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KOA社員 公的介護研修
箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA株式会社は、社員対象の公的介護研修を4日に行いました。
この日はオンラインも含め、20代から60代の社員25人が参加しました。
箕輪町の職員がKOAを訪れ、介護保険制度について説明しました。
介護保険制度は介護が必要になったときに国や県、自治体が介護サービス料の一部を保障するものです。
町の職員は「家庭や一人で抱え込まず、相談したり制度を活用してください」と話していました。
KOA株式会社では、去年9月に介護に関するアンケートを行いました。
その中で「公的介護保険制度の仕組みがわからない」「介護がいつまで続くかわからず将来の見通しがつかない」などの回答が多かったことから今回初めて研修を行いました。
KOA株式会社では「社員の不安を少しでも解消できればうれしい」と話していました。
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箕輪町の農園 ブルーベリー40kg盗難
箕輪町下古田の農園で、収穫時期を迎えたブルーベリー40キロが盗まれる事件が、2日発生しました。
ブルーベリーの盗難があったのは、箕輪町の地域おこし協力隊・山川正信さんと妻のみゆきさんが整備する交流農園「ゆかいな野菜村」です。
広さ1,000平方メートルの農園には12種類240本のブルーベリーが植えられていて、このうち120本の木からブルーベリー40キロが盗まれました。
先月30日の日中は異常が無く、2日午前6時半頃に、みゆきさんが畑に行ったところ収穫時期を迎えた実が無くなっていた事に気づいたという事です。
被害額は10万円で、きのう警察に被害届を提出しました。
山川さんの農園では摘み取り体験や発送を行っていますが、今月中旬までは事情を説明し全てキャンセルしました。
つみ取りの再開は、他の品種が収穫時期を迎える15日頃だという事です。
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箕輪町総合教育会議 箕輪西小を視察
箕輪町総合教育会議が2日開かれ、関係者が箕輪西小学校の授業を視察しました。
2日は、白鳥政徳町長や町の教育委員など約15人が訪れ、授業を見学しました。
3年生の社会の授業では販売の仕事について学んでいて、箕輪町内にあるスーパーマーケットについて調べています。
子どもたちが、視察に訪れた人たちに、「良く行く店や、その店に行く理由」についてインタビューしていました。
6年生のクラスでは、総合学習の授業を視察しました。
赤そばの里で黒曜石を見つけたことから、町郷土博物館の学芸員を招き、石器や土器について質問していました。
視察後の会議で「地域の題材を取り上げることでより関心がわき、子どもの探求心につながる」「子どもたちが主体的に活動する時間を大切にしていると感じた」などの意見が出ていました。
箕輪町総合教育会議では、町の教育の現状を確認しようと年に1回視察を行っています。
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みのわBASEで防災イベント
日頃から防災や減災を意識してもらうイベント「防災BASE」が箕輪町松島の防災交流施設みのわBASEで6月29日に開かれました。
会場のみのわBASEは、災害時に防災拠点施設として活用されます。
みのわBASEの管理会社が企画し、箕輪町と松島の飲食店ゆとろぎroom5884、伊那ケーブルテレビが協力しました。
箕輪町は、災害への意識を高めてもらうため、平成18年と令和3年の豪雨災害の写真を展示しました。
ゆとろぎroom5884は、小麦粉で作った生地にチキンや豆などを包んだブリトーを販売しました。
ブリト―は真空パックで冷凍保存されていて、災害時の非常食としても活用できるということです。
伊那ケーブルテレビは過去の災害中継をまとめた映像などを放映しました。
あわせてテレビやインターネットなどに関する家庭での困りごとを解決する「なんでも相談会」も開きました。
イベントは訪れた人に日頃から防災や減災を意識してもらおうと初めて開かれました。
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箕輪写友会 写真展5日まで
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の展示が町文化センターで開かれています。
会場には自然をテーマに県内外で撮影された会員の写真20点が展示されています。
60代〜80代の会員7人が月に1度集まり勉強会を開いています。
会では会員を募集していて、町内在住か町内に勤務している人ならだれでも入会できるということです。
第26回箕輪写友会写真展は7月5日金曜日まで町文化センターで開かれています。 -
