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宮島酒店で新春朝搾り
伊那市元町の造り酒屋・宮島酒店で4日、毎年恒例の「立春朝搾り」があった。酒販店関係者などが早朝に集まり、出荷作業をした。
春の訪れを搾りたての新酒で祝ってもらおうと、立春の朝に搾り上げた新酒を瓶詰めし、その日のうちに消費者に届けるという、蔵元や酒販店などでつくる「日本名門酒会」の加盟店で一斉にするイベント。今年は全国で37社が参加した。
宮島酒店では約3500本を県内外の店舗に出荷するため、前日から搾り始めた「信濃錦」の新酒を4日の早朝に瓶詰め。出荷作業は酒販店関係者らも協力し、安全祈願や五穀豊穣(ほうじょう)などの願いを込めたラベルを張りつけた。 -
伊那小学校 公開学習指導研究会
伊那市の伊那小学校は2日、公開学習指導研究会を行い、全国から集まった小中学校教員ら約650人が同校の総合学習・活動の授業を参観した。同研究会は29回目。子どもたちが主体となって学習する姿を公開し、参加者たちとともに教育のあり方を探った。
「自己を見つめ、友人とのかかわりを深めながら、自らを高めていく子ども」をテーマに学習指導の研究を進めている同校。「アイガモと一緒に作った米を食べよう」「伊那市のわき水比べをしよう」など、各クラスの授業を公開した。
民俗芸能について勉強している6年毅組(和田卓也教諭・30人)は、卒業公演に向けて披露する創作舞踊の練習を体育館で行った。児童たちは、太鼓、獅子舞、舞の3グループに分かれ、それぞれで立てた目標の達成を目指し、意見を出し合いながら取り組んだ。
太鼓グループの目標は「祭りのようなにぎやかさ、楽しさを出して、みんなの音や動きが合うようにしたい」。互いの演奏を聞き、課題となる部分を指摘し合いながら太鼓のリズムを合わせていった。見学者は、その様子をメモに取るなどして、授業の参考にした。
民俗芸能について学んでいる6年毅組の授業を見学する全国の小中学校の教員ら -
全国中学生ロボコンで東部中が最高賞を受賞
第8回全国中学生創造ものづくり教育フェアの創造アイデアロボットコンテストC部門(オリジナル競技)=1月26縲・7日、茨城県=で、伊那市の東部中学校3年生2人が最高賞の全日本中学校技術・家庭科研究会長賞を受賞した。1日、市役所を訪れ、小坂市長に結果を報告。「将来、ものづくりの現場で働きたい」と夢を語った。
ロボット「You’re so Guy(予想外)」を製作したのは井口裕吾君(15)=福島、丸山晃生君(15)=美原=。全国大会はビデオ審査で、紙筒を相手の陣地により多く運ぶロボットの性能や県大会の様子をビデオ(2分以内)にまとめ、プレゼンテーションした。
全国から出場した22チームの頂点に立ち、井口君は「自分たちの作ったロボットが評価されてうれしかった。将来はロボットに限らずものづくりの現場で働きたい」、丸山君は「自信半分、不安半分で大会に臨んだが、最高賞を取れて感激。二足歩行のプログラミングを基礎から勉強したい」と喜んだ。
ロボットは▽床に置かれた紙筒を取り込むベルトコンベヤー式のアームを水平に保つ▽アームを素早く上下させる▽後ろ向きでも操縦可能竏窒ネどの特長があり「完成度が高く、知らない人にも分かりやすく見せる能力もあったことが評価されたのではないか」という。
特許庁主催の「ロボットアイデアチャレンジ2007」でも審査員特別賞を受賞し、3月8日に表彰式がある。 -
親育て講演会
親として、子どもとどう接したらいいのかを考えよう竏窒ニ3日、「親育て講演会」が伊那市役所であった。一般の父母や保育士など約80人が参加。親業訓練協会認定インストラクターの小椋佐代里さん(箕輪町)=写真=を講師に迎え、心の通い合うコミュニケーションについて考えた。
講演会は子育てサークルや読み聞かせ活動などに取り組む「伊那市地域子育て支援ネットワーク連絡会」が今年初めて企画したもの。一昨年に発足した同会では2カ月に1度、それぞれの活動報告などを行う中で情報交換をしてきたが、これからの子育てを考える中で親自身が成長していくことも重要であることが分かり、今回の講演会を企画した。
小椋さんは、自身の子育てのあり方に疑問を感じていた時「親業」に出会い、頭で理解することと、実際に行動することは違うということを発見した。その経験から「運動と同じように、コミュニケーションも頭で分かっているだけではできない。練習が必要」として、子どもと心の通い合った関係を築くことの重要性を説明。しかし、会話の中で、子どもの発した意見に対して親が自分の意見を返してしまうことも多く「一つのボールで会話のキャッチボールができていないことが多い」とした。
