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シルバー人材センター 受託件数、契約金額とも前年度上回る
伊那広域シルバー人材センターの平成25年度の契約金額は、前年度を1,400万円余り上回る約3億9,500万円でした。 受託件数、契約金額ともに前年度を上回るのは4年ぶりとなっています。 15日、伊那文化会館で、伊那広域シルバー人材センターの定時総会が開かれ、前年度の事業報告が行われました。 それによりますと、平成25年度の受託件数は9,966件と、前年度と比べ295件の増、契約金額は、約3億9,500万円で1,400万円余りの増となっています。 内訳は、民間企業からの契約が約50件、1,000万円の増、一般家庭からが約300件、600万円の増となっています。 特に一般家庭からの受注件数が増加した要因については、就業開拓や広報に力を入れ、病院の付き添いや家の掃除、ゴミ出しなど多様化するニーズに対応してきた事などをあげています。 伊那広域シルバー人材センターの伊藤裕偉理事長は「日常生活に密着したシルバー人材センターの活用を地域に推進していきたい」と話していました。
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グループホーム「もみじの家」で開所式
社会福祉法人、長野県聴覚障害者協会が、ろうあ者のためのグループホームの運営を全国で初めて始めました。 21日は、南箕輪村神子柴のグループホーム「もみじの家」で開所式が行われました。 聴覚障害者協会がグループホームを運営するのは全国で初めてとなります。 協会によりますと、2006年に実施した、県内ろうあ高齢者実態調査で、やむを得ず「知的・精神障害者施設」で暮らすろうあ者が多いことがわかったということです。 上伊那の障害者自立支援協議会など関係団体の協力をえて、この日の開所を迎えました。 式で長野県聴覚障害者協会の井出萬成理事長は「もみじの家はもっとも、みんなが安心して楽しく、自由に暮らせる家となるよう、協力していって欲しい」とあいさつしていました。 「もみじの家」は聴覚障害者が安全安心に暮らせるように、緊急時や来客などを、光を使って知らせる「フラッシュランプ」や、緊急通報用の「ボタンや電話」が全室に設置されています。 定員は6人で現在男女3人が暮らしていて、ヘルパー4人が管理者やサービス管理責任者、世話人などを担当しています。 入所者は「手話で交流ができるため、生活が楽しい」と話していました。
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獣害対策など3つの柱 研究・調査
農業を基本に新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は今年度、獣害対策や伝統野菜の継承、規格外の野菜や果物の有効活用の3つを柱に研究や調査を行います。 20日は、信州大学農学部で総会が開かれ今年度の事業計画が示されました。 今年度の重点課題として伝統作物の探索、健康・長寿や新しい産業に結びつく未利用資源の調査研究を進めます。 活動の3つの柱として昨年度に引き続き、ニホンジカの被害を軽減するため個体数の管理やシカ肉の加工、流通、食品開発を目指し産業化への道筋を検討します。 新たに地域の伝統野菜を掘り起こし、健康効果や地域の特性、由来など歴史的背景を調査し、商品開発につなげる研究会を立ち上げます。 また、台風などで傷がついた果物や規格外の野菜などを有効活用して今、注目されている植物成分ポリフェノールを抽出して医療の分野の新製品を開発します。 今年度は、夏と冬にシンポジウムを開催する他、鹿肉の加工調理法の体験講座なども予定しています。 伊那谷アグリイノベーション推進機構は信大農学部で行っている研究を活用し産学官が連携し産業の開発や発展を目指し去年10月に設立されました。
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南箕輪中学校2年 堀江大晴くん彫刻コンクールで銅賞
美ヶ原高原美術館が主催する「第13回こどもたちの彫刻コンクール」で、南箕輪中学校2年の堀江大晴君が中学生の部で銅賞に選ばれました。 中学生の部で銅賞に選ばれたのは、南箕輪中学校2年堀江大晴くんの作品「鯉」です。 こどもたちの彫刻コンクールは、全国の小中学生を対象に、子ども達の創造性や感性を育むことを目的に開かれていて、今年で13回目です。 今年は全国から356点の応募があり、そのうち49点が入賞作品に選ばれました。 堀江くんは自宅で飼っている鯉を見本に段ボールを張り合わせて作品を作りました。 堀江くんの他にも、美術部の4人が入賞していて、南箕輪中学校は「学校賞」を受賞しています。
