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小渋ダム湖面巡視体験
「森と湖に親しむ旬間(21-31日)」に合わせ、中川村大草の小渋湖周辺で26日、小渋ダム湖面巡視体験が行われた。天竜川ダム統合管理事務所などの主催。
家族や友だち同士がライフジャケットを着て、巡視ボートに乗り込み、約20分間のダム湖遊覧を楽しんだ=写真。
陸は厳しい暑さだったが、湖上は涼しい風が吹き、しぶきも上がり、涼味満点。参加者は下から見上げるダムの雄大さに驚き、エメラルド色の水面、周りの緑濃き山々の連なりに感嘆の声を上げた。 駒ケ根市から親子3人で参加した中村ゆかりさんは「湖上は涼しく、景色も良かった」。順君は「ダムが大きくて、びっくりした」と話していた。 -
・スカミカミマシーン・ス一般発売
喬木村の喬木第二小学校養護教諭の安富和子さん=中川村大草=が駒ケ根市の赤穂南小学校に勤務していた当時「児童の健康づくりのため、かむ回数をカウントする装置が欲しい」との思いから発案した・スカミカミマシーン・スが7月、商品名「かみかみセンサー」として全国に向けて一般発売された。
発売したのは学校などに保健や理科実験関係の機器などを卸している日陶科学(山田光彦社長、本社名古屋市)。「かみかみセンサー」は、あごの動きを感知する器具を耳に掛けて装着。物を食べると、かんだ回数が魚の形の表示部にデジタル表示される。安富教諭のアイデアをもとに駒ケ根工業高校(当時)の高田直人教諭の技術協力で3年前に完成して以来、赤穂南小で使用されてきた・スカミカミマシーン・スの基本的な仕組みを踏襲した上で各部を改良、発展させた。
昨年12月、販売代理店を通じて初めてカミカミマシーンを見た同社の企画開発担当者は「きっと役に立つものになると直感」し、商品化に向けた開発がスタートした。同社によると、試作品は十数個に及び、さまざまな点で改良を重ねてきたという。最も重視したのはかんだ回数の正確性。あごの動きを間違いなく検知するためのセンサーの選定などに関連して数多くの試行錯誤を繰り返したほか、消費者に受け入れられやすいデザインにするよう気を配ったという。赤穂南小の児童にモニターを依頼するなどして開発を進め、6月に最終試作品が完成した。発売は今月11日。直後から問い合わせが相次ぎ、県内の学校や歯科医院などを中心に十数カ所から注文があったという。 -
図書館まつり
中川村図書館は12日日、第11回図書館まつりを図書館周辺で開いた。えほん講演会や古本市、リサイクルアイデアコンテスト表彰式、バザーなど多彩なイベントが繰り広げられた。
このうち、環境問題に目を向けようと、今年初めて募集したリサイクルアイデアコンテストには27作品(保育園・小学生4、中・高校生2、一般21)が応募、優秀賞には片桐保育園さくら組のペットボトルを利用した「おさんぽバック」が、一般の部では、小林真紀さん(片桐)のコウモリ傘の布で作った「エコバック」。ガス湯沸し器や一斗缶で組み立てた、島崎敬一さん(大草)の「湯沸かしロボット」が選ばれた。
また、絵本作家の松竹いね子さんの「自然の『こえ』を聴きながら」と題した講演会で、松竹さんは「自然の声を聴くには心の耳を澄ますこと。自然はいつも私たちを呼んでいる。自然をよく見て、触ってあげる。匂いをかぎ、音を聞くと、自然の方からいろいろと教えてくれる」と話し、自然に目を向けるきっかけになった「ジカキムシ」の生態を紹介し、絵本「じかきむしの文」の読み聞かせを行った。
このほか、絵本作家、安江リエさんも特別出演し、新作の読み聞かせも行い、子どもたちを絵本の世界に誘った。 -
全国初の紅(あか)そばサミット9月27、28日開催
「紅い花のそば『高嶺ルビー』で実を結ぶ地域の和」をテーマに、全国初の「紅(あか)そばサミット」が9月27、28日、中川村文化センターなどで開かれる。
8日、中川村望岳荘「いろり」で初の実行委員会(会長・信大氏原暉男名誉教授)が開かれ、富永朝和中川赤そば花まつり実行委員長や村、箕輪町、タカノ(宮田村)など委員10人が集まり、実行委員会組織を固め、開催日程、内容などを検討した。
目的は紅そばを栽培している全国各地の人々が一堂に会し、それぞれの活動や成果について発信し、情報、意見交換する中で、交流を深め、まち作りの手段とする。
初日(27日)は午前9時30分から、文化センターで紅そばサミット。実行委員長あいさつ、引き続き、基調講演。氏原会長が「高嶺ルビーの開発の経過」、富永副会長が「紅そばによる地域活性化」について話す予定。
