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箕輪町 唐澤新教育長にきく
箕輪町の新しい教育長となった唐澤義雄さん。
唐澤教育長に抱負や箕輪町の学校教育の課題などについて話を聞きました。
唐澤教育長は現在60歳。信州大学人文学部卒業後、教員となり伊那市の春富中学校や東部中学校の校長などを務めました。
教育長就任にあたっての豊富は「故郷である箕輪への恩返しと、そして、これまで、小林前教育長や平澤町長の姿勢により落ち着いた教育が出来ている。そうしたものを引き継ぎ発展させていきたい」と話しています。
学校教育の課題としては、ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業は成果はあがってきているが、しっかりとした検証をし、評価を示していく事が大切としています。
また子ども達に対しては、小学生は良く遊びよく学べを基本に、外で体験や仲間との遊びの時間大切し、中学生は「凡時徹底」。あたりまえのことを当たり前に行い、さらなる学力を向上を進めたいとしています。
唐澤教育長は、江戸時代の儒学者 佐藤一齋が書いた「春風を以って人に接し、秋霜を以って自らをつつしむ」・・・他人に対しては春風のように優しく接し、自分へな秋霜のように厳しく対処していくという言葉を信念としているということです。
「教育の現場ばかりでなく、人間として大事な事」と言い、「自分自身も常に心にとめ仕事をしていきたい」と話していました。
唐澤教育長の任期は4年となっています。それでは次です。 -
黒田 辰己さん花の切り絵展
松本市の黒田 辰己さんの春の花を題材にした切り絵展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、菜の花やカタクリなど、春の花を題材にした作品30点ほどが展示されています。
展示しているのは、松本市在住の黒田辰己さんです。
黒田さんは、趣味の切り絵を55歳のときから本格的に始め、13年になります。
松本市などで毎年展示を開いていて、かんてんぱぱホールでの開催は、今回が3回目です。
黒田さんの作品は、全て花をモチーフにしたもので、今回は、春の花がテーマです。
作品の中には、同じ構図で、切り方や色を変えたものがあります。
この黒田辰己さんの切り絵展は、8日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
野田首相のそっくりさんが来伊
野田首相のそっくりさんが1日、伊那市を訪れ政治問題などについて話をしました。
野田首相のそっくりさんは、社会風刺のコントグループ。ザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんです。
ザ・ニュースペーパーは、今月29日に伊那文化会館でライブを開くことになっていて、1日は、そのプレ公演として開かれました。
会場となった伊那公民館にはおよそ80人が集まり、ものまねを楽しんでいました。
またプレ公演には、もう1人あの女性国会議員も登場しました。
女性議員、蓮舫さんに扮した山本天心さんらは持ちネタのコントを披露し会場を沸かせていました。
ザ・ニュースペーパーによる伊那文化会館でのライブは29日日曜日に、昼の部と夜の部の
2回開かれます。
チケットは前売り大人3,500円高校生以下は2,500円となっています。 -
開館20周年で片岡鶴太郎展
さくら祭りのスタートにあわせて、1日から信州高遠美術館で、開館20周年記念片岡鶴太郎展が始まりました。
会場には、片岡さんの作品63点が飾られています。
片岡さんは、役者として映画やドラマなどで活躍する一方で、芸術家として、絵画や焼き物なども手がけています。
今回の展示会は、伊那市上牧在住の生け花作家、唐木さちさんが片岡さんと親交があったことから実現したものです。
2008年、唐木さんの写真集がきっかけで交流が始まり、片岡さんは、去年2回高遠を訪れているということです。
オープニング式典で唐木さんは、「片岡さんの芸術にかける真摯な思いに共感する。今回の展示会をきっかけに、高遠がさらに全国から注目されたらうれしい」とあいさつしました。
式典では、地元のやますそコーラスが合唱を披露し、展示会の開催に華を添えました。
