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90万円騙し取られる
伊那市内の60歳男性がオレオレ詐欺にあい、現金90万円を騙しとられました。
伊那警察署の発表によりますと、5日の午後9時頃、長男を名乗る男の声で、自宅にいた男性のもとへ「携帯が故障した」「電話番号を変えた」との電話がありました。
翌日の6日に、再び長男を名乗る男から「経理の友達と会社の浄水器を勝手に売ってしまった」「今日、会社に監査が入って外に出られない。後で返すので90万円振り込んで欲しいと言われ、男性が市内の金融機関のATMで指定された個人名義の口座に90万を振り込みました。
その後、帰宅した長男に話をしたところ騙された事がわかり伊那署に届け出ました。
伊那署管内で、現金をだまし取られた事件は今年に入り2件目です。
伊那署では、家族で合言葉を決める、急な現金の振り込みを要求する電話は、まず振り込め詐欺を疑うなど注意を呼び掛けています。 -
教諭暴行 中学生逮捕
伊那警察署は、男性教諭に暴行を加え全治6週間の怪我を負わせたとして伊那市内の中学生を7日の朝、逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと逮捕されたのは伊那市内の男子生徒15歳です。
調べによりますと先月19日、男性教諭から真面目に掃除に取り組んでいないと注意されたことに腹を立て男性教諭の、ガン面を殴るなどの暴行を加えました。
男性教諭は、鼻の骨を折るなど全治6週間の怪我を負いました。
男子生徒の中学校では、その日に被害届を出し伊那警察署で詳しい状況を調べていましたが、傷害の容疑が固まったことから今朝、男子生徒を逮捕しました。 -
ブロッコリーの収穫 本格化
上伊那地域では、ブロッコリーの本格的な収穫作業が始まっています。
今年は、5月の低温の影響もありましたが品質は例年並みということです。
伊那市大坊の小池正さんの130アールのブロッコリー畑では収穫の最盛期を迎えています。
小池さんは、15年前からブロッコリーを栽培しています。
収穫作業は、鮮度が落ちないよう気温が低い朝と夕方に行われています。
現在、小池さんは4キロのケースを1日100ケースほど南箕輪村の上伊那広域野菜選荷場に出荷しています。
選荷場には、朝から生産者が箱に入ったブロッコリーを次々と軽トラックで運びこんでいました。
運び込まれたブロッコリーは鮮度を保つため氷詰めされます。
JA上伊那によりますと、昨年度の上伊那のブロッコリーの生産量はおよそ500トンで佐久、諏訪に続いて県内では3番目に多いということです。
現在は、一日2000ケースが名古屋や関西方面に出荷されています。
出荷作業は6月いっぱい行われることになっています。 -
伊那中央病院で防災訓練
伊那市の伊那中央病院で6日、防災訓練が行われました。
伊那中央病院では毎年この時期と秋に防災訓練を行っています。
訓練は、研修棟3階の部屋から出火し4人のけが人が出たとの想定で行われました。
病院内に災害対策本部が設置され、各職員が自分の持ち場へ行き情報伝達などの役割を確認しました。
職員達は、運ばれてきた怪我人に対して、応急手当の処置などをしていました。
訓練では他に、ベランダからの放水訓練なども行われました。
伊那中央病院では秋にも防災訓練を予定しています。 -
荒井区少年少女球技大会
伊那市荒井の小学生を対象にした球技大会が4日、伊那小学校のグラウンドで開かれました。
この日は荒井区の11常会から、およそ170人の子ども達が参加してキックベースをしました。
これは、球技を楽しみながら子ども同士学年の枠を越えて交流を深めてもらおうと、34年前から開かれています。
この日は、地区ごと9チームに分かれて試合を行いました。
子ども達はチームメイトに声援を送るなど、元気よくキックベースをしていました。
荒井区の武田治区長は「子ども同士外で遊ぶことが減っている。地区の行事を通して交流を深めてもらいたい」と話していました。 -
下水道汚泥から放射能検出されず
伊那市は6日、下水道汚泥の放射能濃度の測定結果を発表しました。
それによりますとヨウ素、セシウム、ともに検出されませんでした。
伊那市によりますと、測定した場所は、伊那浄水管理センターで、対象は、脱水汚泥です。