また、参加者代表による栽培報告(パネルディスカッション)を行う。
午後1時から関係者による交流会、試食会もある。
2日目(28日)は中川村、箕輪町、茅野市などの「赤そば花まつり」イベント会場を視察する。
サミット会場には、全国的な名店、秋田県すがや、富山県ごっつお館、島根県一心房などに出店を依頼する考え。
サミット会場では300食分のお食事割引券の配布も検討している。
予算総額は178万6千円、県の元気づくり支援金148万6千円、タカノ寄付30万円を予定。
今後、実行委員会や運営委員会などで細部を煮詰めていく考え。 -
梅雨明けまじか?バナナがなった
中川村葛島のそば処「吉笑楽(榑沢吉男店主)」に植えられたバショウに花が咲き、バナナ状の実が実った。
開花は昨年に続き2回目。
バショウはチャイニーズバナナと呼ばれ、栽培バナナの仲間。7年前、株分けし、店の前に植えた。毎年は春に芽吹き、たちまち3メートル余に成長し、大きな葉を茂らせている。
来店者が先端に薄黄色の雄花をつけ、基部近くには雌花と、7、8センチになったバナナ状の実を発見したという。
榑沢さんは「昨年は9月に開花したが、今年は2カ月も早い。そそろそろ梅雨明け、夏本番になるのでは」と話していた。 -
「半夏生(7月1日)」にハンゲショウの葉白く
7月1日は「72候」の1つ「半夏生」。季節に合わせるかのように、中川村横前の県道北林飯島線沿いの民家の庭先でハンゲショウが茎の先に花穂をつけ、上部の葉の1部が白くなった。
ハンゲショウはドクダミ科、名は7月上旬の半夏生のころ、白い葉が目立つことや、葉の1部が白いことから「半化粧」に由来しているとか。
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中川村図書館がエコ工作教室を開催
中川村図書館は21日、エコ工作教室の第1弾として「ペットボトルでけんだまをつくろう!」を同館で開いた。児童や親子など13人が集まり、ペットボトルを使ったオリジナルのけん玉づくりに挑戦した=写真。
取り組みは今年のテーマである「エコ」に合わせて企画したもの。定員10人で募集したところ、それを上回る参加者が集まった。
ペットボトルけん玉は、同図書館の司書らが考案。大きいペットボトルと小さいペットボトルの胴を横半分に切り、頭の部分をテープなどで張り合わせると、玉の受け口が完成。玉も、ガチャポンの入れ物を利用した。
参加者らは出来上がったけん玉に柄や色の付いたテープなどでデコレーションし、自分だけのオリジナルけん玉に仕上げていた。
この日母親の一恵さんと一緒に参加した小学2年生の小塩貫汰君は「ひもを通すところが難しかった」と話し、早速出来上がったけん玉の練習をしていた。 -
中川村の有志でつくる「笑うちかたび」がキャンドルナイトに合わせてキャンドルづくり
中川村の有志でつくる「笑うちかたび」(今井健一会長)は21日、「キャンドルナイトinかたつむり」を同村の山のパン屋「かたつむり」であった。一般や会員など約15人が参加。昼の部では、蜜ろうキャンドルと竹を使った灯ろうづくりに挑戦した=写真。
「キャンドルナイト」は、ロウソクの光の中でひと時を過ごす中で、時間や生活について考えよう竏窒ニ、全国各地で夏至の日に合わせて取り組まれており、夜の8時から10時までの間、電気を消してロウソクなどのあかりで時間を過ごすことを呼びかけている。
同会では昨年からキャンドルナイトに取り組んでおり、今回はキャンドルづくりから挑戦してみよう竏窒ニ企画。蜜ろうキャンドルの原料となるはちの巣は、信州日本みつばちの会から提供してもらった。
参加者は、キャンドルを作る班と灯ろうを作る班に分かれて作業を開始。巣を溶かしてロウを作るなど、普段はあまり見ることのない作業に、参加者も興味津々で見入っていた=写真。
今井会長(31)=中川村美里=は「キャンドルの光で過ごす中で、火のありがたさを感じたり、日常生活を見直すきっかけにしてもらえれば」と話していた。 -
うちょうらんを育てる会が村花、ウチョウランの展示会開催
中川村の「村花・うちょうらんを育てる会」(会員16人、中飯寿勝会長)は22日、「第26回うちょうらん展示会」を同村のショッピングセンター「チャオ」で開いた。園芸品種のほか、会員らが鉢植えで育てた自生のウチョウラン14点が並び、訪れた人たちの目を楽しませた=写真。
ウチョウランは中川村の村花。しかし、山野草ブームなどの影響で村内にあったウチョウランは絶滅寸前の状態になり、同会が中心となって花の増殖などに努めてきた。
