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伊那技術専門校で校内見学
南箕輪村の伊那技術専門校で21日、校内見学会が開かれました。
見学会には、市内外から8人が訪れ、取得することができる資格などの説明を聞いたり、授業の見学をしました。
伊那技専では、機械加工やパソコン活用などの4つの学科があり現在52人が学んでいます。
伊那技専によると、近年は、新卒の高校生の志願者が増えているということで、この日も上伊那地域から高校生5人が見学に訪れていました。
機械加工を見学した人達は、実際にパソコンを使って図案を作り、金属の加工をしました。
伊那技専の今年度後期分の募集は、機械科で9月8日までとなっています。 -
中病 脳卒中センター9月開所
伊那中央病院は、脳卒中患者に対し、診療科が異なる医師が、チーム体制で治療にあたる、脳卒中センターを9月に開所します。
これは22日、伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
これまで中央病院では、脳卒中の患者一人に対し、一人の医師が担当し、診療を行ってきました。
センターが開所する事で、一人の患者に対し、外科や内科など、複数の医師がそれぞれの立場から診察を行い、チームとして対応していくという事です。
中央病院では、年間に360人程の脳卒中の患者が入院し、およそ、220人の手術を行っているという事です。
センター開所にあたり、信州大学から、脳神経外科に新たに1人の医師が加わる事になって、脳神経外科3人、神経内科4人合わせて7人体制でチーム医療を行う計画です。
伊那中央病院によると、チームとして、脳卒中患者の医療を行っているのは、県内で、信大と相沢病院に続いて3例目になるという事です。 -
南部小児童 西天竜発電所見学
南箕輪村の南部小学校の4年生は、22日、農業用水に係る施設などを見学しました。
農業用水探検隊は、農業用水に係る施設が作られた背景や、歴史を学び、果たしてきている役割を学ぼうと行われました。
このうち、伊那市の西天竜発電所では、水力発電の仕組みについて学びました。
県の担当者は、発電所が、西天竜の水路補修の費用を、まかなうために作られた事や、年間に一般家庭およそ3千戸の電気を発電している事等を説明していました。
子ども達からは、点検をするときは、どうやってしているのか等といった質問が出され、県の職員は、10年に一度発電機をクレーンで持ち上げ点検する事等を説明していました。
ある児童は、「身近な場所で電気を作っている事を知ることができました。」と話していました。 -
上農生が開発 雑穀カレーの試食会
伊那市が毎月17日に定めている「い縲怩ネ雑穀の日」に合わせて17日、上伊那農業高校の生徒が雑穀入りカレーの試食会を市役所で開きました。
昼時になると多くの職員が試食会場の前に集まり、カレーを手に取っていました。
雑穀カレーは、去年から雑穀の活用について取り組んでいる上農高校生産環境科の作物班が作ったものです。
カレーのとろみづけには小麦粉ではなくモチキビを使っているためアレルギーのある人でも食べることができます。
上農高校作物班では、カレーのレトルト化を計画していて、試食会での意見や感想を生かしたいとしています。
また試食会に合わせて行った募金活動で集めたお金で、東日本大震災で被災した人たちにレトルトの雑穀カレーを届ける計画も立てています。
上農高校生産環境科作物班の石川涼加さんは「雑穀の入った栄養価の高いカレーなので、被災地の人に食べてもらい元気になってほしい」と話していました。
上農高校では、今後地元企業などの協力を得てレトルト化を進めていきたいとしています。 -
第26回大芝高原まつり 雨の中熱気
第26回大芝高原まつりが20日、南箕輪村の大芝高原で開かれ、雨の中多くの人で賑わいました。
この日は、朝から雨の降るあいにくの天気となりましたが、大芝高原には多くの人が訪れまつりの雰囲気を楽しんでいました。
今年の大芝高原まつりは、東日本大震災や長野県北部地震に配慮し自粛も検討されましたが、南箕輪から被災地へ元気を届けようと開催が決まりました。
大芝高原の中央通りではおまつりパレードが行われ、23団体が大芝高原音頭を踊りながら練り歩きました。 -
信州育メンズ子育て講演会
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズが20日、父親の子育てを学ぶ講演会を開きました。
講演会は南箕輪村の村民センターで開かれ、およそ20人が参加しました。
講師は、神戸常盤大学短期大学部准教授の小崎恭弘さんです。
「わが家の子育てパパしだい」と題して講演しました。
