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南箕輪村議会12月定例会開会
南箕輪村議会12月定例会が6日開会しました。
今議会には、5400万円を減額する一般会計補正予算案など5議案が提出されました。
補正予算案減額は国の子ども手当の制度改正により、補助金減額などによるものです。
南箕輪村議会12月定例会は14日、15日に一般質問、16日に委員長報告、採決が行われ閉会する予定です。 -
南箕輪村食生活改善推進協議会 食についての寸劇披露
南箕輪村の食生活改善推進協議会は、子ども達に食の大切さを知ってもらおうと5日、南原保育園で寸劇を披露しました。
寸劇を披露したのは、食生活改善推進協議会の推進委員5人です。
協議会では、園児達に食育について学んでもらおうと、年に1回村内の保育園で寸劇などを披露しています。
5日は、園児達にも分かりやすいよう推進委員が戦隊もののヒーローに扮し、「朝ご飯は1日を元気に過ごせる力を持っているのでしっかり食べましょう」などと呼び掛けました。
松崎由紀子園長は「小さいうちから食育について学ぶ事で好き嫌いせずに、何でも挑戦して食べるようになってもらいたい」と話していました。 -
中央自動車道 伊那料金所で防犯訓練
南箕輪村の中央自動車道伊那料金所で、強盗を想定した防犯訓練が、8日、行なわれました。
訓練は、料金所で集金していた係員が、集めた現金を事務所に運ぶ際に、刃物を持った犯人が現れ、現金を強奪して逃げるとの想定で行なわれました。
現金を奪われた係員と、現金の運搬を監視していた係員は、カラーボールを逃走する犯人の車に投げつけていました。
係員は、車のナンバーをその場でメモしていました。
事務所では、伊那警察署に通報が行われ、犯行時の様子などを伝えていました。
この訓練は、料金所での凶悪犯罪に備えて、ネクスコ中日本や警察などの関係機関が互いに協力し、事件発生時の対応を向上させようと行われました。
ネクスコ中日本・飯田営業所管内の従業員45人ほどが参加し、訓練を見学しました。
通報後、4分後には、伊那警察署の署員が、その後、県警の高速道路交通警察隊も到着しました。
伊那署では、「逃走した方向や、犯人の特徴など、1つでも多くの情報を覚えて欲しい」と呼びかけていました。 -
恩徳寺 銀杏種取り作業
南箕輪村の恩徳寺で4日、落ちたイチョウの実から銀杏を取り出す作業が行われました
恩徳寺では毎年、境内にある樹齢およそ380年の大イチョウから実が落ちるこの時期に作業を行っています。
この日は、地元住民など、およそ10人が集まり、作業をしました。
銀杏は、最初に足で実を踏み、銀杏と実を分け選別を行います。
その後、水洗いし、10日ほど天日干しをします。
参加したある女性は「同じ姿勢で作業をするのは大変だが、毎年この銀杏取りをすると、年の瀬を実感する」と話していました。
取り出した銀杏は来年2月の節分の豆めきで大豆と一緒にまかれるということです。 -
まっくんバス利用者増
今年10月から2台運行をスタートさせた南箕輪村の巡回バスまっくんバスの1日の平均利用者数が1台での運行時に比べ12人増えました。
まっくんバスは9月まで1台体制で運行してきましたが利用者の利便向上を目的に10月から2台体制で運行を始めました。
1日の平均利用者数は56人で、今年の4月から9月までと比べ12人増となりました。
また試験的に土日運行し、1日の平均は30人でした。
土日のバス利用が少なかったことから村では試験運行を休止しました。
村では今後、夏休みなどに土日の試験運行を実施したいとしています。 -
園児に地元産リンゴをプレゼント
南箕輪村西部保育園の園児に5日、地元でとれたリンゴがプレゼントされました。
リンゴは、南箕輪村営農センターの地産地消事業の一環として、村内の5つの保育園の園児にプレゼントされました。
この日は西部保育園に営農センターの宮下かつみ勝美会長や、地元農家らが訪れ、園児にリンゴを手渡していました。
宮下会長は「地元で採れた安心・安全なリンゴ。風邪をひかないよう、リンゴをたくさん食べ、健やかに育ってほしい」と話していました。
