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いなまちハッピーハロウィン
31日のハロウィンを前に、いなまちハッピーハロウィンが伊那市の中心商店街で行われ、家族連れなどでにぎわいました。 25日は、仮装した子どもとその保護者が参加し、ハロウィンを楽しみました。 いなまちハッピーハロウィンは、商店街の活性化を目的に伊那まちの再生やるじゃん会が毎年行っています。 仮装パレードには32人が参加し、商店街を練り歩きました。 子ども達は商店に駆け込むと、お菓子をもらっていました。 伊那まちの再生やるじゃん会では、「イベントをきっかけに町に足を運んでもらい、いろんなお店をみつけてほしい」と話していました。
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伊澤修二の功績たたえる記念音楽祭
東京芸術大学の初代校長で伊那市高遠町出身の伊澤修二の功績をたたえる「伊澤修二記念音楽祭」が、25日、高遠町文化体育館などで行われました。 音楽祭は、昭和62年に東京芸術大学の創立100周年を記念して行われたのを機に毎年行われていて、今年で28回を数えます。 高遠町文化体育館で行われた第1部では、市内4つの小中学校の他、高遠高校の生徒らが音楽劇や金管合奏などを披露しました。 このうち高遠小学校は、武田信玄の5男仁科五郎盛信と織田軍の戦いを表現した孤軍高遠城の音楽劇を披露しました。 他に高遠北小学校の児童は、地球環境に関する音楽劇を披露しました。 森を切り開いてレジャーランドを建設しようとする人間から森を守ろうとする妖精と1人の少女の物語です。 子どもたちは、東京芸術大学音楽学部の佐野靖副学部長からこの日のために歌や合唱の指導を受けてきました。
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あす 気仙沼のサンマで交流
宮城県気仙沼市の出身者で作るグループ「リアス気仙沼」は26日、気仙沼で水揚げされたサンマを伊那市のセントラルパークで開かれるいなまち朝マルシェで販売します。 25日は、市内在住でグループのメンバーの一人野溝清美さんが出迎える中、東京や宮城からメンバー7人が伊那を訪れました。 リアス気仙沼は、東日本大震災以降、故郷、気仙沼に笑顔を届けようと活動しています。 震災直後の夏には、このグループが気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れ交流が行われました。 今回は地元で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流深めようと計画されました。 25日の午後には、グループをサポートする市内の雑貨店にサンマ500匹が直送されました。 サンマは、26日 午前10時からセントラルパーク開かれる「いなまち朝マルシェ」で販売します。
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ケーブルテレビ主催囲碁大会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー・駒ヶ岳などが主催する囲碁大会が、25日、伊那市のサンライフ伊那で開かれました。 大会は、全国のケーブルテレビ局とケーブルテレビで放送している囲碁将棋チャンネルが開いているものです。 全国120か所で開かれ、およそ8千人が参加しています。 このうち上伊那地区の予選会は、25日、サンライフ伊那で開かれ、上位大会の一次予選となる代表選抜戦とレベル別のハンデ戦が行われました。 代表選抜戦の結果、飯島町の浜口善元さんが優勝しました。 浜口さんは、来月8日に開かれるブロック大会に出場し、インターネットを使って対局します。 会場では他に、プロ棋士の宮沢吾朗九段による碁の指導が行われました。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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電動車いす ルール理解し安全運転を
電動車いすの正しい乗り方を理解してもらい事故を未然に防ごうと、伊那市の富県交通安全協会は、23日、高齢者対象の安全講習会を開きました。 富県に住む高齢者10人が講習会に参加しました。 電動車いすの正しい乗り方を理解してもらい事故を防ごうと富県安協が初めて開いたものです。 電動車いすの販売業者が講師となり、操作方法や交通ルールなどを指導しました。 電動車いすは時速6キロまでしか出せないため道交法では歩行者扱いで、運転免許も必要ありません。 簡単に操作できる反面、交通ルールを知らない高齢者が多いという事です。 伊那市では、2011年に東春近で電動車いすと軽自動車が接触する事故があり、電動車いすを運転していた96歳男性が死亡する事故がありました。 富県安協では、高齢者だけでなく、自動車のドライバーにも、電動車いすについて理解してもらい、事故防止に努めていきたいという事です。