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園児がレンゲ畑でのびのび遊ぶ
南箕輪村の西部保育園の園児は7日近くの田んぼでレンゲの花摘みをして楽しみました。 園児たちがレンゲ摘みをしたのは、近くで農業を営む唐澤俊男さんの田んぼです。 唐澤さんによりますと、昭和20年代頃までは、多くの田んぼでレンゲが作られ、花が咲いた後、田おこしをし、そのまま肥料として使われていたという事です。 しかし化学肥料の普及によりレンゲ畑の風景も次第に見かけなくなりました。 子どもたちは、田んぼ一面に広がるレンゲの中を走りまわったり、寝転んだりと、思い思いに楽しんでいました。 唐澤さんは「子供達には、花摘みを通して少しでも農業に興味を持ってもらえれば」と話していました。 唐澤さんは、去年からレンゲを肥料にした稲作に取り組んでいて、この日花摘みをした田んぼでは20日頃田植えを行うという事です。
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南箕輪村行政評価委員会 平成24年度の評価答申
南箕輪村行政評価委員会は、村が平成24年度に取り組んだ34の事業を評価し、31事業については必要性ありと評価しましたが、3事業については要検討と評価しました。 13日は、池上昭雄委員長らが役場を訪れ、唐木一直村長に答申書を手渡しました。 要検討と評価されたのは、電話催告業務委託事務、高齢者交流事業、教員住宅管理事務の3つです。 「電話催告業務委託事務」は、未納税者に対して電話で督促しても成果が表れないことから評価結果を「要検討」としました。 また、平成2年から続いている村内の高齢者を対象に講演会などを開いて交流する「高齢者交流事業」について、長年続いている事業ではあるが、参加者が固定されていて仲間内の交流会になっているのではという理由から「要検討」と評価しました。 教員に住宅を斡旋する「教員住宅管理事務」については、時代にそぐわなくなっていることから再検討の時期に入ったとして「要検討」と評価しました。 唐木村長は「住民に直接関わる事業については慎重に検討を重ね、その他の事業についても改善策を検討していきたい」と話しました。 なお、南箕輪村行政評価委員会の任期は6月いっぱいまでとなっていて、7月から2期目の委員会が発足することになっています。
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恩徳寺のクロユリが見ごろ
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、クロユリが見頃を迎えています。 境内にある200株ほどのクロユリが見頃を迎えています。 今年は、例年より5日ほど遅く開花しました。 背丈も花も小さめだということです。 恩徳寺のクロユリは、12日から1週間ほどは楽しめそうです。
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出水期前に消防団が水防訓練
梅雨や台風などによる水害が発生しやすい時期を前に、消防団による水防訓練が、11日、箕輪町で行われました。 箕輪町、辰野町、南箕輪村の消防団員149人が参加しました。 訓練は、大雨や台風などによる水害を防ごうと毎年この時期に行われています。 伊那建設事務所の職員が講師となり、命綱の結び方や、土のうを積む時に必要な「イボ結び」の方法を指導しました。 上伊那北部消防連絡協議会の市川一人協議会長は、「もしもの時に最初に消防団ができる事は土のう積み。住民の安全を守れるよう訓練を重ねていきたい」と話していました。
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西駒山草会 山野草展示会
伊那市内の山野草愛好家でつくる、西駒山草会の山野草展示会が10日と11日の二日間、南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場には、アツモリソウやユキザサなど80種類、およそ350鉢の山野草が並んでいます。 そのうちのほとんどに突然変異で現れる白いまだら模様の「斑(ふ)」が入っています。 山などで採取したものを交配させ、育て、増やしてきたということです。 こちらは、斑入りのヤマシャクヤクです。 白い花とまだら模様の葉を同時に楽しむことができます。 会場では、苗の販売も行われていて、斑入りのものも買うことができます。 西駒山草会の山野草展示会は、11日まで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。
