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伊那市上下水道事業運営審議会 広域化を検討
伊那市上下水道事業運営審議会が18日市役所で開かれ上水道事業のコスト削減のため事業の広域化を検討していることが報告されました。
この日は昨年度の水道事業の決算が報告されました。
下水道事業は節水機器の普及等により料金徴収の対象となった水量が1日1人当たり2013年度の277.98ℓから昨年度は261.58ℓへと5.9ポイント減少しました。
上水道のコスト削減のため箕輪から駒ヶ根の5市町村で水道事業の広域化も検討しているということです。
水道料金は今年度から2025年度まで改定はしないということです。
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伊那まつりでフェイスペイントブースを運営する高校生募集
伊那青年会議所は、8月5日に開催される、伊那市の伊那まつりでフェイスペイントブースを運営する高校生を募集しています。
15日は、伊那商工会館で記者会見が開かれ、概要が説明されました。
「学生屋台~フェイスペイントをして祭りを作り上げよう!!~」と題し、高校生が会場を訪れた人にフェイスペイントをします。
この日は、講習会が開かれ、すでに参加が決まっている生徒たちが接客やペイントを練習していました。
伊那青年会議所では、新型コロナの影響で活動が制限されていた子どもたちが地域のイベントに主体的に参加できるよう、高校生が運営するブースを企画しました。
伊那市内の高校に通う生徒24人ほどを募集していて、すでに12人が参加を決めています。
募集期間は、8月1日までで、ご覧のQRコードから応募できます。
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最高気温35.1度 2日連続の猛暑日
18日の伊那地域の最高気温は35.1度と2日連続の猛暑日となりました。
18日の伊那地域は午後2時5分に最高気温35.1度を記録し、2日連続の猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと本州が高気圧に覆われ南から暖かく湿った空気が流れ込み気温が上がったということです。
環境省は、17日に続き2日連続で熱中症アラートを発表しました。
荒井の畑では、農事組合法人上荒井の組合員が、夏蕎麦の収穫をしていました。
南箕輪村の大芝高原味工房では、観光客が涼を求めてジェラートを味わっていました。
大芝湖のカモは日陰で休んでいました
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時15分現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、19日は18日より気温が下がるものの、30度前後になるとして、引き続き熱中症に注意するよう呼びかけています。
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伊那VALLEY映画祭 21日から3日間
「伊那VALLEY映画祭」が伊那市のかんてんぱぱ西ホールで今月21日金曜日から開かれ、3日間で13本の映画が上映されます。
伊那VALLEY映画祭実行委員の矢島信之さん宅では映画祭の準備が進められています。
映画祭は地域の宝を知ってもらおうと毎年開かれていて今年で5回目を迎えます。
映画祭は21日金曜日から3日間行われ、21日には「文化、芸能、民俗」、22日には「戦争」、23日には「教育、環境」をテーマにした映画や番組が放映されます。
上映後は制作者のトークショーが行われ、伊那ケーブルテレビの制作した作品「疎開した登戸研究所」「登戸研究所と帝銀事件」も上映されます。
3日間とも入場は無料です。
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ユカイナ・ソナタ旧井澤家住宅で演奏
伊那市発祥の木の笛「ユカイナ」などを使って演奏活動をしているグループ「ユカイナ・ソナタ」の演奏会が旧井澤家住宅で16日、開かれました。
演奏会は、古民家で休日の楽しいひと時を過ごしてもらおうと井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が企画しました。
16日は、ユカイナ・ソナタのメンバー4人が洋楽や邦楽など13曲を演奏しました。
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高校生の読書大賞 候補作品発表
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の今年度の候補作品の発表が16日行われ、「旅」をテーマにした7作品が選ばれました。
候補に選ばれたのは「魔女の旅々」「銀河鉄道の夜」「キノの旅」「星の王子さま」「小説すずめの戸締まり」「バムとケロのそらのたび」「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」の7作品です。