測定した業者は東京ニュークリアサービス株式会社つくば開発センターで、汚泥の採取日は5月26日です。
結果はヨウ素、セシムウムとも検出されなかったということです。 -
伊那市議会6月定例会開会
伊那市議会6月定例会が今日開会し、介護予防拠点施設の工事費を含む一般会計補正予算案など10議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、約1億5千万円を追加するもので、高遠町上山田と新山での介護予防拠点施設建設工事費7千5百万円、住宅リフォーム補助に、1千5百万円などとなっています。
伊那市議会6月定例会は、14日、16日、17日に一般質問、24日に委員長報告、採決が行われます。 -
西箕輪公民館通学合宿はじまる
5泊6日の日程で行われる西箕輪公民館の通学合宿が6日から始まりました。
通学合宿は、西箕輪小学校の児童が公民館に泊って共同生活をしながら学校に通うという取り組みで、今年で7年目です。
今年は、西箕輪小学校の高学年の児童38人が参加しています。
通学合宿では、自分達で協力しながら食事を作ったり勉強などをします。
テレビやゲーム、家族との電話は一切禁止です。
通学合宿では毎年、信州大学農学部の学生がスタッフとして協力していて、子ども達と宿泊をするなどして交流します。
初日となった6日は、グループに分かれて夕飯をつくったり、キャンプファイヤーなどをして交流しました。
キャンプファイヤーでは、火を囲んで自己紹介をしました。
通学合宿は10日までで子ども達は学校に通いながら共同で生活を送ることになっています。 -
東春近小4年生 カヌー体験
伊那市の東春近小学校の4年生は6日、長谷の美和湖でカヌー体験をしました。
子供たちは、15槽のカヌーに数人ずつ乗り込み、湖に漕ぎ出しました。
東春近小の4年生は、1年前から、総合学習の一環で、カヌーで水辺の観察等を行っています。
今年は、先月から1か月かけ、地元のカヌー愛好家グループや保護者などの協力を得て、カヌー2槽を作りました。
この日は、子供たちが作ったカヌーの初乗りも行われました。
最初は、思うように、カヌーを進める事ができませんでしたが、時間がたつにつれ、パドルを上手に使い、カヌーを進めていました。
子供たちは、今後、長い距離を移動できるよう、美和湖で練習をする計画です。 -
電力・エネルギー問題等対策特別委員会 設置
伊那市議会は、東日本大震災や福島第一原発の事故、浜岡原発の停止措置を受け、新たに、電力・エネルギー問題等対策特別委員会を、6日、設置しました。
委員会の設置については6日開会した市議会6月定例会で、伊藤泰雄議長が提案、全会一致で決まりました。
委員は、市議会各会派の代表、7人で構成され、任期は来年3月までを予定しています。
伊那市の節電対策や、新エネルギー施策の推進、震災被災地の支援について、調査、研究を行います。
今日は、初めての委員会が開かれ、指名推薦により飯島進議員が委員長に選ばれました。
飯島議員は、「電力の問題は経済や生活と密接している。研究を行い、伊那市に提言を行うとともに、よりよい節電対策を考えていきたい」と話していました。
特別委員会では、15日、伊那市の電力事情や、原子力発電所について勉強会を開く事にしています。 -
オフロードバイクレース
オフロードバイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が5日、伊那市の天竜川の中州に設けられた特設会場で行われました。
県内をはじめ関東や関西からバイク90台がエントリーし4つのクラス別でレースが行われました。
大会は、地元のバイク店有志でつくる実行委員会が毎年行っていて今年で25回目です。
今回は東日本大震災義援チャリティー大会として行われ、募金箱が置かれました。
レースは、一周1.4キロの坂道やカーブのあるコースを2時間でどれだけ多く回れるかを競うものです。
坂道をさっそうと登り切り、上位争いをするライダーのかたわらで急な坂を登りきれず自力でバイクを押すライダーの姿も見られました。
観戦に訪れた人達は、目の前を走り抜けるライダーに声援を送りながら迫力あるレースを楽しんでいました。 -
トンボの楽園で整備作業
伊那市富県新山のトンボの楽園の整備作業が、5日行われました。
