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お筒粥神事 世相は7分3厘
箕輪町木下の箕輪南宮神社で14日、今年の世相や作物の作況を占う、お筒粥の神事がありました。
今年の世相は7分3厘で去年を1分3厘上回りました。
お筒粥の神事は、1年の無事を祈念して行われる初祭りの、占い神事です。
37本の葦の中に入った米の割合などで今年1年を占います。
それによりますと世相は7分3厘となっています。
農作物は小豆や、梨、玉ねぎなど7品目が極上。
季節は冬が極上となっています。 -
イチゴの初せりの売り上げを義援金として届ける
伊那市の農業公園みはらしファームは、1月1日に行ったイチゴの初せりの売り上げを義援金として、13日、伊那市に届けました。
13日は、みはらしファームの羽広いちご生産組合の井踏岩夫組合長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に義援金3万6千円を届けました。
組合では、1月1日に開かれたみはらしファームスタート祭りで、今年初めてイチゴの初せりを行いました。
通常でも数千円の値がつく商品ですが、お正月という事もあり高い物で2万円の値が付きました。
せりに参加したという白鳥市長は「落札することはできなかったが、おもしろかった。今後も続けてほしい」と話していました。
義援金は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に届けられます。 -
伊那市出初式850人が参加
伊那市の出初式が15日行われ、消防団や赤十字奉仕団など850人が参加しました。
出初式では消防団などが行進し防火意識の向上を呼びかけました。
旧道の春日公園下から坂下入舟までの分列行進では白鳥孝伊那市長や伊藤仁団長の観覧を受けました。
伊藤団長は「住民の生命財産をより確実により速やかに守れる組織となるよう、日々努力してもらいたい。」と訓示しました。
去年伊那市では34件の火災があり損害額はおよそ4900万円、消防団員の出動は延べ4344人となっています。 -
400年の伝統 羽広の獅子舞
今年で399回目を数える伊那市羽広の伝統行事「羽広の獅子舞」が15日、仲仙寺で披露されました。
羽広の獅子舞は、口を閉じている雄獅子と口を開いている雌獅子の2頭による舞い合わせが特徴です。
雄と雌が一緒に舞う獅子舞は全国的にも珍しいといわれていて「阿吽の舞」と呼ばれています。
舞い方も雄、雌によって違い雄は勇壮に雌は静粛に舞います。
舞は剣の舞や、豊穣の舞など五つで構成されていて、およそ15分にわたります。
仲仙寺での舞が終わると雄雌二手に分かれて区内をそれぞれ20軒ほどまわり家内安全などを祈る戸毎舞が行われました。
保存会では伝統の羽広の獅子舞を地区の宝として後世に伝えていきたいと話しています。 -
西箕輪中恒例の百人一首
伊那市の西箕輪中学校で毎年恒例の百人一首大会が12日、開かれました。
全校生徒約180人が体育館に集まり、学年の枠を超えて23の班で札を取り合いました。
この大会は、日本の伝統的な百人一首に親しむことで古典文学への関心を高めてもらおうと、毎年この時期に開かれています。
2学期に2、3時間程度国語の授業で百人一首を勉強し、さらに個々に歌を暗記したり、札を取る練習をして準備してきたということです。
個人戦とクラスマッチを兼ねていて、生徒達は百人一首に熱中していました。 -
かんてんぱぱ小学生絵画コンクール表彰式
伊那食品工業株式会社が主催する第7回かんてんぱぱ小学生絵画コンクールの表彰式が14日、伊那市のかんてんぱぱホールで行われました。
最高賞のかんてんぱぱ賞を受賞したのは、伊那小学校3年の宮澤りんさんです。
クラスで飼育しているウコッケイを抱いている自分を描きました。
かんてんぱぱ小学生絵画コンクールは、絵を描くことを通じてふるさとの自然や生活に目を向けてもらおうと行われ、今年で7回目です。
今年は市内の15の小学校から911点の応募があり、個人賞は24人、学校奨励賞は3校が受賞しました。
主催者を代表して伊那食品工業の塚越寛会長は、「伊那谷の風景は世界に誇れる。自分の郷土に誇りを持ち、それを絵に描いてほしい」と呼びかけていました。
コンクールの応募作品は22日まで、かんてんぱぱホールに展示されています。 -
「でえもんじ」
伊那市西箕輪上戸で、小正月の伝統行事「でえもんじ」が14日早朝に行なわれました。
