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上伊那総合技術新校 校地上農の方針示す
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が22日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県教育委員会が校地を南箕輪村の上伊那農業高校にする方針を示しました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
県教育委員会では、周辺の道路環境や学習環境では大きな差はないとしましたが、実習に必要な敷地面積の確保、上伊那全域から通学がしやすいこと、外部の学校との連携がしやすいことなどの理由から、校地を上伊那農業高校にしました。
2月13日に開かれる次回の懇話会で、開校年度や募集学級数、施設整備などの再編実施基本計画案を示します。
今後は3月の県教育委員会定例会に計画案を報告し、来年度の県議会で関連議案の提出を目指すとしています。
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上農で八十二銀行と長野銀行が金融授業
お金に関する知識や判断力を身につけてもらう講座が19日に南箕輪村の上伊那農業高校で開かれました。
19日は1年4組の生徒41人が話を聞きました。
講師は八十二銀行伊那支店の清水口紀雄営業次長が務めました。
清水口さんは「資産形成にはリスクがあることを知った上で、将来に向けて準備していきましょう」と説明していました。
授業は、生徒が将来経済的に自立しより良い暮らしを送ることができるように、八十二銀行伊那支店と長野銀行伊那支店が共同で行ったものです。
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南箕輪村 能登地震被災地に給水車と職員派遣
能登半島地震の被災地支援として、南箕輪村は、職員と給水車を、きょう現地に派遣しました。
石川県羽咋市に派遣されるのは、建設水道課の職員、唐澤 稜さん、小森 稜矢さんの二人と、給水車1台です。給水車は加圧式で2,000リットルの給水ができます。
20日は、役場庁舎の玄関で出発式が行われました。
藤城栄文村長は「被災地に寄り添った支援をしてきてください」と激励していました。
また、出発式には職員など25人ほどが訪れ、一人ずつ二人に声をかけて送り出していました。
南箕輪村の被災地支援は、日本水道協会中部地方支部の災害時の相互応援協定の一環で行われるものです。
職員2人は21日から24日まで、被災地の石川県羽咋市で給水支援を行う予定です。 -
VC長野 サントリーにストレート負け
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの21日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでサントリーサンバーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は27日に岡谷市のスワンドームでウルフドッグス名古屋と対戦します。
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大芝高原味工房みその寒仕込み
南箕輪村の大芝高原味工房などで販売するみその寒仕込みが行われています。
19日は、味工房の大豆班のメンバー4人が作業を行いました。
みそには地元産の大豆と米を使っています。
はじめに大豆を圧力釜でおよそ45分かけて炊き上げます。
作業は、去年の12月初旬から始まりメンバー10人が1日おきに交代で行っています。
大豆が炊きあがると機械ですりつぶし、大豆と麹を混ぜ合わせます。
その後、丸くして容器に投げ入れていきます。
投げることで空気をしめ出し、カビの発生を抑えられるということです。
19日は、およそ160キロを仕込みました。
今年は、およそ1・5トンを仕込む予定です。
作っているみそは、おばちゃんみそとして味工房やファーマーズあじ~なで販売しています。
また、村内の学校の給食でも使われています。
みそづくりは、味工房に加工施設ができた2002年から行われています。
その当初からみそ作りを行っている馬場良子さんは「一日元気に過ごせるよう味噌を使って欲しい」と話していました。
作業は、今月下旬まで行われる予定で、仕込んだみそは貯蔵庫で1年寝かすということです。 -
ルビー結晶 低温での育成に成功
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校と長野市の信州大学工学部の共同研究者は、ルビー結晶の人工育成について新しいプロセスを世界で初めて発見し、これまでにない低温での育成に成功しました。
今月2日に、「ルビー単結晶の大幅な育成低温化」の成功に関する論文が世界的に権威のある雑誌に掲載されました。
18日は南信工科短大で論文の筆頭著者で講師の鮎沢俊輔さんが記者会見を行いました。
今回の研究は、南信工科短大の鮎沢講師と、信州大学工学部物質化学科の手嶋勝弥教授、林文隆准教授、山田哲也助教の4人が共同で行ったものです。
