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上伊那地区賛助会 傾聴ボランティア伊那が発表
シニア大学伊那支部のOBなどでつくる「上伊那地区賛助会」の今年度の集いが27日、伊那市のいなっせで開かれました。 賛助会は、それぞれの趣味や生きがいを大切にしながら、社会貢献に繋げようと活動しています。 この日は17のグループのうち、4つのグループが日ごろの活動を発表しました。 福祉施設などで傾聴活動をしている「傾聴ボランティア伊那」は、認知症の症状の1つ“物とられ妄想”のやり取りを実際に披露しました。 「財布がない。誰かにとられたかもしれない」と騒ぐ姑に、嫁はどのような対応をしたらいいのかという内容を発表しました。 メンバーは「最初から指摘すると自分の事を否定されたと思ってしまう。まずはしっかり受け止めてあげることが大切」と話していました。 上伊那地区賛助会は、シニア大学のOBを中心におよそ300人が会員となって活動しています。
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特殊詐欺被害3件防ぎ セブンイレブン伊那狐島店に感謝状
9月から10月にかけて3件の特殊詐欺を未然に防いだとして、伊那市のセブンイレブン伊那狐島店に26日、感謝状が贈られました。 この日は伊那警察署で特殊詐欺被害抑止緊急対策会議が開かれ、会議の冒頭で、セブンイレブン狐島店の原誠オーナーと細田栄聖店長に内川政澄署長から感謝状が手渡されました。 セブンイレブン伊那狐島店では、9月から10月までに3件の特殊詐欺被害を未然に防いだということです。 3件はいずれも、市内在住の男性が、高額な電子マネーを購入しようと店に訪れたところ、細田店長やパート従業員の女性が伊那警察署に相談するように促したものです。 男性客は、それぞれ購入方法に迷っていたり買った電子マネーに記載されていた番号をFAXで送ろうとしていたということです。 原オーナーは「今後も従業員としっかり話し合い被害者が出ないように努めたい」と話していました。 緊急対策会議には管内のコンビニエンスストアの店長など13人が参加し、コンビニの機械を使った特殊詐欺被害の手口などの説明を聞きました。 伊那警察署によりますと、コンビニで支払う電子マネーを使った詐欺は今年に入って増加傾向にあり、今後も様々な手口が予想されるため、引き続き各店舗に詐欺被害防止の協力を求めていくということです。
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野菜販売や朝食提供「いなまち朝マルシェ」賑わう
伊那谷の有機野菜の販売や朝食を提供する「いなまち朝マルシェ」が25日、伊那市のセントラルパークで行われました。 いなまち朝マルシェは商店街や農家の有志でつくる実行委員会が食を通して地域の交流や活性化につなげようと行っているものです。6月から月に1回開催され今回は 収穫祭として有機野菜の販売などが行われました。 また東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市で捕れたさんまの販売も行われ人気を呼んでいました。 会場にはテーブルとイスが設置され訪れた人たちがくつろぎながら食事を楽しんでいました。 いなまち朝マルシェは、心を豊かにするライフスタイルを提案しようと始められたもので今年は今回が最後となります。 実行委員会では「回を重ねるごとに訪れる人も増えこの催しも定着しつつある」として来年も継続していく考えです。
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元義勇軍が植えた亡き友供養の菊が咲く
同じく満蒙開拓青少年義勇軍として満州に渡った伊那市小沢の辻元武良さんの畑では今年も亡き友の供養のために植えた菊が花を咲かせました。 辻元さんは現在90歳。 昭和18年、18歳の時に義勇軍に志願し満州で国境警備にあたりました。 終戦後ソ連の捕虜となり丸3年、シベリアで抑留生活を送った辻元さんは「戦後70年というが、私にとっては戦争が終わって67年。亡くなった人に戦後はない。」と話します。 辻元さんはシベリアで亡くなった友を供養しようと毎年育てた菊を靖国神社に行き供えていました。 高齢となり「いつまでできるか分からないが、体が動く限り友の供養を続けていきたい。」と話していました。
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伊那北高卒業で竹中工務店社長の宮下さんが講演
