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事故米 伊那市、箕輪町、南箕輪村では給食に提供なし
長野県は事故米を原料とした食品の学校給食での提供状況を調査し29日、結果を発表した。それによると伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などは含まれていなかった。
県教育委員会では、小中学校や特別支援学校、夜間定時制高等学校などを対象に、平成15年度から20年度までの間、問題となった食品が給食に出されたか調査を行った。
調査の結果、県内の108の小学校や32の中学校、7の特別支援学校で合計21万2千食が出されていたという。
この中に、伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などはなかった。
県によると、これまでにこれらの食品による健康被害に関する報告はないという。
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手をつなぐ育成会 稲刈り体験
箕輪町・沢の田んぼで27日、障害者自立支援グループ「手をつなぐ育成会」の会員が稲刈りを体験した。
これは育成会上伊那地区代表の大槻正春さんが、会員に稲刈りを体験してもらおうと、所有する田んぼを提供したもの。
今回の体験には、育成会の会員およそ40人が参加した。
初の稲刈りということもあり、参加者は箕輪町北部営農組合のメンバーから指導を受けながら体験していた。
参加者らは組合のメンバーから刈り方を教わると、一束ずつ丁寧に稲を刈り取っていた。
大槻さんは、「稲刈りを通して、障害のある人たちを理解してあげられる環境ができていけばうれしい」と話していた。
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信州みのわ山野草クラブ「秋の山野草展」
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展が27日から、箕輪町の木下公民館で始まった。
会場には会員20人の作品、およそ200点が並んでいる。
今年は夏の暑さが厳しく、花の咲きが遅くなっていて、花ものの作品が少なくなっているという。
会長の白鳥征男さんは、「花ものは少ないが、葉が紅く色づき始めた作品もあり、会場で秋を感じることができる。ぜひ足を運んでください」と来場を呼び掛けていた。
山野草展は28日午後4時まで。
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古田の里赤ソバ花まつり
箕輪町上古田の赤そばの里で27日、できたてのそばを楽しめる赤そば花まつりが始まった。
まつりは、赤そばの花の見ごろに合わせて地元で取れたそばの味を楽しんでもらおうと開いている。
会場の上古田公民館には、打ちたてのそばを食べられるということで、県内外から多くの人が集まっていた。
またそば打ち体験も人気で、地元の名人から指導を受けながらそばを打っていた。
静岡県から訪れた人は、「普段食べているものとは違い、コシがあっておいしい。来た甲斐があった」と話し、そばの味を楽しんでいた。
赤そば花まつりは、28日午後3時まで開催。手打ちそばは1食500円、そば打ち体験は1500円で楽しむことができる。
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紅そばサミット初開催
赤そばの生産や赤そばを使った地域おこしをしている関係者らが一堂に会した初めての会合「紅そばサミット」が27日、中川村で開かれた。
サミットには、赤そばの生産や観光資源として栽培に取り組んでいる箕輪町や茅野市、遠くは秋田県仙北市の関係者ら20人が出席した。
サミットは、赤そば「高嶺ルビー」の魅力や知識を深め、各地域の情報交換と親交の場にしようと、初めて開かれた。
このうちパネルディスカッションでは、これまでの活動や今後の課題について地域ごとに報告があった。