それに合わせて、普段あまり見ることのないウチョウランの姿を多くの人に知ってもらおう竏窒ニ展示会も開催。今年も花の時期を迎え、展示会を行うことになった。
気候の影響もあり、今年の開花は少し遅れているというが、花は1カ月ほど楽しめる。 小ぶりで優しい色合いをした花の姿は人気が高く、中飯会長(68)=大草=は「自然の中ではほとんど見られなくなっている状況。多くの人にウチョウランを知ってもらえたら」と話していた。 -
初の農産物加工施設検討委員会
中川村は19日夜、役場で第1回農産物加工施設建設委員会があった。施設建設は09年度に農山漁村プロジェクト支援交付金を活用する予定。初会議では今までの経過を確認し、建設場所や施設概要について話しあった=写真。
この中で、JA中川支所の松沢文昭支所長は「チャオ内に移転を前提に、農産物直売所たじまファームのあり方について検討している。ファームの後に加工施設というのも1つの案」との考えを示した。
チャオに隣接する現農産物加工施設は91年に建設。8グループ個人、JA委託加工が利用しパンやジュース、ジャム、漬け物などを加工してきた。管理は06年からJA上伊那に委託。
しかし、施設は手狭で、廊下がないため、どこかの部屋を必ず通ることになり、衛生的に良くない。衛生面からは1加工品1部屋が原則-など課題が多く、95年から農産物加工施設利用者会議が視察研修などを行いながら、研究検討してきた。
10回にわたる会議の結果は、施設の建設の方向性は一致しているものの、運営方法や施設内容は結論が出ていない。
検討委員会は村議会、農業振興審議会委員、農村女性マイスターなどで10人で構成。初会議では委員長に桃沢時江さん(村議)、同副に富永和典さん(農業経営者会議長)を選び、利用者会議で出された意見、課題を踏まえ、委員からは「運営の核となる人材が必要」「販路の開拓が課題」などの意見が出された。
松沢支所長は「だじまファームをチャオ内に移転することを前提に、そこを基点にして、加工販売、観光発信基地など、プロジェクト会議で総合的に検討している。ファームの後に加工施設が入ることも1案」と話した。
今後、検討委員会は施設概要、運営形態を検討し、プロジェクト支援交付金の活性化計画を作成。09年1月末までに県活性化計画を経て、国に提出する。順調にいけば、7月には着工の運びとなる。 次回は7月15日の予定。 -
プール開き
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梅雨の晴れ間となった18日、中川村の中川東小学校(井上康良校長)でプール開きを行った。8月末の水泳記録会(水泳学習のまとめの会)まで水泳授業を行う。
プールサイドに水着で集合、児童を代表し、6年生の小池魁舟君が「それぞれ目標を持って事故のないように楽しく泳ごう」と呼び掛け、井上校長は「水泳は身体を鍛えるのに適したスポーツだが、危険はつきもの。準備運動をする、先生の指示に従う、ラリーを組んだ友だちを確認するなどルールを守って、自己の記録を伸ばそう」と話し、楽しいプール学習になるように希望した。
また、井上校長や児童の代表らはプールの四隅に塩をまいて、水泳の上達と安全を祈願した。
6年生の模範泳に続き、全員で25メートルを初泳ぎした。 -
青年海外協力隊として今月24日にケニアに発つ駒ケ根市出身の秋田ミラ流氷さんが表敬訪問
今月24日に国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてケニアに発つ駒ケ根市出身の秋田ミラ流氷さん(23)=が16日、杉本幸治市長のもとを表敬訪問し、抱負を語った=写真。
父親がJICA駒ケ根青年海外協力隊訓練所の職員だった秋田さん。幼いころから協力隊員の姿を間近で見てきたが、実際に活動する隊員らの姿に感動を覚え、自身も協力隊員となることを志願するようになったという。
派遣後は、理数科教師としてナイロビの中学校に勤務する予定で、2010年6月に帰国を予定している。
秋田さんは「新卒なので、困ること、迷惑をかけることもあると思うが、現地の人と仲良くなりたい。日本ではできない経験をたくさんして帰ってきたい」と語った。
杉本市長は「駒ケ根市の代表として、文化を伝えてきてほしい。健康には十分気を付けて、一回りも二回りも大きくなって帰ってきてください」と語った。
また、駒ケ根協力隊を育てる会(高坂保会長)は同日、秋田さんの激励会を開き、現地での活躍に期待するとともに無事に帰国することを願った。 -
サクランボ収穫始まる
中川村葛島の六識園(高橋昭夫園主)で、サクランボが赤く熟し、収穫作業が始まった。