営農センターでは、プレゼント用に全部で750個を用意していて地元のリンゴを食べてもらうことで、味の良さを知ってもらい、消費拡大につなげていきたいとしています。 -
かいご家で焼きいも大会
南箕輪村田畑の宅老所かいご家で、近くの保育園児を招いて焼きいも大会が1日開かれました。
かいご家が野菜を育てている畑に、南部保育園の年長園児が訪れました。
かいご家は去年から畑で野菜作りをしていて、今年、サツマイモがたくさん収穫できたことから焼いも大会を計画し、初めて園児を招待しました。
園児は、アルミ箔で包まれたサツマイモをおきに入れていました。
芋を焼いている間、一人1本ずつ大根の収穫もしました。
かいご家が育てた大根で、園児へのお土産です。
園児は、大根を収穫して、芋が焼き上がるのを待っていました。
かいご家では、今後も地域と関わるイベントを考えていきたいと話していました。 -
クリスマスツリーの飾りつけ
南箕輪村の中部保育園で、2日園児たちがクリスマスツリーの飾りつけをしました。
年小児から年長児までの150人が、二人一組でサンタクロースやベルなどをツリーの枝に飾っていきました。
高さ3メートルほどのツリーは、飾り付けがしやすいように2つに分けられていて、年小児から順番につけていきました。
最初は、低いところがにぎやかでしたが、年長児が飾り始めると次第に高いところにも飾りがつけられていきました。
最後に2つを一つにあわせて大きなクリスマスツリーが完成しました。
電飾が点灯されると、子どもたちは、歓声を上げ喜んでいました。
中部保育園では、22日にこのツリーを囲んでクリスマス会を予定していて、ケーキを食べたりサンタクロースからプレゼントももらえるということです。 -
唐木村長「着実に課題解決を」
南箕輪村の平成24年度予算の編成方針会議が2日役場で開かれ、唐木一直村長は、「着実に1歩一歩課題解決をできるような予算にしたい」と述べ、職員の創意・工夫を求めました。
予算編成方針会議には、課長や係長など幹部職員が出席し、24年度の予算方針を確認しました。
唐木村長は、「前年踏襲でなく、徹底した歳出削減を図り、限られた財源で最大の効果を生む予算編成にしたい。産業振興や活性化を促し、村民の生活を守るという行政の基本を1から問い直し作業にあたってほしい。」と話しました。
さらに「無駄を省く努力は、職員のやる気やチャレンジ精神。山積する課題を1歩一歩着実に解決できるような予算にしたい。」と述べ、創意・工夫・独自の発想を求めました。
南箕輪村の平成24年度予算案は、年内から編成作業に入り、1月中旬に査定、2月に公表される予定です。 -
郵便事業(株) りんご集中配送センター設置
郵便事業(株)伊那支店は、最盛期となっているりんごの出荷に対応しようと専用のセンターを開設し、配送作業を行っています。
南箕輪村塩ノ井のホームセンターの跡地に発送作業を行うセンターがあります。
贈答用のりんごパックの出荷がピークとなる11月中旬から、短期間のアルバイトを雇用して、対応に当たっています。
郵便番号の記入間違えによる宅配ミスなどがないように、機械に番号を入力し確認しながら作業をすすめていました。
このセンターは、去年からシーズン中に設置されています。
これまで、南信のりんごも松本の集荷センターに発送されていましたが、伊那から直接発送する事で、作業の効率化、配達時間の短縮につながっているということです。
この作業は12月23日まで行われ、去年より5万個ほど多い、20万個の荷物を発送する予定です。 -
南部小児童と信大農学部留学生が交流
南箕輪村の南部小学校の児童と信州大学農学部の留学生が30日、ゲームなどで交流しました。
30日は、中国やインドネシア、マレーシアなどから信大農学部に留学している8人が南部小学校を訪れました。
児童らは、全員で歌を歌い留学生を歓迎しました。
この交流は、児童に様々な国のことやそこの文化に触れてもらおうと開かれたものです。
児童会会長の米持希理子さんは、「交流を通して仲良くなりたいです。みなさんの国のことをたくさん教えてください。」とあいさつしました。