箕輪町から出席した役場産業振興課の北原英忠課長は、「10年かけ秋の観光スポットとして成長した。今後は収穫したソバに付加価値をつけ、ブランド化を目指したい」と話していた。
また、茅野市から出席した市や商工会議所などで組織する茅野エコツーリズム協議会は、蓼科高原で、子供たちも栽培に参加した取り組みについて報告した。
会のメンバーは、鹿に食べられないよう見張りなどをしていくうちに、「人間も自然の中で生きていることを知り、自然を守りたい」という気持ちが育ち始め、環境学習になったという。
サミットの実行委員長で、信州大学名誉教授の氏原暉男さんは、「それぞれの地域の特徴を生かし、横の連携を大事にすることが、これからの地域づくりには必要」と話していた。
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農集排処理水利用の小水力発電開発が終了
箕輪ニュービジネス研究会箕輪町内の9事業所でつくる異業種交流グループ「箕輪ニュービジネス研究会」が開発してきた小水力発電事業が27日、完了した。
この事業は、箕輪町北小河内の農業集落排水処理施設の浄化処理後の水を有効活用しようと、箕輪ニュービジネス研究会が平成18年から開発してきた。
農集排施設の放流ポンプ槽に水車を設置して発電し、敷地内に立てた照明灯に明かりをつけて天竜川の堤防道路を照らす計画になっている。
会員がこの日、照明灯を設置して事業が終了した。
小水力発電施設は手作りで、水車は直径1メートル、羽根はステンレス製ボールを使っている。約15ボルト、300ミリアンペアの発電をしている。
照明灯は2基あり、消費電力1ワットの白色LEDランプが2個ずつ着いている。
農集排施設の処理水利用は、ごみがないためメンテナンスが簡単なことや、安定的は発電ができる利点があるという。
小松稔会長は、「処理水が有効に使えて、さらに皆さんが歩く道を明るく照らせるいい事業ができたと思う」と話していた。
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フェンシングでアジア大会出場
上農高2年今井康友さん、大学2年大槻知也さん箕輪町の高校生今井康友くんと大学生の大槻知也さんが、10月に韓国で開かれるフェンシングアジア選手権大会に出場する。
26日、今井くんとお父さん、大槻さんのお母さんが箕輪町役場を訪れた。
今井くんは、上伊那農業高校2年生で、高校にフェンシングの同好会を作り、練習は伊那北高校のフェンシング部と一緒にしている。
大槻さんは大学2年生で、大学のフェンシング部で練習を積んでいる。
2人は、1月に日本オリンピック委員会が開いたジュニアオリンピック大会に出場し、今井くんは15歳から17歳の部で5位、大槻さんは18歳から20歳の部で2位の成績を修め、アジア大会の出場を決めた。
今井君は、初の国外大会出場となります。
2人が出場する、フェンシングアジア選手権大会は10月25日から韓国で開催される。 -
新メープルカード10月1日から
箕輪メープル会準備進む地元商店で買い物をするとポイントがもらえるカード、箕輪町のメープルカードが10月1日から新しいカードに切り替わる。
このカードを運営しているみのわメープル会では、切り替えを前に新しい機器の設置を26日までにすべて終えた。
新しいカードシステムに現在加盟しているのは箕輪町内の48店舗で、メープル会では、今後も飲食店などを中心に加盟店を増やしていきたい考え。
新しいカードは、これまでのものと違って、1ポイント1円に換算されるポイント数が表示されるのが大きな特徴となっている。
メープルカードは、大型店に対抗する手段として、平成7年から導入され、加盟店舗は160店、カードは1万5,000枚が発行された。
今回の更新は、システムの老朽化から行なわれたもので、10月1日から運用が始まる。
更新に伴い前のカードは今月末で使えなくなるため、26日から30日まで、利用できなかったポイントの商品券への交換が町商工会で始まった。また、新しいカードの発行イベントとして、10月1日から13日まで加盟店では、ポイント5倍セールも行なわれることになっている。 -
アサギマダラ箕輪町に飛来
