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敬老の日に合わせ唐木村長らが敬老訪問
9月19日の敬老の日にあわせ、南箕輪村は、88歳と90歳以上のお年寄りを対象に唐木一直村長らが敬老訪問をしました。
5月に100歳の誕生日を迎えた南原の小坂美志子さん宅。
唐木村長が祝い状や祝いの品を届けました。
小坂さんは、長男夫婦と3人暮らしで、新聞に毎日目を通し、読書が趣味だということです。
唐木村長から祝い状などを受け取るとはっきりとした口調でお礼をいい、会話を弾ませていました。
南箕輪村の88歳以上のお年寄りは、278人で、そのうち6人が100歳以上。最高齢者は、106歳だということです。
村の全人口に占める65歳以上の割合は、19.82パーセントで、県下1若い村となっています。 -
南箕輪村 「子育て支援課」来年度設置へ
南箕輪村は、小学校へ通う前の子供の子育てを支援する「子育て支援課」を、来年度設置する方針です。
これは、14日に開かれた村議会9月定例会の一般質問で、唐木一直村長が答えたものです。
南箕輪村は来年度、発達障害など支援が必要な小学校入学前の子供を受け入れる療育施設を開設します。
新たに設置される子育て支援課は、この療育施設も担当します。
村ではこれまで、小学校入学前の子育て支援は住民福祉課の福祉係が行ってきましたが、新たな課を設置することで、支援内容を充実させたいとしています。
子育て支援課の設置条例については、早ければ12月定例村議会に提出され、可決されれば、来年4月に設置される予定です。 -
南箕輪村損害賠償未報告 185万円
平成18年度から南箕輪村が支払った、損害賠償のうち議会へ報告していなかった件数は19件、金額にして185万円だったことがわかりました。
これは、12日に開かれた南箕輪村議会全員協議会で報告されました。
会の冒頭、唐木一直村長は、「地方自治法の認識不足で大変申し訳ない。今後は厳正な対応をしていきたい」と陳謝しました。
事故による、損害賠償の支払は、示談が成立すると、保険会社から直接、相手側に支払われます。
村では、会計を通らず、予算措置が必要ない事から、これまでに議会へは報告していませんでした。
記録が残る平成18年度から12日までに、報告していなかった物損による損害賠償の支払いは19件、185万2、552円です。
そのうち16件がパンクなど村道での自動車の破損によるもので、高いもので63万円だったという事です。
村議会では、保険での支払いについても、村長が専決処分できる要綱を設けた条例改正案を今議会中に議員提出する事にしています。
なお、自治体が議会に報告しなかった損害賠償について伊那市では、100万円以下の物損事故の損害賠償については、議会への報告は省略していたとしています。また箕輪町は詳細を調査中ということです。 -
上伊那農業高校 梨の販売
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、学校でとれた梨の販売を9日、伊那中央病院前で行いました。
梨の販売を行ったのは、園芸科学科食用食物コースを専攻している3年生16人です。
上農高校では、学校でとれた果物を地域の人に味わってもらおうと、毎年この時期に販売を行っています。
生徒らは、この日に合わせ1袋1,8キロ入りの梨の早生種「幸水」100袋と、1,8キロ入りの洋ナシ40袋を用意しました。
伊那中央病院の玄関前では、お見舞いや通院で訪れた人達が足を止め、次々と買っていました。
上農高校では、10月1日に開かれる伊那中央病院の病院祭でも果物の販売を行うということです。 -
介護施設みなみみのわふれあいの里開所
社会福祉法人ふれあいが南箕輪村北原に建設した複合介護施設「みなみみのわふれあいの里」が1日、開所しました。
ふれあいの里は、地域密着型の施設で、主に南箕輪村在住の人を対象にしています。
特別養護老人ホーム、通所や宿泊、自宅訪問の介護サービスのほか、村外の人も利用できる高齢者専用賃貸住宅もあります。
