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高遠おやきの会 園児と手作り
伊那市高遠町の主婦でつくる高遠おやきの会は21日近くの保育園でおやき作りをしました。 21日は高遠おやきの会の会員4人が高遠第一保育園を訪れ、年長園児18人とおやき作りをしました。 園児に郷土食を知ってもらおうと保育園が依頼し初めて行ったものです。 高遠おやきの会は伝統食を後世に伝えていこうと去年発足し、手作りのおやきを地域のイベントなどで販売しています。 園児は生地を伸ばしてあんこを包んでいきました。 10分ほどで蒸しあがると、園児はできたてのおやきのにおいをかいでいました。 作ったおやきは、おやつに園児全員で味わいました。
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春富土地改良区が農業用水路の水源
伊那市春富土地改良区は東春近地区と富県地区の農業用水路について知ってもらおうと10日、施設水路親子視察会を開きました。 視察会は毎年この時期に開かれていて、今回は夏休み中の小学生とその保護者、およそ25人が参加しました。 春富土地改良区で管理している幹線水路の延長は23kmで、かんがい面積、およそ840haの水源となっています。 この日は、富県ふるさと館を出発して水源の高遠ダムまでをさかのぼりました。 春富土地改良区理事長の織井秀夫さんは、「住人の皆さんに農業用水路の水がどのような経路で来ているのかを知ってもらえるいい機会になった」と話ていました。
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今年度からの教職員が上農高校で農業体験研修
今年4月から上伊那の小中学校で働いている教職員を対象にした、農業体験研修が7日、上伊那農業高校で行われました。 この日は、今年度から市内の小中学校に赴任している21人の教員が、研修を受けました。 これは教育委員会などで作る上伊那初任研推進委員会と上伊那校長会が毎年行われています。 野菜栽培の研修では、上農高校の生徒に教わりながらブロッコリーやハクサイの種を蒔きました。 初任研推進委員会では、教職員自らが農業体験をすることで、指導力の向上に繋げてほしいと話していました。
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あさみちゆきさん伊那でコンサート
伊那市の観光大使を務める歌手のあさみちゆきさんが10日、伊那市の伊那文化会館でコンサートを開きました。 あさみさんが伊那市でコンサートを開くのは今年で7年目です。 あさみさんは、東京都の井の頭公園の歌姫と呼ばれています。 公園ライブであさみさんのファンになった伊那市の会社役員の紹介をきっかけに2007年から毎年伊那まつりに参加するなど関係を深めています。 この日はあさみさんの歌を聴こうと、およそ700人が来場しました。 コンサートの中で、来年4月に移転が決まっている児童養護施設たかずやの里の移転建築費用に役立ててもらおうと、埋橋良和理事長に目録が手渡されました。 今回のコンサートチケット代やCDの売上の一部だということです。 あさみさんは「伊那市はとても良いところでもっと力になりたい。子どもは地域のみんなの子どもという気持ちです」と話しました。
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上農高校の盆花市あす開催
南箕輪村の上伊那農業高校で、12日の盆花市で販売する花の準備が11日行われました。 11日は生徒およそ90人が花束を作りました。 盆花市は上農高校の伝統行事で、今年で61回目です。 今年は開花が早かったことから、8月初めから収穫を始め、冷蔵庫に入れ調整してきたということです。 花はアスターや小菊など5種類で、全校生徒で育てたものです。 花束は500束用意され、500円で販売されます。 上農高校の盆花市はあす朝9時から伊那市の伊那北駅前広場といなっせ多目的広場の2会場で開かれます。
