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伊那・高遠と新宿むすぶ内藤家ゆかりの品並ぶ
1600年代から8代に渡り高遠藩の藩主を務め、伊那市高遠町と東京都新宿区との友好提携のきっかけとなった内藤家ゆかりの品々が並ぶ展示会が24日から、伊那市の高遠町歴史博物館で始まりました。 会場には、内藤家ゆかりの品およそ80点が並んでいます。 内藤家は、江戸時代の元禄(げんろく)4年、1691年に、内藤清枚(きよかず)が高遠藩主になってから、廃藩置県になるまで8代に渡って藩主を務めました。 参勤交代で江戸を訪れるため、内藤家は新宿御苑周辺に領地を与えられたことから、現在の交流につながっています。 会場には、当時の参勤交代の様子を描いたおよそ24メートルの巻物や、内藤家が高遠藩の領民に贈った家紋入りの火縄銃や紋付袴などが展示されています。 また、今回初めて、新宿歴史博物館に所蔵されている品も展示されました。 歴史博物館では、「内藤家ゆかりの品々を通じて、伊那市・高遠町と新宿区とのつながりを感じてもらいたい」と話していました。 この展示会は、6月18日まで、伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。 入館料は、一般400円、上伊那地域の小学生から高校生までは無料となっています。
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経営改革プランで回復期病床へ転換も視野に
伊那中央病院は現在担っている急性期医療に加え上伊那地域で不足している回復期病床への転換も視野に入れるとする経営改革プランを策定しました。 24日伊那市役所で伊那中央行政組合議会全員協議会が開かれプランの概要が報告されました。 それによりますと上伊那医療圏で伊那中央病院が担っている急性期医療の分野を充実させ、さらに平成37年度に向けて大きく不足しているとされる回復期病床への転換も視野に入れるとしています。 必要病床数の推計によりますと平成37年度では上伊那に1,328床が必要とされていますが、平成27年度と比較すると142床不足しているということです。 そのため地域の医療機関との連携をさらに強化し稼働病床数を減らさないための努力が必要だとしています。 他には退院患者の診療所への引き継ぎ、在宅診療のバックアップを行い地域包括ケアシステムの一翼を担うとしています。 経営改革プランは平成32年度までの伊那中央病院の役割などをまとめたもので今月中にホームページで公開されます。
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伊那駅伝優勝の佐久長聖高校などに いちご贈る
伊那市西箕輪羽広のみはらしいちご園は春の高校伊那駅伝で優勝し羽広荘で合宿している佐久長聖高校など3校の生徒に23日、いちごをプレゼントしました。 みはらしいちご園の井踏岩夫組合長が合宿中の高校生にいちごを渡しました。 羽広荘には、春の高校伊那駅伝に出場し優勝した佐久長聖高校、洛南高校、九州学院高校の3校が、23日まで合同合宿を行っています。 生徒たちが毎朝、みはらしファーム内のごみ拾いをしていることに感謝の気持ちを込めていちごを贈りました。 いちごは、今旬の紅ほっぺという品種400個です。 3校を代表して佐久長聖高校駅伝部の山本嵐主将は、「12月の都大路にむけて頑張ります」と決意を話しました。 井踏組合長は、「佐久長聖高校の優勝がとてもうれしい。どの高校も爽やかな走りをみせてくれました」と話していました。
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劉鉄鋼さん 教室の生徒と来月伊那文化会館で二胡コンサート
県内各地で中国の伝統楽器、二胡の教室を主宰している劉鉄鋼さんは4月22日に伊那文化会館でコンサートを開きます。 17日、当日演奏に参加するメンバーが集まり、リズムやタイミングなどを確認していました。 4月22日にコンサートを開くのは、中国のハルピン出身で二胡奏者の劉鉄鋼さんと、伊那、駒ヶ根、松本、諏訪、飯田の生徒40人です。 伊那文化会館でのコンサートは4年ぶりで、今回はピアノやギターの他、ドラムやベースなどの伴奏が入ります。 劉さんのほかに、教室で生徒を指導している中国出身の二胡奏者も一緒に演奏します。 中国の現代音楽を中心に16曲を披露する事になっていて劉さんは「中国の文化に触れ、美しいメロディーを楽しんでほしい」と話していました。 コンサートは4月22日午後6時から伊那文化会館で開かれる予定です。入場料は1,000円で、チケットの販売が始まっています。
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インドネシアの高校生 伊那市で学習