園内では樹齢約50年の佐藤錦をはじめ、ナポレオン、高砂など10本を栽培している。収穫は色づいた物から取り始め、中旬ころまで続く。
高橋さんによると、樹齢約50年の古木は、30年前までは花は真っ白になるほど咲いたが、全く実が成らなかった。そこで、他品種を近くに植えたところ、どんどん成るようになった。
同園のサクランボは摘果はしないが、大粒で、露地栽培のため、甘さは十分。鳥の食害防止のため、木全体にテグスを張り巡らしている。
「テグスは効果抜群で、ほとんど食害はない。一番困るのは雨。雨に当たると裂果し、売り物にならなくなる」と、曇り空を心配そうに見上げている。
##(写真)
たわわに実ったサクランボ -
麦秋、大麦の刈り取り
中川村片桐田島の天竜川右岸に広がる転作田で2日、大麦の収穫作業が始まった。黄金色に実った麦畑で、コンバインが軽快なエンジン音を立て、刈り取っていく=写真。
大麦は六条大麦系の「ファイバースノー」が主体。コンバインで収穫した麦は、宮田村のカントリエレベーターで乾燥、米粒麦や五穀米などの食用として出荷される。
上伊那全体では151ヘクタールが作付けされ、860トンの収量を見込んでいる。
上伊那農業協同組合の関係者の話では、作柄は平年並み。 -
小梅の出荷最盛期
中川村田島のJA上伊那中川梅選果場で小梅の選果、出荷作業が最盛期を迎えている。
梅は小梅の代表品種「竜峡小梅」と赤い実の「吉村」。選別機でLから6Lに分け、10キロずつ箱詰めされ、名古屋市などに向けて出荷される。
小梅の出荷ピークは9日ころまで。26日までに伊南地区の農家が123トン(うち加工用93トン)を出荷する。L縲・L級は漬物用として加工工場に、3L以上が青果として、店頭に並ぶ。
隣接のたじまファームでも取れ立てを販売している。
また、今年初めて、選果作業の省力化を図るため、加工用の一部は選果せず、集果ネット(20キロ入り)のまま販売する。
JA上伊那果実課の井上博志課長は「今年は加工用が1キロ215円で、昨年に比べて30円上がり、農家の手取りが増える。収穫量も品質もいい」と話している。 -
中川西小学校2年生(征矢浩平教諭、25人
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「クックは角がある方で、ハッチは角がないよ。2匹ともとても元気だよ」。
中川村の中川西小学校2年生は昨年の10月から手作りの小屋でヤギを飼育し、今年3月27日に出産、雄2匹が生れた。子どもたちはヤギの飼育、感動的な出産シーンに立ち会い、命の尊さを学んでいる。
昨年、大鹿村の農家民宿、塩嶺荘でヤギを観察、ヤギの絵を描かせてもらった子どもたち。すっかり、ヤギが好きになり「ヤギを飼いたい。ヤギを中心にした活動をしよう」と、塩嶺荘から2歳の雌ヤギを借り受けた。
早速、子どもたちは小屋作り。最初は使わなくなったハト小屋を利用していたが、狭いため、運動場付の新居を古材を集めて建設に取りかかった。運動場の柵は子どもたちが作り、砂も運んで敷いた。
大鹿からヤギが到着、子どもたちは「ナナちゃん」と名付け、可愛がった。
小屋の掃除などヤギの世話は当番を決めて、みんなで頑張っている。ヤギは干草やキャベツ、菜の花が好物、子どもたちが家から持ち寄ったり、給食センターからもらってきている。
10月末に種付けをし、ナナちゃんのお腹がどんどん大きくなるのを見て、子どもたちは「いつ、生れるのかな」とワクワク。春休み中の3月27日、お産が始まり、子どもたちは急ぎ登校し、ヤギ小屋に集まった。
「おかあさんヤギは苦しそうだった」「1匹は死んじゃうかと思った」と子どもたちは心配したが、2匹とも無事生まれた。
「生れてすぐに、赤ちゃんヤギはふらふらと立ち上がった」「半日位で歩き始めた」「すぐに母さんヤギのおっぱいを飲み始めた」と驚きの目を向ける。
小ヤギも1週間もすると、草を食べ始め、子どもたちは「草をむしゃむしゃ食べた」「コリ、コリ、パリ、パリ食べた」「でも、母さんヤギのおっぱいも飲んでいる」と、細かく観察する。
小ヤギはまもなく、乳離れになり、子どもたちは乳しぼりができるようになる。今から、ヤギの乳でチーズを作ったり、ホットケーキを焼こうかなどと楽しみにしている。
征矢教諭は「ヤギを飼うようになってから、優しくなった。力を合わせて、頑張ることができるようになった」と育ちを。(大口国江) -
村歌碑の除幕
中川村片桐の村文化センター前庭に建立された村歌碑の披露が30日あった。寄贈者の座光寺喜久司さん(82)=小和田=、曽我村長ら村理事者が除幕、教育委員会関係者ら約10人が見守った。