午前4時30分、でえもんじ開始を告げる太鼓が始まります。
この太鼓を合図に区民がそれぞれ作った巾着飾りを持って集落の中心部の三ツ辻に集まります。
長さ12メートルあまりのでえもんじ柱が辻まで担ぎ出され、各戸から集まった巾着袋や役員たちが事前に色紙で作った花が飾り付けられていきます。
このでえもんじは、鎌倉時代末期にはじまり、上伊那へは、松本方面から辰野・箕輪・伊那と伝わったとされています。
厄落としと、1年間の無事を祈っての願掛けの行事で、過去に一度この祭りを中止したところ村に疫病がはやり死人も出たと言い伝えられています。
飾りつけが終わるといっきに柱建てに。
今年は、電線などにひっかかることなくあっという間に建ちました。
でえもんじ建ては、無事終了。
1月20日の早朝までこのまま飾られます。
早川正行実行部長は「今年1年が無事でありますように」とでえもんじ柱を見上げました。
柱の脇にある作業小屋では、区民らがお神酒を酌み交わし、今年1年の無事を願っていました。 -
留学生バティストさん 弓道に熱
伊那弥生ヶ丘高校に短期留学中で、弓道部に所属しているフランス人、バティスト・バレンさんは14日、初射会に参加しました。
14日は弥生弓道部の初射会が弓道場で開かれ、1・2年の部員44人と一緒に、留学生のバティストさんも参加しました。
バティストさんは、AFSの留学プログラムを利用して9月に日本を訪れました。
伊那市西春近でホームステイしながら学校に通っていて、1年のクラスで授業を受けています。
日本の文化に興味があったことや教諭に勧められたことなどから、10月に弓道部に入部しました。
始めたばかりの頃は、動作や構えがうまくできなかったということですが、現在では他の部員と一緒に矢を射ることができるようになりました。
今日の初射会でも、28メートル先の的に、8射中半分の4射を的中させていました。
弓道部顧問の北嶋晋教諭は「まじめな性格でコツコツやるタイプ。上達も早かった」と話していました。
部活の友達ともすぐに打ち解け、とても仲が良いということです。
バティストさんは「弓道は、集中するのが難しいが、毎日友達と練習をしてとても楽しい」と話していました。
2月には半年間の留学プログラムが終了しフランスに帰国する予定で、バティストさんは「それまでにさらに練習を積み、母国に帰っても弓道を続けていきたい」と話していました。
弥生弓道部は、去年開かれた全国高校弓道選抜大会の県予選、北信越予選で、共に男子団体が優勝していて、3月に岐阜県で開かれる全国大会に出場することになっています。
北嶋教諭は「全国大会への団体での出場は今回が初めて。結果を残せるように練習していきたい」と話していました。 -
高遠出身の西村さん 来期サッカーのJ1でプレー
伊那市高遠町出身の高校3年生西村竜馬さんは、来シーズン新潟のサッカーJ1チーム、アルビレックス新潟への加入が決まりました。
西村さんは、13日に伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長にJ1加入を報告しました。
西村さんは、小学3年の時、地元の少年サッカーチーム、アルカス高遠に入りサッカーをはじめました。
その後、南箕輪村のM.A.C SALTOジュニアユースに入り、高校は、ジャパンサッカーカレッジに通いながら新潟の開志学園で学び、アルビレックス新潟ユースに所属。
高校を卒業するこの春、アルビレックス新潟への加入が決まりました。
ポジションは、ディフェンダー。
アルビレックスによりますと、一対一の対人能力に優れ、182センチの長身を生かしたヘディングが魅力ということです。
伊那市出身で、Jリーガーとなったのは、西村さんで3人目だということです。
白鳥市長は、「早速応援団を作らなくては」と、西村さんの活躍に期待を寄せていました。 -
糸ぐるま 新作紙芝居長谷中で初披露
伊那市長谷の大型紙芝居朗読グループ「糸ぐるま」は、地元の美和ダムの湖に沈んだ集落の思い出を紙芝居にした「湖底のふるさと」を制作し、13日長谷中学校で初めて披露しました。
旧長谷村の公民館長を務めた故池上良秋さんが綴った4編の詩をもとに糸ぐるまが4枚の切り絵の紙芝居を制作。
知人にメロディーをつけてもらい、代表の久保田文子さんが歌にして、歌いました。
紙芝居を見終わった生徒からは、「美和ダムにそんな歴史があるとは、知らなかった」「ダムを建設し、下流の地域に恩恵を与えた長谷の人たちは、すばらしいと感じた」などと感想を発表していました。 -