建物は、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積およそ2700平方メートル。総事業費はおよそ7億3千万円です。
3つの事業それぞれのスペースに、利用者がくつろげる空間、キッチンがあり、個室やトイレ、風呂が整備されています。
みなみみのわふれあいの里では現在、利用申し込みを受け付けています。 -
南箕輪村議会 9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が6日開会し、一般会計補正予算案など16議案が提出されました。
一般会計補正予算案は1億7千円を追加するものです。
主な事業は、申請のあった高齢者世帯などに配布する福祉灯油券に298万円、小中学校への緊急地震速報システム構築工事費に 118万円などとなっています。
平成22年度の決算では、村の実質公債費比率は10.6%で、前の年度の11.1%に比べて0.5%下回りました。
南箕輪村議会9月定例会は、14日、15日一般質問16日に委員長報告、採決が行われることになっています。 -
未就園児とその家族が運動会楽しむ
南箕輪村の大芝高原屋内運動場で3日、保育園入園前の子どもとその家族を対象にした運動会が開かれました。
この日は、村内の42家族およそ150人が参加しました。
運動会は、南箕輪村の子育て教室「すくすく玉手箱」の講座の一環で行われたもので、母親だけでなく父親や祖父母にも参加してもらおうと、土曜日に開催されました。
運動会では、子ども達が保護者と一緒に5つの競技を楽しみました。
山や川に見立てた障害物を飛び越える競技では、子ども達が保護者に手を引かれながらゴールを目指していました。
ある保護者は「入園前に子どもに運動会を体験してもらえるし、親同士の交流にもなる。楽しんで参加できた」と話していました。 -
上農で測量実習
若手技術者の育成や測量設計業への就労拡大につなげようと、長野県や測量設計業協会南信支部は、2日南箕輪村の上伊那農業高校で、測量実習をしました。
実習に参加したのは、上伊那農業高校緑地工学科の3年生21人で、測量設計業協会南信支部に加盟している測量会社の技術者から最新式の測量機器の取り扱い方法などを学びました。
最新のテクノロジーがつまった測量機器に実際に触れた生徒たちは、授業とは、ひと味違う測量現場の今を体感している様子でした。
この実習は、卒業後の生徒の進路選択で、測量設計業への就労拡大に結びつけていこうと行われているもので、10月には、大型の重機を使ったものも計画されています。 -
上伊那年金受給者協会がマレットゴルフ
上伊那年金受給者協会伊那支部のマレットゴルフ大会が30日南箕輪村の大芝高原で開かれました。
大会は年金受給者の親睦を図ろうと開かれたもので今回で19回目です。
伊那支部は伊那市と南箕輪村の年金受給者が加盟していて大会には、会員およそ110人が参加しました。
参加者は、27ホールの林間コースでスコアを競いあっていました。
この大会の上位30人は、10月に辰野町で開かれる上伊那郡大会に出場できるということもあり、熱のはいったプレーが繰り広げられていました。 -
信州大学農学部で公開講座
南箕輪村の信州大学農学部で27日、公開講座が開かれ、参加者が大学の講義を受講しました。
公開講座は、地域に開けた大学を目指して信州大学農学部が毎年開いているもので、6人が参加しました。
この日は「果実・野菜の食品科学」をテーマに、信州大学大学院農学研究科の教授らが指導にあたりました。
学科と実習が行われ、学科では農学研究科の浜渦康範准教授が野菜、果物の健康機能について説明しました。
浜渦准教授は「多くの動物と違い、人間は体内でビタミンCをつくることができない。そのため人間にとって栄養分が豊富な野菜を摂取することはとても重要なこと」と説明していました。
実習では品質測定の実験が行われ、野菜の色や糖度、酸味の数値を測定していました。
