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伊那ビデオクラブが試写会
16日に伊那映像祭を行なう伊那ビデオクラブは、10日にいなっせで上映を予定している2つの作品の試写会を開きました。
今回は、伊那市の歌と高校生2人が案内役をつとめ楽しみながら伊那の歴史を学ぶタツヤとミズキの伊那市の歴史ハンターの2本て゛す。
伊那市の歌は、四季折々の市内の自然や風土、イベントなどを歌詞にマッチさせて制作しました。
タツヤとミズキの伊那市の歴史ハンターは、高校生の2人組みが伊那市の古代から現代までの歴史を専門家の話を聞きながら理解を深めていく内容です。
伊那ビデオクラブの第4回伊那映像祭は、16日午後1時30分から入場無料で行なわれます。 -
箕輪町交通少年団 入退団式
箕輪町内の小学5・6年生でつくる、箕輪町交通少年団の入退団式が10日、松島コミュニティセンターで行われました。
式には、退団する6年生や来年度から入団する4年生など187人が参加しました。
唐澤利夫団長は退団する6年生に対し「中学生になっても交通安全に対する意識を持ち続けて下さい」と呼びかけていました。
この後、各学校の6年生の代表者が感想文を発表しました。
このうち、箕輪東小の上田法華さんは「事故をおこすと家族や友人など多くの人が悲しむ。これからも交通安全を呼びかけ、少しでも事故をへらしていきたい」と話していました。
箕輪町交通少年団では、春と秋の交通安全運動期間に合わせ、事故防止を呼びかける手紙の配布や、新成人に飲酒運転防止の呼びかけなどを行っています。 -
池坊伊那支部のいけばな展
550年の歴史を持つ池坊伊那支部のいけばな展が9日から、伊那市の伊那商工会館で始まりました。
池坊は、平安時代に始まったとされるいけばなの流派です。
会場には、伊那支部の会員の作品およそ180点が並んでいます。
さくらやチューリップなど、春の花を取り入れた作品が多く展示されています。
「立て花」と呼ばれるこの作品は、いけばなの原型とされています。
他にも花の種類を少なめにし、広い空間を表現している現代の作品など時代ごとの生け方を展示しています。
いけばな展は、12日月曜日まで伊那市の伊那商工会館で開かれています。
10日までは前半の部の作品が、11日からは後半の部の作品が展示されるということです。 -
箕輪中部小体育館完成を祝う
箕輪町の箕輪中部小学校で、老朽化にともない、去年6月から建て替えを進めていた体育館が完成し8日、竣工式が行われました。
式には、全校児童や町、工事関係者など750人あまりが出席し完成を祝いました。
新しい体育館は、鉄骨2階建てで延べ床面積はおよそ1060平方メートル、事業費は1億8千5百万円あまりとなっています。
ミニバスケットボールのコートが2面取れるアリーナや視聴覚室としても利用できる軽運動室、倉庫などを備えています。
災害時には避難所として使用できるよう、入り口にスロープが設けられた他、停電時でも電力を直ぐに確保できるよう発電機接続盤が設置されています。
当初の計画では、3月中旬の完成予定でしたが卒業する6年生に少しでも使ってもらおうと予定より10日早め、先月末に完成しました。
岡田誠校長は、「いつまでも綺麗で、大事にしたいという気持ちを持ち続けられるよう大切に使っていきましょう」と子どもたちに呼びかけていました。
児童会長の唐沢壮君は、「中部小の児童全員、大切にたくさん使わせて頂きます」と感謝していました。 -
地域に伝わる郷土芸能を披露する催し
地域に伝わる郷土芸能を披露する催しが4日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
この催しは、地域の文化を伝承する場にしようと、高遠さくらホテルが開いているもので、今年で8回目です。
4日は、これまでで最も多い21団体およそ210人が出演し伝統芸能を披露しました。
このうち、高遠小学校の児童9人が高遠町に伝わる舞踊「孤軍高遠城」を披露すると、客席からはおひねりが飛んでいました。
プログラムの最後には、参加者全員が輪になり伊那節を踊りました。 -
高校入試 後期選抜試験
