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地元出身音大生が演奏披露
声楽や、ピアノ、ホルンなどを学ぶ、上伊那出身の大学生が演奏を披露する、「フレッシュコンサート」が24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
このコンサートは、若手音楽家の発表の場を設け、地元の人達に知ってもらおうと、保護者などでつくる「若い芽を育てる会」が毎年開催しています。
今年は、15人が練習している曲目などを披露しました。 -
平成25年度公立高校後期選抜募集人員
長野県教育員会は25日、平成25年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部37人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜の志願受付期間は26日から28日まで、
志願変更受付期間は3月1日から3月6日まで、
後期選抜試験は3月12日、
合格者の発表は3月22日となっています。 -
長野県シニア大学伊那学部卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が18日伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業するのは、2年間の課程を修了した35期生105人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりのために長野県長寿社会開発センターが行っているもので、健康や歴史についてなど2年間で120時間のカリキュラムがあります。
今年度の卒業生の平均年齢は68.5歳で最高年齢は80歳です。
寺井直樹学部長は、「長寿社会を明るくするために、主体的に社会の担い手となることを期待します」と式辞を述べました。
卒業生を代表して伊那市の関川重雄さんは、「2年間の知識をこれからより一層深め、充実した長い人生を送っていきたい」と話しました。 -
中山量子さん 保育園にお手玉寄贈
伊那市美篶末広の中山量子さんは、手づくりのお手玉110個を19日、美篶保育園の園児にプレゼントしました。
19日は、中山さんが保育園を訪れ、2色の手づくりのお手玉110個を園児1人ひとりに手渡しました。
中山さんは、子ども達に昔の遊びにふれてもらおうと5年前からお手玉を作り年長園児にプレゼントしています。
園児らは、中山さんからお手玉の遊び方を教わり楽しんでいました。
中にはお手玉を高くあげ過ぎてしまう子も・・・。
中山さんは「子ども達が楽しんでくれることを想像しながらお手玉を作った。元気とパワーをもらいました」と話していました。 -
春富中で立春式
昔の成人の儀式元服になぞらえ人生を生き抜く誓いをたてる立春式が15日、伊那市の春富中学校で行われ、生徒が決意を新たにしました。
立春式は、職場体験を通じ働くことの意味や自分の人生について考え始めた2年生に、責任と自覚を持ってもらおうと初めて行われたものです。
生徒を代表し三澤祐太郎君は「誰かに甘えていた自分を卒業し、学校の顔として生徒会や部活動を引っ張っていきたい」と決意を述べました。
他に、去年10月に行われた職場体験学習で学んだことを生徒4人が発表しました。
このうち、伊那ケーブルテレビを訪れた渡部愛美さんは「自分の思うように仕事を終わらせることができた時やりがいを感じられる」と話しました。
他に、検察庁を訪れた平澤瞭君は「豊富な知識と勇気があれば、いざという時に適切な対応をとることができる」と話しました。
春富中学校の村田正美校長は「志と自覚を持って日々を過ごし、社会で生き抜く力を養ってほしい」とエールを送っていました。 -
アマランサス作品展
雑穀「アマランサス」をテーマにした絵画作品展が伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
ホールには、伊那市の美篶保育園の年長園児が描いた作品およそ50点が展示されています。
美篶保育園では去年6月にアマランサスの種を保育園の中庭に撒き、育ててきました。
これらの絵は自分たちが育てたものを見ながら去年9月に描いたものです。
作品展は伊那市やい縲怩ネ雑穀ネットワークなどが、幼い頃から雑穀に親しみ、関心を持ってもらおうと開いているもので今年で3回目です。
伊那市は、「作品展を通じて多くの人にアマランサスを知ってもらいたい」と話していました。
