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はなまる地域探検隊 料理で国際交流
伊那市内の小中学生がさまざまな体験をする「はなまる地域探検隊」は4日、外国人と一緒に世界の料理を作って交流しました。
交流会は伊那市のいなっせで開かれ、およそ70人が参加しました。
上伊那地域の高校や小中学校で英語指導助手などをしているアメリカ、イギリス、ベトナムなど5カ国の7人が、母国の料理を紹介しました。
料理を通じた国際交流は、地域に暮らす外国人と交流し、小さいうちから国際感覚を養ってもらおうと毎年行われていて、今年で5年目です。
子どもたちは、英語を交えて会話しながら、タコスや揚げ春巻きなどを作っていました。 -
オペラ春香 チケット好調
今年6月に上演されるオペラ春香のチケットが6日から発売となりました。
予約を含めおよそ1000枚のチケットが売れました。
窓口の伊那市生涯学習センターには朝から多くの予約の電話がありました。
事務局によりますと1300席の内、予約を含めおよそ1000枚のチケットが売れたということです。
チケットはS席が4000円、A席が3000円、全席指定となっています。
チケットは伊那文化会館と伊那市生涯学習センターの窓口で販売しています。 -
春高伊那駅伝 太鼓で選手を応援
今月18日に伊那の春の風物詩、春の高校伊那駅伝が行われます。
走る選手達を応援しようと長谷の太鼓グループ創龍会が練習を行っています。
応援に向けての練習は、今年に入ってから毎週2回、長谷中学校で行っていて、会の発足当初のメンバー宮下由紀夫さんが指導しています。
創龍会は、5年前から選手たちが宿泊する仙流荘と入野谷で大会前日に歓迎の太鼓を披露していました。
今年は、多くの選手たちを応援しようと初めて沿道で演奏します。
大会当日はセントラルパーク前の伊那橋で選手を太鼓で応援することになっています。
創龍会は32年前、一ノ瀬地区の青年部のメンバーが集まり発足しました。
地元の祭りや地区の行事などで太鼓の演奏を行っています。
メンバーは多い時では20人余りいたということですが、現在は長谷地区の住民を中心に7人で活動を行っています。
春の高校伊那駅伝は今月18日に行われ、全国から過去最多の174チームが参加します。 -
伊那市高齢者施策推進協議会 高齢者の防災対策などを新たに盛り込んだ計画案を報告
高齢者施策の課題や計画などについて検討してきた伊那市高齢者施策推進協議会は、高齢者の防災対策などを新たに盛り込んだ計画案を6日、白鳥孝市長に報告しました。
6日は、協議会の中畑英樹会長と池上弘祥副会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に検討結果を報告しました。
計画は、3年ごとに見直しが行われていて、今回は24年度からの3年間についてです。
今回新たに、災害時における介護を必要とした高齢者の支援と防災対策などについて盛り込まれました。
他に、増加する認知症対策として、医療と福祉の連携が継続的に行われるような仕組みづくりについて検討する場を設けるとしています。
伊那市では、安心と生きがいのある長寿のまちづくりの実現に向け、この計画に沿って取り組んでいくということです。 -
伊那市 高所得者の保育料引き上げ
高所得世帯の保育料の引き上げについて検討してきた伊那市保育行政審議会は6日、検討結果を白鳥孝市長に答申しました。
6日は、審議会の黒河内浩会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
伊那市の保育料は、現在、前年度の所得に応じ13階層に分かれていて、見直しにより14階層となります。
引き上げられるのは、前年度の所得税額が73万4,000円を超える世帯で、平成23年7月現在11世帯が対象となっています。
引き上げ額は、未満児が7,000円、3歳以上は2,000円です。
黒河内会長は「未満児保育の急増と家庭での教育についてが、これからの課題だと思う。引き続き住民の意見を聞きながら協議していきたい」と話していました。 -
被災地への支援物資提供呼びかけ