箕輪町長田で、南方から飛んで来る珍しい大型のチョウ「アサギマダラ」が25日、見つかった。
見つかったのはアサギマダラが好むと言われる薄いピンクの花、「フジバカマ」が植えられた一帯。
箕輪町の住民有志でつくる「信州みのわ花街道」の「ながたの丘にアサギマダラを呼ぶ夢追人」のメンバーたちが、アサギマダラが舞う里づくりを目指そうと、今年6月にフジバカマの花の栽培を始めた。
それから3ヶ月、長田の湯近くに植えられたフジバカマに、メンバーが2匹のアサギマダラを発見した。
アサギマダラは、日本と中国大陸、台湾からヒマラヤまで広く分布している大型のチョウで、1500キロから2000キロもの長距離を移動するとされている。
アサギマダラは、フジバカマの一帯を優雅に舞ったり、蜜を吸ったりしていた。
メンバー達は、その姿を写真に収めたりして喜びの一時を過ごしていた。
会では、今後もフジバカマを増やし、さらに多くのアサギマダラが訪れる里づくりを目指したいという。 -
箕輪町内一周駅伝
木下Aが13連覇箕輪町の秋の恒例行事、町内一周駅伝大会が23日開かれ、木下区が13年連続の優勝に輝いた。
大会は町民の体力向上と、地区間の交流を目的に開かれていて、今年で49回目になる。今年の大会には、箕輪町の友好交流都市、静岡県浜松市の庄内地区を含む15地区、31チームが参加した。
午前8時10分に箕輪町役場入口の交差点から、各地区の第一走者がスタート。選手たちは、町内の東から西へとたすきをつないで、ゴールとなる役場を目指した。
沿道には多くの観客が集まり、選手たちに声援を送っていた。
午前9時半過ぎ、トップでゴールに入ってきたのは、木下Aチーム。最後のランナーがゴールテープを切ると、チームのメンバーと抱き合って、13連覇の喜びを分かち合っていた。
大会の結果、優勝は木下A、準優勝は沢A、3位は松島Aで友好都市の浜松市庄内地区が4位と健闘した。 -
箕輪町人事異動内示
箕輪町は24日、10月1日付けの人事異動を内示した。
異動するのは10人で2人が課長級に昇格する。
昇格したのは唐澤清志建設水道課上下水道工事係長で、異動により生涯学習課長となる。
また上伊那広域連合派遣の唐澤修身環境衛生課課長補佐が、同じく広域連合派遣で課長級に昇任する。
箕輪町では来年から定年により多くの退職者が出ることから、将来の組織体制構想をもとに異動を行ったとしている。 -
地場産小麦うどん「みのわのめぐみ」
みのりんぐ箕輪ねっとが発売箕輪町・南箕輪村の農業従事者を中心につくる、みのりんぐ箕輪ねっとはこのほど、地場産の小麦を使ったうどん「みのわのめぐみ」を発売した。
みのりんぐ箕輪ねっとは、農業を通じて地域の活性化をしていこうと活動しているグループで、現在20人が活動している。
今回発売したのは、長野県で開発されたユメセイキと呼ばれる小麦を使ったうどん。
小麦は南箕輪村で栽培されたもので、はざかけや天日干しをして風味を閉じ込めた。製粉したものをゆでるとモチモチ感があり、非常にうどん向きの小麦だという。
ネーミングは地域の商店街から「みのわ」という言葉を入れてほしいという要望があり、「みのわのめぐみ」と名付けた。
「みのわのめぐみ」は、南箕輪村のJA上伊那農産物直売所ファーマーズあじ縲怩ネや箕輪町の商店街などで、1束300円で販売するという。 -
箕輪町上古田「赤そばの里」オープン
箕輪町の秋の観光スポット上古田の「赤そばの里」の里開きが20日、行われた。赤そばの里を管理している、古田の里赤そば会の会員や関係者などおよそ50人が参加し、里開きを祝った。
セレモニーで、古田の里赤そばの会の唐沢清光会長は、「昨日の台風で倒れてしまった物もあるが、無事オープンできた。今年も趣向を凝らしたイベントなどを計画しているので、多くの人に訪れてもらいたい」とあいさつした。
また、今年は初めてヨーロッパのスイス地方に伝わる笛の一種「ホルン」の演奏が行われた。上伊那のホルン愛好家でつくるアルプホルン駒ヶ根のメンバーが3曲披露した。
訪れた人たちは、目の前に広がる風景と共に、ホルンの音色を楽しんでいた。
赤そばの里は、4.2ヘクタールの農地におよそ10年前から、ネパール原産のそばを改良した赤そば「高嶺ルビー」が栽培されている。