御殿場遺跡竪穴住居の茅葺き替え
県の史跡に指定されている伊那市富県の御殿場遺跡で、復原された竪穴住居の茅の葺き替えが行われています。
11日は茅を取り外す作業が、12日は骨組みの修理作業が行われていました。
御殿場遺跡は、昭和41年に開田事業に先立って発掘調査が行われました。
縄文時代中期の竪穴住居址が22戸、平安時代の住居址が1戸、国の重要文化財に指定された顔面付釣手形土器などが出土しています。
保存を願う市民の声もあり、遺跡公園として整備され、昭和46年に県の史跡に指定されました。
竪穴住居は、出土した縄文時代の住居址のうち1戸を選び、昭和46年に復原されたものです。
住居は高さおよそ4・5メートル、地面をおよそ70センチ掘り下げています。
茅の葺き替えは昭和63年に行われ、今回が2度目です。
この作業に合わせ、17日には、近くの富県小学校の6年生が現場を見学し、縄文時代の生活について学習する予定です。
葺き替えは3月末に終了するということです。 -
新山小学校の児童被災地支援へ
伊那市の新山小学校の子どもたちは、東日本大震災の被災地支援の取り組みを行うことを、12日、全校で決めました。
新山小では、児童会が中心となって、被災地のために何か支援活動をしたいという声があがっていました。
被災地はどのような状況なのか、どのような支援が求められているのかを知るために、12日は、伊那市の危機管理課職員の小牧 学さんを講師に招きました。
小牧さんは、先月、岩手県の釜石市を訪れ、ボランティア活動を行ないました。
小牧さんが紹介したのは釜石東中学校の避難についてと現在の状況です。
震災当日、釜石市の釜石東中学校の生徒は隣接する小学校の児童を連れて避難していて、全員が無事だったという避難は「奇跡の避難」とも呼ばれています。
小牧さんは、釜石の学校には、まだ瓦礫が残っていることや最近になって中学校と小学校で図書館の本を取り合ういざこざがあるなど、被災者が精神的に疲れてきていることを話しました。
話を聞いた子どもたちは、全校で、どのような支援をしたいのかを話し合いました。
話し合いでは「手紙を書こう」「ビデオレターを送ろう」「実際に現地を訪ねよう」といった意見が出されました。
結果、手紙を書くこと、本を贈ることで、子どもたちの意見がまとまりました。
小牧さんが訪問した釜石東中学校に手紙や本を贈る方針で活動は動き始めます。
新山小学校では全校児童で手紙を書くほか、地区の住民にも協力を仰ぎながら、中学生が読むのに適した本を集め、被災地に贈りたいとしています。 -
第3回 スケッチ旅行作品美術展
上伊那美術教育研究会OB有志によるスケッチ旅行作品美術展が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には、8人の作品35点が展示されています。
上伊那美術教育研究会は、学校教諭のOBで結成されていて、25年以上前から、研修として年に2回ほど国内外でスケッチ旅行をしています。
スケッチ旅行は、行きたい人が行けるときに行くというスタイルで続いているということです。
作品展は、スケッチ旅行の集大成を発表しようと開かれていて3回目です。
事務局を務める小林修一郎さんは、「美しいと感じる対象も、感じる心も、人によって違う。
感じたことを表現した個性を見てほしい」と話していました。
この第3回スケッチ旅行作品美術展は、17日(火)まで、いなっせ2階ギャラリーで開かれています。 -
「コスモ教室」押花絵展
伊那市の住民でつくる押し花絵の教室「コスモ教室」の作品展が、伊那市の高遠さくらホテルロビーで開かれています。
コスモ教室は伊那市に8つの教室を持つ赤羽栄子さんが指導していて、赤羽さんの作品展を見たことがきっかけで結成されました。
4人が、月に一回集まり、作品を制作していて、6年目になります。
今回が初めての作品展で、それぞれの個性が溢れる展示となりました。
会場にはほかに、12カ国から1500点が寄せられたコンテストで特選を取った赤羽さんの作品も展示されています。
このコスモ教室押花絵展は、30日(月)まで、高遠さくらホテルロビーで開かれています。 -
第7回かんてんぱぱ小学生絵画コンクール作品展
第7回かんてんぱぱ小学生絵画コンクールの作品展示会が、7日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、伊那市内の15校から寄せられた応募作品、911点が並んでいます。
