-
富県小学校でヘブンリーブルーの苗の植え付け
伊那市富県の富県小学校の児童と近くの住民が21日校庭のわきに青い朝顔・ヘブンリーブルーの苗を植えました。
苗を植えたのは4年生27人と富県の住民有志でつくる富県朝顔街道縲恊ツ藍会縲怩フメンバー9人です。
児童が育てた150株ほどの苗が校庭のわきに植えられました。
ヘブンリーブルーの植えつけは、富県小学校の4年生が総合学習の授業として毎年取り組んでいます。
青藍会は青い朝顔のある景観で、子供たちに郷土愛を育んでもらおうと、3年前から児童と一緒にヘブンリーブルーを育てています。
児童らは、校庭を囲むフェンスがヘブンリーブルーで覆われるように苗を一列に並べ、植えていきました。 -
伊那北保育園 七夕飾りづくりでお年寄りと交流
7月7日の七夕を前に、伊那市野底の伊那北保育園で19日、近くのお年寄りと園児が七夕飾りを作って交流しました。
19日は、年長の園児29人と福島高齢者クラブ、野底社会福祉協議会のメンバー14人が交流しました。
園児とお年寄りは、折り紙を使って飾りを作りました。
伊藤ちと世園長は、「お年寄りと触れ合って豊かな心を育ててほしい」と話していました。 -
バラまちフェスタ プリザーブドフラワー教室
伊那市の中心商店街で開かれているバラまちフェスタに合わせ、参加者がバラを使ったプリザーブドフラワーでブーケを作りました。
16日は伊那市通り町の伊原商店で教室が開かれました。
伊原商店ではバラまちフェスタに合わせて毎年教室を開いていて、今年で3回目です。
プリザーブドフラワーは、生の花を薬品につけ加工したもので、花を長期間楽しむことができます。
教室には4人が参加し、市販されているものを使ってブーケなどを作りました。
講師を務めたのは市内を中心にプリザーブドフラワーの制作や、教室を開く4人です。
講師らは、花びらの開き具合を綿棒をつかって調節する技術などを指導しました。
講師の吉瀬基恵さんは、「教室を開くことで、バラが好きな人が集まり、町に人が来る機会ができてよかった。」と話していました。 -
富県地区社協 たかずやの里環境整備
伊那市富県地区社会福祉協議会は、地区内にある児童養護施設たかずやの里で、17日、草刈りやまき割等の環境整備を行いました。
この日は、地区社協のメンバーと地区住民、およそ70人が参加し施設の周辺の草刈りや、ストーブ用のマキづくり等を行いました。
富県区社協では、職員だけではなかなか、手の届かない草刈りなどの環境整備を毎年、ボランティアで行っています。
作業では、ボランティアにまじり、施設の子供たちも草刈りなどを手伝っていました。
富県社会福祉協議会の橋爪初彦会長は「移転という話も出ているが、今後も継続して子供たちや施設を支えていきたい」と話していました
富県社協では、来月にも作業を計画していて、木の剪定などを行うことにしています。 -
台風4号 非常に強い雨
台風4号は、19日夜から、20日の明け方にかけて県内に最接近する見込みで、長野地方気象台では土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
長野地方気象台では、19日夜遅くから非常に強い雨が降ると予想していて、20日の正午までの24時間の予想降水量は、上伊那で200ミリとなっています。
気象台では土砂災害や河川の増水などに注意を呼びかけています。
また、20日の未明から朝にかけて強い風が吹く恐れがあり最大風速は15メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
台風4号の影響で交通機関にも影響がでています。
JR飯田線は19日の午後4時現在、辰野、本長篠間で運転を見合わせています。
これに伴い、上伊那の9校では、下校時間を早めました。
その他、19日午後4時現在、交通機関に影響はありません。
伊那市のブロッコリー畑では、朝から収穫を急いでいました。
また、伊那市役所では、万が一に備え、災害対策連絡会議が開かれ今後の体制などについて確認していました。 -
水難事故に備え訓練
伊那消防署は、水難事故に備えた訓練を19日、伊那市の天竜川で行いました。
これは、川の特性を知って緊急時に備えようと実施されたもので伊那消防署の署員9人が参加しました。
伊那消防署では、より実践的な経験を積もうと去年前からから天竜川で実施しています。
19日は、川で人が流された事を想定した訓練が行われました。
署員たちは、流されてくる人をロープで救出したり、対岸から斜めにロープを張り川の流れを利用して救助していました。
