-
箕輪町国保 4,000万円の黒字
箕輪町国民健康保険運営協議会が昨夜町役場で開かれ、平成23年度の箕輪町国民健康保険特別会計の決算見込みなどを報告しました。
報告によりますと、4,000万円あまりの黒字となっています。
平成23年度国保事業の収入はおよそ21億7000万円で前年度に比べて4800万円余りの増となっています。
支出はおよそ21億3000万円で前年度に比べて5000万円あまり増えています。
収入から支出を引いた決済は4000万円あまりの黒字となっています。
箕輪町では、収入に対し医療費の伸びもなく、基金の取り崩しもなかったことから、「23年度は健全財政でできているが、医療費は今後の予想がしづらく、不安もある。病気の予防に力を入れていきたい」としています。
箕輪町によりますと、今のところ国保税の引き上げは考えていないということです。 -
山野草について学ぶ講習会
山野草について学ぶ講習会が23日、箕輪町文化センターで開かれました。
講習会は、町公民館が月に1回開いているいきいきライフ講座の1つとして開かれたものです。
23日は、11人が参加し、リンドウやシマイトススキなど秋の植物5品種を、1つの鉢に植える寄せ植えを体験しました。
講師は、信州みのわ山野草クラブ会長の白鳥征男さんが務めました。
白鳥さんは「失敗例の多くは、水のあげ方によるもの。植物は、夜成長すると言われているので、気温のあがらない朝か夕に水をあげると良い」と話しました。
他に、「寄せ植えする時は、日なたや日陰など育つ環境が同じ植物を選ぶ事」などとアドバイスしていました。
いきいきライフ講座は、3月まで月1回開かれ、次回は寒天を使った料理教室が開かれます。 -
箕輪町北小河内納涼夏祭り
箕輪町北小河内の納涼夏祭りが14日箕輪町公民館北小河内分館の駐車場で行われ、地域有志で作るそば打ち同好会がそばをふるまいました。
北小河内の納涼夏祭りは地域住民の交流の場を設けようと公民館が毎年行っているものです。
会場には焼きそばや輪投げなど出店が並び、500人ほどが集まりました。
今年は地域住民有志でつくる、そば打ち同好会が初めて出店しました。
そば打ち同好会はボランティアでそばを提供していこうと去年5月に発足しました。
会員は20人で、月に一度そば打ち講習を行っているほか、会員が出席する会合などでふるまっているということです。
祭りでは200食を用意し、完売しました。
そば打ち同好会の岩井亜男会長は、「一年間講習をしてきたそばを、祭りでたくさんの人に食べてもらうことができて嬉しい」と話していました。 -
アレックサ・ミローデさん 1年間留学
フランス人のアレックサ・ミローデさん18歳は、箕輪町などの家庭に滞在しながら伊那北高校に通い、1年間日本の文化を学びます。
17日は、ミローデさんと留学を受け入れている箕輪ロータリークラブの吉澤博文会長らが役場を訪れ、平澤豊満町長にあいさつしました。
ミローデさんは18歳の高校3年生。
母国フランスでは、科学を専攻しながら英語、ドイツ語、中国語を学んでいます。
日本語は、独学で1年間学んだということで、「色々な場所に行って日本の文化を学びたい」と話します。
ミローデさんは、ロータリークラブの会員の家に滞在し、伊那北高校の1年生のクラスに在籍することになっています。 -
火災警報器設置率 伊那消防組合管内73.3%
伊那消防組合のエリア内で住宅用火災警報器を設置している住宅は73.3%で、前の年の同じ時期と比べて0.4ポイントの増加となっていることがわかりました。
これは、長野県の危機管理部が16日に発表したものです。
伊那消防組合では、エリア内の伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の890世帯に対しアンケート調査を行いました。
回答のあった498世帯のうち73.3%にあたる365世帯が火災警報器を設置していることがわかったということです。
県全体の平均は72.2%で、最も設置率が良かったのは木曽広域消防本部の93%でした。
伊那消防組合では「設置の状況が飽和状態に近づいているため伸びは少ないが、これまで以上に啓発活動を行い、設置を徹底していきたい」と話しています。 -
上古田でヘブンリーブルー見頃
箕輪町上古田で、青いアサガオ、ヘブンリーブルーが見ごろを迎えています。
ヘブンリーブルーは、上古田の農業従事者らでつくるこれからの農業林業を考えるEグループが8年前から遊休農地を利用して育てています。