インドネシアの高校生が17日から3日間の日程で伊那市を訪れています。 18日は、みはらしファームでそば打ちを体験しました。 伊那市では海外からの旅行客を誘致するインバウンド事業を進めています。 インドネシアからの教育旅行の受け入れは今回が初めてで、首都ジャカルタから車で2、3時間のところにある普通高校の1、2年生21人が訪れました。 そば打ち名人会のメンバーが講師をつとめ、英語を交えながら指導していました。 体験した高校生は「お菓子作りに似ていて楽しかったです」と話していました。 伊那市が進めているインバウンド事業では今年度、75団体1,830人が訪れたという事です。 中国からが8割、台湾からが2割ほどを占めていて、東南アジアからは少ないという事です。 伊那市観光協会では「東南アジアからも集客できるようPRしていきたい」と話していました。 一行は市内の農家7軒に分かれて農家民泊をしていて19日まで伊那市に滞在しています。
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春の高校伊那駅伝 開会式
県内外の強豪校が出場する春の高校伊那駅伝は、19日、伊那市陸上競技場発着で行われます。 18日午後4時30分から伊那文化会館で開会式が行われました。 今年は男子136チーム、女子60チームの196チームがエントリーしています。 男子が第40回の記念大会、女子が第33回となる春の高校伊那駅伝は、19日、伊那市陸上競技場発着で行われます。 女子は午前10時、男子は午後0時10分スタートです。 男子は高遠町商店街を折り返す42.195キロ、女子は伊那北・西春近柳沢を折り返す21.0975キロで行われます。
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「合格」に歓喜 高校入試後期選抜合格発表
公立高校後期選抜試験の合格発表が17日に行われ、合格した受験生に春が訪れました。 伊那市の伊那北高校では、朝8時半に掲示板が運ばれると訪れた受験生たちが自分の受験番号を探していました。 合格を確認した受験生は、友達と喜びあったり、保護者に電話をしたりしていました。 上伊那地域の公立高校8校では、983人の受験生が合格しました。 合格したある男子生徒は「ずっと緊張していたのでかなりホッとしている」と話し、ある女子生徒は「部活と勉強を両立して、充実した高校生活を送りたい」と話していました。 長野県教育委員会では公立高校の再募集を行なっていて、上伊那地域では、辰野高校、高遠高校、赤穂高校、箕輪進修高校で再募集をしています。 伊那北高校では、4月5日に入学式が行われることになっています。
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アツモリソウ培養「効率的に」 松田南信が上農に機器を寄贈
南箕輪村の上伊那農業高校バイテク班では、県の認定を受け、絶滅危惧種に指定されているアツモリソウの保全活動に取り組んでいます。 そのバイテク班にこのほど、温度などを効率的に管理することができる研究用機器が寄贈されました。 17日は、バイテク班の生徒と長野県・寄贈した松田南信株式会社が参加して式が行われ、機器がお披露目されました。 電機メーカー「日立」の商品を取扱う、松田南信では、アツモリソウの保全に取り組む上農高校・長野県と「生物多様性保全パートナーシップ協定」を、1月に締結しました。 今回の寄贈は、その協定に基づいて行われました。 寄贈されたのは「インキュベーター」と呼ばれる機器で、温度や光の照射などを精密管理することができます。 松田南信の神田昭夫常務は「苦労をしていたので、インキュベーターを使ってより効率的に研究をしてもらいたい」と話していました。 上農バイテク班の西條雄真班長は「これまでよりも多くのアツモリソウの培養を試すことが出来るようになる。これからの研究が楽しみです」と話していました。 現在バイテク班では、フラスコ内での苗の培養には成功していますが、フラスコから出した時に温度変化などで死んでしまう個体数が多いのが課題となっています。 今後はインキュベーターを活用し、より効率的に研究を進めていきたいとしています。
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いな少年少女合唱団 21日からハンガリーで演奏
那市のいな少年少女合唱団は、21日から中央ヨーロッパのハンガリーで現地の合唱団とジョイントコンサートを開きます。 17日は、出発を前に北沢理光会長と元団長の加藤さわねさん、指導者の久保田直子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長にあいさつをしました。 合唱団は、19日に日本を出発し、21日と23日にハンガリーで、現地の音楽小学校の児童とジョイントコンサートを予定しています。 コンサートでは、浴衣を来てわらべうたや民謡などを披露するということです。 合唱団では、25周年の平成24年にハンガリーとフィンランドを訪れていて、元団長の加藤さんは、前回の演奏旅行をきっかけに、フィンランドに留学したということです。 加藤さんは「言葉が通じなくても合唱でひとつになれることを感じた。後輩たちにもそういう感覚を感じて欲しい」と話していました。 白鳥市長は「海外に行くことは良い経験になる。良い演奏をしてきてください」と話していました。