16日は、伊那市のいなっせで上伊那8校の図書委員で作る上伊那高等学校図書館協議会の研究会が開かれ、読書大賞の候補作品が発表されました。
今後、9月から11月に各校の生徒による投票を行い、12月の研究会で最終投票をして大賞の作品を決めるということです。
また16日は、読書大賞をPRするポスターも発表され、13作品の中から赤穂高校の濵凛香さんの作品が選ばれました。
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伊那市で90代男性が熱中症
上伊那広域消防本部によりますと、16日午後4時半現在、伊那市で90代の男性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。
症状の程度は、中等症だということです。
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寒ざらしそば 提供始まる
江戸時代、高遠藩が将軍家に献上したとされている寒ざらしそばの提供が、15日から始まりました。
伊那市高遠町のそば店、壱刻では、昼時になると訪れた人達が寒ざらしそばを味わっていました。
寒ざらしそばは、そばの実を小寒から立春まで川に浸し、寒風にさらして乾かすものです。
それにより、甘味が増すということです。
壱刻では、土日は20食、平日は10食限定で提供し、価格は1人前税込み1,200円です。
この日は、開店前から行列ができ、用意した20食は1時間ほどで完売したということです。
高遠そば組合では、寒ざらしそばを「伊那の夏の新たな風物詩」にしていきたいということです。
そばの提供は、壱刻・ますや・華留運・紅さくら・七めん亭・紅葉軒・きし野の高遠町内の7店舗のほか、今年は東京都新宿区の蕎麦おさめでも行われます -
社会福祉に貢献 19人表彰
伊那市社会福祉大会が伊那市の伊那文化会館で14日開かれ、長年にわたり社会福祉に貢献した19人が表彰されました。
大会では、在宅介護をしている人やボランティア活動を行っている人など19人が表彰されました。
14日は、このうち11人が出席し、市社協の林俊宏会長から表彰状が贈られました。
受賞者を代表して長年にわたり市社協の副会長を務めた小林光豊さんは「ふれあい、支えあい、助け合う、お互い様の地域づくりを目指す市社協のスローガンを今後も思い出し活動していきたい」と挨拶しました。
大会は長年福祉に携わる人を表彰し社会福祉推進の意識向上を図ろうと市社協が開いていて今年で18回目です。
また大会では、長野県社福祉協議会が推進する「どこでも実家」を宣言しました。
これは、子どもや若者をみんなで支えていこうというプロジェクトです。
若者のボランティアへの参加や就労体験のサポート、子ども食堂などの活動を応援します。
上伊那地域で「どこでも実家」を宣言したのは伊那市社会福祉協議会が初めてだということです。 -
の~このおはなし市内の書店で販売
伊那市上の原の木部則子さんは、自身の幼い頃の戦争や大地震の体験を絵本にした「の~このおはなし」の改訂版を市内の書店で販売します。
13日に出版社から完成した絵本200冊が自宅に届きました。
木部さんは現在86歳です。
2020年6月に自身の体験を元にした絵本「の~このおはなし」を自費出版し無料で配布しました。
250冊作った絵本は、全てなくなり、購入したいとの声もあったことから今回200冊を増刷し販売することにしました。
増刷にあたりイラストの修正、追加を行いました。
絵本のタイトルになっている「の~こ」は、木部さんの幼少期時代のあだ名です。
出身地の愛知県安城市で空襲と地震におびえながら過ごした幼少期の記憶をたどり、現代の子どもたちに平和の尊さを伝えています。
イラストは当時の記憶を元に自ら描いたもので、史実に基づいて絵を描き直しました。
子どもたちにも解りやすいようイラストに説明文を添えています。
また、あとがきにかえて、当時の社会情勢と自分に起きた出来事を年表にまとめました。
伊那ケーブルテレビが制作した朗読の動画のQRコードも掲載されています。
改訂版の~このおはなしは、1冊税込み2,000円で、伊那市の上條書店で販売しています。
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J3松本山雅グッズ販売
サッカーJ3の松本山雅は、伊那市のベルシャイン伊那店に、今年も期間限定でオフィシャルグッズの販売コーナーを設置しました。
ベルシャイン伊那店での出店は、2016年から行われていて今回で8回目です。
店内の2階に設けられたコーナーでは、オフィシャルマスコット「ガンズくん」のぬいぐるみや今年発売のキーホルダーなど133種類の商品を販売しています。
特に、応援に使用するタオルマフラーと文房具が人気だということです。
1000円以上グッズを購入した人には先着でうちわをプレゼントしています。
17日には、タオルマフラーやリストバンドなどの新商品が加わる予定です。