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飯島勲内閣参与が伊那で講演
2月に伊那市のふるさと大使に委嘱された内閣参与の飯島勲さんの就任記念講演会が9日伊那文化会館で開かれました。 辰野町出身の飯島さんは、父親が伊那市東春近出身です。 小泉内閣首席総理秘書官をつとめ、現在は、安倍内閣参与です。 飯島さんは、内政、外交問題について幅広く触れました。 上伊那地域については、少子高齢化によりエネルギーや財政危機などさまざまな問題が持ち上がるだろうと前置きし、「各市町村単独では難しくなる事業もあるが、合併でなく政策により連携していくことが生き残る道だ」と話しました。 会場には、小ホールが満員となる400人の市民や自治体関係者が訪れ、内閣の中枢にいる人でなければ知りえない政治の裏話や考えについて耳を傾けていました。
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母の日のカーネーション 出荷追い込み
11日の母の日を前に、南箕輪村田畑のカーネーション生産組合・清花園では、出荷作業が追いこみを迎えていました。 母の日を前に最後の出荷日となった8日。 ハウスでは、加藤 忠一さん・久江さん夫妻が、ラッパ状に蕾が開いたものを選んで、花を切り取る作業を行っていました。 母の日に間に合わせるため、今朝は朝5時から作業を行いました。 8日切った花は、千本ほどだということです。
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南部小2年生が信大でどんぐり植え
南箕輪村の南部小学校2年生の児童が、去年大芝高原で拾ったどんぐりを28日、信州大学農学部の畑に植えました。 南箕輪村は大芝高原の松クイ虫対策などで、針葉樹から広葉樹への樹種転換を計画していて、その一環で行われたものです 28日は、南箕輪南部小学校2年生32人が参加しました。 子どもたちが去年の秋、大芝高原で拾ってきたどんぐりは信大農学部の畑で発芽させ、大きくなったら大芝高原に植樹する計画です。 どんぐり4つをひとかたまりにして土の中に埋めていきました。 畑で指導したのは信大農学部の小林元准教授と、信大生8人で、植えたどんぐりの水やりなどの管理をしていきます。 どんぐりは、1週間ほどで発芽して、来年の秋には大芝高原に植樹される予定です。
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伊那交通安全緑十字会 「交通安全功労団体」として表彰
高齢者の事故防止に取り組んでいる、伊那交通安全緑十字会は、日ごろの活動が認められ、長野県知事から、「交通安全功労団体」として表彰されました。 24日は、平澤久志会長らが、伊那合同庁舎を訪れ、青木一男上伊那地方事務所長に受賞の報告をしました。 伊那交通安全緑十字会は、伊那市、箕輪町、南箕輪村に175人の会員がいます。 平成23年度から県の支援金を活用し、街頭啓発や家庭訪問、出前講座の開催など、高齢者の交通事故防止に関する活動を行っています。 伊那警察署管内で去年発生した高齢者の交通事故は175件で、けがをした人が111人、死亡は4人となっています。 平澤会長は「じっくりと 腰を据えて息の長い活動をしていきたい」と話していました。
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桜シリーズ⑮ 南箕輪村 大芝高原の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 24日は、南箕輪村大芝高原の桜です。 大芝高原内には、エドヒガンザクラやソメイヨシノなど5種類、400本の桜が植えられていて、現在は大芝荘付近のシダレザクラが満開です。 公園管理事務所によりますと、今週いっぱい見頃だということです。
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南小ドラゴンズ 夢新聞制作
南箕輪村の少年野球チーム南小ドラゴンズは19日、将来自分の夢がかなった時の事を記事にする「夢新聞」を書きました。 19日は、南小ドラゴンズの児童およそ20人とその保護者が、南殿コミュニティセンターに集まりました。 夢新聞は、自分の夢や目標が実現したことを伝える未来の新聞です。 これは、県内の新聞販売店が各地で展開しているものです。 子ども達は、「夢を叶えるためにどんなことをしてきましたか」などとインタビュー形式で保護者から質問を受け、答えたことを新聞に書いていきました。 南小ドラゴンズ代表の城取健太さんは「夢新聞に書いたことを実現すべく、まずは長野県制覇というチーム目標を達成してほしい」と話していました。