公立高校後期選抜試験が7日、県内で一斉に行われ全県で1万2800人あまりが、受験に望みました。
このうち伊那市の伊那北高校では、受付開始の30分ほど前から受験生が試験会場に向かっていました。
伊那北高校は、普通科が2百人の募集に対し201人が志願していて倍率は1.01倍。
理数科は、4人の募集に対して10人が志願し倍率は2.50倍となっています。
県教育委員会によりますと、上伊那の高校で試験開始時間の遅れなどはなく無事終了したという事です。
後期選抜試験の合格発表は、19日、月曜日となっています。 -
伊那西小学校で6年生を送る会
卒業式を前に、伊那市の伊那西小学校で5日、6年生を送る会が開かれました。
伊那西小学校を今年度卒業するのは7人です。
6年生への感謝の気持ちを表そうと、毎年児童会が中心になって開いています。
在校生の手づくりのアーチをくぐって入場すると、くす玉を割って6年生の卒業を祝いました。
送る会では、児童会が企画したゲームを全校児童で楽しんだ他、中学校に行ってがんばりたいことなどを6年生が発表しました。
在校生を代表して、5年生の田村恭祐君は「今の6年生に追いつけるよう、この学校をしっかり支えていきたい」と決意を表しました。
最後に卒業生がリコーダーを演奏。
6年生は「すばらしい会を開いてくれてありがとうございます。新6年生を中心に頑張ってください」と感謝していました。
伊那西小学校の卒業式は、17日土曜日に予定されています。 -
一水十日会の作品展
伊那谷の一水会展出品者でつくる「一水十日会」の作品展が、伊那市のかんてんぱぱミュージアムで開かれています。
会場には3年以内の近作21点が展示されています。
冬の湖や田園、黄色く色づいたゆりの木など、信州の四季折々の風景を描いた作品が並んでいます。
一水十日会は、信州高遠美術館の元館長竹内徹さんが代表を務めていて、現在上伊那を中心に会員11人で構成しています。
ある会員は「抽象的ではない見たままの自然の素晴らしさを感じて欲しい」と話しています。
一水十日会展は、4月1日日曜日まで伊那市のかんてんぱぱミュージアムで開かれています。 -
東春近小 りんご体験学習感謝の会
伊那市の東春近小学校の4年生は、りんご体験学習でお世話になった伊藤一路さん夫妻を招き感謝の会を28日、開きました。
東春近小学校では、平成6年から毎年4年生が伊藤さんのりんご園で体験学習を行っています。
今年も1年間、摘果や収穫作業などを行ってきました。
28日は、栽培したりんごを使って児童が作ったクレープを全員で食べながら1年間の学習を振り返りました。
他に、この日のために考えたりんごについての劇やクイズを披露しました。
児童らは「りんごを収穫するまでに、こんなに手間がかかるなんて知らなかった」などと発表していました。
記念写真を撮った後、最後に全員で伊藤さんらにお礼をしていました。 -
巣立ちの春 高校で卒業式
上伊那の3つの高校で2日、卒業式が行われ卒業生達は夢と希望を胸に学び舎を巣立っていきました。
このうち伊那北高校では、今年度、男子141人、女子121人の合わせて262人が卒業を迎えました。
卒業生は在校生や保護者が見守る中、体育館に入場しました。
各クラスの代表生徒が、松山敏彦校長から卒業証書を受け取りました。
松山校長は、「混迷する現代社会で、困難にひるまない優れた見識を持てる人となるよう、常に学び続け、志を高く歩んでほしい」と式辞を述べました。
卒業生を代表し後藤伸太郎君は「日本の復興を担う社会人となれるよう、高校生活で得た教訓をこれからの人生の糧としていきたい」と答辞を述べました。
今年度の伊那北高校の卒業生262人のうち、260人が進学を予定していて、2名が就職するということです。 -
平和の文化と女性展
2002年に東京からスタートし、これまでに全国29都市を巡回している平和の文化と女性展が、2日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
県内では、初めての開催となりました。
平和の文化と女性展は、国連が2001年に定めた「世界の子どもたちのための平和の文化と非暴力の国際10年」にあわせ2002年、東京を皮切りにスタートしました。
