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高校野球選手権長野・学校紹介(6)伊那北
タイプの異なる投手陣を中心とした、基本に忠実な守備が特長のチーム。夏に向け、実践的な守備練習を多く取り入れ完成度を高めてきた。久保村監督は「堅実なだけに、ほころびが出るのだけは避けたい。派手なプレーはいらない。堅実さを最後まで徹底したい」とチームを引き締める。
投手の軸は、直球と変化球のコンビネーションの均衡が取れた主戦近藤、制球力を生かした組み立てが魅力の丸山の2人。抑えには最速135キロの直球を持つ宮原が控える。「守備は内野手がチームの生命線」と監督。前年度から正選手として三遊間を守る郷頭、上沼が中心となり堅実な守備をつくる。
春以降、粘り強さが出てきた打線は出塁率の高い上沼、郷頭を1、2番に、近藤、緑川、小林礼を中軸に配置。打撃センスのある近藤を軸とした打線は、長打力のある緑川の打順を上げることで、つながりのある打線へと変化した。
初戦は松本県ヶ丘と対戦(7日午前9時・諏訪湖スタジアム)。勝ち上がると2回戦で岩村田と戦う。久保村監督は「あまり意識したくないが重要なのは初戦。同じタイプの学校なので、うまく力を出して良い結果につなげたい」と話している。
畑一樹主将
元気の良さで相手チームを圧倒したい。守備から崩れないようにし、攻撃につなげられれば。初戦は気持ちの面で負けないよう集中し、力を出し切りたい。 -
県小学生陸上 男子ボール投げの富永・全国へ
第25回県小学生陸上競技大会(長野陸上競技協会主催)が29日、松本平広域公園陸上競技場で開かれ、上伊那勢は、男子ボール投げの富永凌平(中川東)が63メートル48で優勝し、全国大会の出場権を獲得した。男子400メートルリレーの南箕輪AA(宮原浩二郎、唐木洋輔、池田翔太、村上晴彦)、女子同種目の南箕輪AA(伊藤奈美、駒瀬史織、竹松秋美、松山理恵)はいずれも4位で東海大会へ出場する。
大会は県内各地区・支部の予選を勝ち上がった約1500人が出場し、雨の中、全19種目で競技。男女千メートルとオープン100メートル、混合リレーを除く各種目1位は全国大会(8月29縲・0日、東京・国立競技場)へ。400メートルリレーの男女2縲・位と混合リレーの1縲・位は東海大会(8月31日、静岡・草薙総合運動場陸上競技場)へ出場する。
男子ボール投げ・富永凌平(中川東6)
○…県内各地区の予選を勝ち上がった代表61人の頂点を制した。記録は63メートル48と、練習でマークした67メートルには及ばなかったが目標としていた全国の切符を手に出来て笑顔。全国大会では、持てる力を十二分に出し切ることを誓った。
地元スポーツ少年団軟式野球チーム「中川ベアーズ」の投手を務める富永。ボール投げは昨年から挑戦しており、県大会出場は今回が初めてとなった。小学校最後の大会に込める思いは強く、全国大会出場を目指し、本年は5月中旬から朝練習に励んできた。
練習の記録は昨年の公式記録と比べ10メートルほど伸びている。「もっと良い記録を狙っていたのに」と県大会の記録に不満げの富永。全国大会に向けては「今後、腕の筋力を鍛えていき、全国では70メートルの記録を狙いたい」と意気込んでいた。 -
南信中学校総体各種結果
【バスケットボール】(28縲・9日・南箕輪村民体育館ほか)
◇男子 (1)赤穂
◇女子 (1)箕輪(2)春富(3)伊那東部(4)赤穂
※男女各上位4校は県大会(7月19縲・0日・茅野市総合体育館ほか)に出場
【バレーボール】(28縲・9日・飯田市緑ヶ丘中体育館ほか)
◇男子 (1)中川(2)箕輪(3)辰野
◇女子 (1)辰野
※男女上位4校は県大会(7月19縲・0日・長野市真島総合スポーツアリーナ)に出場
【ソフトテニス】(28日・伊那市営センターテニスコート)=男子団体、女子個人のみ
◇男子 ▼団体(1)竜峡(2)伊那東部(4)長谷
◇女子 ▼個人(1)倉田玲美・永井愛華(南箕輪)(6)杉山瑞希・佐藤千晴(箕輪)(7)城鳥友里・増田侑子(伊那)(8)城倉未来・土戸みるき(箕輪)(9)西村綾音・山口藍(伊那東部)(10)若林美徳・白沢りか(伊那東部)(12)黒河内奈恵・川瀬菜生(長谷)
※男女各団体上位4校と個人上位16ペアは県大会(7月19縲・0日・東御中央公園テニスコート)に出場
【卓球】(28日・岡谷市民総合体育館)
◇男子 ▼個人(1)下平晋也(南箕輪)(3)諏訪宝(辰野)(5)平石聖亜(南箕輪)太田誠(南箕輪)(9)三沢拓也(伊那東部)宮下聖紘(南箕輪)上原良太(伊那東部)▼団体(1)南箕輪(2)伊那東部
◇女子 ▼個人(1)古瀬絵美子(高森)(5)堀田透子(箕輪)下平咲(春富)▼団体(1)高森(3)伊那東部
※男女各個人上位12人、団体上位4校は県大会(7月19縲・0日・南長野運動公園体育館)に出場
【バドミントン】(28日・諏訪市清水町体育館)
◇男子 ▼団体(1)松川(3)赤穂▼個人シングルス(1)高田京佑(茅野東部)(3)山岸哲(赤穂)
◇女子 ▼団体(1)赤穂(3)伊那▼個人ダブルス(1)吉沢奈津子・山本さくら(赤穂)(3)小木曽梓・嶽沢直美(赤穂)
※男女団体上位3校、個人ダブルス上位4ペア、同シングルス上位4人は県大会(7月20縲・1日・松本平広域公園体育館)に出場
【柔道】(29日・辰野中柔道場)
◇男子 ▼個人50キロ級(1)真島悠佑(中川)(2)小沢達也(辰野)▼同55キロ級(1)北島龍(飯田東)(2)今溝翔登(辰野)(4)住井洋太(赤穂)▼同60キロ級(1)山田哲也(阿智)(2)山岸翼(辰野)(4)小口高義(辰野)▼同73キロ級(1)橋爪拓哉(旭ヶ丘)(3)西川稜(辰野)▼同90キロ級(1)泉崎聖徳(松川)(3)横山利輝(赤穂)▼団体(1)松川(2)辰野