5大ドーム球場を施工したスーパーゼネコン5社の一つ、竹中工務店の宮下正裕社長が、17日伊那市長谷の仙流荘で講演しました。 伊那北高校を昭和40年3月に卒業した17回生の同窓会「いちなな会」。 17日、伊那市長谷の仙流荘で50周年の記念事業が行われました。 いちなな会メンバーは現在68歳か69歳。 261人の同窓生のうち、全国から76人が出席しました。 その中の1人が竹中工務店社長の宮下正裕さんです。 宮下さんは、2013年に初の創業家以外からの社長に就任しました。 伊那市中央区出身で現在は神奈川県横浜市に住んでいます。 同窓生を前に講演した宮下さんは、都市開発の歴史や現状と課題、建築の可能性などについて話しました。 趣味は、野菜づくりということで、「畑づくりとまちづくりは同じ。最初の構想力が一番肝心だ」とまとめました。
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中病で災害拠点病院訓練
伊那市の伊那中央病院は、大規模地震を想定した災害拠点病院としての訓練を、24日に行いました 訓練は、午後8時に伊那谷断層帯を震源とする震度7の地震が発生したとの想定で行われました。 伊那中央病院は、災害時に地域の拠点病院として24時間被災者を受け入れる、県の災害拠点病院に指定されています。 訓練では、全体の流れを把握するための机上シミュレーションを行いました。 まず、負傷者が運ばれてくると、ケガの度合いによって色分けし治療の優先順位を決めるトリアージを行いました。 待機していた各病棟に患者が運ばれてくると、マニュアルにそって対応していました。 訓練では、今年度導入した階段避難車の他2次トリアージの訓練なども行われ、200人を超える職員が参加していました。
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富県桜井区で公民館感謝祭
老朽化に伴い来年建て替えられる伊那市富県の桜井研修センターで、公民館感謝祭とやきいも大会が25日、行われました。 桜井区の公民館として活用され、建設から53年が経過し来年建て替えられることになりました。 こうしたことから公民館に感謝しようと、地区住民およそ150人が集まりました。 地区の中学生たちが「天神様や夏祭り、遊び場などとして利用した。今後さらに素晴らしい場所になって欲しい」と思い出を発表していました。 25日は、焼き芋や豚汁などが振る舞われ区民が交流を深めながら味わっていました。 春日隆美区長は「これからは若い人たちが新しい公民館を拠点に活動してもらい地域を守ってもらいたい」と話していました。
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バナナの叩き売りなど人気イベントで賑わう
伊那市中央区の区民文化祭が25日中央区公民館で行われバナナの叩き売りなど区民手作りのイベントで賑わいました。 威勢の良い掛け声でバナナの叩き売りを行ったのは地区の名物おじさんこと、坂元洋さんです。 坂元さんは数年前から区民文化祭でバナナの叩き売りをするようになり、今では欠かせないイベントのひとつとなっています。 集まった人たちとの値段交渉ではユーモラスな語りで笑いを誘っていました。 中央区区民文化祭は今年で27回目で飲食販売コーナーや絵画などの作品展示が行われました。 押し花体験では、用意された花びらなどを紙に乗せ集まった人たちが思い思いの栞を作っていました。 宮下信一区長は「楽しいイベントを開催することができたのも区民の協力のおかげです。子どもからお年寄りまで交流する賑やかな文化祭にすることができました。」と話していました。
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創造館自主制作映画祭 開催
東京や大阪で活動する自主制作映像作家の作品と、伊那で制作された映像作品を同時上映する「創造館自主制作映画祭」が、24日、行われました。 映画祭には、東京と大阪で活動する自主映画制作作家の作品17本と、上伊那で撮影された作品4本が上映されました。 伊那谷から新しい映像文化を発信していこうと開かれたもので、アニメやコメディ、ドキュメンタリーなど様々なジャンルのショートムービーが上演されました。 このうち、伊那市で撮影された「実録・おやじの背中」は、休日の父親の1日を作品にしています。 他にも、35年前に制作された戦隊ものの作品もありました。 主催した創造館の捧剛太館長は、「誰でも簡単に動画撮影できるようになった今、伊那谷から新しい映像作品が出てきてほしい」と話していました。