箕輪南宮神社 茅の輪くぐり
箕輪町木下の箕輪南宮神社で半年間の穢れを清める大祓の神事が30日行われました。
南宮神社には茅という植物を編んで作った直径3メートルの茅の輪が設置されています。
大祓の神事には神主や総代など25人が参加し、無病息災を願って茅の輪をくぐりました。
南宮神社の大祓祭は毎年この時期と12月末の年に2回行われています。
茅の輪を8の字に3回くぐることで半年間の穢れが清められ、残りの半年の疫病避けになるとされています。
茅の輪は来月14日の例大祭まで設置されていて、誰でもくぐることができます。
またこの日は人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前を書いて燃やすもので、穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
南宮神社総代会では「世の中暗いニュースも多いが、明るくなってほしい」と話していました。 -
大出スポーツフェスティバル
箕輪町の大出区民が参加する大出スポーツフェスティバルが6月9日に、ながたドームで開かれました。
スポーツフェスティバルでは、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を楽しみました。
モルックは、木の棒を投げて倒し得点を競う競技です。
子どもから大人まで楽しめるスポーツとして、今回初めてモルックを行いました。
大出区では、区民同士の親睦を深めるため毎年この時期に大会を開いています。
スポーツフェスティバルには、区内9つの常会からおよそ100人が参加しました。
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大槻さん手話ダンス教室 25周年交流会
箕輪町の大槻一子さんが指導する上伊那各地の手話ダンス教室の25周年交流会が、29日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
箕輪町沢の大槻一子さんは、現在84歳。35年ほど前、50代のころに手話ダンスに出逢いました。
神奈川県にある日本手話ダンスクラブの本部に5年間通って会員となり、上伊那で教室を開きました。
現在は、6つの教室に、合わせて40人ほどが通っています。
この日は、友情出演を含め6団体がダンスを披露しました。
各地の団体が一同に会するこの交流会が今年25周年を迎えました。
20年以上の経験者が11人いるということです。
披露される手話ダンスは、大槻さんが振り付けたものでレパートリーは111曲あります。
各教室では、高齢者施設などでダンスを披露するなどのボランティアを行っているということです。
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箕輪町下古田 ブルーベリー収穫体験
箕輪町地域おこし協力隊の山川正信さんの農園「ゆかいな野菜村」では、ブルーベリーの収穫体験が楽しめます。
箕輪町下古田の農園には、12種類180本のブルーベリーが植えられています。
この時期は、上伊那で多く栽培されている大粒の「デューク」
甘みが強い「スパルタン」が食べごろです。
育てているのは箕輪町地域おこし協力隊、山川正信さんです。
山形県で就農し、トマトを中心に野菜を栽培してきました。
数年前に脳卒中で倒れ、一旦農業から離れましたが、再び農のある暮らしがしたいと、箕輪町地域おこし協力隊となりました。
現在は妻のみゆきさんと農業振興をテーマに活動しています。
ブルーベリーは前の持ち主から引き継ぎ、育てるのは2年目になります。
今年は木のせん定をして、高さを下げ、子どもでも取りやすい位置に実がなるようにしたということです。
ブルーベリー収穫体験は電話で受け付けています。
ブルーベリーは持ち帰り限定で、100グラム150円で、入園料が300円です。
収穫体験は8月上旬まで楽しめそうです。
電話090-2025-6547 -
箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める箕輪町の戦没者慰霊祭が、町文化センターで27日に行われました。
この日は、遺族と来賓88人が参列し、献花台に花を手向けました。
慰霊祭は、町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。
社会福祉協議会の中村克寛会長は「若い世代に戦争について語り継ぎ、平和な社会を実現することが私たちの使命です」と式辞を述べました。
箕輪町遺族会の唐澤光範副会長は「もう二度と戦争を起こしてはいけないという気持ちを再確認し、今後も戦争を語り継ぐ活動を続けていきます」と話していました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ、兵士として出兵した602人が犠牲となっています。
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日輪寺のアジサイ涼しげに咲く