東日本大震災からまもなく1年となるのを前に伊那市中央の洋画家、奥村憲さんが支援物資の提供を呼びかけています。
現在70歳の奥村さんは、水産加工に関する水質保全の技術者として長年東北地方で勤務してきました。
去年3月11日の東日本大震災で務めていた会社の仲間や多くの友人を亡くしました。
震災直後から募金や支援物資を送る活動をしていて集まった衣類や、食糧、生活用品は自宅玄関先に高く積み上げられています。 -
雑穀活用の取り組み発表
いーな雑穀ネットワークによる雑穀フェスタが4日、伊那商工会館で開かれました。
これは、アマランサスなど雑穀を使った商品開発により、地域振興につなげようと活動している、いーな雑穀ネットワークなどが開いたもので会場にはおよそ
40人が集まりました。
フェスタでは会員による活動の成果発表や商品の展示販売が行われました。
このうち上伊那農業高校の生徒は製品化した雑穀カレーについて発表しました。
雑穀カレーは上農の生徒が製品化したもので東日本大震災により被害にあった宮城県の高校に支援物資として贈りました。
生徒らは味の改良やイベントでの販売により雑穀カレーの普及につとめるほか、東北支援として売上の募金や雑穀による農地復興の手助けにも取り組みたいと話していました。
会場ではほかに、市内のケーキ店などが雑穀入りお菓子の展示販売を行い人気を集めていました。
ネットワークでは、栄養価が高く、様々な食べ物と合う雑穀を一般の人たちが身近なものに感じてもらえるよう活動を続けていきたい。」と話していました。 -
伊那西小学校で6年生を送る会
卒業式を前に、伊那市の伊那西小学校で5日、6年生を送る会が開かれました。
伊那西小学校を今年度卒業するのは7人です。
6年生への感謝の気持ちを表そうと、毎年児童会が中心になって開いています。
在校生の手づくりのアーチをくぐって入場すると、くす玉を割って6年生の卒業を祝いました。
送る会では、児童会が企画したゲームを全校児童で楽しんだ他、中学校に行ってがんばりたいことなどを6年生が発表しました。
在校生を代表して、5年生の田村恭祐君は「今の6年生に追いつけるよう、この学校をしっかり支えていきたい」と決意を表しました。
最後に卒業生がリコーダーを演奏。
6年生は「すばらしい会を開いてくれてありがとうございます。新6年生を中心に頑張ってください」と感謝していました。
伊那西小学校の卒業式は、17日土曜日に予定されています。 -
伊那市地域づくり活動支援金事業報告会
今年度の伊那市地域づくり活動支援金事業の活動報告会が28日夜、伊那市役所で開かれました。
報告会は、特色ある活動を紹介し、今後の参考にしてもらおうと毎年開かれていて、およそ80人が参加しました。
今年度は9団体が採択され、支援金の総額は186万7千円でした。
新規事業として採択された団体のうち、伊那ビデオクラブは、30万円の支援金を受け、「伊那市の歌」や市内の名所の映像化に取り組んだことを報告しました。
赤羽仁事務局長は、「歴史教育に役立ててもらえるように、今後、歴史ビデオを2部、3部と作っていきたい」と話していました。
地域づくり活動支援金事業は当初、今年度で終了予定でしたが、市民の要望もあり3年間の延長が決まっています。
伊那市では来年度、400万円の予算を盛っています。
事業募集は3月1日から22日までで、4月上旬に審査を行い決定する予定です。 -
伊那駅伝出場経験のある玉城監督がランニング指導
去年暮れの京都、都大路全国高校駅伝で長野東高校を8位入賞に導いた玉城良二監督によるランニング指導が4日、県伊那野球場で行われました。
これは4日開かれた長野県ロードレース伊那大会に合わせて行われたものです。
指導は午前と午後の2回あり中高生や市民ランナーなど延べ180人が参加しました。
玉城監督は、長野市出身の50歳で、日本体育大学の駅伝選手として、箱根駅伝にも出場しています。
監督として長野東高校を5年連続全国高校駅伝に導き、去年暮れの大会では県勢女子では最高となる8位入賞を果たしました。
長野吉田高校時代に第1回と第2回の伊那駅伝にも出場するなど伊那市とのかかわりもある監督です。
参加者は、ランナーとしても実績がある玉城監督から練習方法や走り方の指導を受けていました -