作業には地元住民でつくる新山山野草等保護育成会のメンバーや伊那市の職員など30人が参加し、草刈りなどの作業を行いました。
育成会では、トンボの生息しやすい環境をつくるため毎年、この時期と秋に整備作業を行っています。
作業では、観察用の道を新たに24メートル増設したほか、育成会の婦人部のメンバーがトンボの楽園の東側の花壇にマリーゴールドなどの苗を植えました。
トンボの楽園では、先月20日頃ハッチョウトンボの羽化が確認されました。
日本最少トンボと言われるハッチョウトンボは、体長およそ2センチで、草がある湿地帯を好むということです。 -
日本の伝統芸能に触れる
東南アジアの国、東ティモールの学生が5日、伊那市長谷の中尾座を訪れ日本の伝統芸能に触れました。
これは、伊那市高遠町出身の北原厳男さんが東ティモール大使を務めていることが縁で、友好関係を築こうと、今月2日から伊那市を訪れています。
5日は、東ティモールの高校生や大学生13人が伊那市長谷の中尾座を訪れ、この地区に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」について学びました。
実際に、歌舞伎で使われている弁慶の衣装を、中尾歌舞伎保存会のメンバーから着せてもらい記念撮影などをしていました。
衣装を着た学生は、「すごく不思議な気分。貴重な経験になった」と話していました。
最後に全員で、歌舞伎のおわりに客席に舞台から挨拶をする口状を日本語で読みあげました。
東ティモールの訪問団は7日に帰国することになっています。 -
伊那市大学ラグビー 慶応対同志社
第15回伊那市大学ラグビー招待試合、 慶応義塾大学 対 同志社大学の一戦が5日、伊那市陸上競技場で行われました。
黄色と黒の慶応大学ラグビー部は、創部して113年。紺色とグレーの同志社大学ラグビー部は、創部して101年と、今年は、伝統校の対戦となりました。
両チームの関係者によると、公式戦以外で、慶応と同志社の対戦が最初に行われたのは明治45年で、今回で96回目の対戦になるという事です。
スタンドには、およそ1600人が詰めかけ、大学トップレベルの試合を楽しんでいました。
試合では、両チームとも、ボールをテンポ良く回すラグビーを行い、互角の戦いを見せていました。
試合の結果、慶応義塾大学が、36対29で勝利しました。
観戦したある高校生は「スピード、パワーとも段違い。生で見る事が出来、良い経験になりました」と話していました。 -
上伊那母親コーラス交歓会
上伊那母親コーラス交歓会が伊那市の伊那文化会館で4日開かれ、18団体が歌声を響かせました。
上伊那母親コーラス交歓会は、各地で活動している団体が日頃の成果を発表し、親睦を深めようと年1回開かれていて今年で38回目です。
4日は上伊那の6市町村から18団体およそ320人が出演しました。
ステージでは、それぞれの団体が2曲から3曲を発表しました。
そろいのステージ衣装に身を包み、会場いっぱいに息の合った歌声を響かせていました。
実行委員長の池上英子さんは、「交歓会に出るために練習を積み重ねてきた団体もあり、このような場でお互いに向上していきたい」と話していました。 -
ローメンの日 ローメンズクラブ加盟店賑わう
6月4日はローメンの日です。
伊那市内の飲食店では、ローメンが1杯400円で提供され、多くの人で賑わいました。
伊那市前原の「萬楽」には、昼時になると多くの人が訪れローメンを注文していました。
市内を中心におよそ30の飲食店などで作る伊那ローメンズクラブでは、6月4日を「蒸し麺」の語呂合わせからローメンの日としています。
この日は、1杯600から700円のローメンが、1杯400円で提供され、100円値引きのサービス券もプレゼントされました。
萬楽では、店内に入りきれない客が、この日だけ特別に設置された屋外のテーブルでローメンを食べていました。
萬楽店主でローメンズクラブ会長の正木金内衛さんは「ローメンの日をきっかけに、知らない人にもローメンを知ってもらえたらうれしい」と話していました。
店を訪れたある男性は「ローメンの日だとは知らなかったが、いつも食べているローメンが安く食べられて良かった」と話していました。 -
合併5周年高遠地区記念事業
旧伊那市、高遠町、長谷村の合併5周年を祝い、合併5周年高遠町地区記念事業が4日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。