◇女子 ▼個人44キロ級(1)深沢美悠(辰野)(2)三村希帆子(辰野)(4)茅野紗苗(飯島)▼同52キロ級(1)熊谷日加里(岡谷西部)(2)有賀詩織(辰野)(3)樋口亜紀(辰野)▼同57キロ級(1)宮沢久未(松川)(2)原寿々子(伊那)(3)岩崎真由(辰野)▼団体(1)辰野(4勝)
※男女個人各階級上位4人、団体上位4校は県大会(7月19縲・0日・長野運動公園総合体育館)に出場
【ソフトボール】(28日・伊那市富士塚スポーツ公園グラウンド)
◇女子 (1)高瀬(2)伊那東部(4)伊那
※上位4校は県大会(7月19縲・0日・あずさ運動公園)に出場
【剣道】(28日・松川中体育館)
◇男子 ▼個人(1)堀江健太郎(岡谷北部)(3)宮沢圭太朗(赤穂)(6)石沢周(赤穂)▼団体(1)松川(3)伊那(4)春富
◇女子 ▼個人(1)沢上かれん(赤穂)(3)林くるみ(赤穂)柴田祐美子(伊那)(7)熊谷由紀乃(伊那)▼団体(1)松川(2)赤穂
※男女個人上位8人、団体上位4校は県大会(7月19縲・0日・上田市自然運動公園総合体育館)に出場
##(写真たてよこ)
女子バスケットボール(伊那中体育館)
##(写真たてよこ)
男子柔道団体戦(辰野中柔道場) -
【記者室】高校野球
全国大会の出場権を賭け、熱戦を繰り広げているアスリートたちの姿を見ていると、自分の中にわき上がってくる熱いものを実感する。夏を迎えるこの時期、私のスポーツ熱は一気に加熱するのだ▼プロ野球にはあまり興味がないのだが、この時期になると高校野球に燃えてしまっている。今年は北京五輪開催の影響で例年より1週間以上早い開幕となる長野大会。私の・ス野球熱・スはすでに沸騰寸前の状態になっている▼アスリートたちが目指しているのは頂点だ。そのため、並々ならぬ努力を日々重ね、心身を鍛えている。満足いく結果が生まれなくても、そこには隠されたドラマがあると思う。今年はいくつの感動を味わうことが出来るのか楽しみだ。
(布袋宏之) -
アユ釣り解禁
天竜川漁業協同組合管内の天竜川水系のアユの友釣りが28日、解禁になった。県内外から集まったおよそ300人の釣り人が、今季初のアユ釣りに挑戦した。
解禁区間は、天竜川の辰野町から中川村までの間と、高遠ダムより下流の三峰川。
南箕輪村の天龍橋上流で午前6時の解禁と同時に釣りを始めた東京都から来た小川雄吉さんは「36年間、解禁になると必ず来ている。川をいじってるからポイントが変わっていて、難しいね」と話していた。午前10時までに2匹釣れたとのこと。
天竜川漁協によると天竜川の水温は朝方が18度、正午近くが20度くらい。三峰川との合流点より下流は24日に高遠町の藤沢川支流「槻(つき)の木沢」に設けられた猪鹿沢(いろくさわ)第2砂防えん堤から泥水が流出した影響で濁っており、川に入る人も少なかったとのこと。横川川では30匹以上釣った人も3人確認できており、伊那市より上流の方が好調だったようだ。また市役所近くの本流で午前中だけで16匹釣った人などもいた。
三峰川水系の解禁は7月12日午前6時。投網解禁(天竜川、杉島えん堤より下流の三峰川、黒河内えん提より下流の黒川、小野川合流点より下流の横川川)は一次解禁8月17日午後6時(午後6時から午前4時の時間帯のみ投網可能)、二次解禁9月10日午前6時(終日投網可能)。友釣り以外のアユ釣り(コロガシ釣り、ひっかけ釣り、餌さ釣りなど)解禁は9月10日午前6時。
##写真(たてよこ) -
上伊那農高生が造園技能検定3級試験を受験
南箕輪村の上伊那農業高校中の原農場で28、29日、造園技能検定3級試験があった。同高緑地工学科緑地コース3年生18人らが受験し、竹垣などを設けた庭を造る作業試験や樹木鑑定などの実技試験で、日ごろの学習成果を披露した。
試験は厚生労働省が認定する国家検定。造園は3級から1級まであり、造園関係業者や造園を学ぶ専門高校生らが受験するという。同高での試験は2002年から7回目で、毎年、緑地工学科緑地コースの3年生が授業の一環で参加している。
作業試験は、標準時間2時間の中で縦1・5メートル、横2メートルの庭に竹垣や敷石の設置、サツキ、ヤブランの植栽をする内容。上農生たちは検定に向け、2年生の後半から竹垣などをロープで結ぶための独特の結び方を学ぶと3年生から実技の練習を始めてきた。授業には上伊那造園組合員の協力もあったという。
3級試験の県内会場は同高のほか、須坂園芸高、丸子修学館高であり、7月27日には松本合同庁舎で学科試験を行う。関係者によると、上農生の合格率は毎年高い水準を維持しているという。
造園技能検定3級の試験を受ける上伊那農業高校の受験生たち -
上伊那広域連合議会 新ごみ中間処理施設用地了承
上伊那広域連合議会全員協議会が27日開かれ、伊那市にゆだねていた新ごみ中間処理施設の用地選定について「伊那市富県の天伯水源付近が最適地と判断した」と報告を受け、了承した。
候補地と決め、連合長の小坂伊那市長は「できるだけ早く地元へお願いし、理解を得られるように市、広域連合ともども全力を尽くしたい」と述べた。
伊那市民代表者らでつくる新ごみ中間処理施設用地選定委員会が自然や生活環境など近隣住民への影響、防災面、建設コストなどから、天伯水源付近(桜井、北新にまたがる区域)を選定した理由や検討経過、地元合意を得たあとの建設スケジュールなどを説明し、了承を得た。