小崎さんは、父親が子育てに関わることで、社会に適応できる子どもや、ストレスにうまく対応できる子どもが育ちやすいと話していました。
子どもに遊びなど興味や関心を与える役はパパの出番で、「10歳までに子どもと遊び、関わってほしい」と話しました。
また、「子育ては、まず夫婦間の思いや考えを理解し、子どもに豊かな環境を作ってあげてください」と呼びかけていました。 -
恩徳寺でサギソウ見頃
南箕輪村の恩徳寺でサギソウが見頃を迎えています。
恩徳寺の境内には鉢植えのサギソウが涼しげに咲いています。
サギソウは先代の住職が栽培を始め、年々増えて今年はおよそ2千本が咲いています。
例年より5日ほど開花が遅れましたが、この数日で一気に咲きました。
サギソウは1週間ほど楽しめるということで、続いて斑入りのものも咲くということです。 -
上農高校盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校の盆花市が12日、伊那市内の2か所で開かれました。
いなっせ横の広場では、販売開始の9時半を前に、およそ80人が列を作りました。
今年で59回目となる上農高校の盆花市は、毎年8月12日に開かれています。
12日は、いなっせと伊那北駅前の2か所で、合わせておよそ600束が販売されました。
花は、アスターやカーネーション、菊など様々で、毎年買いに来る人も多いということです。
用意した花は、販売開始から1時間ほどで完売したということです。 -
上農高校生徒 盆花市準備
南箕輪村の上伊那農業高校で、12日の盆花市で販売する花の準備が11日行われました。
11日は、全校生徒が加盟する農業クラブのクラス代表や、生徒会役員など60人ほどが作業にあたりました。
花は、菊やアスター・トルコキキョウなどです。
生徒達は、机に並べられた花を組み合わせて花束を作っていました。
盆花市は、59回を数える恒例行事で毎年楽しみにしているファンが多くいます。
12日は、伊那市のいなっせ多目的広場と伊那北駅前で午前9時半縲恃フ売する予定です。
盆花は1束500円で販売されます。 -
被災地の子ども支援コンサート
南箕輪村・こども地球サミットの舞台制作業務を担当している辰野町のイベント会社「イマジー」は、東日本大震災にあった子供たちを支援するコンサートを11日、南箕輪村民センターで開きました。
「明日(あした)はきっとやってくる」と名付けられたコンサートには、元宝塚歌劇団の但馬(たじま)久美さんらが出演しました。
子ども地球サミット・キッズエコロジーコンサートは、今年8月に予定されていましたが、震災を受けて中止となりました。
主催するイマジーなどはキッズエコロジーコンサートに変わるものとして、被災地の子ども達を支援する目的でこのコンサートを開きました。
コンサートの中では、陸前高田市で被災し、母親をなくしたカメラマン、上田聡さんが撮影した被災地の様子などが上映されました。
東日本大震災からちょうど5ヶ月となる11日午後2時46分には、会場全員で黙祷しました。
イマジーでは、今後も、継続的に被災地支援の活動を行なっていきたいとしています。
また、県内の子ども達がレコーディングに参加した曲を10月上旬にインターネットで配信し、売上金の一部を支援金としたいとしています。 -
盆花販売に向け準備
盆花の販売を行う南箕輪村農業経営者協議会が10日、花の刈り取り作業をしました。
南箕輪村農業経営者協議会は、減反の田んぼを利用して盆花用にアスターなどを栽培しています。
10日は、会員が花の刈り取り作業に汗を流しました。
協議会の盆花販売は15年近く続いています。
今年の花束には、アスター、ケイトウ、菊など7種類が入る予定で、1束500円です。
11日の夕方から、ファーマーズあじーなと、みはらしファームとれたて市場で販売します。
予約販売は12日午後3時から午後5時半まで、南箕輪村役場駐車場で行います。 -
被災地岩手の小学生が村で夏休み
東日本大震災の被災地、岩手県の小学生ら10人が、南箕輪村で夏休みを過ごしています。
南箕輪村を訪れているのは岩手県平泉町の小学生と保護者らです。
平泉町は、震災があった地域の中では被害の程度が軽いということです。
子どもたちは9日到着し、10日は南箕輪村などの子どもたちと一緒に大芝高原の村民プールで遊びました。
南箕輪村への滞在は、毎年夏に村内で開かれている子ども地球サミットの舞台制作会社イマジーが、被災した子ども達を支援しようと企画しました。
この支援プロジェクトでは、11日、村内で東日本大震災支援コンサートを開くことになっていて、それに合わせて子どもたちを招待しました。
株式会社イマジーでは、「長野県でリフレッシュしてほしい」と話していました。
