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箕輪中生が旧陸軍伊那飛行場について話聞く
箕輪中学校の生徒が戦争の話を聞く「平和を願い戦争を語り継ぐ会」が20日に箕輪町の社会体育館で開かれました。
会では伊那市の旧陸軍伊那飛行場について久保田誼さんが話をしました。
久保田さんは、現在81歳で高校の教諭でした。
教諭の頃から伊那飛行場についての調査・研究を行っています。
久保田さんは「飛行場は上伊那から延べ7千人以上が建設に関わり、特攻隊の訓練などを目的に伊那市上の原につくられた。敗戦後に壊され資料も残されておらず長い間、幻の飛行場と言われてきた」と話していました。
生徒からは「伊那市に飛行場があったことは知らなかった」「戦争は身近なところにあると感じた」「絶対に戦争はしてはいけないと思った」などと感想が出されました。
「平和を願い戦争を語り継ぐ会」は毎年3年生を対象に箕輪町遺族会が開いています。
20日は3年生およそ210人が話を聞きました。
遺族会は「二度と戦争を起こさないために、後世に語り継いでもらいたい」と話していました。 -
㈱コマツ 箕輪町にスポットエアコン2台寄付
箕輪町の総合建設業、㈱コマツは、町に移動式の簡易エアコン、スポットエアコン2台を14日に贈りました。
この日は株式会社コマツの小林芳直社長が町社会体育館を訪れ、浦野邦衛副町長に目録を手渡しました。
贈られたのは最新のスポットエアコン2台です。
株式会社コマツは毎年、前社長の母校、箕輪中学校に物品などを寄付してきました。
今年から多くの子ども達のために何かできればと、町に寄付することにしたということです。
小林社長は「体に負担がかからないよう、暑い夏を乗り越えてもらいたい」と話していました。
このスポットエアコンは、社会体育館と箕輪中学校の体育館で管理するということです。
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南箕輪小の児童 メダカからSDGs学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校の4年3組の児童は19日に辰野町の辰野高校の生徒から黒メダカを譲り受けました。
小学校には、SDGsについて学んでいる辰野高校の地域探究コースの生徒と生徒会の6人が訪れました。
小学校に持ち込まれたのは成魚50匹と稚魚です。
辰野高校の生徒はメダカから学ぶSDGsと題し、授業をしました。
メダカは、農薬や田んぼの水路がコンクリートで埋められて住む場所が少なくなった影響で国の絶滅危惧Ⅱ類に指定されているということです。
このメダカは辰野高校の武井由佳教諭が実家で育てているものです。
今回初めて、辰野高校の生徒が出向いて授業を行ったということです。
児童は早速観察していました。
4年3組ではこのメダカを育てていくということです。
武井教諭は「きょうをきっかけに少しでも環境問題について興味を持ってほしい」と話していました。
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箕輪町接骨師会が保育園に絵本贈る
公益社団法人長野県柔道整復師会会員の箕輪町接骨師会は3日に町内7つの保育園に絵本を贈りました。
3日は、箕輪町接骨師会の会員など4人が町役場を訪れ白鳥政徳町長に絵本を手渡しました。
贈った絵本は、死んでしまった猫がお盆に飼い主と再会を果たす物語「ただいまねこ」です。
作者のミヤザーナツさんは箕輪町接骨師会と親交のある医師の妹だということです。
会では「長年、接骨院や整骨院を開業してきて、何か町に恩返しができないかと考え、今回贈ることにしました」と話していました。
絵本は町内7つの保育園に1冊ずつ贈られました。 -
高校生の読書大賞 候補作品発表
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の今年度の候補作品の発表が16日行われ、「旅」をテーマにした7作品が選ばれました。
候補に選ばれたのは「魔女の旅々」「銀河鉄道の夜」「キノの旅」「星の王子さま」「小説すずめの戸締まり」「バムとケロのそらのたび」「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」の7作品です。
16日は、伊那市のいなっせで上伊那8校の図書委員で作る上伊那高等学校図書館協議会の研究会が開かれ、読書大賞の候補作品が発表されました。
今後、9月から11月に各校の生徒による投票を行い、12月の研究会で最終投票をして大賞の作品を決めるということです。
また16日は、読書大賞をPRするポスターも発表され、13作品の中から赤穂高校の濵凛香さんの作品が選ばれました。
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㈱キタキンが箕輪中学校に楽器を寄贈