箕輪町南小河内の日輪寺のアジサイが涼しげな花を咲かせています。
日輪寺の境内やその周辺には約100株が植えられていて見ごろを迎えようとしています。
26日はこの寺に住む関野浩さんとその家族が花を楽しんでいました。
関野さんによりますと、かつて地域の人たちが日輪寺をアジサイ寺にしようと植えたのが始まりだということです。
しかし、住職不在となり空き家となっていたため地域住民が町を通して住んでもらえる人を探していました。
静かな自然の中で生活できる所を探していた関野さんが住むことになり、松本市から8年前に家族で移住してきました。
それ以降、檀家や地域住民と協力しながらアジサイを管理しています。
住みだした頃は青色のアジサイがほとんどだったため灰をまき土の成分を改良したことにより赤色のアジサイが増えたきたということです。
日輪寺のアジサイは7月中頃まで楽しめるということです。
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マルエーでカラオケ祭り初開催
箕輪町沢の牛乳の宅配を手掛けるマルエーは、地域の顧客を招いてのカラオケ祭りを社屋で26日初めて開きました。
26日は、箕輪町や辰野町のマルエーの客や社員およそ15人がカラオケを楽しみました。
会場の部屋は、普段は会議室として使っていて、スピーカーやプロジェクターなどの設備も整っています。
参加者は、演歌などをリクエストし、歌声を披露していました。
マルエーは、地域を元気にする事をモットーとしています。
その中で今回は、高齢者の人達に喜んでもらい、元気になってもらおうと、初めてカラオケ祭りを企画しました。
マルエーでは、8月にもイベントを開催する予定です。 -
伊那・箕輪の西部地域でクマの目撃相次ぐ
人里でのクマの目撃が相次いでいます。
6月2日に人身被害があった箕輪町では、5月から例年を上回るペースとなる8件の目撃情報がありました。
25日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、クマの出没状況などについて説明がありました。
町では今後、クマと人のすみわけのためのゾーニングを行っていく計画です。
箕輪町では、今月2日に下古田で男性がクマに襲われけがをしました。
25日までに、西部地域で8件目撃情報があり、昨年度の4件をすでに上回っています。
また25日までに2頭が誤って罠にかかり、捕獲、放獣されています。
町では、檻やセンサーカメラの設置、藪の刈り払いなどを行いました。
また、箕輪西小学校の保護者に朝夕の送迎を依頼しています。
下古田では、クマの動きが活発となる朝夕を避け、農家の男性が草刈りをしていました。
伊那市では、25日までに9件の目撃情報がありました。
24日の午後7時半頃に伊那養護学校付近で幼獣1頭が、きょう午前5時40分頃には、小沢でクマの親子が目撃されました。
捕獲件数は6件で、きょう早朝、中の原でメスの成獣がクマ檻にかかっていたということです。
伊那西小学校では、明日から登下校時に車やバスでの送迎を行うとしています。
なお、南箕輪村ではクマの目撃情報は寄せられていません。
県では、全県にツキノワグマ出没注意報を発令していて、朝夕は山の中に入らないことや、ラジオや鈴など音の出るものを持って出かけることなどを呼びかけています。
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ながたの湯 フォトスポット設置
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯は施設のPRにつなげようとフォトスポットを設置しています。
ながたの湯の玄関には去年の12月からハート型のフォトスポットが設置されています。
ハート型のフレームをベースに月替わりとなっていて、その季節のイベントに合わせた装飾をしています。
今月は「涼しさ」をテーマに風鈴などが飾られ、背景には水風船が描かれた幕が設置されています。
ながたの湯では訪れた人に向けて温泉以外にも楽しんでもらおうとスポットを作りました。
「涼しさ」をテーマにしたフォトスポットは今月いっぱい楽しむことができます。
来月は「ひまわり」をテーマに装飾する予定です。
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箕輪町消防団「赤魚会」珍味でもてなし
箕輪町消防団が珍味で町の関係者をもてなす伝統の懇親会「赤魚会」が、地域交流センターみのわで23日開かれました。
23日は箕輪町消防団の正副分団長が料理の腕を振るいました。
用意されたのは、ワニの肉や、コオロギ・蚕・バッタのカナッペ、ザリガニのカレー煮、カエルのから揚げなどです。
会場では、招かれた町の関係者や区長などが「まずいとは一切発言しません」などと書かれた誓約書にサインをしていました。
料理が運びこまれてきました。
招かれた人たちは、写真を撮影したり、珍味を口に運んでいました。
