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伊那市中学生サミット
伊那市内の中学校6校の生徒会役員が情報交換する第4回伊那市中学生サミットが8日市役所で開かれました。 サミットは、生徒会同士が情報交換と交流を通じ、視野を広げ、連帯感も高めようと伊那市教育委員会が開きました。 市内6校の生徒会役員が市役所の第一委員会室で紹介DVDを見たり、それぞれの取り組みを紹介しました。 西箕輪中は、人権宣言やふるさとCMづくりに取り組んでいることを発表しました。 質疑応答では、市内全体に広げ、伊那市中学生人権宣言を制定したらどうかという意見がありました。 長谷中は、ジオパーク学習に取り組んでいることや、中央構造線を紹介しました。 高遠中は、花見期間中のおもてなしの紹介をし、第1回信州おもてなし大賞を受賞したことも報告しました。 春富中は、伝統の信用販売について紹介し、伊那市の良さは、人のあたたかさだと発表しました。 東部中は、職場体験学習から学んだことや、東日本大震災の被災地と交流するさくらプロジェクトを紹介しました。 伊那中は、製造業ご当地お土産プロジェクトに参加して、伊那中発の伊那市の魅力を考えていきたいとしました。 現在、プロジェクトのメンバーと打ち合わせが進められているということです。 白鳥孝市長は、1校の発表が終わるたびにコメントし、最後は、「すばらしい中学生たちだと感じた。伊那を日本を支えるモデル地域にするために一緒に生きていこう。」と締めくくりました。
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伊那市難病患者等福祉金 引き下げ適当と答申
伊那市医療政策審議会は6日、6月に白鳥孝市長から諮問のあった難病患者の福祉金の見直しについて、「引き下げは適当」との答申をしました。 この日は、伊那市医療政策審議会の竹中則子会長と兼子敦彦副会長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に答申書を手渡しました。 福祉金については、伊那市の年間学、6万円に対して、県内の他の市は、1万円から1万5千円。 あるいは制度がないところもあります。 諮問では段階的に引き下げ、平成28年度には1万円にするとしています。 審議会では「見直しは適当」とし、附帯意見として、「金銭による支援ではなく、就労や福祉などに対しての専門的な職員の配置や、患者の精神的な負担軽減となる支援に力を入れること」などをあげています。 伊那市の平成25年度の福祉金支給の対象者は350人となっていて、国の医療制度改革により、 その数は570人にまで増える見通しです。
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ミノワオールスター ソフトボール全国大会出場
29日から兵庫県で開かれる第11回全日本一般男子ソフトボール大会に、箕輪町のミノワオールスターが出場します。 8日は、代表の山浦秀一さんが箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に出場の挨拶をしました。 ミノワオールスターが全国大会に出場するのは8年連続9回目です。 メンバーは辰野町から駒ヶ根市までの26人で、週に3回番場原第一運動場などで練習をしています。 平澤豊満町長は、「暑い中ですが、皆さんの活躍に期待しています」と激励しました。 ミノワオールスターは、30日に、群馬県代表と和歌山県代表の勝者と対戦するということです。
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行楽シーズンに合わせて安全運転啓発活動
行楽客が増える時期に合わせてドライバーに安全運転を呼び掛ける啓発活動が、伊那市西箕輪与地の国道361号沿いで8日行われました。 この日は、伊那警察署の署員と伊那地域交通安全活動推進委員会の委員16人が、のぼり旗を持ち安全運転を呼び掛けました。 これは、この時期に行楽客が増えるのに合わせてドライバーに安全運転の意識を持ってもらおうと行われました。 国道361号沿いでは、平成24年1月と7月に合わせて2件、3人が亡くなる交通死亡事故が発生しました。 事故以降この場所には警察官そっくりの案山子を設置したり、取り締まりを行うなど、交通事故防止の啓発活動を行ってきました。 伊那警察署管内での交通事故の発生件数は、今年度239件で、死亡事故は発生していません。