片岡鶴太郎展は、5月6日まで開かれています。 -
美篶小5年1組 桜並木資料館を開く
伊那市美篶の三峰川堤防の桜並木の開花時期にあわせ、美篶小5年1組は、近くの上川手公民館を借りて、桜並木資料館を開きます。
桜並木資料館は、31日から4月8日までの土日に開館し、子どもたちが訪れた人たちに桜並木の歴史などを説明します。
30日は、開館式が公民館で行なわれました。
児童を代表して酒井琢磨君は、「多くの人に来てもらいたい。夢はまだまだ続くが応援してください」とあいさつしました。
今の5年1組の子どもたちは、1年生の頃から三峰川堤防の桜並木について学習しています。
資料館は、あずまや建設、看板の設置など4つ決まっている活動の一つです。
場所探しにも苦労し、30日の開館にこぎつけるまでに2年間かかりました。
開館式には、資料提供者や区長なども出席し、お祝いのことばを子どもたちにかけていました。
4月8日までの土日に8人ずつが来場者の対応をすることになっています。
三峰川堤防の桜並木は、美篶小の児童が復活させました。
弱っていた桜の木の手当てや植樹作業なども定期的に行なっています。 -
春休みの子どもが建築模型づくりに挑戦
春休み中の子どもに、建築模型作りに挑戦してもらう体験教室が24日、伊那市創造館で開かれました。
24日は、小学1年生から6年生の子どもやその保護者、およそ40人が参加しました。
体験教室は、本格的な模型を作る中で、工作道具の正しい使い方や、精密な模型を作る楽しさを知ってもらおうと開かれました。
創造館などで開かれている建築模型展で、創造館の50分の1の模型を作ったインテリアコーディネーター・白戸武義さんが子ども達を指導しました。
白戸さんは、カッターの歯をまっすぐに入れ、パーツの断面がなるべく垂直になるように指導していました。
子ども達が真剣な表情で工作をする一方、保護者は心配そうにその様子を見守っていました。
参加したある小学生は「とても難しいけど、きれいに切れるととても嬉しい」と話していました。 -
箕輪町新しい教育長に唐澤義雄さん
箕輪町の新しい教育長に、大出の唐澤義雄さんが選ばれました。
これは、26日箕輪町文化センターで開かれた教育委員会の臨時会で決まったものです。
唐澤さんは「箕輪町の教育の発展のために頑張りたい」と抱負を述べました。
唐澤さんは、昭和26年生まれの60歳。
信州大学を卒業後、中学校で教鞭をとり、現在伊那市の東部中学校で校長を務めています。
就任式は、4月2日に予定されています。 -
品のある日本舞踊披露
宗家若柳流錦友会による日本舞踊の発表会が24日、伊那市のいなっせで開かれました。
発表会では、錦友会の会員14人が長唄などに合わせて16の演目を披露しました。
錦友会は、松本をはじめ、伊那市や飯田市などに会員がいます。
会場にはおよそ50人の観客が訪れ、品のある踊りに見入っていました。
日本舞踊は足の運び方や、目線などひとつひとつの動きに品をもたせることを大切にしているということで、出演者は、神経を集中させ踊りを披露していました。 -
高校ギターマンドリン演奏会
県内の高校のギターマンドリンクラブが一堂に会する演奏会が、20日、伊那文化会館で開かれました。
20日は、県内8校のギターマンドリンクラブが出場しました。演奏会は、県内の3地区が持ち回りで毎年開いています。
毎年、各クラブ全体で課題曲と自由曲を披露してきましたが、今年は少人数での演奏で個々の実力を発揮してもらおうと、課題曲以外は、アンサンブルでの発表形式を取りました。
伊那弥生ヶ丘高校からは、アンサンブルに4グループが出演しました。
演奏の後には、全日本高校ギターマンドリン音楽振興会による講評も行なわれ、「音の強弱をもっとつけて」などと高校生にアドバイスしていました。
弥生ヶ丘高校の顧問によりますと、長野県内のギターマンドリンクラブは、全国的にレベルが高く、歴史も古いということです。 -
若手ミュージシャンがアレンジ 「ざんざ節」を披露
伊那市長谷の民謡「ざんざ節」を若手ミュージシャンが現代風にアレンジした曲が24日、披露されました。
アレンジされた「ざんざ節」は、伊那市長谷のざんざ亭が行ったライブイベントで演奏されました。