現在は咲きはじめで、8月下旬に満開になるということで、花は10月頃まで楽しめるということです。
それでは天気予報です。 -
伊那地区成人式 731人門出祝う
15日には、お盆の帰省に合わせ、伊那市と箕輪町でお盆成人式が行われました。
今年、伊那地区で成人を迎えたのは平成3年4月2日から平成4年4月1日までに生まれた男性366人、女性365人の合せて731人です。
伊那地区成人式は、14日と15日の2日間、市内8つの会場で分散して行われました。
このうち、西春近公民館にはスーツやワンピースに身を包んだ新成人、52人が式に出席しました。
式の中で伊那市教育委員会の宮脇正志さんは「創造力と行動力を発揮し、新しい社会を造る推進力となり、可能性を信じ充実した人生を築いてほしい」と市長メッセージを代読しました。
新成人を代表して、北原奈津美さんは「今まで育ててくれた、両親や故郷に感謝し、これからは、より良い社会を築いていきたい」、酒井秋紀さんは「努力を惜しまず、全てにおいて挑戦する行動力を持った大人になりたい」と決意を述べました。
式のあとの祝賀会では、地元の太鼓グループ「小出太鼓」による演奏が行われ、新成人の門出を祝いました。 -
箕輪町南小河内に伝わる盆の伝統行事「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる盆の伝統行事「おさんやり」が、16日に行われ、重さ700キロのお舟が区内を練り歩き厄払いをしました。
午後4時半、南小河内のお堂前に集まった50人の担ぎ手が、息を合わせて700キロのお舟を持ち上げ、巡行を始めました。
おさんやりは、箕輪町南小河内に伝わる盆の伝統行事です。
区内を流れる大堰が、天竜川と反対に南から北へ流れる逆さ水のため疫病や災いの原因とされ、
その厄を払う目的で始まったとされています。
災いを舟に乗せて地区の外へ運び出すものとされ、約2時間かけてゆっくりと区内を練りあるきました。
途中4か所の辻で民謡「ヨイソレ」を披露し、再び、出発点のお堂前に戻りました。
日が沈み暗くなると、担ぎ手が一斉にお舟を左右に揺らし壊し始めます。
壊したお舟の破片は、住民が持ち帰り、厄除けとして、1年間玄関先に飾るということです。 -
箕輪町長寿者訪問
今年88歳以上になる人を祝う箕輪町の長寿者訪問が、17日から始まりました。
このうち、今年88歳になる大出の柴宮恒造さん宅を平澤豊満町長が訪れ、米寿の祝い品として町の記念木「ケヤキ」を使ったお椀を贈りました。
柴宮さんは、大正13年生まれの87歳。
長年農業に携わっていて、現在も米と野菜を栽培しています。
朝は、6時に起きて朝ご飯を食べ、田んぼや畑の様子を見るのが日課です。
現在は、長男夫婦との3人暮らしで、今年生まれたひ孫の成長が楽しみと柴宮さんは話します。
長生きの秘訣は特にないということですが、趣味のマレットゴルフは週に3回行っているということです。
町内で今年88歳以上となるのは、9日現在569人ということです。
このうち、100歳以上は11人で、最高齢は106歳となっています。 -
箕輪進修高III部 全国の舞台で太鼓披露
箕輪進修高校III部の生徒有志でつくる太鼓チームは、12日に富山県で行われる全国高等学校総合文化祭のステージ発表で太鼓を披露します。
10日は箕輪進修高校で激励会が開かれ、唐澤義雄教育長や同窓会員の前で生徒が演奏を披露しました。
箕輪進修高校III部では、前進の箕輪工業高校定時制の時代に総合的な学習の時間で演奏した太鼓を現在でも引き継いでいます。
総合文化祭では、今年12年ぶりに定時制・通信制部門が復活し、箕輪進修高校はステージ発表のオープニングで演奏することになっています。
ここ1週間ほどは3時間ほどの練習を毎日行っていて、この日は練習の成果を披露していました。
太鼓チームリーダーの渋谷巧君は「楽しみながら、でも絶対に成功させるという気持ちを持ってがんばってきたい」と話していました。
唐澤教育長は「熱い気持ちを持って、精一杯の演奏をしてきてほしい。富山県に箕輪の音を響かせてきてください」と話していました。
全国高等学校総合文化祭のステージ発表は12日に行われることになっています。 -
子供たちが水生生物調査
夏休み中の子どもたちが天竜川に住む生物を調べて水質を判定する水生生物調査を7日行いました。
7日は箕輪町沢の伊那路橋付近に小学生とその親など30人ほどが集まりました。