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建設業組合が南ア国立公園指定記念寄付
伊那市建設業組合は6日、南アルプス国立公園指定記念寄付として20万円を伊那市に寄付しました。 6日は伊那市建設業組合の唐木和世組合長ら3人が伊那市役所を訪れました。 寄付は南アルプスが今年国立公園に指定されて50周年を迎えることを契機として今後の環境整備や景観保護に協力してもらおうと法人を対象に伊那市が募ったものです。 寄付にはメリットがあり納税が軽減されるほか南ア国立公園指定50周年記念事業の看板やパンフレットに企業名が掲載されます。 組合では地域資源の南アルプスの環境保全などに役立ててもらいたいと話していました。
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ものづくりの楽しさ体験
小学生を対象にした、ものづくりの楽しさを体験するイベントが27日、伊那市の伊那商工会館で行われました。 このイベントは伊那商工会議所と市内の企業でつくる製造業ご当地お土産プロジェクトが行ったものです。 27日は午前の部、午後の部合わせて140人の親子が参加し伊那市のイメージキャラクターをデザインしたプラモデル「とことこイーナちゃん」を組み立てました。 「とことこイーナちゃん」は左右の足の重さが違い、斜面におくと歩きだす仕組みになっていて組み立てを終えた子どもたちは、自分で作った作品の出来栄えを確かめていました。 「とことこイーナちゃん」を開発した製造業者は「イベントをきっかけに子どもたちにものづくりに興味を持ってもらいたい。」と話していました。
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「夢大学」 中学生が経営者から学ぶ
長野県経営者協会上伊那支部などは、7日、中学3年生が経営者の話を聞いて将来について考える「夢大学」を初めて行いました。 伊那市内の中学3年生27人が参加し、企業訪問をしながら直接経営者の話を聞きました。 1日かけて市内3か所を回り、このうち、ますみヶ丘にある建設会社、フォレストコーポレーションでは、小澤仁社長の話を聞きました。 小澤社長は、「中学生だった時は内向的な性格だったが、高校生、大学生、社会人、社長就任、と数々の経験を積んでいく中で積極的な性格になった。性格は変えられるので、何かの壁に当たったら自分を変えるチャンスだと思って一歩踏み出してほしい」と話しました。 他に伊那市の菓子店Shimizu代表の清水慎一さんは「職業は生きるための手段。手段にこだわるのではなく、どのような事を考え、どう生きていくかを大切にしてほしい」と話しました。 夢大学は、経営者協会、市町村の教育委員会、行政の産学官が連携し初めて開かれたもので、あすは箕輪町で開かれる事になっています。
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伊那西高校生徒が被災地訪問
伊那市の伊那西高校の生徒有志は、学校創立30周年記念として、8月1日~4日までの3泊4日で、東日本大震災の被災地、岩手県大槌町を訪れました。 6日は、被災地を訪問した生徒の代表4人が、学校に集まりました。 被災地を訪れたのは、1年生から3年生までの有志26人です。 バスで、1日かけて岩手県に向かい、被災地を見学したほか、大槌町の子ども達と交流しました。 被災地訪問は、岩手県北上市在住で、死者の顔を安らかにして棺に納める復元納棺士・笹原 留似子さんが、去年11月伊那西高校で講演したことが縁で行なわれました。 生徒達は、大槌町役場を訪れ、黙祷をささげた後、被災者の女性から話を聞きました。 大槌町の被災した子ども達が集まる場所、「子ども夢ハウス」を訪れ、生徒たちが考えたゲームなどをして、子ども達を楽しませたということです。 生徒達は、写真を見ながら、現地での様子を振り返り、自分の身に置き換えて被災地を感じたと話していました。 被災地を訪問した生徒達は、22日に、今後継続的に何ができるかなどを話し合うまとめを行い、秋ごろをめどに、記念誌を作り、報告会を開く予定です。
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七夕の伝統行事 「さんよりこより」