また、上伊那情報センターの児童手当支給システムの誤りによる過支給(駒ケ根市3人、過支給額23万円)の報告もあった。 -
高校野球選手権長野・学校紹介(3)上伊那農
自慢の攻撃力で今春、4季ぶりとなる北信越県大会に上伊那から唯一出場。南信予選から数え計6回の公式戦を経験したことでチームは成長した。県大会以降も選手たちは「上を目指すため真剣に苦しんできた」と守屋監督。課題の守備を克服し、夏の大会では甲子園出場を目指して戦う。
勝負強い打撃の小島が打線の軸となる。春の大会は1番に置いてきたが、2番の大槻、中軸の唐沢光、唐沢孟を含め夏は「チームにとって最も得点力の上がる打順を考えたい」と守屋監督。「いろんな選手が可能性も持っている。今年は本当に打撃がよいチーム」と自信を口にする。
チームの課題は投手陣を含めた守備力となる。練習はノック数を増やすなど、例年より力を入れて守備を強化。左腕で安定感のある主戦茅野、130キロ以上の速球を持つ藤森、キレのある変化球が魅力の柴竏窒フ3投手も大会に向け、試合中の集中力が上がってきた。
守屋監督は「緊張から失策が生まれることが多い。攻撃で気持ちよく打つことができれば、守備にも乗っていける。出来れば序盤で得点を重ね、投手が楽に投げれるような試合展開をつくりたい」と話す。
初戦は臼田竏猪リ曽青峰の勝者と対戦(9日午後2時・県営上田球場)する。
宮脇祐司主将
夏の大会に向けて意識が高まり、チームは良い状態。打撃もしっかりと練習してきたし、課題の守備も確実性を心掛けてきた。目標の甲子園出場に向け、まずは初戦を勝ちたい -
【なぜ進まない 伊那市の学校耐震化率】
文部科学省がまとめた全国公立小中学校の耐震化率(4月1日現在)で伊那市は31・4%と、全国平均の62・3%を大きく下回った。上伊那の市町村は悪い順に、辰野町35・7%、駒ケ根市64・0%、箕輪町73・3%、宮田村76・9%。飯島町、南箕輪村、中川村はいずれも100%だ。
伊那市は理由について、改築を集中して行った後の81年に耐震基準が強化されたため竏窒ニいうが、81年以前の建物にその後施した耐震補強の率は駒ケ根市の30・8%に対して伊那市はわずか6・7%。その差は歴然だ。
中国・四川大地震では校舎が倒壊し、たくさんの子どもたちが無残な死を遂げた。同じ悲劇を繰り返さないよう、若い命を守るための事業に最優先で取り組んでほしい。(白鳥文男) -
森林づくり推進支援金上伊那地域分事業が内定
長野県森林づくり県民税を活用して実施する「森林づくり推進支援金」の上伊那地域分事業が内定した。25日、上伊那地方事務所が発表した。
「森林づくり推進支援金」は、地域の課題に対応した森林整備の推進、間伐材の利用促進など市町村の取り組みを支援する。
事業は、森林整備の推進9事業497万3千円、間伐材利用の促進2事業129万5千円、県民参加による森林づくりの促進1事業307万6千円。合計12事業で934万4千円。
各事業と支援金額は次の通り。
◇伊那市▽市民の森ますみヶ丘平地林整備事業307万6千円◇駒ヶ根市▽民有林境界確定事業88万5千円▽森林整備事業46万2千円◇辰野町▽森林整備事業63万3千円▽作業路開設事業57万円◇箕輪町▽森林整備事業54万2千円▽作業路開設事業48万8千円◇飯島町▽森林整備事業60万円▽作業路開設事業10万円◇南箕輪村▽森林セラピー誘導看板設置事業70万2千円◇中川村▽里山整備モデル事業69万3千円◇宮田村▽間伐材利用促進事業59万3千円 -
上伊那地域観光戦略会議
地域特性を生かし上伊那地域の観光を再興するため、第1回上伊那地域観光戦略会議が26日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。上伊那地域の課題のうち、食の振興、他産業との連携に重点的に取り組むため今後、「『どんぶり街道』プロジェクト(仮称)と「食と健康の産業観光プロジェクト」(仮称)の2つの分科会を設置し、集中的に議論していくことを決めた。
上伊那地域観光戦略会議は、今年2月に県が策定した「観光立県長野」再興計画(08-12年)に基づき観光振興の取り組みを推進する。宿泊業、飲食業、運輸業や大学、商工業団体など24人で構成。
上伊那地域の観光は、中央アルプス、南アルプスなどの山岳や高遠の桜など「自然」の観光資源があり、観光地の利用者数、消費額ともにほぼ横ばいだが、宿泊利用者は約20%で「通過型の観光」という。
「観光立県長野」再興計画に盛り込んだ上伊那の観光振興の5つの施策のうち、まず食の振興として「どんぶり街道」(仮称)、他産業との連携で「食と健康の産業観光」(仮称)の各プロジェクトに取り組む。
事務局案では、「どんぶり街道」プロジェクトは、多数開発されているご当地の名物どんぶりを観光資源として定着させ誘客を図る方策、県内外への効果的なPR方法などを検討。食と健康の産業観光プロジェクトは、製造工場見学や敷地内一般開放で観光の拠点となっている食料品・飲料などの製造企業があることから、この活動を広げ、「健康・安全安心な食」をキーワードに産業観光ルートの開発などをし、企業と地域のイメージアップを図る。
今後、分科会設置に向け準備を進める。 -
高校野球選手権長野・学校紹介(2)辰野
3年生は6人と少なく、2年生中心の選手構成となった。このうち前回大会を知る選手は最上級生の2人のみでチームとしての若さはあるが、その分「怖いもの知らず」と秋山監督。チームの気質を生かした、勢いのある攻撃を武器にベスト8を目指して戦う。
打線の流れを作るのは出塁率の高い先頭打者の近藤(3年)。主砲は長打力と勝負強さを兼ね備えた柴主将(3年)で、2人は昨年の夏を経験している打撃の中心となる。秋山監督は「小技を使いながら、少しでも点につながる攻撃ができれば」と語る。