水生生物調査は、辰野町から飯田市までの天竜川とその支流12か所で行われていて、川に住んでいる生物の種類や数を調べ、水質の判定を行うものです。
天竜川上流河川事務所が、子どもたちに川に親しみ、環境保全に興味を持ってもらおうと毎年行っています。
子ども達は、石を裏返したり網を使うなどして、虫や魚を捕まえていました。
調査の結果、きれいな水に住むヘビトンボやヒゲナガカワトビケラなどが多く採取されたことから、きれいな水だということがわかりました。
天竜川上流河川事務所では、「この機会を通して川の環境について理解を深めてもらいたい」と話していました。 -
箕輪中学校女子バスケ部 全国大会へ
箕輪町の箕輪中学校女子バスケットボール部は、8日に開かれた北信越中学校総合競技大会で2位となり、全国大会出場の切符を手にしました。
長野県からの出場は、16年ぶりの快挙です。
箕輪中学校女子バスケットボール部には、1年生から3年生まで25人が所属しています。
大会では、精度の高い3ポイントシュートを武器に強豪を次々と倒してきました。
全国大会出場をかけた準決勝では、新潟県の猿橋中学校に45対43の僅差で勝利しました。
決勝は、新潟県の山の下中学校に67対38で敗れていて、水谷一博監督は「全国で戦うにはこれまでやってきたことの精度をさらに高めていく必要がある」と話します。
キャプテンの中坪美和さんは「全国大会では、楽しみながらプレーし、まずは1勝したい」と話します。
全国大会は、21日から埼玉県で開かれます。
平均身長162センチと小柄なチームですが、全国大会の大きな舞台で勝利を目指します。 -
MACサルト 中日本大会出場報告
上伊那を拠点とするサッカーのクラブチーム MACサルトジュニアユースは、大阪府堺市で開かれる、中日本インターシティカップに出場します。
8日は、箕輪中学校3年でチームのメンバーの大槻潤君と宮坂哲也君が、箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に出場報告をしました。
MACサルトは、7月の北信越デベロップ大会で全勝優勝し中日インターシティカップへの出場権を手にしました。
大会には、北信越、東海、関西地域の予選を勝ち抜いた、16チームが出場します。
フォワードでキャプテンの大槻君は、相手選手に負けない運動量が持ち味で、「とにかく動いてチャンスをつくりたい」と話していました。
ディフェンダーの宮坂君は、組織的な守備をする事を心がけていて、「ルーズボールでは競り負けないよう、当たりを意識したい」と話し、両選手とも、「まずは1勝」と平澤町長に大会での目標を話していました。
平澤町長は「暑さに負けないよう、頑張ってきてください」とエールを送りました。
中日本インターシティカップは、今月16日から大阪府堺市で開かれる予定です。 -
立秋 秋の音色プレゼント
今日は立秋。
暦の上では秋となりました。
箕輪町のながた荘には涼しさを感じてもらおうと秋の音色がプレゼントされました。
立秋の今日。伊那地域の最高気温は32.2度となり
16日連続で真夏日を記録しました。
箕輪町のながた荘周辺ではセミの声が響いていました。
中に入ると一転して秋の音色、スズムシの鳴き声が聞こえてきます。スズムシは東京の男性が7月初め、ながた荘を訪れた際、秋の音色を感じてもらおうと置いていったものです。
その男性は20年ほど前に、ながた荘を訪れたとき従業員にスズムシの飼い方を教わり、それがきっかけで家で卵から育てるようになったといいます。
東京の暑さで長野より成虫になるのが早いことから一足先に秋の音色を楽しんでもらおうと毎年ながた荘を訪れスズムシをおいていくようになったということです。
またその男性は毎年夏の終わりに昆虫箱を引き取りに訪れるということです。
長野地方気象台では、この暑さは来週以降も続くと予想しています。 -
絵手紙すずらん作品展
箕輪町の絵手紙学習グループ 絵手紙すずらんの作品展が箕輪町文化センターで開かれています。
会場には町公民館の絵手紙講座に通う「絵手紙すずらん」のメンバー10人が製作した作品140枚ほどが展示されています。
これらの作品は、台所にあるものをテーマに制作したものです。
メンバーには60台の女性が多く、台所に立つことが多いことから、やかんやつまようじなど、普段使い慣れたものをモチーフに選びました。
絵手紙すずらんは2002年から活動を始め、今年で10周年になります。