農業を勉強しているという参加者の男性は「機器を使って様々なものの測定ができることがわかり勉強になった。勉強の励みになりました」と話していました。
信州大学大学院農学研究科の藤田智之教授は「まったく未知の世界の研究をしているわけではなく、身近にあるものの一歩踏み込んだ世界を研究している。そういった世界を少しでも体感してもらえて良かった」と話していました。
信州大学農学部の公開講座は、次回、10月に開かれることになっています。 -
災害ボランティア出発
南箕輪村社会福祉協議会が呼び掛け集まった災害ボランティアが26日、岩手県大槌町に出発しました。
ボランティアとして被災地に行くのは、上伊那地域の住民7人と職員3人のあわせて10人です。
大槌町は、地震による津波と火災の被害が大きく、現在もがれきの撤去作業などが行われています。
参加者の1人は「少しでも被災地の人達の役に立てるようがんばりたい」と話していました。
ボランティアは、2泊3日の日程で、河川の清掃や店舗などの建物の片づけを手伝うということです。 -
暫定規制値超える牛肉 県内流通
福島の農家から出荷された暫定規制値を超える2頭の牛の肉が、南箕輪村のアップルランド伊那インター店など県内36店舗で販売されていた事が分かりました。
販売されていたのは、4月27日縲・月12日までです。
暫定規制値である1キログラムあたり500ベクレルを超える、997ベクレル、及び513ベクレルの牛の個体だったということです。
県では、冷凍保存している人に対し、食べずに伊那保健福祉事務所に相談するよう呼びかけています。 -
群馬の釣り人が川に流され死亡
24日、午後4時ごろ、箕輪町の十沢橋付近で釣りをしていた群馬県の男性が川に流される水難事故がありました。この男性は、24日午後5時20分頃発見されましたが、その後、死亡が確認されました。
伊那警察署の発表によりますと、死亡したのは、群馬県の62歳の男性です。
群馬県から仲間4人と来たこの男性は、天竜川の十沢橋上流200メートル付近で釣りをしていました。
午後4時ごろ、仲間のうちの一人が、男性が流されるのを目撃し、110番通報しました。
通報を受け、伊那署では、消防署と県警ヘリに出動を依頼し、捜索しました。
午後5時22分に、県警ヘリが4.5キロほど下流の南箕輪村・天竜橋のすぐ下の河川内に男性が倒れているのを発見しました。
消防の救急隊が救助し、伊那市内の病院に収容されましたが、午後5時58分に死亡が確認されました。
事故の原因、死因については、現在、伊那署が調べを進めています。 -
大芝高原まつり義援金は19万1,907円
7月20日の大芝高原まつりで集めた東日本大震災の義援金は、19万1,907円となりました。
24日、まつり実行委員会の田中秀明副大会長が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に義援金を手渡しました。
大芝高原まつりでは、会場内に16個の募金箱を設置し、参加者に募金を呼びかけたところ、19万1,907円が集まりました。
また、南箕輪村消費者の会は、使い終わった天ぷら油で作った廃油石鹸を1個100円で販売し、バザーも含めた売上の一部、1万円を義援金として村に届けました。
田中副大会長は「雨の中の開催だったが、多くの人に足を運んでもいらい、募金もしてもらえてありがたい」と話していました。 -
伊那技術専門校で校内見学
南箕輪村の伊那技術専門校で21日、校内見学会が開かれました。
見学会には、市内外から8人が訪れ、取得することができる資格などの説明を聞いたり、授業の見学をしました。
伊那技専では、機械加工やパソコン活用などの4つの学科があり現在52人が学んでいます。
伊那技専によると、近年は、新卒の高校生の志願者が増えているということで、この日も上伊那地域から高校生5人が見学に訪れていました。
機械加工を見学した人達は、実際にパソコンを使って図案を作り、金属の加工をしました。
伊那技専の今年度後期分の募集は、機械科で9月8日までとなっています。 -
中病 脳卒中センター9月開所
