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西箕輪保育園 棟上げを祝う会
来年4月の開園にむけ工事が進められている伊那市の西箕輪保育園の棟上げを祝う会が15日、現地で行われました。
この日は、西箕輪にある3つの保育園の園児や地元関係者などが出席し、新しい保育園の棟上げを祝いました。
祝う会では、現在建設中の保育園の上から餅やお菓子が投げられ園児らが拾い集めていました。
西箕輪保育園は、大萱保育園と西箕輪北部保育園を統合し来年4月に開園します。
木造平屋建て、延べ床面積は約1,600平方メートルです。
この日は、地元関係者などを対象に建設現場の見学も行われ、建設場所に生えていたヒノキやカラマツなどが使われている事が説明されました。
西箕輪保育園は、来年3月25日に完成予定です。
なお保育園の名称は、「西箕輪保育園」に正式に決定しました。 -
伊那名物ソースカツ丼作り
地元伊那の名物ソースカツ丼を作る講座が14日、伊那市の富県ふるさと館で行われました。
これは、富県公民館で行われている成人学級「のどか学級」の講座の一環で行われたものです。
指導にあたったのは、伊那市で飲食店あすなろを営む唐澤正也さんです。
家庭で簡単に作れるようソースは、市販されているものを使って砂糖やみりんなどを加えました。
カツを揚げる際は、つなぎの卵を使わず小麦粉とパン粉のみを使いました。
こうすることでソースの味が衣にしみ込むという事です。
参加者達は、唐澤さんの話にコツを聞きながら調理をしていました。
カツが揚がると、オリジナルのソースにつけ、どんぶりにキャベツなどをのせて完成です。
出来上がったソースカツ丼を全員で味わいました。
富県公民館では、17日にローメンを作る講座も予定しています。 -
伊那市 課税台帳の登記面積と課税面積に違いあり
伊那市は、高遠町地区での固定資産税の徴収について、実際に課税すべき登記面積と、書面に書かれた課税面積とに誤差があったことを、14日に開かれた伊那市議会社会委員会で報告しました。
固定資産税は、登記されている面積が課税面積となっています。
そのため、登記面積と課税面積は、通常なら同じ数字になっていますが、伊那市によると、高遠町のおよそ7千筆、1700ヘクタールで、登記面積の方が課税面積よりも大きく記載されていることが分かったということです。
伊那市では、来年度中に法務局から登記簿を取り寄せ、登記面積と課税面積のどちらが正しいのかを調べる予定です。
現在、伊那市では、課税面積に基づき、固定資産税を徴収しています。
そのため、課税面積が正しければ、税金の徴収金額に変更はありませんが、登記面積が正しかった場合、徴収できていない税金が発生することになります。
伊那市では、登記簿を取り寄せ、正しい数字が分かり次第、今後の対応を考えたいとしています。
伊那市では、登記面積と課税面積が違っていることを平成20年に把握していましたが、上伊那広域連合の新しい情報システムへの切り替え時期と重なり、対応ができなかったとしています。 -
伊那市 保育園統廃合計画案示す
伊那市は、保育園の整備計画について、平成27年度までに竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を、同じく1園に統合したいとする計画案を、14日に開かれた伊那市議会社会委員会の協議会で示しました。
伊那市では、効率的な保育運営と老朽化した園舎への対応のため、保育施設の整備計画を検討してきました。
その結果、老朽化の著しい施設を優先的に園児数の推移などをみながら施設の統廃合や休園などを進めるとする計画案をまとめました。
それによると、統廃合を行う場合は、合併特例債や過疎債で施設の増改築ができる平成27年度までに実施する予定です。
具体的には、竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を同じく1園に統合する計画です。
また、現在休園中の新山保育園は、来年度から5年間の経過措置期間を設け、それでも状況が変わらなければ、廃園とします。