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気仙沼直送サンマ あす伊那で販売
東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市出身者でつくるグループ「リアス気仙沼」は25日伊那市で開かれる「いなまち朝マルシェ」で、故郷で水揚げされたサンマを販売します。 24日は、伊那市のますみヶ丘平地林で開かれたイベントで一足はやく参加者に焼きサンマを振る舞いました。 リアス気仙沼は、震災で被災した故郷を応援しようと活動している、東京などに暮らす気仙沼出身者のグループです。 伊那市在住の野溝清美さんもメンバーの一人で、去年から気仙沼直送のサンマを販売しています。 今年のサンマ漁は不漁で水揚量は去年と比べ半分程で販売できるか心配されました。 しかし23日はこれまでの不漁と打って変わり、気仙沼市魚市場には、470トン近くのサンマが水揚げされ、伊那での販売分を確保する事ができました。 気仙沼直送のサンマは25日、午前10時から伊那市のセントラルパークで開かれる「いなまち朝マルシェ」で販売されます。 焼きサンマと生サンマ合わせて500本を予定していて、価格は1本200円です。
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伊那市 給食の食物アレルギー対策強化の方針
伊那市総合教育会議が21日に開かれ、白鳥市長は、給食の食物アレルギー対策を強化していくとの考えを示しました。 総合教育会議で委員から学校給食について、「アレルギー対応の職員体制の充実を図ってほしい」との意見がありました。 これに対し白鳥市長は「市内を3つ程度のブロックに分け、拠点となる調理場と調理員を配置してアレルギー 対応を強化していきたい」と話しました。 現在、伊那市では各学校の調理師がアレルギーの原因物質を取り除いたり、変わりの給食を作るなどの対応を取っています。 白鳥市長は、「場合によっては保育園の給食も視野にいれ、近い将来実現したい」と話していました。
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伊那北小学校 親子協楽の日
伊那市の伊那北小学校で「親子協楽の日」が24日行われ、児童とその保護者が工作や料理などを楽しみました。 「親子協楽の日」は、さまざまな体験を通じて親子で交流を深めようと伊那北小PTAが毎年行っています。 地域住民を講師に招き、13の講座が開かれました。 このうち森の出前講座では、学校近くの森で拾った枝などを使って自由に作品を作っていました。
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伊那谷ゆかりの日本画家 秀畝・芝田・孝坪・微笑作品展
伊那谷ゆかりの日本画家、池上秀畝・小坂芝田・江崎孝坪・登内微笑の作品展が24日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、4人の日本画家の作品65点が並んでいます。 作品はすべて、伊那市を中心に上伊那地域の個人が所蔵しているものです。 明治7年高遠町生まれの池上秀畝は山水や花鳥図を得意とし、中央の文展や帝展で活躍しました。 明治5年小沢生まれの小坂芝田は、中国の南宋画に写実的要素を取り入れた作品を生み出しました。 明治37年高遠町生まれの江崎孝坪は歴史人物画などを描き、小説の挿絵・装丁などで活躍しました。 明治24年東京生まれで幼少期を手良で過ごした登内微笑は、帝展などで活躍する傍ら京都で襖絵の復元模写に従事しました。 この作品展は、地域の作家の作品を広く一般に見てもらおうと伊那文化会館が開きました。 この作品展は、11月15日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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美篶笠原のため池でブラックバスの駆除