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新宿のタカトオコヒガンザクラ開花
伊那市の友好提携都市新宿区に去年12月に植樹したタカトオコヒガンザクラが開花しました。 伊那市によりますと桜は、今月4日に開花したということです。 去年12月に新宿駅東南口広場のリニューアルを記念して伊那市がタカトオコヒガンザクラ2本を寄贈したものです。 開花した桜の近くにある新宿観光案内所では高遠の桜のポスターやチラシが貼られている他、映像が流れています。 桜守の西村一樹さんは、「桜は来週中には見ごろを迎えそうだ」と話しています。
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芸術文化団体一堂に 総合フェスティバル
芸術・文化団体が一堂に集まり、成果を披露する「長野県芸術文化総合フェスティバル」が11日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 2階の小ホールホワイエでは華道教育会による作品展が、1階の美術展示ホールでは、書道協会と水墨画協会による作品展が行われています。 大ホールでは、音楽団体など、2日間で13団体が日頃の練習の成果を披露します。この日は、木村流大正琴などが演奏を披露しました。 長野県芸術文化総合フェスティバルは、12日まで伊那文化会館で開かれています。
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公衆衛生専門学校 18人が巣立ち
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の卒業式が行われ、3年間の課程を修了した18人が学び舎を巣立ちました。 この日は、保護者や在校生が見守る中、卒業生が入場しました。 式では、大塚俊英校長から、学生ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。 今年卒業を迎えたのは、3年間の過程を修了した18人です。 卒業生の中には、昔から資格を取りたいと考えていたものの、子どもが生まれてタイミングを逃したという主婦の姿も見られました。 大塚校長は「先生や患者から信頼される歯科衛生士になれるよう頑張ってください。」と激励していました。 卒業生代表の関恭子さんは「これまで一緒にやってきた仲間と離れ離れになるが、それぞれの職場で切磋琢磨して、みなさんの健康を支えられるような歯科衛生士になれるように頑張りたい」と話していました。 今年度卒業する18人は、5日に国家試験を受験していて、28日に合格発表が行われることになっています。 卒業生は、2人が県内の病院に、16人が県内の歯科医院に就職が内定しているということです。
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伊那ICで強盗想定し訓練
料金所での強盗事件を想定した訓練が10日、南箕輪村の伊那インターチェンジで行われました。 訓練は、中央自動車道を降り、料金所で金を奪った犯人が市街地に逃走するという想定で行われました。 犯人役の警察官は車を降りて金を要求し、トランクごと金を奪うとそのまま逃走しました。 料金所で対応した職員は、犯人の特徴や、車の色などを無線で伝えていました。 警察官が到着すると、職員が防犯カメラの録画映像を確認し、犯行時刻や犯人の服装、車の車種などを伝えていました。 対応した職員は「何かあった時にどんな対応をするのか、これまで確認したことがなかった。実際に体験してみると、事前に確認をしておくことの重要性を感じた」と話していました。 伊那警察署の山崎仁生活安全課長は「人の記憶は曖昧です。段差のある料金所のブースでは、正確な身長もわからないので、目安となるシールを付けるなど、万が一に備えて対応をお願いします」と呼びかけていました。 訓練は、中央道を管理するNEXCO中日本と料金所を管理する中日本エクストール名古屋が定期的に行っているものです。 NEXCO中日本が管理する東海・北陸エリアでは、平成22年に愛知県で起きた強盗事件以降、発生していないということです。
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「伝えたい相手に伝えたいことを」 米澤さんが講演