訪れた留学生は、日本語で自分の国を紹介したり、現在学んでいることなどについて、話しをしていました。
この日はほかに、児童会が企画したゲームも行われ、児童らは、楽しみながら留学生と交流を深めていました。 -
南箕輪村 ふれあいの森林づくり会長賞受賞
南箕輪村は、地域住民らと協力した森林整備など、ふれあいの森林(もり)づくりに貢献したとして、公益社団法人国土緑化推進機構から表彰されました。
28日は、南箕輪村役場で記者会見が開かれ、唐木一直村長がふれいあの森林づくり、国土緑化推進機構会長賞受賞の報告をしました。
唐木村長は「大芝高原は先人たちから守り、受け継がれてきた場所。村民全員で頂いた賞」と話していました。
村によりますと、今回の受賞は、村民がボランティアで、大芝高原の森林整備をしている事や、森林に親しむ教育の場として大芝高原を活用している事が、評価されたと言うことです。
大芝高原は、明治28年に南箕輪村尋常小学校の学校林として、どんぐりおよそ1万本を植樹したのがはじまりという事です。
唐木村長は、大芝高原のこれからについて、「未来に引き継いで行く事が大切。いっそう整備に力をいれ、親しまれる森にしてきたい」と話していました。 -
信州大学大学院 江田さん学会で奨励賞受賞
信州大学大学院 博士課程2年の江田慧子さんは、日本環境動物昆虫学会で学生では初となる、奨励賞を受賞しました。
28日は、江田さんと、指導する中村寛志教授が、中村宗一郎農学部長の元を訪れ、受賞の報告をしました。
江田さんは、修士課程の頃から環境省のレッドデータブック、絶滅危惧I類に指定されている、蝶のオオルリシジミの生態について研究をしています。
今回の受賞は、人口飼育したオオルリシジミの繁殖を阻害している原因を実験的に証明した事や、研究を行うと同時に、絶滅危惧種のチョウ類の保全・保護活動に積極的に参加した事などが評価されたと言うことです。
江田さんは「論文をまとめるのは大変だが、やりがいも感じる。今後も長野でしかできない、貴重な生物の研究を続けていきたい」と話していました。
中村学部長は、「学生での受賞は快挙で信州大学にとってもうれしい話。今後も、大学で研究を続けていってもらいたい」と話していました。 -
上農生徒 雑穀カレーを被災地へ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、学校で育てた雑穀を使って製品化した「雑穀カレー」を被災地に届けます。
25日は、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市と名取市への訪問を前に結団式が行われました。
「雑穀カレー」は、去年から雑穀の活用について取り組んでいる生産環境科の作物班が作ったものです。
カレーには、もちきびやアマランサスなどの雑穀が使われています。
栄養価の高いカレーを被災地に届けたいという思いから、試食会や研究を重ね、先月レトルトカレーとして製品化しました。
販売会での売り上げ全てを今回のカレー代に充て、500食分用意しました。
27日と28日の2日間、作物班7人の他、保護者と教師の合わせて9人で宮城県の石巻北高校と宮城県農業高校を訪問します。
カレーの他に、全校生徒に呼びかけて作った寄せ書きと、試食のイベントの際に集めた義援金4万5,250円と同窓会の募金8万円も届けます。
上農高校では、訪問を通し現地で必要とされている支援や、今後の復興に向け取り組むべき課題について生徒自らが考える機会にしたいと話していました。 -
村が年末の集中滞納整理実施へ
南箕輪村は来月15日から、年末の集中滞納整理に取り組みます。
村の職員でつくる未収金徴収特別対策チーム会議が24日開かれ、滞納整理について協議しました。
平成22年度までの滞納金額は、村民税など税金がおよそ1億8千万円、保育料などの料金を含めるとおよそ2億円です。
年末の集中滞納整理の対象は、平成22年度分と23年度分の税金と料金です。
係長以下の職員62人が2人1組で対象者宅を訪問します。