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とことこイーナちゃんフォトコンテスト 65点集まる
伊那市のイメージキャラクター、イーナちゃんを被写体に、伊那谷の自然や人の触れ合いなどを映し出した作品を募集したフォトコンテストの審査会が、23日に開かれました。 初めて開かれたコンテストには工夫をこらした作品65点が寄せられました。 最優秀賞に選ばれたのは、伊那市福島の伊藤憲明さんの作品です。 伊那市長谷の神田橋をバックに2体のイーナちゃんとシャボン玉が映されています。 一瞬のシャッターチャンスを逃さずとらえ、幸せな雰囲気を表現している点などが評価されました。 優秀賞には、美篶の酒井賢二さんと宮田村の小林秀俊さんの作品が選ばれました。 イーナちゃんがとことこと歩くプラモデル、「とことこイーナちゃん」を被写体とした写真を募集し、伊那市や近隣市町村を中心に、32人から65点の応募がありました。 とことこイーナちゃんを開発した製造業ご当地お土産プロジェクトチームが初めて開いたコンテストです。 チームリーダーの橋爪良博さんは、「想像を超えるアイディア満載の作品が集まった。今後もコンテストを企画し、イーナちゃんと一緒に伊那市の自然めぐりをしてもらいたい」と話していました。 プロジェクトチームでは、入賞作品の展示を今後検討していくというこです。
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イ~ナちゃんハイシニア 全国大会出場報告
今月25日から香川県で開催される第9回全日本ハイシニアソフトボール大会に、伊那市の「イ~ナちゃんハイシニア」が出場します。 この日は、「イ~ナちゃんハイシニア」の伊藤易明監督ら3人が伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に大会出場のあいさつをしました。 ハイシニアソフトボール大会は、65歳以上のメンバーで構成するチームの大会です。 「イ~ナちゃんハイシニア」は7月に行われた県予選で優勝し、4年連続7回目の全国大会出場の切符を手にしました。 第6回、7回大会で3位、第8回大会は準優勝という成績を残しています。 酒井副市長は、「去年、準優勝、今年はぜひ優勝してもらいたい」と激励していました。 大会は今月25日から3日間、香川県丸亀市で開かれることになっていて「イ~ナちゃんハイシニア」は初戦、大阪府と山口県の勝者と対戦することになっています。
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特殊詐欺防ぐ声かけ訓練
金融機関を対象にした特殊詐欺防止の声かけ訓練が14日、伊那市のアルプス中央信用金庫本店で行われました。 訓練には、アルプス中央信用金庫の職員と伊那警察署の署員合わせて60人が参加しました。 訓練は、伊那警察署の元署員が扮する高齢者が、息子が勤めている会社の金を勝手に使ってしまい、立て替えるため500万円を引き出したいと依頼をし、職員が声かけにより特殊詐欺の振り込みを防ぐ想定で行われました。 特殊詐欺だと気づかず、「どうしても現金で引き出したい」と言う高齢者に、詐欺防止のチェックシートを使って質問したり、本当に相手は息子なのかと確認をし、説得しました。 伊那警察署によりますと、管内の今年に入っての特殊詐欺発生件数は10月23日現在8件で、被害額はおよそ2千800万円となっています。 被害者のおよそ8割を高齢者が占めていて、伊那警察署の関貴宏生活安全課長は「お客様には“待たせて申し訳ない”という気持ちよりも“守りたい”という気持ちをもって対応してほしい」と話していました。
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東京都立葛飾野高校 ますみヶ丘平地林で森林整備を体験
奉仕活動の授業の一環で伊那市を訪れている、東京都葛飾区の葛飾野高校の生徒は、23日、ますみヶ丘の平地林で、森林整備を体験しました。 森林整備を体験したのは、東京都にある葛飾野高校の1年生320人です。 葛飾野高校は、伊那市を中心に活動しているNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会と「森林(もり)の里親協定」を結んでいます。 協定に基づく森林整備体験は今年で3年目になります。 奉仕活動を通じて、森林保全と環境との関係を学ぼうと伊那市を訪れました。 生徒らは、協議会のメンバーに教わりながら、藪の除伐を行いました。 協議会メンバーは、なるべく根元から切り倒す事などをアドバイスしていました。 24日は、除伐した木を運び出す作業をする事になっています。
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上伊那の農産物を商工関係者にPR