一般社団法人・伊那青年会議所の50周年記念講演会が4日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 この日は、辰野町の新聞店・㈲共和堂の米澤晋也さんが、情報発信について話しました。 米澤さんは、店頭で商品に付けられたポップ広告を例に挙げ「伝えるときに、自分に視点を置くか、相手に視点を置くかで伝わり方は変わってくる。伝えたい人に視点を置くことが重要です」と説明していました。 米澤さんは「商品の仕様を説明しても相手は欲しい気持ちにはならない。商品を使うと相手がどうなるのかを伝えることで目をひくようになります」と話していました。 講演会は、伊那青年会議所の50周年記念事業として開かれたもので、会場には20代から40代までおよそ60人が集まりました。
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憲法への想い込めた組曲 9月平和音楽会で披露へ
音楽を通じて原爆のない平和な世界を呼びかける、「第8回平和音楽会」が、9月に駒ヶ根市で開かれます。 音楽会では、憲法を大切にしていこうとの思いを込め去年上田でつくられた混声合唱組曲が披露されます。 4日、その練習が伊那市の伊那公民館で行われ、参加を希望するおよそ40人が集まりました。 合唱される組曲「こわしてはいけない―無言館をうたう」は、第二次世界大戦で亡くなった画学生を慰霊するために建てられた上田市の「無言館」の20周年に合わせて、去年つくられた歌です。 この組曲の初演となった去年の上田での演奏会に、伊那市のうたごえサークル「ざざむし」が参加して、感銘を受けたことから地元でも演奏しようと、今回披露することになりました。 音楽会の事務局を務める、ざざむしの大場美広(よしひろ)さんは「組曲の演奏を通じて、戦争のいたみや苦しみ、人の愛情を多くの人に感じてもらいたい」と話していました。 平和音楽会は、9月17日に駒ヶ根市の駒ヶ根文化会館で開かれます。 音楽会の事務局では、組曲を一緒に歌うメンバーを募集しています。 【お問い合わせ】080-5142-8896(大場さん)
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全国初 ドローンの自動離着陸検証実験
全国初となる自動運転によるドローンの離着陸の検証実験が3日、伊那市長谷で行われました。 この日は、長谷の南アルプスむらから離陸したドローンが、およそ400メートル離れた高齢者専用住宅に向けて自動飛行しました。 ドローンが高齢者専用住宅の上空に到着すると、「ドローンポート」と呼ばれる着陸地点を目印に自動で降り始めます。 上空10メートルほどで、飛行に使っていたGPSの機能が画像認識システムに切り替わり、ドローンポートに設置されたマーカーの位置を認識して着陸します。 着陸すると、南アルプスむらから運ばれてきた雑穀アマランサスの箱が取り外され、高齢者に渡されました。 荷物を受け取った男性は「非常に画期的なこと。今後さらに発展して、家まで届けてくれるようなシステムができるのではないかと期待している」と話していました。 実験には、ドローンを活用した物流を進める国土交通省、研究・開発をしている東京大学とブルーイノベーション㈱、会場を提供した伊那市が参加しました。 これまで人が操縦するドローンによる実験は行われていましたが、今回は全国で初めてすべて自動で行われました。 東京大学の鈴木真二教授は「過疎地域では買い物弱者問題の解決が課題。今後実験を積み重ね、実用化できるようになればドローンを活用したサポートが可能になる」と話していました。 中山間地域で過疎化が進んでいることや、IoTの推進に力を入れていることなどから、国交省が伊那市に会場提供を打診し、今回の検証実験が実現しました。 伊那市の白鳥孝市長は「中山間地域の問題、過疎化の問題、そういった問題が集約されている地域でもある。画期的なシステムの活用が、問題の解決つながっていくと思う」と話していました。 国交省では、2年後の本格運用を目指して、今後も伊那市などで検証実験を行っていく考えです。 伊那市でも、実験に地元企業の参加を呼びかけ、実用化を目指していくとしています。
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「暮らしに生きる手仕事展」 生活に役立つ手作り作品並ぶ
着物をリメイクした洋服や、手作りの木工品が並ぶ「暮らしに生きる手仕事展」が、1日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、古くなった着物を再利用して作った洋服や、木工品、小物など、3人の作品約500点が展示販売されています。 南箕輪村の塀和紀代子さんが中心となり、毎年3月と9月に展示会を開いています。 鑑賞用ではなく生活の中ですぐに使えるもの役立つものをテーマに展示しています。 塀和さんは、「手に取って良く見て暮らしの中に取り入れてもらいたいです」と話していました。 展示会は6日(月)までかんてんぱぱホールで開かれていて、展示会場でリメイクしてもらいたい着物の受け付けもしています。