また去年11月に松本山雅を引退した田中隼磨さんが現役時代に使用していたユニホームやスパイクなども展示しています。
伊那市の総合小売り業㈱ニシザワがオフィシャルスポンサーを務めていることからベルシャイン伊那店で販売しています。
松本山雅のオフィシャルグッズは、来月17日までベルシャイン伊那店で販売しています。
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クラフト作家6人による暮らしの音色展
県内外のクラフト作家による展示即売会「暮らしの音色展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には古布のリメイク作品や革製品、木工品、編み物など、県内外の作家6人の作品が並んでいます。
この展示は、作家同士が声を掛け合い開いたものです。
伊那市前原の福島美絵子さんは、パンチニードルを使った小物を展示しています。
パンチニードルは、布に毛糸を刺していくための道具です。
今回の展示では、バッグやブローチなどの小物を展示しています。
福島さんのブースではワークショップも行っているということです。
関係者は「作品で素材が奏でる音を表現したい」と話していました。
暮らしの音色展は17日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市内公園の外灯を清掃
伊那市の電気工事会社でつくる伊那市電設業協会と上伊那電気工事協力会伊那地区は14日に市内の公園にある外灯の清掃ボランティアを行いました。
清掃ボランティアは、伊那市電設業協会と上伊那電気工事協力会伊那地区が毎年行っているものです。
11社から20人が参加して、高所作業車やはしごを使い外灯の清掃をしていました。
伊那市電設業協会では「公園を安心して利用してもらうために、明かりが暗くならないようにしたい。」と話していました。
この日は春日公園、伊那公園、高遠ほりでいパークの清掃を行いました。
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集落支援員新たに1人任命
伊那市の集落の維持・活性化を推進する集落支援員の委嘱式が6日に市役所で行われ、新たに1人が任命されました。
新たに任命されたのは上田市出身で西春近におよそ20年前に移住してきた伊藤くみ子さんです。
白鳥孝伊那市長から委嘱書を受け取りました。
伊藤さんは利用者同士でものを譲り合うことができるサービス「こころむすび」の普及促進などを行います。
白鳥市長は「地域の人や他の支援員と連携を図って新たな視点で発想し、スキルを充分に発揮しながら新しい風を吹き込んでもらいたい」とはなしました。
伊藤さんの任期は最長で3年間で、集落支援員は13人になりました。
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春の高校伊那駅伝 来年3月24日開催
来年の春の高校伊那駅伝は3月24日に開かれることが6日に決まりました。
春の高校伊那駅伝実行委員会総会が伊那市のJA上伊那フラワーパレスで開かれ春の高校伊那駅伝2023のまとめと、2024大会の計画案などが示されました。
今年3月19日に開かれた2023大会では、男子の部124校と女子の部64校が出場し合わせて過去最多の188校が出場しました。
また、沿道での応援が4年ぶりに復活し、初めて伊那市荒井のセントラルパークでパブリックビューイングが開かれました。
2024大会は3月24日日曜日とすることが承認され、ルートはこれまでと変更はなく男子42.195km女子21.0975㎞です。
また大会要項は新型コロナウイルス感染症対策の項目が削除された案が示され今後幹事会で検討するとしています。
実行委員長の白鳥孝伊那市長は「女子の部が40回をむかえるので記念大会にふさわしいプログラムを検討したい。より多くの学校に参加してもらいたい」と話しました。
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あるしん×日本公庫 事業承継支援で連携
アルプス中央信用金庫と政府系金融機関の日本政策金融公庫は、後継者不在で事業の継続が困難な企業と第三者をマッチングし、事業承継支援する覚書を12日取り交しました。
日本公庫が県内の単独金融機関と事業承継支援で連携するのは、あるしんが初めてです。
12日は伊那市のアルプス中央信用金庫本店で調印式が行われ、あるしんの吉澤祥文理事長と日本公庫の山口栄伊那支店長が覚書を取り交わしました。
今回の覚書では、「後継者がおらず事業を譲りたい」「事業拡大や創業に向け事業を譲りうけたい」といったニーズを掘り起こし、第三者による事業承継を支援するものです。
あるしんが持つ地域情報と、日本公庫の全国152支店のネットワークやノウハウを活用しマッチングを図っていきます。
日本公庫によりますと全国359万社のうち、後継者不在の為廃業や休業を検討している企業は4分の3にあたる279万社だという事です。