伊那市美篶の上川手・下川手と富県桜井の天伯社に伝わる七夕の伝統行事「さんよりこより」が、7日、行なわれました。 この祭りは旧暦の七夕にあたる、8月7日に毎年行われています。 七夕の飾り付けをした竹竿を手に、子ども達が美篶の天伯社に集まってきます。 笠をかぶり、鬼に扮した大人二人を囲んで、竹竿を持った子ども達が円陣を作ります。 「さんよりこより」と唱えながら、鬼の周りを回り、合図とともに、鬼をたたきます。 伝承によると、川手地区の天伯様は、もとは高遠町の片倉にありましたが、洪水により富県桜井に流れ着き、その後再び洪水によって、現在の場所に流れ着いたといわれています。 子どもたちは、鬼を追いかけて、厄をはらっていました。 さんよりこよりが終わるとご神体を乗せたみこしを担いで、富県の桜井にある天伯社へと向かいます。 年に一度、三峰川を渡って対岸の神に会いに行くためだといわれていて、神事の日には絶対に三峰川が荒れないと伝えられています。 富県桜井の天伯社でも、同様にさんよりこよりのお祭りが行われました。
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2つのアルプス描いた子ども達の絵をTシャツに
中央アルプスの麓の伊那西小学校の児童と、南アルプスの麓の長谷小学校の児童が、7日、両アルプスを一望できる伊那市長谷の鹿嶺高原で、お互いの住む山を描きあいました。 描いた絵は、Tシャツにデザインされ、31日に開かれる山のフェスティバルのファッションショーで披露されます。 7日は、伊那西小学校の児童9人と、長谷小学校の児童6人が参加しました。 伊那西小の児童は、南アルプスを、長谷小学校の児童は、中央アルプスを描きました。 子どもたちは、アルプスの稜線を描いたり、バッタやトンボを捕まえて絵にしていました。 これは、伊那市を中心とする若者でつくる、アルプスと伊那活性化プロジェクト実行委員会が初めて開いたものです。 南アルプスこもれび山荘の関係者や、シェフ、アートディレクターなど様々な職種の若者が、互いのネットワークを通じて集まり、アルプスを使った地域振興を行っていこうと、実行委員会を立ち上げました。 その第一弾のイベントとして今回、自然や山を子どもたちに描いてもらい、それをTシャツにすることにしました。 Tシャツのデザインを手がけるのは、実行委員会のメンバーの一人、辰野町在住の服飾デザイナー若尾 浩和さんです。 実行委員会では、山と自然を活用した伊那谷活性化を目指すキックオフフェス「A STEP to THE ALPS アルプスへの一歩」を、31日に、伊那市創造館で開きます。 子ども達の絵をデザインしたTシャツが披露されるほか、アウトドアブランドのファッションショー、アウトドア雑誌のモデルのトークショーなどが行なわれる予定です。 実行委員会では、山ブームにより、山がおしゃれな遊び場になっていることなど今のアウトドア情勢を理解し、伊那が持つ魅力に気付くイベントにしたいとしています。 なお、完成したTシャツは、今日参加した子どもたちにプレゼントされるということです。
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上農青空まるしぇに向け店舗づくり
上伊那農業高校の学校共同組合の委員20人は今月23日に期間限定で開設する農産物直売所づくりを6日しました。 この日は、委員20人が国産材を活用した資材「組手什(くでじゅう)」を使い店舗を制作しました。 組手什は、幅およそ4センチ、長さ2メートル、厚さ1・5センチの木材に、一定間隔で溝を付けた同一規格の部材で溝と溝をあわせ木槌で組み合わせていきます。 平成21年に地域材の活用を目的に信州大学農学部出身の渡辺径さんらのグループが考案したものです。 今回は学校共同組合を指導する教諭が信大で渡辺さんの後輩だったことが縁となり、屋台用の部材を贈る事になったという事です。 作業開始からおよそ2時間、屋台の屋根、商品を並べる台が完成しました。 農産物直売所は、学校創立120周年記企画の一環で、今月23日午後9時半から生徒玄関で行われる計画です。
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広島原爆投下から69年 平和への誓いあらたに