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まもなく6年 被災地を歩く
東日本大震災から間もなく6年が経過しようとしています。 被災地では、復旧・復興が進められていますがその爪痕は深く地域に刻まれています。 前の伊那図書館館長で県立長野図書館の平賀研也館長が宮城県の沿岸部を27日、歩きました。 震災で壊滅的な被害を受けた宮城県仙台市荒浜です。 平賀さんは、3年前から友人を通じて知り合った地元の人たちと交流をしていて、毎年この時期に荒浜を訪問しています。 ここでは、およそ800世帯が高さ10mの巨大津波に流され180人が亡くなっています。 かつて、住宅地だった場所はいまも津波の爪痕を残しています。 荒浜は危険区域となり住めない土地となりました。 27日は故郷を思い活動する地元の人たちの案内で荒浜を歩きました。 庄司隆弘さんは津波で流された自宅跡に「海辺の図書館」を作りました。 浜の町だった故郷の歴史や文化、暮らしを知ってもらい記憶を残そうというものです。 週末に訪れる人を集落跡に案内し、住民の話を聞く機会を作っています。 この様子は、3月11日の午後2時からご覧のチャンネルで詳しく放送します。
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VC長野 初参戦3位 惜しくも1部入替え戦進出逃す
日本バレーボール2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ」に今期初めて参戦した南箕輪村のVC長野トライデンツは、全ての試合を終了し、リーグ3位と健闘しましたが、惜しくも入替え戦への進出は逃しました。 26日は、埼玉県三郷市総合体育館でシーズン最終戦が行われ、VC長野は警視庁フォートファイターズと対戦しました。 序盤からリードを許す展開となったVC長野は、警視庁に1セット目、2セット目を奪われます。3セット目を取り返し、1対2で迎えた4セット目、最後まで接戦となりましたが、相手のサービスエースが決まると、VC長野は勢いを取り戻せず1対3で敗れました。 この結果VC長野は、勝ち点41、13勝8敗でリーグ3位となり、入れ替え戦進出を逃しました。 3位という結果について笹川星哉監督は「シーズン開幕前に目標にしていたベスト3は達成できた。中盤まで終わって良い位置だったが「あと一歩」のところでつまずいてしまった。後味の悪い形になってしまったが、選手達は最後までしっかり頑張ってくれた」と選手達の労をねぎらっていました。
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全国初 ドローンを活用した物流実験実施
伊那市は、全国で初めて小型無人飛行機ドローンを活用した物流の実験を、3月3日に伊那市長谷で行います。 これは、27日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 実験は、国土交通省が進めるドローンを活用した買い物弱者対策「物流用ドローンポートシステテム」の検証として行われるものです。 ドローンポートシステムは、目視をしなくてもドローンの安全な離着陸や荷物の受け取りを可能にするものです。 長谷の道の駅南アルプスむらと高齢者住宅の2か所に設置された「ドローンポート」を、重さ250グラムの買い物袋を2つ付けたドローンが移動し、配達できるかを検証します。 ドローンポートを活用した実験は全国でも初めてだということです。 伊那市では「現在、人が配達している良さも生かしつつ、ドローンを活用した買い物弱者支援につなげていきたい」としています。 実験は、国交省のほかに、開発に携わっている東京大学、ブルーイノベーション㈱、伊那市の4団体で、来月3日に行う予定です。 また、この日の全員協議会ではこの他に、小沢の伊那西部保育園の休園を継続するとした報告や、高遠町の中村家住宅と馬島家住宅の整備を行い、地域振興の拠点として活用していくとした報告もありました。
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成長企業支援ファンド SWANYに投資
伊那市富県の有限会社SWANY(スワニー)は、八十二銀行などが運営する成長企業支援ファンドから5千万円の投資を受けることが決まりました。 27日には、スワニーで調印式が行われました。 今回投資するのは、八十二銀行などが運営する「地域産業グロースサポートファンド」です。 これは、地域活性化を見据え、成長している企業に対して行う投資で、県内では2例目となります。 スワニーは3DCAD(キャド)を活用した製品受託設計や企画開発をしています。 先進的な製品開発や、雇用の創出など、地域の活性化に寄与している点がファンドの趣旨と合っているため、今回の投資につながりました。 橋爪良博社長は「設計力を高め、この地域で何ができるかを考えながら、市場にとって画期的と思ってもらえるものの開発や、受注の拡大をしていきたい」と話していました。 ファンドからの投資は5千万円で、7年後に償還時期を迎えることになっています。
