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南部保育園 地域のお年寄りと一緒によもぎ団子作り
南箕輪村の南部保育園の園児達は15日、地域のお年寄りと一緒によもぎ団子を作りました。
よもぎ団子作りは、地域のお年寄りとの交流を深めようと行われたものです。
15日は、保育園の近くの田畑ひだまりの会と神子柴のふれあいクラブのお年寄り13人が、園児達と一緒によもぎ団子を作りました。
使用したよもぎは、園児達が散歩の時間に摘んだものです。
園児達は、自分で食べる分の団子を、美味しくなるように願いを込めながら丸めていました。
南部保育園の埋橋美鈴園長は「地域の人と触れあいながら、自然の食べ物を使った昔ながらの伝統の味を覚えてほしい」と話していました。
園児達を指導したあるお年寄りは「子供達がにぎやかで元気をもらった。また是非来たい」と話していました。 -
南原保育園の園児と南部小学校の児童 さつまいもの苗を植える
南箕輪村の南原保育園の園児と南部小学校の児童が13日、保育園の近くの畑でさつまいもの苗を植えました。
13日は、南原保育園の園児と南部小学校の低学年の児童、あわせておよそ150人がさつまいもの苗を植えました。
さつまいもの栽培は、保育園と小学校の交流を深めようと毎年行われています。
13日は、小学生が園児の間に入り、植え方などを教えながら、用意されたおよそ400本の苗を植えました。
南原保育園の松崎由紀子園長は「縦の繋がりを深め、年上の人に優しく接してもらったように、自分より年下の人には同じように接してあげられるようになってほしい」と話していました。
収穫は、10月頃を予定していて、収穫したさつまいもでやきいも大会を開くということです。 -
放射性物質は検出されず
南箕輪村は、下水道汚泥の放射性物質について測定したところ、放射性物質は検出されなかったと13日発表しました
南箕輪村によりますと、測定したのは、村の下水道処理施設、南箕輪浄化センターといずみ苑の下水道汚泥です。
測定したのは、長野市内の民間会社で、汚泥の採取日は、今月1日です。
今月8日に測定した民間会社から村に放射性物質は検出されなかったとの報告があり、13日発表しました。 -
上伊那手話サークルの新人研修会
上伊那手話サークルの新人研修会が12日、南箕輪村村公民館で開かれました。
新人研修会は、聴覚障害者の生の声を聞き、これからの活動に生かしていこうと開かれているものです。
12日は、伊那から駒ヶ根までの5つサークルから、およそ40人が集まりました。
参加者は、手話サークルの活動内容についてや、ろうあ運動についての話を聞きました。
このうち、ろうあ運動の話では、上伊那聴覚障害者協会の会員4人が、仕事場で感じたことなどを話しました。
ある会員は「仕事場で、コミュニケーションがとれないことが1番苦労した。時間を知らせるチャイムの音も聞こえず、他の人の動きを見て判断していた」と話しました。
他にも「同じ仕事場に、手話を知っている人が入り、通訳してくれるようになってとても助かった」などと話しました。
上伊那手話サークルの北原久栄会長は「手話技術だけでなく、耳の不自由な人の生活の苦労を知り、それを社会に広める努力をしていく必要がある」と話していました。 -
東北の野菜を販売
福島第一原発の事故により風評被害を受けている東北の農家を支援しようと12日、福島産などの野菜を販売する復興応援バザーが開かれました。
南箕輪村の南箕輪小学校校庭では、北殿区の運動会にあわせ、東北地方の野菜が販売されました。
野菜の販売は福島第一原発の事故により風評被害を受けている農家を励まそうと、JA上伊那のファーマーズあじーなが行ったものです。
12日は福島産のアスパラガスやブロッコリー、きゅうりのほか、茨城産のきゃべつやなすなどが販売され、運動会に参加した人たちなどが買い求めていました。
ファーマーズあじーなでは、「東北地方の野菜の安心安全をピーアールすることで、被災地の農家を応援したい」と話していました。 -
箕輪町の信州不動産代表の清水利治さんが建設事業功労者長野県知事表彰を受賞
箕輪町の信州不動産代表で日之出建工株式会社社長の清水利治さんが、建設業の発展に貢献した人に送られる建設事業功労者長野県知事表彰を受賞しました。
9日は、清水さんが箕輪町役場を訪れ平澤豊満町長に受賞を報告しました。