会場には高遠の地区住民を中心におよそ270人が集まりました。
これは、合併5周年を祝うとともに、これまでの5年間を振り返ろうと、住民でつくる記念事業実行委員会が開いたものです。
式典では意見発表が行われ、3人が日頃の活動について発表しました。
高遠で観光ボランティアガイドを務める小田中一男さんは、案内をしていて聞いた声などについて話ました。
小田中さんは「他の地域から来る人にとって魅力であることが、地元住民にとって当たり前ではいけない。地域の本当の魅力をきちんと後世に伝えていかなくてはならない」と話していました。
また、将来の夢の発表では、高遠小6年の堀川真央さんと高遠北小6年の古村奈津香さんが「看護師になりたい」「メイクアップアーティストを大好きな高遠でやりたい」と発表していました。
記念事業実行委員会の伊東義人委員長は「この5年間で高遠地区の住民の意識もだいぶ変わった。地域の特性を活かしてさらに良い地域にしてもらいたい」と話していました。
白鳥孝伊那市長は「地域に住みたいと言ってくれる子ども達がもっと増えるよう、良い地域づくりをこれからもしていきたい」と話していました。
実行委員会では「記念事業をきっかけにより良い地域にしていきたい」としています。 -
伊那バラまちフェスタ
花と音楽のまちづくりをテーマに伊那市の中心商店街で開かれている伊那バラまちフェスタのオープニングセレモニーが4日、通り町のセントラルパークで開かれました。
この日は、伊那うたごえ喫茶実行委員会のメンバーがセレモニーに合わせてバラにちなんだ曲を歌いました。
伊那バラまちフェスタは、中心市街地再生協議会が、活性化を目指して開いているものです。
山寺から西町までのおよそ1キロに350鉢70種類のバラが並べられています。
セレモニーに訪れた人たちは、歌詞カードを見ながら演奏に合わせて口ずさんでいました。
イベントを中心として進めるバラ咲く街角委員会の中村弘人委員長は「バラは咲いたら綺麗だが、次の年はさらに綺麗になる。年々良くなるバラを見に多くの人が商店街に出てきてくれたらうれしい」と話していました。
またこの日はバラづくり入門教室が開かれ、アルプスバラ会の春日千定さんが指導していました。
伊那バラまちフェスタは、30日木曜日までで、市街地に並んだバラの見頃は6日からの週になりそうだということです。 -
いのちの写真パネル展
戦没者の遺骨収集の写真から戦争の悲惨さを伝える「いのちの写真パネル展」が4日から、伊那市のいなっせ2階で開かれています。
会場には、海外での遺骨収集時の写真を掲載したパネル、60点が並んでいます。
パネル展は、静岡県在住の自営業鈴木基之さんが、戦争の悲惨さや現状を伝えようと全国各地で開いているものです。
写真は、1937年の日中戦争以降に海外で戦死した人の遺骨収集の時に、家族やボランティアが撮影したものです。
日本人戦死者はおよそ212万人を越え、今もなお収集できていない遺骨があると鈴木さんは話します。
「いのちの写真パネル展」は6日月曜日まで伊那市のいなっせ2階で開かれています。 -
高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭り 開催
中央アルプスを一望しながら120種類以上のバラを見ることができる高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りが4日から始まりました。
バラ祭りは、通年観光や地域活性化を目的に毎年開かれていて、今年で4年目です。
広さ8040平方メートルの園内には、およそ120種類、2600本のバラが植えられています。
伊那市によると、今年は寒い日が続くなど天候が不安定だった為、1週間から10日ほど開花が遅れているということです。
梅雨の晴れ間となった4日は、県内各地から家族連れや観光客が訪れ、写真を撮ったりしていました。
4日はバラ祭りのオープンに合わせ、ユカイナとハープの演奏が行われ訪れた人を迎えていました。
バラ祭り期間中には、バラの苗木の販売が行われる他、週末にはさくらホテルと会場を結ぶ周遊バスが運行します。
バラ祭りは26日日曜日までを予定していて、見ごろは6月中旬ということです。 -