これまでに全国29都市をまわり、実行委員会によりますと111万人が鑑賞しているということです。
会場内には、平和の文化構築のために女性が果たす役割や使命について写真やイラストで紹介するパネルが多数並んでいます。
実行委員会では、「戦争などで社会が混乱したときに最も苦しんだのは、女性たちだったが常に明日を切り開いてきたのも女性。平和の文化構築のために何が出来るかを考えるきっかけにしてほしい」と来場を呼び掛けています。
平和の文化と女性展は、4日日曜日まで開かれています。 -
公立高校入試後期選抜 最終志願者数発表
長野県教育委員会は1日、平成24年度の公立高校・後期選抜の志願者数について、志望変更締め切り後の最終集計結果を発表しました。
全県の全日制の志願者は1万2,451人で倍率は1.03倍です。
辰野高校です。
普通科は61人で0.85倍、商業科は18人で0.9倍となっています。 -
電気店「クエスト」写真展示場に
アマチュアカメラマンが写真を持ち寄る写真展示場。カメラを持った人などがくつろいでいます。
ここは、伊那市日影にある電気店「クエスト」。
電化製品が並ぶその一角には写真が展示してあります。
現在20人ほどが撮影した写真30点ほどが展示されています。
作者名も、題名も、テーマもありません。
クエストのオーナーが、営業のため音響設備の写真を店内に飾っていたところ、いつの間にか、知り合いが、撮影したスナップ写真を持ってくるようになりました。
写真を持ち込む人が次々に増え、クエストの店内の一角は、写真の展示場になりました。
写真は、季節を感じさせるもの、動物を撮影したものなど様々。撮影者が、気が向いたときに更新していて、早い人では2週間ごと作品が変わるということです。
それぞれが、お互いの写真について講評しあうことで、撮影技術も上がっているということです。
写真好きが集うサロン。街の電気屋さん「クエスト」では、今日も、写真の話しに花が咲きます。 -
南小6年3組バンドーラ合同合奏会
南箕輪村の南箕輪小学校の6年3組は、5年生の頃から取り組んできた、手づくりの弦楽器「バンドーラ」の交流合奏会を29日、村民センターで開きました
バンドーラはギターに似た弦楽器で木曽郡上松町の元教諭、中澤準一さんが考案したものです。
6年3組では、中澤さんと交流のある、担任の宮澤由英教諭の指導のもと5年生の頃からバンドーラ作りを行ってきました。
子ども達は、6年生になり完成した楽器を使って練習をおこない、これまで参観日などで発表してきました。
宮澤教諭は「いろいろな体験を通して、楽器に愛着をもち、製作や演奏、交流など活動にも幅が広がった」と話していました。
今回は、楽器作りを通じて知り合った、上松町の女性グループや同志社女子大学の学生と思い出を作ろうと交流合奏会を開きました。
合奏会の最後には、出演した全員で、2曲を演奏し、手づくりの音を響かせていました。
南箕輪小6年3組では、来月4日午後1時30分縲恆コ民センターで卒業コンサートを開催する予定です。 -
上伊那英語教育研究会講演会
上伊那の小中学校教諭でつくる上伊那英語教育研究会は18日、授業研究を兼ねた講演会を伊那市のいなっせで開きました。
講演会は年1回開いているもので、今年は初めて一般にも公開され、およそ90人が参加しました。
講演したのはNHKラジオ英会話の講師を務めている遠山顕さんです。
遠山さんは、英語を学ぶために、話したいことを話し、聞きたいことを聞くことが一番として、自分が好きなことの話ができるシチュエーションを作ることが望ましいと話していました。
勉強のポイントとして、英語は声に出して口を使うこと、一つの表現につき2通りの言い回しを覚えることなどをアドバイスしていました。 -
高校入試後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者後期選抜の今日時点での志願者数を発表しました。
全県の全日制の志願者は1万2千788人で、倍率は1.06倍です。
辰野高校普通科は58人で0.81倍、商業科は18人で0.9倍となっています。 -
社会を明るくする運動長野県作文コンテストの表彰式