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川村葵山さん・あつみさん 箏と尺八のコンサート
尺八と箏の演奏家川村葵山さんとあつみさん夫妻のコンサートが伊那市のいなっせで11日開かれました。 川村葵山さんとあつみさん夫妻は、祖父母が伊那に住んでいることが縁で、今回初めて伊那市でコンサートを開きました。 コンサートでは、葵山さんが今日のために作曲した「伊那によせて~2013夏~」など5曲が演奏されました。 この曲は伊那の情景や幼い頃遊びに来た思い出をイメージしたということです。 葵山さんは、「伊那の皆さんに感謝と伝統的な楽器の素晴らしさを伝えたい」と話していました。
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セミの抜け殻で環境変化を調査
セミの抜け殻から地球温暖化による環境の変化を調べるイベントが10日、伊那市内で開かれました。 イベントは、長野県環境保全研究所が去年から県内各地で開いているもので、上伊那では初めてです。 10日は、伊那市を中心に親子7組20人が参加しました。 地域に生息するセミの種類を調べることで、身近な自然に地球温暖化の影響がどのように表れているかを調査していこうというものです。 参加者らは、伊那市の春日神社を訪れ、木の幹や地面に落ちているセミの抜け殻を探しました。 中には1人で30個以上見つけた児童もいました。 創造館に場所を移し、採取した抜け殻を観察してセミの種類を判別していきました。 およそ30分で137個を採取し、最も多かったのは県内の広い範囲で生息しているヒグラシの抜け殻でした。 西日本の暖かい地域に多く生息していて、近年温暖化の影響で北上しているとされているクマゼミの抜け殻は見つかりませんでした。 県環境保全研究所では、セミの抜け殻の他にも草木や鳥などを対象に季節ごとの変化について調べていくとしています。
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旧上伊那図書館書庫を公開
伊那市の創造館は、2階の書庫を上伊那図書館歴史資料室として整備し、10日から一般に開放します。 上伊那図書館の書庫を活用した歴史資料室は、1930年昭和5年に開館した上伊那図書館の雰囲気を今に伝えています。 創造館として改修された際、書庫はそのまま残しました。 資料室には図書館の建設に関わった建築家や製糸家など3人の資料や戦中・戦後の資料を並べます。 昭和初期のモダン建築を伝える上伊那図書館は、国の重要文化財に指定されている諏訪の片倉館を設計した建築家森山松之助が基本設計を手がけ、長野建築界鉄筋コンクリート建造物の父とされる黒田好造が実施設計を担当。 費用は辰野の製糸家武井覚太郎が寄付しました。 資料室には、これに関する資料や過去の写真などを展示して功績をたたえています。 1947年昭和22年から連載が始まった漫画バット君。 この漫画と上伊那図書館とのかかわりは、外壁のタイルにあります。 図書館の外壁に使用されている高遠焼きのタイルは、東京から技師が招かれ制作しました。 その技師の息子、井上一雄がこのバット君の作者です。 一雄は、父親が図書館の建設に携わった時期に当時野球が強かった旧制伊那中学校に通っていました。 上伊那図書館歴史資料室は、10日午前10時から一般に開放されます。
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台湾の小学生が高遠小で人形劇披露
台湾の小学生でつくる人形劇団が7日、伊那市高遠町の高遠小学校を訪れ、人形劇を披露しました。 高遠小学校を訪れたのは、台湾の平等国民小学校の児童でつくる人形劇団のメンバー15人です。 子供達は、飯田市で開かれている人形劇のイベントに参加する為に来日しています。 300年以上の歴史を持つ、台湾の伝統的な人形劇「布袋戯(プータイシー)」と呼びます。子供達は、木と布で出来た、大きさ30センチほどの人形を使い、劇を披露しました。 今回の伊那市での上演は、台湾の教育の礎を築いた、東京芸術大学の初代学長伊澤修二と、その弟伊澤多喜男の出身地である伊那市と、台湾の民間レベルでの交流を深めようと、伊那市の住民有志のグループが企画しました。 このグループでは、「小学生から大人まで幅広い年代を巻き込み、交流をおこなっていきたい」としています。 台湾の子どもたちは明日、伊澤修二ゆかりの地などを見学し、9日にいいだ人形劇フェスタに出演する予定です。