マッチング後は、あるしんと日本公庫が資金繰りや販路拡大、情報提供などについて伴走型でサポートしていくという事です。
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上伊那広域消防本部 水難救助訓練
上伊那広域消防本部は夏の行楽シーズンを前に、河川での水難事故に備えた救助訓練を12日に宮田村の天竜川で行いました。
訓練は、水難救助で使用するボートの操作の技術向上を図ろうと行われたもので、上伊那の6つの消防署から14人が参加しました。
訓練では、対岸や中洲に人が取り残されたことを想定してボートを漕いでいました。
また、隊員が流された時を想定し、ロープを使って引き込む訓練をしていました。
上伊那広域消防本部によりますとボートを使っての救助は、去年は10件、ことしは6月末現在で3件だということです。
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高山植物保護取締件数 昨年度134件
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が伊那市の南信森林管理署で5日に開かれ、高山植物の昨年度の保護取締件数が、134件だったことが報告されました。
総会では、南アルプスや中央アルプスでの昨年度の保護取締状況が報告されました。
昨年度の保護取締件数は134件で、令和3年度と比べて29件多くなっています。
内訳として、無許可採取と摘み取りの厳重注意が6件、禁止区域への侵入や踏み荒らしなどの注意指導が128件となっています。
保護取締件数が増加した理由として、新型コロナの行動制限緩和の影響で登山客が増えたことが挙げられるということです。
昨年度は中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰、の4つの地域で行政関係職員など延べ1,743人が高山植物の保護パトロールを行いました。
開藤直樹会長は「行動制限緩和により、今後さらに登山客が増えてくる。今まで以上に啓発活動を強化していきたい」と話していました。
また今年度の事業として、17日~8月11日までを保護パトロール強化期間に設定し、県の自然保護レンジャーと連携してパトロールをするということです。
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美篶地域探検クラブ 学校周辺の歴史学ぶ
伊那市の美篶小学校の美篶地域探検クラブのメンバーは、学校の敷地内に建っている石碑などの歴史について3日に学びました。
3日は、探検クラブの児童7人が学校にある石碑や石像を見て周りました。
説明をしたのは、美篶小学校資料館運営委員会副会長でクラブ講師の矢島信之さんです。
正門近くの二宮金次郎の像は、1939年に銅像として建てられましたが、戦時中金属不足のため供出され、その後石像になったということです。
児童達は、学校の敷地内など7か所を周りながら美篶小学校の歴史を学びました。
美篶地域探検クラブは今後、霞堤防の歴史などを学んでいくということです。
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伊那小児童がドローンでプログラミング学ぶ
伊那市の伊那小学校で、ドローンを活用したプログラミングの授業が11日行われました。
11日は教育用のドローン6機が用意され、4年正組の児童が6つのグループに分かれ授業を受けました。
体育館には跳び箱を超え、フラフープをくぐり、奥の机に着陸するおよそ30メートルのコースが設けられました。
子どもたちはタブレット端末でドローンが動く方向や距離を打ち込みプログラミングを行っていました。
プログラミングが終わると実際にドローンを飛ばします。
ドローンの動きを見ながら方向や距離を調整していました。
伊那市では2018年からプログラミングの授業を導入しています。
プログラミング学習やメディア研修を支援している上伊那地方視聴覚教育協議会が今年度プログラミング教材用のドローンを購入したことから、伊那小に貸し出し、授業が行われました。
上伊那地方視聴覚教育協議会では、希望する学校にドローンを貸し出し、学習の支援を行っていくということです。
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伊那市 洪水を想定した災害対策訓練
伊那市は、大雨による天竜川の洪水災害に備えた災害対策本部訓練を11日、市役所で行いました。
訓練は、警報級の大雨による天竜川の洪水、市街地の広域的な浸水を想定して行われました。
災害対策本部会議は、避難指示などが出ている発災前と、発災後に行われました。
発災前の会議では、各部の事前対策や、考えられる被害などが報告されました。
洪水の発生直後の会議では、被災状況や、堤防や道路などの復旧、各地域での物資調達手段などが報告されました。
訓練ではほかに、情報を収集し、関係者に共有をする情報連絡室の設置確認も行われました。
情報連絡室は、各部署から集まった職員が、住民などからの電話を受け担当課に伝達するほか、県の防災情報システムに入力し関係機関に共有します。