清水さんは、昭和22年生まれの63歳で、大学卒業後の23歳の時に「信州不動産」を創業し代表となりました。
平成18年には県宅地建物取引業協会会長に就任し、協会の健全な発展のため、支部の統合や再編などを行いました。
今年度は、個人78人と7つの団体が長野県知事表彰を受賞しました。 -
薬剤の樹幹注入を継続
南箕輪村森林病害虫等防除対策協議会が8日、南箕輪村役場で開かれ、大芝高原のアカマツを松くい虫被害から守るため、薬剤の樹幹注入を継続していくことなどが確認されました。
協議会には、委員10人が出席し、村内の松くい虫被害防止対策などについて協議しました。
今年度は大芝高原内、およそ1万3千本のアカマツのうち、660本に薬剤の樹幹注入を行う計画で、事業費はおよそ1千万円となっています。
村内では、今年度大芝、田畑神子柴で合計37本の枯れた松がみつかり、全て伐採し処理しています。
37本のうち、27本については、松くい虫によるものではないことが分っていて残りの10本については、現在県が鑑定を行っています。
去年伊那市西箕輪で松くい虫被害が確認されていることから、協議会では、大芝高原にも被害が及ぶ可能性があるとして、警戒を強めていくとしています。 -
父の日を前に贈り物づくり
19日の父の日を前に、南箕輪村では11日、贈り物作り講座が開かれ、子どもたちがお父さんにプレゼントするビーズのストラップを作りました。
村民センターで開かれた講座には小学2年生から6年生までの児童25人が参加しました。
子どもたちは、講師の説明を聞きながらストラップ作りに挑戦しました。
大きさや形の異なるビーズが用意されていて、決められた順番通りに透明の紐にビーズを通していきました。
最初は小さいビーズの扱いに苦労していた子どもたちも、次第にコツをつかみストラップを完成させていました。 -
いも焼酎南箕輪会が苗植え
南箕輪村の有志でつくるいも焼酎南箕輪会は、今年の焼酎用のサツマイモの苗を植えました。
9日は、南箕輪村田畑の転作田に南箕輪会のメンバー22人が、苗を植えました。
用意されたのは、焼酎用のサツマイモ「コガネセンガン」の苗5750本です。
今年は新たに干しいも用の紅はるか2000本も植えました。
2種類あわせて、50アールの畑に、メンバーらは1本1本苗を植えていました。
南箕輪会は、自分達で育てたイモで焼酎を作ろうと、村内の有志が集まって活動しています。
5年目となる今年は、オリジナル焼酎「大芝の華」を2千本ほど作る予定です。
10月に収穫を予定していて、12月には、焼酎に加工され、村内の酒屋などで販売される予定です。 -
高校生を対象にした実務研修会
長野県伊那建設事務所などは、建設技術者を育成しようと、高校生を対象にした実務研修会を10日、伊那市福島の建設工事現場で開きました。
実務研修会には、上伊那農業高校緑地工学科土木コースの3年生21人が参加しました。
研修会は、伊那建設事務所と建設業協会伊那支部が、高校生に実際の現場を体験してもらおうと今回初めて開いたものです。
最初に、公共工事の基礎知識について学んだ生徒達は、現場で道路の側溝を設置するための測量を行いました。
生徒達は、建設業者から指導を受けながら、計画図面にあわせ正確に位置を割り出していました。
その後、割り出した場所に目印となる木の杭を立てていました。
研修会は、全部で3回を予定していて、測量に重点をおいた実習などを行っていくということです。 -
大芝高原まつり ポスター等図案決定
8月20日に開催される、第26回大芝高原まつりのポスターやうちわの図案が、9日に南箕輪村役場で開かれた選考会で決定しました。
ポスターに選ばれたのは、南箕輪中学校2年4組の山崎若菜さんの作品です。
山崎さんの作品は祭りの楽しい雰囲気が色鮮やかに描かれているところが評価されました。
うちわに選ばれたのは、南箕輪中学校2年2組の高野真奈美さんの作品です。
高野さんの作品は、たらいレースの水しぶきの中に祭りの様々な場面が描かれているところが評価されました。
パンフレットに選ばれたのは、南箕輪中学校2年4組の畳谷弥沙斗さんの作品です。
畳谷さんの作品は、黒い背景と対象的に、手前に色鮮やかな絵を描いて光っているように見せているところが評価されました。
図案選考会は、南箕輪中学校の生徒を対象に行われ、今年は24人から作品が寄せられました。 -