ざんざ亭代表の長谷部晃さんが、郷土芸能と若い感性を融合させたいと考え、音楽活動をしている知人にアレンジを依頼しました。
依頼を受けた、せおしんじさんと、工藤ゆうじさんが、今の自分たちに合うリズムに仕上げたということです。
演奏を聞いたざんざ節保存会は、伝統の「ざんざ節」を披露しました。
その後、観客と保存会の会員が輪になり、アレンジされた曲に合わせて伝統の振り付けで踊っていました。 -
画業50年 竹内徹さん油絵展
伊那市高遠町在住の洋画家・竹内徹さんの画業50年を記念する油絵展が、坂下のはら美術で開かれています。
会場には、伊那谷をはじめ信州の四季折々の風景を中心に60点ほどが展示されています。
竹内さんは現在75歳。仕事をしながら絵を描いていましたが、37歳で仕事を辞め画業に専念してきました。
1972年に日展に初入選し、以降33回の入選を果たしていて、これは県下でもトップの実績だということです。
また、1974年からは一水会の会員として活動しているほか、県展の審査員を務めるなど、伊那谷の代表的な洋画家の一人です。
今回は、画業50周年を記念しての個展となります。
去年の日展に入選した作品「待春の道」をはじめ3年位の間に描いた近作を展示しています。
竹内徹さんの油絵展は27日(火)まで、伊那市のはら美術で開かれています。 -
公立高校後期選抜試験 合格発表
県内の公立高校の合格発表が19日一斉に行われました。上伊那の公立高校8校では合計968人が合格しています。
伊那北高校では午前8時半に合格者の番号が貼られた掲示板が運びだされました。
受験生は自分の番号を見つけると喜びの声をあげていました。
長野県教育委員会によりますと県内の公立高校全日制では12,416人が受験し、11,528人が合格。
定時制では192受験し169人が合格。多部制では231人が受験し、188人が合格しています。
なお上伊那の高校の再募集は辰野高校普通科15人。
商業科2人。高遠高校普通科33人。箕輪進修高校の工業科I部と普通科III部がそれぞれ若干名となっています。
願書の受付は今月22日までとなっています。 -
三六災害題材の演目披露
三六災害を題材にした中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」が18日、伊那市長谷の中尾座でお披露目されました。
この演目は昭和36年に伊那谷を襲った三六災害を語り伝えようと作られたもので、今日は地元住民などを対象にプレビュー公演が行われました。
内容は、大蛇にみたてた土石流に妹が流され、10年後にその仇を兄が討つというもので、大雨による水害の恐ろしさを教訓として伝える内容となっています。
県の地域発元気づくり支援金事業として天竜川上流河川事務所の草野愼一前所長が原作をつくり、国立劇場顧問の織田紘二さんが歌舞伎風に仕立てました。
公演終了後の講評で織田さんは、「大蛇の動きをさらに大きくするとともに全体に情感を込めて演技するとさらによくなる。」とアドバイスしていました。
中尾歌舞伎保存会による「三六災害半世紀」の本公演は、4月29日に伊那市長谷の中尾座で開かれることになっています。 -
小学校卒業式ピーク
上伊那地域では、小学校の卒業式が17日にピークを迎えました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では17の小学校で卒業式が行われました。
このうち伊那市の伊那東小学校では男子48人、女子58人の合わせて106人が卒業式にのぞみました。
式では、北原宏校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡され、児童達は緊張した面持ちで受け取っていました。
式辞で北原校長は、「多くの人に支えられ卒業を迎えた事に感謝して下さい」と話し、クラス名の萩、椿、楓の木に例え、「つらく、苦しい事があっても、粘り強く、たくましく成長してほしい」と呼びかけていました。
式の後、6年生の教室では、担任が、卒業文集やメッセージ入りの色紙を手渡したり、子ども達との思い出を振り返っていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、17日、伊那市と箕輪町合わせて17の小学校で卒業式が行われ、およそ900人が慣れ親しんだ学びやを後にしました。 -