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会 岩場で訓練
夏山シーズンを前に、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は3日、伊那市長谷の岩場で訓練をおこないました。
訓練には、対策協会の救助隊員26人が参加しました。
訓練は、隊員の技術向上を目的に年に3回行われています。
3日は、高さおよそ20メートルの岩場を難易度別に3か所に分かれ、救助用のロープを使って登っていました。
2日までの雨の影響で岩が滑りやすくなっていて、隊員らは足元を1歩1歩確認しながら登っていました。
南アルプスでは昨年度、遭難や滑落などが5件起きていて、そのうち救助隊は3回出動しました。
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会では、今後も訓練を積み重ね、緊急時に備えいつでも出動できる態勢をとっていきたいとしています。 -
美和水路トンネル 安全祈願祭
老朽化にともない、新設される伊那市長谷の非持地区の灌漑用の水路トンネルの安全祈願祭が、2日、現地で行われました。
2日は、県の関係者や、地元非持の上伊那美和土地改良区等が参加し、安全祈願祭が行われました。
水路は黒川から、長谷の非持まで12キロにわたり引かれていて、非持地区の田畑に水を供給してきました
水路のトンネル部分が老朽化に伴い破損し、通水できなくなる不安があるため、新たに、367メートルの水路トンネルが建設されます。
水路の改修やトンネルの建設は、県営ため池整備事業として採択され、事業費は、水路橋やサイホンなどの整備を含めおよそ3億4500万円です。
安全祈願祭で、市川武二上伊那地方事務所長は、「災害に強い農業にむけ、農業振興・地域振興につながる水路の無事完成を祈る。」と挨拶しました。
土地改良区の北原幸彦理事長は、「水路は、地域農業の根幹であり、地元の農業経営の安定と生活の安全につながる」と話していました。
水路トンネルは、来年10月に完成する予定です。 -
旧井澤家住宅で骨董市
伊那市西町の旧井澤家住宅で、骨董市が開かれています。
こちらは、戦争中に、発行されたぐんぴょう軍票といわれる紙幣です。
大日本帝国政府と印刷され、東南アジアなど当時占領下においた国で使用されました。
近年、人気が高まっているということで、未使用のものには、1枚2万5千円の値がつけられています。
上伊那地域で骨董や美術品を扱う2つの業者が出店していて、訪れた人たちは、古民家の雰囲気の中で古美術品を眺めています。
中村不折の書や池上秀畝が描いたとされる墨絵のほか、蔵出し品も多数あり、「お宝」が所せましと並べられています。
駒ヶ根市で骨董店を営む小林さんは、「骨董の基本は、昔のものを大切にしようという精神で、現代のフリーマーケットの基になるもの。購入したら眠らせておくのでなく、使って欲しい」
と、骨董の魅力について話しています。
骨董市は、5日までで、時間は、午前9時から午後5時。入館料は、大人が200円、子どもが100円となっています。 -
登内時計記念博物館 シャクナゲ見頃
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館のシャクナゲが見頃を迎えています。
博物館周辺には、1500株のシャクナゲが植えられていますが、今見頃を迎えているのは、ヤクシマシャクナゲという品種800株です。
今年は、寒さの影響で、10日ほど遅れて開花しましたが、つぼみの数は、多く、見ごたえがあるということです。
シャクナゲは、6月中旬頃まで楽しめるということです。
登内時計記念博物館では、6月10日の時の記念日に併せ、10日から12日までの3日間、入館料は、無料になります。
他にも時計クイズや売店の1000円均一セールも予定されていて、博物館では、多くの来場を呼びかけています。 -
伊那市荒井室町の市道が通行止め
伊那市荒井室町の市道が、横を流れる小沢川により護岸が洗掘されているおそれがあるため、通行止めとなっています。
伊那市は、荒井区室町の荒井橋下流の市道を、1日の午後6時過ぎから通行止めにしています。
護岸が洗掘されているおそれがあるためで、現在、土嚢などで一時的に対処してあります。
伊那市では、当分の間、通行止になるとして、市民の協力を呼びかけています。 -