上伊那の農産物を食品や観光関係者にPRし連携を深めていこうというイベントが22日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 この上伊那農商工マッチング交流会は、上伊那地域の農畜産物を食品関連企業や観光事業者にPRし新たな連携作りのきっかけにしてもらおうと、今回初めて開かれました。 農家や加工品の販売を行う事業者24社が出展し、農畜産物をアピールしていました。 このうち、箕輪町でトマト栽培をしている農家は、トマトをブドウ棚のように育てる事で、光合成を促進させ、栄養価の高いトマトが出来る事を紹介していました。 伊那市で味噌作りをしている女性グループは、無添加で安心安全な物を作るよう心掛けている事を紹介していました。 会場ではこの他に、食品を製造する機械の展示コーナーも設けられていました。 主催者のまとめによりますと、交流会には、およそ200人が来場したということです。
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イーナちゃん駅伝カーニバル2014 東春近V
第32回市民駅伝イーナちゃん駅伝カーニバル2014が13日伊那市陸上競技場で開かれ、東春近が総合優勝を果たしました。 今年の市民駅伝には、市内10地区から146人と、オープン参加の80人、合わせて226人が出場しました。 参加者は、園児と小学生が参加する子どもの部と、中学生以上が参加する地区の部、選手2人以上で参加するオープンの部に分かれ、順位を競いました。 このうち、子供の部では、2.7キロのコースを園児と小学生5人がタスキで繋ぎました。 大会の結果、子供の部1位、地区の部3位の東春近が総合優勝をはたしました。なお、オープン参加の部ではかけこっこーが優勝しています。
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DLD薪の配達で農林水産大臣賞
伊那市で薪ストーブの販売や施工などを手掛ける株式会社DLDは、ストーブ用の薪の宅配システム構築により森林整備に繋がった点などが評価され農林水産大臣賞を受賞します。 DLDが大臣賞を受賞するのは第16回グリーン購入大賞です。 全国の企業や行政で組織するグリーン購入ネットワークが、環境に配慮した製品やサービスの普及拡大に取り組む団体を毎年表彰しています。 今年度は全国から33件の応募があり、書類とプレゼンテーションによる審査が行われました。 DLDは、薪の宅配システムの構築により、森林整備の促進や雇用創出につながった点が評価され、中小企業部門で最高賞の農林水産大臣賞を受賞します。 薪の宅配は、契約した家庭を回り、必要な分だけ補給するサービスで、利用者は、過入金と基本料金、使った分の薪の料金を支払います。 DLDでは、安定的な木材の確保が必要となり、山に放置されている針葉樹の間伐材を薪として利用できる事を実証しました。 これにより森林整備の促進や新たな雇用創出にもつながった点が評価されました。 宅配は、2007年から始め、現在は県内の他、山梨や愛知、宮城などでも行われ、およそ1200戸が契約をしているという事です。 表彰は12月に東京で行われる予定です。
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赤羽さんの押し花絵展
押し花作品を手掛けて22年になる伊那市美篶の赤羽栄子さんの作品展「花との時間」が22日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、花や、木の根、苔など身近な素材を使った押し花、およそ100点が展示されています。 今回の展示は、押し花を始めて22年という時間、日々生活をしている何気ない時間などを、押し花で表現しているということです。 押し花絵展「花との時間」は28日火曜日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市で県戦没者遺族大会
一般財団法人長野県遺族会は、第62回長野県戦没者遺族大会を22日、伊那文化会館で開きました。 戦没者遺族大会は、長野県遺族会が世界の平和を目指し、戦争の悲惨さを後世に語り継ごうと県内持ち回りで毎年開いていて、今年で62回を数えます。 大会には、戦没者の遺族や関係者およそ800人が参加しました。 大会では、「二度と戦争を起こしてはならない。我々のような遺族を出してはならない。」などと、遺族が宣言しました。 また、「靖国神社参拝の定着」や「遺族の高齢化に伴い、孫やひ孫を中核とした青年部の組織化」などに取り組むことを決議しました。 23日は、県が主催する、長野県戦没者追悼式が伊那文化会館で開かれることになっています。