碑は横1メートル、高さ90センチ、黒御影石製。庭にあった自然石(村産の花崗岩)の上に設置された。
曽我村長は「村発足50周年という記念の年に、1行1行に先人の思いが詰った村歌の歌碑をいただいた」と感謝し、寄贈者の座光寺さんは「大きな行事ごとに村歌が歌われることは良いこと。50周年の節目を記念し、建立させていただいた。村歌を歌って、協働、融和、思いやりの心が育まれれば」と期待した。 -
中川2小学校で屋外で給食
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五月晴れ、青葉、若葉の校庭で27日、中川村の中川西小学校は「さつき給食」、中川東小学校は「青葉給食」を行った。
この日の献立は、「ソースカツ丼」。かき玉汁、キュウリ、キャベツ、ニンジンの浅漬け、運びやすいようにと、牛乳は紙パック、デザートは子どもたちに人気のブドウゼリーなど。
このうち、東小では校庭の桜の木の下に仲良し班でシートを広げた。
準備ができると、給食委員会が「ソースカツ丼はご飯の上にキャベツ、熱々のカツを乗せ、しょう油やみりん、ソースを混ぜたたれを掛けて食べます。豚肉はビタミンBIが豊富で、疲労回復に効果があります」と丁寧に説明。「いただきます」のあいさつで、一斉に食べ始めた。
教育実習で来校していた県看護大学生5人も加わり、緑豊かな景色、おいしい空気と一緒に、給食を味わった。
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天然メダカを保護を目的に飼育、繁殖させ池に放流
中川村の中川東小学校6年生(大木島学教諭、21人)は27日、中庭の手作りの池に、保護目的で飼育、繁殖させた天然メダカの成魚(体長2縲・センチ)400匹と、稚魚(同8ミリ)100匹を放流した。直径4メートル、深さ1メートルの池で慣らし、9月ころには沖町の池に放流する計画。
同クラスは4年生の時、身近な地域を調べるうちに、沖町の池で天然メダカを発見。上伊那ではほとんど天然メダカがいないことを知り、9月、池からメダカ50匹を捕まえ、保護を目的に、ペットボトルで1人1つがいずつ飼育を始めた。
メダカは水草の根に卵を生み、児童は親メダカに食べられないように離して飼育するなどして、翌年には千匹の稚魚が生れた。元の池への放流について話し合った結果「水槽で育てた稚魚が自然の池で生きていけるか心配」と言う意見でまとまり、自分たちで池を作り、その池で自然に慣らしてから、放流しようということになった。
池は手作業で掘り、学校水田で栽培したもち米を販売した収益金で防水シートを張り、水田の土を入れ、ヨシを植え、数カ月がかりで完成させた。
まず、池にはエサとなるミジンコを放流、ミジンコの繁殖を確認した上で、5月に誕生した孫世代の稚魚と合わせて、この日の放流になった。
金倉航平君は「ちっちゃな稚魚が大きくなってうれしかった」。小林司君は「大きな石が出て、池づくりが大変だった」。小笠原れん君は「稚魚が大人のメダカになるのに、すごく時間がかかると思った」。
大木島教諭は「メダカの飼育を通して、動植物に優しくなった。責任感も出てきた」と話している。 -
中川横前のジャーマンアイリスが見頃に
中川村片桐横前の知久島覚一さんの畑では、ジャーマンアイリスが見ごろを迎えた。約8アールの花畑にはベージュ系のシックな「イクザクティチュード」、上弁が濃い青、下弁が水色の珍花「クラウンドヘッド」。漆黒の「ハローダークネス」など新品種、銘花など250種類のジャーマンアイリスが植えられ、6月初旬まで次々とゴージャスの花を咲かせる。
開花はほぼ平年並で、現在約百種類が咲いている。開花期間中は一般開放され、園内はスロープを整備し、車いすでも花を見て回ることができる。
また、品種名に日本語訳を掲載し、より親しみやすい。
この日は飯島町田切の吉川俊子さんらが訪れ「花はいつ見ても癒される」とアイリスの花見をたん能していた。 -
中田島住宅団地、売れ行き不振で
中川村土地開発公社が分譲中の中田島住宅団地は一層の販売促進を図るため、販売価格を平均32%の大幅値下げを行った。
同団地は04年、22区画を販売開始したが、現在、個人への販売は2区画のみ、5区画は村が若者専用住宅を建設した。
売れ残った15区画は区画ごとに再検討し、区画に見合った価格を再設定するとともに、下水道加入料金を販売価格に含めた。
ちなみに販売価格は334万円(99・34坪)縲・74万7千円(116・9坪)。
同団地は国道153号沿いに位置し、村役場まで3・6キロ、片桐保育園・中川西小学校まで1・6キロと交通の便がいい。