守備の要は二遊間コンビ。二塁手今井(2年)は捕球、送球ともにチーム1番の確実性があり、遊撃手近藤は粗さのあった昨秋と比べ送球技術が上達しているという。130キロの力強い直球を持つ主戦、柴主将は大会に向け調子を上げており、直球に加えスライダー、カーブのキレも出てきている。
秋山監督は「先制されても粘り強さのあるチームだが、はまれば強いとの思いがあるので、先に点を取り、常にリードしている展開が理想」と話している。
初戦は上田東と対戦(6日午前10時、県営飯田球場)。勝ち上がると2回戦で長野工と戦う。
柴研斗主将
チーム打撃は単打でつなげれるバッティングができるようになり状態はよい。少ないチャンスを得点につなげるため、選手全員が貪欲に進塁を狙っていきたい -
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会
08年度シカの林業被害増加上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会は25日、伊那市の県伊那合同庁舎で開き、07年度の野生鳥獣による農林業被害で、シカの林業被害額が8397万円に上り、06年度の3772万円を大幅に上回った被害状況を報告した。
林業被害はシカによる被害が突出。造林木の樹皮や新葉の食害などで、主な被害地域は伊那市長谷と箕輪町の天竜川より東側。上伊那地方事務所では被害増大の原因について、「はっきりは分からない」としているが、前年度初めて被害マップを作製したことにより被害調査の精度が上がった可能性も挙げた。
農業被害の総額は9984万円。イノシシ、シカは増加したが、クマが減少し、合計額は全年度を下回った。
協議会は本年度、新事業で防除対策の実証と効果の反復を目的に住民が希望する地域をモデル地区に設定しモデル地区育成に取り組む計画。昨年度に引き続き農業被害マップも作製する。 -
上伊那地方松くい虫防除対策協議会
県や関係市町村などでつくる上伊那地方松くい虫防除対策協議会は25日、伊那市の県伊那合同庁舎で開き、今年1月に箕輪町で松くい虫被害が確認されて以降、「エリアの北上はしていない」と報告した。ただし、5月末現在の被害量は、07年の同時期と比べ1・3倍に増えている状況も示した。
上伊那地区の07年度松くい虫被害状況は、被害量5250立方%A -
高校野球選手権長野・学校紹介(1)高遠
第90回全国高校野球選手権長野大会(県高野連など主催)は5日に開幕し、熱戦を繰り広げる。夏の甲子園出場を賭けた舞台に出場する上伊那8校を順次紹介していく。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
野球経験のある1年生15人が入部し、チームは活気付いている。「2・3年生7人の一生懸命さが1年生に伝わり、チームのまとまりが出てきた」と就任3年目の大槻監督。投攻守いずれも過去最高のチームに仕上がった。・ス全力疾走。全力発声・スの高遠野球で念願の初戦突破を目指す。
守備から攻撃のリズムをつくるため「しっかりと守れるチーム」へと変わり、失策数が減った。・ス声・スで引っ張る捕手宮下(2年)を中心に二塁手桜井、遊撃手中平真の1年生コンビと中堅手の島袋主将が守備の柱となる。
右上手投げの主戦伊藤(3年)は「制球力がよくなってきた」と大槻監督。打たせて取る投球で試合を組み立てる。左上手の小牧、右上手の都志(いずれも1年)にも期待する。打撃は多彩な小技を持つ島袋主将を先頭に、中軸には打率の高い宮下、長打力のある大野田(3年)らを配置する。
大槻監督は「しっかり練習してきたので自信はある。あとは、いかに試合で実力を出せるか、思いっきりやれるか。劣勢のときほど元気を出していってもらいたい」と話す。
初戦は塩尻志学館と対戦(6日午前9時・県営長野球場)。勝ち上がると2回戦で長野商と戦う。
島袋健太主将
チームが心掛けている・ス全力疾走。全力発声・スを1試合ごと出すことが高遠の野球。まずは夏の大会の1勝を監督さんにプレゼントしたい -
新ごみ中間処理施設の最終候補地、上伊那広域連合正副連合長会で了承
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設場所を検討してきた伊那市用地選定委員会(伊藤精晤委員長)が最終候補地を富県の天伯水源付近(桜井区・北新区)と報告したことを受け25日、上伊那広域連合の正副連合長会があり、了承した。
小坂樫男連合長(伊那市長)は、用地選定委員会から伊那市に報告があった内容を説明。これまで検討してきた経過や選定理由などを踏まえ「報告の通り、これを承知いただきたい」と同意を求め、了承された。
27日の広域連合議会でも了承を求める。7月からは地元区となる桜井区、北新区を中心に説明会を進めていく予定で、周辺地区からも要望があれば応じていく。
取材に対し、小坂連合長は「全体的に、ごみ処理施設に対する理解が低いと感じられる。今の施設はほとんどダイオキシンも出ない。他地域のごみ処理施設などを地元の人たちに見学してもらうなどして、理解を得ていきたい」とした。 -
上伊那地区の電気工事協力会が昇柱訓練
県電気工事協力会飯田支部上伊那地区(湯沢喜一地区長)は25、26日、南箕輪村の大芝高原で電気の引き込み工事を担う作業員を対象とした昇柱訓練を実施した。33社から約200人の電気工が参加し、安全に作業をするための手順を確認した。