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中南信の高校生が一日看護体験
中南信の高校生が7月29日、伊那市の伊那中央病院で一日看護体験をしました。 この日は、上伊那地域を中心とした6校から36人が伊那中央病院を訪れ、4人ずつ各病棟に分かれて看護体験を行いました。 これは、高校卒業後の進路を考える上で、参考にしてもらおうと行われたものです。 産婦人科病棟では、生まれて間もない新生児を抱いて、看護師からお産や出産後の話などを聞いていました。 脳卒中センターでは、看護師に教わりながら、患者の手を洗う体験をしました。 伊那中央病院では、「体験を通して将来医療の仕事に関わる生徒がいてくれれば嬉しい」と話していました。
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幼保小連携プロジェクト研修会
小学校と保育園が連携して魅力的な教育を推進する「幼保小連携プログラム」研修会が、5日伊那市の東春近中央保育園で開かれました。 この日は市内の小学校教諭と保育士およそ50人が東春近中央保育園で園児が外で遊ぶ様子を見学しました。 「幼保小連携プログラム」は、保育園児が学ぶ力を育み、入学後、スムーズに学校生活に移行できるように保育士と小学校教諭が協力して取り組んでいるものです。 見学のあとに行われた意見発表会で保育士は、「子どもが自分で考えて行動できるようになるには子ども同士の繋がりが大切。その手助けになるように積極的に声かけをしていきたい」と話していました。 教諭は「保育園での学びを土台にして小学校でもやる気を引き出せるように取り組みたい」と話していました。
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熱気溢れた伊那まつり
第41回伊那まつりが3日と4日に開かれました。 市民おどりには88団体およそ6,500人が参加しました。 今年の伊那まつりは、「翔(はばたけ)」をテーマに行われ、3日の市民おどりでは、88団体およそ6,500人が熱気あふれる踊りを披露しました。 「伊那節」と「勘太郎月夜唄」を後世に伝えていこうと、去年に引き続きコンテストも行われ、22団体が優秀賞に選ばれました。 4日は、伊那市役所周辺で花火大会が開かれました。 花火大会には、73番組、およそ4,000発の花火が、打ち上げられました。 フィナーレを飾った音楽花火では、音楽に合わせ、色とりどりの花火が打ち上げられ、今年の第41回伊那まつりを締めくくりました。
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富県小児童に自転車指導員証
伊那市の富県小学校の自転車クラブは、7月5日に長野市で開かれた県大会で団体6位入賞、個人では、6年の六波羅陽平君が4位と健闘しました。 7月26日には、全校児童の前でクラブ長で個人4位の六波羅君に賞状が伝達されました。 自転車クラブには、4年生から6年生までの13人がいます。 県大会に出場した4人には、県警本部長と県交通安全協会長連名の自転車指導員証が、ほかのクラブ員には、伊那警察署長と伊那交通安全協会長連名の指導員証が贈られました。 クラブ長の六波羅君は、「これから夏休みになるので、自転車に乗るときには注意をして事故にあわないようにしてほしい」と話していました。
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島﨑洋路さんの講演会