これまでルビー結晶の育成には1,100度の高温が必要でしたが、研究を進める中で、750度で育成できる課程を世界で初めて発見しました。
これまでより低い温度で育成ができることにより、SDGsに貢献できるほか、設備投資の費用も抑えられるということです。
今後はサファイヤなどの結晶育成に応用させていくということです。
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信大農学部 とうがらしウォームビズ
南箕輪村の信州大学農学部は、辛いものを食べて体を温め、暖房の使用を抑える「ウォームビズ」の取り組みを行っています。
農学部の食堂には、県内外の企業のとうがらし調味料が並べられています。
学生は、昼時になると麺や丼ぶりに調味料をかけていました。
ウォームビズは、辛い物を食べて体の中から温めると同時に、暖房の使用抑制に繋げようと、環境学生委員会が行っています。
調味料は10種類用意され、数種類を皿にとり、食べ比べる学生もいました。
ウォームビズは、調味料がなくなり次第終了するということです。
食堂は一般の人も利用することができ、営業時間は、平日の午前11時30分から午後1時30分となっています。
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ゲートボールの初打ち楽しむ
ゲートボールの新春初打ち大会、サンシャインカップが8日、南箕輪村の大芝公園屋内運動場で開かれました。
大会には上伊那をはじめ、県内から12チーム約70人が参加しました。
1試合30分で6試合が行われ、チームごと作戦をたてながら、得点を競い合っていました。
人工芝の大芝公園屋内運動場は、土のグラウンドと比べて球の転がりが早く、慣れるまでは苦戦する人が多いということです。
大会は南箕輪村ゲートボール連盟が主催したものでゲートボール用品などを扱う松本市のサンシャインスポーツが運営をサポートして開かれました。
結果は松本市のチームが6試合全勝し優勝しました。。
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西部保育園 繭玉飾り
南箕輪村の西部保育園の園児は農作物の豊作を祈る飾りもの「繭玉飾り」を16日作りました。
この日は年長の園児32人が繭玉を作りました。
米粉2kgを使いお湯と混ぜて捏ね、ゆでた後に食紅を混ぜあわせ色を付けました。
途中、年中や年少の園児も見学に来ました。
園児たちはそれぞれ丸めて、用意した木に繭玉を飾り付けました。
西部保育園では今週末まで飾るということです。
また、作った繭玉の半分は年長の園児で食べました。
西部保育園では「いっぱい食べて元気に過ごしましょう」と話していました。
なお、これまでは地域住民を招いて鳥追いの行事「ほっぽんや」も併せて行っていましたが、地域住民の高齢化などを理由に繭玉作りだけになったということです。
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南箕輪村 物価高騰の影響を受ける対象世帯へ給付金
南箕輪村は、国の交付金を受け、食料品やエネルギー価格などの物価高騰の影響を受けている世帯を対象に、給付金を支給します。
15日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を示しました。
村では、国の物価高騰対応臨時交付金を受け、住民税の均等割のみを納めている世帯を対象に、1世帯あたり10万円を給付する予定です。
村では283世帯、事業費およそ2,830万円を想定しています。
また、低所得者の子育て世帯への給付として、住民税均等割の非課税者のみで構成される世帯などを対象に18歳以下の児童1人あたりに対して5万円を給付する予定です。
村では190人、事業費およそ950万円を想定しています。
村では2月、または3月から対象世帯への給付が開始できるよう準備を進めているということです。
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110番の日にあわせ啓発活動
1月10日は、110番の日です。
南箕輪村の大芝の湯では、110番の正しい利用と特殊詐欺被害防止を呼びかける啓発活動が行われました。
10日は伊那警察署の署員や清水閣成教育長など南箕輪村駐在所連絡協議会のメンバーおよそ10人が啓発グッズを配りました。
配布したグッズは110番通報の正しい利用が書かれたチラシや特殊詐欺被害防止を呼びかけるカレンダーなどが入っています。
伊那警察署によりますと、管内の2023年の1年間の110番通報の件数は3,287件でこのうち、およそ1割が急を要さない通報だったということです。
伊那警察署では急ぎの通報でない場合には、警察相談専用電話
#9110にかけてほしいと呼び掛けています。
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南原保育園でどんど焼き
正月飾りを燃やして無病息災を願う、どんど焼きが南箕輪村の南原保育園で10日行われました。
保育園の隣にある南原グラウンドには、園児や職員の家から持ち寄った正月飾りやダルマが積み上げられました。
園児たちは、今年1年健康で過ごせるように手を合わせていました。