同じく、園児数が定員の50%に満たない伊那西部保育園は、平成24年度から休園とし、新山と同じく5年間の経過措置を設けて廃園とします。
これらの案は、伊那市議会全員協議会で示すほか、年明けから地元説明会を開き、話し合いを進めていく予定です。 -
「ジャパンマイコンカーラリー2011」に伊那市の高校生2人が出場
「ジャパンマイコンカーラリー2011」に出場する駒ヶ根工業高校の生徒2人が13日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の挨拶をしました。
大会に出場するのは、駒ヶ根工業高校のロボット研究制作部に所属する、美篶の2年生佐藤大樹さんと富県の1年生矢澤美貴さんです。
マイコンカーラリーは、ロボット競技の1つで、マイコンボードと呼ばれる小型のコンピューター基板を搭載したマシンを使って、規定のコースでタイムを競うものです。
2人は、11月28日に石川県で開かれた北信越大会で入賞し、全国大会へのキップを手にしました。
現在は、本番に向け1日4時間ほどマシンの調整や改良を行っているということです。
白鳥市長は「納得のいく結果がでるよう、がんばってほしい」と激励しました。
「ジャパンマイコンカーラリー2011」は、1月9日に北海道で開かれることになっています。 -
ポーラ☆スター発表会
新体操の教室、ポーラ☆スターの発表会が12日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれました。
発表会には、園児から高校生まで100人が参加し、日頃の練習の成果を発表しました。
12日は、個人演技の他、団体での演技、保護者も参加しての演技が披露されました。
ポーラ☆スターは、伊那市と塩尻市に教室があり、新体操の普及を図ろうと平成3年に発足しました。
発表会は6年前から伊那と塩尻の教室、合同で行っています。
会場を訪れた人たちは、演技が終わるたびに大きな拍手を送っていました。
代表の橋爪みすずさんは「子どもたちが練習の成果を出しきれた。良い発表会になった」と話していました。 -
「匠なオイサン」が薪小屋製作
伊那市長谷の団塊世代の男性を対象にした公民館講座の受講者は、長谷保育園内に薪小屋を製作しました。
13日には、長谷保育園の園児およそ30人に薪小屋が披露され、早速園児達が薪を運びこんでいました。
「匠なオイサン」という名称のこの講座は、団塊世代の男性にこれまでの知識や経験を、地域のために活かしてもらおうと今年始まった講座です。
薪ストーブが設置されている長谷保育園で、薪置き場が雨ざらしになっていることを聞き、今回講座のメンバーが1日かけて小屋2棟を製作しました。
高さ2メートル、幅5メートル40センチある小屋には、環境に配慮して地域で出た廃材が使われています。
あるメンバーは「自分たちも楽しみながらやっている。子どもたちに喜んでもらえて良かった」と話していました。
長谷保育園の伊藤澄子園長は「大変ありがたい。地域の人たちに支えられていることを感じる」と話していました。 -
交通事故うち止め太鼓で安全運転呼びかけ
末の交通安全運動期間中の13日、伊那市役所前のナイスロードでは、交通安全協会や警察署員などが、ドライバーに安全運転などを呼び掛けていました。
伊那市役所前のナイスロードでは、12月14日の赤穂浪士の討ち入りにちなみ、「討ち入り太鼓」ならぬ、「交通事故打ち止め太鼓」を鳴らし、安協や警察署員など60人が、道行くドライバーに交通安全を呼びかけました。
運動の重点は、高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶等となっています。
伊那警察署管内では、今年、死亡事故による死者は、7人と、去年より5人多くなっていて、このうち、高齢者の犠牲者は6人となっています。
伊那市交通安全協会連合会の野口啓士会長は「一人ひとりが、交通ルールやマナーを心がける事が大切。安全運転に心がけてほしい」と呼びかけていました。
年末の交通安全運動は、大みそかまで実施されます。 -