訓練は住宅を建てた時に必要となる電気の引き込み工事を中部電力から委託・許可されている電気工事店作業員が対象で、毎年同所で開いている。安全作業の実施と公衆災害防止などが目的。2日間に分かれ、実技と学科を行った。
参加者は、中部電力伊那営業所の社員らの指導を受けながら、昇柱や高所作業における基本動作を実際行い、一つひとつチェック。このほか、危険予知の講習や災害事例の再周知などで安全対策についての理解を深めた。
基本動作を一つひとつ確認しながら昇柱訓練を行う参加者 -
杉本市長「公立3病院の事務長、病院長レベルで機能分担の話し合いを始めている」
依然として上伊那の公立3病院で深刻な医師不足が続く中、駒ケ根市の杉本幸治市長は24日の記者会見で、各病院の事務長、病院長レベルで機能分担の話し合いを始めていることを明かした。
杉本市長は就任してからこれまでの間、市民から寄せられたさまざまな要望の中でもとりわけ医療問題への要望が高いことを示し、公立3病院の機能分担、連携が必要であることを指摘。その上で「今までにも伊那の中央病院が厳しい時には昭和伊南が受け入れをしてきた経過もある。機能分担については現在、事務長、病院長を中心により現実的な部分で話し合いを始めている」とした。 -
東春近小6・伊東佑理さん 柔道全国大会に出場
第13回県少年少女柔道チャンピオン大会は22日、上田市自然運動公園体育館で行い、少女の部小学校6年45キロ超級で伊那市の東春近小6年伊東佑理さん=創武館道場=が優勝した。伊東さんは2年連続で、全国大会(8月24日・静岡県浜松アリーナ)に出場する。
県内4地区の代表13人がトーナメント戦を展開した同部門。伊東さんは初戦を背負い投げで一本勝ちすると続く準決勝、決勝を判定で勝利した。決勝の相手は好敵手だったと伊東さん。「とにかく技をかけることだけに集中したのが良かった」と振り返った。
予選リーグで敗退してしまった昨年の全国大会の屈辱を晴らすため、本年は中学生を相手に練習を重ねている。伊東さんは今年の大会に向け、「精いっぱいやって悔いの残らない試合をしたい」と意気込んでいる。
県大会で優勝した伊東佑理さん(写真中央、東春近小)。同大会の少年の部5年45キロ超級で準優勝の池上佳吾君(同左、伊那東小)、同部3年で準優勝の宮下和峰君(赤穂小)=いずれも創武館道場= -
上伊那で土砂崩落や床下浸水など
上空の寒気の影響で23日、局地的に雨が降り、上伊那では土砂崩落や床下浸水などがあった。23日午後5時半現在、人畜への被害は出ていない。
天竜川上流河川事務所によると、天竜川水系中田切第4砂防えん堤工事現場で土砂崩落が発生した。幅20メートル、高さ30メートル、崩落量1200立方メートル。下流に砂防えん堤があるため、下流への影響はなかった。
伊那市では、高遠町の国道152号線沿いを中心に9戸の床下浸水、長藤黒沢や藤沢水上の市道への土砂流出、長谷の倒木1件などがあった。
長野気象台によると、高遠町の21日午前9時縲・3日午後4時の総雨量は138ミリ。藤沢ではひょう交じりの雨が降ったという。
浸水した信州高遠美術館は午後1時過ぎ、北側のドア下から雨水が入り、一気に5メートルほど流れ込んだ。ぞうきんでふき取る余裕もなく、職員ら約10人がプラスチック製などのちりとりで水をすくい、バケツに入れて外へ出したり、土のう20袋を積み重ねた。
館内の喫茶店は下水道が逆流したためか、深さ2メートルの水がついた。
職員は「こんなことは88年の開館以来、初めて」と驚いた様子。
22日まで開催した「辻村八五郎遺作展」の作品の運び出し作業のため、休館日だった。作品への影響はなかった。
長野気象台によると、24日は梅雨前線が日本の南海上に南下し、活動が弱まり、晴れ時々曇り。 -
北信越高校総体各種結果
北信越高校総体は19縲・2日、長野県など北信越5県で28競技を繰り広げた。上伊那勢は陸上で、男子棒高跳びの松沢ジアン成治(高遠)が県高校記録を5センチ塗り替える5メートル05で初優勝し、全国大会(7月29日縲・月2日・埼玉県熊谷市)出場を決めた。
このほか陸上では男子200メートルの三村瑞樹(伊那北)が4位入賞で全国大会へ。男子ソフトボールで伊那弥生も全国の切符を手にした。結果は次の通り。
【陸上】(20縲・2日・富山県総合運動公園陸上競技場)=決勝記録
☆男子 ▽200メートル(1)吉田開(福井・敦賀)21秒93(4)三村瑞樹(伊那北)22秒33▽棒高跳び(1)松沢ジアン成治(高遠)5メートル05=北信越高新、大会新(8)正木豊(高遠)4メートル40
※各種上位6位は全国大会(7月29日縲・月2日・埼玉県熊谷市)に出場
【ソフトボール】(21縲・2日・新潟県上越市少年野球場ほか)
☆男子
◇1部準決勝▽伊那弥生9竏・武生東(福井)
◇同決勝▽日本文理(新潟)9竏・伊那弥生
※伊那弥生は全国大会(8月8縲・1日・埼玉県坂戸市)に出場
【ホッケー】(21縲・2日・富山県小矢部市ホッケー場ほか)
☆男子
◇予選リーグ▽赤穂2竏・富来(石川)▽巻(新潟)3竏・赤穂
◇準決勝▽丹生(福井)11竏・赤穂
☆女子
◇予選リーグ▽巻(新潟)4竏・赤穂▽金沢北陵(石川)2竏・赤穂
【フェンシング】(21縲・2日・箕輪町民体育館)
☆男子 ▽個人フルーレ(1)加藤祥(新潟・新潟青陵)(2)白鳥佑弥(伊那北)▽個人エペ(1)井上仁太(新潟・東京学館新潟)(2)大槻仁志(伊那北)▽個人サーブル(1)白鳥佑弥(伊那北)(3)今井康友(上伊那農)▽団体フルーレ(1)富山西(富山)