作品展は22日金曜日まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。 -
伊那広域シルバー人材センター会員作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品展示会が18日から伊那市西町のシルバー人材センターではじまりました。
会場には人材センターの会員が趣味で制作した書道や陶芸など150点ほどの作品が展示されています。
作品展は発表の場を作ろうと毎年伊那広域シルバー人材センターが開いているものです。
センターでは、「作品を通して様々な技術を持っている元気なお年寄りがいることを知ってほしい」と話していました。
展示会は、21日木曜日まで伊那市西町の伊那広域シルバー人材センターで開かれています。 -
JICA国際協力エッセイコンテストに上農加納さん入賞
国際協力機構JICAが主催する高校生エッセイコンテスト2012で、南箕輪村の上伊那農業高校2年の加納彩夏さんが駒ヶ根青年海外協力隊訓練所所長賞を受賞しました。
19日は駒ヶ根青年海外協力隊訓練所の仁田知樹所長らが上伊那農業高校を訪れ、賞状を手渡しました。
35人に贈られた国内機関長賞の一つ、駒ヶ根青年海外協力隊訓練所所長賞を受賞したのは2年生の加納彩夏さん。
加納さんは「笑顔は世界共通」をテーマに笑顔を通じて外国人と交流した体験を書きました。
このほか、2年生の湯澤充尋君が佳作を受賞したほか、上農高校は4年連続で60作品以上の応募がある学校に贈られる特別学校賞を8年連続で受賞しています。
コンテストにはおよそ2万8千もの応募がありました。 -
「五色百人一首」初めての南信大会
100枚の札を5色に色分けして小学生でも楽しめるように開発された教材「五色百人一首」の初めての南信大会が17日、伊那市西箕輪の仲仙寺で開かれました。
大会には、伊那市や箕輪町など上伊那の12の小学校から72人の児童が参加しました。
五色百人一首は、100枚の札が20枚ずつ5つの色に分けられています。色ごとに試合を行うので、100枚全ての歌を覚えなくても20枚覚えれば試合に参加できます。小学校低学年から利用できる教材として開発され、取り札は平仮名で書かれています。
大会を企画したのは、教育関係者でつくるNPO法人長野教師力向上NET・TOSSです。
これまで、長野市で県大会を開いてきましたが、南信の子供たちにも大会に出場する機会をつくろうと、初めての南信大会を開催しました。
子ども達は、色ごとに試合を行い、20枚の札を1対1で取り合っていました。
TOSSでは、五色百人一首の普及を図るため、3月29日に伊那市のいなっせで、教員むけの講座を開くということです。 -
洋らんの花を咲かせる会 らん展
箕輪町富田のガーデン和らぎでは、洋らんが満開になっていて、一足早い春を感じさせます。
らんの展示会は、中南信の愛好家でつくる洋らんの花を咲かせる会親睦会が開いたものです。
会場には会員が育てた230点が並び、中には会独自で交配して生み出した品種もあります。
展示会は、箕輪町のガーデン和らぎで明日まで開かれています。 -
伊那養護学校職員と県教委が懇談
長野県教育委員会と伊那養護学校職員の懇談会が、14日に開かれ、伊那養護学校分教室の取り組みなどが報告されました。
この日は、櫻井久江県教育委員長など8人が伊那市の伊那養護学校を訪れ、職員と懇談しました。
伊那養護学校は、上伊那農業高校、駒ヶ根市の東中学校、中沢小学校に分教室がり、県内で唯一、小中高校の分教室を設置しています。
県は、養護学校の子供が地域で学べる「地域化」を進めていて、分教室設置もその一環です。
懇談会は、その取組について、現状を把握し、効果を検証しようと開かれました。
伊那養護学校からは、分教室の取組として、休み時間に教室を開放し子供どうしの交流の機会を作っていることなどが報告されたほか、一対一の教育を行えるよう、職員の数を増やしてほしいなどの要望が出ていました。
委員からは、「交流は地域の学校の教諭にどのような影響を与えているか」「継続するには何が必要か」などの質問が出ていました。
櫻井教育委員長は、「地域との交流の大切さを改めて知った。養護学校の地域化を進めるため、今後の教育行政に活かしていきたい」と話していました。 -
南アルプスリレー講座
南アルプスの世界自然遺産登録に向け、関連する県内4つの市町村を巡回する南アルプスリレー講座が16日伊那市創造館で開かれました。