向山公人氏県議選出馬表明
11日伊那市内で開かれた県政報告会の中で、県議会議員の向山公人さんは、来年4月の県議選伊那市区に4選を目指して立候補することを表明しました。
現在3期目の向山さんは、来年4月の県議選で定数2の伊那市区に立候補することを表明しました。
11日開かれた県政報告会では、支持者から4選を目指して立候補してほしいという要請があり、向山さんはそれを受け、正式に立候補を表明しました。
立候補にあたり、景気回復、リニア問題への取り組み、地域医療、福祉の充実、農業振興に重点的に取り組みたいと述べました。
阿部県政が行う、信州型事業仕分けについては「実施するなら長野県にあった独自性を持ったものならいい。来年になり県のためにどのような成果が出たのか評価したい。」と述べました。
向山さんは現在68歳。
平成11年の県議会議員選挙で初当選し、県議会創志会副会長をつとめています。 -
元全日本エース三宅豊さんがピッチング指導
ソフトボールの元全日本エース、三宅豊さんによる中高生を対象にしたピッチング講習会が12日、伊那市高遠町で開かれました。
この日は、ソフトボールクラブに所属する県内の中高生や指導者120人が参加し、三宅さんからピッチングの指導を受けました。
これは、個人の課題をみつけ選手のレベルアップにつなげようと、県ソフトボール協会が開いたものです。
三宅さんは、インターハイや大学選手権など20年間の選手生活で29回の全国優勝を果たし、2005年に国際ソフトボール連盟に殿堂入りしました。
講習会では、ボールを離す瞬間は体の全ての力を指先に集中させる事、全ての動作に意味がある事を意識して投げる事などをアドバイスしていました。
ソフトボール協会では、中高生のうちから技術を身につけ、国体で勝てる選手を育成していきたいという事です。 -
サン工業が社員研修で古楽器コンサート
伊那市のサン工業(株)は11日、社員研修の一環として、クラシック音楽の古い時代の楽器、古楽器のコンサートを伊那市高遠町の信州高遠美術館で開きました。
開かれたのは、古楽器のヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロによるコンサートです。
伊那市出身の小池香織さんがヴィオラ・ダ・ガンバを、神奈川県出身の榑谷学さんがチェンバロを演奏しました。
コンサートは一般にも開放され、社員70人と一般合わせ、およそ120人が古楽器の演奏を楽しみました。
サン工業は月1回社員研修を行っています。
通常は業務に関わる内容の研修ですが、12月は音楽に触れる機会をつくろうとコンサートを開いていて、今年で7年目になります。
社員らは、楽器の説明を聞いたり、日頃耳にする機会の少ない古楽器の音色に聞き入っていました。 -
富県でプチヴェールの収穫始まる
伊那市富県では、雪が少なく風が冷たい、という地域の風土を活かした、冬野菜の収穫が始まっています。
高烏谷直売所の店頭に並んでいるのは、富県で特産化を目指している冬野菜「プチヴェール」です。
フランス語で「小さい緑」を意味するプチヴェールは、キャベツとケールを掛け合わせた野菜で、寒い時期に甘さが増します。
プチヴェールが富県の気候に適していることから、特産品にしようと数年前から生産が行われていて、現在ではおよそ40軒の農家で生産されています。
富県貝沼に住む埋橋一さんの畑では、400株のプチヴェールが栽培されています。
今年は猛暑の影響で水分が不足し、枯れてしまうものもあったということです。
埋橋さんは「猛暑の影響で生育が心配されたが、収穫までこぎつけた。これからが美味しくなる時期。寒くて収穫は大変だが、多くの人に味わってもらいたい」と話していました。
葉は小さく、甘味があることから、おひたしやてんぷらなど様々な調理法で楽しむことができるということです。
富県産のプチヴェールは、1袋150円から200円ほどで、高烏谷直売所のほかAコープ伊那中央店などでも購入することができます。 -
ニシザワ文芸コンクール表彰式
(株)ニシザワが上伊那の小中学生を対象に読書感想文を募った文芸コンクールの表彰式が11日、伊那市の創造館で行われました。