1945年8月6日広島に原爆が投下されてから69年が経ちました。 伊那市山寺の丸山公園では市民らが平和への誓いをあらたにしました。 6日は、原爆が投下された時刻の午前8時15分に合わせ集まった50人あまりが黙とうを捧げました。 平和の日の集いは、非核平和都市宣言をさらに進める伊那市民の会が毎年8月6日に開いていて今年で28回目です。 会場の丸山公園には、原爆投下後に爆心地近くの被災した建物から移された原爆の火がともされています。 非核平和都市宣言をさらに進める伊那市民の会代表の建石繁明さんは「世界にある全ての核兵器が一日も早く無くし、平和の尊さと大切さを市民に発信していきたい」と話していました。
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南アの外来植物除去作業
南アルプスの高山植物をニホンジカの食害から守る活動などをしている、南アルプス食害対策協議会は6日、外来植物の除去作業を行いました。 外来植物除去作業は、6月にユネスコエコパークの認定を受けたことや、ジオパーク全国大会が開かれることをきっかけに今年初めて行われました。 作業には、南信森林管理署や信州大学、小中学生など33人が参加しました。 この日は、主にビロードモウズイカとヒメジョオンを除去しました。 作業は、歌宿から戸台大橋までの林道南アルプス線沿いで行われました。 参加者は、外来種を確認すると根こそぎ除去していました。 除去した外来種はその場でGPSカメラで撮影し、外来種の分布を調べるデータにしていくということです。 信州大学農学部の渡邉修准教授は、「ビロードモウズイカは鈴なりに花が咲き、種を撒き散らし繁殖力が強いため、外来植物を減らすには早めの対処が必要」と話していました。 南アルプス食害対策協議会は、「来年以降も続けていきたい」と話していました。
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美篶保育園 サンセットウォッチ
伊那市の美篶保育園の園児や保護者は5日、園庭で夏の夕暮れを楽しむ「サンセットウォッチ」を行いました。 午後6時から7時半にかけ園児と保護者、地域の人達など200人以上が園庭で日が沈む様子を観察しました。 この催しは、ろうそくの明かりを見ながら家族と過ごす時間を楽しんでもらおうと初めて開かれました。 園庭には、子供達がペットボトルや玉子のパックで作ったオブジェが300個近く並べられ、陽が傾きはじめると、中のろうそくに火がつけられました。 参加したある保護者は「今日は、ロウソクの灯りの中で遊べ夏の思い出になりました」と話していました。
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子どもたちが地元の自然を満喫
子どもたちが地元の自然を楽しむイベントが5日、伊那市富県で開かれました。これは、富県公民館が開いている富県生きもの探検隊と農地保全活動を行う貝沼の自然環境を守る会が企画したもので15人が参加しました。 朝7時に富県ふるさと館を出発し、あぜ道を歩きながら里山へ向かいました。 途中、田んぼで、どじょうやカエルなどを見つけ、持ってきたバケツなどに入れていました。 山では、コクワガタ2匹を捕まえました。 子どもたちはこの後、普段入る事が出来ない、中島堤を訪れました。 地元の小牧亮久さんが昭和24年頃、夏は水泳、冬はスケートをしたと子どもたちに説明していました。 ここでは、前日に仕掛けた網を引き上げるとたくさんのスジエビがかかっていました。 富県生きもの探検隊では、9月にザリガニ採りをするということです。
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伊那ロータリークラブ アオギリの前で黙祷
社会奉仕団体伊那中央ロータリークラブが、広島県に投下された原爆で被爆した落葉樹、アオギリの2世の前で5日、黙祷を捧げました。 この日は、伊那中央ロータリークラブの会員20人が、伊那市の高尾公園に去年植樹したアオギリの前で黙祷を捧げました。 これは、爆心地から半径2キロメートル以内のアオギリの種を発芽させて育てた被爆2世です。 伊那中央ロータリークラブでは、「アオギリの木を通して平和な世界が続くように呼び掛けていきたい」としています。
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伊那まつり 市民熱気2日間