講座は、去年8月の大鹿村を皮切りに南アルプスがまたがる富士見町、飯田市の順に開催され、今回の伊那市が最後です。
景観をテーマに信州大学名誉教授の伊藤精晤さんが話しました。
伊藤さんは、長谷の杉島集落や秋葉街道などを例にあげ、「世界自然遺産登録のために森林などの自然のほかに山村の人々の生活も景観の一部であることを示していくことが必要だ」と話しました。
伊藤さんは、「これまで培った文化を保全しそれを無理なく営んで継続していくことが大切」とまとめました。
リレー講座は南アルプスへの知識を深め、世界自然遺産登録への意識を高めようと4市町村で作る南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が開いたものです。
現在、日本で世界自然遺産に登録されているのは鹿児島県の屋久島や北海道の知床など4か所あります。 -
ふるさとCM大賞知事賞受賞報告
長野朝日放送が主催するCMコンテスト「ふるさとCM大賞NAGANO」で2位となる知事賞を受賞した西箕輪中学校の生徒が5日伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に受賞報告をしました。
5日は総合学習でCM制作コースを選んだ3年生12人と顧問の教諭が市役所を訪れました。
コンテストは、市町村が地元の魅力をPRするもので、県内から91作品の応募がありました。
西箕輪中が制作したCMは、伊那谷の名物、馬刺しをテーマしています。
バスケットボールの場面では76回目のシュートでゴールに入ったということです。
CMは、今年長野朝日放送で50回放送されることになっています。 -
【カメラリポート】市川團十郎さん逝去の知らせに
肺炎のため今月3日に66歳で亡くなった歌舞伎俳優の十二代目市川團十郎さん。
ゆかりのあった、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、團十郎さんの死を悼んでいます。
8日夜、中尾座では、11日の農村歌舞伎祭に向け稽古が行われていました。
突然の訃報に、保存会のメンバーは、悲しみにつつまれています。
中尾歌舞伎保存会師匠の西村清典さんは話します。「我々としても本当に気の抜けたような気がします。入院なさったという話は聞いていて、心配はしておりましたけれど、まさか亡くなられるとは思いませんでした。ずいぶんと中尾歌舞伎でもお世話になりました。指導も受けましたし、ここに来てこけら落としに踊りを踊ってくれましたので。我々一同、本当に悲しく思っているわけです。」 -
高遠で伝統のだるま市
伊那市高遠町で11日だるま市が開かれ、鉾持神社参道は、多くの人で賑わいました。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭にあわせ毎年開かれていて、高遠の冬の風物詩となっています。
400年以上の伝統があるとされていて、この日も鉾持神社参道は、福だるまを買い求める多くの人で賑わいました。
露天商との値引き交渉が成立すると家内安全や商売繁盛を祈って手締めが行われます。
鉾持神社参道周辺には、だるまのほかに、食べ物を提供する露天も数多く並び、午前中を中心に賑わいを見せました。 -
親孝行の賛歌 表彰式
伊那市教育委員会が親への感謝の気持ちを表した手紙を募集した「親孝行の賛歌」の入選作品の表彰式が10日伊那市長谷の入浴宿泊施設入野谷で開かれました。
10日は、小中学生の部最優秀賞を受賞した西春近南小5年の後藤あゆ美さんら20人ほどが出席し、白鳥孝市長から賞状などを受け取りました。
後藤さんの作品は、「ありがとうおかあさんのぬくもり」で、働き者の母親の手のぬくもりと素直な愛情が表現されています。
受賞者を代表して、美篶の吉田玲子さんは、「母が亡くなって10年の去年、母への思いがふつふつとわいてきた。文章にすることで親孝行の一つになったと思う」と話しました。
親孝行の賛歌は、孝行猿の言い伝えが残る旧長谷村が平成11年から5年間続けました。
東日本大震災で家族の絆が見直されていることなどから伊那市が9年ぶりに復活させました。
どうしても伝えたい両親への手紙 ありがとうお父さんお母さんをテーマに全国から作品を募り416点が集まりました。
白鳥市長は、「親孝行という当たり前だがなかなかできない心が長谷から全国に広がっていくことに期待したい」とあいさつしました。 -
信州農村歌舞伎祭