ニシザワ文芸コンクールは7年目で、今年は応募総数が1230点で過去最高となりました。
最優秀賞と優秀賞を受賞した小中学生に、ニシザワの荒木康雄社長から表彰状と副賞の図書券が贈られました。
伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内では、中学生の部で、「朗読者」という本の感想文を書いた箕輪中学校3年の安藤さくらさんが最優秀賞を受賞しました。
小学生では、高学年の部で、「冒険者たち」という本の感想文を書いた伊那東小学校5年の恒川遼太君が最優秀賞を受賞しました。
荒木社長は、「読書は進歩の母という言葉がある。これからも本を読み、感想文を書いてほしい」と話していました。 -
あーす音楽会クリスマスコンサート
伊那谷を拠点に音楽活動をしている「あーす音楽会」は10日、クリスマスコンサートを伊那市のいなっせで開きました。
コンサートは、伊那市内で音楽教室を開いている4人が出演し、讃美歌やクリスマスの曲を披露しました。
あーす音楽会は、生演奏を聴いて癒しを感じてもらう音楽セラピーを広めたいと、有志が集まり今年8月に発足しました。
伊那中央病院でのボランティア演奏会に続き、活動第2弾として今回クリスマスコンサートを開きました。
ツリーが飾られ、クリスマスムードが漂う中、バイオリンやフルートの演奏、ソプラノの歌声が披露されました。
コンサートに訪れた人たちは、じっと演奏に聞き入っていました。
あーす音楽会では、来春に南箕輪村内に完成が予定されている音楽ホールでの活動をはじめ、病院でのボランティアコンサートなど、今後も積極的に活動していきたいと話していました。 -
伊那まつり「キャッチフレーズ」検討しない
来年の第39回伊那まつりに向けた第1回企画会議が10日夜、伊那市役所で開かれました。
会議では、「キャッチフレーズ」について、今回は、検討しない事が決まりました。
会議には、各地区の代表や商工業の関係者など30人ほどが参加しました。
第39回の伊那まつりは、8月6日(土)、7日(日)の2日間を予定しています。
会議では、第40回の記念祭りにむけ伊那まつり改革プロジェクト会議が行ってきた検討結果の報告や、来年の祭りの方向性の検討などが行われました。
改革プロジェクト会議は、伊那まつりの方向性を「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」と打ち出しました。
企画会議では、その方向性を、来年度の39回の祭りのコンセプトとすることを決めました。
また「キャッチフレーズ」については、検討に時間がかかるわりに、余り活用されていないとの意見が出され、検討しないことが決まりました。
この企画会議は伊那まつりに興味のある人なら誰でも参加できるということで、伊那まつり実行委員会ではいろんな立場の人から、意見を募集したいとしています。(参加についての問い合わせは 伊那市役所電話 78-4111内線2437へ)
次回の企画会議は、来年1月17日に予定しています。 -
手良小学校児童 琴の演奏体験
伊那市の手良小学校の児童は9日、琴の演奏体験をしました。
体験したのは、手良小学校6年生21人です。
手良小では、実際に楽器に触れて日本の伝統音楽を学んでもらおうと、6年生を対象に毎年演奏体験を行っています。
伊那三曲協会の福澤雅志世指導普及委員長など6人が指導にあたりました。
児童らは、琴の歴史や楽譜の読み方などを教わり、実際にひいてみました。
福澤さんは「姿勢をまっすぐに」「強く弾き過ぎないように」などと、アドバイスしていました。
児童らは授業が終わる頃には弾けるようになり、全員で合わせて演奏しました。 -
親子でウサギの土鈴づくり
伊那市創造館の縄文体験教室が、11日開かれ、子ども達が土の鈴「土鈴」づくりを体験しました。
この日は、親子連れなどおよそ20人が参加し、来年の干支、ウサギを模った土鈴を作りました。
創造館では、縄文時代の人たちと同じ体験をしてもらおうと今回初めて縄文体験教室を開きました。