☆女子 ▽個人フルーレ(1)富田陽佳(富山県・水橋)▽個人エペ(1)佐々木愛友(福井・北陸)(2)松原優里花(伊那北)▽個人サーブル(1)上野恵梨子(富山・水橋)(2)野村恵美(赤穂)▽団体フルーレ(1)水橋(富山)(2)赤穂(3)伊那北
【新体操】(19縲・0日・新潟県上越市リージョンプラザ上越)
☆女子 ▽個人総合(1)中沢歩(伊那西)26・450点(2)笠原基衣(伊那西)23・725点(7)百瀬礼(伊那西)21・800点▽種目別フープ(1)中沢歩13・150点(2)笠原基衣12・100点(3)百瀬礼11・425点▽同クラブ(1)中沢歩13・300点(2)笠原基衣11・625点(9)百瀬礼10・375点▽団体(1)伊那西12・850点 -
自転車リレーで「平和」訴える
医師や看護師が平和を訴えながら自転車リレーする「2008信州反核平和自転車リレー『いっちょこぎますか!』」が21、22日、長野竏樗ム田6区間217キロで行われた。県民主医療機関連合会に加盟する病院の有志職員が企画。2年目の今回は日数、走行距離ともに規模を広げた。
松本竏忠コ諏訪(50キロ)を走った前年10月の同イベント参加者約50人に対し、今回は約2倍の参加。上伊那からも多くの職員が地元を走った。各中継点となる県民医連の病院などでは引継ぎ式があり、手打ちそばの振る舞いやコーラス披露などの催しで交流した。
参加者はそろいのオリジナルTシャツや横断幕、のぼり旗なで平和をアピールしながら走行。上伊那生協病院の事務山浦孝予さんは「普段は平和について考える機会が少ないので、イベントに参加しながら意識が高まっていけば」と話していた。
ゴールを目指し、中継点となる上伊那生協病院(箕輪町)をスタートする参加者たち(22日) -
子ども科学工作教室
「すもうロボットを作って遊ぼう」竏秩B子どもたちに科学やもの作りに興味を持ってもらおうと、地域産業の振興に取り組む伊那テクノバレー地域センターは21日、第3回子ども科学工作教室を伊那市西箕輪の伊那技術形成センターで開いた。上伊那北部地域の小学4縲・年生34人が参加し、赤外線センサー搭載の「すもうロボット」を組み立てた。電子部品などを製造する上伊那10事業所の従業員29人が指導員として参加し、製作の指導や補助に当たった。
ロボットは力士をイメージしたもので、腕を振りながらキャタピラで走行する。赤外線センサーにより前方の障害物などの有無を判断し、スイッチの切り替えで、障害物に向かって行くモードと、避けて走行するモードが選べる。
ロボットのキットの箱を開けた子どもたちは部品の多さに「意外と大変そう」とやや不安げな表情。それでも「慌てずにきちんと作っていけば必ず動くからね」という指導員の励ましを受け、説明書を見たり、指導員のアドバイスを受けたりしながら、ニッパーやドライバーを使って1つ1つの部品を丁寧に組み付けた。
伊那市伊那部の4年生男児(10)は「プラモデルはたまに作るけど、こんなに難しいのは初めて。その分、完成して動くのが楽しみ」と話し、真剣な顔つきで製作に取り組んでいた。 -
全国高校野球選手権長野大会 組み合せ抽選
第90回全国高校野球選手権長野大会(県高野連など主催)の組み合せ抽選会が21日、県松本勤労者福祉センターであった。大会は飯山照丘、中条が部員不足などで県高野連を脱退したため前年より2チーム少ない計94チームが参加。7月5縲・0日の16日間、熱戦を繰り広げる。
上伊那勢として唯一春季北信越県大会に出場した上伊那農は臼田竏猪リ曽青峰の勝者と9日、県営上田球場で対戦。伊那弥生は田川、高遠は塩尻志学館、辰野は上田東と6日、駒ケ根工は須坂東、伊那北は松本県ケ丘と7日、赤穂は坂城、箕輪進修は長野俊英竏剃ネの勝者と9日、それぞれ各球場で初戦を戦う。
大会は松本市野球場を主会場に県営長野球場、県営上田球場、諏訪湖スタジアム、長野オリンピックスタジアム、県営飯田球場の計6会場で展開。10、14日の予備日、15日の移動日、18日の休養日を挟み、順調に日程を消化すれば19日に準決勝、20日に決勝を向かえる。
上伊那関係高の初戦の日程は次の通り。
▼6日=高遠竏忠鱒K志学館(午前9時・長野)、辰野竏衷纉c東(午前10時・飯田)、伊那弥生竏駐c川(午後2時・長野)▼7日=伊那北竏衷シ本県ケ丘(午前9時・諏訪)、駒ケ根工竏註{坂東(午前11時30分・長野)▼9日=箕輪進修竏鋳キ野俊英と蓼科の勝者(午前9時・長野)、赤穂竏注竢・午前10時、オリ)、上伊那農竏忠P田と木曽青峰の勝者(午後2時・上田) -
きょう夏至
21日は、1年のうちで昼間の時間が最も長い「夏至」。
20日は梅雨前線が関東甲信地方に伸び、雲が広がったものの、湿度が高く、蒸し暑い1日で、伊那の最高気温は29・5度だった。
伊那市の竜東保育園では、園児たちが園庭に出て水遊び。保育士がバケツにくんだ水を園児にかけると、「きゃー」と声を上げながら飛び回った。園庭に川を作ったり、一輪車に水をためたりと服が濡れるのも気にせず、夢中になっていた。
長野気象台によると、7月中旬までの長期予報は平年に比べて晴れの日が多く、気温は平年並みか低い見込み。 -
新規就農者激励会
上伊那地区新規就農促進連絡会議主催の新規就農者激励会・青年農業者交流会が19日、JA上伊那本所であった。07年6月以降の新規就農者は15人で、連絡会議の関係者らと情報交換し交流した。
Iターンも含め新規就農者は14組15人。果樹(リンゴ)、野菜、花き(アルストロメリア)、畜産など。
激励会では参加した6人が、現在の課題や今後の抱負などを語った。リンゴを栽培する箕輪町の高橋章浩さん、礼子さん夫妻は、「牧草地だった新植園は草刈りが大変で、なんとか効率化したい。より多くの方に食べていただけるよう、おいしいリンゴを作りたい」と話した。トマトとブロッコリーを作っている駒ヶ根市の柚木正雄さんは、「作業の効率化を図りたい。安心安全で、安定した収量を得られるよう努力したい」と語った。