昨年度実施した集中滞納整理は、対象者93人、滞納額およそ630万円、徴収額はおよそ87万円で、徴収率は13.87%でした。
集中滞納整理は12月15日から来年1月16日までで、対象は去年とほぼ同じ件数を見込んでいます。 -
大芝高原にお菜洗い場 開設
南箕輪村の大芝高原に、冬の風物詩お菜洗い場が、18日から開設しました。
19日には、雨の中朝から2人が野沢菜を洗っていました。
お菜洗い場は、冬の寒い時期に温かいお湯で菜っ葉を洗ってもらおうと毎年開設されています。
大芝高原管理事務所によりますと、今年はまだ気温が高めで、利用者の出足は鈍いということです。
お菜洗いに訪れた女性は「年の暮れが来たなという感じ。この作業が終わらないと年を越せない感じがします」と話していました。
大芝高原お菜洗い場は、来月18日までで、村内在住の人が1時間200円、村外在住の人が600円となっています。
予約制となっていて、管理事務所では早めの予約を呼びかけています。 -
妊娠中の生活やお産について考える集い
妊娠中の生活やお産について考える集いが18日、南箕輪村保健センターで開かれました。
これは、お産に関する疑問や不安を解消してもらおうと、村内で助産院を開設している萩元聡子助産師が開いたものです。
会場には、出産を控えている母親やその家族など10人が参加し、妊娠中の過ごし方や、体の痛みを和らげる方法についての話を聞きました。
萩元さんは「妊娠した時から子育ては始まります。お母さんの感情がお腹の子に伝わるので、リラックスして過ごして下さい」などと話していました。
来年1月に出産を控える母親は「普段、なかなか聞く事ができない話が聞けた。これからのマタニティライフに活かしていきたい」と話していました。 -
信大農学部で冬の花シクラメンの販売開始
冬の花、シクラメンの販売が16日から信州大学農学部で始まりました。
販売されているのは信大農学部食料生産科学科の2年生が実習で栽培したシクラメンです。
今年は26品種、およそ2千鉢を栽培していて、赤や白、ピンクなどのシクラメンが販売所に並んでいます。
安くて長持ちすると評判で、毎年買いに来るという常連客の姿も見られました。
実習で学生の指導にあたっている技術職員の中村篤さんは「学生が丹精込めた花。多くの人に買ってもらえたらうれしい」と話していました。
信州大学農学部のシクラメンは1鉢1200円で、来月25日まで、水曜日と木曜日に販売しています。 -
中学生が模擬議会で質問
南箕輪中学校の生徒が村政について考える模擬議会が15日、南箕輪村役場で開かれました。
模擬議会は行政を身近に感じてもらおう、村議会が開いたものです。
15日は、南箕輪中学校の3年生7人が普段疑問に感じていることや、より良い村づくりを進めるためにはどうすればよいかを唐木一直村長に質問していました。
このうち、山下直志君は、住宅のために田んぼや畑が減少することなど土地利用について質問しました。
唐木村長は「農地法の範囲内で行っていて乱開発はないと思っている。農業委員会を含め検討し、整合性を図って秩序ある発展を目指したい。」と答えました。
また加藤真理子さんは、子どものうちからボランティアに参加するための、啓発について質問しました。
唐木村長は、「啓発は社協と村で常に行っている。ともに助け合う精神が村をつくっていくので、身近なことから手がけてほしい。」と答えました。
模擬議会の終わりに生徒会長の
福澤悠貴君は「村政運営に関心をもつことができた。これから村を担っていく自分たちが村のさらなる発展に役立てるようがんばいりたい。」と決意を語っていました。 -
村入札に最低制限価格制度導入 来年1月から
南箕輪村は来年1月から、入札に最低制限価格制度を導入します。
14日開かれた南箕輪村議会全員協議会で村が説明しました。
最低制限価格制度は、極端な低価格の受注により、工事の品質確保への支障などの弊害が起きないように、最低制限価格を設けて入札を行うものです。
村では、ここ1年半位の間に低価格と思われる入札が出てきているため、制度の導入を決めたということです。