土鈴は、これまでの出土品から、およそ6千年前には作られていたとされています。
参加者は、中を空洞にして玉を入れた後、思い思いのウサギを作っていました。
参加したある子どもは「縄文時代の人たちが作ったものを自分でも作ってみて、とても楽しかった」と話していました。
土鈴は1週間乾燥させたあと、窯を使って焼き上げ、正月前には参加者に配られることになっています。 -
視聴者投稿「熊の足跡」
今年は、全国的に、クマとの遭遇による人身事故が相次いでいます。
伊那市でも、クマによる農作物や家畜への被害が出ていますが、視聴者から、クマの足跡の映像が寄せられました。
撮影したのは、伊那市野底の平澤 正憲さんです。平澤さんが撮影したのは、8日の朝です。
平澤さんによると、足跡が発見されたのは、野底の人家の隣の麦畑で、足跡は、伊那北小学校の通学路のほうに向かっているということです。
伊那市によると、クマは、足の大きさなどから、4日に、上牧で目撃された小熊と同じ個体ではないかと見ているということです。
クマは冬眠するシーズンに入り、出没情報も減少していたということですが、今回、目撃・出没情報が寄せられたことから、伊那市では、鈴やラジオを身につけるなど引き続きクマに注意するよう呼びかけています。 -
県高等学校書道教員展
県内で書道を教えている高校の教員が作品を出している長野県高等学校書道教員展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、北は長野から南は飯田地域までの高校の書道教員の作品50点が並んでいます。
漢字やかな、前衛、点刻、告示作品など多種多様な作品が一堂に会しています。
教員同士の研鑽や交流の場としてスタートした書道教員展は、今回で35回目を迎えますが、伊那での開催は、今回が初めてです。
作品展を開いている県高等学校書道教育研究会では、「地域の学生たちにも見にきてもらいたい」として来場を呼びかけています。
この長野県、高等学校書道教員展は、12日日曜まで、伊那市のかんてくんぱぱホールで開かれています。 -
ラナンキュラス出荷で空きハウス解消目指す
近年人気が高まっている冬花「ラナンキュラス」の出荷が、最盛期に向けて始まっています。
JA上伊那では、労力のかからない冬場の栽培品目として普及に力を入れています。
ラナンキュラスは、キンポウゲ科の冬花です。
出荷のピークは3月ですが、伊那市富県の花卉農家、吉澤昭夫さん宅のハウスでは、出荷が始まっています。
JA上伊那では、3年前から、比較的労力をかけずに栽培できるラナンキュラスの普及を始めました。
上伊那では、夏場、「トルコギキョウ」を栽培している花卉農家が多くいますが、冬場はハウスが空いてしまうため、空いたハウスを有効活用しようとラナンキュラスの栽培を導入しました。
ラナンキュラスは、上伊那で冬場最も多く栽培されている「アルストロメリア」より低い温度で生育することができ、暖房コストを抑えることができます。
また、比較的労力をかけずに栽培することもできるということです。
昨シーズンは全体で8万3千本ほどを出荷しましたが、今シーズンは12万本ほどの出荷を見込んでいます。
花のできは、昨シーズンよりもよいということです。
JA上伊那では、今後、ラナンキュラスをさらに普及させ、冬場のハウスの有効利用と農家の所得確保につなげたい考えです。 -
童謡・唱歌教室(冬編)
童謡・唱歌教室が10日、伊那市のいなっせで開かれ、冬をテーマにした童謡・唱歌を歌いました。
教室は、子どもの頃に親しんだ歌を歌い、楽しんでもらおうと生涯学習センターが企画しているもので、年6回開かれています。
その時々の季節にあった歌を歌っていて、この日は、冬をテーマにしている13曲をみんなで歌いました。 -
東ティモールを訪問していた市民グループ帰国を報告
11月26日から3泊5日で東南アジアの東ティモールを訪問していた市民グループ12人のうちの3人が7日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に帰国を報告しました。