伊那市美篶笠原の住民は、地域にあるため池で外来魚ブラックバスが繁殖していることから、24日、駆除作業を行いました。 24日は、笠原にある馬場堤に地域住民と天竜川漁業協同組合の職員10人ほどが集まり、ブラックバスを駆除しました。 馬場堤は、笠原地区に7つある灌漑用の堤の1つで、地域住民でつくる笠原財産区管理組合が管理しています。 10年ほど前から目撃されるようになり、ここ5年ほどで急激に増えたということです。 この日のために5日前から水を抜いていて、泥の中からブラックバスの他、元々いた鯉や鮒を網ですくっていました。 ブラックバスは、他の魚よりも成長が早いということで、今年生まれたと思われる5センチほどのものが多くいました。 ブラックバスをはじめとする特定外来生物は、生きたまま別の場所へ移すことなどが法律で規制されています。 1時間半ほどで100匹以上を駆除できたということで、天竜川漁協では、「外来魚が生息していること自体が問題。天竜川に流れていく前に止められてよかった」と話していました。
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第13回邦楽演奏会
箏や尺八の音色が響く邦楽演奏会が18日伊那市のいなっせで開かれました。 演奏会は2年に一度開かれていて今年で13回になります。 伊那三曲協会が開いていて、今回は会員約100人がそれぞれグループに分かれて14曲を披露しました。 このうち箏や尺八、17絃に歌が入る野村正峰作曲の五丈原は、土井晩翠の詩より、王道精神のため一生を捧げた物語をうたにしたものです。 中国の五丈原に出兵した総指揮官「孔明」が戦いの最中病に倒れ陣営が悲しんでいる情景を主題にしているということです。 伊那三曲協会の牛山伶鶯会長は、「1人でも多くの人に日本伝統の邦楽に関心を持ってもらえたらうれしい」と話していました。
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アステラス製薬がパンセの会に車いす移送車寄贈
東京都に本社を置き医薬品の製造・販売を行うアステラス製薬株式会社は、NPO法人パンセの会に車いす移送車1台を、23日、寄贈しました。 23日は、アステラス製薬の高橋勇二統括室長ら5人が、パンセの会が運営する伊那市東春近のグループホームもりハウスを訪れました。 贈られた車いす移送車は、ワンボックスタイプで、車いすに乗ったまま乗り降りすることができます。 アステラス製薬では、社会貢献活動の一環として平成9年から毎年車いす移送車を全国各地の福祉施設に寄贈していて、今年は6台総額1,500万円分を送りました。 NPO法人パンセの会は、重度身体障がい者やその家族の集まりで、ほとんどの人が車いすを利用しています。 送迎には、家族やスタッフの自家用車を使用していたということでパンセの会では、「乗り降りが楽になりありがたいです」と感謝していました。
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信州こころん 新そば祭り
伊那市東春近の県指定障害者就労支援施設「信州こころん」の新そば祭りが、23日と24日の2日間行われています。 会場では、高遠町で収穫したそばの実を使った蕎麦が振る舞われています。 信州こころんは、障害者就労支援施設として3年前に建てられ、利用者が接客や調理などを行う蕎麦店を営業しています。 新そば祭りは、普段の仕事の様子を地域の人に見てもらおうと行われています。 訪れた人は打ちたての蕎麦を味わっていました。 また会場では、利用者が育てた野菜や果物の直売も行われています。 新そば祭りは24日までで、時間は午前10時から午後2時30分までです。 蕎麦は1人前1,000円で、バイキング形式の料理も一緒に味わうことができます。
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伊那ワイン工房で「山紫」 醸造進む
伊那市と信州大学農学部が共同で開発したワイン「山紫」の醸造が、伊那市美篶の伊那ワイン工房で行われています。 今年は去年より170キロ程多く収穫でき、醸造も順調に進んでいます。 今年、山紫に使うブドウは、市内3軒の農家から817キロが持ち込まれました。 伊那ワイン工房では9月から醸造を行っていて、23日は機械を使って果汁を絞り出す作業を行いました。 伊那市と信州大学農学部が共同で開発したワイン「山紫」の醸造を伊那ワイン工房で行うのは今年で2年目です。 この日は、山紫が栽培から販売まで完全伊那産にこだわっていることから伊那市の魅力を発信するプロモーション映像「イーナ・ムービーズ」の撮影も行われました。 代表の村田純さんは今年の山紫について「よく熟していて穏やかな酸味が楽しめると思う」と話していました。 山紫は来年6月頃販売される予定です。
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伊那愛石会 55周年記念水石展24・25日開催