社会を明るくする運動長野県作文コンテストの表彰式が20日、美篶小学校で行われ、児童2人に賞状が手渡されました。
20日は、上伊那地区保護司会の木下俊明副会長から、児童2人に賞状が手渡されました。
作文は、家庭や学校生活の中で体験した事を基に、命や非行などについて感じたことを書くものです。
県の審査で入選となった6年の竹松奈津希さんは、伊那養護学校の児童と交流した際、1つになれた時の喜びを書いたということです。
他に、4年の立林葵さんが上伊那地区保護司会奨励賞に選ばれました。
なお、今年度、上伊那の小中学校で4人が優秀賞に、6人が入選となっています。 -
劇団「歩」25・26日に公演
箕輪町文化センター附属 劇団歩(あゆみ)の第7回定期公演が、今週末25日(土)と26日(日)に開かれます。
22日夜は、箕輪町産業会館で、通し稽古が行なわれていました。
今回の作品は、ごく普通の高校生が暴力団の娘たちと関りあうことで、織田信長などの武将が群雄割拠する戦国時代で生き残るために剣を持って闘うことになるというオリジナルの書き下ろし作品です。
生まれた環境の違いによる差別を受けながらも、生きる事の意味合いを模索する若者達を描いています。
今回の演目は、女性キャストが本格的な殺陣に挑戦しています。
今回の演目で主役の一人、普通の高校生を演じるのは箕輪中学校2年の原 涼音さんです。原さんは、「芝居の中で、主人公が成長していく様子を見て欲しい」と話していました。
去年12月からこの芝居に取り掛かり、2月からは毎日稽古が行われています。
階段を使用し高さのある立ち回りも見どころのひとつ。ホール客席の平らな部分も舞台として使用されるということです。
劇団歩の第7回定期公演は、25日(土)26日(日)に箕輪町文化センターで行なわれます。 -
公立高校後期選抜 募集人員を発表
長野県教育員会は21日、平成24年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72 人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部28人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜志願者数の発表は、24日(金)と3月1日(木)、後期選抜試験は3月7日(水)となっています。 -
4月から小学生 通学路で交通ルール学ぶ
4月から小学校に通う、伊那市の竜東保育園の年長園児は、15日、保育園周辺を歩き横断歩道の渡り方や信号機の見方などを学びました。
この日は、地域の交通安全協会のメンバーなどが、横断歩道の渡り方や、交差点での注意点などを教えていました。
保育園の前の道路では、左右の安全確認をした後に、遠くのドライバーにも分かるように大きく手をあげて渡るようにする。
また、信号機のある交差点では、青信号になっても、あわてず、車が来ないか確認してから渡るようにと教えていました。
この日は、4月から小学校に入学する子どもたちを見守ってもらおうと、竜東地域の民生児童委員などおよそ15人も、園児と一緒に歩きました。
竜東保育園の山岸加代子園長は、「事故にあわないよう、交通ルールを覚え、地域の助けも借りながら、4月からは、元気に小学校に通ってほしい」と話していました。 -
JICAエッセイコンテスト 上農特別学校賞受賞
国際協力機構JICA主催の国際協力高校生エッセイコンテスト2011で、南箕輪村の上伊那農業高校が特別学校賞を受賞しました。
14日は、青年海外協力隊長野県OB会の伊藤茂昭事務局長ら2人が上農高校を訪れ、代表者2人に表彰状を手渡しました。
エッセイコンテストは、身近な話題から国際協力について考えてもらおうと、JICAが毎年行っているものです。
特別学校賞は、5年以上継続して60作品以上を応募した学校などに贈られます。
上農高校では、毎年1、2年生が夏休みの課題として取り組んでいて、今年度は301人が応募しました。
上農の特別学校賞は7年連続で、県内では2校が選ばれています。
塩崎正校長は「普段の学習の中で課題を見つけ、国際理解を養ってほしい」と話していました。
なお、生物科学科1年の湯澤充尋君が、個人賞を受賞しています。 -