平泉町の小学生たちは、12日まで滞在し、明日午後1時から村民センターで開かれるコンサートに出演することになっています。 -
伊那市と南箕輪村の一部で停電
7日午後2時半頃、伊那地域で雷を伴う激しい雨が降り、伊那市と南箕輪村の一部で停電となりました。
中部電力伊那営業所によりますと伊那営業所のエリア内では、伊那市と南箕輪村の一部、あわせて3130戸が落雷により停電となったということです。
順次復旧作業が行われ、8日の未明までにほとんどの世帯で復旧しました。
8日は、復旧が済んでいない伊那市の西箕輪と高遠町、南箕輪村の3か所で、落雷により故障した変圧器の交換作業を行いました。
中部電力伊那営業所によりますと、正午過ぎに作業が終了し、全世帯で復旧したということです。
長野地方気象台によりますと、7日の伊那地域は午後2時からの1時間に24.5ミリの強い雨が降ったということです。
この雨により、JR飯田線で、上下線合わせて8本、最大72分の遅れが出たということです。 -
村療育施設関連事業費 大幅増
南箕輪村が、来年10月に開所を目指す、療育施設の建設に関する事業費は、当初予算の1億5,000万円から、8,000万円増えて、およそ2億3,000万円になる事が、8日、わかりました。
8日、村役場で開かれた村議会全員協議会の中で、報告されました。
村の説明によりますと、事業費は当初、建物の大きさなどを基準に、概算で算出したという事です。
今月、建物の設計を終えたところ、療育施設の建設費は、約2,600万円の増額。
建設に伴い、隣りの西部保育園駐車場の造成に、約1,300万円追加。
療育施設と村内の2つの保育園に設置する、太陽光発電設備事業は、予定していた、経済産業省の外郭団体の補助が打ち切りとなり、代わりに環境省の補助を受けるため、発電出力を16キロワット増やした事で、約4,200万円の増額となります。
村では、これら療育施設建設などの事業に関する、約8,000万円の補正予算を、8月の臨時村議会に提出する事にしています。 -
小学校の水漏れなどの経費含む補正予算案可決
南箕輪村議会臨時会が3日、村役場で開かれ、南箕輪小学校の漏水にかかる経費130万円を含む一般会計補正予算案が可決されました。
漏水は、プールのシャワーなどに通じる水道管の排水バルブに異物がはさまっていたため発生したものです。
排水口が完全に閉まっていない状態で15日間経過しおよそ1万1千立法メートルの水が漏水したということです。
6月30日に学校職員が気づき村教育委員会に報告し、3日議会に説明がありました。
これによる水道料は130万円で村が補正予算として計上し、可決されました。
村教育委員会では事故防止対策として「プール排水・注水手順マニュアル」を作成するなど再発防止に努めたいとしています。 -
夏休み子ども寺小屋
夏休みの子ども達を対象にしたイベントが各地で開かれています。
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の稽古場では、伊那市内の小学生を対象にした「夏休み子ども寺小屋」が1日から3日間、開かれています。
子ども達に田楽座について知ってもらい伝統文化に触れてもらおうと今年初めて開かれました。
初日の1日は、全国各地の盆踊りを踊りました。
田楽座の中山洋介さんを中心にメンバー6人が、子供たちに足の運び方などを指導しました。
子供たちは10分ほどで振り付けを覚え、全員で輪になって踊りました。
夏休み子ども寺小屋は3日水曜日までで、南京玉すだれや獅子舞などを体験するということです。 -
南箕輪わくわくクラブのシンボルマーク決まる
NPO法人南箕輪わくわくクラブのシンボルマークが決まりました。
シンボルマークは伊那市の橋爪勇志さんが考えたもので、子どもからお年寄りまで誰でも楽しめる団体であることを表しています。
南箕輪わくわくクラブはスポーツや文化教室などを開催しているNPO法人で、シンボルマークが決まったことをきっかけに、さらに活動を充実させていきたいとしています。 -
南みのわ美森倶楽部設立
里山整備と間伐材の有効活用に取り組む住民組織、南みのわ美森倶楽部が30日、発足しました。
南箕輪村大芝公園のキャンプファイヤー場で設立総会が開かれ、さっそく会員が間伐材を切るなどの作業をしました。
美森倶楽部は、村内の里山整備と木材資源の有効活用を目的に設立されました。
近頃、薪ストーブを使っている家が増え、薪の調達に苦労している話もあり、里山に切り捨てられた間伐材の利用を考えたということです。
会員は上伊那在住の54人で、村内の里山に残された間伐材を運び出し、薪として使います。
この日は、大芝高原の間伐材をチェーンソーで切り、各自がトラックに積んで持ち帰りました。