天竜川水系の川で集めた石を展示する、伊那愛石会の55周年記念水石展が24日と25日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には、会員16人の作品32点が並んでいます。 伊那愛石会では、三峰川や小黒川などの天竜川水系の川に行き、山や岩、滝など自然の風景を連想できる石を集めています。 毎年会員による審査も行われ、伊那ケーブルテレビジョン賞には、伊那市荒井の小松律子さんの石が選ばれました。 伊那愛石会の水石展は、24日と25日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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伊那市地方創生総合戦略審議会 答申
伊那市地方創生総合戦略審議会は、検討してきた地方創生人口ビジョン・総合戦略案を、22日、白鳥孝市長に答申しました。 22日は審議会の伊藤清会長らが市役所を訪れ、白鳥市長に答申しました。 審議会では今年4月から6回にわたり、人口ビジョン・総合戦略案を検討してきました。 計画の期間は、平成31年度までの5年間となっています。 総合戦略では、合計特殊出生率の増加、転出抑制と転入増加、しごとづくりと雇用の確保、産業振興と地域活性化を進めるとしています。 伊藤会長は「日本を支えるモデル地域構想の助けにしてほしい」と話していました。 白鳥市長は「答申をもとに、新しい地方の姿、可能性のある地域の未来像を作っていきたい」と話していました。 人口ビジョン・総合戦略は10月中に策定し、戦略については、今後も審議会が進捗状況を審議するということです。
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パンセの会 チャリティ映画上映会 31日に
重度身体障がい者やその家族などでつくるNPO法人パンセの会は、グループホーム建設の資金にあてようと、31日に、チャリティの映画上映会を開きます。 上映会は、31日(土)に、伊那市の旭座で開かれます。 午前10時から、細田守監督作品で「バケモノの子」、午後2時から磯村一路監督作品の「おかあさんの木」を上映します。 パンセの会では、重度身体障がい者のグループホーム建設を目指しています。 2012年から本格的に資金集めをはじめ、映画上映会などを開いて活動資金を積み立てています。 建設の補助金を県に申請し審査も通ったということですが、国の方針転換により、補助財源が大幅に削減され、今年度、パンセの会への補助は予算計上されませんでした。 県からの補助は白紙に戻りましたが、会では、当事者や家族から資金を集めたり、借り入れ金を財源に、建設にむけ準備を進めています。 しかし目標額の3000万円には程遠い額しか集まっていません。 チャリティ上映会は、その建設費用に充てようと行っていて4年目です。 イベントなどが重なったせいか、今年はチケットの売れ行きが心配だということで、パンセの会では多くの来場を呼び掛けていました。 チャリティ上映会は31日(土)に伊那市の旭座で開かれ、料金は一人千円となっています。
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伊那市 新宿との森林保全で会長賞
伊那市は友好都市・新宿区との森林保全活動などが認められ、「ふれあいの森林づくり」国土緑化推進機構 会長賞を受賞しました。 22日は、伊那市役所で、定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が受賞を報告しました。 伊那市が受賞したのは、緑化推進に顕著な実績をあげた市町村などに贈られる「ふれあいの森林づくり」国土緑化推進機構会長賞です。 全国4団体のうちの一つに選ばれました。 伊那市と、友好都市の新宿区は、平成20年に協定を締結し、新宿区が伊那市内の森林整備に出資し、二酸化炭素の吸収量を増加させるカーボンオフセットの取り組みを続けています。 カーボンオフセットの協定は自治体間では全国初で、間伐で出た木材は、おもちゃなどに加工され、新宿区の新生児にウッドスタートとしてプレゼントされています。 他に、東京都立高校の生徒たちが、西春近の森林で整備作業をする活動も続けられています。 白鳥市長は、「都会の企業に伊那市内の森林整備に出資してもらうことも検討している。都市から地方に資本が流れる仕組みをつくり、日本中に広まるようにしたい」と話していました。