元岩波書店専務 気骨の出版人を語る
駒ヶ根市出身で現在東京都三鷹市に住む元岩波書店専務の今井康之さんが、10日伊那市の美篶きらめき館で「東京から見たふるさと伊那谷」の演題で講演しました。
今井さんは、赤穂中学卒業後岩波書店に入社。
働きながら早稲田大学ロシア文学科を卒業しました。
岩波書店では、宣伝部長、代表取締役専務を歴任し、現在は、岩波書店社友で、信州岩波講座などに携わっています。
今井さんは、同じく駒ヶ根出身で気骨の出版人と言われる元岩波書店会長の小林勇さんの人生をひもときながら伊那谷について語りました。
「伊那谷出身のジャーナリスト、学者、政治家から見ると、人のふところに入るのが得意で公平、ねばり強く探究心があり人間味があるのが伊那谷の人々の気風・気質の特徴と話しました。
小林元岩波書店会長が関係した横浜事件、大江・岩波裁判について、「横浜事件は、治安維持法が悪法だったことを国に認めさせた事件、
大江・岩波裁判は、歴史の真実を守るための裁判でどちらも小林・岩波側が勝っている」として戦争と小林元会長、岩波書店の歴史的立場を説明し、
「震災後の日本は、再び戦争に進むことなく復興の道を歩まなければならない」と来場者に呼び掛けていました。 -
長谷保育園 寸劇で人権意識啓発
伊那人権擁護委員協議会は、小さいうちから人権意識を持ってもらおうと15日、伊那市の長谷保育園で啓発活動を行いました。
この日は、伊那人権擁護委員協議会の伊那の委員を中心に委員17人が長谷保育園を訪れ、歌や、寸劇などを披露しました。
寸劇は、育児休暇をとった父親や幼い子どもをテーマに、家族の協力や親子の愛情の大切さをうったえる内容になっています。
伊那人権擁護委員協議会の上村秀一会長は、「家庭や学校などで、みんな仲良く助け合って暮らしてもらいたい」と話していました。
最後に人権イメージキャラクターのまもる君とあゆみちゃんが登場し、友達を大切にしてほしいと園児に呼び掛けていました。 -
伊那市消防団音楽隊 19日に定期演奏会
伊那市消防団音楽隊 練習道場とあります。階段をのぼっていくと軽快なリズムが聞こえてきました。
どうやらアニメ、となりのトトロのメロディーです。
伊那市消防団音楽隊は、今週末の19日に県伊那文化会館で、第1回目となる定期演奏会を開きます。
本番を目前にひかえた15日の夜、JA上伊那伊那支所にある倉庫では、メンバーたちが仕上げの練習に入っていました。
この楽曲は、アニメのストーリーを演奏の合間に入れた立体的な構成となっています。ナレーションを担当するのは、伊那市消防団副団長の三沢俊明さん。聴衆をひきつける重要な役をまかされました。 -
美篶小学校創立記念110周年記念式典
伊那市の美篶小学校は、創立110周年を祝う記念式典を14日、開きました。
記念式典には、全校児童の他、保護者や来賓などおよそ500人が集まりました。
望月弘校長は「110年の歴史と伝統を受け継ぎ、美篶に育つ子ども達が大いに躍動するよう取り組んでいきたい」と話しました。
児童を代表して春日彩花さんは「チャレンジ精神で何事にも取り組み、先輩方が築いてきた伝統を守っていきたい」と挨拶しました。
記念式典にあわせ、各クラスが総合学習で学んだ事を発表しました。
このうち3年1組は、正月に行われる獅子舞など美篶地区の伝統行事について調べたことを発表しました。
美篶小では、学校目標の「本気、根気、和気、元気」を胸に、様々なことに取り組んでいってほしい」と話していました。 -
南箕輪村 来年度保育園入園希望者数3園で定員超え
南箕輪村は来年度の入園希望者数が、定員を超えている南部、中部、南原の3つの保育園について、定員を増やす条例改正案を3月議会に提出します。
定員を越えているのは、南部保育園と中部保育園、南原保育園の3園です。
南部保育園は、定員130人に対し、18人多い148人、中部保育園は定員160人に対し177人、南原 保育園は定員100人に対し118人となる見込みです。
この為、村では南部保育園を20人、中部保育園と南原保育園の定員をそれぞれ10人ずつ増やす条例の改正案を、3月議会に提出します。
村では、「年間の人口推移や、出生状況などから、園舎の増改築などについて検討していく」ということです。 -