花の見頃は、今週末から来月10日頃までで、花が咲き誇る今の時期は、辺り一面が花に覆われ、赤い絨毯を敷き詰めたように見える。
なお、9月27日・28日は赤そば花まつりが開かれ、手打ちそばが味わえるイベントなどが行われる。 -
県内地価 下落幅縮小
長野県は18日、7月1日現在の県内地価を発表した。
県全体で、商業地は16年連続地価が下落していて、伊那市の山寺や下新田では、前年に比べ5.4%のマイナスとなっている。
調査は、県内全域81市町村、469地点で行われた。
住宅地では、伊那市前原の伊那中央清掃センター付近が1平方メートルあたり、前の年の2万1800円から2万900円と4.1%のマイナスなど、伊那市では平均2.2%、箕輪町では平均2.6%、南箕輪村では、平均1.5%の下落となった。住宅地の県平均は2.0%のマイナス。
商業地では、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫付近が6万7900円から6万4200円と5.4%のマイナス、伊那市下新田の伊那市役所付近が5万5900円から5万2900円と5.4%のマイナスなど、伊那市では平均で5.4%、箕輪町では平均で5.3%、南箕輪村では平均4.2%の下落となった。商業地の県平均は2.9%のマイナス。
長野県によると、住宅地は12年連続、商業地は16年連続の下落となったが、下落幅は縮小し、2桁の大きな下落となった地点もなかったという。 -
箕輪東小6年生がケチャップづくり挑戦
箕輪東小学校の6年生38人は17日、地元で採れたトマトを使ってケチャップ作りに挑戦した。
指導したのは、箕輪町の女性農業者グループ野良っ娘の会のメンバー10人。野良っ娘の会では、今年から町内に畑を借りて加工用トマトの栽培をしている。
この日は、子どもたちに手作りケチャップの味を知ってもらおうと、会で育てたトマトを一緒に加工した。会のメンバーが子どもたちと作業をするのは今回が初めて。
裏ごししたトマトに香辛料を混ぜ、焦げないように30分ほど煮込んで水分をとばし、完成させた。
できたケチャップはパスタに混ぜて、お昼にみんなで味わった。
野良っ娘の会の関幹子会長は、「ケチャップになるまでの過程を知る事で、身近な食材に関心をもってもらいたい」と話していた。
会では今後、こういった取り組みを少しずつ増やし、子どもたちにも地域食材に目を向けてもらいたいと考えている。 -
みのわ美術展開催
みのわ美術会による美術展が18日から、箕輪町文化センターで始まった。
みのわ美術展は今年が13回目で、一般公募3人を含む33人が61点を展示している。
出品作品は日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門で、多彩な作品がそろっている。
みのわ美術会の小川節子会長によると、今年は中央の全国展に出品した大作のほか、自分の思いや感動を作品に織り込んだ力作が多いのが特徴という。
今年の一般公募の入選は洋画の部1点、工芸の部2点で、このうち箕輪町の山田ツユ子さんの工芸作品「宵の輝き」が奨励賞を受賞している。
小川会長は、「ぜひ多くの人に来て見てもらいたい」と話していた。
みのわ美術展は21日まで。 -
マイクロロボコン高校生大会
箕輪進修高校2年 井上大樹君2連覇今月13日に埼玉県で開かれた、マイクロロボコン高校生大会で、箕輪進修高校2年の井上大樹君が、去年に続き優勝し、2連覇を達成した。
同大会は、日本工業大学創立100周年として去年から開かれているもので、箕輪進修高校からはロボット部の12人が参加した。
大会には全国の工業高校を中心に23校、およそ120人が出場した。長野県からも、駒ヶ根工業高校や飯田工業高校などが出場した。
大会は1インチマシーンと呼ばれる大きさ2・5センチのロボットを、白い線の上を走らせ速さを競う。箕輪進修高校の生徒6人がベスト8に残り、4位以上をすべて独占した。
このうち去年に引き続き優勝に輝いた井上君は、「2連覇だけど、校名が変わってからは初めての優勝。日々試行錯誤してきた成果が発揮できて良かった」と話していた。 -