伊那中央病院は、脳卒中患者に対し、診療科が異なる医師が、チーム体制で治療にあたる、脳卒中センターを9月に開所します。
これは22日、伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
これまで中央病院では、脳卒中の患者一人に対し、一人の医師が担当し、診療を行ってきました。
センターが開所する事で、一人の患者に対し、外科や内科など、複数の医師がそれぞれの立場から診察を行い、チームとして対応していくという事です。
中央病院では、年間に360人程の脳卒中の患者が入院し、およそ、220人の手術を行っているという事です。
センター開所にあたり、信州大学から、脳神経外科に新たに1人の医師が加わる事になって、脳神経外科3人、神経内科4人合わせて7人体制でチーム医療を行う計画です。
伊那中央病院によると、チームとして、脳卒中患者の医療を行っているのは、県内で、信大と相沢病院に続いて3例目になるという事です。 -
南部小児童 西天竜発電所見学
南箕輪村の南部小学校の4年生は、22日、農業用水に係る施設などを見学しました。
農業用水探検隊は、農業用水に係る施設が作られた背景や、歴史を学び、果たしてきている役割を学ぼうと行われました。
このうち、伊那市の西天竜発電所では、水力発電の仕組みについて学びました。
県の担当者は、発電所が、西天竜の水路補修の費用を、まかなうために作られた事や、年間に一般家庭およそ3千戸の電気を発電している事等を説明していました。
子ども達からは、点検をするときは、どうやってしているのか等といった質問が出され、県の職員は、10年に一度発電機をクレーンで持ち上げ点検する事等を説明していました。
ある児童は、「身近な場所で電気を作っている事を知ることができました。」と話していました。 -
上農生が開発 雑穀カレーの試食会
伊那市が毎月17日に定めている「い縲怩ネ雑穀の日」に合わせて17日、上伊那農業高校の生徒が雑穀入りカレーの試食会を市役所で開きました。
昼時になると多くの職員が試食会場の前に集まり、カレーを手に取っていました。
雑穀カレーは、去年から雑穀の活用について取り組んでいる上農高校生産環境科の作物班が作ったものです。
カレーのとろみづけには小麦粉ではなくモチキビを使っているためアレルギーのある人でも食べることができます。
上農高校作物班では、カレーのレトルト化を計画していて、試食会での意見や感想を生かしたいとしています。
また試食会に合わせて行った募金活動で集めたお金で、東日本大震災で被災した人たちにレトルトの雑穀カレーを届ける計画も立てています。
上農高校生産環境科作物班の石川涼加さんは「雑穀の入った栄養価の高いカレーなので、被災地の人に食べてもらい元気になってほしい」と話していました。
上農高校では、今後地元企業などの協力を得てレトルト化を進めていきたいとしています。 -
第26回大芝高原まつり 雨の中熱気
第26回大芝高原まつりが20日、南箕輪村の大芝高原で開かれ、雨の中多くの人で賑わいました。
この日は、朝から雨の降るあいにくの天気となりましたが、大芝高原には多くの人が訪れまつりの雰囲気を楽しんでいました。
今年の大芝高原まつりは、東日本大震災や長野県北部地震に配慮し自粛も検討されましたが、南箕輪から被災地へ元気を届けようと開催が決まりました。
大芝高原の中央通りではおまつりパレードが行われ、23団体が大芝高原音頭を踊りながら練り歩きました。 -
信州育メンズ子育て講演会
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズが20日、父親の子育てを学ぶ講演会を開きました。
講演会は南箕輪村の村民センターで開かれ、およそ20人が参加しました。
講師は、神戸常盤大学短期大学部准教授の小崎恭弘さんです。
「わが家の子育てパパしだい」と題して講演しました。
小崎さんは、父親が子育てに関わることで、社会に適応できる子どもや、ストレスにうまく対応できる子どもが育ちやすいと話していました。