上伊那農業改良普及センターの佐藤光吉所長は、「悩みを相談できる仲間作りをしてほしい。農業は命をはぐくむ作業。人類が生存する限り大変重要な産業。自ら志し取り組んでいただく。自分の描く農業経営の実現に向け一歩ずつ歩んでほしい」とあいさつ。上伊那農業委員会協議会、長野県農業士協会上伊那支部、PALネットながのなど5団体の代表が、それぞれ激励の言葉を贈った。
現在の研修生の状況は、里親研修生3組4人、JAインターン研修生3組4人、そのほかの研修生1人、新規就農実践塾受講生12組13人。 -
上伊那地域酪農協議会総会
「畜産・酪農対策実現に向けた危機突破特別決議」採択上伊那地域酪農協議会の第8回総会は18日、伊那市のJA上伊那本所で開いた。特別決議「畜産・酪農対策実現に向けた危機突破特別決議」を採択し、08年度事業計画などを承認した。
08年度は、3年ぶりに増産型の計画生産が実施され、長野県の割り当て数量は前年度実績102・5%の13万2242トン。
事業計画では、適正(コストに見合う)な乳価を目指した早期の乳価交渉の再開・価格転嫁実現を早急の課題とし、「安全・安心」の確保と乳質向上に向けた体制作りの必要性を掲げる。具体的活動は▽生乳の安全安心推進・乳質向上▽生乳計画生産▽酪農事業活性化-など。
08年4月1日現在の上伊那の酪農家戸数は98戸で前年より5戸減少。07年度の年間出荷乳量は2365万2849キロで06年度より126万4278キロ減少した。
任期満了に伴う役員改選は、正副協議会長全4人を留任した。任期は08縲・9年度。
07年度乳質改善共励会の表彰もあり、104戸参加のうち16戸を表彰した。審査基準は乳脂肪、無脂乳固形分、乳タンパクなど5項目で、90点以上が表彰対象となる。
表彰者は次の皆さん。
◇80トン未満▽最優秀賞=田中正利◇80トン以上220トン未満▽最優秀賞=伊藤幸博▽優秀賞=小池純夫◇220トン以上▽最優秀賞=小池啓一▽優秀賞=酒井秀明、小野寺哲也、網野一雄、矢沢和夫、大槻昭雄、伊藤良夫、浦野隆、小沢敏雄、上田渡、伊藤正、桜井克成、宮本和夫 -
【記者室】労災減少の実現を
手に血の付いたタオルを巻いて病院を訪れた男性。受付で「労災」という言葉が聞こえた。病院に行くことは滅多にないのだが、その日は2人も「労災」と話す男性を見た。
過日開いた伊那地区産業安全大会。07年の労働災害は、長野県全体では減少したが、上伊那は増加したとの報告があった。休業4日以上の労働災害は前年より3人増加し、1人が死亡。災害発生状況は転倒、墜落・転落、はさまれ・巻き込まれが多かった。今年はすでに3人死亡し、25%の増加だという。
懸命に働く人たちに、けがをしたり、命を落とすなんて悲劇はあってほしくない。全国安全週間は7月1日から。「つみ取ろう職場の危険」。スローガンが言葉だけで終わらないことを切に願う。(村上裕子) -
小学生バレーボール南信地区大会
第28回全日本バレーボール小学生南信地区大会(日本バレーボール協会など主催)は15日、駒ケ根市社会体育館など3会場であり、上伊那勢は男子のなかがわと、辰野クラブが県大会(7月6日・長和町)進出を決めた。
なかがわは初戦、準決勝を2竏・のストレート勝ちすると決勝は松川町ジュニアに0竏・で敗れ準優勝。準決勝でなかがわに負けた辰野クラブは、伊賀良ガッシュベルズを2竏・で破り3位決定戦を制した。
大会は、男子9、女子16チームが参加し、それぞれでトーナメント戦を展開。男子上位3、女子上位4チームが県大会に出る。上伊那勢はこのほか、男子のみのわアタッカーズが2回戦、女子の辰野クラブ、駒ケ根すずらんは1回戦で涙をのんだ。
準優勝したなかがわ -
上伊那中学校総体各種結果
上伊那地区中学校総体は14、15日、バスケットボール、サッカーなど9種目を各地で開き、南信大会に出場する選手や学校が決まった。
結果は次の通り。
【バスケットボール】(14縲・5日・南箕輪村民体育館ほか)
◇男子 (1)赤穂(2)箕輪(3)伊那(4)伊那東部(5)西箕輪
◇女子 (1)箕輪(2)赤穂(3)春富(4)伊那東部(5)伊那
※男女各上位5校は南信大会(28縲・9日・南箕輪村民体育館ほか)に出場
【サッカー】(14縲・5日・箕輪中学校グラウンドほか)
(1)伊那東部(2)飯島(3)箕輪(4)高遠
※上位4校は南信大会(28日、7月5日・高森中学校グラウンドほか)に出場
【軟式野球】(14縲・5日・伊那市営球場ほか)
(1)箕輪(2)伊那(3)辰野(4)駒ケ根東
※上位4校は南信大会(28縲・9日・茅野野球場ほか)に出場
【ソフトボール】(14日・伊那市富士塚スポーツ公園グラウンド)
◇女子 (1)伊那東部(2)伊那
※上位2校は中南信大会(28日・伊那市富士塚スポーツ公園グラウンド)に出場
【卓球】(14縲・5日・駒ヶ根市民体育館)
◇男子 ▼個人(1)下平晋也(南箕輪)(2)太田誠(南箕輪)(3)平石聖亜(南箕輪)諏訪宝(辰野)(5)三沢拓弥(春富)三沢拓也(伊那東部)上原良太(伊那東部)中西祐二(伊那東部)(9)堺沢茂治(赤穂)北沢拓馬(赤穂)清水雄平(赤穂)中原健登(伊那東部)水谷祐太(伊那東部)宮下聖紘(南箕輪)薮原勇輝(南箕輪)小松祥太(南箕輪)▼団体(1)南箕輪(4勝)(2)伊那東部(3勝1敗)(3)赤穂(2勝2敗)(4)箕輪(1勝3敗)(5)辰野(4敗)