子育て応援カード
箕輪町12月中旬開始へ箕輪町は、子どもを持つ世帯が買い物をするときに割引などのサービスを受けられる子育て応援カードの導入計画を16日、箕輪町議会全員協議会で示した。
町によると、子育て応援カードは、町内に暮らす15歳以下の子どもを持つ約2300世帯を対象としている。
町が交付するカードを協賛店に提示すると、サービスが受けられる。
現在、協賛店を募っているが、これまでに11店が申し込み、商品の5%から10%の割引やミルク用のお湯のサービスなど、協賛店ごとに独自のサービスを提供するという。
子育て応援カード事業は、12月中旬に開始する予定。 -
上伊那各地で運動会にぎやか
上伊那各地の小学校で12日、運動会が開かれ、子供達やその保護者が秋の一日を楽しんだ。
日中は曇りで、時折雨のぱらつくあいにくの天気となったが、箕輪町では、4つの小学校で運動会が開かれ、校庭には子供達の元気な声が響いていた。
このうち箕輪西小学校では、障害物競争や綱引きなど22プログラムが行われ、子供達は校庭をいっぱいに使い、元気に体を動かしていた。
西小は今年、中部小の分校から独立し、箕輪西小となって50年の節目の年を迎えた。
この節目を地域の人と一緒に祝おうと、特別プログラムが行われた。
児童と地域の人が一緒に、校庭中央に置かれたボードに花を付けていくと、「祝西小50歳」の文字が完成した。
箕輪西小では今後、50年の節目を祝う式典やイベントなどを行う。 -
稲刈り始まる
実りの秋を迎え、各地で稲刈りが始まった。
箕輪町の上古田地区では、地域の農家の刈り取り作業を請け負っているコンバイン組合による刈り取りが始まった。
コンバイン2台が稼働し、稲が重たそうに穂を垂らした田んぼで、休む間もなく作業が行われた。この日一日で、あきたこまちを1200キロ刈り取ったという。
組合員は、「今年は春の寒さで生育が遅れたが、その後は暑くなって生育がよかった。米の出来は平年より少しいいのではないか」と話していた。 -
箕輪町消防団
小型動力ポンプ付積載車入魂式箕輪町消防団第1分団に導入する小型動力ポンプ付積載車の入魂式が11日、箕輪消防署で行われた。
今回の新車両の導入は、これまで配備していた積載車が17年を経過し老朽化したため、更新した。
新しい積載車は、自動吸水機能の付いた最新式の小型ポンプを積載していて、購入金額はおよそ490万円。
入魂式には、箕輪町の理事者、町議会、町消防委員会、町消防団第1分団など関係者が参加し、神事を行った。
平沢豊満箕輪町長は、「団員の皆さんは地域の守りを十二分に徹底してほしい」とあいさつした。
入魂式に続いて、第1分団の団員が新しい小型ポンプで実際に放水をして使い初めをした。
箕輪町消防団に配備している小型ポンプ付積載車は、第2、第6分団の各1台、合計2台を今後2年かけて更新すると、すべての車両が新しくなるという。 -
ケガ回復のオオタカ放鳥
箕輪中部小児童見守る箕輪町の箕輪中部小学校で10日、ケガから回復したオオタカが自然に帰された。
県野生鳥獣救護ボランティアで、オオタカの治療にあたっていた、小口泰人さんが箕輪中部小学校を訪れ、子どもたちにその生態などについて説明した。
オオタカは先月20日に箕輪中部小の校庭で飛べずにいるところを発見された。
その後、学校から連絡を受けた県が小口さんに依頼し、治療を行ってきた。
小口さんによると、校舎にぶつかったことにより、脱臼したものとみられ、テーピングをおこない回復したことから今日、自然に帰されることになった。
オオタカは環境省から絶滅するおそれのある鳥に指定されていて、捕獲も禁止されている。
子どもたちは、オオタカが自然に帰されると手をたたきながら歓声をあげ、ケガからの回復を喜んでいた。 -
箕輪進修高校の新校舎完成
今年度から多部単位制としてスタートした箕輪進修高校にこのほど、新しい校舎が完成した。
新しい校舎は、現在ある管理棟の北側に建設され、鉄骨3階建て、延べ床面積は1385平方メートル、総事業費は約2億8000万円。
1階には化学教室や、夜間部の生徒と教員が夕食をとる食堂が設けられた。