「みどりの文化賞」を長野県内で初めて受賞した、伊那市の島崎洋路さんの講演会が1日、いなっせで開かれました。 講演は伊那市や上伊那地方事務所などが主催したもので、林業関係者や信州大学農学部の学生など、およそ80人が話を聞きました。 島崎さんは元信州大学教授で、長年森林整備について研究をしてきました。 今年5月には公益社団法人国土緑化推進機構が、顕著な功績があった人に送る、「みどりの文化賞」を長野県内で初めて受賞しました。 1日はこれまで取り組んできた森林の整備方法などの話をしました。 島崎さんは「森林整備は結果が出るまで長い年月が必要だが、素人でも細い木を斜面に沿って列状に間伐する「列状間伐法」や、残す木に最初から印をつけて間伐する「保残木マーク法」で整備した山は確実に元気になる」と話しました。
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高遠城址公園で戦国時代の城攻めを体験
伊那市高遠町の高遠城址公園で、1日、子ども達が戦国時代の城攻めを体験しました。 「進徳館軍」を名乗る70人の小学生達は、高遠城を落とそうと、掛け声をあげて一斉に堀を登り始めました。 これは、城を敵の攻撃から守るために造られた堀の作りを学んでもらおうと高遠町公民館が初めて企画した体験学習です。 堀を登って攻め入る進徳館軍を阻止しようと、大人たち扮する高遠城の守備隊たちが応戦します。 しかし、抵抗の甲斐なく、二の丸が落とされました。 次は本丸を目指します。 本丸に続く門が閉ざされているため、再び堀を登ります。 高低差約11mの堀を登り切った進徳館軍は、ついに高遠城を落としました。 高遠町公民館では、来年以降も城攻めを体験する学習会を計画しているということです。
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芳賀さん おもちゃ作り講座
仙台市在住の手作りおもちゃ作家でパフォーマーの芳賀哲さんの「玩具づくり講座」が、28日、伊那市の伊那図書館で開かれました。 芳賀さんは、仙台市在住で、東日本大震災で被災しましたが、子供たちに笑顔になってもらおうと被災地で手作りおもちゃを使ったパフォーマンスを行っています。 この日は、市内を中心に、親子連れなど80人が参加しました。 玩具づくり体験では、紙とストローで作る「はばたくチョウ」を作りました。 芳賀さんは、震災直後に気仙沼の小学校に入学する新1年生1000人にこのチョウをプレゼントしたということです 参加した子供たちは、チョウの形に切り取られた画用紙に、ペンやクレヨンを使い、色を付けていました。 羽の部分とストローをホッチキスで固定し完成すると、子供たちは、羽を動かし楽しんでいました。 参加したある保護者は、「家でも簡単に作れそうなので、子供といっしょに楽しむ、良いきっかけになりました」と話していました。
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夏休み ラジオ体操教室
南箕輪小学校は、25日終業式があり子どもたちは26日から夏休みです。 夏休みといえば、朝のラジオ体操です。 南殿区では、夏休みのラジオ体操初日となった26日、コミュニティーセンターでラジオ体操教室を開かれました。 子どもや保護者80人が参加しました。 講師は、南殿在住の松崎由紀子さんです。 地区のPTAが、子どもたちに体操に真剣に取り組んでもらい、保護者にも運動不足を解消してもらおうと開きました。 松崎さんは、体操のポイントを紹介しながら「この体操は、おなかに力を入れましょう」などと子どもたちに指導していました。 夏休みのラジオ体操は、29日から8月19日までの土日とお盆を除く毎日、午前6時30分から行われます。
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「はせっこサマースクール」始まる
夏休み中の子ども達が公民館に集まり、宿題や体験学習を行うサマースクールが、25日から伊那市の長谷公民館で始まりました。