今後は、大芝高原のほか周辺の里山でも活動するということです。 -
伊那ファイターズ全国へ
伊那市などの中学生が所属する硬式野球チーム、伊那ファイターズが全日本選手権大会に出場します。
30日は、全日本選手権に向けバッティングや守備練習などが行われました。
伊那ファイターズは信越地区の予選で44チーム中、3位となり全日本選手権出場の切符を手にしました。
全日本選手権出場は、2年連続3回目となります。
選手は全員で29人、そのうち3年生は5人だけですが、まとまりがあり、勝負強いチームだということです。
全日本選手権は、8月1日から東京で開かれることになっています。
初戦の相手は、東日本大震災の被災地、宮城県七ケ浜のチームということもあり、伊那ファイターズは野球ボールを相手チームにプレゼントすることにしています。 -
スイートコーンをプレゼント
南箕輪村の5つの保育園に、村特産のスイートコーンが29日プレゼントされました。
このうち北部保育園では、園児たちが皮むきを体験しました。
この保育園児へのスイートコーンのプレゼントは、村やJA上伊那などでつくる南箕輪村営農センターが毎年行っています。
村の農産物の主力、スイートコーンを贈ることで、その味を再認識してもらい、消費拡大につなげようという取り組みです。
贈ったスイートコーンは、合計500本で、北部保育園には、65本が届きました。
29日は、営農センターの関係者や栽培農家など10人が保育園を訪れ、子どもたちに配ったあと、皮むきも体験してもらいました。
子どもたちは、スイートコーンを渡されると、コツを教わりながら皮をむき、中から鮮やかな黄色に熟した実が現れました。
皮をむき終えたスイートコーンは、おやつに全員で味わいました。
村営農センターでは、秋にはりんごをプレゼントする予定です。 -
南箕輪消防団 水難救助訓練
南箕輪村消防団は24日、大芝公園内のプールで水難救助訓練を行いました。
訓練は、水難事故が増えるこの時期に行っています。
24日は、村の消防団や赤十字奉仕団、保育士などおよそ70人が訓練に参加し、指導には伊那消防署の署員があたりました。
訓練は、人が川でおぼれたことを想定し行われ、ペットボトルや竹の棒などを使って救出しました。
署員は、「おぼれている人は視野が狭くなる。あわてず身近にあるものを使って救出することが大切」とアドバイスしていました。
南箕輪村消防団では、訓練を通して万が一の水難事故の備えていきたいとしています。 -
村電話催告業務 今年度も実施
南箕輪村は、去年から取り組んでいる電話催告業務を、今年度も行います。
26日は、南箕輪村役場で未収金徴収特別対策チーム会議が開かれ、今年度の活動内容を確認しました。
電話催告業務は、税金滞納者に対する自主納付の呼びかけを、民間企業に委託して行っています。
昨年度は電話催告業務を10月から3月までの6か月間行い、およそ1,200万円を徴収しました。
他に会議では、去年の決算状況を踏まえ、今年度分が滞納にならないよう、関係するそれぞれの課で、来月一斉に滞納整理を行うことを確認しました。
リーダーの加藤久樹副村長は「納税の公平性が保てるよう、しっかり取り組んでいきたい」と話していました。 -
宮城県女川町へ絵本611冊送る
南箕輪村社会福祉協議会は、東日本大震災の被災地、宮城県女川町に絵本611冊などを送ります。
25日は、南箕輪村の松寿荘で、物資の詰め込み作業が行われました。
今回の支援は、村内在住の高見利夫さんから、女川町での絵本を活用した復興活動に協力したいと村社協に申し出があり、行われました。
社協では、今月12日から、22日までに、募集を行い、絵本611冊、Tシャツ579枚、カラーボックス207個が集まりました。
女川町は、太平洋岸に位置する、人口は約1万人の町で、今回の震災により、1割を超える人が死亡または行方不明、家屋の8割が、全壊しました。
この日、詰め込まれた荷物は、26日発送し、女川町の社会福祉協議会に届けられる事になっています。 -
伊那地域 2日連続で猛暑日
16日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、2日連続で猛暑日となりました。
この日は南箕輪村の大芝村民プールがオープンし、涼を求めて多くの人が訪れていました。
この日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、猛暑日となりました。
この暑さで伊那消防署管内では、熱中症とみられる患者の搬送が16日午後4時現在で1件あったということです。
長野地方気象台では、この暑さは18日頃まで続き、それ以降は平年並みに戻ると予想していて、こまめに水分や塩分を摂る、日射を避けるなど熱中症対策を呼びかけています。 -