赤魚会は、戦後に消防団の活動資金を集めようと、天竜川のウグイ・赤魚を振舞ったのが始まりだということです。
現在では、珍味を振る舞い、親睦を深める会となっています。
コロナ禍は会は中止、去年は通常の会食として開かれましたが、今年は各分団が珍味を持ち寄る伝統を復活させました。
招かれた人たちは、珍味を味わいながら、親睦を深めていました。
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50人が参加 キックベース大会
一般社団法人伊那青年会議所主催のキックベース大会が22日伊那市のロジテックアリーナで開かれました。
キックベース大会には伊那市、箕輪町、南箕輪村の親子50人が参加しました。
5チーム総当たりの4試合が行われ、楽しみながら汗を流していました。
試合には子ども5人、大人2人が交代しながら出場しました。
伊那青年会議所では地域や年齢の枠を超えた交流のイベントを定期的に行っていて、夏にはキャンプを計画しているということです。
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わが家のセーフティーリーダー委嘱
箕輪中部小学校の6年生88人が防犯意識の向上を図る「わが家のセーフティーリーダー」に20日、委嘱されました。
箕輪中部小学校で委嘱式が行われ伊那警察署の駒津一治署長から代表児童に委嘱状が手渡されました。
「わが家のセーフティーリーダー」は学校と家庭、地域が一体となり子どもたちの健全育成を図ろうと伊那警察署が行っているものです。
式のなかで駒津署長は「学校や社会のルールを守り自分や家族が安心して暮らせるにはどうしたらよいか考えて実行してください」とあいさつしました。式ではほかに代表の児童3人が決意を述べました。
伊那警察署管内では今年度「わが家のセーフティーリーダー」に合わせて3校の112人を委嘱することにしています。
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上農生がホタルの繁殖に取り組み
南箕輪村の上伊那農業高校里山コースの生徒はホタルが飛び交う環境づくりを進めようとホタルの繁殖に取り組んでいます。
19日に箕輪町三日町でホタルがいる、かまくらざわ生きものの里に上農の生徒と教諭が訪れました。また観察のため、近くの箕輪南小学校の児童を招きました。
繁殖にはオスとメスを捕まえなければいけませんが、メスはほとんど飛ばず草むらで動かないということで探すのに苦労していました。
生徒らはホタルをつかまえると虫かごに入れていました。
昨夜はオス3匹、メス1匹をつかまえることができました。
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横浜市箕輪町の町内会役員が役場を訪問
箕輪町と名前が同じ縁で交流している神奈川県横浜市にある箕輪町の町内会の役員が19日に箕輪町役場を訪れました。
19日は横浜市箕輪町の町内会会長の小泉義行さん、前会長で顧問の小島清さんら4人が役場を訪れ、白鳥政徳町長や上田幸生商工会長らと懇談しました。
箕輪町は神奈川県横浜市港北区にあり、人口はおよそ1万5千人です。
去年10月には、箕輪町の職員や商工会のメンバーが、箕輪町を訪れ、まちづくりイベントに参加し、上伊那の農産物の販売などを行いました。
箕輪町と箕輪町は名前が同じという縁で2019年から交流をしています。
懇談では、今年7月に箕輪町内会主催の夏祭りへの箕輪町の紹介ブースを設ける他、去年に引き続き10月に箕輪町で開かれるイベントに参加し、交流を行うことが確認されました。
白鳥町長は「交流をこれからも続け、つながりをさらに深めていきたい」と話していました。
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通訳・翻訳ボランティア養成講座
災害時に外国人支援を行う、通訳・翻訳ボランティア養成講座が9日に、箕輪町の産業支援センターみのわで開かれました。
講師は箕輪町多文化共生コーディネーターの入倉眞佐子さんが務めました。
入倉さんは、通訳者のルールや災害時の役割について話しました。
災害通訳・翻訳ボランティアは、災害時の外国人住民への情報提供など、コミュニケーションの支援を行います。
入倉さんは総務省認定の災害時外国人支援情報コーディネーターでもあります。
通訳で大事なこととして「うまい下手は関係ない、気持ちで声をかけてほしい」と話していました。
箕輪町には5月1日現在、町民の3.2%にあたる763人の外国人が住んでいます。
養成講座は箕輪町が開いたもので、災害時は広域での連携が必要として、住所、国籍を問わず募集しました。
講座には、上伊那を中心に38人が参加しました。
30日には2回目の講座が開かれ、より実践的な通訳の練習を行うということです。
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後継者不足の古田人形芝居 継承に奮闘
