんらが講演しました。
伊那北高校関東同窓会は、会員3,300人。
この日は、240人が出席しました。
昭和32年卒業で、昭和30年、31年の甲子園連続出場を身を持って体験した関東同窓会の東條和彦会長は、16年ぶりにベスト8入りした野球部の活躍を喜んでいました。
講演会では、第21回卒でNHK大河ドラマ「坂の上の雲」を手がけた前NHKエグゼクティブプロデューサー西村与志木さんが、当時不可能と言われていた司馬遼太郎さんの小説「坂の上の雲」の映像化に至る苦難の道のりを話しました。
第13回卒で映画「ほかいびと」の北村皆雄監督は、映画を通じての自身の思いを話しました。
会場では、上伊那地域の物産販売が行われたほか、保科正之の大河ドラマ化に向けた署名活動も行われました。
第26回卒の白鳥孝伊那市長も来賓としてかけつけ、たかずやの里の移転改築計画を説明し、寄付の協力をよびかけていました。 -
新しいごみ中間処理施設の基本計画 最終報告書を白鳥連合長に報告
新しいごみ中間処理施設の基本的構想について検討している廃棄物政策審議会の下部組織、施設整備検討専門委員会は、最終報告書をまとめ、上伊那広域連合の白鳥孝連合長に23日、報告しました。
23日は、施設整備検討専門委員会の北澤秋司委員長らが伊那市役所を訪れ、白鳥連合長に最終報告書を手渡しました。
施設の建設候補地は富県の天伯水源付近で、委員会がまとめた最終報告によると、処理能力は1日当たり134トンとしています。
処理方式は環境面や安全性などから、コークスの燃焼熱でごみをガス化するものと、熱した砂でごみをガス化させるものの2つの方式で検討を進めるとしています。
上伊那広域連合では、8月の正副連合長会で決定後、今回の報告に基づく施設が建設されたことを想定した環境評価を予測、評価していく考えです。
環境アセスメントは、10月ごろ結果がまとまるということです。 -
南箕輪村南部保の園児 ブルーベリー狩りを楽しむ
南箕輪村南部保育園の園児は23日、ブルーベリー狩りを楽しみました。
23日は、年長園児34人が伊那市西箕輪地籍にある藤澤忠雄さんの農園を訪れ、ブルーベリー狩りをしました。
村営農センターが園児に地元の食材を食べてもらいたいと、今回初めて企画しました。
広さ10アールほどの農園には、紫に色づいたブルーベリーが実っていて、園児らは甘そうな実を選んでいました。
藤澤さんは「喜んでくれたので作った甲斐がある」と話していました。
南部保育園の有賀春美園長は「自分で取ってその場で食べられるというとても貴重な体験になったと思う」と話していました。
子ども達は、ブルーベリーの味が気に入った様子で、多い子で50個以上食べたということです。 -
小さな芽コンサート
上伊那地域の小学生から高校生が演奏を発表する「小さな芽コンサート」が21日、伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートは、地元の若い音楽家を育てようと、NPO法人クラシックワールドが開いているもので、今年で7回目です。
21日は、小学生から高校生までのあわせて15人がステージにあがり、フルートやバイオリンなどの演奏を披露しました。
クラシックワールドでは、「1人でも多くの子にそれぞれの分野で上を目指してかんばってもらいたい」と話していました。
会場には、出演者の家族や知人などが訪れ、小さな音楽家が奏でる演奏に耳を傾けていました。 -
新井区少年少女消防クラブ夏季訓練
伊那市荒井の子供たちでつくる荒井区少年少女消防クラブは22日、内の萱スポーツ公園で今日、夏期訓練を行いました。
22日は、消防クラブの小学生などおよそ40人が集まり、伊那消防署の署員から指導を受け、消火器や小型ポンプを使った訓練を行いました。
このうち小型ポンプの訓練では消防服を着た子供たちが2人1組でホースの先を持ち放水しました。
消防クラブは子供たちに防火意識を高めてもらおうと昭和53年に結成されました。
現在クラブ員は32人で夏期訓練の他、出初式にも参加しています。 -
平成23年度ごみ排出量まとめ
上伊那広域連合は平成23年度の、ごみの排出量をまとめました。
1人1日当たりの家庭系、燃やせるごみの排出量は308グラムで5年ぶりに増加しています。
これは23日、伊那市のいなっせで上伊那広域連合廃棄物政策審議会で報告されたものです。