第42回伊那まつりが2日と3日に開かれました。 市民おどりには105団体およそ6,800人が参加しました。 今年の伊那まつりは、「集」をテーマに行われました。 2日の市民おどりでは、去年より17団体300人多い、105団体およそ6,800人が熱気あふれる踊りを披露しました。 踊りに混じり、手作りの山車もあり、祭りを盛り上げました。 「伊那節」と「勘太郎月夜唄」を後世に伝えていこうと、今年もコンテストも予定されましたが、一部区間で音楽が聞こえないという、音響の不具合が発生し中止となりました。 伊那市では、「市民の皆様には大変申し訳ありません。原因を調べて9月号の市報で報告したい」としています。
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西春近の住民 さくらの里を整備
伊那市西春近の住民は、地元の桜の里と権現山登山道の整備を、21日行いました。 作業には、住民およそ150人が参加しました。 西春近では、平成20年から毎年海の日に作業を行っています。 21日は、午前中に権現山の登山道を、午後は西春近桜の里を整備しました。 このうち桜の里では、1メートルほどに伸びた雑草を刈り取っていました。 桜の里には、シダレザクラなど桜の苗木およそ300本が植樹されています。 ある参加者は「自分の植えた桜の成長を見るのが楽しみで参加している。地域の財産として守っていきたい」と話していました。
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親子でみそ作りを体験
日本の食文化、味噌のつくり方を体験する親子みそ作り教室が4日、伊那市のハナマルキ伊那工場で開かれました。 伊那市西箕輪に本社があるハナマルキ株式会社は大正7年創業で味噌の醸造販売などを行っています。 教室は夏休み期間中、食育をテーマに日本の食文化、味噌のつくり方を知ってもらおうと開かれたものです。 4日は伊那市を中心に20組40人が参加し味噌づくりに挑戦しました。 参加した親子は用意された大豆を機械を使ってすりつぶしたあと、麹や塩と混ぜ合わせていました。 ハナマルキ伊那工場では夏休み期間中、520人を受け入れることにしていて「親子でふれあう機会にしてもらいたい。」と話しています。 作った味噌は3か月ほどかけて発酵、熟成させたあとそれぞれの家庭に届けられることになっています。
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向山伊保江さん七宝展
岡谷市在住の七宝作家、向山伊保江さんの作品展が1日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、およそ200点の作品が並んでいます。 向山さんは、神奈川県にある美術の短期大学在学中に七宝と出会い、以後作品を作り続けています。 はじめはアクセサリーなどの小さな作品から作りはじめ、徐々に大きな作品にも興味を持ちはじめたということです。 会場には、150センチ四方の作品11点も並んでいます。 こちらは、今年3月に完成した新作です。 向山伊保江さんの七宝展「廻るその変遷」は6日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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アニメ「究極超人あ~る」再現したサイクリングイベント
アニメ「究極超人あ~る」の中の一場面を再現するサイクリングイベントが7月26日、JR飯田線沿線で行われました。 この日は、全国各地から集まった100人のアニメ愛好者や自転車愛好者などが、午後4時30分に飯島町の田切駅をスタートし、ゴールの伊那市駅を目指しました。 このイベントは、伊那市役所の自転車愛好者でつくる「Cycle倶楽部R」が主催したもので、今回で3回目です。 アニメ「究極超人あ~る」の中の「自転車で田切駅から伊那市駅までを1時間で駆け抜ける」という場面を再現しようと行われています。 午後6時までに伊那市駅に到着した参加者は、記念のスタンプを押していました。 参加者は、それぞれ自分の好きなコースを走り、ほぼ全員が完走しました。 イベント後には、いなっせ北側広場で閉会式が行われ、お互いに完走を喜び合いました。
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新宿区民が伊那市手良で農業体験