◇女子 ▼個人(1)下平咲(春富)(2)斎藤李紗(中川)(3)宮崎萌(中川)春日美咲(伊那東部)(5)関口由希子(赤穂)堀田透子(箕輪)福沢美佑(赤穂)石川涼加(伊那東部)(9)中村明日香(伊那東部)小島望(箕輪)前沢優圭(赤穂)下島希望(伊那東部)小林由弥(中川)瀧脇みなみ(赤穂)福沢奈緒(伊那)大沼遥香(赤穂)▼団体 (1)赤穂(4勝)(2)伊那東部(3勝1敗)(3)中川(2勝2敗)(4)箕輪(1勝3敗)(5)辰野(4敗)
※男女各個人上位16人、団体上位3校は南信大会(28日・岡谷市民総合体育館)に出場
【バレーボール】(9竏・0日・飯島中学校体育館など)
◇男子 (1)辰野(2)箕輪(3)中川(4)伊那東部(5)南箕輪(6)飯島
◇女子 (1)辰野(2)箕輪(3)中川(4)高遠(5)飯島(6)赤穂
※男子上位6校、女子上位5校は南信大会(28縲・9日・旭ケ丘中学校体育館ほか)に出場
【ソフトテニス】(1日、14日・伊那市営センターテニスコート)
◇男子 ▼個人(1)山岸・池上(伊那東部)(2)山岸・島崎(赤穂)(3)橋爪・松沢(長谷)(4)北原・林(箕輪)(5)管・春日(伊那東部)尾形・中山(南箕輪)石堂・山田(箕輪)大槻・山崎(箕輪)(9)加藤・唐沢(南箕輪)清水・坪木(伊那)有賀・北原(伊那)春日・伊藤(伊那東部)白川・松本(長谷)藤原・間沢(伊那東部)倉田・鷹野(箕輪)有賀・天野(辰野)(17)田中・下島(春富)河合・野溝(箕輪)酒井・春日(春富)林・荻原(箕輪)大島・小松(南箕輪)高沢・御子柴(伊那)井上・長田(辰野)宮下・星野(南箕輪)▼団体(1)長谷(6勝1敗)(2)伊那東部(6勝1敗)(3)箕輪(5勝2敗)(4)南箕輪(3勝4敗)(5)赤穂(3勝4敗)(6)春富(3勝4敗)(7)伊那(1勝6敗)(8)辰野(1勝6敗)
◇女子 ▼個人(1)倉田・永井(南箕輪)(2)城倉・土戸(箕輪)(3)杉山・佐藤(箕輪)(4)小林あ・松本(飯島)(5)池田・北原(春富)若林・白沢(伊那東部)黒河内・川瀬(長谷)西村・中山(長谷)(9)西村・山口(伊那東部)池上・唐木(春富)小松・寺島(南箕輪)中村・清水(南箕輪)長瀬・小池(箕輪)岩井・長田(南箕輪)宮沢・林(辰野)白井・上沼(伊那)(17)登内・中村(飯島)山谷・宮下(飯島)矢沢・安西(赤穂)村上・大森(赤穂)小林里・湯沢(飯島)桐山・松本(飯島)城鳥・増田(伊那)野沢・赤羽(辰野)▼団体(1)箕輪(2)伊那(3)南箕輪(4)伊那東部(5)長谷(6)春富
※男女各個人上位24ペアと男子団体上位5校、女子団体上位6校は南信大会(28縲・9日・伊那市営センターテニスコート)に出場
【柔道】(14日・辰野中学校柔道場)
◇男子 ▽個人50キロ級(1)真島悠佑(中川)(2)原貴文(辰野)(3)小沢達也(辰野)(4)小田原優剛(赤穂)(5)高木諒(辰野(6)赤羽一騎(辰野)▼同55キロ級(1)住井洋太(赤穂)(2)今溝翔登(辰野)(3)小田切健太(赤穂)(4)上島翔太(辰野)(5)村松杜志(赤穂)(6)塩木健太(赤穂)▼同60キロ級(1)山岸翼(辰野)(2)小口高義(辰野)(3)清水賢太(駒ケ根東)(4)湯沢大樹(辰野)(5)園原有紀也(赤穂)(6)廣野正士(赤穂)▼同66キロ級(1)栗林良輔(辰野)(2)三村拓夢(伊那)(3)上島翔真(辰野)(4)木村竜也(赤穂)▼同73キロ級(1)西川稜(辰野)(2)尾名高慎也(辰野)(3)松崎勇樹(赤穂)▼同90キロ級(1)横山利輝(赤穂)(2)小沢岳正(赤穂)▼団体(1)辰野(2)赤穂
◇女子 ▼個人48キロ級(1)深沢美悠(辰野)(2)三村希帆子(辰野)(3)茅野紗苗(飯島)(4)小田原美麗(赤穂)▼同48キロ超級(1)原寿々子(伊那)(2)有賀詩織(辰野)(3)岩崎真由(辰野)(4)中原由貴(赤穂)(5)樋口亜紀(辰野)(6)田中麗維(赤穂)▼団体 (1)辰野(2)赤穂
※男女各個人各階級上位6人と団体上位2校は南信大会(29日・辰野中学校柔道場)に出場
【剣道】(14日・伊那市高遠スポーツ公園文化体育館)
◇男子 ▼個人(1)赤羽航平(伊那)(2)石沢周(赤穂)(3)宮沢圭太朗(赤穂)(4)江口貴紀(春富)(5)小松健太(春富)(6)相馬健太郎(春富)(7)中村享介(伊那)(8)名和敏雄(伊那)▼団体(1)伊那(2)春富(3)赤穂(4)南箕輪
◇女子 ▼個人(1)林くるみ(赤穂)(2)沢上かれん(赤穂)(3)柴田祐美子(伊那)(4)柳沢史佳(高遠)(5)熊沢洋乃(赤穂)(6)熊谷由紀乃(伊那)(7)城倉有紀(春富)(8)宮下千瑛(高遠)▼団体(1)赤穂(2)高遠(3)伊那(4)春富
※男女各個人上位8人、団体上位4校は南信大会(28日・松川中学校体育館)に出場
◆南信中学校総体新体操競技(14日・伊那市勤労者福祉センター体育館)
◇女子 ▼団体(1)赤穂(唐沢紗季、小原恵、山崎真緒、新井彩夏、大沼利佳)11・345点▼個人総合(1)矢崎ほの香(長峰)24・535点(2)池田奈美(箕輪)22・630点(3)矢沢優(宮田)21・670点(4)山崎真緒(赤穂)21・165点(5)小原恵(赤穂)21・055点(6)唐沢紗季(赤穂)21・030点(7)原未那美(西箕輪)20・805(8)大沼利佳(赤穂)20・140点(9)笹井綾乃(赤穂)18・755点(11)栗山静花(赤穂)18・455点(12)那須野美月(赤穂)18・370点(13)吉原真子(春富)18・050点(14)新井彩夏(赤穂)17・175点(15)伊藤直美(飯島)17・170点
※団体上位1校と個人総合上位16人は県大会(7月19日・松本市総合体育館)に出場