放射線量測定器 プライムワンが村に寄贈
福島第一原子力発電所の事故を受け、貿易業を営む南箕輪村田畑の有限会社プライムワンが9日、南箕輪村に携帯式放射線量測定器を寄贈しました。
9日、プライムワンの春日かおり社長と清水一人取締役が村役場を訪れました。
寄贈されたのは、大気中の放射線量を測定できる携帯式放射線量測定器です。
村には放射線量測定器がなく、現在1台を発注しているものの、品薄でいつ納入されるか分からない状況を知り、今回寄贈されました。
プライムワンは、福島第一原発の事故を受け、以前から取り引きのあった中国の日系企業から測定器を輸入し、東北地方に貸し出したり、インターネットで販売しています。
村では今回寄贈された測定器を保育園や学校周辺の放射線量測定に活用し、現状を知る参考にしていきたいとしています。 -
信大生がハチミツ搾りに挑戦
信州大学農学部食料生産科学科の2年生は9日、大学の施設内で蜂蜜しぼりを体験しました。
9日は、食料生産科学科2年生動物コースの学生29人がハチミツ絞りに挑戦しました。
指導したのは伊那市御園の養蜂家小松実治さんです。
大学の果樹園の受粉用に、小松さんの蜂を借りているのがきっかけで毎年行われていて、今年で25回目です。
作業では、小松さんが巣箱から巣枠を取り出して学生達に見せました。
その後、巣枠を専用の遠心分離機にかけ蜂蜜をしぼっていきました。
搾ったハチミツが取り出し口からこぼれ出ると、学生達は歓声をあげていました。
学生達はしぼった蜂蜜をパンに塗り、採れたての蜂蜜を味わっていました。
信大農学部によると、大学の実習の中で、蜂蜜絞りを行うのは全国的にもあまり例が無いと言う事です。 -
村議会6月定例会 開会
南箕輪村議会6月定例会が7日開会し、一般会計補正予算案など6議案が提出されました。
一般会計補正予算案に巡回バスの購入費516万円と2ヶ月間試験的に土日運行する委託料270万円が計上されました。
これは、今年10月から新たに小型バスを1台購入し、現在運行しているバスと合わせて2台体制で運行するものです。
一般会計補正予算案は、全会一致で原案通り可決されました。
南箕輪村議会の会期は17日までで、一般質問は15日、16日に行われます。 -
女性農業委員の会上伊那支部 女性の農業委員への登用促進を要請
女性農業委員の会上伊那支部は南箕輪村役場を6日訪れ、唐木一直村長らに女性の農業委員への登用促進を要請しました。
6日は、女性農業委員の会上伊那支部の平澤喜美子支部長ら4人が役場を訪れ、唐木村長らに要請書を提出しました。
農業委員会では、優良農地の確保や有効利用、担い手の確保などに取り組んでいます。
南箕輪村では現在、16人の農業委員のうち、3人が女性です。
平澤支部長は「農業就業人口に占める女性の割合が6割を越える中、女性の果たす役割は大きいと思う。行動力のある人材を農業委員に登用してもらいたい」と話していました。
唐木村長は「多くの女性が活躍できるよう努力していきたい」と話していました。
女性農業委員の会上伊那支部では、南箕輪村の他に今年選挙がある駒ヶ根市と宮田村をまわり登用促進を呼び掛けていくということです。 -
「緑を守るのに役立ててください」
南箕輪村の英語塾「放課後英語」で学ぶ子どもたちが3日村役場を訪れ、みんなで集めた募金を寄付しました。
代表して小学6年生の吉田みさきさんが、「緑を守るために使ってください」と、唐木一直村長に、1万8,500円を手渡しました。
放課後英語は、紙コップを使わないマイカップ募金を日頃から行なっていて、村への寄付は、今年で3年目です。
エコにも関心を持って学んでいて、今日は、唐木村長にクイズも出題していました。
24時間営業のコンビニエンスストアは、一般家庭の何軒分の電気を使うか、オゾン層は、地上何メートルのところにあるかなどと問題を出していました。
唐木村長は、子どもたちのクイズに頭を悩ませながら答えていました。
寄附金を受け取り村長は、「これからは、自然エネルギーをどう使うかがポイント。皆さんもエコについて、さらに学んで欲しい」と話していました。 -
まっくん俳句 入賞者表彰式
去年8月から大芝高原の周辺施設などで俳句を集めたまっくん俳句の入賞者表彰式が3日南箕輪村の村民センターで行われました。
まっくん俳句は、今回で2回目で、大芝荘や大芝の湯など4箇所に投句箱を設置するなどして募集しました。