東京都新宿区の住民が1日から3日間、伊那市内で農業体験や里山散策などをしています。 伊那市を訪れているのは、新宿区に住む2歳から70代までの50人です。 このツアーは、伊那商工会議所と市内の農家などでつくる信州元気野菜村が企画したものです。 この日は、伊那市手良野口の八十八観音を見学したあと向山弘之さんの畑でジャガイモやトマトなどを収穫しました。 子ども達は、深いところまで手で堀りながらジャガイモを見つけていました。 今回の企画には、定員50人のところ90人の応募があり、抽選が行われたということです。 ツアーを企画した伊那商工会議所と信州元気野菜村では「伊那市の良さを知ってもらい、活性化に繋げていきたい」としています。 参加者は1日から3日まで伊那市で様々な体験を行い、あすは伊那祭りにも行く予定です。
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上下水道事業運営審議会 平成25年度評価「ほぼ順調」
伊那市上下水道運営審議会が7月31日に開かれ、平成25年度の水道事業経営健全化計画の実施状況について全体的に「ほぼ順調」という評価の報告が行われました。 審議会には、委員と市の職員30人が出席しました。 伊那市からの報告によりますと、平成25年度の水道事業経営健全化計画の実施状況は、18項目を6段階で評価し、全体的には「ほぼ順調」だということです。 18項目の内訳として、水道料金の改定など「順調」が4項目、経費削減など「ほぼ順調」が3項目でした。 一方、未収金の回収など「やや遅延」「かなり遅延」と評価されたのは11項目でした。 全体の評価は「ほぼ順調」としています。 伊那市では今年度、経営健全化計画を見直す他、主な事業として10月から上水道について「個別給水契約制度」の利用を促進し、大口使用者の使用量増大を図るとしています。
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2日・3日に伊那まつり
第42回伊那まつりは、2日と3日の2日間行われます。伊那ケーブルテレビは、2日の市民踊りと3日の花火大会の模様を生中継します。 まつりを2日に控え、1日は、準備が行われていました。 2日の市民おどりは、午後5時30分から8時まで春日公園下交差点から伊那北駅前交差点までの中心市街地で行われます。 今年は、過去最高となる105連、6,800人が踊りに参加する予定です。 中継は、午後5時から9時までです。 3日の花火大会は、午後7時30分からです。 打ち上げは、天竜川と三峰川の合流点で、音楽花火は、天竜川の中州で行われます。 84番組、4,000発が予定されています。 中継は、午後7時から9時30分までです。
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市内男性 特殊詐欺被害
7月末に伊那市の70代の男性が1,000万円を騙しとられる特殊詐欺被害にあっていたことがわかりました。 伊那警察署では、東京に呼び出して現金を騙し取る「上京型」に気をつけるよう注意をよびかけています。 今回の事件は、7月29日午後2時頃、長男を名乗る男から被害社宅に、 「僕だけど、明日の午後大事な話があるから家にいて欲しい。」「携帯電話を変えた。お父さんの携帯から電話して。」 などと電話がありました。 翌日の30日、被害者が教えられた電話番号にかけると 「今、警察が来ている。とにかく1,000万円必要だ。」 「新宿まで持ってきて。」 「僕は警察の取調べがあって行けないから代わりの者が行く。」 などといわれました。 被害者は、市内の金融機関で現金1,000万円を用意して、新宿駅に行き、その後タクシーに乗って指定された都内の公園内で、長男の代理を名乗る男に現金を手渡したものです。 その後被害者が長男の自宅に電話して連絡をとり、だまされたことに気づいたということです。 特殊詐欺発生状況は、県内では、94件で約5億5,000万円(6月末現在)、伊那署管内では、7件で約2,860万円(7月末現在)となっています。 伊那署では、「レターパックなどによる現金の要求には応えず、家族や警察に相談する」「携帯電話番号が変わった、風邪をひいたは、オレオレ詐欺のキーワード」などと注意をよびかけています。 生活安全課の関貴宏課長は「家族のコミュニケーションが大切。」と話しています。 特殊詐欺発生状況は、県内では、94件で約5億5,000万円、伊那署管内では、7件で約2,860万円です。 県内は去年と比べて増加傾向、伊那署管内は、被害額は減少していますが、件数は、ほぼ横ばいとなっています。