伊那消防署では、25日にも天竜川ボートを使った訓練を予定しています。 -
新竜東保育園で新施設案を示す
伊那市が統合に伴い建て替える竜東保育園の新施設の案が19日開かれた伊那市議会社会委員会協議会で示されました。
新しい園舎は受け入れ可能な園児数は230人となっています。
施設案によりますと新しい保育園は鉄筋コンクリート一部2階建で延床面積はおよそ1800平方メートル。受け入れ可能な園児数を230人としています。
現在は、定員185人に対し6月1日現在で172人となっています。
1階に未満児、年中年長児の保育室や事務室などを設け、2階に年少児の保育室とリズム室の他、高齢者との交流や保護者相談などが出来る多目的室を設ける計画です。
来年度に今の施設を解体し平成26年3月に新施設の完成を予定しています。
工事期間中は市役所東側の職員駐車場に仮園舎を建設し対応するとしています。
協議会では他に伊那市西箕輪上戸地籍に市が昭和45年頃埋めたてた廃棄物をめぐる問題で、市は新たに地権者2人と和解したことを報告しました。
市は今議会最終日に損害賠償などおよそ3800万円を補正予算案として追加提出するとしています。
この問題についてはこれまでに地権者1人と和解が成立していて残り4人とも話し合いを進めています。 -
芸大生が中学生の演奏指導
東京芸術大学の学生が伊那市内の中学校の吹奏楽部員を対象に演奏指導する講習会が17日、伊那市のいなっせで開かれました。
17日は、市内5つの中学校の吹奏楽部員およそ250人が、楽器や習熟度等に応じてグループに分かれ、指導を受けました。
東京芸術大学と伊那市は、旧高遠町出身の伊澤修二が、芸大の初代学長を務めたことが縁で交流を続けています。
17日は、音楽学部の学生およそ30人が講師を務めました。
このうちアルトサックスでは、芸大3年の中嶋紗也さんが正しい姿勢や音の出し方などを指導していました。
市では「日本のトップの音楽を求めている学生から学ぶことで、本物の音楽を感じてもらいたい」と話していました。 -
ナイスロード沿いに大型スーパー出店
伊那市境のナイスロード沿いに岐阜県に本社を置くスーパーマーケット、株式会社バローが出店を計画していることが18日分りました。
市によりますと出店するのは、岐阜県に本社を置くスーパーマーケット、バローで計画地は、伊那市境のナイスロード沿いです。
これは18日伊那市役所で開かれた、伊那市議会経済建設委員会で明らかになったものです。
去年7月に伊那市がまとめた店舗面積1千平方メートル以上の新規出店を対象にした指導要綱制定後、初の大型店の出店となります。
今月13日に大規模小売店舗立地法と伊那市の新規出店指導要綱に基づく説明会を伊那市内で開催し住民およそ30人が参加したということです。
敷地はおよそ9千平方メートル、売り場面積は2千平方メートルで駐車台数は、159台となっています。
今年7月に工事を着工、完成は11月、開店は来年1月を予定していて県内では6店舗目となります。
バローでは地元雇用としてパートを60人採用するほか地元農産物の導入を計画しているということです。 -
伊那市商工業振興条例改正案 委員会で可決
伊那市議会経済建設委員会が18日、伊那市役所で開かれ、補助金を交付した新規企業が撤退する際その返還を求めることができるとする条例改正案が賛成多数で可決されました。
伊那市商工業振興条例の改正案では、市が補助金を交付した新規企業が操業開始から5年以内に撤退した場合、補助金の総額の10分の1または、撤退した前年度の補助金の2分の1以内のどちらか多い額を返還させることができるとしています。
市議会経済建設委員会でこの改正案は、賛成5、反対1で可決されました。
条例改正について市では撤退についてのペナルティではないとして、今後の企業誘致に影響が出ないよう配慮していくとしています。 -
小学生が自転車運転の技術競う
自転車の運転技術を競う「交通安全子ども自転車大会」が17日、伊那市の富県小学校で開かれました。
大会は、自転車の安全走行に関する知識と技術を身につけてもらおうと毎年開かれています。
伊那市内で自転車クラブがあるのは富県小学校だけで、17日はクラブのメンバー13人が参加しました。
参加者は、8の字走行やデコボコ道走行、S字走行などの運転技術を競いました。
子ども達は、真剣な表情で競技を行っていました。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は「知識と技術を身に付け交通安全に興味を持ってもらい、交通事故がおきないようにしてほしい」と話していました。