かんてんぱぱ小学生絵画コンクールは、絵を描くことを通じてふるさとの自然や生活に目を向けてもらおうと、伊那食品工業株式会社が毎年開いています。
作品の審査にあたった伊那市高遠町在住の洋画家、竹内徹さんは「低学年は豊かな表情が、中高学年は故郷を誇りに思う気持ちが表現できている」と講評しています。
第7回かんてんぱぱ小学生絵画コンクールは、22日までかんてんぱぱホールで開かれていて、14日には入賞作品の表彰式が行われることになっています。 -
元オリンピック選手がスケート指導
保育園から中学生までを対象にしたちびっこスケート教室が10日、伊那西スケート場で開講し元オリンピック選手の神津志保美さん、旧姓新谷志保美さんが子どもたちを指導しました。
神津さんは、一昨年カナダで開かれた冬季オリンピックに出場し、その後現役を引退、去年結婚しました。
宮田村出身で幼少の頃は父親に連れられて、伊那西スケート場で滑っていたといいます。
10日は、ちびっこスケート教室の開講に合わせ、子どもたちに滑り方の指導をしていました。
教室に参加した子どもたちは、元オリンピック選手と一緒にリンクを滑り、楽しみながら基本を教わっていました。
教室は、5日間の日程で伊那市を中心に保育園児から中学生まで57人が参加しています。
教室を運営している、伊那市体育協会スケート部では「このスケート場からオリンピック選手が誕生したことは誇りに思います。子どもたちにとっても励みになると思います。」と話していました。 -
映画「ほかいびと 伊那の井月」再上映
映画「ほかいびと 伊那の井月」の再上映が今日から伊那市の旭座で始まりました。
映画「ほかいびと」は去年11月に旭座で8日間上映され、およそ3,500人の入場がありました。
再上映は、「見逃してしまった」あるいは「もう一度見たい」という声が多かったことから、決まったものです。
北村皆雄監督は、「反響が大きく感謝している」と話していました。
11日は、映画の中でも使われている、伊那市長谷の民謡ざんざ節や、きんにょんにょが、上映に合わせて、ざんざ節保存会により披露されました。
再上映は20日金曜日までで、北村監督は「地元での上映はしばらくないので、この機会に鑑賞してほしい。」と話しています。 -
日本酒の寒仕込み作業はじまる
伊那市荒井の宮島酒店では寒さを利用してつくる寒仕込みの作業が始まっています。
11日、宮島酒店では4人の杜氏により純米大吟醸の仕込み作業が行われていました。
寒仕込みは、冬場の冷気で蒸した酒米を冷やすもので、これにより酒の味と香りを引き出します。
純米大吟醸は日本酒のなかでも味、香りとも良好なため、仕込みを行うときは、特に神経を使い、この作業のみに集中するということです。
宮島酒店では年間1升瓶にしておよそ、6万本を出荷していて作業は3月いっぱいまで続きます。
毎年2月4日の立春の日の朝に搾り販売される立春朝搾りの仕込みはすでにおえていて、今年もよい出来になりそうだということです。
また宮島酒店では新商品の発酵調味料「すごいよ塩麹君」の販売も始めました。
塩麹は今注目を集めている商品で宮島酒店では2月から本格に販売を始めます。
「すごいよ塩麹君」は税込400グラム入りが945円、140グラム入りが420円で伊那市の井田屋酒店、ベルシャイン伊那店などで販売されています -
400年の伝統 羽広の獅子舞
伊那市羽広に伝わる小正月の伝統行事「羽広の獅子舞」。
400年の歴史がある羽広の獅子舞は伊那市無形民俗文化財に指定されていて毎年1月15日に仲仙寺で披露されます。
羽広の獅子舞は、勇壮に舞う雄獅子と静粛に舞う雌獅子の舞い合わせが特徴です。
現在は地区住民でつくる羽広獅子舞保存会が、その伝統を継承していて地区内に7つある組のうち、仲仙寺を境に北の1組から3組が雌獅子、南の4組から7組が雄獅子を舞います。 -
「坂の上の雲」西村さん・・興味深い
NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」のエグゼクティブプロデューサーで伊那市長谷出身の西村与志木さんが9日高遠町歴史博物館を訪れ現在開催中の特別展「伊那に残る日露戦争の記憶」を見ました。
西村さんは、伊那市のふるさと大使もつとめています。