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小出島年配者の会 料理教室
健康で長生きすることを目的に、伊那市西春近小出島の住民でつくる小出島年輩者の会は28日、料理教室を開きました。 小出島年輩者の会は、65歳から94歳までのおよそ70人がメンバーで、この日はそのうち30人が参加しました。 会では、年をとり孤立することが多くなり、料理することも少なくなっていることなどから、健康で長生きできるようにと料理教室を開きました。 料理の指導は、年輩者の会の加納美代子会長がつとめました。 料理は、魚の包み揚げや夏野菜のスープなど4品です。 お昼頃には全て完成し参加者は会話を楽しみながら、味わっていました。 会では、他の地区の年輩者の手本となる活動をしていきたいということです。
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西箕輪ぬくもり館 竣工
伊那市西箕輪の新しい支所と公民館・図書館を兼ねる「西箕輪ぬくもり館」が完成し、31日竣工式が行われました。 31日は、関係者らがテープカットなどをおこない、JA上伊那西箕輪支所南側に建設された、西箕輪ぬくもり館の竣工を祝いました。 玄関から入ると開放的な図書交流スペースが設けられています。 椅子と机が用意され、読書や学習、交流などを行うことができます。 スペースには市内の公民館では初めて、薪ストーブが設置されました。 施設は誰でも使用しやすいよう平屋建てにし、施設内はバリアフリーとなっています。 述べ床面積は、およそ1200平方メートルで、事業費は3億7100万円です。 竣工式で、白鳥孝市長は、「通学合宿をはじめとする西箕輪公民館の特徴的な取り組みが推進できる場所、地域行政・生涯学習の拠点が出来た」と挨拶しました。 また、「西箕輪ぬくもり館」の愛称を考えた伊那市の伊藤洋子さんに感謝状が送られました。
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最高気温 34.7度 80代女性搬送
31日の伊那地域の最高気温は、34.7度と、30日に引き続き暑さの厳しい1日となりました。 伊那消防署によりますと、31日午後1時ごろ、屋外にいた80代の女性が、熱中症と見られる症状で搬送されたということです。 長野地方気象台によると、8月1日も南部は引き続き暑くなる予報で、熱中症に注意が必要だとしています。
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高遠城址公園で小学生が戦国時代の「城攻め」を体験
伊那市の高遠町公民館は、地域の小学生に夏休みの思い出をつくってもらおうと、31日、高遠城址公園で、戦国時代の城攻めの体験学習を行いました。 「進徳館軍」を名乗る小学生らは、公園南側の竪堀を登り、本丸を目指します。 途中、城の守備隊から水をかけられるなどの攻撃も。 守備隊の攻撃をものともしない進徳館軍は、本丸を目指してさらに歩みを進めますが、数々のしかけがゆく手を阻みます。 本丸の手前まで辿りつた進徳館軍。いよいよ守備隊の直接対決です。 見事本丸を落とした進徳館軍は、のろしをあげて城の攻略を祝いました。 高遠町公民館の原和男館長は「夏休みの思い出が将来、郷土を思う気持ちにつながっていけばうれしい」と話していました。
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信大農学部とアルプス中央信用金庫が連携協定を締結
信大農学部とアルプス中央信用金庫は、6次産業化にむけた連携をはかるための協定を、31日に締結しました。 伊那市のアルプス中央信用金庫で調印式が行われ、信大農学部の中村宗一郎学部長と、アルプス中央信用金庫の大澤一郎理事長が協定書を取りかわしました。 協定は、両者の情報やノウハウを共有し、6次産業化による地域活性化を目的としています。 金融機関と協定を結ぶのは初めてで、産学官の連携に金融機関が加わりました。 協定にもとづき、あるしんでは、6次産業化を考えている地域の中小企業や農産物生産事業者を大学に紹介したり、開発した商品の販路拡大や施設の拡大などに対し融資を行います。 大澤理事長は「上伊那の23店舗のネットワークを使って実効性のある活動に務めたい」と挨拶しました。 また中村学部長は「大学と金融機関の資源を有効活用し地域活性化と人材育成に積極的に関わっていきたい」と話していました。