村は「価格引き下げにより、若年層の住宅建設希望者のニーズにも充分こたえることができる価格帯となった。日当たり、風通しもいい、自然に恵まれた中田島にマイホームを」と呼び掛けている。 詳細は村土地開発公社((TEL88・3001)
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ブナの観察会、東小4年
「お久しぶり」「また来たよ」-。中川村中川東小学校4年生(原正彦教諭32人)は16日、沢入山に出掛け、村天然記念物の推定樹齢600年、丸尾のブナを観察した。
同学級は2年生の時、生活科で今村葦子の童話「ブナの木シリーズ」を読み進める中で、中川村にも大きなブナの木があることを知り、ブナに会いに出かけた。以後、毎年新緑の頃、ブナの観察会を行っている。
陣馬形林道沿いでマイクロバスを下りた児童らは山道を登り、樹高14・5メートル、目通り6・45メートル、東西22メートル、南北20メートルと枝を広げたブナの巨木に1年振りに再会。子どもたちは「元気だった、ぼくたちも元気だったよ」「また、会いに来たよ」とブナにあいさつ。
この後、小鳥の声や、ブナの梢を渡る風の音に耳を澄ませながら、ブナを見つめて、静かに鉛筆を走らせ、写生をした。
このブナは1469年、丸尾村の宮沢播磨源宗良が、御神木と定め、根元にほこらを建立し、諏訪神社からなぎかまのご神体を受け祭った。00年4月に村の天然記念物に指定された。
原教諭は「毎年、この木にエネルギーをもらいに来ている。子どもたちはいつまでの同じ姿で自分たちを待っていてくれるブナと向き合い、変わらない貴さを感じているのでは」と話していた。
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中川村商工会、08年度通常総会
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##(見出し(2))
中川村商工会(宮下進会長)は16日、基間集落センターで、委任状を含め84人が出席し、08年度通常総会を開いた。
▽組織の強化と会員加入推進▽「商工会革新プラン縲恁p続変革」の推進▽青年部・女性部及び若手後継者育成の推進▽県・村、関係機間との連携強化による事業の推進-などを基本方針に▽経営改善普及事業(飯島町商工会との広域連携)▽技術の向上、新分野への情報提供-など盛りこんだ08年度事業計画、予算案を承認したほか、永年勤続優良従業員を表彰、商工貯蓄共済推進功労者に感謝状を、同大口加入者に記念品を贈った。
開会で、宮下会長は「会員との会話を第1に、会員減少に歯止めを掛け、会員増強を図らなくてはならない。『おれがやらなきゃ、だれがやる』を合い言葉に、役員、会員の努力で活気ある村、活力ある商工会を目指そう」とあいさつ。
永年勤続優良従業員表彰、受賞者は次のみなさん(敬称略)
▽全国商工会連合会会長表彰・県商工会連合会会長表彰・村商工会会長表彰(30年)=井原幸子(七久保精密工業)梶間功一(辰巳屋)片桐茂、三石賢二(以上宮下建設)渡辺正(すいれい豆腐)▽同(20年)=檪木伸一(田島建設)真島あつ子、吉沢千尋(以上すいれい豆腐)▽同(10年)加藤京子(中川観光開発)熊谷好一、長沼秀樹、宮島敏、森本進(以上宮下建設)竹下芳美、森本正子(以上すいれい豆腐)平沢延俊、村田剛(以上辰巳屋)
07年度商工貯蓄共済感謝状、記念品の贈呈(敬称略)
▽07年度推進功労者表彰=米沢博文、湯沢賢一▽大口加入者(1ランク)=アクアロマン -
新茶を手摘み
中川村の中川西小学校で16日、恒例の全校児童の茶摘みを行った。児童らは正面玄関前など3カ所のお茶の木、約130本で1番茶の手摘みをした。今年も保護者や祖父母、地域の人々約20人が手伝い、隣接の片桐保育園園児も飛び入り参加した。
同校の茶畑は86年に、村道拡張に合わせ、道路沿いから学校敷地内に移植され、翌年、玄関に幼木を植栽。さらに、03、07年にも苗を植えた。
今年は20日の予定だったが、新芽の伸びが良く、4日早めた。
作業に先だって、用務員の西永真八郎さんが、黄緑色の新芽の全体、茎ごと摘む「普通摘み」を指導した。
この後、児童らは唱歌「茶摘み」を口ずさみながら摘み始めた。
6年生は初体験の1年生と並び、摘み方を丁寧に教えながら、作業を進め、たちまち、金属性のボールは新緑の茶葉でいっぱいになった。
この日、摘んだ葉は、阿南町の製茶工場に持ちこみ、煎茶に加工され、祖父母参観日で味わったり、福祉施設、教育委員会などに贈られる。