公民館が主催する「はせっこサマースクール」は今年で7年目です。
今年は、小学1年生から6年生まで60人が参加しています。
初日のこの日は、ふるさとの地名について知ってもらおうと、長谷地域自治区長の中山晶計さんを講師に招いて学習会が開かれました。
中山さんは、「長谷」という地名は長い谷という意味もあるが、初めて三峰川の川の「瀬(せ)」ができる、「初めての瀬」という意味もあると説明していました。
このサマースクールは、土日を除く30日まで毎日開かれ、午前中は学校の宿題、午後は川遊びや工作などの体験学習を行う計画です。 -
東京の三宅小と高遠北小が交流
伊那市と友好関係にある、東京都三宅村の三宅小学校の児童が22日、高遠北小学校を訪れ百人一首や合唱で交流しました。
22日は、三宅小5年生の13人が高遠北小を訪れ5年生12人と、交流しました。
三宅村と旧高遠町は昭和45年に友好町村盟約を結んでいて、平成7年から、三宅小と同じ規模の高遠北小が交流を行っています。
児童らは、午前中の校舎見学で打ち解けて、午後は百人一首や合唱をして交流をしていました。
お別れの会では、三宅小の代表が、「次は海のある三宅小へ来て、一緒に海で泳ぎましょう」と挨拶しました。 -
高遠高校のあり方提言
高遠高等学校将来像検討委員会は、コース制の発展や地域との連携など高遠高校のあり方についての提言をまとめました。
22日は、伊那市高遠町で検討委員会の会議が開かれ、委員長の白鳥孝伊那市長から高遠高校の石城正志校長に提言書が手渡されました。
検討委員会では生徒の減少傾向が続く高遠高校を地域づくりの中核校として魅力あるものにしようと去年10月から検討を重ねてきました。
提言はコース制の発展と将来を見通した仕組みづくりや、学校・地域との連携のさらなる発展、交通の利便性の確保など5つの項目が挙げられています。
将来を見通した仕組み作りでは少子化を見通し、現行の3クラス4コースをベースにした新たな仕組みが必要だとしています。
地域との連携では学校と地域をつなぐ専門の団体を設置し交流を活発化させることが望まれるとしています。
定員120人の高遠高校は平成19年度から今年度まで7年連続で定員割れとなっています。
石城校長は「提言をもとに一つ一つ取り組んでいきたい。」と話していました。
平成28年に高校再編計画の素案作成が予定されていることから、8月には委員長の白鳥市長と石城校長ら関係者が県教育委員会を訪れ、地域高校のあり方についてまとめた今回の提言を再編計画に活かすよう要望することにしています -
美篶青島の伝統行事「千社参り」
地区の安全を願い市内各地の神社に千枚の札を張って歩く伊那市美篶青島の伝統行事「千社参り」が21日、行われました。
これは、江戸時代から続く青島地区の行事で、その昔頻繁に起きていた三峰川の氾濫に悩まされていた住民が地域の安全を祈り行ったのが始まりとされています。
毎年土用の丑の日に近い日曜日に行われていて、平成21年には伊那市無形民俗文化財に指定されました。
21日は、朝6時から住民およそ90人が、9つの組ごとに市内の神社や道祖神をまわり、用意した千枚の札を張っていきました。
青島区の若林徹男祭事委員長は「青島の大切な行事の1つ。絶やすことなくこれからも続けていきたい」と話していました。 -
囲碁教室でプロ棋士が指導
日本棋院上伊那支部主催の、囲碁未来教室が20日、伊那市の伊那図書館で開かれ、台湾出身で日本棋院所属のプロ棋士熊ほう(ゆうほう)6段が指導碁を打ちました。
伊那市を中心に有段者から初心者まで子どもを含む11人がプロの指導を受けました。
熊ほうプロは同時に2人を相手に指導碁を打ち、途中に打ち方の説明をはさみながら指導していました。
日本棋院上伊那支部副支部長の池田輝夫さんは滅多にない機会だからしっかりコツを聞いて腕を磨いて欲しいと話していました。
囲碁未来教室は毎月2回ほど開かれていて誰でも参加できるということです。 -
消防ウォークラリー2013開催
小学生のうちから防災に関心を持ってもらおうと、「消防ウォークラリー2013」が20日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園で開かれました。