子どもに遊びなど興味や関心を与える役はパパの出番で、「10歳までに子どもと遊び、関わってほしい」と話しました。
また、「子育ては、まず夫婦間の思いや考えを理解し、子どもに豊かな環境を作ってあげてください」と呼びかけていました。 -
恩徳寺でサギソウ見頃
南箕輪村の恩徳寺でサギソウが見頃を迎えています。
恩徳寺の境内には鉢植えのサギソウが涼しげに咲いています。
サギソウは先代の住職が栽培を始め、年々増えて今年はおよそ2千本が咲いています。
例年より5日ほど開花が遅れましたが、この数日で一気に咲きました。
サギソウは1週間ほど楽しめるということで、続いて斑入りのものも咲くということです。 -
上農高校盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校の盆花市が12日、伊那市内の2か所で開かれました。
いなっせ横の広場では、販売開始の9時半を前に、およそ80人が列を作りました。
今年で59回目となる上農高校の盆花市は、毎年8月12日に開かれています。
12日は、いなっせと伊那北駅前の2か所で、合わせておよそ600束が販売されました。
花は、アスターやカーネーション、菊など様々で、毎年買いに来る人も多いということです。
用意した花は、販売開始から1時間ほどで完売したということです。 -
上農高校生徒 盆花市準備
南箕輪村の上伊那農業高校で、12日の盆花市で販売する花の準備が11日行われました。
11日は、全校生徒が加盟する農業クラブのクラス代表や、生徒会役員など60人ほどが作業にあたりました。
花は、菊やアスター・トルコキキョウなどです。
生徒達は、机に並べられた花を組み合わせて花束を作っていました。
盆花市は、59回を数える恒例行事で毎年楽しみにしているファンが多くいます。
12日は、伊那市のいなっせ多目的広場と伊那北駅前で午前9時半縲恃フ売する予定です。
盆花は1束500円で販売されます。 -
被災地の子ども支援コンサート
南箕輪村・こども地球サミットの舞台制作業務を担当している辰野町のイベント会社「イマジー」は、東日本大震災にあった子供たちを支援するコンサートを11日、南箕輪村民センターで開きました。
「明日(あした)はきっとやってくる」と名付けられたコンサートには、元宝塚歌劇団の但馬(たじま)久美さんらが出演しました。
子ども地球サミット・キッズエコロジーコンサートは、今年8月に予定されていましたが、震災を受けて中止となりました。
主催するイマジーなどはキッズエコロジーコンサートに変わるものとして、被災地の子ども達を支援する目的でこのコンサートを開きました。
コンサートの中では、陸前高田市で被災し、母親をなくしたカメラマン、上田聡さんが撮影した被災地の様子などが上映されました。
東日本大震災からちょうど5ヶ月となる11日午後2時46分には、会場全員で黙祷しました。
イマジーでは、今後も、継続的に被災地支援の活動を行なっていきたいとしています。
また、県内の子ども達がレコーディングに参加した曲を10月上旬にインターネットで配信し、売上金の一部を支援金としたいとしています。 -
盆花販売に向け準備
盆花の販売を行う南箕輪村農業経営者協議会が10日、花の刈り取り作業をしました。
南箕輪村農業経営者協議会は、減反の田んぼを利用して盆花用にアスターなどを栽培しています。
10日は、会員が花の刈り取り作業に汗を流しました。
協議会の盆花販売は15年近く続いています。
今年の花束には、アスター、ケイトウ、菊など7種類が入る予定で、1束500円です。
11日の夕方から、ファーマーズあじーなと、みはらしファームとれたて市場で販売します。
予約販売は12日午後3時から午後5時半まで、南箕輪村役場駐車場で行います。 -
被災地岩手の小学生が村で夏休み
東日本大震災の被災地、岩手県の小学生ら10人が、南箕輪村で夏休みを過ごしています。
南箕輪村を訪れているのは岩手県平泉町の小学生と保護者らです。
平泉町は、震災があった地域の中では被害の程度が軽いということです。