そこで小椋さんは、一つのボールで子どもと会話のキャッチボールする方法を紹介。▽子どもが投げてきた言葉に対し、そのまま繰り返して返す▽子どもの言ったことを内容はそのままで自分の言葉に置き換えて返す▽子どもの気持ちをくむ竏窒ニいった3つの方法を紹介し、中でも「一番肝心なのは子どもに共感しながら聞くこと」とした。
その後、これまでにこれらの方法を試してみた母親と子どものやりとりを紹介。「子どもは自分の気持ちを理解してもらえたという実感を得ると、次の行動へと移れるようになる」と語った。 -
つくしんぼ保育園で節分の豆まき
鬼は外!福は内竏秩B3日の節分を前に伊那市御園のつくしんぼ保育園(宮田克思園長)で1日、園児らによる豆まきが行われた。0縲・歳の園児約70人が、さまざまな鬼を相手に豆をまき、一年の健康を願った=写真。
節分の豆まきは恒例行事の一つ。未満児も多い同園では、小さい園児らでも豆まきが体験できるよう、いくつかの方法で豆まきをしており、最初は鬼に見立てた玉入れに玉を入れるゲーム感覚の豆まきを実施。その後、年長園児が自分たちで作った鬼の面を付けて鬼役を演じる豆まきなどを行った。
最後は宮田園長自らが鬼にふんして登場。あまりの迫力に泣き出す園児もいたが、鬼のお面をはずした年長園児が今度は豆を持ち、暴れる鬼めがけて「鬼は外!」と元気良く紙の豆をぶつけると、鬼も観念して縄をかけられた。
園児らは、その鬼の体に「甘えん坊鬼をやっつける」「寝ぼすけ鬼をやっつける」など、それぞれの思いを書いた札を張り付け、自分の中の弱い鬼を退治するとともに、一年の健康と祈っていた。 -
みはらしの湯で宮下源明さんの水墨画展
伊那市西箕輪羽広の宮下源明さん(73)=写真=による「花と風景の水墨画展」が2月末まで、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」で開かれている。花鳥や風景をテーマとした水墨画や墨彩画など25点が、訪れた入浴客の目を楽しませている。
宮下さんは8年前、仕事中に機械に巻き込まれて頚椎(けいつい)を損傷する大けがを負った。その後も全身に麻痺が残り、右足は切断。入院生活の中、リハビリとして始めたのが水墨画だった。
退院後に伊那市内で開かれている水墨画教室を3年間受講。その後は市販のテキストなどで学びながら、水墨画の制作に取り組んできた。
同施設での作品展は今回で5回目。花鳥についてはテキストの図案を参考に、風景画については妻の花子さんが撮影してきた写真をもとに、作品としており、木曽の奈良井や雪解け風景、御嶽山などを描いた作品も並んでいる。
宮下さんは「墨の濃淡だけでいかに遠近感を出すかなどを重視して作品を制作している。自分自身、こういう体だが、同じような立場にある人に作品を見ていただけたら」と話していた。
みはらしの湯の営業時間は午前10時縲恁゚後9時半。今月の休館日は4、18日となる。 -
西箕輪小3年けやき組 環境大臣賞受賞
ヤゴがトンボへ羽化するまでを観察した、伊那市の西箕輪小学校3年けやき組(小牧美穂教諭・28人)の自由研究作品が、「ドラえもん自然はともだちコンテスト」(小学館など主催)で最高賞となる環境大臣賞を受賞した。1日、小学館の関係者が同校を訪れ、賞状などを手渡した。
コンテストは小学生を対象とした、自然に関心を持ってもらう目的で16回目。けやき組が応募した作品「やごさんトンボさんとすごした3年間新聞」は、全国から約700作品の応募があった自由研究やレポート、HP作品を審査する「学校賞」で最高賞を手にした。
けやき組の観察は1年生のプール掃除の際、「プールの生き物を助けたい」と学校中庭に池を作ってヤゴを観察し始めたのがきっかけ。作品は記録写真や手書きの説明文、ヤゴの抜け殻などを使って、縦横約2メートルの摸造紙にまとめた。この日、学校を訪れた小学館の児童学習編集局クリエイティブ編集室の菊地徹編集長(43)によると、「ホームページ作品が多いなか、手書きでまとめたところがよかった」という。
児童の一人、日達翔太君(9)は「受賞できて、とてもうれしかった。観察を続けるなかでヤゴの世話をするのが大変だったが、この研究を通じてトンボのことがもっと好きになれた」と話していた。
小学館の関係者から賞状を受け取る児童の代表ら -
伊那市「学校省エネ大作戦」 約31・5トンのCO2抑制
伊那市が07年度新規事業として取り組む、児童、生徒が自ら環境を守るための活動「学校省エネ大作戦」の結果について、1日、市教育委員会が発表した。07年4月縲・月の半年間の電気使用量は前年度同期比5万6978キロワットの削減。上・下水道使用量と合わせ、二酸化炭素(CO2)排出量に換算すると、同比でCO2約31・5トンの排出を抑える効果があったという。