松くい虫被害木 大型破砕機による処理を引き続き
伊那市松くい虫対策協議会が2日に開かれ、昨年度から実施した被害木の大型破砕機による処理を引き続き行っていく事などが確認されました。
伊那市の松くい虫被害は昨年度1,908立法メートルで、上伊那全体ではH20年度から減少傾向にあるものの伊那市は増加しています。
今後の対策として協議会では被害木の処理方法として、できるだけ大型破砕機による処理を行っていくとしています。
破砕処理は、被害木を15ミリ以下のチップにし松くい虫が寄生できない状態にする方法です。
従来のくん蒸処理は、きり倒した被害木をビニールで覆い現場に残すため景観上問題がありました。
今年度は、処理を予定している900立法メートルのうち7割を破砕、残り3割をくん蒸で処理する計画です。 -
おひさまクラブ油絵展
油絵を勉強している趣味の会「おひさまクラブ」の油絵展が2日、伊那市の伊那図書館で始まりました。
会場には会員の近作を中心に油絵24点が展示されています。
おひさまクラブは、伊那芸術文化協会主催の油絵講座で学んだ仲間の有志でつくる会で、今年で6年目になります。
伊那市在住の画家、碓井伍一さんの指導を受け、月に2回、いなっせで勉強しています。
展示しているのは、風景画、人物画、静物画などで、会員がそれぞれ自由なテーマで取り組んだ作品ということです。
おひさまクラブ油絵展は12日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
プロドライバー事故防止コンクール表彰伝達
交通安全に積極的に取り組んだ事業所などを表彰する「プロドライバー事故防止コンクール」で受賞した事業所に2日、表彰状が伝達されました。
伊那警察署で伝達式が行われ、関原敬泰伊那警察署長から表彰状が伝達されました。
優秀事業所に選ばれたのは伊那市の大谷総業運輸倉庫株式会社、有限会社白川タクシー、南箕輪村の株式会社丸登運送伊那営業所です。
優良事業所は、伊那市の高遠観光タクシー有限会社です。
標語部門では、優秀標語創作者に伊那タクシー株式会社の西澤松之さんが選ばれました。
佳作は3人が選ばれています。
長野県警察本部などが主催するプロドライバー事故防止コンクールは、運転業務を行う事業所で運転や接客マナーを高め、交通安全に取り組み、事故のない社会を目指そうと行われています。
コンクールは去年7月から12月までの6カ月間で、県内から658事業所が参加しました。
受賞者らは、「社員教育をさらに徹底し、安全運転をしていきたい」などと話していました。 -
伊那まつりTシャツ・うちわデザイン決定
8月に行われる伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが2日、決まりました。
2日、伊那市役所で審査会が開かれました。
Tシャツは53人から57点、うちわは22人から24点の応募がありました。
審査の結果Tシャツは、美篶の山岸健さんのデザインに決まりました。「色がきれいで、祭りで皆が着ると映える」と評価されました。
うちわは、境の佐藤世紀さんのデザインに決まりました。「震災から立ちあがるエネルギーを感じ、縄を結ぶデザインがいい」と評価されました。
今後、Tシャツは注文販売し、うちわは踊り連や祭りの参加者に配られる予定です。 -
東ティモール訪日団表敬訪問
東南アジアの国、東ティモールの学生訪日団が2日、伊那市を訪れ、白鳥孝市長を表敬訪問しました。
訪れたのは東ティモールの16歳から23歳までの学生13人と引率者2人です。
東ティモールは2002年にインドネシアから独立した国で、訪日は、伊那市高遠町出身の東ティモール大使、北原巖男さんの縁で行われました。
白鳥市長は、「お互いを理解しながら交流を深めていきたい。東ティモールは若い国。若い皆さんがいい国をつくっていってほしい」と話しました。
訪日団引率者のアルファロさんは、「伊那市を訪れ、学校や企業などを見る機会が与えられたことに心から感謝します」とあいさつしました。
初めて日本を訪れた学生たちに茶道を体験してもらおうと和菓子と抹茶が振る舞われました。
訪日団からは、東ティモールの伝統的な装飾品の布が伊那市に贈られました。
訪日団は5日まで伊那市に滞在し、企業訪問のほか、高遠中学校や中尾歌舞伎保存会と交流する予定です。