伊那市では、自然災害や地震を想定した訓練を毎年この時期に行っています。
今年は、特に危険度が高く、堤防の強度に差がある天竜川の洪水を想定し、事前の対策や情報共有を重視した訓練となりました。
災害対策本部長の白鳥孝市長は「過去の事例をもとに対応し、住民の安全を確保できる体制を整えていきたい」と話していました。
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荒井区少年少女消防クラブ 結団式
伊那市荒井区の少年少女消防クラブの結団式が8日に内の萱スポーツ公園で行われました。
きょうは少年少女消防クラブの小学生8人が、地元の消防団に教わりながら訓練をしました。
規律訓練では、敬礼の仕方などを教わっていました。
他に水が出る消火器を使い、的を狙って放水訓練をしていました。
また、実際の消防車からの放水も体験していました。
荒井区少年少女消防クラブには10人の小学生が所属しています。
荒井区では「実際に火災が起こることが無いように、知識を深めて欲しい」と話していました。
今後は、消防署の見学や火災予防ポスターの製作などを行う予定です。
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伊那市社協 夏のフードドライブキャンペーン実施中
夏休みを前に伊那市社会福祉協議会は、自宅に眠っている食材の提供を呼び掛ける「夏のフードドライブキャンペーン」を行っています。
食品は、福祉まちづくりセンター1階で受け付けています。
米やレトルト食品、カップ麺、缶詰、調味料などで、賞味期限が2か月以上あり未開封のものなどです。
市社協では、子育て世代や生活困窮者の支援として、学校が長期休みになる春・夏・冬の年3回フードドライブキャンペーンを行っています。
集まった食品は、子ども食堂などでも利用されます。
夏のフードドライブキャンペーンは、31日月曜日まで行われています。
集まった食材の量は、今年の春は1か月で385個・総重量575キロ、冬は2か月で2,514個・2,367キロでした。
また、地域の飲食店が協力し子ども食堂の一環として行われているカレー大作戦では、一昨年8月に初めて行った際は901食でしたが、前回の6月は1,729食と増加し、活動への関心が高まっています。 -
東部中1年生が市民プールで水泳授業
伊那市の東部中学校はプールが老朽化で使用できないことから、学校近くの市民プールを借りて10日から水泳の授業を始めました。
生徒は市民プールまで10分ほどかけて歩いて移動しました。
授業は流れを止めた1周およそ125メートルの流水プールを使って行われました。
東部中の1年生は水泳が必修科目となっていて、10日は1年生2クラスと支援学級が授業を行いました。
1988年に完成した東部中のプールは老朽化で漏水し、直すことができないということです。
東部中1年生は全部で6クラスあり、各クラス4時間ずつ市民プールを借りて授業を行う計画です。 -
煎茶道方円流長野支部の茶会
新型コロナの影響で4年ぶりとなる煎茶道方円流長野支部の茶会が、9日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那文化会館の小ホールには、煎茶席と玉露席が設けられています。
煎茶席では、長野支部の伊那と飯田の会員80人ほどがお点前を披露しました。
煎茶は80度から85度に温度を下げて入れられます。
陶器の茶碗に金属の茶たくで茶が出されます。
陶器の模様や出される菓子も一緒に楽しむということです。
煎茶席は、松竹梅に菊と蘭の縁起の良い花を飾った5つの席が設けられました。
煎茶は、中国の文人たちがたしなみ、筆や硯などの道具を鑑賞しながら楽しんだということで、会場には、それらの文房具も並んでいます。
煎茶道方円流は、伊那市の唐沢 温園さんが京都で学び、伊那で初めて煎茶会を開いてから54年になります。
伊那市を拠点に県内全域に活動を広げ、各地で茶会を開いているということです。
会場では唐沢さんの妹で箏曲演奏家・伊那市芸術文化大使の川村 利美さんが箏の演奏を披露し、茶会に花を添えていました。
会場には、240人ほどが訪れました。
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信州球児の夏 開幕
甲子園出場をかけた、夏の全国高校野球長野大会が8日に開幕しました。
前回優勝校の佐久長聖高校を先頭に、85校72チームの選手たちが入場行進をしました。
上伊那のチームの試合日程です。
辰野高校です。
11日の正午からセキスイハイム松本スタジアムで松本深志高校と対戦します。
上伊那農業高校です。
10日の午前9時からしんきん諏訪湖スタジアムで飯山高校と対戦します。
高遠高校です。
12日の午前9時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで長野俊英高校と対戦します。
伊那北高校です。
9日の午後2時からしんきん諏訪湖スタジアムで地球環境高校と対戦します。