事業は、子どもたちが省エネルギー活動に取り組み、地球温暖化防止、限りある資源の節約を進める教育環境を自らつくっていくことが目的。光熱水費の使用量が前年度同期使用量を下回った学校には、節減した使用量の段階に応じ、節減額の一部を消耗品費として還元する。
まとめによると、電気使用量が全小中学校の平均が前年度を大きく下回った。金額にすると67万6534円(小学校56万2126円、中学校11万4408円)の節減に成功した。
しかし、水道・下水道使用量については前年比309立方メートル、19万1994円の増。理由として、小学校で「プール注水後の止水確認が不確実だった」「施設の老朽化に伴う漏水」などの要因が上げられた。
実績結果は次の通り(学校還元額基準表によると、還元額は節減率15%以上15万円、15%未満10万円、10%未満5万円、5%未満縲・・1%3万円)。
【小学校】▽使用量15%以上節減=西春近北23・5%▽15%未満=手良14・6%、富県13・9%▽10%未満=新山9・1%▽5%未満縲・・1%=伊那西(3・1%
【中学校】▽使用量15%以上節減=なし▽15%未満=長谷11・6%▽10%未満=伊那8・4%、東部7・4%、西箕輪6・3%▽5%未満縲・・1%=春富4・3% -
伊那中央病院で切り絵展
伊那市の伊那西高校の折り紙・工芸クラブ特別展「切り絵の世界」が1日、同市の伊那中央病院のホスピタルストリートギャラリーで始まった。切り絵21点(15日に作品入れ替え)展示。28日まで。
同クラブは折り紙を中心に切り絵、万華鏡、草木染、とんぼ玉、各種工芸品などの制作と研究をしている。切り絵では「誰でも簡単にできる切り絵」として様々な工夫をしながら取り組んでおり、伊那中央病院では4回目の作品展となる。
生徒が自身で下絵を描いて作ったものもあれば、滝平二郎さんなどの作品を原画として作ったものもあり、通りかった人たちの目を楽しませている。 -
伊那市土地利用に関するアンケート調査結果
伊那市土地利用に関するアンケート調査結果
伊那市は昨年7縲・月に行った市の土地利用に関するアンケート調査の結果を公表した。居住地区の土地利用の問題点・課題についてやその将来像、伊那市全体の土地利用についてなど34項目を18歳以上の伊那市民に質問、489人から回答を得た。道路特定財源の一般財源化などを巡り国会が揺れる中、同アンケート中にも「これからの道路の整備についてどのように思うか」という問があった。回答は「狭い道路が多いので拡張整備が必要」が29%(小数点以下四捨五入、以下同じ)、「段差のない歩道など、安全や快適性に配慮し歩た道整備が必要」が26%など道路整備が必要との回答が大半を占め、「現状で良い」との回答は7%となった。
「伊那市全体の現在の土地利用について、どのように思うか」(2つまで選択可、回答数721)では「農地の荒廃が目立つ」が27%で最も多く、次いで「森林の荒廃が目立つ」が20%、「商店街整備の遅れが目立つ」が19%、「農地と宅地の混在が目立つ」が15%となった。
「将来の土地利用の方向性について、特に何が重要だと思うか」(2つまで選択可、回答数810)では、「森林や河川など自然を生かした土地利用を進める」が28%で最も多く、次いで「農地を保全し営農環境の整備を進める」が19%、「幹線道路の整備を積極的に進める」が13%となった。
「これからの住宅地のあり方について」では、「適切な区域に分散して、小規模な住宅地開発を計画的に進める」が32%で最も多く、次いで「既成の市街地・集落地は拡大せず、未利用地の活用や建て替えなどを進める」が24%となった。
「これからの工業地のあり方について」では、「雇用促進のため、新規の工業用地を積極的に開発する」が32%で最も多く、次いで「既存の工業用地の活用を優先し、新たな開発は抑制する」が26%となった。
「商業・業務地のあり方について」では、「身近な店舗や商店街を整備し、充実させる」が半数を上回った。
「これからの大型店のあり方について」では「現状で、特に支障はない」が28%、「大型店は飽和状態にあり、郊外への新たな出店は規制する」が27%でともに多かった。
「これからの農地のあり方について」では「現状のまま、農地として保全する」と「今の制限の範囲内で、必要に応じて開発を認める」がともに37%で多かった。
「これからの森林のあり方について」では「森林の持つ特徴を活かした、自然資源として活用する」が半数以上を占めた。
「これからの道路の整備について」では「狭い道路が多いので拡張整備が必要」が29%で最も多く、次いで「段差のない歩道など、安全や快適性に配慮し歩た道整備が必要」が26%となった。