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桜シリーズ⑩北殿エドヒガンザクラ
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 10日目の19日は、南箕輪村北殿のエドヒガンザクラです。 桜は現在満開となっています。 北殿区が管理していて、毎年桜の咲き始めから散り終わりまでライトアップをしています。 高さ17メートル、幹の太さは6.5メートルで樹齢は260年余りと推定されています。 昭和52年には村の天然記念物に指定されました。 北殿区では、毎年桜の専門家に見てもらい肥料を与えるなどしていて、今後も区の宝として守っていきたいと話していました。
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南箕輪村南殿 小阪洋治さん宅 イワヤマツツジが見頃
南箕輪村南殿の小阪洋治さんの自宅の庭ではイワヤマツツジが見頃となっています。 南箕輪村南殿の小阪さん宅です。イワヤマツツジを見たい人は自由に見学できます。 自宅の裏庭に、約300本植えられていて、現在見頃となっています。 中川村や大鹿村の山でわけてもらったものを50年以上かけて育てました。 今は、同じく見頃となっている桜と一緒に楽しむ事ができます。 小阪さんは、せっかく咲いたツツジを多くの人に見てもらいたいと話します。 近所にいる人に声をかけ、縁側に座って庭を眺めるのが、小坂さんの至福の時です。 来週中頃には、八重の枝垂桜も見頃になり、来週末までイワヤマツツジの見頃も続くということです。
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信大農学部 羊の毛刈り
南箕輪村の信州大学農学部で食料生産科学科2年生が羊の毛刈りを10日体験しました。 最初に、竹田謙一准教授がバリカンの使い方や刃の入れ方を説明しながら手本を見せていました。 羊の毛刈りは、年に1回桜の咲く時期に実習の一環で行われているという事です。 説明が終わると、学生たちは2つのグループに別れ交替で毛を刈り取っていました。 竹田准教授は「羊は皮膚が柔らかいので、皮膚を傷つけないよう注意して下さい」とアドバイスしていました。 刈り取った毛は希望者に譲渡するという事です。
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南殿・三峯神社の説明看板お披露目
南箕輪村の三峯神社に何が合祀されているかを知ってもらおうと、地域住民でつくる、南殿文化伝承実行委員会が、看板を設置し、13日お披露目されました。 三峯神社は火災・盗難除けの神社です。 案内板は、参拝に訪れた人たちにわかるように設置したもので、高さ150センチほどで神社に祀られた神様が説明されています。 実行委員会によりますと、アマテラスオオミカミやヤマトタケルノカミなど25の神様が祀られている説明しています。 実行委員会では今後、地区内にある史跡のパンフレットを作成するなど、継続的な活動を行っていくということです。
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箕輪太極拳の会 1年の活動の成果発表
箕輪町や南箕輪村の太極拳教室の生徒が1年間の成果を発表する会が、6日箕輪町文化センターで開かれました。 この日は、箕輪太極拳の会のメンバー38人が、1年間の活動の成果を発表しました。 箕輪太極拳の会は、箕輪町や南箕輪村などの太極拳教室に通う生徒でつくる会で、発表会は今年で3回目です。 会員の中には、25年間続けている人もいるということです。 発表会では全員で「練功体操」という太極拳の基礎体操を披露しました。 箕輪太極拳の会の向山初美代表は「他の人の発表を見てそれぞれがさらに上を目指す気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
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南箕輪村 新入社員研修会
南箕輪村の企業などに今年度入社した新入社員対象のビジネスマナー研修会が11日、商工会館で開かれました。 研修会は、従業員の資質向上を目的に、南箕輪村商工会などが毎年開いています。 この日は、村内の6つの企業などから20人が参加しました。 講師は、財団法人長野経済研究所の藤沢裕克(ふじさわ ひろかつ)さんが務めました。 研修会は、4人から6人に分かれてグループディスカッション方式で行われました。 「学生と社会人の違い」をテーマに、グループ毎に意見を出し合い発表しました。 藤沢さんは「企業が求める人材は、自分で考えて行動する“自立型人間”です。 与えられたことをやるだけでなく自分で考えて行動する人になりましょう」と話しました。