南原保育園のどんど焼きは、1年間の健康を祈る行事として毎年行われています。
数年前まではおき火になると餅を焼いて味わっていましたが、のどに詰まる危険があることから、安全のため、やめることになったということです。
10日は未満児から年長までの園児およそ180人が参加しました。
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箕輪町・南箕輪村 消防団出初式
箕輪町消防団の出初式が7日行われ、市中行進と4年ぶりとなる観閲式が行われました。
出初式には消防団の109人が参加しました。
今回、市中行進のスタートは安全確保のためこれまでの箕輪南宮神社からJA上伊那箕輪町支所に変更され、役場までのおよそ800メートルを行進しました。
その後、箕輪町文化センター前で白鳥政徳町長と丸山巌団長の観閲を受けました。
観閲式は新型コロナ以降4年ぶりとなりました。
式典では、1日に発生した能登半島地震の犠牲者の冥福を祈り黙とうが捧げられました。
丸山団長は「消防団は地域防災力の充実強化に欠くことのできない存在となっている。引き続き連携を深めていきたい」と訓示しました。
箕輪町内では去年1年間に6件の火災がありました。
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南箕輪村で二十歳のつどい
南箕輪村は二十歳のつどいを3日に村民センターで開きました。
二十歳のつどいは、平成15年4月2日から平成16年4月1日生まれの男性107人、女性93人のあわせて200人が対象で、式には127人が出席しました。
式典で清水閣成教育長は「初心を忘れずに、自分の想いを大事にして今しかできないことを精一杯やってほしい」と式辞を述べました。
参加者を代表して稲村美琴さんは「日々の感謝を忘れずに、一人の社会人として貢献できることを考えながら生きていきたい」と謝辞を述べました。
意見発表で日戸達也さんは「勉学や仕事などそれぞれの立場で人生を歩んでいる。謙虚に前向きに精進していきます」と話しました。
最後に出席者全員で記念撮影が行われました。
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VC長野 東レに敗れる
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの6日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで東レアローズと対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
7日も塩尻市総合体育館(ユメックスアリーナ)で東レアローズと対戦します。
また、試合の模様は午後0時50分から122chで生中継します。
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南箕輪村 元旦初走り・初歩き
初日の出の日差しのもと元旦初走り・初歩きイベントが1日、南箕輪村内で開かれました。
午前7時30分ごろ、山際の雲の隙間から日の光が差し込み始めました。
この日差しのもと、元旦初走り・初歩きイベントが南箕輪村役場を発着点に開かれました。
ジョギングは3キロ、ウォーキングは1.26キロのコースで、順位を競うものではなく、参加者はそれぞれのペースで走ったり、歩いたりしていました。
ゴールすると参加者にはみかんが配られていました。
このイベントは南箕輪村教育委員会が毎年開いているもので、この日はおよそ260人が参加しました。
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南箕輪村ニューストップ10
3日間にわたり、伊那ケーブルテレビが選ぶ伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしています
3日目の28日は南箕輪村です。
まずは10位から6位です。
10位「南箕輪村の小中学校に南極の氷届く」
9位「まっくんスポーツフェス初開催」
8位「村政150周年に向けロゴマーク完成」
7位「VC長野 メルコグループが経営権を取得」
6位「村議会議員選挙 新たな顔触れ決まる」です。
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南箕輪村第6次総合計画策定に向けWS
南箕輪村の第6次総合計画の策定に向け、持続可能なまちづくりについて考えるワークショップが23日大芝高原内の森の学び舎で行われました。
ワークショップには、むらづくり委員会の委員と村の職員あわせて32人が参加し、カードゲームが行われました。
カードゲームでは、「人口」「経済」「環境」「暮らし」の4つの分野について、よりよくするにはどうしたらよいか、相談しながら進めていました。
参加者はカードゲームを通して持続可能なまちづくりについて考えていました。
南箕輪村は、令和8年度から10年間の「南箕輪村第6次総合計画」を策定するにあたり、未来の南箕輪村について考える機会にしようとこのワークショップを開きました。
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南箕輪小学校 歯科指導