箕輪町で金属材料の加工・販売をしている株式会社キタキンは、箕輪中学校に金管楽器のユーフォニアムを13日に贈りました。
今回は金管楽器のユーフォニアムが贈られました。
この日は、株式会社キタキンの北田信明社長が箕輪中学校を訪れ、赤羽隆校長に目録を手渡しました。
株式会社キタキンは、八十二銀行の地方創生SDGs応援私募債を発行しました。
この私募債は引受手数料の一部が割引されていて、その割引分で物品を寄贈するものです。
きょうは贈られたユーフォニアムを使って、箕輪中学校吹奏楽部が演奏を披露しました。
北田社長は自身も楽器演奏を趣味としていることから地元の学校に今回寄付をしました。
箕輪中吹奏楽部は、23日に3年生の最後の大会となるコンクールが控えています。
赤羽校長は「大変ありがたく思っています。生徒には心も音も磨いていってほしい。」と話していました。
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みのわ芸術文化協会 芸術・文化のつどい
箕輪町の芸術文化団体などが発表を行う「芸術・文化のつどい」が、松島コミュニティセンターで2日に開かれました。
この日は、町内で活動している9つの団体などが、舞踊や詩吟などを発表しました。
このうち、日舞 菊華の会では会員2人が踊りを披露しました。
ほかに、町民を中心に募集した短歌の入賞作品を、箕輪吟詠会の会員が詠みあげました。
この発表会は、町内で活動する芸術文化団体の交流の場として、みのわ芸術文化協会が開いていて、今回で11回目となりました。
協会では「季節ごとに展覧会や作品を紹介し、1年を通して様々な場所で発表をしていきたい」と話していました。
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南小図書委 読み聞かせ動画を制作
南箕輪村の南箕輪小学校の図書委員会は、全校児童に本に親しんでもらおうと、絵本の読み聞かせ動画を制作しています。
12日は図書委員会の幸田成禾委員長と書記の倉澤莉咲さん二人の朗読の収録が行われました。
図書委員会では、毎月23日のアウトメディアデーに合わせ、読み聞かせの動画を昼に放送しています。
アウトメディアデーとは、インターネットやテレビの時間を控え、読書の時間を増やす取り組みです。
昨年度までは、アウトメディアデーの告知のみ行っていましたが、今年度は多くの人に本に親しんでもらおうと読み聞かせの動画を作る事にしました。
5月から始まり今回が3本目です。
イソップ物語をシリーズで紹介していて、今月は「アリとハト」を収録しました。
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美篶地域探検クラブ 学校周辺の歴史学ぶ
伊那市の美篶小学校の美篶地域探検クラブのメンバーは、学校の敷地内に建っている石碑などの歴史について3日に学びました。
3日は、探検クラブの児童7人が学校にある石碑や石像を見て周りました。
説明をしたのは、美篶小学校資料館運営委員会副会長でクラブ講師の矢島信之さんです。
正門近くの二宮金次郎の像は、1939年に銅像として建てられましたが、戦時中金属不足のため供出され、その後石像になったということです。
児童達は、学校の敷地内など7か所を周りながら美篶小学校の歴史を学びました。
美篶地域探検クラブは今後、霞堤防の歴史などを学んでいくということです。
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上農 小学生と遊ぶ建築物を作る
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの3年生は小学生と一緒に遊ぶための木の建築物作りに取り組みます。
11日は里山コースの生徒16人が、何を作りたいか考えました。
公益社団法人長野県建築士会上伊那支部の辻井俊惠支部長を講師に招きました。
里山コースでは、昨年度から富県小学校の児童と交流をしています。
小学生と一緒に遊べるものを作るとともに、建築の仕事について知る機会にしようと、辻井さんを招いて制作をすることにしました。
11日は作りたいもののアイディアを出し、その寸法などを考えていました。
辻井さんは「寸法を決めるときは、人の大きさが基本になります。おもちゃなら手の大きさ、椅子ならば背の高さを基準に考えてみてください」とアドバイスしていました。
生徒からは、巨大な迷路を作りたい、丸太を切って椅子を作りたいなどのアイデアが出されました。
今後、建築士会の協力を得て上農高校に建築物を作り、11月頃に完成した作品を使って小学生と遊ぶということです。
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デジタルモールド×粉末冶金 取り組みを紹介