上農ISO14001の内部監査員養成講習会
南箕輪村の上伊那農業高校は、緑地工学科の生徒を対象にした環境マネージメントシステム・ISO14001の内部監査員養成講習会を16日、開きました。
上農高校では、緑地工学科の2年生を対象に、昨年度から要請講習会を開いています。
講習会は、15日と16日の2日間の日程で開かれ、生徒36人が受講しました。
講師は、愛知県の東海工業専門学校の職員、望月博達さんが務めました。
望月さんは「ある部署の監査を行う時は他部署の人間が監査を行う。監査員は、公平な立場で判断しなければならない」などと、話していました。
望月さんによると、自然環境に配慮した経営システムの構築を目指す企業や自治体が増えていて、ISO14001の内部監査員養成講習を修了すれば、就職活動にプラスになるということです。
受講した生徒は、「認証を取得して就職活動に活かしたい」と話していました。 -
幻の伊那路 増補し発行
春の高校伊那駅伝を特集した内容で、去年3月に発行されるはずだった月刊の郷土誌伊那路が、今回増補版として発行されました。
春の高校伊那駅伝の特集号は、去年3月10日に完成しましたが、翌11日の東日本大震災の発生などで大会は中止になり、一般には渡りませんでした。
特集号の内容は、大会の歴史や記録、強豪校の監督や過去の出場選手などが文章を寄せています。
伊那路を発行している上伊那郷土会では、貴重な内容なので今年再度復活させて多くの人に見てもらおうと一般に渡らなかった450部ほどを増補版として発行しました。
表紙を今年のポスターに変えて、去年中止になったことなどが資料に追加されています。
伊那路増補版春の高校伊那駅伝特集は、市内の書店で500円で販売されています。 -
西箕輪南部保育園で伝統芸能 鑑賞
伊那市の西箕輪南部保育園で、地元に伝わる伝統芸能が、15日披露されました。
15日は、羽広の獅子舞保存会と与地の伊那節保存会が、保育園を訪れ、伝統芸能を披露しました。
南部保育園では、地域に古くから伝わる伝統芸能を見て、歴史の大切さを感じてもらいたいと3年前からこの鑑賞会を開いています。
羽広の獅子舞は、小正月に羽広の仲仙寺で奉納されていて、市の無形民俗文化財に指定されています。
5つの舞いで構成されていて、今日は、園児に分かりやすいように、一つ一つの踊りごとに説明もありました。
クライマックスの悪魔払いの舞では、舞台から獅子が降りてきました。
羽広獅子舞保存会では、子どものうちから地域の伝統芸能に親しんでもらい、500年、600年と伝統をつないでいきたい」と話していました。 -
浜松市庄内から卒業生に花束
箕輪町と友好交流している静岡県浜松市庄内地区から、箕輪町の卒業生に花束が届きました。
15日は、浜松市庄内地区の交流協会の役員8人が町役場を訪れました。
庄内地区からの花束贈呈は、15年ほど続く恒例行事で、今年は、小中学校に780束、保育園に386束が用意されました。
花束は、庄内地区の名産品のガーベラと、フリージアで作られています。
交流協会の役員から、各学校の代表者に花束が手渡されました。
箕輪中学校の卒業式は16日、町内5つの小学校の卒業式は17日に行われます。 -
伊那技術専門校 26人が修了
南箕輪村の伊那技術専門校で15日、修了式が行われました。
2年間の普通課程2つの科と、6か月間の短期課程2つの科のあわせて26人が、修了証書を受け取りました。
修了生は上伊那地域のほか松本市や諏訪市などの出身で、年齢は19歳から64歳までです。
遠藤昌之校長は、「生産現場の中で工夫と改善ができる中核的な技能者になってほしい。信じる道に大きな気概を持って進んでください」と式辞を述べました。
修了生を代表してメカトロニクス科で2年間学んだ小坂章吾さんは、「これから新しい道に進み、社会に貢献できるよう一層努力していきたい」と決意を述べました。
修了生26人のうち、現在19人の就職が内定しているということです。 -
卒業式シーズンがピーク
卒業式シーズンがピークを迎えています。
15日は、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3校の小中学校で、卒業式が行われました。