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信大 子羊ベビーラッシュ
南箕輪村の信州大学農学部では先月から9日までに14頭の子羊が生まれ、ベビーラッシュとなっています。 9日に生まれたばかりの双子の子羊は体長はおよそ50センチ、体重2キロで母親のそばから離れずじっとしていました。 農学部の農場ではサホーク種とフライスランド種の2種類、合わせて30頭を飼育しています。 先月から9日までに14頭の子羊が生まれました。 さらに、妊娠中の羊もいて、あと8頭生まれる予定だという事です。 羊は1回の出産で1頭~3頭を産み、今年は特に双子の出産が多かったという事です。 好奇心旺盛な子羊たちは、学生たちが柵のそばに立つと、近づき指をなめていました。
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パレードで山火事予防
山火事予防を呼びかけるパレードが今日、伊那市などで行われました。 9日は、県や市町村職員8人が伊那合同庁舎前を出発し、伊那市から辰野町までをまわり火災予防を呼びかけました。 啓発活動は、空気が乾燥し山火事が発生しやすい毎年この時期に行われているものです。 上伊那管内では去年、6件の山火事が発生していて、合わせて2.75ヘクタールを焼きました。 これはおととしと比べ6倍の焼失面積となっています。 今年は2件の火災被害が出ています。 上伊那地方事務所の青木一男所長は「これから農作業などで土手焼きや焚き火をする機会が増えるので、意識を高めてもらえるよう呼び掛けたい」と話していました。 啓発活動は、あすも行われ、駒ヶ根市から中川村までをまわるということです。
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談合の疑い 大明化学に検査
地方自治体が発注する水処理剤の入札で談合していた疑いがあるとして、公正取引委員会は、独占禁止法違反の疑いで、8日、南箕輪村の大明化学工業などに立ち入り検査を行ないました。 疑いがもたれているのは、南箕輪村に本社を置く大明化学工業と、兵庫県の化学メーカー「多木化学」です。 公正取引委員会は、地方自治体の浄水場で使用されている水処理剤の入札で談合していた疑いがあるとして、8日、2社に立ち入り検査を行いました。 大明化学工業では、県内外の自治体に対し、浄水場の水処理で使用する処理剤の「凝集剤」を出荷しています。 今回、兵庫県の化学メーカーと大明化学工業の2社が事前に話し合い、どちらが受注するかきめていた疑いがあると言う事です。 大明化学工業は、「突然の検査ということだが、公正取引委員会の検査には全面的に協力したい」とコメントしています。
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伊那技術専門校 16人入校
南箕輪村の伊那技術専門校の今年度の入校式が8日行われ、16人の入校生が技術習得への第一歩を踏み出しました。 今年度、伊那技術専門校に入校したのは16人で、そのうち15人は上伊那出身です。 訓練期間が2年間のメカトロニクス科に8人、情報システム科に6人、訓練期間が半年間の機械科に2人が入校しました。 吉川一彦校長は「初心を忘れることなく自分自身を厳しく鍛え上げる時間として過ごしてください」と式辞を述べました。 新入生を代表して、南箕輪村出身の宮坂翔吾さんが誓いの言葉を述べました。 なお、伊那技術専門校は平成28年4月から県工科短期大学校南信キャンパスとして開校されることになっていて、今年度入学した2年制の学生は、伊那技術専門校最後の入校生となります。
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営農型太陽光発電施設計画の農地転用 不許可
南箕輪村農業委員会総会が7日、村役場で開かれ、委員会は大芝での営農型太陽光発電施設計画にともなう農地の一時転用を不許可としました。 農業委員会総会には委員16人が出席し、大芝で計画中の農作物を栽培しながら太陽光発電を行う営農型太陽光発電、ソーラーシェアリングに伴う、農地の一時転用について審議しました。 これは神奈川の太陽光発電事業者が地元農家と共に進めているものです。 およそ2万平方メートルの農地に太陽光パネル5千枚ほどを設置し中部電力に売電する計画です。 高さ3メートルほどの支柱にパネルを設置することで農地としての活用も継続します。 委員からは「パネルありきで話しが進んでいて営農が実施できるか疑問。」 「計画がうまくいかなかった場合パネル撤去はどうなるか不安。」 「詳細な営農計画を示すべき。」といった意見が出されていました。 総会では委員会の採決が行われ会長を除く15人全員が農地の一時転用について不許可としました。 神奈川の業者は委員から出された意見について検討し計画を再提出するとしています。