西永さんは「今年は遅霜の被害もなく、収量も多く、良いお茶になりそう」と期待していた。 -
中川村片桐警察官駐在所主任、大森和広巡査部長
3月末片桐警察官駐在所に着任した。1カ月余が経過し「駐在所勤務は5年振り。アルプスはきれい、花も多く、いい所に来た。地元の『中央そばの会』の皆さんが花見に呼んでいただき、地域住民が駐在所をいかに大切に思ってくれているかがよくわかった。地区の役員さんとも顔なじみになり、気さくでつきやいやすい土地柄」と印象を。
旧丸子町に生れ、地元の高校を卒業後、警察官を志し、1年間の研修を終え、岡谷署田中町交番へ。「毎日が勉強で、社会人になっても、勉強しなければいけないのか」と思ったとか。
その後、長野中央署に移り、交番、警ら隊、留置所管理係にもした。警ら隊はパトカーに乗り、取締やパトロールを行い、結構忙しかったとか。留置所管理係では「留置人の世話をする中で、犯罪者の気持ち、心理が勉強になった」。
駒ケ根署勤務を経て、飯田署の天竜村へ。「温暖で県内では桜が1番先に咲き、のどかな村だったが、自販機荒らしや学校荒らし、建設作業事務所荒らしなどの犯罪もあった」と振り返る。
片桐駐在所に着任して「片桐地区は国道153号が通り、交通量も多い。村道の通学路などは歩道整備も進み、安全意識が高いことが伺える。それでも、最近、牧ケ原トンネルの北側で、スピートの出しすぎで単独事故が発生した。シートベルトの着用率もよいが、たまに未着用が見られる。すぐそこまでだからと言って、未着用で取締にあうて、1点減点になる。1点をおろそかにしていると、そのうち免停になってしまう」と注意を呼びかける。
また「中川は高齢者世帯が多い。くれぐれも振り込め詐欺の被害にあわないように、気をつけてほしい。相手はプロ、口がうまい。最近、無料で粗大ごみを処理してくれると持ち掛け、後で高額の処理代金を請求された事例があった。何かあったら相談に来て」と呼びかけている。(大口国江) -
村誌を読み学ぶ会が開講
中川村公民館の「村誌を読み学ぶ会」が10日、中川文化センターで28人が参加し開講した=写真。
学ぶ会は村誌の完成を受け、3年前から、古代縲恣゙良平安、中・近世と読み進め、今年度は自然編、民俗編を学習する。
初回は開講式に続き、自然編を執筆した林芳人さんが、自然編の特徴や苦労話などを披露した。
この中で、林さんは「村にある植物を網羅し、村の植物図鑑に代わるものとした。調査に140日費やし、走行距離は1万4千キロにもなった。花の写真や咲く時期、植物の分布など掲載し、主な植物について、いつどこへ行けば見られるか記した」と話した。
また、具体的に村指定文化財の「中西の桜」を挙げ、樹高や幹の周囲の測り方、樹齢の算出法などについて解説した。
この後、雨の中バスで移動し、寺平宏さんの説明を聞きながら、竹の上の河岸段丘、横前北部の田切断層を観察した。 -
ナンジャモンジャ、残雪と競って白く
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中川村の大草城址公園で、ナンジャモンジャが残雪の中央アルプスと競うように白い花を咲かせている。現在5分咲き、週末には満開になり、こんもりと真っ白な雪をかぶった姿になりそう。
同公園が造成された94年に村民が寄贈した。樹高6メートル余、幹の直径約30センチ。
【ナンジャモンジャ】ニレ科、ヒトツバタゴ。近種のトネリコ属が復葉であるの対し、単葉のため「ヒトツバ」トネリコの方言が「タゴ」。ナンジャモンジャとは正体がわからないものの意味。アメリカでは「雪の花」と呼ばれている。 -
中川村でキャンパーズヴィレッジ自然学校地域子ども教室「夢の力プロジェクト2008」の説明会
中川村を拠点に子どもの自然体験事業などを展開しているNPO法人「自然体験活動推進協議会」(鈴木道郎代表)は11日、キャンパーズヴィレッジ学校「地域子ども教室竏猪イの力プロジェクト2008」の説明会を中川村文化センターで開いた。中川村を中心に近隣市町村の児童ら約30人が参加。自転車の長距離ツーリングや秘密基地作りなど、これまでに展開してきた取り組みの説明を受けながら、自然の中で遊ぶ楽しさを感じた=写真。
子どもたちに夢を実現する達成感を感じてもらったり、自然や土を愛する気持ちを持ってもらう中で、子どもたちの生きる力などを育んでいこう竏窒ニ始まった活動は今年で5年目。村内にあるキャンプ場「キャンパーズヴィレッジ」周辺での活動を中心に活動を展開している。
説明会では、中川村から自転車で駒ケ根市まで長距離ツーリングした時の様子や、木で秘密基地を作った時の様子をスライドで紹介。子どもたちは、普段の遊びの中で体験したことのない取り組みに関心を示し、スライドに見入っていた。