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誓いを新たに 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で22日、戴帽式が行われ、今年4月に入学した1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 この日は、今年4月に入学した1年生35人が戴帽式を迎えました。 戴帽式は、半年間、基礎的な学習を行ってきた学生を、看護学生としてふさわしい知識と技術、態度を身につけたと認めるためのものです。 式では、生徒一人ひとりにナースキャップがかぶせられ、火がともされたロウソクを受け取っていました。 全員がロウソクを受け取ると、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 この日戴帽式を向かえたのは、上伊那を中心とした18歳から50歳代までの、男性が9人、女性が26人となっています。 式を終えた学生は、今後、本格的な看護の学習を始めることになっていて、来年2月からは、伊那中央病院や昭和伊南病院などで実習を行う予定です。 戴帽生を代表して、篠田達也さんは、「63期生、35人全員でこれからの困難を乗り越え、みなさんの役に立てるようにしたい」と、誓いを新たにしていました。
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障がい者の就職・雇用相談
上伊那地域の障がい者を対象とした就職・雇用相談会が21日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、障がい者の雇用促進を図ろうとハローワーク伊那が毎年この時期に開いているものです。 今年参加した企業は、去年より4社少ない21社です。 相談会には91人が訪れ、人事担当者から説明を受けていました。 ハローワーク伊那管内の障害者の9月末の求職者数は471人となっています。 50人以上の従業員がいる企業の障がい者の法定雇用率は2%と定められていて、ハローワーク伊那では、企業に対し法定雇用率達成のための指導に努めていくとしています。
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なかなか転ばないコマ「タオレネード」
伊那市の製造業ご当地お土産プロジェクトチームが製品化した転ばないコマが今、注目を集めています。 先月、愛知県で開かれた全日本製造業コマ大戦。 コマ大戦は全国の中小製造業が自社で制作したコマを持ち寄り1対1で戦う大会です。 低重心が主流ということですが、それに勝てるコマを作ろうと伊那市の(有)スワニーが高重心のコマを開発しました。 コマ大戦でスワニーは、予選敗退となりましたが、参加していた製造業者などから注目を集めたということです。 その後、サクラコマなどを一緒に制作してきた製造業ご当地お土産プロジェクトチームの協力によりそのコマをともに10日間でタオレネードを製品化しました。 タオレネードは、今月11日からスワニーのオンラインショップで1個850円で販売されています。 高精度な精密加工技術から生まれた高重心バランスコマは、県内外から注目を集め、すでに100個が売れました。 現在、スワニーの社員が手作業で追加分を組み立てています。 今後は、工賃アップにつなげてもらおうと伊那市社会福祉協議会に組み立てを委託する考えです。 「タオレネード」は今後、市内の店舗などでも販売を予定しています。
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ごみ処理費用有料制度見直しでアンケート実施
上伊那広域連合は、排出量によって2段階となっているごみ処理費用有料制度見直しのため、アンケートを実施します。 21日は上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれ、アンケートの素案が了承されました。 上伊那地域では有料制度が2段階になっています。 第一段階ではごみ処理費用としてごみ袋1枚当たり30円かかります。 ごみ排出量が規定量を超えると第2段階となり、1枚当たり180円となります。 上伊那広域連合は、3年ごとに有料制度の見直しを行っていて、今回は2段階の有料制度を継続するかどうかも含め根本的な見直しを行います。 アンケートは来月5日から17日まで上伊那地域の3,000世帯を対象に行われ、内容はごみ処理手数料の金額についてや、チケットのしくみを理解しているかなどです。 委員からは「二段階の制度はコストもかかり、行政窓口の負担にもなるので廃止を考えていいのではないか」という意見の一方、「二段階になっていることでごみ排出量抑止につながっている」という声が上がっていました。 上伊那広域連合ではアンケートの結果を分析し、来年2月の審議会で施策の方向付けをしたいとしています。