南箕輪村の南信工科短期大学校は、3Dプリンターと金属粉末を用いて金型をつくる「デジタルモールド粉末冶金」の技術を、地元企業と共同で研究・開発しています。
この取り組みが日本機械学会の昨年度の生産システム部門優秀講演論文表彰を受賞しました。
10日は、南信工科短大の中島一雄教授と、伊那市富県の製造・設計会社スワニーの橋爪良博社長、駒ヶ根市で金属粉末を使った製品の製造を行うナパックの鈴木隆社長が、「デジタルモールド粉末冶金」に関する取り組みの概要を説明しました。 -
東部中1年生が市民プールで水泳授業
伊那市の東部中学校はプールが老朽化で使用できないことから、学校近くの市民プールを借りて10日から水泳の授業を始めました。
生徒は市民プールまで10分ほどかけて歩いて移動しました。
授業は流れを止めた1周およそ125メートルの流水プールを使って行われました。
東部中の1年生は水泳が必修科目となっていて、10日は1年生2クラスと支援学級が授業を行いました。
1988年に完成した東部中のプールは老朽化で漏水し、直すことができないということです。
東部中1年生は全部で6クラスあり、各クラス4時間ずつ市民プールを借りて授業を行う計画です。 -
煎茶道方円流長野支部の茶会
新型コロナの影響で4年ぶりとなる煎茶道方円流長野支部の茶会が、9日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那文化会館の小ホールには、煎茶席と玉露席が設けられています。
煎茶席では、長野支部の伊那と飯田の会員80人ほどがお点前を披露しました。
煎茶は80度から85度に温度を下げて入れられます。
陶器の茶碗に金属の茶たくで茶が出されます。
陶器の模様や出される菓子も一緒に楽しむということです。
煎茶席は、松竹梅に菊と蘭の縁起の良い花を飾った5つの席が設けられました。
煎茶は、中国の文人たちがたしなみ、筆や硯などの道具を鑑賞しながら楽しんだということで、会場には、それらの文房具も並んでいます。
煎茶道方円流は、伊那市の唐沢 温園さんが京都で学び、伊那で初めて煎茶会を開いてから54年になります。
伊那市を拠点に県内全域に活動を広げ、各地で茶会を開いているということです。
会場では唐沢さんの妹で箏曲演奏家・伊那市芸術文化大使の川村 利美さんが箏の演奏を披露し、茶会に花を添えていました。
会場には、240人ほどが訪れました。
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小平奈緒さん 母校で講演
平昌オリンピックのスピードスケート金メダリストの小平奈緒さんが7日に母校の伊那西高校で講演しました。
講演会では伊那西高校時代の学校生活や思い出を振り返りながら「人とつながる」をテーマに話をしました。
小平さんは「誰かから受ける期待より、自分自身が自分に期待した方が、気持ちが楽になり結果として自信に繋がる。皆さんも自分自身に期待してこれからの学校生活を送ってください」と話していました。
この講演会は、伊那西高校が招いて開かれました。
小平さんが母校の伊那西高校に来るのは2018年以来5年振りです。
講演会には、伊那西高校の生徒や同窓会、PTAなどおよそ400人が参加しました。
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高遠高校文化祭 兜陵祭
伊那市高遠町の高遠高校の文化祭「兜陵祭」が6日から3日間の日程で行われています。
今年の兜陵祭のテーマは「飛翔~零からの成飛~」です。
今までにない一番楽しい文化祭にしたいという思いが込められています。
きょうは体育館で校内祭が行われ各クラスが、制作した動画の披露やダンスなどを発表しました。
校舎には、美術クラブなどの作品が並んでいます。
2年生は、探究の時間の授業で学んだ高遠町の歴史などを展示しています。
また、3年生による一般向けの屋台は4年振りだということです。
一般公開も4年ぶりですが、生徒による招待制となっています。
保護者・小中学生の入場は制限がありません。
高遠高校の兜陵祭の一般公開は8日の午前10時からとなっています。
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新宿の小学生が農家民泊で入村式
伊那市観光協会に登録する農家民泊家庭は伊那市の友好提携都市、東京都新宿区から修学旅行に訪れている小学生の受入れを行っています。
新型コロナの影響で民泊の受入れは4年ぶりとなります。
6日は伊那市の武道館で民泊の入村式が行われました。
新宿区の落合第三小学校6年生51人は2泊3日で伊那市を訪れていて、5日は国立信州高遠青少年自然の家に泊まりました。
6日はグループごとに分かれて民泊受入れ家庭に行き農業体験をして一泊します。