対象は、設計額が130万円以上の土木工事や建築工事と、設計額50万円以上の測量や設計などの業務委託です。
最低制限価格は国の基準を参考に決定し、入札公告時には最低制限価格の有無を公表し、価格については入札後に公表します。
村では来年1月から試行を始め、4月から本格運用したいとしています。
また同日は村議会臨時会が開かれ、7千万円を追加する補正予算案が可決されました。
主な事業は、村内企業の工場用地あっせんに7千万円、消防団の南原屯所新築工事に270万円などとなっています。 -
村長杯少年サッカー大会
第25回南箕輪村長杯少年サッカー大会が3日、南箕輪村の大芝グラウンドで開かれました。
大会は、サッカーレベルの向上や交流の場にしようと、地元、南箕輪FCJr親の会が開いたものです。
参加したのは、県内外の小学6年生までのクラブチーム16チームです。
今年は初めて、県外から山梨県北杜市の2チームも招きました。
大会はトーナメント戦で行われグラウンドでは白熱した試合が繰り広げられていました。
応援に訪れた保護者達は、プレーする子ども達に大きな声援を送っていました。
なでしこ人気の高まりからか参加したチームの中には女の子の姿もあり、懸命にボールを追いかけていました。
大会の結果、優勝は諏訪市の諏訪FCプライマリー。
準優勝が地元、南箕輪FCJr
3位が山梨県のヴァンフォーレ八ヶ岳でした。 -
南箕輪村恩徳寺 イチョウ見ごろ
南箕輪村沢尻の恩徳寺の樹齢400年のイチョウが、黄色く色づき見ごろとなっています。
3日ほど前から色づき始め、現在見ごろとなっています。
朝の冷え込み具合によっては、いっきに葉が落ちるという事で、サラサラと音をたてながら落ちる様子は、雪が降っているように見えるという事です。 -
女川町社協会長らが南箕輪村社協を訪問
南箕輪村社会福祉協議会が今年7月に支援物資を送った、宮城県女川町の社協の会長らが5日、村社協を訪問しました。
この日は、女川町の社協の阿部恵子会長ら3人が村社協を訪問しました。
村社協は今年7月、支援物資として宮城県女川町に絵本やTシャツ、カラーボックスなどを送りました。
送られた絵本は、女川町の図書館に置かれ、子ども達に利用されているということです。
今日は他に、村社協が村内で販売した女川町の蒲鉾の売上、およそ23万円が阿部会長に渡されました。
阿部会長は「私たちのことを少しでも心配し、考えてくれている人たちがいるということがうれしい。遠くてなかなか来れないけど、これからも何らかの形で交流が続いていけば」と話していました。
女川町は、現在仮設住宅の整備が進み、9日には避難所を閉鎖することになっているということです。 -
農村青少年倶楽部会長の白鳥友季子さん 意見発表会で優秀賞
南箕輪村の若手就農者でつくる農村青少年倶楽部会長の白鳥友季子さんは、関東ブロック実績発表会の意見発表の部で、優秀賞となり、全国大会出場の切符を手にしました。
2日は、白鳥さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に優秀賞受賞を報告しました。
発表会は、地域農業の担い手として活動している青年農業者の経営能力の向上と農業技術の研さんの場として開かれているもので、今回は10月28日に千葉県で開かれました。
白鳥さんは、発表会への出場は初めてで、就農したきっかけやこれからの農業経営について自身の想いを語り、この部門の最高賞となる優秀賞に輝き、全国大会出場を決めました。
唐木村長は「全国大会でもこれまでやってきたことの想いを、伝えられるよう頑張ってください」と激励しました。
全国大会は、来年2月下旬に開かれます。 -
学習の成果や研究結果を発表
農業に関する実習や研究などを行なっている上伊那農業高校の生徒が学習の成果や、日頃の取り組みを発表する収穫祭が、2日行われました。
収穫祭では日本学校農業クラブの意見発表などで入賞した生徒に賞状が伝達されました。
このうち生物工学科3年の北沢昭君は「未来へ想い描く牧場」という演題で意見発表し、北信越ブロック大会で最優秀賞を受賞しました。