消防ウォークラリーは「様々な防災を体験することで家庭内での防災意識の向上や、地域の防災リーダーとしての素養を培ってもらおうと」毎年、伊那消防署が開いているものです。
高遠スポーツ公園一帯には、バケツを使った水運びや消火ホースの延長、煙の中を歩く体験など5つの課題が用意されていました。
今日は伊那市内の小学1年から4年まで10チーム、40人が参加して各チーム協力しあいながらタイムを競っていました。 -
中国の小中学生 手良小で交流
伊那市が進めている訪日旅行を受け入れるインバウンド事業に基づき、中国の小中学生と手良小学校の児童が19日に交流しました。
手良小学校を訪れたのは、中国の芸術に長けた子どもたちで組織された楊梅紅国際小美術教育の一行です。
下は小学1年生から上は中学2年生までの29人と教師4人です。
体育館で行われた歓迎セレモニーでは、全校児童150人の拍手の中、旅行団が入場しました。
塩澤誠校長は、「日本と中国が大切な隣国という意識が芽生えることに期待したい」。
6年の代表児童は、「国を越えて交流しましょう」と歓迎のあいさつをしました。
中国を代表して中学1年のシュー・オウ君が「中国と日本の友情が永遠に続くことを願います」と英語であいさつしました。
アトラクションでは、手良小の6年生が太鼓演奏を披露しました。
給食を一緒に味わったあと、美術の授業も受けました。
一行は、市内で農家民泊を体験し、22日からは東京の美術館や博物館を見学、25日に帰途につくことになっています。 -
信大研究者から子ども達が昆虫採集学ぶ
国際科学技術財団が主催するやさしい科学技術セミナーが、19日、長野県で初開催され、信大の研究者の指導の下、伊那市ますみヶ丘をフィールドにこども達が昆虫を採集しました。
セミナーに参加したのは、箕輪北小学校の6年2組の25人です。
ますみが丘には、絶滅危惧種に指定されている蝶・ミヤマシジミが生息していて、こども達が観察しました。
セミナーでは、信州大学山岳科学総合研究所の江田 慧子助教が講師を務めました。
やさしい科学技術セミナーを主催する国際科学技術財団は、ノーベル賞に匹敵する顕彰をと始められた日本国際賞の贈賞事業などを行っています。
事業の一つ、35歳以下の若手研究家に100万円を助成する事業に、今年度、江田さんの研究が採択されたことから、今回、セミナーが開かれました。
1989年のセミナー事業開始以来230回のセミナーが開かれていますが、県内での開催は初めてです。
江田さんら、信州大学のスタッフの指導の下、子どもたちは、虫取り網でさまざまな昆虫を捕まえていました。
昆虫を捕まえたあとは、図鑑と照らし合わせて、種類を確認していました。
班ごとに、採集できた昆虫をまとめ発表しました。
財団では、地域の大学の研究が地域の資源として活用され、セミナーを受けた子ども達が科学に興味を持ってもらえたらうれしいとしています。 -
希望舞台の演劇「焼け跡から」8月6日に上演
東京都に拠点を置き全国各地で旅公演を行っている劇団「希望舞台」の演劇「焼け跡から」が、8月6日に伊那市のいなっせで上演されます。
17日、伊那市を中心とした有志でつくる実行委員会が、上演に向けて2回目の会議を開きました。
劇団「希望舞台」は、生活の中に芝居を届けることで地域の絆を深めてもらおうと、年間30回の公演を全国で行っています。
8月に伊那市で上演される演劇「焼け跡から」は、第二次世界大戦後の信州が舞台です。
実在した長野市にある寺の住職をモデルに、新米和尚が戦争で家族を失った子供たちを寺で預かり、戦後の混乱期を生きるために戦う様子を描いたストーリーです。
この日は、実行委員会のメンバーで常圓寺住職の角田泰隆(つのだたいりゅう)さんによる講演も行われ、参加者は、戦争の悲惨さや平和思想への理解を深めていました。
伊那市のいなっせで上演される劇団「希望舞台」の演劇「焼け跡から」は、8月6日(火)午後2時と午後7時の2回公演で、チケットは前売り3千円となっています。 -