長野県の選択無形民俗文化財に指定され、今年伝承300年となる箕輪町の古田人形芝居。
後継者不足にあえぎながら、保存会会員は伝統の継承に奮闘しています。
17日 午後8時。メンバーが集まってきます。
公民館近くにある小屋から舞台装置を運び、手際よく組み立てていきます。
保存会は毎週月曜日の夜、上古田公民館で稽古を行っています。
この日は、7月13日にある地元・上古田公民館での定期公演に向け、披露する演目の一つ「伊達娘恋緋鹿子 火見櫓の段」の稽古を行いました。
登場する人形は、主役「お七」一体のみです。
パソコンで音声を流しながら稽古が始まりました。
古田人形芝居保存会には、現在、人手不足により、三味線がいません。
公演本番では、三味線を外部に委託しています。
稽古は録音で行っているのです。
人形芝居は、一体につき、3人で操ります。
「伊達娘恋緋鹿子」では、前半と後半で操り手を変更するため、全体では6人が人形を操る演目です。
保存会では、箕輪町内を中心に高校生から80代までの15人が会員として活動しています。
太夫や三味線のほか鐘などの鳴り物の担当もあります。
レパートリーは7演目ありますが、人手不足により、登場人物が多い3演目は発表できない状態となっています。
保存会では、興味を持ってもらおうとSNSで情報発信を始めました。
多くの人に関心を持ってもらい、伝統文化を継承していきたいと考えています。
古田人形芝居保存会の上古田公民館での公演は、7月13日(土)午後7時30分開演で、誰でも入場できます。
披露される演目は、「伊達娘恋緋鹿子 火見櫓の段」と「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」の2演目です。
入場は無料です。
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育児・介護でオンライン出席可能に
箕輪町議会6月定例会が17日役場で開かれ、議員が育児・介護を理由に議会の委員会にオンラインで出席できる条例改正案が可決されました。
条例改正案は委員会提出議案として追加で出されたものです。
これまで大規模災害の発生や感染症のまん延などによるオンラインでの委員会出席については条例で定められていました。
条例改正により次の9月議会から育児や介護などを理由にオンライン出席が可能となりました。
本会議については規定により議場での出席のみとなっています。
箕輪町議会では多様な人材の議会への参画を図ることにつながるとしています。
上伊那地域ではこれまでに伊那市、南箕輪村、中川村でこの条例が定められています。
町議会ではほかに、先月衆議院本会議で可決された、地方自治法改正案について廃案を求める意見書の内閣総理大臣などへの提出についての議員提出議案が賛成8、反対6の賛成多数で可決されました。
改正案は感染症のまん延や大規模災害など重大な事態が発生した場合に法律の規定がなくても国が自治体に必要な指示ができるもので地方自治の根幹を揺るがすのではないかとの懸念の声があるとしています。
箕輪町議会最終日は、追加議案を含む28議案全てが原案通り可決されました。
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上古田保育園 蚕を飼育
箕輪町の上古田保育園では、蚕の飼育に取り組んでいます。
17日は、2歳児クラスの園児が蚕に桑の葉を手でちぎって与えていました。
駒ヶ根シルクミュージアムの呼びかけで40頭を購入し、今月3日から育てています。
来た当初は1センチほどだった蚕は、2週間で7センチほどに成長しました。
2歳児クラスの12人は、最初は怖がって触れなかったということですが、今では手で持つことができるようになりました。
2日ほど前からは、糸を吐き出し繭を作り始める蚕も出てきました。
気温が高い日が続き、部屋の温度があがらないようにすることが大変だったということですが、1頭も欠けることなく成長しています。
保育園では今後、繭を使ってクラフト体験をすることにしています。 -
コマツ 箕輪町へスポットクーラー寄贈
箕輪町沢の総合建設業 株式会社コマツは、町にスポットクーラー2台を5日に贈りました。
5日は株式会社コマツの小林芳直社長が社会体育館を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。
スポットクーラーは、縦横40センチ、高さ1メートルで、電源を入れると10度~20度の冷風が出てきます。
下部にはキャスターが付いていて、移動させる事もできます。
コマツでは20年前から、小中学校を支援しようと、ボランティア作業や物品の寄付を行っていて、スポットクーラーは、去年に続き2回目です。
小林社長は「夏に向け体に負担がかからないよう、授業や部活などで活用してほしい」と話していました。
白鳥町長は「社会体育館は災害時には避難所となる。授業以外でも、あらゆる場面で活用させて頂きます」と感謝していました。