南箕輪村の南箕輪小学校の児童は、26日に歯科衛生士から歯の磨き方を教わりました。
2年3組の教室では、児童達がカラーテスターで赤く染めた歯を磨いていました。
講師は歯科衛生士の塩澤志麻さんが務め、歯の模型で磨き方の手本を見せていました。
児童達は、鏡を見ながら歯についた色を落としていました。
塩澤さんは「ゴシゴシと力をいれずに、シャカシャカと小さな音で丁寧に磨きましょう」指導していました。
歯科指導は南箕輪小学校が毎年開いているもので、2年生から5年生の児童が歯の磨き方を教わりました。
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南箕輪中 田畑さん科学の全国大会出場
南箕輪村の南箕輪中学校科学技術部の田畑凜空さんが25日に村役場を訪れ、科学の甲子園ジュニア全国大会に出場し得た経験を藤城栄文村長に報告しました。
南箕輪中学校2年の田畑さんは科学技術部に所属しています。
8月の県大会で上位2チームに入り、南中を合わせた県内5校の合同チームで長野県代表として、8日に行われた全国大会に出場しました。
大会では理科・数学などの筆記競技と、プロペラを使った機体を作り当日発表のコースを走らせる実技競技が行われました。
入賞には届きませんでしたが、初めての全国大会でコミュニケーション能力を培ったということです。
藤城村長は「これからも活動を応援しています。」と話していました。
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日本ピスコ 南箕輪村に30万円を寄付
空気圧機器の開発・製造・販売などを行う南箕輪村の株式会社日本ピスコは、村の発展のために役立ててもらおうと、現金30万円を25日に、寄付しました。
25日は、日本ピスコ営業管理部の原洋平さんら2人が役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金を手渡しました。
日本ピスコでは、南箕輪村と箕輪町の4工場に募金箱を設置するなどし、今回30万1,968円が集まったということです。
村に第一工場ができた37年前から毎年この時期に寄付活動を行っています。
日本ピスコでは、村の教育や福祉のために役立ててほしいと話していました
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VC長野 ジェイテクトにストレート負け
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの24日の試合結果です。
VC長野トライデンツはホームでジェイテクトSTINGSと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次は、来年1月6日に塩尻市で東レアローズと対戦します。
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VC長野 0-3で敗れる
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの23日の試合結果です。
VC長野トライデンツはホームでジェイテクトSTINGSと対戦し、セットカウント0対3 で敗れました。
24日もホームでジェイテクトSTINGSと対戦します。
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伊那ソースかつどん会 冬の陣
伊那市と南箕輪村の飲食店でつくる伊那ソースかつどん会は、21日から、かつ丼を食べて冬を乗り越えてもらおうと「冬の陣」と題して加盟店がサービスを行っています。
20日は、伊那市の伊那商工会館で伊那ソースかつどん会の北原英之会長と田村清副会長が記者会見を行いました。
イベントでは、伊那ソースかつどん会加盟店がそれぞれに工夫したサービスを行うということです。
北原会長が営む中央の「しらかば」では、年内をめどに、かぼちゃまんじゅうやゆずを使った小鉢が付く特別メニューを提供する予定です。
田村副会長が経営する西町の「田村食堂」では、かぼちゃの煮物などの小鉢を提供する予定だということです。
このイベントは冬至に合わせてソースかつ丼をPRしようと去年に引き続き企画されました。
加盟店ではポスターを貼り、それぞれに期間やサービスを決め、ソースかつ丼をPRするというこ -
伊那中央衛生センター 1年遅れで着工へ
伊那中央行政組合議会12月定例会が21日に開かれ、建て替え工事が計画されている、伊那中央衛生センターの工事請負契約についての議案が可決されました。
この日は、市役所で伊那中央行政組合議会12月定例会が開かれ、建て替え工事の請負契約に関する議案が提出されました。
伊那中央衛生センターは、建設からおよそ40年経ち、老朽化していることから隣にあるサンライフ伊那跡地に建て替える計画です。
工事費は、28億2,700万円で、来年度中に着工、2027年4月に稼働開始を目指します。
当初、去年3月に契約を結び、来年度着工、2026年度稼働開始の計画でしたが、地元住民などとの調整を慎重に行ったことで、およそ1年の遅れが生じたということです。