2階は夜間部の生徒専用で教室が4つある。1クラス30人程度の少人数学級のため、普通の教室より少し小さく造られている。
3階は1部2部3部の生徒の共用スペースとなっている。多目的教室が設けられ、ここでは各部ごとに生徒が集まり、授業をしたり時間割などの連絡を一斉にできるようになる。
今週中には各教室の机などの備品がそろえられ、来週から一部、使用が始まるという。
箕輪進修高校では教室数も増え、選択科目も実施しやすくなったという事で、「変化に富んだ選択肢のある多部単位制の特長を活かすひとつの条件が整った」と話している。 -
パカパカ杯ポニーレース大会開催
箕輪町一の宮のパカパカ塾で7日、ポニーレース大会が開かれた。
大会は、実際に馬に触ってもらう機会、また地域の人達に親しまれるものにしようと開かれていて、今年で7年目になる。
大会を開いているのはNPO 法人伊那ハーレンバレー「パカパカ塾」。子ども達にポニーの飼育などを体験してもらい、健全育成につなげようと活動している。
決勝戦では、タイムを競うものから、ユニークな障害物競走など、10レースが行なわれた。
レースには県内外から参加者があり、見学者をあわせるとのべ700人ほどが会場を訪れた。
参加者は、ポニーに振り落とされないように、必死に手綱をさばいていた。
パカパカ塾の春日幸雄理事長は「ポニーはひょうきんなところがあり、優しい動物、また、触れると温かいことに気付くと思う。この大会を、伊那谷の風物詩として定着させていきたい」と話していた。 -
箕輪町防災訓練 アマチュア無線愛好家が初参加
箕輪町は7日、町民およそ2200人が参加して、地震を想定した防災訓練を行った。
町役場では、先月下旬に町と災害時の情報伝達で協力協定を結んだ町のアマチュア無線愛好家が、訓練に参加した。愛好家グループの20人ほどが、各地の避難所などへ駆けつけ、役場に無線で連絡した。
町では、「緊急時には携帯電話の使用が制限されるので、無線は有効な手段。町の無線の数は限りがあるので非常にありがたい」と話していた。
愛好家たちは、さらに効率的な動きが出来るように確認しながら訓練していた。
役場職員は、災害対策本部を設置し、被害の状況が刻々と移り変わり、その状況に応じて対策を講じるロールプレイング方式で、各地の被害状況を確認する訓練をした。今年は、庁舎外の雰囲気も感じる必要があると、役場職員も避難所に赴き、各地区の訓練に参加した。町では、「災害時には、職員も被災して、役場に来られないことも想定される。様々な場面を想定して訓練したい」と話した。
また、松島コミュニティーセンターでは、震度6強の地震が発生したとの想定で訓練が行われた。
区民180人ほどが参加し、8人1組で1つの家族と想定した初めての訓練で、参加者の中には、遠くから遊びに来ている友人、帰省中の孫、要介護者、けが人などの役割を与えられている人もいて、お互いに助け合って避難していた。
箕輪町では現在、支え合いマップの作成を進めると共に、自主防災組織の見直しを行なっている。今年度中には、15区のうち10区で、新たに自主防災組織が立ち上がる予定で、災害に強い地域作りが進められることになっている。 -
箕輪町 「コンビニ納税」実施を平成22年度に延期
箕輪町は、H21年度から予定していたコンビニエンスストアで税金が支払える「コンビニ納税」の実施を、H22年度に延期した。8日開いた箕輪町議会一般質問のなかで、収納対策についての質問に平澤豊満町長が答えた。
町では当初、H21年4月からの実施を予定していたが、上伊那情報センターの新システムの稼働時期と重なるため延期となった。
コンビニ納税は、住民税や軽自動車税、固定資産税など、町に収めるすべての税金が全国のコンビニエンスストアで支払えるもので、箕輪町では、利便性の向上を図る事で収納率アップにつなげていきたい考え。
同じくコンビニ納税を検討している伊那市も、実施をH22年度に延期している。 -
箕輪町大出区が戦没慰霊祭
9/6 場所:大永寺 テープ:L‐34今福
○R箕輪町の大永寺(ダイエイジ)で、今日、大出地区社協戦没者慰霊祭が行われました。
○N式には、遺族など関係者 40人が出席し、日中戦争以降の戦没者・33人の霊を慰め、平和を祈願しました。