同アンケートの調査報告は市のホームページ(http://www.inacity.jp/)、または市役所、高遠町総合支所、長谷総合支所で閲覧できる。
市では2月15日まで、調査結果を閲覧した市民から土地利用についての意見を募集している。提出方法はホームページの送信フォームを利用、または「伊那市の土地利用に関する意見提案書」に必要事項記入の上、Eメール(ssu@inacity.jp)、持参、郵送、FAX(74・1250)で伊那市総務部政策推進課計画係に届ける(電話、口頭での意見対応は不可)。
問い合わせは、伊那市役所総務部政策推進課(TEL78・4111)へ。 -
「井月句の心を書で描く」展 伊那図書館で
伊那市山寺区の書家向山修(雅号=竹修)さん(74)が代表を務める「井月句の心を書で描く」研究会は2月3日まで、同市立伊那図書館広域情報コーナーで作品展を開いている。漂泊の俳人井上井月(1822縲・7年)が詠んだ句を、会員それぞれが井月の気持ちになって書で表現した。
向山さんは2年ほど前から・ス井月句の心を書で描く・スことに試みている。作品展は向山さん主宰の上伊那の書道愛好家でつくる「竹葉会」有志で研究会を結成し、初めて開いた。秋、冬を題材とした、井月が詠んだ句をテーマに会員9人が作品25点を並べた。
「落栗の座を定めるや窪溜り」の句を6通りの表現で6枚の作品にした向山さん。「この句は、井月が落ちぶれた自分の姿を栗に当てはめて詠んでいるもの。栗が落ちていく様子を『落栗』の文字を紙の上にどう配置するかで表現してみた」という。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時まで)。
「井月句の心を書で描く」展で作品を紹介している向山さん -
メディアが及ぼす影響について講演 伊那市
伊那市は30日夕、市役所1階多目的ホールで、テレビゲームや携帯電話が子どもたちに及ぼす影響についての講演会を開いた。市内の養護教諭や保育士ら約100人が参加し、子どもとメディアの問題に関心の高い、市内の小児科医院長北原文徳さん(49)の話を聞いた。
講演会は、養護教諭や保育士、栄養士らの代表が集まって開いた、昨年の連絡会で「子どもの成長発達にメディアはどんな影響をもたらすか」と話題になったのがきっかけ。関係者がこの問題に対して学び、同じ問題意識を共有するための場になればと企画した。
北原さんは「メディア漬け育児の危険性」と題して講演。長時間のテレビ視聴などは「子どもの言葉の発達を遅らせる」とし、「言葉は母親との触れ合いのなかで覚えるもの。育児をテレビに任せ、赤ちゃんとの関わりがなくなってきている」と指摘した。
また、「外遊びをせず運動能力が落ちる危険性がある」「長く見ることによる寝不足が心配される」などと強調し、対策として月に一度の「ノーテレビデー」などを推進。「メディアを上手に活用するためには、どんな危険性があるのかを親や先生が正しく伝える必要がある」と呼びかけた。
「メディア漬け育児の危険性」と題して話す北原さん -
「POP(広告)イラスト講座」開講
伊那市勤労青少年ホームの新講座「POP(広告)イラスト講座」は30日夜、週1回2月27日までの全5回の日程で始まった。漫画家の橋爪まんぷさん(67)=同市境南=が講師。上伊那から同市在住、在勤の7人が受講し、POPイラストの習得を目指す。
「POP」は、商店などに用いられる販売促進のための広告媒体で、商品名や価格、キャッチコピーなどを手描きしたもの。講座はゴシック体、明朝体、数字などの書き方を学び、最後に「作品づくり」をする。
初日は、「POP」について橋爪さんから学び、筆で線を引く練習をした。筆を左から右へ、上から下へ引き、太さが均等になる真っ直ぐな線を書くことは難しく、受講生たちは練習用の新聞紙が真っ黒になるまで繰り返していた。
市勤労青少年ホームは、同講座を来年度の前期講座の一つとして、5月から全7回を開く予定。
橋爪さんから筆の持ち方などを学ぶ受講生たち -
生活習慣病予防週間始まる
厚生労働省が主催する全国一斉の「生活習慣病予防週間」が1日から始まった。7日までの期間中、伊那保健所でも、今年の統一標語「向き合おう 自分の体 自分の生活」に合わせてさまざまな活動を展開する。
今回伊那保健所は、08年度から始まるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診、保健指導に合わせ、このメタボリックシンドローム改善に重点を置いた生活習慣改善のための情報を提供しており、日常生活の中でなるべく体を動かすことを提唱する「エクササイズガイド2006」や長野県版の「食事バランスガイド」などを用い、運動習慣の徹底、食生活の改善などを各種健康教室や研修会などを通じて提唱していく。また、伊那保健所独自に発行している高校生向けの健康情報紙を6500部作成。今後、上伊那の高校や大学へ配布していく。