大会の結果、6年の仲村颯真君が優勝しました。
上位5人は、7月7日に長野市のエムウエーブで開かれる県大会に出場します。 -
第8回 伊那経営フォーラム
社団法人伊那青年会議所が主催する第8回伊那経営フォーラムが、16日、伊那文化会館で開かれました。
会場には、県内外から500人ほどが参加しました。
パネルディスカッションでは、上高井郡小布施町の枡一市村酒造場社長のセーラ・マリ・カミングスさんと、白鳥孝伊那市長、伊那食品工業会長の塚越寛さんが、「この地域が持つ最大の資源」と題して話をしました。
セーラさんは「気づいたときからでも遅くないので、大事だと思ったことはチャレンジして守る。70代から80代になった人、先輩達の素晴らしさが伝えられるように、20代の人と70代の人たちをつなげる必要がある」と話していました。
塚越さんは「自分達の地域の優れた景観は、毎日見ていると気付かないが、写真などを通して客観的にみるとよいところだと分かります。実際にそういう景色が毎年少なくなっている事は確か。前は素晴らしい景色だったと思って翌年行ってみると、倉庫ができていたり。それは自由だからいいのですけれど、できたら、景観的にどうかな、ということを考えながらやれるような市民が育てば、その市は美しい市になるんだろうと思うんです」と話していました。
白鳥市長は、「伊那に住んでいる人は、皆、自慢できるいい場所を持っている。そういった場所は、いき過ぎた開発があれば戻すとか、今ある良さを次の世代にきちんと伝えていくといったことを、市民全員が同じ思いでやっていくことが大切ですよね」と話していました。 -
昔懐かしい「伊那町めぐりの歌」歌う集い
1916年大正5年につくられたといわれている、「伊那町めぐりの歌」を歌う集いが16日、伊那市の伊那図書館で開かれました。
この集いは伊那市駅開業100周年の企画展を開いている伊那図書館が、当時の様子を振り返ろうと開いたものです。
会場には15人が集まり、参加者はメロディーを思いだしながら歌を歌いました。
この歌は1916年大正5年に当時の伊那小学校教諭らが作ったもので、伊那小の音楽の時間に歌われていました。
しかし時代の流れとともに忘れられ歌える人が少なくなっています。
まだ伊那市が伊那町だったころ「町へ行く」といえば商店街に買い物に行くという意味だったということで、歌詞には市内の地名や建築物の名称がでてきて当時の賑わいを感じることができます。
伊那市文化財審議委員で伊那小に通い、この歌を歌っていた久保村覚人さんは、「校歌と違い、授業でしか歌われなかったが、心に残っている」と話します。
参加者は、子どもの頃に歌った、思い出の歌を歌いながら、当時を懐かしんでいました。 -
高遠の四季展 最高賞に山本さん「杖突街道を南へ」
3年に1度全国公募で行われる「信州伊那高遠の四季展」の最高賞に、塩尻市の山本達治さんの洋画「杖突街道を南へ」が選ばれました。
16日は審査結果の発表が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で行われ、入賞作品が紹介されました。
「信州伊那高遠の四季展」は、3年に1度、全国公募で行われている展示会で、15日から16日にかけて審査が行われました。
最高賞の「信州伊那高遠大賞」には、塩尻市の山本達治さんの洋画「杖突街道を南へ」が選ばれました。
審査員によりますと、手前を暗くしたことで、中央の田園を際立たせている点など、全体的な構図や色使いが評価されたということです。
銀賞の「伊那市長賞」には、広島県の吉川紀久代さんの日本画「夜陰」が選ばれています。
銅賞の「信州高遠美術館賞」には、愛知県の大澤勝弘さんの洋画「終着」と、茅野市の五味仁さんの洋画「伊那市駅周辺風景」、岡谷市の船本達也さんの洋画 「夕立後の藤沢川沿い集落」が選ばれています。
今回は、前回より160点少ない327点の応募でしたが、日本藝術院会員で、日展常任理事の塗師祥一郎審査委員長は「全体的にレベルが高く、粒ぞろい。どの作品も現場をよく見て描いている」と評価しています。
今回の審査では入賞の他に、奨励15点、秀作30点、入選172点が選ばれています。
第5回信州伊那高遠の四季展実行委員会の登内孝委員長は「素晴らしい作品が選ばれた。ぜひ多くの方に見ていただきたい」と話していました。
第5回信州伊那高遠の四季展は7月28日から9月2日まで、信州高遠美術館を中心に市内の6会場で開かれます。 -
チョークアート展
岡谷市在住のチョークアーティスト、伊東美和さんによる展示会が伊那市荒井のタウンステーション伊那まちで開かれています。