式の中で、大出区社会福祉協議会の井澤肇(イサワ ハジメ)会長は、「みなさんの犠牲もと、今日の平和がある。その事を忘れず、平和を追い求めていきたい」と式辞を述べました。
また、大出区戦没者遺族会の北川新一(キタガワ シンイチ)さんは「慰霊祭は、不戦への啓蒙活動、これからも大切にしてほしい」と話していました。
住職の読経にあわせ、遺族達は、慰霊碑に献花し平和への誓いを新たにしていました。
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箕輪町無量寺 立像2体が県宝指定
箕輪町北小河内の無量寺の阿弥陀堂にある仏像2体が、来月にも県の宝「県宝」に指定されます。
4日県庁で開かれた県の文化財保護審議会で県宝に相応しいと答申されました。
国の重要文化財にも指定されている阿弥陀如来坐像の両脇にある木造観音菩薩立像と木造地蔵菩薩立像の2体で、来月にも、県宝に指定される見込みとなりました。
阿弥陀如来坐像は、平安時代の後期に制作されたとされていて、両脇の2体も、同じ時期に、同じ作者が制作したものと見られています。
また、観音菩薩と地蔵菩薩の組み合わせは、あまり例がなく珍しいことなどが評価されました。この無量寺の仏像は、県教育委員会の定例会で県宝に指定される見込みです。
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箕輪町保育課題検討員委員会 発足
箕輪町の保育園のあり方を協議する検討委員会の初会合が2日夜箕輪町役場で開かれました。
委員会では、保育園の統合、幼稚園の誘致なども視野に入れ検討を進めていきます。
発足した委員会は、保育園に通う前の子供を持つ保護者や、民生児童委員、町関係者など15人で構成されています。
2日夜は平澤豊満町長が、松下勲(いさお)委員長に検討内容を諮問しました。
内容は、大きく分けて2項目です。
(1)保育サービス向上のため、町内9つの保育園の統合・民間委託、私立幼稚園の誘致を含んだ運営形態の検討、(2)それらを踏まえた町全体の保育施設の整備について竏窒フ2つを協議し、来年3月をめどに町長へ答申します。
現在箕輪町では、「一味ちがう箕輪の子ども育成事業」として、運動あそびや英語遊び、読育を積極的に取り入れていますが、保育園運営の行政コストが割高になっている事や、施設の老朽化などが課題となっています。
委員長は「箕輪の次代を担う大事な子供達のため、検討に力を注いでいきたい」と話していました。
委員会では、まず近隣市町村を含めた保育園の視察を行って現状を把握します。その後、約10回の協議の中で結論を出し、来年3月中には町長に答申する計画となっています。
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NTNと箕輪町、中曽根水源使用で協定
株式会社NTN上伊那製作所は2日、工業用水として中曽根水源を使うことについて箕輪町と協定を結びました。箕輪町役場でNTNの田中彰一社長と平澤豊満町長が協定書を取り交わしました。
NTNは箕輪町中曽根に工場があり車や建設機械などの車軸の回転に使われる部品を製造しています。
中曽根水源からひかれた水は、工業用水として製造部品の洗浄に使われます。
NTNではこれまで会社敷地内の井戸水を利用し1日およそ130トンの水を使っていましたが、生産量の増加から、新しい井戸を掘り、さらに中曽根水源から水を引くことで、1日500トンの水を確保したということです。
中曽根水源はNTNからおよそ1.2キロ西にありこれまで、使われていませんでした。
工事費3600万円をかけて水道管を引き、先月通水試験をおこない、水が引けることが確認されています。
協定により水源からNTNまでの水道管などは今後箕輪町が維持、管理することになります。
協定締結にあたりNTNは「地元の企業として、地域に貢献していきたい」と話し、また町は「地元企業の育成に協力していく」と話しています。
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