伊那弥生ケ丘高校です。
9日の午後2時から県営上田野球場で上田西高校と対戦します。
赤穂高校です。
11日の午前9時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで蓼科・軽井沢・野沢南・小海連合と対戦します。
駒ヶ根工業高校です。
11日午前9時30分から県営上田野球場で岩村田高校と対戦します。
茅野・岡谷東・箕輪進修連合です。
9日の午後2時から長野オリンピックスタジアムで長野日大と対戦します。
今年の開会式は4年ぶりに選手全員が参加し、開会式が行われました。
伊那ケーブルテレビでは高校野球期間中、県内4球場の試合すべてを放送します。
チャンネル番号は、121chがしんきん諏訪湖スタジアム、122chが県営上田野球場、J501が長野オリンピックスタジアム、J507がセキスイハイム松本スタジアムです。
あすは上伊那勢の3試合が予定されています。
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歩行者天国でファミフェス 賑わう
伊那市の中心市街地を歩行者天国にし、家族連れが楽しめるイベント「伊那まちファミリーフェスタ2023」が、7日に行われました。
小雨が降るあいにくの天気となりましたが、歩行者天国には多くの人が訪れ賑わいました。
紙芝居やストラックアウト、射的などが楽しめるコーナーが設けられたほか、飲食の出店も並びました。
このイベントは、毎年の恒例行事だったぎおん祭歩行者天国の「ちびっこ駅伝大会」が新型コロナで中止となり、その替わりとして去年から行われています。
各種体験ブースやこども縁日など6つのエリアに分かれ、各種団体や商店主らが実施しました。
実行委員会では、「浴衣を着て夏祭りを楽しむ機会が減っている中、こうしたイベントを通して、子どもたちが喜ぶ姿を見て、地域で子どもを育てる未来が想像できる。商店でも、家族連れが喜ぶ店づくりを行うきっかけにしたい」と話していました。
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転倒による労災事故防止へ研修会
伊那労働基準監督署は、転倒による労働災害を防ごうと、伊那市東春近でバルブの製造・販売を行う株式会社キッツ伊那工場で事故予防の研修を7日、行いました。
研修会には、50代の社員6人が参加しました。
転倒予防の研修の受講をキッツが希望しました。
伊那労働基準監督署が管内でこのような研修会を開くのは初めてだということです。
はじめに、身体機能を測定する5つの動作を行いました。
歩行能力やバランスなどを測定します。
このうち目を閉じて片足立ちでバランスをとる測定では、何秒間立っていられるかを計測しました。
参加者は、5つの動きを測定した後、チェック票に結果を記入し自らの身体能力を確認しました。
また7日は、自宅で簡単にできる身体能力を維持するための体操も紹介されました。
伊那労働基準監督署によりますと令和4年の上伊那地域の労働災害のうち転倒災害は29.8%を占め、今年の4月までの速報値では34.7%を占めているということです。
株式会社キッツでは、学んだことを社内全体に周知していきたいとしています。
この研修会は、1日から始まった全国安全週間に合わせて行われました。 -
小平奈緒さん 母校で講演
平昌オリンピックのスピードスケート金メダリストの小平奈緒さんが7日に母校の伊那西高校で講演しました。
講演会では伊那西高校時代の学校生活や思い出を振り返りながら「人とつながる」をテーマに話をしました。
小平さんは「誰かから受ける期待より、自分自身が自分に期待した方が、気持ちが楽になり結果として自信に繋がる。皆さんも自分自身に期待してこれからの学校生活を送ってください」と話していました。
この講演会は、伊那西高校が招いて開かれました。
小平さんが母校の伊那西高校に来るのは2018年以来5年振りです。
講演会には、伊那西高校の生徒や同窓会、PTAなどおよそ400人が参加しました。
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伊那まちBASE 新理事長に太田さん
伊那市のNPO法人、伊那まちBASEの今年度の定期総会が6月25日にいなっせで開かれ、新しい理事長に太田明良さんが就任しました。
25日は会員9人が集まり、定期総会が開かれました。
今年度の事業計画や予算を承認したほか、任期満了に伴う役員の選任が行われ、新たな理事長に前副理事長の太田明良さんが選ばれました。
伊那まちBASEは伊那市の中心市街地に拠点を持ち、子どもの居場所づくりや飲食事業、観光窓口事業など多角的に運営しています。
太田さんは「会員それぞれのこんな場所にしたいという思いを大切にしながら運営をしていきたい」と話していました。
伊那まちBASEは、日本財団の「子ども第三の居場所」事業の助成を受けながら運営をしていますが、今年度でその助成が終わります。
伊那まちBASEでは、様々なイベントを企画して、自主事業収入による運営を目指していきたいとしています。