色鮮やか洋ラン展 9日まで
色鮮やかな洋ランの展示即売会が、伊那市の産直市場グリーンファームで開かれています。
会場には100種類2000鉢の洋ランが並んでいて、訪れた人たちが品定めしながら購入していました。
展示即売会は9日までグリーンファームで開かれています。 -
東春近小 りんご体験学習感謝の会
伊那市の東春近小学校の4年生は、りんご体験学習でお世話になった伊藤一路さん夫妻を招き感謝の会を28日、開きました。
東春近小学校では、平成6年から毎年4年生が伊藤さんのりんご園で体験学習を行っています。
今年も1年間、摘果や収穫作業などを行ってきました。
28日は、栽培したりんごを使って児童が作ったクレープを全員で食べながら1年間の学習を振り返りました。
他に、この日のために考えたりんごについての劇やクイズを披露しました。
児童らは「りんごを収穫するまでに、こんなに手間がかかるなんて知らなかった」などと発表していました。
記念写真を撮った後、最後に全員で伊藤さんらにお礼をしていました。 -
伊那市防犯協会総会
伊那市防犯協会は来年度、重点事業として暴力団の排除に関する条例の周知に取り組みます。
暴力団の排除については、伊那市が、現在開かれている市議会に条例案を提出しています。
議会で可決されれば、防犯協会では来年度、この条例の周知と啓発活動に重点的に取り組みます。
防犯協会は伊那市長が会長を務め、議会、消防団、交通安全協会、各地区の防犯協会、学校などの関係者で構成されています。
この活動は来年度の事業計画に盛り込まれていて、29日開かれた総会で承認されました。
総会ではほかに、伊那警察署から行方不明者の1割が認知症またはその疑いがある人で、占める割合が増加傾向にあることが報告されました。
これを受け、認知症の行方不明者が増加している現状の周知も来年度事業に追加することを確認しました。 -
ひな祭り 旧井澤家住宅で甘酒振る舞い
3月3日は雛祭りです。
雛人形の展示会を開いている伊那市の旧井澤家住宅では3日、来館者に甘酒が振る舞われました。
甘酒は、伊那部宿を考える会の女性会員が手作りしたものです。
桃の節句に合わせて、甘酒を飲みながら雛人形を鑑賞してほしいと、平成18年から毎年行われています。
旧井澤家住宅には現在、雛人形やつるし雛などが展示されています。
訪れた人達は、雛人形を鑑賞したあと、人形が飾られた一室で甘酒を味わい、くつろいでいました。
ひな人形の展示は4日までで、4日も甘酒が振る舞われる予定です。
旧井澤家住宅の入館料は、大人200円、子供100円となっています。 -
キャンドルで気仙沼を応援
東日本大震災から1年を迎える11日日曜日、震災で被害を受けた宮城県気仙沼市では、地域を元気にしようとキャンドルイベントが開かれます。そのイベントを伊那地域からも盛り上げようと3日、キャンドル作りが行われました。
この日は、ミツロウなどを販売している南箕輪村のワイルドツリーでキャンドルづくりが行われました。
キャンドルイベントへの協力は、伊那市に住む野溝清美さんが気仙沼出身で、イベントのスタッフに加わっていることから企画されました。
このイベントは、キャンドルに追悼の意を込めて、また未来への希望を込めて行われるものです。
野溝さんは「この支援活動がこれで終わらず、息の長い活動になっていくように、これからも多くの人に支援してもらいたい」と話していました。
参加した人たちは、キャンドルを作り終えると、カードに被災地へのメッセージを書き込んでいました。
参加したある女性は「実際気仙沼に行くことはできないけど、この地域から想いが届くようにメッセージを書きました」と話していました。
野溝さんは9日に気仙沼へ向かう予定で、現地でもキャンドルづくりを計画しています。 -
間伐材の利活用で地域活性化
間伐材の利用や森づくりなどについて学ぶ学習会が3日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
会場には、県内を中心におよそ70人が集まり、情報を交換しました。
県内の6団体で作る「森林に学ぶネットワーク運営委員会では、より良い森林や環境づくり、地域活性化などを目的に県内を中心に学習会を開いています。