7日は、団長の野々田高芳さんと矢沢親男さん、北原義克さんの3人が、白鳥市長に訪問の様子を報告しました。
メンバーは、現地で受け取った伝統の織物「タイス」を白鳥市長に手渡すと、28日の独立宣言記念式典に招かれたことや、大統領と懇談したことについて話しました。
訪問は、現地で日本大使を務める伊那市高遠町出身の北原巌男さんの呼びかけをうけ、実現したものです。
メンバーは、「独立前にインドネシア語を強制されていた親と、公用語のポルトガル語を話す子どもとで言語が異なる」「15歳から34歳までの未就労者が6割を超えている」「生活環境が日本の敗戦の時よりも悪い」などと、現状を話しました。
白鳥市長は「我々が現地の人が作った物を買うことで仕事が生まれる。イベントなどで機会を作っていきたい」と話していました。 -
警察官駐在所勤務に感謝状
長年にわたり、警察官駐在所に勤務している警察官の妻として警察業務に協力したとして、伊那市東春近の村田千恵さんに長野県警察本部から感謝状が贈られました。
8日、東春近警察官駐在所に長野県警察本部の早川智之警務部長が訪れ、村田さんに感謝状を贈りました。
感謝状は、10年以上駐在所で同居しながら警察業務に協力した妻に贈られるものです。
早川さんは、警察官の夫、茂明さんと共にH12年から松本市や飯田市の駐在所をまわり、去年の3月に東春近の駐在所に来ました。
千恵さんは、夫の茂明さんが不在の時は、電話対応や道案内などをしていて、地域の人が立ち寄りやすいよういつも笑顔を心がけているという事です。
長野県内には170の駐在所があり、今回はそのうちの5人に感謝状が贈られました。 -
高遠第一、第四保育園統合検討
伊那市は高遠町の第一保育園と第四保育園の統合について、園舎の建設に過疎債が活用できる、平成27年度までに検討をしていきたいとしています。
これは9日開かれた、伊那市議会一般質問の中で、議員の質問に対し、白鳥孝市長が答えたものです。
白鳥市長は、高遠第一保育園は園児が減少、第四保育園は園舎が老朽化している事から、地元の意見を聞きながら、統合を踏まえ今後の在り方について検討を進めたい考えを示しました。
統合する場合、新しい園舎の建設については、過疎債の期限となる、平成27年度までに行いたいとしています。
この他に伊那東、竜東、伊那北保育園についても、園舎が老朽化している事等から、建て替えや統合について検討を進めたいとしています。 -
東部中、高遠中、長谷中 学校再編検討
伊那市教育委員会は、東部中、高遠中、長谷中の3つの中学校について、通学区再編などの検討を進めています。
県内一のマンモス校である東部中と、過疎により生徒数が減少している、高遠中と長谷中の問題を解消しようと、市教育委員会が今年度から、本格的に議論を進めています。
再編は「東部中学校の通学区内の生徒が、希望により隣接する中学校へ通えるようにする」、「東部中の分割や、高遠中と長谷中の統合など学校の再編」、「高遠高校との中高一貫校を見すえた連携」の3つ案を柱に検討が進められています。
市教育委員会では、構想がまとまり次第、関係者による委員会を立ち上げ、議論を進めていきたいとしています。 -
伊那市が商工業振興補助金の経済効果を試算
伊那市は、商工業の振興や雇用創出を目的として交付している商工業振興補助金による経済波及効果の試算をまとめました。
これは、9日に開かれた伊那市議会12月定例会で、議員の質問に答えたものです。
商工業振興補助金は、商工業の振興や雇用機会の拡大を図ることを目的に交付しているものす。
伊那市では、4年前からこの補助金を導入していて、4年間で市内外の34社が補助金を活用しています。
伊那市では、これらの企業が雇用している人たちが行う消費活動による経済効果と、企業の設備投資による経済効果を算出しました。
それによると、雇用されている人が、年間に消費する消費額は44億5800万円、4年間で178億3200万円の経済効果があると試算しました。
また、企業の設備投資による経済効果は4年間で171億円になるとしています。
市では、これらすべてとは限らないが、かなりの部分が市内で消費されているとみています。