家庭系の燃やせるごみ1人1日当たりの排出量は、ごみ処理有料化となる前の平成14年度は445グラムでした。
平成18年度には323グラムとなり以降減少が続いていましたが、平成23年度は前の年度の304グラムと比べ4グラムの増となりました。
ごみ減量化に取り組んでいる広域連合ではこの結果について、人口は減少しているが、世帯数が増加したことにより増えるごみや高齢世帯の増加とともに、在宅介護にともなうごみが増えたことが原因と分析しています。
広域連合では今後の廃棄物行政や人口の変化などから、目標年度ヲ平成35年度とする、ごみ量の将来予測など一般廃棄物ごみ処理基本計画の見直しを来年度
行う予定です。 -
水源確保で意見交換
伊那市環境審議会が23日、伊那市役所で開かれ水源を確保するため井戸の設置について許可申請の内容見直しが必要だとする意見が出されました。
伊那市では環境の保全などに関して調査、審議を行う機関として委員11人で構成する環境審議会を設置しています。
この日は今年度の初会合が開かれ、会長には桜守で長野県地球温暖化防止活動推進員の稲辺謙次郎さんが選ばれました。
審議会では地下水を採取したい場合はどのような手続きが必要になるかなどの問い合わせが電話であったことが報告されました。
伊那市は上伊那で唯一、地下水を採取する際、許可を得ることが必要となる条例を制定していて
申請があった場合は、市環境審議会の意見を聞くことが定められています。
委員からは「許可申請書の内容だけでは分らない部分もある、申請の内容の見直しが必要ではないか」という意見が出されていました。
市では「現状の条例では規制出来るものが少ない。上伊那の水資源を保全するための連絡会議の動向をみながら慎重に対応したい。」としています。 -
夏休み子ども定期券 窓口販売開始
市街地循環バスなど伊那市内すべてのバス路線に何度でも乗ることができる夏休み子ども定期券の窓口での販売が始まっています。
定期券は、小学生が500円、中学生は1,000円で、利用できる期間は、7月22日から8月26日までです。
夏休み子ども定期券の販売は、去年に続いて2回目で、公共交通機関の利用促進を図ろうというものです。
利用できるのは、市内を走る循環バスなど11の路線です。
小中学校を通じての販売は、すでに締め切っていて、去年とほぼ同数の150枚が売れました。
窓口での販売は、7月20日から8月26日までで、市役所や各支所、伊那バスターミナルなどで購入することができます。
伊那市地域公共交通協議会では、「プールや図書館などへの足として公共交通機関を活用してもらい子どもたちに有意義な夏休みを過ごしてもらいたい」と話しています。 -
プロ棋士による囲碁指導
日本棋院上伊那支部は、プロ棋士による囲碁教室を今日伊那市の伊那図書館で開きました。
東京都在住で日本棋院のプロ棋士宮崎龍太郎6段が教室に訪れた10人ほどを指導しました。
日本棋院上伊那支部では、年に一度プロの棋士を招いて初心者向けの教室を開いています。
宮崎6段は、初心者向けの「スソカガリ」という打ち方を指導しました。
ある参加者は、「プロの人の指導を受けるのは初めてで緊張した。終わってから解説をしてもらい、貴重な経験になった」と話していました。
日本棋院上伊那支部は、「子供や女性にも伝統の文化である囲碁に親しんでほしい」と話していました。 -
西町の親子がマスつかみ楽しむ
伊那市西町の親子が22日、三峰川の榛原河川公園の河原でマスつかみを楽しみました。
これは西町区青少年育成会が毎年この時期に開いている恒例の行事で、22日は親子270人が参加しました。
マスつかみ大会は自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと開かれています。
河川の一部をせき止め、体長およそ20センチのマス360匹が放流されました。
子ども達は、石の下などを手探りし、マスを追いかけていました。
捕まえたマスは、塩焼きにして味わっていました。 -
ノルディックウォーキング教室
両手に専用のストックを持ちながら歩くノルディックウォーキング教室が22日、伊那市のますみヶ丘平地林にあるクロスカントリーコースで初めて開かれました。