伊那保健所の担当者は「毎日の自分の生活を、この機会に振り返ってみていただけたら」と話していた。
「エクササイズガイド2006」や「食事バランスガイド」に関する問い合わせは伊那保健所(TEL76・6836)へ。 -
東春近小4年生「りんご学習」感謝の会
伊那市の東春近小学校4年生を対象とした「りんご学習」のまとめの会が29日、同小学校であった。「感謝の会」と題し、1年間の学習に携わった同地区田原の農家、伊藤一路さん(80)と妻の豊子さん(76)を招き、児童たちが作ったリンゴケーキを一緒に味わった。
4年生(2クラス、62人)は昨年の4月縲・1月、農家の苦労を知るため、伊藤さん夫婦の果樹園で摘果や収穫作業を3度体験した。昨年11月は、児童たちが大きく成長したりんご(品種・ふじ)を丁寧に摘み、伊藤さん夫婦とともに喜びを実感した。
果樹園のりんごを使って調理したリンゴケーキを食べ、「上手に作れていておいしかった」と一路さん。子どもたちからの寄せ書きなどのプレゼントもあり、伊藤さん夫婦は笑顔で受けとっていた。
子どもたちは「大事なりんごを私たちに任せてくれてありがとうございます。これからも頑張ってください」と感謝。一路さんは「子どもたちは1年間よくやってくれた。今後も体が元気な限り、りんごづくりを続けたい」と話していた。
子どもたちからプレゼントを受け取る伊藤さん夫婦 -
小学生防火作品コンクール審査会
伊那防火管理協会は28日、伊那市の伊那公民館講堂で、伊那消防組合管内の小学生を対象とした「防火作品コンクール」の審査会を開いた=写真。ポスター、書道の部の各最優秀賞1点ずつなどを選んだ。
防火意識を高めるためのコンクールで、ポスター、書道、作文の部門に管内の小学4縲・年生から計459点の応募があった。この日は、協会関係者や小学校教諭ら7人が審査し、両部門の最優秀賞のほか、優秀賞(ポスター20点、書道21点)を決めた。
各部門の入賞作品の発表は後日あり、ポスターと書道の入賞作品を「春の火災予防運動」期間中(3月1縲・日)、伊那消防署などなどで展示。作文の部は2月上旬に審査し、入選作品を同期間中、有線放送で発表する予定だ。
それぞれの最優秀賞作品はポスターに作成し、管内の事業所などに配布する。 -
伊那市用地選定委員会小委員会、「住民の理解度」を評価する方法定まらず
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設地を決めるため、候補地の適正を判断する評価項目の検討をしている伊那市用地選定委員会の小委員会が30日、市役所であった。「評価方法が公平性に欠ける」と指摘があった経済性に関する項目の点数評価方法については、用地にかかる造成費と道路整備費を分けて点数化。それぞれの標準値を決め、それより安くなる場合は加点、高くなる場合は減点していくが、最大でも33点差しか開かないようにした点数配分の方法を全体会に提案することになった。一方、「点数評価はしないが何らかの評価が必要」としてきた「近隣住民の理解度」については▽住民アンケートの実施▽公聴会の開催▽一定の期間を設け、住民から意見を募る竏窒ネどといった案が浮上したが、それを具体的にどのように評価に組み込れていくかまでは決定できずに終わった。
経済性に関する項目は、用地費、道路費とも、最大、最少を除く11地点の平均金額を基準値とし、そこに標準点(用地費は15点、道路費は10点)を配点する。造成費がその基準値より安くなる場合、標準点に加点され、高くなる場合は減点される仕組み。最大で46点の点数差が開くことになるが、前回提案した方式の最大点差87点よりは大幅に縮まった。
一方、住民の理解度に関する項目については「住民の聞くという意味でもアンケートは重要」とする意見もあったが、それを具体的に評価する方法が見当たらず、結局、住民の意見を聞く3つの方法を全体会に提案するだけになった。
評価項目に関する小委員会決定事項は、詳細評価項目45のうち、27項目(2項目を1つの項目として評価するものを含む)を点数評価し、該当がなかったり、ほかの評価項目と内容が同じなどといった12項目を評価から除外。また、現在の候補地の中に該当地区がない2項目は、最終確認の段階で実際に該当がなければ、評価項目から除外する。 -
はらぺこ保育園で本格ピザ作りに挑戦
伊那市富県北福地の自由保育園「山の遊び舎はらぺこ」の園児らが29日、自分たちで作った小麦粉を使って本格的なピザ作りに挑戦した=写真。