会場には30点ほどの作品が展示されています。
チョークアートは、黒板風の黒いボードにパステルなどを使って絵を描く手法です。
伊東さんは、オーストラリアでチョークアートと出会い、10年前から本格的に制作を始めました。
カラフルな色使いで立体的に描かれた絵に魅力を感じたといいます。
看版やメニュー風の作品の他にも、インテリアとして使うことができるプレートが展示されています。
伊東さんは、「チョークアートを知らない人が多いと思うので、会場で実際に見てもらって、どういうものなのかを知ってもらえたら」と話していました。
チョークアート展は30日までタウンステーション伊那まちで開かれていて、17日には体験ワークショップが行われる予定です。 -
たかずやの里と伊那市富県南福地の児童が交流
伊那市の児童養護施設たかずやの里の児童と富県南福地の児童が、16日たかずやの里で交流しました。
16日は、小学1年生から6年生までのたかずやの里の児童11人と南福地の児童22人が交流しました。
交流会は、南福地公民館が毎年開いています。
16日は雨のため、たかずやの里の体育館でレクリエーションを行いました。
児童らは○×クイズやお菓子のつかみ取りなどで交流しました。
お昼には、全員でカレーを食べました。
南福地公民館の北澤正宏さんは、「たかずやの里の東春近への移転の話がでているが、これからも交流を続けていきたい」と話していました。 -
こつこつ手仕事展
飯田下伊那地域の作家7組による展示会、こつこつ手仕事展が14日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場にはシルバーアクセサリーや木工家具、ガラス工芸、陶芸など7組の作家による作品250点ほどが展示されています。
日常で使える手作りのものをテーマに、それぞれの作品を持ち寄りました。
飯田や下伊那地域で活動をしている作家らが声を掛け合い活動の場を広げようと、初めて伊那で展示会を開きました。
陶芸の小林あづささんは、「日常で使うものは使い勝手を考えて、使いやすいものを作りたい」と話していました。
飯田下伊那地域の作家7組による、こつこつ手仕事展は19日火曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
災害時にバイクで情報収集・伝達
4月に発足した伊那市の災害バイク隊の初めての訓練が天竜川と三峰川合流点の河川敷で15日行われました。
斜度30度、高さ4メートルほどの段差を乗り越える訓練や斜面を走る訓練が行われました。
今年4月に発足した伊那市災害バイク隊は、市の職員でバイクが好きな8人で組織されました。
当面、個人が所有しているオフロード用バイクで対応します。
有事の際は、市長が召集し、4輪車が入れない場所での情報収集・伝達活動を行います。
バイク隊のメンバーは、30代から40代の若手職員で、バイク歴は、5年から30年以上と様々です。
隊長は、その中でもベテランの宮下宗親さんがつとめます。
訓練を終えたバイク隊は、初めての任務として、災害時に孤立する可能性がある高遠地区の山室周辺を偵察し、迂回路として使用可能な林道の情報収集を行いました。
バイク隊は、月に1回訓練をして、運転技術のレベルアップを図っていきたいとしています。 -
もみじちゃん 伊那市で啓発活動
箕輪町のイメージキャラクターもみじちゃんが、15日伊那市内で振り込め詐欺防止の啓発活動を行いました。
伊那警察署管内4市町村のイメージキャラクターは、今年4月に広報啓発活動大使に任命されています。
箕輪町のもみじちゃんが伊那市で、伊那市のい縲怩ネちゃんは、南箕輪村で、南箕輪村のまっくんは、辰野町で啓発活動に参加しました。
15日は、年金支給日に併せた県下一斉の振り込め詐欺防止を目指すATM集中警戒日です。
八十二銀行伊那支店では、伊那警察署や防犯ボランティア団体が銀行を利用する人たちにチラシなどを手渡しながら注意をよびかけていました。
伊那市になじみのないもみじちゃんでしたが、お年寄りや子どもに握手を求められるなどして人気を集めていました。 -
伊那市振興公社 花の苗配布
伊那市振興公社は、緑化推進事業の一環として15日と16日の2日間、花の苗を無料配布しています。
午後2時。
配布場所の伊那市ウエストスポーツパーク管理センターには、長蛇の列が出来ました。
苗の配布は、緑化推進と環境美化を目的に、昭和63年から毎年行われています。
今年は、1人につきサルビア10本とマリーゴールド5本、ペチュニア3本の合わせて18本が配られました。