教室は、市民の健康づくり増進につなげていこうと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたものです。
市内からおよそ100人が参加し、日本ノルディックウォーキング協会公認のマスタートレーナー梶浦丈嗣さんから指導を受けました。
ノルディックウォーキングは、フィンランドのクロスカントリースキーチームが夏場のトレーニングとして始めたスポーツです。
2本のストックを持って歩くことで腰や膝への負担を軽減するとともに、普通に歩くよりもエネルギー消費が20%程度上がるということです。
参加者たちは、クロスカントリーコース内1.5キロを2周し、会話を楽しみながら汗を流していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは秋から市民の健康づくりの場としてノルディックウォーキングの教室を定期的に行っていきたいとしています。 -
森林とダムに親しむイベント開催
伊那市長谷の美和ダムで、森林やダムの重要性について理解を深めてもらうイベントが、22日、開かれました。
イベントは、伊那市長谷の美和ダムを管理する国の機関、天竜川ダム統合管理事務所などが、森と湖に親しむ旬間に合わせ、美和湖で湖上巡視船体験などを開きました。
巡視船に乗り込んだ、親子らは、普段見る事が出来ない、湖からの眺めを楽しんでいました。
美和湖では、この他に、水上スキーなどを楽しむ人たちも訪れ、自然の中で夏の休日を楽しんでいました。
今日は、二十四節季の一つ、大暑で、一年のうちで最も暑さが厳しくなる頃とされていますが、伊那地域の日中の最高気温は、26.1度と、過ごしやすい一日となりました。 -
信州あそびの杜学園が秘密基地づくり
様々な体験を通して学びの場を提供する活動を行っている「信州あそびの杜学園」は16日、箕輪町富田の里山で秘密基地づくりをしました。
秘密基地づくりは、遊びを通して仲間の輪を広げようと、行われたもので、県内外から、およそ20人が集まりました。
箕輪町富田の男性が自宅裏山に建てた小屋を借り、この日は参加者が掃除をしました。
企画した信州あそびの杜学園は、不登校の子どもの支援などを行っている駒村みどりさんが今年4月に設立したものです。
駒村さんは、学習支援教員として伊那市の小学校で指導にあたるかたわら、学校以外での学びの場をつくりたいと考え活動しています。
信州あそびの杜学園では、この場所を拠点に自然体験活動を続け仲間の輪を広げていきたいとしています。 -
芝平山絵図の虫干し行事
300年以上守り継がれている、山の境界線を記した芝平山絵図の虫干し行事が15日、伊那市高遠町の四日市場公民館で行われました。
芝平山絵図は伊那市有形文化財に指定されていて、今から304年前の1708年宝永5年に作られたとされています。
絵図に記された境界は、高遠領の6か村と諏訪領の12か村による芝平山の所有権争いを治めるため、江戸幕府評定所が決めたもので絵図は高遠領と諏訪領の双方に渡されたということです。
この日は、年1回行われるその絵図の虫干し行事が行われました。
この行事は伊那市無形民俗文化財に指定されていて、当時の高遠の6か村、御堂垣外、芝平、荒町北原、栗田、四日市場の区長や総代などおよそ20人が参加しました。
虫干し行事はこの旧6か村が毎年持ち回りで行っていて、今年は四日市場が担当しました。
絵図の裏には境界を決めた当時の役人の名前のほか、互いに領地を荒らさないようにとの注意書きが記されています。
絵図は来年の7月15日まで箱に入れ、関係者が大切に保管するということです。 -
「気」で熟成!?分杭峠貯蔵品を試飲・試食
伊那市長谷の分杭峠はゼロ磁場として知られています。
ゼロ磁場から発せられる「気」を活用して食材をより美味しくしてみようという取り組みが始まっています。
この日は長谷の気の里ヘルスセンターで、ゼロ磁場で熟成させたワインや米などの試食会が開かれました。
これは、地元住民などでつくる気場活用研究会が開いたもので、8人が参加しました。
研究会の会員から気場を活用した発酵食品の開発をしてはどうかとの声があがり、発酵や醸造に詳しい東京農業大学名誉教授の小泉武夫さんに相談したところ「熟成効果の実験をしてみたらどうか」とアドバイスをもらいました。