今回の学習会では「間伐材の利活用に挑戦」をテーマに学生や企業、団体が活動を発表しました。
このうち、伊那市で薪ストーブの販売などを行なっている株式会社DLDは、間伐材を使った薪活用のメリットなどを説明しました。
DLDでは、2007年から薪の宅配サービスを行なっていて、上伊那地域で薪の需要が増えている現状を説明し「薪の活用は木材の地産地消につながる」と話していました。
間伐材を有効に活用することで、薪ストーブユーザー、林業関係者、薪を作る人、配達する人など、薪を中心に循環が生まれ地域の活性化につながると説明していました。
ある参加者は「今まで気づかなかった活用法を学ぶことができた。自分の地域でも活かしてみたい」と話していました。 -
湯澤かよこさんが1日消防署長
伊那市出身のソウルシンガー、湯澤かよこさんが、春の火災予防運動に合わせて3日、1日消防署長を務め、火災予防を呼びかけました。
伊那消防署では、1日から7日までの春の火災予防運動に合わせて、地元出身のソウルシンガー湯澤かよこさんを1日消防署長に任命しました。
湯澤さんは最初に、通常点検を行い、署員の服装や手帳などを点検していました。
伊那市内の大型店で行われたトークショーでは、湯澤さんが署員と一緒にストーブやガスコンロの使い方、火災警報器の設置など、防火対策を買い物客に呼びかけていました。
湯澤さんは「1日伊那消防署のみなさんと過ごして頼もしさを感じた。火災予防に注意しなければいけないと感じたし、注意してもらいたいと思います」と話していました。
伊那消防署管内では、今年に入り2月28日現在で6件の火災が発生していて、1人が犠牲になっています。
消防署では「空気が乾燥して火災が起きやすい季節。火を消した後はもう一度消えているか確認するようにしてほしい」と話していました。 -
富県保育園 交流でお世話になった小学生とミニコンサート
伊那市の富県保育園は、1年間交流してお世話になった富県小学校の児童を招いて、23日にミニコンサートを開きました。
富県保育園は、近くの富県小学校と交流をしていて、季節ごと児童が保育園を訪れて園児と一緒に遊んだり散歩にでかけたりしています。
この日は、交流してきた1年生から3年生の児童を保育園に招き、1年間のお礼として園児が歌や演奏を披露しました。
年中のたんぽぽ組は、ペットボトルや空き缶、バケツで手作りした楽器を使って演奏を披露しました。
山崎富子園長は「最初は緊張していたけれど、1年間交流する中で楽しい思い出ができ、子ども達にとって心の成長につながったと思う」と話していました。 -
平和の文化と女性展
2002年に東京からスタートし、これまでに全国29都市を巡回している平和の文化と女性展が、2日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
県内では、初めての開催となりました。
平和の文化と女性展は、国連が2001年に定めた「世界の子どもたちのための平和の文化と非暴力の国際10年」にあわせ2002年、東京を皮切りにスタートしました。
これまでに全国29都市をまわり、実行委員会によりますと111万人が鑑賞しているということです。
会場内には、平和の文化構築のために女性が果たす役割や使命について写真やイラストで紹介するパネルが多数並んでいます。
実行委員会では、「戦争などで社会が混乱したときに最も苦しんだのは、女性たちだったが常に明日を切り開いてきたのも女性。平和の文化構築のために何が出来るかを考えるきっかけにしてほしい」と来場を呼び掛けています。
平和の文化と女性展は、4日日曜日まで開かれています。 -
伊那消防署 新しい救助工作車導入
伊那消防署は、大規模災害に備え、新しい救助工作車を導入しました。
新たに導入されたのは、5人乗りの救助工作車1台です。
油圧を活用した大型の救助器具などの救助用資機材を充実させました。
他に、作業中であることを知らせるLEDタイプの表示板が、車両後部に新たに設置されました。
乗車スペースは、天井が高くなったことで、車内での準備が可能になり、より迅速な対応がとれるということです。