小学生から219句、一般から111句が寄せられ、教育長や公民館長が入賞作品33句を選びました。
3日は、入賞者一人一人に賞状などが手渡されました。
まっくん句友会代表の荻原文博さんは、「上達するには、続けていくことが大事。特に小学生の形にこだわらない新しい感覚を感じることができてうれしい」と話ました。
唐木一直村長は、「俳句で文化活動がさらに高まって欲しい。文化の香り高い村になるようみがきをかけて行って欲しい」とあいさつしました。
最高賞の村長賞は、南箕輪村の林あい子さんの「夜半に覚め母まぼろしの天の川」が選ばれています。 -
プロドライバー事故防止コンクール表彰伝達
交通安全に積極的に取り組んだ事業所などを表彰する「プロドライバー事故防止コンクール」で受賞した事業所に2日、表彰状が伝達されました。
伊那警察署で伝達式が行われ、関原敬泰伊那警察署長から表彰状が伝達されました。
優秀事業所に選ばれたのは伊那市の大谷総業運輸倉庫株式会社、有限会社白川タクシー、南箕輪村の株式会社丸登運送伊那営業所です。
優良事業所は、伊那市の高遠観光タクシー有限会社です。
標語部門では、優秀標語創作者に伊那タクシー株式会社の西澤松之さんが選ばれました。
佳作は3人が選ばれています。
長野県警察本部などが主催するプロドライバー事故防止コンクールは、運転業務を行う事業所で運転や接客マナーを高め、交通安全に取り組み、事故のない社会を目指そうと行われています。
コンクールは去年7月から12月までの6カ月間で、県内から658事業所が参加しました。
受賞者らは、「社員教育をさらに徹底し、安全運転をしていきたい」などと話していました。 -
信大農学部でタウンミーティング
住民の声を県政に反映させるタウンミーティングが1日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれ、学生と阿部守一長野県知事が意見を交しました。
タウンミーティングは、大学と地域との連携をテーマに開かれ地域貢献活動などを行なっている7つの団体およそ30人の学生が出席しました。
このうち地震で被害にあった栄村でボランティア活動を行なっている栄村復興震災支援隊のメンバーは、震災以降これまでに10回にわたり現地に出向き、宿泊施設の清掃や農作業の手伝いをしたことなどを知事に報告しました。
これに対し知事は、「大変ありがたい。被災した人たちにとっても勇気となる。これからも続けてもらいたい」と感謝していました。
また学生からの空き店舗が多い市街地を活性化させてほしいとの要望に知事は「空き店舗を活用する提案があれば出してもらいたい。県としても協力したい。」答えました。
知事は、「若い人が地域の人たちと連携することは大切なこと。いろんな地域で活躍してくれることが長野県のプラスにつながる。」と話していました。 -
組加入世帯が義援金
南箕輪村区長会は、村内の組加入世帯から東日本大震災の義援金を募り、194万4,055円が集まりました。
1日は、堀薫区長会会長らが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に集まった義援金の報告をしました。
村区長会では震災後、組加入世帯から義援金を募り、およそ3,800世帯から194万4,055円が集まりました。
堀区長会会長は、「広く村民に呼びかけ、協力いただいた。復興支援に役立ててもらいたい。」と話していました。
南箕輪村役場に届けられた義援金は、今日現在で1,379万5,613円となっています。 -
森林セラピーてくてくツアー
森林セラピーロードの持つ、リラックス効果を体験するツアーが28日、南箕輪村の大芝高原で行われました。
森林セラピーてくてくツアーは、大芝高原に設置された森林セラピーロードを活用した運動方法を広め、多くの人に利用してもらおうと、南箕輪村が企画しました。
ツアーには、村内を中心に上伊那各地からおよそ40人が参加しました。
松本大学の根本賢一准教授は日頃の運動方法についてアドバイスをしました。
根本さんは「毎日の運動を30分休みなく続けた場合と、10分毎、3回に分けて行った場合を比較し、筋力や肺活量、動脈硬化予防では、同じ程度の効果がみられる。
体力に合わせ、無理なく続ける事が大切」と話していました。