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南箕輪わくわくクラブ 新年度スタート
NPO法人南箕輪わくわくクラブの今年度の最初の行事となるオープニングセレモニーが5日、村民体育館で開かれました。 会場には、村内のスポーツクラブに加入している小中学生などおよそ300人が集まりました。 去年からセレモニーに合わせてプロの選手によるスポーツ教室も開いています。 この日は指導にあたるサッカーの松本山雅、バスケットボールの信州ブレイブウォリアーズ、バレーボールのVC長野トライデンツの選手16人も式典に参加しました。 式典で原文明理事長は「多くの技術を習得して元気よく礼儀正しい選手になってください」と挨拶しました。 式典の後に行われたスポーツ教室では、それぞれの会場に分かれて参加者が指導を受けました。 VC長野トライデンツの選手は、トスやレシーブのコツ、ボールを受ける時の姿勢などのアドバイスをしていました。 南箕輪わくわくクラブの会員は現在963人で、随時新規の加入者を募集しています。
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上伊那一斉に入学式
上伊那8市町村の全ての小学校と中学校で4日入学式が行われ、小学校では1,750人、中学校では1,870人が新たなスタートを切りました。 このうち箕輪町の箕輪西小学校には、13人が入学しました。 入学式で、新一年生は、在校生や保護者の拍手に迎えられて入場しました。 松島ゆかり校長は、「箕輪西小の自慢は、あいさつと仲良し。あいさつは魔法の言葉でみんなと仲よくなれます」と話しました。 このあと児童会長の唐澤依織里さんが「学校にははじめてのことがたくさんあります。わからないことがあったらいつでも聞いてください」と新入生たちに呼びかけていました。 新1年生たちは、保育園で練習してきた歌を元気に歌い、学校生活をスタートさせていました。 式の後、教室では、担任から名前を呼ばれると元気に返事をしていました。 担任からは、交通事故にあわないよう気をつけることや規則正しい生活のリズムを習慣づけるよう話がありました。 4日は、上伊那8市町村全ての小学校と中学校で入学式が行われ、小学校には1,750人が、中学校には、1,870人が入学しました。
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宮坂組 大芝高原をボランティア清掃
南箕輪村の建設会社宮坂組は、地元の役に立ちたいと3月31日、大芝高原の清掃作業を行いました。 宮坂組の社員有志20人ほどが清掃作業にあたりました。 宮坂組は、平成18年豪雨による天竜川の補強工事を行い、河川に堆積していた土砂の運搬経路として大芝高原を利用しました。 工事の時にお世話になった大芝高原や地元の役に立ちたいと、5年前からボランティア清掃を行っています。 社員は4つのグループに別れ、水路に溜まった土や、ゴミなどを取り除いたり、歩道の落ち葉を掃いていました。 宮坂組では「継続する事により、大芝高原を訪れる人が気持ちよく使ってもらえる環境を作り、少しでも地元の役に立てれば」と話していました。
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大芝高原 電気自動車用急速充電器設置
南箕輪村は電気自動車をサポートしていこうと大芝高原に上伊那の公共施設では初となる電気自動車用の急速充電器を設置しました。 急速充電器は大芝高原の味工房北側の駐車場に設置され、事業費は約350万円です。 1日は南箕輪村の唐木一直村長や村の関係者が大芝高原でお披露目式を行いました。 急速充電器は2月末現在、上伊那では中央道上下線の駒ヶ根サービスエリアと伊那市内の自動車販売店の3か所に設置されています。 今回設置された急速充電器は80%充電するのに家庭用と比べおよそ7分の1の35分で充電でき220キロ走る事ができるという事です。 南箕輪村によりますと充電器は会員登録すすれば24時間・365日利用可能で一回の充電料金は数百円になる見込みだという事です。 充電器は、1日から利用でき当面は無料で利用できます。