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中央構造線板山露頭の会 ミヤマシジミについての勉強会
板山露頭の整備作業などを行っている伊那市高遠町の「中央構造線板山露頭の会」は、絶滅危惧種に指定されているチョウ、ミヤマシジミについて学ぶための勉強会を、11日板山露頭展望台で開きました。 勉強会には、会員と地元の小中学生などおよそ50人が参加しました。 講師は、ミヤマシジミの研究を行っている信州大学の中村寛志特任教授と江田慧子助教が務めました。 今年の夏に、会員が展望台にミヤマシジミのエサとなるコマツナギが生えているのを確認し、板山露頭を訪れた人がミヤマシジミを見ていることから、会でもミヤマシジミの保全活動を行おうと今回勉強会を開きました。 この日は、現地でコマツナギの植生を確認した後、集会所で説明を聞きました。 江田助教授によりますと、これまでミヤマシジミは長野県・山梨県・静岡県の3県に生息していると言われていましたが、9月の最新の調査でほぼ長野県にしか生息していないことが分かったということです。 中でも南信では多く確認されていて、南信での生息が減ってしまうと安定的な観察が難しくなると説明しました。 板山露頭の会では、今後も展望台の整備を続けてミヤマシジミの生息地を守っていきたいとしています。
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伊那地域定住自立圏連絡協議会が発足
伊那地域定住自立圏連絡協議会が、22日に発足し、伊那市、箕輪町、南箕輪村で、空き家対策、地域公共交通、人材育成を3本柱に連携して取り組む協定事項が確認されました。 伊那市の白鳥孝市長、箕輪町の白鳥政徳町長、南箕輪村の唐木一直村長が出席し、1回目の協議会が開かれました。 今年6月、伊那市は中心市宣言を行いました。 これに賛同する近隣市町村と共にひとつの定住自立圏を形成すると、対象事業に国からの交付金を受ける事ができます。 この日は連携して取り組む事項について非公開で検討が行われました。 連携して取り組む事項は、3市町村が協同して情報発信を行う「空き家対策」、伊那中央病院を核として3市町村をまたがる「地域公共交通網の整備」、市町村職員の「人材育成」の3本柱で進めていく事が確認されたという事です。 白鳥市長は「いずれは上伊那広域に広げていきたい」と話しました。 白鳥町長は「町単独でできない事が広域でできるのは有意義な事」と話し、唐木村長は「制度を活用しながら地域が発展する事を期待したい」と話しました。 12月の各市町村の議会での議決を経たのち、来年1月に定住自立圏の協定を締結する計画です。
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イーナちゃん駅伝カーニバル 西春近総合優勝
第33回市民駅伝イーナちゃん駅伝カーニバル2015が12日、富士塚スポーツ公園運動場で開かれ西春近が8回目の総合優勝を果たしました。 今年の市民駅伝には、市内10地区から141人と、オープン参加の127人、合わせて268人が出場しました。 参加者は、園児と小学生が参加する子どもの部と、中学生以上が参加する地区の部、選手2人以上で参加するオープンの部に分かれ、順位を競いました。 このうち、子供の部では、3・4キロのコースを園児と小学生5人がタスキで繋ぎました。 大会の結果、子供の部2位、地区の部1位の西春近が総合優勝をはたしました。なお、オープン参加の部ではかんてんぱぱRCが優勝しました。
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特別展「戦後70年 戦争と残影」
地域に残る戦争に関する資料を集めた特別展「戦後70年 戦争の残影」が21日から伊那市の高遠町歴史博物館で始まりました。 「戦後70年 戦争の残影」は、地域に残る資料から犠牲になった人達の思いや平和について改めて考えるきっかけにしてもらおうと企画されました。 会場には、高遠町歴史博物館や中川村教育委員会、個人等が所蔵する資料76点が展示されています。 これは戦時中、鉾持神社の参道で撮影されもので出征する兵士とそれを見送る人達です。 また、この木札は兵隊として出征し戦死した家に掲げられたものだという事です。 会場には今回の企画に合わせ、市内から募集した出征兵士とその家族の写真11枚が、展示されています。父親の出征時の写真を提供した伊藤光廣さんです。 この他に、シンガポール陥落後の昭和17年に当時の小学生が書いた作文も展示されています。 「特別展 戦後70年 戦争の残影」は、12月6日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