坂の上の雲は、明治維新後の帝国主義化していく日本を日露戦争などを通して描いた司馬遼太郎さんの長編小説で、西村さんがドラマ化しました。
前日に宮田村で講演した西村さんが、日露戦争をテーマにした特別展が歴史博物館で開催されていることを知り立ったものです。
北原紀孝館長が展示している資料や写真の説明をして案内しました。
西村さんは、興味深そうに説明を聞いたり、展示物に見入っていました。
高遠町歴史博物館の特別展
伊那に残る「日露戦争の記憶」は、1月29日まで開かれています。 -
「いのちありて」DVD販売始まる
飯島町在住の映画監督、後藤俊夫さんが制作したドキュメンタリー映画「いのちありて」のDVDの販売が始まりました。
10日は、後藤監督が伊那市役所でDVD発売の記者会見を開きました。
作品タイトルは「いのちありて 伊那高女 学徒勤労動員の記録」で伊那弥生ヶ丘高校の前身、伊那高等女学校の勤労動員を題材にしたドキュメンタリー映画です。
当時の証言を交えながら戦争の時代を生き抜いた女学生の青春や当時の教師達の苦悩を描いた作品です。
現在の伊那弥生ヶ丘高校の生徒もナレーションや朗読で出演しています。
後藤監督の作品「いのちありて」のDVDはメール電話などで受け付けていて、定価は3600円で販売しています。
■いのちありて製作委員会
電話 03-3565-6072
メール info@inochiarite.com -
東春近小で慶祝音楽鑑賞会
3学期の始業式が10日、ピークを迎えました。
伊那市の東春近小学校では3学期の始業式に合わせ恒例の慶祝音楽鑑賞会が行われました。
演奏したのは邦楽愛好者でつくる伊那三曲協会のメンバー8人で、琴や尺八などを披露しました。
伊那三曲協会では日本の伝統音楽の良さを子ども達に知ってもらおうと小学校で演奏する活動を行っています。
東春近小学校では毎年、始業式で演奏していて今年で22年目です。
琴や尺八の演奏に合わせて駒ヶ根市光前寺に伝わる霊犬早太郎の紙芝居も披露しました。
この他に、馴染みのある曲が披露され、児童達は演奏に合わせて歌を歌っていました。 -
園児とお年寄りがまゆ玉作り
伊那市高遠町の養護老人ホームさくらの里で11日、園児とお年寄りが小正月に飾るまゆ玉を作って交流しました。
高遠第2第3保育園の年長園児12人がさくらの里を訪れ、施設で暮らすお年寄り30人と交流しました。
高遠第2第3保育園は年に1回さくらの里を訪れていて、この日は、小正月に飾るまゆ玉を一緒に作り交流しました。
園児らは、米の粉をゆでて色づけしたものをまゆの形にすると、ミズブサの木につけていきました。
お年寄りは、子供と一緒にいるといつもより笑顔が増え会話も弾むという事で、広瀬源司施設長は「外に出る機会が少ないので、いつも楽しみにしている」と話していました。
まゆ玉は、園児が保育園に持ち帰り、しばらくの間飾るという事です。 -
19人が成人の仲間入り
年明けとともに、上伊那各地で成人式が行われ、新成人が大人の仲間入りを果たしました。
1日には伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われ、小学校時代に残したタイムカプセルを全員で開封しました。
今年成人を迎えるのは19人で、この日はそのうち16人が出席しました。
タイムカプセルの中から、成人の自分に宛てた手紙や思い出の品が出てくると、新成人らは思い出話に花を咲かせていました。
式では、池上謙長谷公民館長が「大人になったのと同時に権利と義務が生まれる。これまで吸収してきた知識を、地元長谷のために役立ててもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して保科勇介さんは「無事成人を迎えられたことに感謝したい。自覚と責任ある行動をとり、広い視野を持つようにしたい」と挨拶しました。 -
イーナちゃんマレットゴルフクラブ初打ち大会
伊那市のマレットゴルフ愛好家でつくる「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」の初打ち大会が7日、伊那市東春近の榛原河川公園で開かれました。
今年で発足10周年を迎えるイーナちゃんマレットゴルフクラブでは、新年の初打ち大会も毎年の恒例となっています。
7日は会員およそ70人が参加し、一部に雪が残るコースを回ってプレーしていました。
平澤久会長は、「仲間を大切にして、仲良く楽しくプレーし、よい年にしたい」と話していました。