救助工作車は、これまでの車両の老朽化に伴い導入され、費用はおよそ8,400万円です。
うち、2,400万円は国の補助金で賄われます。
2日は、伊那消防署で入魂式が行われ、関係者およそ50人が集まりました。
伊那消防組合の白鳥孝組合長は「ハード面での充実は、市民にとっても心強い。いつ発生するか分からない大規模災害に備え取り組んでほしい」と話していました。 -
電気店「クエスト」写真展示場に
アマチュアカメラマンが写真を持ち寄る写真展示場。カメラを持った人などがくつろいでいます。
ここは、伊那市日影にある電気店「クエスト」。
電化製品が並ぶその一角には写真が展示してあります。
現在20人ほどが撮影した写真30点ほどが展示されています。
作者名も、題名も、テーマもありません。
クエストのオーナーが、営業のため音響設備の写真を店内に飾っていたところ、いつの間にか、知り合いが、撮影したスナップ写真を持ってくるようになりました。
写真を持ち込む人が次々に増え、クエストの店内の一角は、写真の展示場になりました。
写真は、季節を感じさせるもの、動物を撮影したものなど様々。撮影者が、気が向いたときに更新していて、早い人では2週間ごと作品が変わるということです。
それぞれが、お互いの写真について講評しあうことで、撮影技術も上がっているということです。
写真好きが集うサロン。街の電気屋さん「クエスト」では、今日も、写真の話しに花が咲きます。 -
伊那夜の街オリエンテーリング
伊那市の飲食店をめぐる伊那夜の街オリエンテーリングが29日夜行われました。
29日夜は、伊那市のセントラルパークに、オリエンテーリングの参加者560人ほどが集まり、午後7時のカウントダウンにあわせて、一斉に夜の街に繰り出しました。
夜の街オリエンテーリングでは、3000円のチケットを購入し、指定された4店舗を回ります。
これまで行ったことのない店を知ってもらう機会にしてもらおうと、上伊那民主商工会が毎年開いていて今年で8回目です。今年は、81店舗が参加しました。
一斉にスタートし、指定の順序で店を回り、スタンプを貰って、午後9時までに、4店舗を回るというものです。
上伊那民主商工会では、「中心市街地の活性化につなげたい。歓送迎会のシーズンを前に、新しい店を知る機会にして欲しい」と話していました。 -
高遠城址公園の桜 4月10日開花の予想
日本気象協会は、今年3回目の桜の開花予想を発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花は、ほぼ平年並みの4月10日頃となっています。
発表によりますと、高遠城址公園の桜の開花はほぼ平年並みで、去年より3日早い4月10日頃、満開は4月14日頃と予想しています。
日本気象協会では、全国的に平年より遅いか、平年並みとみていますが、長野県は平年並みと予想しています。 -
伊那西部保育園でやしょうま作り
伊那市の伊那西部保育園の園児は28日、伊那地域に残る行事食「やしょうま」を地域の人達と作りました。
28日は、平沢区の女性でつくるJA上伊那平沢生活班のメンバーと園児およそ30人が、小沢地域交流センターに集まり、やしょうま作りをしました。
地域に伝わる行事を受け継いでいこうと、保育園が平沢生活班に依頼したもので、今回初めて行われました。
米粉を蒸したものに、ココアや食紅などで色をつけ、断面がチューリップやアジサイの模様になるように組み合わせていました。
平沢生活班では、「子ども達が楽しそうにやっていたのでよかった。今後も地域の伝統を伝えていきたい」と話していました。 -
旧馬島家住宅 雛人形飾りつけ
伊那市高遠町の旧馬島家住宅で29日、江戸時代から現代までの雛人形の飾りつけが行われました。
地元の住民有志でつくる高遠をこよなく愛する会のメンバー5人が雛人形の飾り付けを行いました。
雛人形は、地域住民から寄付されたものや馬島家で古くから伝わるもので、平成16年から毎年展示しています。
江戸から明治、大正、昭和と、人形のつくりの変化がわかるよう、時代ごとに並べて展示されています。
最も古いものは江戸時代中頃、1700年代につくられた享保雛と呼ばれる雛人形です。