このうち、南箕輪村の南箕輪中学校では、男子79人、女子74人の合わせて153人が、卒業を迎えました。
式では、柴俊春校長から生徒1人ひとりに卒業証書が手渡され、卒業生は引き締まった表情で受け取っていました。
柴校長は「人との出会いから多くの事を学び、自分を成長させ、夢に向かって力強く歩んでほしい」と式辞を述べました。
卒業生を代表して林舞香さんは、支えてくれた友人や両親に感謝の気持ちを伝えました。
卒業生は、在校生や保護者に見送られ、3年間の思い出がつまった学び舎を後にしました。
小中学校の卒業式は、中学校は16日、小学校は17日がピークです。 -
伊那ビジネス専門学校卒業式
伊那市の伊那ビジネス専門学校で8日、卒業式が行われました。
卒業生は7人で、2年間の情報経理学科が3人、1年間のOAビジネス学科が4人です。
卒業生は在学中に簿記やビジネスマナーなどの資格を取得しました。
三澤岩視理事長は「最後は自分の努力で切り開くしかない。実力を発揮し、努力に努力を重ねて素晴らしい人生を送ってほしい」と式辞を述べました。
卒業生を代表して山口歩美さんは、「社会に出ることはとても厳しいことですが、どんなに厳しくても、折れることなく歩んでいきます」と決意を述べました。
現在、卒業生7人のうち5人の就職が内定しているということです。 -
上農果樹班 SBC学校科学大賞受賞
巨峰の栽培方法や保存方法などについて研究をした、南箕輪村の上伊那農業高校の果樹班は、第10回SBC学校科学大賞を受賞しました。
13日は上伊那農業高校で大賞受賞の伝達セレモニーが行われ、塩崎正校長から果樹班の3年生の代表メンバーに賞状と盾が手渡されました。
果樹班では、今年度、巨峰など粒の大きいブドウの栽培や保存方法の研究をしました。
研究では、ブドウの木の皮を剥ぐことにより、ブドウの色つきを良くする栽培方法の検討や、収穫したブドウの品質を保ちつづける、適正温度について比較実験を行いました。
上農高校によりますと、観察の過程やデータを丁寧にとりまとめている点などが評価されたということです。
上伊那農業高校の塩崎校長は、「研究で得た工夫と努力を忘れないでほしい」と話していました。 -
小中学校で3学期終業式
上伊那の小中学校で、14日3学期の終業式が行われました。
このうち伊那市の手良小学校では、全校児童153人が体育館に集まり1年生と4年生が発表をしました。
1年生は、4月から学校で習った漢字やカタカタの書き順や暗記した百人一首の句等を発表しました。
4年生は、それぞれが将来なりたい職業の内容や、必要な資格などを調べ発表しました。
柴田惇校長は「今日でそれぞれの学年での学習は修了します。
まだ出来ない事もあると思うが、そのままにせず、人に聞いたり調べたりして、出来るようになるよう努力し、次の学年へ進んで下さい」と話していました。
6年生の教室では小学校生活最後の通知表が担任から手渡されていました。
手良小学校では、15日、卒業式が行われ25人が中学校へと進みます。 -
一夜の城 現地説明会
今年1月から発掘調査を行い、深さ2.6mの堀が見つかった伊那市富県の一夜の城で、10日、市民を対象にした現地説明会が開かれました。
この日は、伊那市富県桜井にある一夜の城の発掘調査現場で説明会が開かれ、市民80人が参加しました。
一夜の城は、今から400年以上前の戦国時代、高遠城を攻めようとした織田軍が築いたとされています。
現在は、敵の侵入を防ぐため一夜の城を囲むように土を積み上げた「土塁」が残っています。
今年1月から発掘調査を行ってきた伊那市教育委員会はこの日の現地説明会で、土塁の外側に深さ2.6m、幅6mの堀を発見した事を報告しました。
一夜の城については、地元住民から道路の拡幅工事の要望があり、保存か一部取り壊しかが議論されたことから伊那市教育委員会が詳しい調査を行う事になりました。
市教育委員会では、今後、市指定の史跡として保存するのか、指定はせずに記録のみを保存するのか、調査、検討するという事です -
伊那ビデオクラブが試写会
16日に伊那映像祭を行なう伊那ビデオクラブは、10日にいなっせで上映を予定している2つの作品の試写会を開きました。
今回は、伊那市の歌と高校生2人が案内役をつとめ楽しみながら伊那の歴史を学ぶタツヤとミズキの伊那市の歴史ハンターの2本て゛す。