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次回選からの議員定数は「21人」
伊那市議会の議員定数問題特別委員会(中村威夫委員長、8人)が30日開かれ、次回改選からの議員定数を現行の26人から5人減らし「21人」とする案にまとめた。「22人」「24人」とする意見も出たが、市民の意見で多かった「21人」を尊重した。2月6日、市議会全員協議会で報告する。
これまで区長や地域協議会、各種団体などとの懇談などを踏まえ、定数について討論。
人口10万人都市の飯田市が特別委員会で次回改選の定数を23人で合意していることから、7万人の伊那市で「23人以上は、住民感情から理解が得られない」とおおかたの委員が判断。
住民から「21人」以外の意見もあり、激変緩和のため、21縲・4人の中間案として「22人」を審議対象に含めた。しかし、市民に「21人」「24人」の2案を示して意見を募った経過から、最終的に2案のうち、市の行政改革大綱の職員削減計画を準用し、現議員数の20%を削減する「21人」と結論づけた。
中村委員長は「民意を尊重した結論であると思う」と話した。
市議会3月定例会で委員長報告し、最終日に議員定数を改正する議員提出議案を出す予定。
議員定数は、合併協議で「2期目以降は削減の方向で検討する」ことになっており、一昨年6月に特別委員会を設置。市民の意見を踏まえながら議員定数の削減を検討した。 -
宗維潔老師による太極拳講習会
伊那市狐島の三沢カルチャーセンターは26、27日の両日、同センター講堂などで、全中国武術太極拳大会を6連覇した北京体育大学の講師女性、宗維潔(そういっけつ)老師(38)による講習会を開いた。上伊那などでつくる信州太極拳気功協会の会員らが2日間で延べ180人参加し、本場の技を学んだ。
三沢カルチャーセンターで宗老師を招いた講習会を開くのは初。講堂で開いた初日は、約60人の受講者が老師の指導の下、太極拳の基礎となる「24式」を中心に学習した。参加した同市内の50代女性は「丁寧に教えてくれるので、この機会に一つでも多く学びたい」と講習に取り組んでいた。
三沢カルチャーセンター校長で信州太極拳気功協会の三沢清美会長は「本場の技を見る機会は少ないので、実際に見ることが一番の勉強になる」と話していた。
本場の技を伝授する宗維潔老師(左) -
伊那東部中生が全国ロボコン優勝
第8回全国中学生創造ものづくり教育フェア(全日本中学校技術・家庭科研究会など主催)のロボットコンテストが26日、茨城県で行われ、伊那市の東部中技術部3年の井口裕吾君(15)、丸山晃生君(15)ペアが最高賞を手にした。
井口・丸山ペアが出場した部門は、地方大会のオリジナル競技をビデオ審査する部門で、全国から22チームが参加。自分たちで製作したロボットの性能などを紹介した2分間のビデオを披露し合い、最高賞である全日本中学校技術・家庭科研究会長賞を受賞した。
2人は、昨年11月中旬にあった「県中学生ロボットコンテスト」に出場し、紙筒を相手陣地により多く運んだ方が勝ちとなる、県オリジナル競技で初優勝する実力。手がけたロボットは、ベルトコンベア式のアームが上下に高速移動できるところが特長だという。
最高賞を手にした井口・丸山ペア -
4年間伊那毎日新聞に連載してきたエッセー「山裾の井戸端だより」をまとめた著書を出版
伊那市西町大坊
斧研つね子さん(66)“自分が歩いてきた足どりを後々の子孫に残したい”。そう思った時、これが私のすべてだった竏秩B
4年間にわたり、伊那毎日新聞に連載してきたエッセーをまとめた著書『山裾の井戸端だより』(信濃文芸社)が出版されたのは、自身の66歳の誕生日である昨年11月15日のこと。そば打ちのこと、友人らとの世間話、南大東島を訪れた時の話、社会の話題竏秩B活動的な毎日の中で、自身が感じた思いをそのままにつづった一つひとつのエッセー。心温かなエピソードは、会う人をほっとさせる彼女の笑顔そのもの。社会に向ける真剣な眼差し、楽しい冗談話も、芯(しん)が強く、前向きに生きてきた彼女そのものだ。ページをめくるたびに、彼女との楽しい会話をしているような感覚を覚える。
「立派な文じゃないけど、読んでくれた人はかえって読みやすいって言ってくれる。褒められているんだかけなされているんだかね。でも、自分が書いた先に読んでくれる人がいることは嬉しい」照れ笑いする。
◇ ◇
肝臓に直径10センチのがんがあると分かったのは昨年8月。すぐに手術を受けることになり、急きょ松本の信大病院に移った。