会では、去年10月にワインや米、味噌などを、5度縲・4度で保たれるようゼロ磁場の地下に埋めました。
比較調査を行うために、東京都の2地点、伊那市内の2地点にもワインセラーを置き、同じ温度で保存しました。
試食会ではゼロ磁場、伊那、東京の3種類がどれかわからないよう伏せて飲み比べ、食べ比べが行われました。
参加者はワインを手に取りゆっくりと飲み比べていました。
ある参加者は「飲んだ3種類の中で味の違いを感じるということは、多少なりとも変化があるということだと思う」と話していました。
研究会顧問の宮本高行さんは「世界では日本食の中でも発酵食品が評価されている。気を浴びてさらに熟成された発酵食品が開発できれば、世界からも誘客することができる」と期待を寄せています。
今回の試食会では、参加者から食べ比べた感想を集めました。
会では、試食会を今後の取組に活かしていきたいとしています。 -
三峰川周辺で河岸段丘観察会
三峰川みらい会議は、三峰川沿いの河岸段丘について学ぶ観察会を21日に開きました。
この日は8人が参加して、三峰川みらい会議の織井秀夫代表から説明を受けました。
これは、三峰川みらい会議が毎年開催している三峰川フォーラムに合わせて開かれました。
この日は、三峰川左岸の伊那市東春近、富県などを観察しました。
河岸段丘の段差部分には木々が茂り、ベルトのように連なっています。
織井代表は「がけ崩れや川の氾濫による浸食を防ぐために植えられたものが多い。このグリーンベルトが河岸段丘の特徴でもあるが、手入れされていない部分も多い」と説明していました。
景観に関する仕事をしているある男性は「近くで見ると木々が鬱蒼としていて手入れの必要性を感じる。景観保全の難しさを改めて感じた」と話していました。
織井代表は「伊那市の特徴でもある、河岸段丘のある景観を残していくためにどうすれば良いのか、考えるきっかけになれば」と話していました。 -
大槻博一さん わら細工の世界
箕輪町の大槻博一さんによる、わら細工の世界展が21日から箕輪町文化センターで始まりました。
会場にはわらで作った民芸品や日用品およそ80点が展示されています。
この展示会は、地域の文化活動を支援しているNPO法人みのわ芸術文化協会が開いたものです。
大槻さんは、14年前に箕輪町の古田人形保存会の依頼で人形のわらじを作ったのがきっかけで、本格的にわら細工を始めました。
1998年の長野オリンピックの際には、日本を訪れたペルーの子供たちに両国の国旗をつけた雪靴のわら細工をプレゼントしたということです。
干支の作品は11年前から作っていて、その年の年男や年女に贈っているということです。
大槻博一 わら細工の世界展は、29日(日)まで、箕輪町文化センターで開かれています。 -
上の林遺跡 出土品を展示
箕輪町の箕輪進修高校周辺にある上の林遺跡の出土品を展示する企画展が、21日から箕輪町郷土博物館で始まりました。
会場には縄文時代の土器などを中心におよそ90点が展示されています。
箕輪町教育委員会は、箕輪進修高校の校舎増築にあたり、平成19年度に上の林遺跡の調査を行いました。
企画展ではその時出土したものを展示しています。
この土器は、有孔鍔付土器と呼ばれ、縁の部分に小さな穴があり、外側に張り出した鍔がついているのが特徴です。
筒形で上げ底になっており、文様も珍しいものだということで、県内の巡回展に出品されました。
今回の展示では、発掘調査にも興味を持ってもらおうと、出土品を詳しくスケッチした実測図や、発掘の流れを紹介するDVDも見ることができます。
町郷土博物館では、「身近にたくさんのものが出土する遺跡があることを知ってもらいたい」と話しています。
上の林遺跡の企画展は8月19日(日)まで開かれています。 -
ブラジルの祭り フェスタ・ジュニーナ
ブラジルの祭り、フェスタ・ジュニーナが15日、伊那市の榛原河川公園で開かれました。
フェスタ・ジュニーナは箕輪町のブラジル人学校、長野日伯学園が開いたものです。
会場には屋台が並んだほか、踊りなどの発表も行われました。
発表ではブラジルのダンスのような格闘技カポエラが披露されていました。
フェスタ・ジュニーナはこれまで上伊那にあった3つのブラジル人学校が合同で開いていました。
しかしそのうちの1校が閉鎖となり、別の1校が塩尻市のブラジル人学校と合併したため上伊那に唯一残った長野日伯学園が単独で開催しました。