面長、きれ長の目で能面のような表情をしていて、着物の中に綿を多く入れ丸く膨らませた姿が特徴です。
この雛人形は、高遠城址公園の花見シーズンが終わる4月下旬まで、旧馬島家住宅で展示されることになっています。 -
記念事業プロジェクトチーム発足
伊那まつりの企画会議が27日に開かれ、第40回の記念事業プロジェクトチームを発足させることなどを確認しました。
プロジェクトチームは、今年で40回を迎える伊那まつりの記念事業について検討しようと発足するものです。
委員は、引き続き伊那まつり企画会議の委員が中心となり検討します。
より多くの人に参加してもらおうと、企画委員の一般公募を行っています。
18歳以上の市民であれば誰でも参加する事が出来ます。
伊那市役所観光課で募集していて多くの参加を呼び掛けています。
第1回目の記念事業プロジェクトチームの会議は、3月19日に開かれることになっています。 -
伊那朗読の会の発表会
伊那市などの朗読愛好家でつくる伊那朗読の会の発表会が25日、伊那市のいなっせで開かれました。
伊那朗読の会は、子ども達に本を読んであげたいと有志が集まり、およそ30年前に発足しました。
発表会は、毎年開かれていて、今年で27回目です。
25日は、メンバー17人がステージに立ち、それぞれ好きな物語を朗読しました。
メンバー唯一の小学生美篶小6年の宮下能さんは、母親と一緒に朗読を発表しました。
第2部では、日本の児童文学作家斎藤隆介の作品が紹介されました。 -
1年早い平成26年度単年度黒字化
伊那市は平成27年度の単年度黒字化を目指していた下水道整備事業について計画より1年早い平成26年度に黒字化となる見通しを示しました。
これは、28日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で示されたものです。
当初の計画では平成26年度単年度で、およそ2,200万円の赤字となる見込みでした。
しかし水洗化率の向上や、窓口業務の民間委託などの効果で、およそ4,000万円の黒字になるとの見通しです。
伊那市によりますと、市内の水洗化率は今年度末で80%を達成できそうだということです。
市では、さらなる水洗化率の向上や経費削減などにより、収益の改善に取り組みたいとしています -
学校給食の放射線測定来月6日から測定
伊那市は、福島第一原発事故に伴い市民の間に広がっている不安を払拭しようと今年1月に食品の放射線を測定する機器を導入しました。
来月6日から市独自で市内の小中学校や保育園などの給食の放射線の測定を始めます。
機器は市役所1階に設置されています。
28日は、校務技師4人が機器の運用に備えてのトレーニングを行いました。
伊那市では去年10月から市内の小中学校や保育園などの給食の放射線分析検査を飯田市の中部公衆医学研究所に委託をしていました。
これまでの検査で基準を超える数値は確認されていないということです。
導入した機器は公衆医学研究所と同じもので、およそ460万円。
容器にその日の給食のおかずなどを入れると重さ1キロあたりの放射線の量を示すベクレル値の計測ができます。
高い数値がでると赤い色で表示されます。
28日のトレーニングでは、長谷学校給食共同調理場の給食が測定されました。
測定の結果、基準を超える数値はでませんでした。
伊那市では、検査体制を整え来月6日から放射線の測定を独自に実施していくことになっています -
伊那市議会3月定例会開会
伊那市議会3月定例会が28日開会し、市側から42議案が提出されました。
白鳥孝伊那市長は伊那市が5か年計画で実施している財政健全化について「財政状況は年々改善が進み財政指標が予想を上回るペースで良い方向に推移している。今後も市債残高の減少や計上経費の節減などにより一層の財政の健全化に務めていきたい」と挨拶しました。
今議会には総額295億2千万円の新年度一般会計予算案や条例案件など42の議案が提出されました。
条例案件では、暴力団の排除を推進するための伊那市暴力団排除条例案や介護保険料引き上げに伴う条例改正案などが提出されています。
伊那市議会3月定例会は3月16日までの18日間で、3月7日から9日まで一般質問、16日に閉会する予定です。