南信の歌舞伎3団体が出演する信州農村歌舞伎祭が10日伊那市の伊那文化会館で行われました。
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は平維盛をかくまった鮨屋を舞台に家族の愛情を描いた演目「義経千本桜 鮨屋の段」を演じました。
信州農村歌舞伎祭は地域に伝統芸能を伝えようと伊那文化会館が行っているもので、今年で7回目です。
今回は南木曽町の田立歌舞伎保存会、下条村のこども歌舞伎教室、伊那市の中尾歌舞伎保存会の3団体が出演しました。
下条村のこども歌舞伎教室の公演では、小学生9人が出演し、見せ場では拍手がおきていました。
会場には桟敷席が設けられたほか、エントランスには江戸時代の引幕も飾られ、地歌舞伎の雰囲気を盛り上げていました。 -
明るい選挙啓発ポスターコンクール 伊那市入選作品展示
明るい選挙啓発ポスターコンクールの伊那市の審査で入選した作品が、市役所1階市民ホールに展示されています。
今年度のコンクールには、伊那市内の小学校から139点、中学校から58点、高校から4点の応募がありました。
去年9月の伊那市の審査で入選作品40点が決定し、このうち14点が県の審査に進みました。
明るい未来をイメージした絵とともに、「一票が日本を変える」「希望の一票を届けよう」など、投票を呼び掛ける言葉が添えられています。
コンクールは、小さなうちから選挙を身近に感じてもらい関心を持ってもらおうと、選挙管理委員会が毎年行っています。
入選作品展は、20日(水)まで、伊那市役所1階市民ホールで開かれています。 -
富県小5年生 東日本大震災の被災地に本を
東日本大震災からまもなく2年。
伊那市の富県小学校の5年生は、育てたもち米を販売して被災地の中学生のために本を購入しました。
子ども達の思いがつまった本が被災地に8日、届けられました。
7日夜11時。
伊那市富県の小牧学さんと埋橋孝志さんが、子ども達から預かった贈り物や荷物の積み込みを行っていました。
今回2人が行くのは、岩手県大船渡市の吉浜中学校です。
富県小5年生と吉浜中は、去年の夏から手紙のやりとりをしています。
交流を続ける中で子ども達は吉浜中の生徒に本をプレゼントすることにしました。
本の購入資金は、もち米を育てて販売したり、地域のイベントで募金を呼びかけるなどして集めました。
子ども達の思いを被災地に届ける役を買って出たのは小牧さんと埋橋さんです。
およそ600キロ離れた岩手県大船渡市を目指し出発です。
7日夜から12時間かけて移動し、8日、2人は吉浜中学校を訪れました。
今回は、卒業を控えた3年生16人分の本が小牧さんから生徒達に手渡されました。
他に、富県小の子ども達が収穫したもち米が学校で調理されました。
小牧さんらは、富県小の子ども達を連れて来月再び吉浜中学校を訪れる計画で、次回は1、2年生に送りたいとしています。
8日は他に、西春近南小学校の学童クラブに通う児童が作った千羽鶴が、同じ大船渡市の吉浜小学校に届けられました。 -
農村歌舞伎にむけ伊那文化会館飾り付け
10日に伊那文化会館で行われ第6回信州農村歌舞伎祭の会場が飾り付けられ、本番に向けて雰囲気を盛り上げています。
伊那文化会館のエントランスには、歌舞伎祭に参加する団体の幟旗や、提灯などが飾り付けられています。
今年は、南木曽町の田立歌舞伎保存会・下条村のこども歌舞伎教室、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会が、演目を披露します。
会場に飾り付けられたものは、中尾歌舞伎に慶応元年から伝わる六歌仙の引き幕のほか、下條村からも、引き幕が初めて出品されました。
下條村の引き幕は去年、地区の集会所の解体工事の際に見つかったもので、明治28年に作られたとみられます。
会場の飾りが、本番を控えて、雰囲気を盛り上げています。
農村歌舞伎祭は、10日(日)伊那文化会館大ホールで、午前11時30分縲怺Jかれます。
観劇料は、大人千円、高校生以下は無料となっています。 -
伊那西高校芸術フェスティバル
伊那西高校の生徒達の発表の場、芸術フェスティバルが、7日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
芸術フェスティバルは、1年間の成果を発表する場として開かれていて、今回で6回目です。
会場には、美術クラブと美術の授業を選択した生徒の絵画、書道クラブと書道の授業を選択した生徒による作品、折り紙・工芸クラブ、写真クラブの作品が並んでいます。