伊那市では新型コロナの影響で民泊の受入れは4年ぶりだということです。
今後は、新宿区の小学校4校の受入れを行う予定です。
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南箕輪小6年4組 大芝でコナラ掘り取り
南箕輪村の南箕輪小学校の6年4組の児童は、大芝高原で高さ10センチ程のコナラを5日掘り取りました。苗木に育て、10月の「上伊那郡市植樹祭」で大芝高原に植えるという事です。
南箕輪小の6年4組では総合学習で大芝高原について学習していて、今回は森の樹種の移り変わりや役割について学ぼうと作業を行いました。
大芝高原では、去年どんぐりが豊作だったという事で、高原内の「あかまつ小屋」近くには、樹齢1年未満、高さ10センチ程のコナラが生えています。
児童たちは、地域おこし協力隊員の杉本健輔さんらに教わりながら、根を傷めないよう気を付けて掘り出し、ポッドに移しかえていました。
5日は100個程ポッドを作りました。
一部は子ども達が学校に持ち帰り苗木に育て、10月の上伊那郡市植樹祭で大芝高原に植樹するという事です。
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長野県立歴史館夏季企画展「主張する古墳」
千曲市屋代の長野県立歴史館で、7月1日から8月20日までの日程で実に25年ぶりとなる古墳をテーマとした夏季企画展「主張する古墳-新たなシナノの古墳時代像-」が始まりました。
オープン前日の6月30日は、関係者を集めたオープニングセレモニーが催されました。
今回の展示は、畿内王権やヤマト王権と呼ばれる中央勢力が地方を支配していた時代、中央を介さずに直接大陸との親交を深めていたと思われる地域があったことを数々の展示品などから紐解いています。
善光寺平には、古墳時代前期の4世紀ころから森将軍塚古墳などの高い身分を表す前方後円墳が建てられてきましたが、5世紀頃になると、方墳と呼ばれる小規模なものがつくられるようになったといいます。
展示を企画した県立歴史館学芸員 石丸敦史(いしまるあつし)さんは、前方後円墳がつくられなくなったということは、勢力の衰えを指すのではないのではという部分に着目し、全国的に珍しい発見が近年あったと話しています。
長野県立歴史館、夏季企画展「主張する古墳」は8月20日までです。
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創造館特別展 伊那市内の出土品を展示
伊那市内の古墳からの出土品などを展示する夏季特別展「森に眠る古墳群~新たなイナの古墳時代像~」が創造館で開かれています。
会場には市内の古墳から発掘された出土品およそ80点や近年の調査活動についてまとめたパネルが展示されています。
市内にはおよそ80基の古墳があり、上伊那にある古墳の半分以上の数が伊那市にあるということです。
こちらは西町にある狐塚南古墳から出土した金メッキ製の馬飾り「杏葉」です。
青銅の本体に金メッキが塗られていて、現在も金が残っています。
今回の展示では、馬具が当時どのように馬に飾りつけられていたかが分かるように木曽馬の剥製に手づくりの馬具を飾り付けました。
飾り付けた馬に当時の王様が乗っていたと考えられるということです。
また、2019年と2022年に西春近南小学校遺跡で行われた発掘調査をまとめたパネルも展示されています。
市内ではこれまでに古墳時代の住居跡は点在する3軒分が見つかっていますが、今回の調査で新たに3軒まとまって発見されたということです。
夏季特別展「森に眠る古墳群~新たなイナの古墳時代像~」は9月4日まで、創造館1階特別展示室で開かれています。
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伊那市民俗資料館 布ぞうり教室
伊那市民俗資料館が主催する布ぞうり教室が、高遠町の旧馬島家住宅で2日に開かれました。
教室には市内を中心に15人が参加し、高遠町山室の北原房子さんから作り方を教わりました。
ぞうりづくり専用の器具を使い、布団などを裂いた古布と紐を編んで作りました。
北原さんは、「形をこまめに見ながら、きつく編んでいってください」とアドバイスしていました。
伊那市民俗資料館は、布ぞうりの技術を継承し、多くの人に作り方を覚えてもらおうと、およそ10年ぶりにこの教室を開きました。
布ぞうり教室は、来週も開かれるということです。
なお、定員に達したため、参加受け付けは終了しています。
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伊那北高校クロスペンアカデミー 熊谷さん講演
卒業生から話を聞き教養を高める伊那北高校の薫ヶ丘クロスペンアカデミーが24日に、伊那文化会館で開かれ、映像プロダクション会社の代表を務める熊谷友幸さんが養蚕をテーマに話をしました。