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バラの里親 株の掘り出し
伊那市荒井の花き農家が残した3,000株のバラの持ち帰りが26日から始まり、里親となった人たちが掘り出していました。 伊那市美篶の粟津さん夫妻です。 夫の謙吾さん、妻の美穂さんが揃って株を掘り出していました。 このバラは、伊那市荒井の花き農家土田清隆さんが育てていましたが、去年7月に亡くなり、伊那市内のバラ愛好家が、3,000株の里親を探していました。 それを聞いた県内外の60人が里親に名乗り出て、土田さんのバラを引き取り育てます。 粟津さん夫妻は、50株を持ち帰り、美篶の自宅周辺に植えるということです。 バラの持ち帰りは、3月26日まで行われます。 初日となった26日は、12組が株を掘り出して持ち帰ったということです。
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中国メディア関係者が伊那市の医療学ぶ
国の交流事業の一環で日本を訪れている中国のメディア関係者が24日、伊那市で医療や介護について学びました。 この日は、中国のメディア関係者およそ30人が伊那市役所を訪れ、保健福祉部の職員から医療や介護施策について話を聞きました。 市の職員は、医師や病院が少ないことを説明した上で、国保直営診療所や予防接種、健康相談など、病院以外でも健康を維持する体制を整えていることを説明していました。 訪問団のメンバーは、通訳を介し、メモを取りながら話しに耳を傾けていました。 テレビ局で働く中国人女性は「医療体制に加え、各家庭で塩分を控えるなど、健康に気を使っていることに感心した」と話していました。 今回の訪問は、国が対日理解の促進や交流の一環として受け入れているもので、長野県のほかに福岡県、鹿児島県などを訪れ、医療のほかに、文化や地域振興なども学んだということです。
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息子装う不審電話 南信地域で相次ぐ
23日午後5時頃から、南信地域の家に、息子を装った不審電話が連続してかかってきています。 伊那警察署では、特殊詐欺の手口とみて注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、23日午後5時から午後9時頃までの間に、伊那署、茅野署、諏訪署、岡谷署の管内で息子を装った不審電話が12件確認されているということです。 電話がかかってきているのは、伊那北高校、岡谷工業高校、岡谷南高校の卒業生宅だということです。 伊那署では、●「風邪をひいてしまった」などの電話はオレオレ詐欺を疑うこと、●必ず名乗った親族に直接連絡して確認すること、●少しでも不審に感じたら警察に相談することなど、注意を呼び掛けています。
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プレミアムフライデー 小売業・サービス業など特別感演出
停滞する消費を盛り上げようと、月末の金曜日に早めの退社を促す「プレミアムフライデー」が、24日から始まりました。 伊那市内の大型店でも、イベントとタイアップした取組みがスタートしています。 刺身の盛り合わせが普段よりも500円安い980円、ステーキが100グラムあたり50円安い199円。 プレミアムフライデーに合わせて割引の値札が付けられました。 伊那市に本社を置く株式会社ニシザワは、上伊那を中心に食料品を取り扱う12店で、プレミアムフライデーに合わせた割引サービスを行いました。 少しぜいたくな週末を過ごしてもらおうと、普段は手が伸びないような食材や、ペット関連商品が割引になりました。 ニシザワの柘植一也次長は「まだプレミアムフライデーの動きが上伊那地域の企業の間ではそんなに浸透していない部分があると思う。小売側からプレミアムフライデーをやっているという動きを見せていきたい」と話していました。
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息子を装った不審電話相次ぐ 警察が注意呼びかけ
19日午後6時頃から、南信地域の一般住宅に息子を装った不審電話が相次いでいます。 伊那警察署では、特殊詐欺の手口とみて注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、19日午後6時から午後9時45分までの間に、伊那署、岡谷署、茅野署、諏訪署の4署で息子を装った不審電話が11件確認されているということです。 電話がかかって来ているのは、箕輪進修高校と岡谷南高校の卒業生宅だということです。 伊那署では、風邪をひいてしまったなどの電話はオレオレ詐欺を疑うこと、必ず名乗った親族に直接連絡して確認することなど注意を呼び掛けています。