20年前、幼い子ども3人を抱えたまま、夫をがんで亡くした。女手一つ、子どもたちを育てていかなければならないという現実を突きつけられる中「私が強く生きなきゃ」と、強い決心を固めた。10年前、自身が脳梗塞で倒れた時も「まだ死ねない」と奮起し、社会復帰も果たした。そうやって生来の気丈さと前向きさで、これまでも幾多の困難を乗り越えてきた。
しかし、今回は違った。「しっかりしなきゃ」と思う反面「もうだめかもしれない」という思いがよぎる。自分の死と直面する中で導き出された一つの結論が、これまでに書いたエッセーを本にすることだった。せめて自分の足どりを何かの形として残しておきたい竏秩Bその一心で、知人に本の出版への協力を頼み込んだ。
「分かったよ。でも、もし無事に生還したら、自分で本を配って回ること。それが約束だよ」
出版日は自身の誕生日と決め、交渉は成立した。 -
伊那おやこ劇場 かくし芸で盛り上がる
伊那おやこ劇場の「新春かくし芸大会&みんなで音を楽しもう!」が27日、伊那市の伊那公民館であった。小学生らがパントマイムや小ばなし、けん玉などかくし芸を披露し、会場を沸かせた。
おやこ劇場は年4回、生の舞台を楽しんでいる。例会に先立って出演するプロに落語やマジックなどを教わったことから、発表する場を設けようと初めてかくし芸大会を企画した。
かくし芸大会には、保護者らの飛び入りも含めて10人余が出演。
マジックに挑戦した小学生は、机に並べた3本のジュースの缶のうち、観客が選ぶ缶を言い当てた。会場から「えー、何で分かったの」と驚きの声が上がったが、指定した缶を選ぶように指示が書いてあったと種明かしし、笑いを誘った。
また、2月の低学年例会で出演する音楽を中心とした道化師ましゅ&Keiを迎え、楽器を使って「聖者の行進」を一緒に演奏した。 -
伝統文化子どもいけばな西箕輪教室「初がま会」
伊那市西箕輪で月2回子どもたちに茶道や華道を教えている「伝統文化こどもいけばな西箕輪教室」は26日、「初がま会」を西箕輪支所で開いた。西箕輪小学校1縲・年生18人と保護者たちが講師の重盛栄子さんに教えられながら、新年最初のお茶会を楽しんだ。
重盛さんは「子どもたちに伝統文化に親しみを感じて欲しい。楽しみながら作法を学んでもらいたい」と話す。
もてなし役の子どもたちは、干し柿やたつくり、かまぼごなどを盛りつけた扇面盆を、客役の子どもたちに作法にのっとって運んだ。はしの割り方、食事の終え方、盆の下げ方など、重盛さんから一つひとつ指導を受けた。
食事のあとは、6年生がお茶をたてた。
生徒たちは「手順を覚えるのは大変だけど、お茶をたてるときが楽しい」「きれいな花ができるとうれしい」と教室の感想を話した。 -
第3回信州大学・伊那市連携協議会
信州大学と伊那市による第3回連携協議会が28日、伊那市役所であった。信大農学部の教授、市担当部署の部課長、経済団体関係者など約30人が参加する中、現在の連携事業として取り組む30事項のうち、遊休農地の解消や地域振興などを目的として取り組むヤマブドウワインの開発、雑穀プロジェクトなど主要5事業につき、現状の問題点と今後の方向性を懇談=写真。市からは▽社会人向けのマスターコース開設の検討▽農学部の学生に市の行政運営に関わりを持ってもらえないか▽中小企業へのインターンシップ推進竏窒ネど今後取り組んでいきたい新連携事業の提案もあった。
協議会は官学連携に基づく連携事業を進める信州大学と伊那市が連携事業の進ちょく状況を確認するとともに今後のあり方について話し合うために開催しているもの。今回は、連携事業の推進には協力が不可欠である各経済団体もオブザーバーとして参加した。
そのうち、農学部が中心となって伊那市の特に農山村の観光資源の開発、観光ボランティアの育成、人材づくりを進めようという連携事業について唐沢豊農学部長は「これまでの農業は販売面からの視点に欠けていた。雑穀やヤマブドウワインなど地域産品を今後、戦略的に販売していく上でも、観光振興は有効。また、中山間地に人が入り込むきっかけにもなる」とした。
また、食害などが深刻化する有害鳥獣対策については、信大の大谷元教授は入笠山における大量捕獲おりによる捕獲などを検討している一方、予算的にも人材面でも行政サイドの協力が不可欠であることを説明。
これに対し酒井茂副市長は「市としても財政面から予算措置などを検討している」とした。 -
西春近北小学校で4者共催講演会
伊那市の西春近北小学校で22日、同校同窓会、同校PTA、西春近公民館の4者共催講演会が開かれた。今年は飯田女子短期大学看護科講師の辰野恒雄さんが「よりたくましい子どもに育つために」と題して講演をした。