伊那市では、美篶にある伊那工場を閉鎖する方針を打ち出しているNECライティングにも1億5800万円の商工業振興補助金を交付していますが、今後、NECライティングに補助金の返還を求める方針です。 -
近藤廉治さん 芽と実文庫に本など寄贈
伊那市美篶の近藤廉治さんが8日、美篶きらめき館の図書室に本160冊などを寄贈しました。
近藤さんから、伊那市教育委員会生涯学習課の下平成男課長に目録が手渡されました。
寄贈された本は、近藤さんと長年親交のある作家、なだいなださん、宮脇昭さん、河合雅雄さん、伊藤桂一さんの4人の本、160冊です。
中には、絶版になった本も含まれているということです。
本は図書室の棚に並べられ、貸出ができるようになっています。
近藤さんは、南箕輪村の南信病院の院長を務める傍ら、図書館を守り・育てる美篶地域のボランティア組織「図書館大好きの会」の会長をしています。
美篶の地域文庫「芽と実文庫」に多くの本を寄贈しています。
今回は、紙芝居を演じるときに使う舞台を置く台も寄贈されました。
近藤さんは、本の贈呈式の後、親交のある4人の作家について話し、「来年、先生方に伊那に来てもらい、フォーラムを開きたい」と話していました。 -
こどもたちのクリスマス会
未就園児とその保護者を対象にした、こどもたちのクリスマス会が9日、伊那市のいなっせで開かれました。
クリスマス会には2人のサンタクロースが登場しました。
子どもたちは、サンタクロースと一緒に、クリスマスの歌を歌いました。
クリスマス会は、子育て支援団体こどもネットいなが毎年開いているものです。
この日は、およそ150組の親子が楽しみました。
子どもたちには、サンタクロースからプレゼントが贈られました。
プレゼントの袋には、お風呂で役立つグッズや風船などが入っています。
子どもたちは、一人ずつサンタクロースからプレゼントをもらっていました。 -
ハナマルキ 詩集「おかあさん」を伊那市に寄贈
辰野町に本社を置く味噌メーカー、ハナマルキ株式会社は、自社で制作した詩集「おかあさん」を11月22日、伊那市に寄贈しました。
11月22日は、ハナマルキ広報宣伝室の仁科徹室長が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に詩集200冊を手渡しました。
詩集は、商品名にちなんで「おかあさん」をテーマに、全国の小学生を対象に募集したものです。
ハナマルキでは、子ども達や保護者にも見てもらおうと去年から学校や図書館に寄贈しています。
久保村教育長は「企業が教育の面で援助してくれることは非常にありがたい。子ども達も励みになると思う」と感謝しました。
詩集は、教育委員会を通じて市内の小学校1クラスに1冊づつ配られる他、図書館にも配布されることになっています。 -
マロニー(株)伊那工場起工式
伊那市が企業誘致した食品製造会社、マロニー株式会社の伊那工場の起工式が8日、伊那市小沢で行われました。
市では経済情勢が厳しいなか、雇用拡大に期待を寄せています。
起工式には、マロニーの関係者や市職員などおよそ20人が出席しました。
マロニーは大阪に本社を置く食品メーカーで創業は1950年。大阪のほか、浜松、福岡に工場があり、伊那工場は4番目となります。
じゃがいものでんぷんを原料とする、でんぷん麺が主力で、今年7月の決算時の売上高は28億円、従業員数は、およそ160人です。
マロニー伊那工場は、小黒川パーキング北西側に建設され、工場の延べ床面積は5000平方メートルを予定しています。
その後拡張し最終的には、およそ1万平方メートルを計画しています。
来年7月から予備操業を開始し、再来年春からの本格稼働を目指します。
従業員は全て地元から採用する予定で初期段階は50人ほど、最終的には120人ほどを計画していて、工場責任者は伊那市手良の伊藤功さんに決まっています。
企業誘致を進めてきた伊那市では、経済情勢が厳しいなか雇用拡大に期待を寄せています。
マロニーでは技術者や監督職などは既に募集を始めていて、作業者については、来年5月頃から順次募集をはじめていくということです。