内容は、「祖父がつくり、父親が大きくした牧場を、厳しい経営環境の中、独自のアイデアで発展させていきたい」といもので北沢君の酪農家として働いていく決意が表れたものとなっています。
収穫祭ではほかに4つの学科別に代表生徒が取り組んでいる課外活動や、研究について発表しました。
このうち生産環境科では、使った肥料の、量の違いが水稲の生育に及ぼす影響や、栽培した雑穀の利活用、また取得した資格などについて発表していました。
上伊那農業高校では、「食」「農」「環境」を柱に生命の学習に取り組んでいて食育教育の推進にも力をいれていくということです。 -
南箕輪村の南部保育園 やきいも大会
南箕輪村の南部保育園で1日、やきいも大会が開かれ、園児達がホクホクの焼きいもを味わいました。
1日は、園の庭に集めた落ち葉に火をつけ、1人1個ずつサツマイモやジャガイモを入れました。
園児らは、できたての焼き芋をおいしそうに味わっていました。 -
伊那千秋会 菊花大展示会
伊那市と南箕輪村の菊の愛好会でつくる、伊那千秋会の大菊花展示会が、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれています。
会場には、およそ450点の作品が並んでいます。
最高賞となる千秋会賞には、南箕輪村大芝区の松沢政文さんの菊が選ばれています。
千秋会の菊花大展示会は、11月3日まで大芝高原屋内運動場で開かれています。 -
TPP反対 伊那市・南箕輪村地区総決起集会
JA上伊那と上伊那農政対策委員会などは28日夜、環太平洋連携協定、TPPへの交渉参加に反対する伊那市、南箕輪村地区の総決起集会を伊那市のJA上伊那本所で開きました。
集会には、TPP交渉への参加に反対する市民およそ160人が集まりました。
総決起集会は、TPP参加について反対の意思を確認し、賛同者を増やすため、上伊那農政対策委員会などが各地区で開いています。
28日の夜は、JA上伊那と上伊那農政対策委員会が、白鳥孝伊那市長と加藤久樹南箕輪村副村長に、TPPへは参加しないことなどを盛り込んだ要請書を手渡しました。
また、伊那市と南箕輪村の議会議長には請願書をそれぞれ手渡しました。
参加者は、関税撤廃の例外措置を認めないTPPは農林水産を含む地域経済・社会の崩壊を招く恐れがあるとして、TPPへは参加しないことなどを決議し、「がんばろう」を三唱していました。 -
村療育施設安全祈願祭
南箕輪村は、新たに建設を予定している療育施設の安全祈願祭を25日、現地で行いました。
安全祈願祭には、関係者およそ30人が参加しました。
療育施設は、言葉や社会性の発達などに遅れが心配される就学前の子どもに対し、社会的な自立に向け支援していくというものです。
建物は、南箕輪村西部保育園の東側に建てられ、建設費はおよそ1億8,000万円です。
木造平屋建てで、延べ床面積はおよそ630平方メートル、バリアフリー構造で床暖房と太陽光発電システムを完備します。
他に、建物には主に大芝の間伐材が使われます。
施設の完成は来年3月を予定していて、村では10月の開所を目指します。
定員は、単独通園が10人、親子通園が15人となっています。
村では、「保育園に通いながら通園できるようなシステムも考えていきたい」としています。 -
救命救急センター指定へ中病視察
長野県救急医療機能評価委員会は、来年4月に、救命救急センターの指定を目指す、伊那中央病院のセンターとしての機能が十分備わっているかを、24日視察しました。
この日は、長野県救急医療機能評価委員会の委員6人が、伊那市の伊那中央病院を視察しました。
伊那中央病院では、9月26日に、センター指定への申請依頼を県に提出しました。
これを受け、機能評価委員会は、施設や設備などのハード面や、受け入れ体制などのソフト面が、センターとして十分な機能があるか現地調査を行いました。
委員らは、病院担当者から説明を受けた後、平成25年に運用を開始予定の、新しい救命救急センターの建設地などを視察しました。
視察した報告書は、11月下旬頃、県に提出される事になっているということです。