中尾歌舞伎保存会が熱演
伊那谷で伝統芸能を継承している団体が集う信州農村歌舞伎祭が12日伊那市の県伊那文化会館で開かれ、見せ場になるとおひねりや声援が飛んでいました。
今回は、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会、下伊那郡大鹿村の大鹿こども歌舞伎、下伊那郡下條村の下條歌舞伎保存会の3団体が公演しました。
このうち、中尾歌舞伎保存会は、去年の秋季公演でも演じた「恋女房染分手綱、重の井子別れの段」を演じました。
母と子が名乗ることもできずに別れていくシーンになると、会場からはおひねりが飛び、拍手がおきていました。
お昼をはさみ、映画大鹿村騒動記で全国的に注目を集めた大鹿村からは、大鹿中学校の1年生5人が出演し、夫婦愛を描いた「壺坂霊験記 沢市住家の段」を演じました。
精一杯演じる中学生に会場からは、拍手や声援が寄せられていました。 -
伊那西高校芸術フェスティバル 10日から
伊那西高校の生徒が制作した美術作品などを展示する芸術フェスティバルが、伊那市のかんてんぱぱホールで10日から開かれます。
会場には、美術と書道の選択授業やクラブ、折り紙工芸クラブなどの作品あわせて180点ほどが並んでいます。
この展覧会は、美術・書道を選択した生徒の卒業記念として始まりました。
5年目の今年、内容をさらに充実させていこうと、名称を芸術フェスティバルに変更し、2、3年生の作品を展示しました。
今年は、写真クラブが初参加し、県展に出品した10作品を展示しました。
2年生が家庭総合学習で取り組んだ手作り絵本も展示しています。
伊那西高校では、高校生らしい大胆で完成豊かな作品がそろっているとして、来場を呼び掛けています。
芸術フェスティバルは10日(金)から13日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれます。
11日と12日は箏や吹奏楽クラブの演奏、茶華道クラブによるお茶席、12日には音楽大学に通う卒業生のフルート演奏が予定されています。 -
ネクスト・信州新世代アーティスト展
長野県の若手芸術家支援事業、ネクスト・信州新世代のアーティスト展が、伊那文化会館で、10日から始まります。
長野県は、2010年度から、若手芸術家を支援するため、長野県にゆかりのある、プロ・あるいはプロの芸術家を目指す30代までの若手芸術家を対象に、発表の場を提供するなどの活動をしています。
長野市のホクト文化ホールと、伊那文化会館を会場に展示会が開かれていて、今年は5人の作家が作品を出品しました。
1975年長野市で生まれた陶芸の本間友幸さん、
1979年安曇野市で生まれた鍛金の中嶋明希さん、
1972年上水内郡信濃町で生まれた版画の中村眞美子さん、
1984年現在の佐久市で生まれたメディア・アートの金箱淳一さん、1973年南佐久郡小海町で生まれたアニメーションの新海 誠さんの作品が展示されています。
伊那文化会館では、「今を伝える新しい美術を新発見できる展示会」と話し多くの来場を呼びかけています。
この、信州新世代のアーティスト展は、26日(日)まで、伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。 -
上農高校園芸科学科課題研究発表会
南箕輪村の上伊那農業高校の園芸科学科の3年生が9日、課題研究で学んだ事を発表しました。
9は、園芸科学科の3年生45人ほどが、課題研究の成果を発表しました。
発表会は、3年間の学習の成果を発表しようと毎年行われています。
園芸科学科には、鑑賞植物コース、植物育種コース、食用植物コースがあります。
きゅうりの自根苗と接木苗との生育を比較したグループは、接木苗のほうが、種から育てた自根苗よりも、収穫本数が多かったと報告しました。
接ぎ木苗は、生徒たちが、カボチャの台木にキュウリの穂木を挿して栽培しました。
生徒達は、「接ぎ木苗は、生育・収穫面で効果があるが、自宅で育てるには、自根苗でも問題ない」とまとめていました。
上伊那農業高校では、16日にも、3年生の各コース代表者による課題研究発表会を、伊那市のいなっせで開く予定です。