ある参加者は、「毎日1時間歩いています。自己流になっていた点などを再確認できました。」と話していました。 -
地権者組合が10万円寄付
国道伊那バイパス南箕輪村地区地権者組合は24日、およそ10万円を寄付しました。
24日は、地権者組合の浅野芳美組合長らが役場を訪れ、およそ10万円を唐木一直村長に手渡しました。
組合は、去年10月に天竜橋を含む国道153号バイパスの村内全区域が供用開始したことから、今年2月で組織を解散しました。
寄付金は、解散にともない、運営費の一部をあてたものです。
唐木村長は「長い間地権者の協力があって完成した。これかららは周辺整備に取り組んでいきたい」と話していました。
浅野組合長は、「村の発展に役立てて欲しいと話していました -
振り込め詐欺防止訓練
南箕輪村のアルプス中央信用金庫 信大前支店で、振り込め詐欺を未然に防ぐための訓練が26日行われました。
訓練は、今月が振り込め詐欺総合対策強化月間となっていることから伊那警察署が行ったもので、伊那署管内では、去年に引き続き2回目となります。
アダルトサイトから高額な架空請求が来た男性が、振り込みに来たとの想定で行なわれました。
振り込め詐欺では、高齢者が被害者となるイメージが一般的ですが、最近では、若者も多く被害に合っているとして、被害者役は、若手署員が務めました。
受け取り人の名前がないことなど振込用紙に不備があるとして、受付の行員が上司に相談。急いで振り込みたいという男性を相談窓口に案内し、振り込め詐欺の手口の一つ、架空請求ではないかと説明していました。
行員は、男性を説得し、振り込みを思いとどまらせていました。
また、犯人が、ATMから現金を引き出しに来るとの想定で訓練が行なわれました。
不審な行動をする犯人役に対して、行員が、ATMの近くで携帯電話をしないよう呼びかけたり、服装を覚えたりしていました。
伊那警察署では、行員に対し、「違和感を見逃さない、ということが犯罪抑止につながる」と話していました。
なお伊那署管内では、今月12日辰野町で、60代の女性が、息子を騙る男から150万円を騙し取られる被害が発生しています。 -
原発事故・放射能汚染学ぶ
福島第一原子力発電所の事故による、放射能汚染問題について考える勉強会が、25日、南箕輪村の村民センターで開かれました。
福島第一原子力発電所からおよそ40キロ離れた、福島県飯館村で、21日に採取された土壌の放射線量を測定すると、測定器のから大きな音が出ていました。
勉強会は、南箕輪村の住民グループチームグリーンみなみみのわが、原発や放射能汚染について理解を深めてもらおうと開いたもので、会場にはおよそ70人が訪れました。
講師の原富男さんは、このグループのメンバーの一人で、長年チェルノブイリ原発事故の被災地で被ばく者の支援や農地の浄化等の取り組みをしています。
原さんは、飯館村の土を前に、「福島で今、やるべき事は、放射線の測定を細かく行い、危険箇所を把握する事。体内に放射性物質を取り込む前に、表面の土を取り除くなどの対策が必要」と話していました。
また、「チェルノブイリは、25年が経過した今も、土壌の汚染に多くの人が苦しんでいる。福島は放射能汚染の解明、解決、生活の手段などをチェルノブイリに学ぶべき」と話していました。 -
南箕輪土地改良区が銀章を受章
長野県西部南箕輪土地改良区が村内の農業用地整備に貢献したとして、功労者表彰銀章を受章しました。
功労者表彰は、全国土地改良事業団体連合会から贈られるものです。
南箕輪土地改良区の唐澤嘉幸理事が24日、南箕輪村役場を訪れ唐木一直村長に受章の報告をしました。
土地改良区は、村内、西天水路の西側の田んぼや畑を整備していて、会員およそ900人で組織しています。
広さは360ヘクタールで、アスパラガスや白ねぎ、カリフラワーなどが栽培されています。
西天より高台の西側に耕作地があることから揚水機で水をあげていて土地改良区では、調整池や水路を維持管理し、安定して耕作地に水を送っています。
唐澤さんは受章を機に、さらに地域農業の発展に努めていきたいと話していました。 -
南箕輪村開発公社 昨年度決算まとめ
南箕輪村開発公社は、昨年度の決算をまとめました。
大芝の湯や公園管理など5つの事業すべてが2年連続で黒字となりましたが、不況や震災の影響で大芝荘が大幅な減収となっています。