子どもたちは9日到着し、10日は南箕輪村などの子どもたちと一緒に大芝高原の村民プールで遊びました。
南箕輪村への滞在は、毎年夏に村内で開かれている子ども地球サミットの舞台制作会社イマジーが、被災した子ども達を支援しようと企画しました。
この支援プロジェクトでは、11日、村内で東日本大震災支援コンサートを開くことになっていて、それに合わせて子どもたちを招待しました。
株式会社イマジーでは、「長野県でリフレッシュしてほしい」と話していました。
平泉町の小学生たちは、12日まで滞在し、明日午後1時から村民センターで開かれるコンサートに出演することになっています。 -
伊那市と南箕輪村の一部で停電
7日午後2時半頃、伊那地域で雷を伴う激しい雨が降り、伊那市と南箕輪村の一部で停電となりました。
中部電力伊那営業所によりますと伊那営業所のエリア内では、伊那市と南箕輪村の一部、あわせて3130戸が落雷により停電となったということです。
順次復旧作業が行われ、8日の未明までにほとんどの世帯で復旧しました。
8日は、復旧が済んでいない伊那市の西箕輪と高遠町、南箕輪村の3か所で、落雷により故障した変圧器の交換作業を行いました。
中部電力伊那営業所によりますと、正午過ぎに作業が終了し、全世帯で復旧したということです。
長野地方気象台によりますと、7日の伊那地域は午後2時からの1時間に24.5ミリの強い雨が降ったということです。
この雨により、JR飯田線で、上下線合わせて8本、最大72分の遅れが出たということです。 -
村療育施設関連事業費 大幅増
南箕輪村が、来年10月に開所を目指す、療育施設の建設に関する事業費は、当初予算の1億5,000万円から、8,000万円増えて、およそ2億3,000万円になる事が、8日、わかりました。
8日、村役場で開かれた村議会全員協議会の中で、報告されました。
村の説明によりますと、事業費は当初、建物の大きさなどを基準に、概算で算出したという事です。
今月、建物の設計を終えたところ、療育施設の建設費は、約2,600万円の増額。
建設に伴い、隣りの西部保育園駐車場の造成に、約1,300万円追加。
療育施設と村内の2つの保育園に設置する、太陽光発電設備事業は、予定していた、経済産業省の外郭団体の補助が打ち切りとなり、代わりに環境省の補助を受けるため、発電出力を16キロワット増やした事で、約4,200万円の増額となります。
村では、これら療育施設建設などの事業に関する、約8,000万円の補正予算を、8月の臨時村議会に提出する事にしています。 -
小学校の水漏れなどの経費含む補正予算案可決
南箕輪村議会臨時会が3日、村役場で開かれ、南箕輪小学校の漏水にかかる経費130万円を含む一般会計補正予算案が可決されました。
漏水は、プールのシャワーなどに通じる水道管の排水バルブに異物がはさまっていたため発生したものです。
排水口が完全に閉まっていない状態で15日間経過しおよそ1万1千立法メートルの水が漏水したということです。
6月30日に学校職員が気づき村教育委員会に報告し、3日議会に説明がありました。
これによる水道料は130万円で村が補正予算として計上し、可決されました。
村教育委員会では事故防止対策として「プール排水・注水手順マニュアル」を作成するなど再発防止に努めたいとしています。 -
夏休み子ども寺小屋
夏休みの子ども達を対象にしたイベントが各地で開かれています。
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の稽古場では、伊那市内の小学生を対象にした「夏休み子ども寺小屋」が1日から3日間、開かれています。
子ども達に田楽座について知ってもらい伝統文化に触れてもらおうと今年初めて開かれました。
初日の1日は、全国各地の盆踊りを踊りました。
田楽座の中山洋介さんを中心にメンバー6人が、子供たちに足の運び方などを指導しました。
子供たちは10分ほどで振り付けを覚え、全員で輪になって踊りました。
夏休み子ども寺小屋は3日水曜日までで、南京玉すだれや獅子舞などを体験するということです。