辰野さんは児童相談所などでの体験談を交えながら、親たちの間違った認識や今の子どもの心理的特徴などを事例をあげながら語った。今の子どもの心理的特徴としては「順番が待てない、我慢ができない、感情を抑えることができない」「問題解決の答えを一つしか用意できない」「自分という存在を認めない」の3つをあげた。
辰野さんは「親が先回りしてブレーキをかけてしまうと、子どもは体験することができない。子どもにはいろんなことをできるだけやらせてほしい」「子どもを育てる最大のポイントは子どもの言動をきちんと認めること」などたくましい子どもに育てるためには何が必要なのか語った。 -
伊那市食育講演会
伊那市教育委員会は25日夜、市駅前ビルいなっせで文部科学省の委託を受け「栄養教諭を中核とした学校・家庭・地域の連携による食育推進事業」の計画として食育講演会を開いた。小中学校の教員や保護者ら約80人が参加。東海大学体育学部の小沢治夫教授=写真=が「子どもを一人前に育てる大人の責任」と題して話した。
小沢教授は1978縲・003年、筑波大学付属駒場中・高等学校の教諭をした後、03年より北海道教育大学の教授となり、07年から現職を務める。専門は保健体育科教育学、トレーニング科学、発育発達学など。文科省の「子どもの体力向上プロジェクト」研究代表としても活躍する。
講演会は「最近の子どもの生活・食・健康・体力・学力に関する調査から見えてくるもの」についてで、小沢教授は「今の子どもたちは元気がない」と強調。小中学生の1、2割が欠食し、高校ではさらに増え、大学生にいたっては約半数という報告があり、このため貧血や低体温状態となり、通学意欲の低い子どもたちが増えているという。
小沢教授は「食事を中心とした日常の生活を見直し、立て直すことが現在の日本の子どもの教育のために不可欠なこと」と主張。「起床時間が遅いほど、子どもの朝食摂取を心がけている保護者の割合が低い」とし、学校、家庭、地域が連携して食育を推進する必要があると訴えた。 -
下殿島で「天神様」 小学生が出し物披露
伊那市の東春近小学校PTA下殿島支部(宮下謙司支部長)は26日、下殿島公民館で「天神様」を開いた。4常会の児童約50人が6グループに分かれ、この日のために練習してきたクイズや寸劇などの出し物を披露した。
「天神様」は菅原道真を学問の神様として奉る子どもたちの祭り。本番に向けての練習は、3学期に入ってからと短いが、それぞれのアイデアが見られる「天神様」となった。
ピアノや柔道、サッカーなど子どもたちの特技を披露したグループや、犬や剣、花などを風船で作るバルーンアートを披露するグループなどが会場をわかせた。
宮下支部長は「昔は寒中休みを使ってじっくりと練習してこれたが、寒中休みがなくなってからは練習期間が短くなっている。しかし、それぞれが工夫を凝らし、よい出し物を披露できたと思う」と話していた。
空手などの得意技を披露したグループ -
福祉チャリティーオークションに絵画、書、陶芸など150点余
伊那市福祉まちづくりセンター「ふれあいーな」で28日まで、第11回福祉チャリティーオークション(実行委員会、市社会福祉協議会主催)が開かれている。市内や近隣の作家60人が寄贈した絵画、書、陶芸など150点余がそろう。
オークションは福祉充実を図るための社会福祉基金の積み立てを目的に、2年に1度のペースで開催。趣旨に賛同する作家が仙丈ケ岳の雪景色やスイセン、カタクリなどを題材にした日本画・洋画、漂泊の俳人・井上井月の句の書、禅画などを出品した。
作品にはそれぞれ最低価格が示され、購入希望者はそれ以上の価格を記入して入札する。最高額で落札した人に、28日午後3時から作品を引き渡す。
また、花器、えとであるネズミのイラスト、ひな人形を描いた友禅など即売のほか、似顔絵や書・禅画の実演、押し花・友禅染めの体験コーナーもある。
橋爪まんぷ実行委員長は「福祉に目を向ける機会になれば」とし「絵画や書だけでなく、生活で使う陶芸品、がん具などがそろい、見て楽しめる」と来場を呼びかける。
オークションは午前9時縲恁゚後6時(最終日3時)。 -
「新春総合美術品ご奉仕会」 ベル伊那
中央画壇で活躍中の人気作家らの作品が集まる「新春総合美術品ご奉仕会」は29日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。日本画、掛軸、洋画など約60点を展示販売している=写真。
文化勲章作家の片岡球子の「嵯峨人形」、横山大観の「夕月」、田崎広助の「桜島」、奥村土牛の「筍」、奥田元宋の「牡丹」など、見所の多い作品が並ぶ。また、地元物故作家の中村不折や池上秀畝らの掛軸も出品している。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。