南宮神社で御鹿奉納神事
箕輪町の箕輪南宮神社で、鹿の頭に見立てた飾りをかぶった子どもたちが境内をまわる御鹿奉納神事が14日行われました。
御鹿奉納神事は、450年前から伝わる神事です。
天竜川をはさんで東側の福与、福島と西側の大泉、大泉新田、大萱、富田の「富・大・福」の文字が付く伊那市、箕輪町、南箕輪村の地区が毎年交互に担当して行います。
今年は、西側地区の担当でした。
鹿頭をかぶった子どもの行列は境内の中央を大きく空けて、左回りに三回廻ります。
箕輪町誌によりますと、その昔雨乞いのお礼として鹿を神様に献上した事が、この神事の基になっているといことです。
この神事が終わると、引き続き御神体遷座の神事が行われました。
建御名方命を神輿に乗せて、三日町の南宮神社秋宮に遷座されます。
42歳の厄年の男性たちが区内を曳航します。
この時だけ、無病息災を祈り神輿の下をくぐることができます。
御神体は、12月27日の夜中に秋宮から春宮の箕輪南宮神社に再び遷座され、これは御神渡りの儀式と呼ばれています。 -
掘ってわかった信州の歴史展
長野県埋蔵文化財センターの30年にわたる調査結果を展示する企画展「掘ってわかった信州の歴史」が、13日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
会場には、埋蔵文化財センターが発掘した44の遺跡から800点が展示されています。
松本市牛伏寺(ごふくじ)などの最新の調査成果も同時に公開されています。
牛伏寺には、大量の歯が埋められていました。東北地方でみられる風習で、県内では初めて確認されたということです。
長野県埋蔵文化財センターは、昭和57年に発足し今年で30周年を迎えました。
その間、342遺跡、380万平方メートルに渡り、発掘調査を行ってきました。
掘ってわかった信州の歴史展は、8月4日まで、伊那文化会館で開かれています。
入場は無料で解説員が常駐します。
20日には、首都大学東京の山田 昌久教授による講演会、27日には、土器の模様を写し取る体験イベントも予定されています。 -
いな少年少女に「花とライオン」賞
いな少年少女合唱団は、全国の優秀な児童合唱団に贈られる花とライオン児童合唱音楽賞を受賞しました。
11日は、団長の北沢理光さんが、記者会見を開き、受賞の報告をしました。
花とライオン児童合唱音楽賞は、童謡作家の小黒恵子さんが振興基金を創設し、毎年1団体を表彰、100万円を助成しています。
音楽性のみならず、地域への貢献度なども評価の対象となります。
活動が顕著な団体がノミネートされ、18年目の今年は、伊那少年少女合唱団が選出されました。
いな少年少女合唱団は、1987年に発足して、今年で26年目。現在は、小学2年生から高校2年生までの25人が活動しています。
毎年県内の音楽祭に参加しているほか、ハンガリーやフィンランドでの海外公演や奉仕活動も行っています。
これまでの受賞団体は、首都圏の大規模な団体がほとんどということで、地方の小規模な合唱団の表彰は初めてだということです。
助成金100万円は、息の長い活動につながるように活用したいと話していました。
授賞式は、8月30日に東京都で予定されていて、いな少年少女合唱団では、全員で参加したいと話していました。 -
箕輪中部小学校4年生 箕輪浄水場を見学
箕輪町の箕輪中部小学校4年生は、11日、社会科の授業の一環で、
浄水場を見学しました。
この日は、4年生の1組と2組の児童58人が、長田にある箕輪浄水場を見学しました。
最初に、赤いチョークを水の中の汚れに見立て、凝集剤で固めて濾過する実験を行いました。
浄水場で水をきれいにする作業の流れを学んだあとは、実際に施設を見学しました。
職員は、箕輪ダムの水が8キロの水道管を通り2時間かけてここまで流れてくる事や、1日に4万立方メートルの水を365日休まず送り続けていることなどを説明していました。
見学を終えた児童たちは、施設で浄化された水の味を確かめました。
箕輪中部小学校では、来週、3組と4組が見学をすることになっています。