絵手紙すずらんの作品展は9日木曜日まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
上伊那生協病院がHPHに登録
箕輪町木下の上伊那生協病院・上伊那医療生協は、WHO・世界保健機関が推進する国際的な病院ネットワーク、健康増進活動拠点病院・HPHに、国内では5番目に会員登録されました。
2日は、職員を対象とした講演会と、会員登録の発表会が、生協病院で開かれました。
HPHは、ヘルス・プロモーティング・ホスピタルの略で、健康増進活動拠点病院を指します。
WHOが推進する国際的なネットワークで、2012年6月時点で、世界41カ国、882施設が登録。上伊那生協病院の登録は国内では5番目となります。
HPHは、患者や病院で働く職員・地域住民の健康増進などを実践することを目指していて、上伊那生協病院の理念と一致したことから、今年5月に登録しました。
生協病院では、今年度、●入院患者に対する生活の質改善の取り組み●地域の外国人就学児童に対する栄養改善指導●職員の健康改善に向けた栄養・運動指導とサークル活動の3つの事業を試験的に行ないます。
生協病院では、HPHのネットワークが広がり、健康増進の取り組みが更に充実していくことに期待したいとしています。 -
町が公用車に初の電気自動車導入
箕輪町は公用車に初めて電気自動車を導入しました。
電気自動車は南信地域町村交通災害共済の事業推進特例交付金を活用して導入したもので、事業費はおよそ360万円です。
30日、町役場駐車場で入魂式が行われました。
この電気自動車は、フル充電でおよそ160キロ走行できるということです。
また充電にかかる時間は、家庭電源だと12時間ほどかかりますが、専用の急速充電器を使うと1時間弱で充電できるということです。
町では二酸化炭素を出さず環境に優しい車として、初めて電気自動車を導入しました。
車は交通安全の広報車として活用していくということです。 -
箕輪町消防団 県大会初優勝
県消防ポンプ操法、ラッパ吹奏大会のポンプ車操法の部に、上伊那代表として出場した、箕輪町が優勝を果たしました。
54回を数える県大会の歴史で箕輪町が優勝したのは、今回が初めてです。
県大会は、29日上田市で開かれ、ポンプ車操法の部には各地区の代表12チームが出場しました。
上伊那大会で優勝し、県大会に出場した箕輪町消防団第6分団は長岡、南小河内、北小河内に住む団員で構成されています。
大会では、スピードや動きの正確性などが採点されました。
箕輪町消防団の県大会での成績はこれまで準優勝が最高で、今回が初優勝となります。
大会終了後、箕輪町の伊那プリンスホテルで祝勝会が開かれました。
祝勝会には、町や消防団関係者などおよそ80人が集まり、優勝を祝いました。
団員らは集まった人たちから祝福を受け勝利の美酒に酔いしれていました。
団員らは優勝の喜びをかみしめるとともに、地域防災の要としての自覚を新たにしていました。 -
大明精機がサニースカイファーム
箕輪町沢の精密機器製造販売、大明精機は、中曽根に広さ50アールの花畑、サニースカイファームを整備し、28日開園にあわせた花摘みイベントを行いました。
ファーム内には、千日草やアスターなど30種類の花が露地栽培されていて、訪れた人たちは、バケツ1杯500円で好みの花を摘み取っていました。
大明精機では、5年ほど前に農業部を設けて野菜などの可能性について研究を初めました。
サニースカイファームは、花をメインに観光などの道を探ろうとオープンさせたものです。
園内は、蝶も飛び交い、訪れた人たちは、緑あふれる周囲の景観と蝶の共演を楽しみながら気に入った花を探していました。
サニースカイファームは、今後予約で対応し、8月の盆前には、盆花を中心にした花摘みイベントも行う計画です。 -
箕輪中の3クラブが県大会で優勝
箕輪町の箕輪中学校の3つのクラブが県大会で優勝し、8月に開かれる北信越大会に出場します。
優勝したのは、軟式野球部、男子バレーボール部、女子バスケットボール部の3クラブです。
27日は、箕輪中学校で北信越大会に向けた壮行会が開かれ、全校生徒が出場者にエールを送りました。
軟式野球部は、県大会決勝で小海中学校に2対0で勝ち、25年ぶりに優勝しました。
男子バレーボール部は決勝戦で裾花中学校に2対1で、女子バスケットボール部は、屋代中学校に64対56で勝ち、それぞれ初優勝しました。