鈴木代表は「初代の子たちが昨年卒業したため、今年はがらりと雰囲気が変わると思う。どんなガキ大将が出てくるか楽しみ」と話していた。
募集対象は原則中川村および近隣市町村の小学1年生から中学3年生。隊員を募集しているのはキャンプ場周辺でさまざまな野外遊びを展開する「きちきちバンバン山族隊」、サイクリングでさまざまな場所へ出かける「ちゃりんこゴーゴー隊」(今年の申し込みは終了しているため、来春分の申し込み)、学校の放課後にさまざなな遊びを楽しむ「放課後遊び隊」竏秩B
入会金(新規入会時のみ)500円。参加費は1隊のみの場合7千円、2隊の場合1万円、3隊すべての場合1万2千円(すべて年間1括払い)。また、保険料として年間500円が必要のほか、その他実費のかかる活動の費用は別途となる。
申し込みは6月30日まで。申し込み用紙は文化センターや学校などに配置する予定。
また、活動を支援してくれるボランティアサポーターは随時募集している。
申し込み・問い合わせはキャンパーズヴィレッジ自然学校「夢の力プロジェクト」(TEL88・2695)へ。 -
桑原の滝に遊歩道、歴史ある名瀑より身近に
中川村の山あいを流れる四徳川の桑原の滝へ向かう遊歩道が完成し6日、披露を兼ねた散歩会が開かれた。県道から気軽に入山、散策できるようになり、村内を中心に約40人が参加。1961(昭和36)年の「三六災害」により、同地を離れることを余儀なくされた松川町の女性も参加して昔を懐かしんだ。
村が県の地域発元気づくり支援事業を活用して約300万円かけて整備。NPO法人山里の暮らしと豊かな森を守る会が手がけ、除伐材も活用しながら快適な約300メートルの遊歩道へと生まれ変えた。
それまでは木々が生い茂り入山は容易ではなかったが、一の滝を経由して二の滝をたどるコースも。
この日の参加者も親子連れが目立ったが、50種に及ぶ広葉樹林に名札をつけながら楽しく散策し、水量豊富で落差ある美しい滝の姿を堪能した。
「少し大変だったけど、滝がすごかった」と同村南原の小学2年生竹内優貴君と弟で園児の智貴君。母親の緑さんは「滝の存在を聞いたことはあったけれど見るのは初めて。気持ちがいいですね」と話した。
遊歩道が整備された近くはかつて集落があったが、三六災害の被害により廃村に。
移住者のひとりで松川町元大島の山本芳子さん(80)は遊歩道ができたと知って駆けつけ「この辺りには12戸あった。滝の頭を通って田んぼに行ったものだが、今は変わってしまったね」と感慨深げだった。 -
駒ケ根警察署大草駐在所主任、笠松大二巡査部長
3月下旬、大草駐在所に着任、1カ月を経て「自然が豊かないい所に来たというのが第1印象。役場や消防署などあいさつ回りをしたが、親切で、住み良さそうだ。隣組の皆さんも良くしてくれる。道で会えば、向こうから声を掛けてくれて、本当にうれしい」
岡谷市生まれ、大学卒業後、民間企業に就職したが、親の希望もあり、長野県に戻り、警察官に応募。松代警察学校で半年間研修した後、初任地の木曽警察署で交番勤務に「やること、成すこと、何もかも初体験。だだ仕事をこなすだけだった」。木曽警察署は当時迂回路なしの1本道だった国道19号を抱え、ひとたび正面衝突などの大事故が発生すると、事故処理に時間がかかった。
定期便のトラック運転手は事情がわかっており、理解してもらえたが、行楽客はイライラし、不満をぶつ掛けられたこともあったとか。「もう1本迂回路があれば、いいのにと思った」
この後、長野中央警察署に、善光寺の門前、城山交番に勤務した。「昼間は参拝者でにぎわい、すりや遺失物も多く、落し物もどっさり届いたが、夜はにぎわいは権堂に移り、静かで助かった」。
豊科、穂高交番勤務に続き、駒ケ根署の駅前交番へ。保育園児と小学生の子どもを伴っての赴任で、送り迎えなどでほかの父兄と交流があり、住民の輪の中に入りなじめた。 高遠の藤沢駐在所時代に、観桜期に中学のグランドに駐車できないことがあり、車列が駐在所までつながったことも。高遠城址内の交番にも勤務「ピンクがかった色は見事だった」高遠町には4年勤務し、4シーズン、天下第1の桜を楽しんだ。
この後、飯田市上郷に住んで高森町駐在所に通った。「高森町は飯田市のベッドタウンで人口が増加し、振興住宅地が増え、人間関係が希薄で事件、事故が多かった」と振り返る。
「大草は桑原や小渋ダムと奥が深い。歩いて道を覚え、村内の地理をしっかりと頭に入れたい。巡回連絡で家庭訪問し、村民と顔なじみになり、地域になじんで仕事をしたい」。(大口国江)