学校でカポエラを指導するリマ・ウィルソンさんは、「規模は小さくなったが、みんながまとまって祭りを開くことができた。日本で暮らす子どもたちにブラジルの文化や伝統に触れる機会として続けていきたい。」と話していました。 -
ひとあし早く 伊那東小夏休み
上伊那のトップをきって、伊那市の伊那東小学校で1学期の終業式が20日に行われました。
伊那東小の夏休みは、21日から8月20日までの31日間です。
1年萩組の教室では、通知表が児童たちに手渡されていました。
担任の安藤久美子教諭は、通知表は、「1学期の自分の成績を表したものです。△がある人は、2学期には○に、○の人は、◎を目指すようにしましょう。人と比べることなく、自分の目標の一つにしましょう。」と児童によびかけていました。
子どもたちは、初めての通知表を受け取ると早速開いて見ていました。
体育館では、全校児童645人が参加して1学期の終業式が行われました。
式では、2年生が3クラス合同で1学期に学んだ教材を基にして音楽劇を披露しました。
5年生は、3人が代表して1学期の思い出や2学期の目標について抱負を発表しました。
3人はそれぞれ、勉強をがんばりたい、運動会の組体操をがんばりたい、大きな声であいさつしたいなどと2学期の目標を読み上げていました。
北原宏校長は、「事故や病気に気をつけて、夏だから見えること、聞こえること、感じられることをたくさん探してください。夏休み明けに元気にあいましょう」と話しました。
伊那東小学校は、上伊那の小中学校のトップを切って、21日から8月20日まで、31日間の夏休みに突入しました。
上伊那地域の小中学校の終業式は、来週火曜から金曜にかけて行われる予定です。 -
藤沢川に転落 男性死亡
20日の午後1時頃、伊那市高遠町の藤沢川に80代の男性が転落しているのが見つかりました。
男性は、市内の病院に搬送されましたが午後2時34分、死亡が確認されました。
死亡したのは伊那市高遠町藤沢の守屋学郎さん83歳です。
午前中に釣りに出かけたまま守屋さんが昼になっても戻ってこなかったため家族が近所を探していたところ川に転落しているのを発見しました。
男性は、市内の病院に運ばれましたが午後2時34分、死亡が確認されました。
事故の原因などについては、^現在伊那警察署で調べを進めています。 -
伊那地域 夕方にかけ1時間に58ミリの大雨
伊那市西箕輪などで20日、午後4時から午後5時までの1時間に58ミリの非常に激しい雨が降り、床下浸水する被害が発生しました。
伊那市の発表によりますと、午後5時30分現在、床下浸水が発生したのは、伊那市西箕輪と狐島です。
西箕輪では、この日午後4時から1時間に58ミリの非常に激しい雨が降りました。
長野地方気象台では「県内は大気の状態が不安定である為、20日夜遅くまで非常に激しい雨が降る恐れがある。河川の増水や土砂災害などに注意してほしい」と呼び掛けています。 -
たかずやの里建設予定地 市が買い取り貸し出しへ
移転改築による整備計画が進められている伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」について、伊那市は、建設予定地を所有している伊那市土地開発公社から土地を買い取り、施設を運営するたかずや福祉会に貸し出す考えを20日、示しました。
20日は、伊那市議会全員協議会が市役所で開かれ、予定地を伊那市が土地開発公社から買い取り、たかずや福祉会に貸し出す考えが示され、了承されました。
施設整備にかかる費用について、国や県の交付金をあてることになっていますが、土地取得には交付金が利用できません。
このため、土地の取得については地元の伊那市が負担してほしいという要望が、上伊那8市町村の正副連合長会であがっていました。
建設予定地となっているのは、伊那市東春近の東原工業団地内のおよそ6,000平方メートルで、市では土地購入費用はおよそ9,000万円とみています。 -
新消防署庁舎建設の基本計画 まとめる
新しい消防署の庁舎建設について伊那消防署は、基本計画をまとめました。
今後は、用地交渉や地元での説明などを行い、平成27年度中の供用開始を目指します。
20日は、伊那市と南箕輪村で議会全員協議会が開かれ、伊那消防署の武井修署長が基本計画の内容について説明しました。