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中学生ロボットコンテスト 南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が12日、伊那市の創造館で開かれました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で11回目になります。 大会には、南信地区を中心に、6校、23チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 ルールは、ガムテープの芯でできたアイテムを縦90センチ、横45センチのエリアに運び、その上に屋根となるCDを重ねると得点になります。 さらに、その上にアイテムなどを積み重ねると高得点になります。 決勝トーナメントには女子チームの姿もあり、上手にロボットを動かして、勝利をおさめ喜んでいました。 決勝戦では、伊那市の東部中の「宅急便」が、ロボットの操作で苦労する中、辰野中の「欅11号」は確実にアイテムを積み上げ、優勝しました。 11月には、千曲市で県大会が開催されることになっています。
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「地域包括ケアシステム」の構築に向け医療、介護関係者が研修
高齢になり介護が必要になっても住みなれた地域で暮らす事ができる「地域包括ケアシステム」の構築に向け、医療と介護の連携をはかるための研修会が18日、伊那市で開かれました。 研修会には、伊那市内の医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、ケアマネジャーなど90人余りが参加しました。 これは、介護が必要になった高齢者が住み慣れた地域で人生の最後まで暮らす事ができる「地域包括ケアシステム」を構築しようと伊那市と伊那市医師会が初めて開いたものです。 研修会では、在宅医療・介護連携の先進地、広島県尾道市の医師、高橋世行さんが講演しました。 尾道市では、主治医を核として行政やその他の機関が連携するケアシステムを構築しているという事です。 高橋さんは「主治医が核となるケアシステムを円滑に運営するには、それぞれの機関が書類だけではなく顔の見える情報交換をしていく事が必要」と話していました。 伊那市では、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、住まい、医療、介護、生活支援・介護予防が一体的に提供される仕組み作りを進めていく計画です。
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第37回伊那市民美術展
第37回伊那市民美術展が伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、会員75人のうち62人が1人1作品を出しています。 洋画が一番多く56作品、日本画と工芸は3作品ずつです。 伊那市民美術会は、技術の向上や会員同士の交流などを目的に研修会やデッサンの会など年間を通じて活動しています。 美術展は、年1回の恒例行事で、今回で37回を数えます。 1人でも多くの会員が参加しやすいようにとはじめから賞は設けられていません。 伊那市民美術展は、21日火曜日まで、いなっせの2階展示ギャラリーで開かれています。
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西駒山荘が荷下げと冬仕度
中央アルプス将棊頭山直下にある山小屋、西駒山荘の今シーズンの営業が終了し20日、山荘で使っていたシーツや毛布などの荷下げが行われました。 標高およそ2690メートルにある西駒山荘では管理人の宮下拓也さんらがシーズン中に使っていた生活用品などをまとめていました。 荷下げはヘリコプターを使って行われ山荘から伊那市横山の鳩吹公園の間を3往復し生活用品や発電機のバッテリーなどを下ろしました。 西駒山荘は伊那市観光株式会社が運営していて今シーズンは山荘が8月にリニューアルオープンしてから初めての営業となりました。 去年は建て替えのため営業は行わず一昨年は87日間でおよそ800人が利用しました。 今年は8月1日から今月13日までの74日間の営業期間中およそ550人の登山者が利用したということです。 荷下げが終わると宮下さんらは雨戸を閉めたり入口を戸板で覆うなど冬仕度を行っていました。 西駒山荘の営業は終了しましたが冬山登山に訪れた人のために避難小屋として石室は開放しておくということです。
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伊那市環境展2014 開催
環境や省エネについて考える伊那市環境展が12日、伊那勤労者福祉センターで開かれました。 環境展は、民間団体や、行政などが環境問題について考えようと開いたもので29のコーナーが設けられました。 今年登録された南アルプスのユネスコエコパークやジオパーク関連のコーナーでは、鹿による食害などが紹介されました。 南アルプスの戸台で発掘される、サンカクガイやアンモナイトの化石作りの体験コーナーも設けられました。 また、服のリユースコーナーが設置され、服を持って訪れた人たちが、カゴに入れていました。 持ち込まれた服は、東南アジアに運ばれ、95%が再利用されるということです。 訪れた人たちは、各コーナーをまわりながら環境問題や、省エネについて理解を深めている様子でした。