現在68歳の熊谷さんは、伊那北高校を卒業後、上京して映像制作の現場で働き、現在は映画監督・カメラマンとして活動しています。
また、一般社団法人高遠石工研究センターの事務局長を務めています。
講演会では、熊谷さんが制作した映画「シルク時空をこえて」を鑑賞しました。
この映画は、絹をテーマに養蚕業に携わる人などを取材したドキュメンタリー作品です。
国内の生産者の他に、出荷先の海外でも関係者に取材をしたということで、熊谷さんは「辺境の地から大都市まで、絹は多種多様な人々に希望を与え、世界の経済と文化をリードしてきた唯一無二の天然繊維です。伊那谷はその絹のふるさとです」と話していました。
講演を聞いたある生徒は、「絹を通じて世界が繋がっていることに驚いた。地元に誇りを持ちたい」と話していました。 -
箕輪東小でICT教育研究会
箕輪町の箕輪東小学校で、パソコンやタブレット端末を活用した授業の研究会が29日に開かれました。
この日は、町内の小中学校の教職員およそ20人が、3年生の社会科の授業を見学しました。
児童たちは、授業で散策した長岡区の畑や川の位置などを、パソコンの地図アプリを見ながら確認していました。
教職員らは、授業の様子をタブレットで撮影しながら見学しました。
箕輪町は、2014年からデジタル機器を活用したICT教育に取り組んでいて、小中学校の児童生徒に1人1台パソコンを整備するほか、各教室に電子黒板やスクリーンを設置し、授業を行っています。
この研究会は、12月に予定されている、町のICT教育DXセミナーの事前学習として開かれました。
研究会は、セミナーまでにあと2回予定されていて、デジタル機器の継続的な活用を進めていくということです。
町教育委員会では、「多くの事例を見学し、参考にすることで、さらに進んだICT教育ができる環境を整えていきたい」としています。
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箕輪南小5年生 昔の米作り学ぶ
昔の米作りについて学ぶ講座が28日に箕輪町の箕輪南小学校で開かれました。
箕輪南小学校では、毎年5年生が総合学習の時間で米を育てています。
講座では、箕輪町郷土博物館の柴秀毅副館長が昭和初期まで使われていた道具を紹介しました。
手押し稲刈り機は、カマと違いかがまずに稲を刈ることが出来る事から「体の負担を軽くすることができた」と説明していました。
また、「昔の米作りには木の新芽や花のレンゲ、石灰などを肥料にしていた」と話していました。
児童は5月に田植えを済ませていて、今後は稲の成長を定期的に観察し、記録していくということです。
柴さんは「米作りに使う道具は効率化・省力化してきています。
昔の人は大変だったということを思いながら米を育ててください」と話していました。
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令和11年度に市内小中学生が580人減少見込み
伊那市内の小中学校の児童と生徒の数が今年度は、合わせて5,136人なのに対し、令和11年度には4,557人と、およそ580人、率にして11.3パーセント減少することがわかりました。
これは、26日に市役所で開かれた、伊那市教育委員会の6月定例会で報告されました。
児童生徒数は、今年度5月の学校基本調査をもとにした数字です。
今年度の児童数は3,367人で令和11年度には2,851人となり15.3パーセントの減少を見込んでいます。
今年度の生徒数は1,769人で令和11年度には1,706人となり3.6パーセントの減少を見込んでいます。
児童数と生徒数の合計は5,136人から4,557人となり、全体で11.3パーセントの減少を見込んでいるということです。
また学級数も合計で265から、254に減少する見込みです。
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VC長野が村中部保育園で運動教室
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツの選手らが26日に地元南箕輪村の中部保育園で運動教室を開きました。
26日はVC長野の選手3人と健康管理を行っているトレーナー1人が保育園を訪れ、年長児と交流しました。
ウォーミングアップでは園児たちがアザラシやクマになってコースの障害物をよけながら進んでいきました。
ほかにチームに分かれて、コーンの上にボールを乗せて落とさないようにリレーしていくゲームを行いました。
風船を使ったバレーボールも楽しみ、園児たちは落とさないように協力して相手コートに返していました。
この運動教室は、村の地域おこし協力隊でもある吉野孝昭トレーナーと中野竜選手が中心となって村内の保育園を周り開いているものです。
26日はVC長野の選手とサポーターが無農薬で育てたにんじんを加工したジュースも贈られました。