議会では、計画が遅れている分の1億900万円の施設整備費を減額する、今年度一般会計補正予算案も提出されました。
この日提出されたこれらの議案は、全会一致で可決しました。
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上農で育てた和牛を味わう
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、高校で育てた和牛の肉を味わいました。
19日は学校で育てた牛の肉が焼肉として1年生に振る舞われました。
企画した生命探究科動物コースの2年生が高校の敷地で肉を焼きました。
牛は、上農で人工授精して育てた和牛、名前は「上農さつき」です。
長野県独自の認定制度をクリアして、信州プレミアム牛肉として認められました。
4種類の部位、全校生徒分200キロの肉が用意されました。
焼肉は持参した容器に入れ、持ち帰る人もいれば、その場で食べる人もいました。
動物コースの2年生が全校生徒からの寄付やクラウドファンディングで購入資金を集め、約75万円で200キロの肉を購入しました。
このプロジェクトは、授業の中で和牛の消費量が減ってきていることを知り、将来の消費者である自分たち高校生が味わおうと企画しました。
20日は2年生、21日は3年生に振る舞われるということです。
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上伊那農業高校生徒と富県小児童 手作りおもちゃで交流
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市の富県小学校の児童を18日に学校に招き、手作りの木のおもちゃなどで遊んで交流しました。
18日は、上農高校のコミュニティデザイン科里山コースの3年生が、富県小6年生の児童22人と、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」をして交流しました。
上農と富県小は、互いに世代間交流を行いたいと考え、去年12月からお互いが行き来しながら月に1回のペースで顔を合わせてきました。
交流する上で、ただ遊ぶだけでなく、物づくりの仕事について知る機会にしようと、木を使ったおもちゃ作りに挑戦しました。
建築士会上伊那支部に協力してもらい、資材としては使えない木材を利用してモルックの道具の他、小屋やいすなどを作りました。
上農生と富県小の児童の交流は18日が最後となりましたが、両校は「異年齢との関わりで得たことを今後の生活に活かして欲しい」と話していました。 -
南箕輪村議会12月定例会 修正動議提出
南箕輪村議会12月定例会最終日の15日、今年度一般会計補正予算案の機構改革に関わる経費分について削除を求める修正動議が提出されました。
発議した笹沼美保議員は「機構改革は重要な案件であり、改修設計や予算などについての説明が不足している。また審議する時間も足りないため即決するべきではない」と説明しました。
村は機構改革について、11日に行われた村議会全員協議会で説明し、15日の本会議前にも説明する場を設けたということです。
この日は1人欠席で8人で採決が行われ、修正案は賛成3人、反対5人で否決され、村が提出した原案が賛成多数で可決されました。
閉会のあいさつで藤城栄文村長は「説明が足りないと言われたことを反省事項として活かしていきたい」と話しました。
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県産小麦100%のパン 学校給食に
長野県産の小麦を100%使ったコッペパンが11月30日に山形村の山形小学校の給食で提供され、児童が風味豊かなパンを味わいました。
県産小麦の生産や利用を広げようと長野県と生産者、食品加工業者などでつくるLFP長野が、プロジェクトの一環で企画したものです。
この日は、県農政部とJA、小麦粉とパンの製造業者ら7人が山形小学校を訪れ、5年3組の児童と一緒に給食を食べながら交流しました。
提供されたのは、長野県産の小麦「ゆめかおり」を100%使ったコッペパンで全校児童約500人です。
ゆめかおりは、約10年前から県内で生産されている風味豊かな味わいが特徴の小麦です。
子どもたちは、いつもよりふわふわでおいしいとパンの香りや食感を楽しみながら味わっていました。
LFP長野は、令和3年からこれまでにエノキダケの販路拡大や摘果リンゴを使った商品開発を行っていて、今年度は、小麦をテーマに活動しています。
LFP長野では、今後小麦を生産する若手農家から課題などを聞き取り小麦の生産拡大にも取り組んでいくとしています。 -
八十二銀行・長野銀行 食品を寄付
6月に経営統合した八十二銀行と長野銀行のそれぞれの伊那支店は、長野県が行っている年末のフードドライブキャンペーンに合わせ集めた食品を15日に寄付しました。
この日は、八十二銀行伊那支店と長野銀行伊那支店の行員4人が伊那合同庁舎を訪れ、食品を手渡しました。
12月から八十二銀行の伊那市と南箕輪村の6店舗、長野銀行の伊那市内の2店舗の行員に声をかけ、およそ100リットルのケース4個分が集まりました。
合同での寄付は初めてだということです。
寄付された食品は、上伊那のこどもカフェで活用されるということです。