酒井秀樹校長は「守りに入ることなく常に挑戦し続け、北信越大会でもいい成績が残せるようがんばってください」と激励しました。
北信越大会は、6日から県内で開かれます。 -
2年ぶり みのわ祭り熱気
2012みのわ祭りが28日、2年ぶりに開かれ、町民による踊りの熱気に会場が包まれました。
みのわ祭りは去年、東日本大震災で自粛したことから2年ぶりの開催となりました。
会場はこれまでの国道153号バイパスからその東側の町道に移して行われました。
町民有志による実行委員会が主催し行われた祭りで踊りには町内の小学生や、企業など18団体、およそ1200人が参加しました。
参加者は、練習してきた踊りを元気に披露し、会場は2年分の熱気に包まれていました。
お祭りに欠かせない屋台も、およそ50店が軒を連ねました。
訪れた家族連れなどは、屋台で買った食べ物を味わいながらお祭りの雰囲気を満喫していました。
夜には、色鮮やかな花火が打ち上げられ祭りのフィナーレを飾りました。
このうち発足して11年目となるみのわ手筒会は、勇壮な手筒花火を披露しました。
実行委員会では「民間主体の祭りに変えてから、回を重ねるごとに熱気が増している。多くの町民に喜んでもらえたと思う。」と話していました。 -
箕輪町消防団 県大会で優勝
29日上田市で開かれた長野県消防ポンプ操法大会に、上伊那代表として出場した箕輪町消防団がポンプ車操法の部で優勝しました。
29日箕輪町の伊那プリンスホテルで祝勝会が開かれ関係者が消防団の健闘を称えました。 -
箕輪町と長野県建設機械リース業協会 災害時協定締結
箕輪町は、災害時に避難所に必要となる、発電機やトイレなどの資機材を優先的に借り受けるための協定を、長野県建設機械リース業協会と結びました。
町は、23日付けで、長野県建設機械リース業協会と協定を結びました。
協定は、災害が発生した時、応急対策に必要な資機材のリースを優先的に町が受けることができるものです。
対象となるのは、避難所に必要な発電機、コンテナハウス、軽トラック、トイレなど30品目です。
箕輪町が結んだ防災に関する協定は、これで43件目となります。
平澤豊満町長は、「安心・安全なまちづくりを進める上で、万が一の時、どう対応するかが大きな課題。協定で安心感が高まったと思う」と話していました。 -
上の林遺跡 出土品を展示
箕輪町の箕輪進修高校周辺にある上の林遺跡の出土品を展示する企画展が、21日から箕輪町郷土博物館で始まりました。
会場には縄文時代の土器などを中心におよそ90点が展示されています。
箕輪町教育委員会は、箕輪進修高校の校舎増築にあたり、平成19年度に上の林遺跡の調査を行いました。
企画展ではその時出土したものを展示しています。
この土器は、有孔鍔付土器と呼ばれ、縁の部分に小さな穴があり、外側に張り出した鍔がついているのが特徴です。
筒形で上げ底になっており、文様も珍しいものだということで、県内の巡回展に出品されました。
今回の展示では、発掘調査にも興味を持ってもらおうと、出土品を詳しくスケッチした実測図や、発掘の流れを紹介するDVDも見ることができます。
町郷土博物館では、「身近にたくさんのものが出土する遺跡があることを知ってもらいたい」と話しています。
上の林遺跡の企画展は8月19日(日)まで開かれています。 -
大槻博一さん わら細工の世界
箕輪町の大槻博一さんによる、わら細工の世界展が21日から箕輪町文化センターで始まりました。
会場にはわらで作った民芸品や日用品およそ80点が展示されています。
この展示会は、地域の文化活動を支援しているNPO法人みのわ芸術文化協会が開いたものです。
大槻さんは、14年前に箕輪町の古田人形保存会の依頼で人形のわらじを作ったのがきっかけで、本格的にわら細工を始めました。
1998年の長野オリンピックの際には、日本を訪れたペルーの子供たちに両国の国旗をつけた雪靴のわら細工をプレゼントしたということです。
干支の作品は11年前から作っていて、その年の年男や年女に贈っているということです。
大槻博一 わら細工の世界展は、29日(日)まで、箕輪町文化センターで開かれています。 -
信州あそびの杜学園が秘密基地づくり
様々な体験を通して学びの場を提供する活動を行っている「信州あそびの杜学園」は16日、箕輪町富田の里山で秘密基地づくりをしました。
秘密基地づくりは、遊びを通して仲間の輪を広げようと、行われたもので、県内外から、およそ20人が集まりました。