基本計画は、去年6月から候補地や施設規模について検討してきた伊那消防署庁舎建設検討委員会の答申をふまえつくられました。
新庁舎の場所は、富士塚グラウンド北側で、敷地面積はおよそ8,000平方メートル、事業費はおよそ18億5千万円としています。
20日に開かれた伊那市と南箕輪村の議会全員協議会で了解が得られ、今後は用地交渉や地元での説明を行い、平成27年度中の供用開始を目指します。 -
崩落の市道黒河内線 復旧工事へ
7月2日早朝に路肩が42メートルにわたって崩落した伊那市長谷の市道黒河内線の復旧工事が行われることになりました。
20日に開かれた臨時市議会で、復旧工事費用3,050万円を追加する一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
市道黒河内線は、戸台集落と国道152号を結ぶ生活路線です。
7月2日早朝に、路肩が延長42メートルにわたり崩落したため、早急な復旧工事が必要とされていました。
伊那市では、9月に工事に着手し、年内の復旧を目指したい考えです。 -
高遠城址公園観光協議会 公園整備目的に寄付
伊那市高遠町の飲食店などでつくる高遠城址公園観光協議会は、城址公園の整備などを目的に10万円と縁台10脚を19日、伊那市に寄付しました。
19日は、高遠城址公園観光協議会の植田康雄会長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
協議会では、公園内のごみ拾いや草刈りなどの他、観桜期のぼんぼりの取り付けなどを行っています。
現在会員は、飲食店や旅館など92軒で、今回は会員から集めた会費のうち、諸経費を除いた分で縁台10脚と寄付金10万円を用意しました。
植田会長は、「公園の整備のために使って下さい」と話していました。
寄付金は、伊那市のさくら基金に積み立てられるということです。 -
木下知美さん 植物題材にペン画作品展
飯田市在住の木下知美さんによる、ボールペンで植物を描いたペン画の作品展が、伊那市御園の雨ことばカフェで開かれています。
カフェ2階のギャラリーには、植物を題材にした作品7点が展示されています。
木下さんは、現在22歳。
東京の女子美術大学短期大学部を卒業後、飯田市に戻り、働きながら制作を続けています。
伊那市で個展を開くのは初めてで、植物をテーマした作品を展示しています。
ペン画は、木や厚紙、キャンバスにボールペンで絵を描くもので、筆圧を変えて太い線や細い線を表現しています。
木下知美さの個展は、伊那市御園の雨ことばカフェで、7月22日(日)まで開かれています。 -
小学生がものづくりの楽しさ体感
小学生を対象にした子ども科学教室が14日、伊那市西箕輪の伊那技術形成センターで開かれました。
この日は辰野町から伊那市の小学生24人が参加しました。
教室は、子ども達にものづくりの楽しさを知ってもらおうと年に2回開かれています。
上伊那地域の企業10社から25人の技術者が参加し、子ども達の指導にあたりました。
子ども達が挑戦したのは、遠隔操作で動かす戦車の模型で、カッターやヤスリの正しい使い方を教わりながら作っていました。
参加した小学生は「難しかったけど詳しく教えてもらいながらやったので楽しく作ることができた」と話していました。
指導にあたった技術者は「ものを作ることの楽しさを少しでも知ってもらえたらうれしい」と話していました。
完成すると、子ども達は早速模型を動かして楽しんでいました -
県元気づくり支援金 第2次分内定
長野県の地域発元気づくり支援金の今年度の第2次分が19日内定しました。
第2次分に内定した件数は、31件、支援額は、合計で2580万円余りです。
県全域で重点的に推進する自然エネルギーの普及拡大の区分では、4件、350万円、美しい景観の形成の区分では、3件、110万円などとなっています。
このほか、農業の振興と農山村づくりの区分では、高遠藩主内藤氏由来の内藤とうがらしを栽培し、産業振興などを目指す内藤とうがらしプロジェクトに224万円の支援が内定しています。
なお19日は、平成23年度の支援金事業の優良事例が発表され、上伊那地域では、伊那市の中尾歌舞伎保存会や井上井月顕彰会など3団体が選ばれました。