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上伊那地域 献血目標達成率102%
上伊那郡市献血推進対策協議会が12日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、昨年度の上伊那地域の献血目標達成率は102%だったことが報告されました。
昨年度の上伊那地域の献血者数は3,763人で、目標達成率は102.2%でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市が1,026人、箕輪町が674人、南箕輪村が520人でした。
会長の武井保男辰野町長は「若い世代の献血者を増やすため、大型ショッピングモールなどで街頭啓発していきたい」と話していました。
また、献血推進功績者の表彰も行われました。
飯島町の株式会社マルヤス長野が長野県献血推進協議会長表彰、
箕輪町の株式会社NTN上伊那製作所が上伊那郡市献血推進対策協議会長表彰を受賞しました。
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さくらんぼ狩り15日から
箕輪町大出の農園で、15日からサクランボ狩りが始まります。
たわわに実ったサクランボ。
農園は、箕輪町大出山口の信号機の東側にあります。
25アールの農園に、甘みの強い、佐藤錦や酸味のある高砂など4品種150本が植えられています。
農園を管理するのは、箕輪町の果樹農家、関善一さんです。
およそ15年前からサクランボを栽培しています。
ハウス栽培のため天候に関係なくサクランボ狩りを体験できるのが特徴です。
交配時期の4月の天候が良かったことから今年は、豊作だと関さんは話します。
関さんは、子どもやお年寄りにも採りやすいよう低い位置に実を成らせる工夫もしています。
さくらんぼ狩りは、30分食べ放題で、大人2500円、子ども1000円で3歳以下は無料です。
予約制で火・木・土・日曜日の受け入れとなります。
農園近くの農産物直売所ファームテラスみのわで受け付けていて、15日は14組の予約が入っているということです。※電話 70-5230
受け入れは15日から来月7日までとなっています。 -
能登半島地震の義援金を寄託
箕輪町料飲組合は能登半島地震の被災地復興のために集めた義援金を13日、箕輪町に寄託しました。
藤澤久美子組合長と小森浩副組合長が役場を訪れ白鳥政徳町長に義援金13万4,531円を渡しました。
箕輪町の飲食店でつくる組合の店舗など合わせて22店舗が2月中旬から5月末にかけて、店内に募金箱を置き集めたものです。
組合は、同業者が自分たちも被災しているにもかかわらず、炊き出しを行っていることを知り、少しでも役立ちたいと募金を始めました。
募金は町を通して被災地に届けられます。
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みのわ太鼓荻原さん 1級公認指導員に
箕輪町のみのわ太鼓保存会代表の荻原大輔さんが、公益財団法人日本太鼓財団の1級公認指導員に認定されました。
12日は荻原さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
荻原さんはみのわ太鼓保存会の代表を務めています。
保存会の子どもたちのモチベーション向上のため、資格を取得しました。
公認指導員は3級から1級があります。
2016年に3級、2020年に2級となり、今年3月に1級に認定されました。
1級公認指導員は全国で63人目、長野県では5人目、上伊那では初めてだということです。
白鳥町長は「より一層子どもたちの指導に力を入れていただきたい」と話していました。
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箕輪町 クマと人の地域区分制定へ
箕輪町はツキノワグマと人とのすみ分けのための地域区分を定める方針を示しました。
これは、11日に役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に担当職員が答えたものです。
県が定めるツキノワグマ保護管理計画に基づき、主要生息地域、緩衝地域、防除地域、排除地域に分ける方針です。
まずは沢区や下古田区などの西山地域を分ける予定です。
町では、今年度、11日までにクマの目撃件数が5件ありました。
今月2日には下古田区で人身被害が発生しています。
県でもツキノワグマ出没注意報が発令されたことも受け、今年度中に地域区分を定める方針です。
地域住民の意見を参考にして、県などと具体的な計画案を立てていきます。
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伊那地域 今季最高30.5度
11日の伊那地域は午後2時24分に今季最高の30.5度を記録し、真夏日となりました。
伊那地域は午後2時24分に今季最高の30.5度を記録しました。
長野地方気象台によりますと、今週は30度前後の暑い日が続くと予想しています。