村開発公社によりますと、大芝荘の昨年度の収益は、前の年度より1,120万円少ない約2億4,080万円となっていて、利益は3万円にとどまっています。
これは、長引く不況と、東日本大震災による春の高校伊那駅伝の中止や宴会利用者の減少などによるものとしています。
その他、リニューアル2年目の味工房では、前の年度より収益が750万円減少し、利益は1万3千円、5つの事業全体の利益は27万円となっています。
村開発公社では、長引く不況や原油価格の上昇、震災など昨年度は非常に厳しい経営だったとし、引き続きキャンペーンなどを行い、より多くの人に利用してもらえるサービスを提供していきたいといしています。 -
南原住宅団地内焼却灰今年度掘削工事へ
南箕輪村土地開発公社は、南原の住宅団地内の焼却灰問題について、今年度中に掘削工事を始めます。
23日は、南箕輪村役場で土地開発公社の理事会が開かれ、南原住宅団地内の焼却灰除去について経過報告や、今後の予定が示されました。
南箕輪村では、昭和62年頃、南原住宅団地造成地を、一時的に、伊那中央清掃センターから出た焼却灰の処理場として提供していました。
平成19年に、下水道工事でこの焼却灰が見つかり、村では、現在の法令に基づき、除去する事にしました。
地下に焼却灰が埋まっていると考えられる、7世帯は、去年の年末までに移転が終わり、家屋の取り壊しが終了しています。
今後、土地開発公社では、ボーリング調査等を行い、今年度中に除去工事を始めたいとしています。
費用については、当時、伊那中央清掃センターにゴミを搬入していた、伊那市や箕輪町、南箕輪村の3市町村で負担する事になっています。 -
東京の中学生が上農で体験
東京都の武蔵野市立第三中学校の生徒が、上伊那農業高校で、20日農業体験をしました。
西洋なしの摘果では、上農の生徒が、実の摘み方を中学生に教え、中学生が体験していました。
東京都の武蔵野市立第三中学校は、総合的な学習の一環として、毎年この時期に1年生が4泊5日の体験学習をしています。
上伊那農業高校を第2の学校と位置づけ、127人が摘果のほか、農業機械に乗ったり、丸太切りを体験しました。
第3中学校では、「自然とふれあい、自然や自分のあり方を主体的に考えて欲しい」と話しています。
生徒たちは、明日大町市で田植えやそば打ち、ジャム作りなどを体験することになっています。 -
防犯活動に貢献11人と1団体表彰
伊那市や箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる、伊那防犯協会連合会は、16日、伊那市役所で定期総会を開き、功績のあった11人と1団体を表彰しました。
総会の中で、防犯活動に貢献した、個人や団体に表彰状が贈られました。
表彰されたのは、子どもの登下校時の安全などの見守りや、お祭りなどで防犯パトロールを行うなど住みよい地域づくりや、防犯活動に貢献した8人と、1団体です。
受賞者を代表して、美篶地区防犯協会の、上島誠さんは「地域が平和で安全、安心であるよう、今後も努力していきたい」と挨拶しました。
伊那警察署によりますと、管内での刑法犯の発生件数は、4月末の暫定値で189件と前の年と比べ、5件減少しています。
しかし、自転車盗や車上ねらいなど街頭犯罪は、増加傾向にあるという事です。
総会では、犯罪の起こりにくい地域づくりをめざし、声かけやパトロールなどを行い、犯罪防止の気運を高め行くこと等が確認されました。 -
南箕輪中学校伝統 経ケ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ケ岳強歩大会が18日開かれました。
朝7時強歩大会に参加した生徒は大芝高原をスタートし、ゴールとなる経ケ岳を目指しました。
経ケ岳強歩大会は、今回で59回を数える南箕輪中学校の伝統行事で全生徒464人中、418人が参加しました。
ゴールとなる経ケ岳8合目は、標高が2035mで、スタート地点となる大芝高原との標高差は1235m、距離にして8.3キロあります。
ゴールまでの制限時間は、4時間半で、上位を目指し、走る生徒や、制限時間内での完歩を目指す生徒など思い思いのペースで山道を登っていました。
今年は男子優勝が3年生で野球部の高井ジュリアン君でタイムは1時間34分23秒でした。
高井君は去年に続き2年連続の優勝となります。
女子優勝は1年生で陸上部の清水彩音さんでタイムは1時間43分59秒でした。