箕輪町富田の男性が自宅裏山に建てた小屋を借り、この日は参加者が掃除をしました。
企画した信州あそびの杜学園は、不登校の子どもの支援などを行っている駒村みどりさんが今年4月に設立したものです。
駒村さんは、学習支援教員として伊那市の小学校で指導にあたるかたわら、学校以外での学びの場をつくりたいと考え活動しています。
信州あそびの杜学園では、この場所を拠点に自然体験活動を続け仲間の輪を広げていきたいとしています。 -
反核平和の火リレー上伊那を縦断
広島市平和記念公園で燃え続ける「平和の火」を手に、反戦・反核を訴えるリレーが、長野県を縦断しています。
18日は、伊那市から辰野町までをリレーでつなぎました。
南箕輪村役場からのランナーは、午後1時ごろ、箕輪町役場に到着しました。
この反核平和の火リレーは、長野県平和友好祭実行委員会が行っているもので、反核・反戦・平和を訴えて県内全市町村を走りつぎます。
上伊那地区平和友好祭実行委員長の大澤 光隆さんが、憲法9条の改悪反対、福島原発の被害者に対する援助などを求める要請書を、白鳥一利副町長に手渡しました。
白鳥副町長は、「核兵器や原発のない平和な社会を作ろうという思いが伝わる。壁を打ち破るのは若い人たちの力」と激励しました。
リレーは、17日、宮田村を出発し、18日、伊那市から辰野町までをつなぎました。
箕輪町からは、町職員労働組合青年部から10人ほどが参加し、火のついたトーチをタスキ代わりにして辰野町役場までを走りました。
このリレーは、8月9日に北信でゴールを迎えます。 -
災害時障害者の受け入れに関する協定締結
箕輪町の知的障害者就労支援施設などを運営する2つの団体が、箕輪町と災害時における障害者の受け入れに関する協定を17日箕輪町役場で締結しました。
箕輪町と協定を結んだのは、知的障害者就労支援施設のほっとワークス・みのわを運営する長野県社会福祉事業団と、知的障害者就労支援施設ふれんどわーく、老人福祉センターゆとり荘を運営する箕輪町社会福祉協議会の2団体です。
災害時には、ほっとワークス・みのわとふれんどわーくでは知的障害者を、ゆとり荘では精神障害者を受け入れます。
知的障害者や精神障害者は、避難所での集団生活が困難なため、その家族などから一般の避難者とは異なる対応を求める声があり、今回の締結となりました。
箕輪町には知的障害、精神障害などにより障害者手帳の交付を受けている人が230人ほどいます。
平澤豊満町長は、「知的障害や精神障害を持つ人も含め、災害時に町民全員が安心して避難できる街づくりをしていきたい」と話していました。 -
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 箕輪町がポンプ車操法の部で優勝
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が15日に開かれ、ポンプ車操法の部で箕輪町が優勝しました。
大会は、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部、ラッパ吹奏の部の3部門が行われました。
各部門に、市町村大会で優勝した分団が出場し、この日は、23分団618人が出場しました。
大会を主催する上伊那消防協会の滝澤稔協会長は、「東日本大震災以降、消防団への住民の期待は大きくなっている。災害や火災の時に迷う事なく臨機応変に対応できるよう、日頃からの心構えを大事にしてもらいたい」と話していました。
大会の結果、ポンプ車操法の部で箕輪町、小型ポンプ操法の部で宮田村、ラッパ吹奏の部で辰野町が優勝しています。
優勝したチームは、29日(日)に上田市で開かれる県大会に出場します。 -
伝統の雨乞いの神事 鹿頭奉納
箕輪町の箕輪南宮神社の夏の例大祭本祭りが15日行われ、古くから伝わる雨乞いの神事、鹿頭踊りが奉納されました。
鹿頭奉納は、鹿の頭の形をした鹿頭をかぶった子供が境内に輪を作り、太鼓の音に合わせて3回まわる雨乞いの神事です。
およそ450年前、大干ばつがおこった際に、雨乞いが叶ったお礼に75頭の鹿を奉納したのが始まりとされています。
旧箕輪郷のうち、地名に「富・大・福」を含む地区が毎年交代で行っていて、今年は、天竜川より東の福与、福島が担当しました。
箕輪南宮神社総代会では、年々子どもの数が減ってきているが、伝統を、今後も伝えていきたいと話していました。