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春の高校伊那駅伝 懸垂幕を設置
今年で40回の節目を迎える「春の高校伊那駅伝」を盛り上げようと20日、懸垂幕が伊那市役所駐車場に設置されました。 「激走 春の高校伊那駅伝」と書かれた、長さ11メートル、幅1メートルの懸垂幕が設置されました。 また、駅伝のポスターが完成し、市役所庁内に掲示されています。 春の高校伊那駅伝は、昭和53年に県内の高校のみで始まり、今年で40回目を迎えます。 今年の大会には、男子136校、女子60校がエントリーしています。 40回の節目を迎えることから伊那市では、発着点となる伊那市陸上競技場に、記念モニュメントや歴代優勝校の校名を書いた表示板を設置します。 春の高校伊那駅伝は、来月19日に伊那市陸上競技場を発着点に、女子の部は午前10時、男子の部は午後0時10分にスタートします。 大会の模様は、長野放送で男子は生中継、女子はダイジェストで放送されるほか、男子のレースはBSフジで全国放送されます。
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南ア食害対策 継続の必要性訴える
今年取り組み10年目を迎える「南アルプス食害対策協議会」は17日、活動報告会を開き、活動を継続していく必要があると訴えました。 この日は伊那市役所で報告会が開かれ、関係者などおよそ100人が出席しました。 南ア食害対策協議会は、ニホンジカによる深刻な食害を広域的に食い止めようと、関係市町村や国、県、信州大学農学部などが平成19年に立ち上げました。 伊那地域では主に、仙丈ケ岳の植生保護のためのシカ柵やくくりワナの設置、また猟友会による捕獲などを行っています。 報告会では、信大農学部の竹田謙一准教授は、シカは間伐をした場所よりもしていない場所の方が多くなっていると話しました。 竹田准教授は「これまでの捕獲で、シカは人の入りづらい場所に移動している。減っているという報告もあるが、実際は目に見えない場所で生息している」と話していました。 また、南信森林管理署の相馬夏美さんは、今後の課題について話しました。 管理署がワナ設置に携わった職員に対して行ったアンケート調査によると、39%が「現場の見回りに対し負担を感じる」と答えている一方で、73%が「今後も現状維持での継続が必要だ」と答えています。 この結果から管理署では、非常勤職員となる猟友会会員の雇用や、見回り・捕獲の効率化が今後の課題としています。 協議会長の白鳥孝伊那市長は「暮らす場所からは離れた場所にあり、たどり着くにも苦労する場所での活動なので、大変だがコツコツと続けていくしかない」と話していました。 協議会では、発足10年目を迎えることから、来年度、記念報告会を実施する計画です。
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伊那・木曽の観光事業関係者が滞在型観光学ぶ
「伊那路・木曽路広域観光連携会議」が13日、伊那市内で開かれ、阿智昼神観光局社長の白澤裕次さんが、星のブランド化による観光について講演しました。 この日は、伊那市観光株式会社の専務で、阿智昼神観光局社長の白澤さんが、阿智村で取り組んでいる星をブランド化した観光について講演しました。 白澤さんによると、阿智村は、昼神温泉を観光の目玉として売り出していましたが、他の温泉地との競争が厳しく、観光客は年々減少傾向だったということです。 環境省が認定する「星が最も輝いて見える場所」の1位に選ばれた点に着目した白澤さんは、星のブランド化に取り組んだということです。 白澤さんは「光を使った演出などで、星が見えない日でも楽しめる『ナイトツアー』を企画した。観光客はここ5年で10倍以上の10万人なった」と話していました。 また、イベントの開催のみでは、滞在型の観光にはならないとして「2日間だけでもツアーができるだけのものを揃えることで、宿泊客の獲得ができる」と話していました。 講演は、上伊那地域・木曽地域が広域的な滞在型観光を目指すために連携を深めようと行われたもので、観光事業関係者など、およそ100人が出席しました。
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VC長野 11日・12日の試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ」VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は11日、トヨタ自動車サンホークスと対戦しセットカウント3対0で勝ちました。 12日は大分三好ヴァイセアドラーと対戦し、セットカウント0対3で負けました。 リーグ戦は、21試合中17試合を消化し、VC長野は11勝6敗の3位となっています。 次回は、2月18日に、つくばユナイテッドSunGAIAと対戦します。