今年は春先の気温が低かったことにより、1週間ほど遅い配布となりました。
毎年訪れているという人や、友人に聞いて今年初めて訪れた人など様々です。
伊那市振興公社では「ここ数年、家庭で花を育てる人が増えてきた。街が明るく元気になればうれしい」と話していました。
苗の配布は、16日も午後2時から行われます。 -
オープン前に 市民プール清掃
7月7日のオープンを前に伊那市民プールの清掃が13日、行われました。
梅雨の中休みとなったこの日は、青空の下、市の職員らがプール清掃を行いました。
水を抜いたプールには、オフシーズン中に泥や落ち葉がたまっていて、職員らはデッキブラシやスポンジを使って取り除いていきました。
今シーズンは、昨シーズンと同様、節電や経費節減のため夏休み期間を除き、土日のみの営業となる予定です。
市では、平日休みとする分、昨シーズンから営業期間を2週間ほど延長していて「残暑が厳しい場合はプールで涼をとってもらいたい」と話しています。
伊那市民プールは、7月7日オープンで、初日は無料開放されます。
今シーズンは9月9日までの営業予定です。 -
市長「信州そば発祥は高遠」
伊那市の白鳥孝市長は、信州そば発祥の地として高遠そばをブランド化していきたいとの考えを、14日示しました。
これは、14日開かれた伊那市議会6月定例会一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は、「高遠藩藩主だった保科正之がそば職人を山形・会津に連れて行き、そば切りを伝えている。信州そば発祥の地は、諸説あるが、伊那も、発祥の地として名乗りを上げていいのではないか」と話し、高遠そばのブランド化を目指すと答えました。
なお、14日は三笠宮寛仁さまの葬儀が営まれ、全国議長会から、弔意を示すよう要請がありました。
これを受けて伊那市議会では、市議会史上初めて、国旗に黒い幕をかけて、議会を開きました。 -
【カメラリポート】芝平の人達が伝える鍾乳洞
集団移住で廃村となった伊那市高遠町芝平の人々が語り伝えてきた、鍾乳洞を訪ねました。
芝平出身の北原厚さん。過疎による集団移住で芝平の土地を後にしました。
芝平の人たちが、語り伝えてきたという鍾乳洞が、高遠町長藤の御堂垣外にあるというので、伊那谷自然友の会のメンバーと一緒に案内してもらいました。 -
自分にあった子育てを
幼い子どもを持つ母親が子育てについて話し合う講座が15日からスタートしました。
主催者は、子育てに関して様々な価値観に触れてほしいと話しています。
講座は、飯田市のNPO法人が県の元気づくり支援金を活用して行うものです。
12人の定員のところ、10人が申し込んでいて、講座初日の今日は伊那市などから8人の母親が参加しました。
講座は、講義ではなく、母親同士が話し合い、子育てについてさまざまな価値観に触れ、良いアイディアを活かしていくというカナダ生まれの子育て支援プログラムで進められていきます。
15日は、「この場所で話したことは、他で話さない、自分と違う考えを否定しない」などのルールづくりなどをしました。
講座を主催するNPOでは「仲間づくりをして、様々な価値観と出会い、自分にあった子育てを見つけてほしい」と話しています。
講座は、8月まで8回計画されていて、次回からテーマに沿った意見交換がスタートします。
この講座は、秋にも計画されています。 -
伊那市中央の鈴木実さん、まり子さん夫婦展
伊那市中央の鈴木実さん、まり子さん夫妻による、絵画や木目込み人形などの展示会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
夫婦2人の作品展は、11年ぶり、2回目となります。
会場には、夫の実さんの油絵50点と、妻まり子さんの木目込み人形と、小麦粉粘土などで作った花「パンフラワー」の作品40点が並んでいます。
鈴木さん夫妻は、仕事の傍ら、趣味で作品を作ってきました。
二人そろっての展示会は2回目で、実さんが85歳、まり子さんが80歳になったことを記念して、11年ぶりに作品展を開きました。
鈴木実さん、まり子さんの夫婦展は、17日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市来年度からネーミングライツ実施へ
伊那市は来年度から、市が所有する体育施設や文化施設などの公共施設に、企業やキャラクター等の名前を付ける事ができる、命名権、ネーミングライツを実施します。
これは、13日開かれた伊那市議会6月定例会一般質問の中で、白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