大会の結果、男子の優勝は福澤幸民さん、女子の優勝は浅井フミ子さんとなっています。
イーナちゃんマレットゴルフクラブでは、3月から12月までのシーズン中に公式戦30試合を行うということです。 -
五穀豊穣願う ほんだれ様
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで8日、五穀豊穣を願う「ほんだれ様」を飾り付けました。
ほんだれ様は、米やアワ、ヒエなど西箕輪地区で作られていた穀物の穂が垂れた様子を見立てて古くから伊那地域の農家などに小正月に飾られていました。
みはらしファームではかつては多くの家庭で飾っていたほんだれ様を後世に伝えていこうと毎年、とれたて市場前に飾りつけています。
8日は、みはらしファームの関係者が集まり山から取ってきたコシアブラを30センチほどに切り、その木の半分だけ皮を削りました。
今年は良い年になるよう願い、末広がりの88本を作りました。
それを、およそ3メートルのナラの木に一つひとつ飾りつけて行きました。
ほんだれ様はみはらしファームのとれたて市場前に21日まで飾るということです。 -
伊那ローメンズクラブ ローメンを県知事にPR
伊那ローメンズクラブと、ローメンの公式ソングを歌っているアイドルユニット、オトメ☆コーポレーションが4日、県庁を訪れ、阿部守一知事にローメンの県内外へのPR協力を求めました。
オトメ☆コーポレーションの3人は、去年12月に発売されたローメンの公式ソングを披露し、ローメンをPRしました。
伊那ローメンズクラブの正木金内衛会長らは、去年の11月に姫路で開かれたB1グランプリに出場したことを報告し、「ローメンや県内の食文化を全国に発信してほしい」と協力を求めました。
阿部知事は、伊那で食べたというローメンの味について、「二度、三度と食べると癖になる味」と話しました。
ローメンのPRについては「観光地と食文化のつながりができるようにしたい」と答えていました。 -
第9回漸進展
伊那市在住など伊那市にゆかりのある洋画家による作品展「漸進展」が、伊那市のいなっせで5日、始まりました。
今年で9回目を数える作品展で、12人の作家が一人1点ずつ出品しています。
油彩とアクリルで、50号から100号までの大作がそろっています。
漸進展は、中央の展覧会に出品している作家が集まり、それぞれの絵の方向性を深めていこうと毎年開いています。
作家12人は、会派やスタイルが異なり、会場にはそれぞれの個性を生かした作品が並んでいます。
この漸進展は、9日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
無病息災願い 坂下でどんど焼き
伊那市坂下の天竜川河川敷で、どんど焼きが7日行われ、坂下区の親子が今年一年の無病息災を願いました。
坂下区のどんど焼きは、坂下公民館、子供育成会、子供会が行ったもので、親子およそ50人が参加しました。
区内の家およそ350戸から集めた正月飾りやだるまが積み上げられ、勢いよく燃え上がりました。
参加者は、今年一年が平穏な年になるように願っていました。
正月飾りが焼けておきになると、もちを焼いて食べていました。 -
広域連合 たかずやの里支援へ
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は、伊那市富県にある児童養護施設たかずやの里について、建て替えなどの支援をしていきたいとする意向を示しました。
これは6日に伊那市内で開かれた広域連合の新春名刺交換会で白鳥連合長が説明したものです。
白鳥連合長は「子ども達の教育の場として環境整備の必要性を他の市町村長に呼びかけたところ、みなさん賛同してくれた。協力してより良い方向に進めていきたい」と話していました。
たかずやの里は、上伊那地域唯一の児童養護施設で、現在上伊那を中心に34人を受け入れています。
昭和27年に虚弱児施設高烏谷保養園として認可を受けスタート。平成10年に名前をたかずやの里に変えました。
昭和49年に現在の場所に建て替えられてから40年近く経ち、建物の老朽化と耐震化が課題となっています。
山口明雄施設長補佐は「高校生が増え個室が必要になってきたほか、プレハブでは朝晩の寒さも厳しい。金銭的に厳しいのでそういった話をしていただけて大変ありがたい」と話していました。
上伊那広域連合では今後、移転も含め、建て替えなど支援内容について検討を進めていくということです。