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商店街を木のショールームに
伊那市の中心商店街の活性化を図る組織「伊那まちの再生やるじゃん会」は商店街全体で県産材の魅力を発信する木のショールームプロジェクトに取り組みます。 20日は伊那市のタウンステーション伊那まちでプロジェクトの概要についての説明がありました。 これは県の「信州の木活用モデル地域支援事業」として実施されるもので総事業費260万円のうち250万円が補助されます。 県産材の有効活用が目的で会では鉢カバーを基本に組み立て方次第でイスやテーブルにもなる木製キットを商店街に設置する考えです。 商店街ではこれまでにバラによる景観づくりに取り組んできたことから木製の鉢カバーと融合させ街全体で県産材の魅力を発信したいとしています。 この木製キットを考案したのは南箕輪村の「こうあ木工舎」の中村博さんです。 木製キットはワンセット42ピース入りを150セットつくる予定で公共の場所に設置する計画です。 26日には伊那市のセントラルパークで木製キットを使ったワークショップが計画されていてミツロウワックスを塗るほか鉢やイス以外の組み立て方などについても考えるということです。
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第28回行者そば祭り
信州そば発祥の地をPRする4週連続の秋の新そばイベントが始まりました。 初回の19日は、行者そば祭りが伊那市荒井の内の萱スポーツ公園で行われました。 打ち立てのそばを味わおうと、昼時には100メートルほどの長い列ができていました。 行者そばは、今から1300年ほど前に修行で内の萱を訪れた行者が一握りのそばの種を置いていったことが始まりとされています。 昭和63年から現在のように区をあげて行うようになり、今年で28回目です。 去年は雨が降ったため来客数が少なかったということですが、今年は晴天が広がり予定の2,000食を超える2,500食ほどを用意したということです。 訪れた人達は、紅葉を楽しみながら打ち立てのそばを楽しんでいました。 4週連続新そばイベント、次回は信州伊那新そばまつりが25日土曜日と26日に日曜日にみはらしファームで行われます。
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地蜂の「巣」コンテスト 優勝は3.7キロ
地蜂と呼ばれるクロスズメバチの巣の重さを競うコンテストが19日に伊那市で開かれ、西箕輪の林鶴良さんが、3.7キロで優勝しました。 優勝したのは、伊那市西箕輪羽広の林鶴良さんで、巣の重さは3.7キロでした。 今年のコンテストには、市内外から21人のエントリーがありました。 持ち込まれた巣に煙幕をかけて蜂を気絶させ、重さを量ります。 地蜂の愛好家は、6月から7月にかけ、野山でみつけた蜂の巣を持ち帰り、鶏の肝臓や心臓をエサとし与え巣を大きくしてきました。 例年の優勝は4キロから5キロ台ですが今年は3キロ台で、2月の大雪などが影響し、蜂の発生が遅れたのが原因ではないかという事です。 今年は蜂の子料理の実演が行われ、訪れた人が試食していました。 伊那市地蜂愛好会では、伝統の蜂追いや昆虫食の文化をこれからも伝えていきたいと話していました。
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熱気球に乗って新山の景色眺める
熱気球に乗り上空から景色を楽しむイベントが19日、伊那市の新山小学校で行われました。 新山小のグラウンドには、全長25メートルの熱気球がお目見えしました。 これは、新山の自然の素晴らしさを再認識してもらおうと、新山まつりの30周年特別企画として行われたものです。 熱気球は、暖められた空気が浮力となり上昇します。 19日は、風の少ない時間帯では、35メートルほどの高さまで上がったということです。 訪れた人たちは、気球独特の浮遊感を味わいながら、普段見ることのできない上空からの景色を楽しんでいました。 会場ではほかに、地区の歴史を紹介する写真の展示や野菜の即売会などが開かれ、多くの人で賑わっていました。
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爆笑お笑いライブIN伊那来年1月25日開催
伊那商工会議所青年部は、テレビでお馴染みのお笑い芸人9組を招き「爆笑お笑いライブIN伊那」を、来年1月に開きます。 お笑いライブは、伊那商工会議所青年部が主催するものです。 青年部では、東日本大震災の被災地福島県浪江町と宮城県気仙沼市に義援金を送るなどの復興支援をしています。 お笑いライブもその一環として開かれるもので、入場料の一部が義援金となります。 お笑いライブは、来年1月25日日曜日、午前11時半からと午後2時半からの2回開かれます。 来月1日と2日には伊那商工会議所大ホールでチケットの先行販売が行われ、この2日間に購入した人に限り先着順で好きな席を選ぶことができます。 前売り券は、S席が4,000円、A席が3,500円となっています。