出品者の写真つきメッセージが書いてあるのも特徴です。
今年は、初めて、文芸クラブが制作した短歌を書道クラブが書く、コラボレーション作品も展示されました。
作品展示だけでなく、土日には、琴や吹奏楽クラブのアンサンブル演奏、茶華道クラブによるお茶の振る舞いが行われます。
また、今年は初めて、国体3位に入賞した新体操クラブによる演技の披露、音楽の授業を選択した生徒による独唱なども行われるということです。
関係者は、「展示物だけの展覧会ではなく、様々な芸術を楽しんでもらえるフェスティバルにしたい」と話し、多くの来場を呼びかけていました。
伊那西高校芸術フェスティバルは、12日(火)までとなっています。 -
茅原紘さんが池上秀畝の掛け軸を伊那市に寄贈
伊那市西箕輪在住の信州大学名誉教授、茅原紘さんが5日伊那市高遠町出身の日本画家池上秀畝の掛け軸を伊那市に寄贈しました。
5日は茅原さんと妻の泰子さんが伊那市役所を訪れました。
寄贈した作品「雨中の鴫」は雨の中に3羽の鴫が描かれた水墨画です。
骨董品を集めていた泰子さんの祖父が大阪で購入したものです。
茅原さん夫婦はともに関西出身で、信州大学農学部へ赴任した42年前に伊那に移り住みました。
茅原さんは、「長年伊那市で心地よく生活させてもらったお礼になればと寄贈しました。地元の人に少しでも喜んでもらえたらうれしいです」と話していました。
白鳥孝市長は、「郷土の作品をいただきありがたいです」と話していました。
寄贈された作品は、信州高遠美術館に所蔵されることになっています。 -
公立高校入学者前期選抜の志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者前期選抜の志願者数を発表しました。
全県の全日制の志願者数は6,894人で、倍率は1.6倍です。
上伊那では、上伊那農業高校の園芸科学科で2.70倍などとなっています。
辰野高校です。
普通科は59人で1・23倍、
商業科は23人で1・15倍となっています。
上伊那農業高校です。
生産環境科は53人で2・65倍、
園芸科学科は54人で2・70倍、
生物科学科は34人で1・70倍、
緑地創造科は46人で2・30倍となっています。
高遠高校は71人で1・48倍となっています。
伊那北高校です。
普通科は前期選抜は行いません。
理数科は40人で1・11倍となっています。
伊那弥生が丘高校では前期選抜は行いません。
赤穂高校です。
普通科は前期選抜は行いません。
商業科は68人で1.70倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。
3つの学科一括で75人が志願し1.25倍となっています。
続いて、多部・単位制の箕輪進修高校です。
普通I部は33人で1・65倍、
普通II部、は31人で1・55倍、
普通III部は4人で0・20倍、
工業I部は26人で1.30倍となっています。
高校入試前期選抜は2月12日、合格発表は2月19日に行われます。 -
伊那北保育園餅つき大会
伊那北保育園の園児は5日、地域の人と一緒に餅つきをしました。
餅つき大会は、日頃お世話になっている地域の人に感謝しようと毎年開かれています。
5日は、保育園の給食に野菜を提供している野底野菜の会の会員や民生児童委員などおよそ20人を招きました。
用意したもち米10.5キロも、地域の人が作ったものです。
園児達は、大人に支えられながら一人10回ずつ餅をつきました。
順番を待つ子ども達は、周りで数を数えます。
ついた餅は、きなこやごま、あんこをまぶし味わいました。
伊藤ちと世園長は「昔ながらの餅つきを体験できて子ども達も喜んでいた。地域の人の支えに感謝しています」と話していました。 -
箕輪北小学校 琴教室
箕輪町の箕輪北小学校で4日琴教室が開かれ、児童が日本の伝統音楽を体験しました。
4日は箕輪北小の3年3組の児童が演奏を体験しました。
琴教室は音楽の授業の一環で、児童に日本の伝統音楽を体験してもらおうと開かれているもので、今年で3回目です。
指導にあたったのは、伊那市などで指導や演奏活動を行っている4人です。
このうち気賀沢美香さんは「姿勢を良くして、絃をはじくのではなく押すように弾くとよい」などと指導していました。
3年生は去年も体験していて、指導に合わせてゆっくりと「さくらさくら」を弾いていました。
教室は明後日までの3日間開かれ、全てのクラスが琴の演奏を体験するということです。 -
第5回伊那映像祭