伊那市の歌は、四季折々の市内の自然や風土、イベントなどを歌詞にマッチさせて制作しました。
タツヤとミズキの伊那市の歴史ハンターは、高校生の2人組みが伊那市の古代から現代までの歴史を専門家の話を聞きながら理解を深めていく内容です。
伊那ビデオクラブの第4回伊那映像祭は、16日午後1時30分から入場無料で行なわれます。 -
箕輪町交通少年団 入退団式
箕輪町内の小学5・6年生でつくる、箕輪町交通少年団の入退団式が10日、松島コミュニティセンターで行われました。
式には、退団する6年生や来年度から入団する4年生など187人が参加しました。
唐澤利夫団長は退団する6年生に対し「中学生になっても交通安全に対する意識を持ち続けて下さい」と呼びかけていました。
この後、各学校の6年生の代表者が感想文を発表しました。
このうち、箕輪東小の上田法華さんは「事故をおこすと家族や友人など多くの人が悲しむ。これからも交通安全を呼びかけ、少しでも事故をへらしていきたい」と話していました。
箕輪町交通少年団では、春と秋の交通安全運動期間に合わせ、事故防止を呼びかける手紙の配布や、新成人に飲酒運転防止の呼びかけなどを行っています。 -
池坊伊那支部のいけばな展
550年の歴史を持つ池坊伊那支部のいけばな展が9日から、伊那市の伊那商工会館で始まりました。
池坊は、平安時代に始まったとされるいけばなの流派です。
会場には、伊那支部の会員の作品およそ180点が並んでいます。
さくらやチューリップなど、春の花を取り入れた作品が多く展示されています。
「立て花」と呼ばれるこの作品は、いけばなの原型とされています。
他にも花の種類を少なめにし、広い空間を表現している現代の作品など時代ごとの生け方を展示しています。
いけばな展は、12日月曜日まで伊那市の伊那商工会館で開かれています。
10日までは前半の部の作品が、11日からは後半の部の作品が展示されるということです。 -
箕輪中部小体育館完成を祝う
箕輪町の箕輪中部小学校で、老朽化にともない、去年6月から建て替えを進めていた体育館が完成し8日、竣工式が行われました。
式には、全校児童や町、工事関係者など750人あまりが出席し完成を祝いました。
新しい体育館は、鉄骨2階建てで延べ床面積はおよそ1060平方メートル、事業費は1億8千5百万円あまりとなっています。
ミニバスケットボールのコートが2面取れるアリーナや視聴覚室としても利用できる軽運動室、倉庫などを備えています。
災害時には避難所として使用できるよう、入り口にスロープが設けられた他、停電時でも電力を直ぐに確保できるよう発電機接続盤が設置されています。
当初の計画では、3月中旬の完成予定でしたが卒業する6年生に少しでも使ってもらおうと予定より10日早め、先月末に完成しました。
岡田誠校長は、「いつまでも綺麗で、大事にしたいという気持ちを持ち続けられるよう大切に使っていきましょう」と子どもたちに呼びかけていました。
児童会長の唐沢壮君は、「中部小の児童全員、大切にたくさん使わせて頂きます」と感謝していました。 -
地域に伝わる郷土芸能を披露する催し
地域に伝わる郷土芸能を披露する催しが4日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
この催しは、地域の文化を伝承する場にしようと、高遠さくらホテルが開いているもので、今年で8回目です。
4日は、これまでで最も多い21団体およそ210人が出演し伝統芸能を披露しました。
このうち、高遠小学校の児童9人が高遠町に伝わる舞踊「孤軍高遠城」を披露すると、客席からはおひねりが飛んでいました。
プログラムの最後には、参加者全員が輪になり伊那節を踊りました。 -
高校入試 後期選抜試験
公立高校後期選抜試験が7日、県内で一斉に行われ全県で1万2800人あまりが、受験に望みました。
このうち伊那市の伊那北高校では、受付開始の30分ほど前から受験生が試験会場に向かっていました。
伊那北高校は、普通科が2百人の募集に対し201人が志願していて倍率は1.01倍。
理数科は、4人の募集に対して10人が志願し倍率は2.50倍となっています。
県教育委員会によりますと、上伊那の高校で試験開始時間の遅れなどはなく無事終了したという事です。
後期選抜試験の合格発表は、19日、月曜日となっています。