ヒナを待つけなげなセキレイの親鳥
暗闇の中親鳥を求めて鳴くセキレイのヒナたち。今月3日に卵からかえったばかりです。
このヒナが住んでいる巣は、トラックの中にあります。しかもそのトラックは、毎日動いています。 -
被災した大槌町社協に補助
南箕輪村は東日本大震災の被災地支援として岩手県大槌町の社会福祉協議会に200万円を補助することを決めました。
13日は南箕輪村議会臨時会が役場で開かれ、大槌町社協への補助金200万円などを追加する補正予算案が可決されました。
東日本大震災の被災地では、全国町村会を通じて各自治体に職員の長期派遣を求めています。
南箕輪村でも保健師を派遣するなどしていましたが、長期の職員派遣は厳しいとしています。
そんななか、震災後、村社協が大槌町社協の支援にあたっていたことから、財政面で力になろうと、予算化しました。
今回の補正では、1か月25万円の計算で8月から、来年3月までの8ケ月分、200万円を、補助します。
また村では来年4月から7月までの4か月分100万円も来年度予算として計上することにしています。 -
大芝高原まつり 図案入賞者表彰式
今年の大芝高原まつりをPRするポスターなどの図案入賞者の表彰式が12日、南箕輪村役場で行われました。
ポスターに採用されたのは、南箕輪中学校2年の山・ス若菜さんの作品です。赤を使って夏らしさを表現したという事で、山・スさんは「祭り当日も楽しみたい」と話していました。
うちわに採用されたのは、南箕輪中学校2年の高野真奈美さんの作品です。たらいレースの水しぶきの中に祭りの様々な場面が描かれています。
パンフレットに採用されたのは、南箕輪中学校2年の畳谷弥沙斗さんの作品です。提灯の明かりを活かし祭りの賑やかな夜の雰囲気を表現しています。
この他、優秀賞、佳作に選ばれた14人に、唐木一直村長から表彰状が手渡されました。
今年の大芝高原まつりは、8月20日に行われます。
ポスターは200部、うちわは6,500本、パンフレットは7,000冊つくり、祭りの活用する事になっています -
児童会主催の南部小まつり
南箕輪村の南部小学校で12日、児童会主催の南部小まつりが行われました。
南部小まつりは、学年の枠を越えて交流を深めようと児童会が主体となって毎年行われています。
1年生から6年生までが6人ほどのグループを作り、クラスごと企画した輪投げや玉入れなどのゲームを楽しみました。
このうち3年生は、教室全体を使った巨大すごろくを企画しました。
サイコロのかわりに数字の書かれた紙を引いて、駒を進めていました。
また、児童1人ひとりに紙で作ったお金が3千円ずつ配られ、ゲームをしたり手づくりのうちわやしおりなどを購入するのに使っていました。
南部小学校では、「交流を深めつつ、楽しみながら物の売り買いを体験することで、お金の大切さを学んでほしい」と話していました。 -
南箕輪村社協 岩手県大槌町へ扇風機を送る
南箕輪村社会福祉協議会は、東日本大震災の被災地、岩手県大槌町へ扇風機95台を12日に送ります。
11日は、南箕輪村の松寿荘で積み込み作業が行われ、職員らが扇風機をトラックに乗せていました。
扇風機は、今月5日から住民に提供を呼び掛けたもので、村社協で購入したものと合わせ95台が集まりました。
この他に、土のう袋や電子レンジ、軽トラックも一緒に送る事にしています。
今回の支援は、村社協の職員が、6月下旬に、大槌町に派遣された事がきっかけとなったという事です。
村社協によりますと、大槌町は、岩手県の沿岸に位置し、現在も人口の4分の1にあたる、およそ4千人が避難生活をしているという事です。
村社協では、今後、岩手県の大槌町と隣りの山田町の社会福祉協議会を通して、継続的な支援をしていくとしています。
トラックは、12日早朝、被災地へ向け出発する予定です。 -
社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が9日、南箕輪村民センターで開かれ、飯島町西岸寺の平野泰成副住職が講演しました。
社会を明るくする地域づくり大会は、犯罪や非行の防止と、犯罪者の更生に理解を深めてもらおうと、社会を明るくする地域づくり実行委員会が開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
大会では、飯島町西岸寺の平野副住職が「東日本大震災被災地での救援活動に携わって」と題して講演しました。
平野さんは被災地の状況について「テレビでは見ていたが、実際に現場で見た惨状はそれ以上のものだった」と話していました。
平野さんは「被災してつらい思いをしている現地の人たちなのに、帰るときに多くの人が見送りに来てくれた。人の暖かさを感じた」と話していました。