上伊那地域のビデオ愛好家で組織している伊那ビデオクラブは、今年で5回目となる映像祭を伊那市のいなっせで4日行いました。
映像祭では、会員16人の作品29作品が上映されました。
これまで4回の映像祭は、テーマを設け、協同制作するなどして作品を上映してきましたが、今回は、過去の作品の中から各会員の自信作を選び上映しました。
15年前のものから最新作まで、地域の歴史や身近な風景、井月をテーマにしたものや野鳥、昆虫に焦点をあてたものなどバラエティー豊かな内容で、会場は笑いやため息に包まれていました。
伊那ビデオクラブは、平成5年に結成され、今年で20周年の節目を迎えます。
会員は、現在20人ほどで、毎月例会を開いてビデオカメラの扱い方や編集の仕方を学びあっています。
会長の武田ただよし忠芳さんは、「結成以来技術の進歩で様々なカメラを持ちかえて活動に励んできた。」とこれまでを振り返りクラブへの入会をよびかけました。
伊那市の酒井茂副市長、伊那ケーブルテレビの向山公人社長、小坂樫男前伊那市長らも映像祭にかけつけ、「地域の良さを知る教材としての役目や歴史の記録などに貢献していただいているみなさんは、歴史家であると同時に芸術家。更にすばらしい作品を作ってほしい。」と期待を寄せていました。
入会に関する問い合わせは、会長の武田さん76ー1287 事務局の赤羽さん78ー4583まで -
南箕輪村冬季村民体育祭ソフトバレーボール大会
南箕輪村冬季村民体育祭ソフトバレーボール大会が3日、村内の3つの会場で開かれ、チームごと息の合ったプレーをみせていました。
大会には、村民およそ200人53チームが参加しました。
冬場の体力づくりと親睦を深めることを目的に村公民館が冬と夏の年に2回開いています。
年齢ごと4つのブロックに分かれて競技が行われました。
このうち40歳以下のブロンズの部と50歳以上のゴールドの部の試合が行われた村民体育館では、仲間同士声をかけ合いながらボールを追いかけていました。
清水道直公民館長は「楽しくハツラツとしたプレーが多く見られた。この様な機会を大切にしていきたい」と話していました。 -
富県小学校5年生 伊那ケーブルテレビを見学
伊那市の富県小学校5年生は、1日、伊那ケーブルテレビを見学し、アナウンサーなどの仕事を体験しました。
伊那ケーブルテレビを見学したのは、富県小5年にじ組の児童23人です。
5年生は社会科の授業で情報について学習していて、自分たちも取材を受けた事があるケーブルテレビの仕事を学ぼうと見学に訪れました。
この日は、伊藤秀男放送部長から、ニュースを制作する過程を聞ききました。
スタジオでは、一人ひとりマイクを付けてアナウンサーの仕事を体験し、今年の目標を発表しました。
子ども達は、テレビ画面に映る友達の様子を見守ります。
編集室では、実際に機械を操作しました。
富県小学校5年生は、この日見学した事を記事にして新聞をつくり、まとめの学習をするということです。 -
【カメラリポート】菊の湯 貸席最後の宴会
伊那市内で唯一の銭湯「菊の湯」は、広間で料理やお酒を提供するサービスが1月で終了し、59年間続いた貸席業務の歴史に幕をとじました。
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美篶小学校5年 立林葵さん 社明運動作文コンクールで最優秀賞
伊那市の美篶小学校5年、立林葵さんは、社会を明るくする運動作文コンテストで、県内5400の応募の中から3作品が選ばれる、最優秀賞を受賞しました。
31日、美篶小学校で表彰式が行われ、上伊那地区保護司会の松澤孝資会長から立林さんに表彰状が伝達されました。
-立林さんの作文「相談」-
「これは、私が小学校1縲・年生のときのことです。クラスメイトの男子が、私をたたいたり、つねったりしてくるのです。ふざけ合って軽くやるのならいいのですが、あざができるほど本気でやってくるのです。私は、毎日いたい思いをして帰ってきました」
立林さんは誰にも相談できずに悩んでいましたが、勇気を出して母親に相談したところ、その男の子と話合いをして友達になる事ができたということです。
-立林さんの作文「相談」-
「このことで相談にのってくれる人は周りにたくさんいてくれるということが分かりました。なので、これからは一人でかかえこまず、だれかに相談しようと思いました」
立林さんは、週に2、3冊は図書館の本を読むなど、読書や文章を書く事が好きで、今回の受賞は「とてもびっくりして、うれしかった」と話していました。