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大芝高原でフラダンスの練習
伊那市狐島を拠点に活動しているフラダンス教室「レフア・マカ・ノエ フラスタジオ」は、11月の発表会に向けて、南箕輪村の大芝高原で全体練習を18日に行いました。 フラには、自然をたたえ、人を思いやる意味があるということで、自然の中で気持ちを一つにしようと屋外で練習が行われました。 レフア・マカ・ノエ フラスタジオは、伊藤紀子さんが主宰するフラダンス教室で、11月14日に駒ケ根市文化会館で発表会を開きます。 教室には、小学1年生から70代までの女性60人が学んでいて、発表会は2回目です。 主宰の伊藤さんは、ハワイの師匠から本格的なフラを受け継いでいるということです。 発表会は、11月14日午後1時から駒ケ根市文化会館大ホールで入場無料で開かれます。
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上伊那医師会附属准看護学院で戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で、21日に戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 戴帽式を迎えたのは、今年4月に入学した1年生です。 上伊那を中心とした18歳から50代前半までの36人です。 戴帽式は、半年間基礎教科を学んだ学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。 学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された火を一人ひとり受け取りました。 全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 学生を代表して辰野町の原明日華さんは「半年間の学習で、看護の奥深さと厳しさ、責任の重さを実感した。初心を忘れず努力を重ねます」と謝辞を述べました。 1年生は来年2月から伊那中央病院、昭和伊南総合病院、辰野病院で実習を行う事になっています。
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新しい伊那公民館の建物完成し開館式
老朽化に伴い建て替えが行われていた伊那市の伊那公民館の建物が完成し、21日に開館式が行われました。 新しい伊那公民館は、伊那市中央の旧伊那公民館隣、伊那市民会館跡地に建設されました。 玄関部分は吹き抜けのロビーになっていて、談話スペースや自習スペースが設けられました。 1階には、研修室が3部屋、調理ができる実習室、工作や陶芸などに利用できる創作室があります。 2階は270人が入る事ができるステージつきの講堂の他、和室を含む4つの研修室があります。 開館式で白鳥孝市長は「市内9つの公民館の中でも基幹的役割を担う公民館。生涯学習など活発に使われることを期待したい」と挨拶しました。 総事業費は約6億円、鉄筋コンクリートと鉄骨造りの2階建てで、延床面積は1,800平方メートルです。 これまでなかったプレイルームも設けられました。 伊那公民館では、小さな子供を持つ母親と高齢者が一緒に交流できる場所として活用したいという事です。 伊那公民館では、22日と23日の2日間、自由に入る事ができる見学会を開き、24日(土)から利用を開始します。
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ねんりんピック 高林さんと北原さんが奨励賞
先月千曲市で行われた信州ねんりんピックの「長野県高齢者作品展」で、伊那市の高林千尋さんと北原正明さんが奨励賞を受賞しました。 19日は伊那合同庁舎で表彰が行われ、2人に賞状が贈られました。 伊那市西箕輪の高林千尋さんは、日本画部門に出品し、奨励賞を受賞しました。 作品は「朝もや」で、霧がかかった諏訪湖をイメージして描いたということです。 伊那市境の北原正明さんは、手工芸部門に出品し、奨励賞を受賞しました。 作品は「般若の面」で、銅板を加工して作ったもので、制作には10日ほどかかったということです。 信州ねんりんピックは長野県長寿社会開発センターが高齢者の生きがいづくりや社会参加を促進しようと行っているもので、作品展には県内から270点の応募がありました。