ネーミングライツ(命名権)は、スポーツや文化施設に企業やキャラクター等の名前を付ける事ができる権利で、長野県などが実施しています。
市では財源の確保を目的にネーミングライツを実施する計画で8月を目途に、金額や契約年数、看板などの設置費用に関するガイドラインを作成し、対象施設のしぼり込みを行う計画です。
対象は、市が所有するスポーツ・文化施設、橋梁などとなる予定です。
市では広告に関する委員会を設置し、施設ごとの契約条件の審査をし、今年の秋から広告主の募集をする事にしています。
伊那市では、地域経済の活性化を図るため、市の公共施設を広告媒体として企業に有効活用してもらいたいと話しています。 -
通学路で交通安全呼びかけ
地域交通安全活動推進委員は12日、伊那市内の小学校や中学校の通学路で、ドライバーや児童生徒に、交通安全の呼びかけを行いました。
街頭啓発は、各地で登下校時の児童や生徒を巻きこんだ事故が発生している事を受け、ドライバーだけでなく、子供たちにも交通安全の意識を高めてもらおうと行われました。
この日は、下校時刻に合わせ、午後4時から推進委員や伊那警察署の署員、およそ20人が交通安全を呼び掛けるチラシと共に夜光反射材等を配りました。
伊那警察署によりますと、今年に入り、12日現在、管内で発生した人身事故は198件で、去年と比べ45件の減少となっています。
このうち、児童生徒が事故によりけがをした人数は、25人で、去年と比べ2人増となっています。
伊那署では、登下校時などは歩道を歩き、道を渡るときは車が来ないか、安全確認を徹底してほしいと呼び掛けていました。 -
小黒パーキング スマートインターチェンジ検討再開
伊那市は小黒川パーキングエリアをスマートインターチェンジとする取り組みを再開します。
これは、13日開かれた伊那市議会6月定例会一般質問の中で、白鳥孝市長が明らかにしました。
伊那市では、平成20年度から小黒川パーキングエリアのスマートインターチェンジ化について検討を進めてきした。
しかし、国で高速道路料金無料化が検討された事により、新たなスマートインターチェンジ整備に対する国の財源が不確定となった事から平成22年度に、市は整備事業を一時休止しました。
今回は、高速道路料金無料化が事実上廃案になった事などによる社会情勢の変化により、休止していた整備事業を再開します。
白鳥孝伊那市長は、再開にあたり「リニア駅整備に向けた道路ネットワーク構築や、伊那消防署の富士塚グラウンド周辺への移転による防災的な観点からも、高速道路へのアクセス時間の短縮などが求められている。
これらの事も含め、小黒川スマートインターチェンジの必要性が増している」と説明していました。
伊那市によりますと、8月にネクスコ中日本などとの勉強会を再開し、平成25年度に実施計画を策定、平成28年度中の供用開始を目指すとしています。 -
伊那市横山でクマの目撃情報
12日の朝6時30分頃、伊那市横山で、クマの目撃情報がありました。
目撃されたクマは1頭で、場所は伊那市横山のザゼンソウ群生地付近だということです。
伊那市によると、今年に入ってからのクマの目撃は初めてだということです。
市では、夏場はクマが畑の農作物を求めて人里へ近づきやすい時期になることから、注意を呼びかけています。 -
西町の土地「契約の解除含め検討したい」
伊那市の白鳥孝市長は、市土地開発公社が代金を支払ったにも関らず、土地の所有権が公社になっていない西町の土地について、「契約の解除を含めて検討したい」との考えを示しました。
これは、12日の伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
市土地開発公社が、平成11年に860万円で取得した西町城南町の畑について、所有者に代金が支払われているにも関らず、所有権の移転登記が完了されていないことについて質問がありました。
この土地は、農業振興地域内の農用地で、農振除外申請を行っていますが、優良農地と判断され、転用が認められていません。
白鳥市長は、「農地からの転用ができなければ、契約も履行できないので、契約の解除も含めて検討したい」と答弁しました。
議員は、その他、公社の、西春近や美篶青島などの土地取得でも問題があったのではないかと指摘していました。
12日の一般質問で白鳥市長は、市民をまちづくりの主役に据え、市民参加の仕組みや市民の権利、責任などを定める自治基本条例の制定に向けた研究を今年度内にスタートさせる考えも示しました。