ジュースは給食の時間に年少以上の園児で味わったということです。 -
東部中学校3年生 伊那まつりについて学ぶ
今年の伊那まつりで縁日を運営する伊那市の東部中学校3年2組の生徒は19日伊那まつりの歴史について学びました。
伊那市商工観光部の唐木玲さんが講師を務め、伊那まつりの歴史について話をしました。
唐木さんは、「伊那まつりは商売のための催しとして、1958年に「勘太郎まつり」として始まった。1973年に名称が伊那まつりに変わり、一般市民が主体的に参加して踊り楽しむものに変化した」と、当時の写真を使いながら説明していました。
3年2組の生徒は、総合的な学習の時間で伊那まつりをテーマに活動しています。
まつり当日に縁日を運営し、スーパーボールすくいやヨーヨー釣りのブースを出店します。
生徒らは今後チラシや看板づくりなどを行い準備を進めていくということです。
唐木さんは「自分たちがまつりを楽しみながら取り組むことが大切だ」と話していました。
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伊那西高校の「西高祭」始まる
伊那市の伊那西高校の文化祭「西高祭」の一般公開が24日から始まりました。
今年の西校祭のテーマはリメイク~新たな西瞬をつくりだそう~です。
今まで経験したことのない新しい挑戦を通して、全校生徒に新たな青春をつくり出してほしいという想いが込められています。
教室では各クラスやクラブ活動の展示が行われました。
このうち2年3組はお祭り気分を味わえる射的や輪投げなどのコーナーを作りました。
ほかに初の試みとなる14のクラスと14のクラブが作った灯篭の展示が行われました。
西高祭の一般公開はあすも行われます。
最終日の26日はスポーツフェスティバルと閉祭式が行われます。 -
上農の里山コース2年生 ホタルの繁殖に取り組む
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの2年生は、捕獲したホタルの繁殖に取り組んでいます。
こちらはゲンジボタルです。
20日の夜に箕輪町三日町の、かまくらざわ生きものの里でオス2匹、メス1匹を繁殖のために捕獲しました。
繁殖用に現在の3年生が作った採卵箱です。
繁殖は去年から取り組んでいますが、うまくいかなかったということです。
2年目の今年はホタルの生態や繁殖方法を学び、孵化を目指すということです。
上農高校では4年前から毎年、里山コースの2年生がホタルの再生プロジェクトに取り組んでいます。
22日はほかにホタルのエサとなるカワニナを養殖する水槽の水の入れ替えを行いました。
上農高校で卵から育てたカワニナは現在94匹まで増えたということです。
上農高校では生きものの里で多くのホタルが舞う姿が見られるように今後もホタルとカワニナの人工飼育に取り組むということです。 -
上伊那総合技術新校 3学科設置の原案示す
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が19日伊那市のいなっせで開かれ、設置学科を3つとすることなどを含む学校像のイメージの原案が示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
19日の懇話会では、学校像のイメージについて、前回の意見を反映した原案が示されました。
それによると、設置学科は農業を中心とした「地域デザイン科」、工業を中心とした「地域ものづくり科」、商業を中心とした「地域くらし科」の3学科としています。
目指す学校像は「専門性を磨くとともに、学科の枠を超えた農・工・商の連携により新たな価値観を創出し、地域・社会に貢献できる学校」としています。
出席者からは「農工商が連携したカリキュラムの実現は可能なのか」といった声や、「生徒が目標をもって学習に取り組めるような工夫が大切だ」などの意見が出されていました。
今回出された意見を踏まえた「学校像のイメージ」が次回の懇話会に示され、承認されれば、県教育委員会に提出されます。
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高遠3女のコラボ展Ⅱ 23日から
伊那市高遠町在住の女性3人による「高遠3女のコラボ展Ⅱ
」が23日から、信州高遠美術館で始まります。
展示するのは西澤由美子さん、小松由子さん、中島美恵子さんの3人です。
3人は高遠町在住で同じ介護施設グループで働いています。
会場にはそれぞれが製作した作品合わせておよそ30点が並んでいます。
3人は普段は個別で創作活動をしていて、合同での作品展は今回で2回目となります。
西澤さんの作品はアクリル絵の具を使い、カラフルに描かれています。
小松さんは着物を気軽に日常的に着てもらおうと、着物のリメイク作品を展示しています。
中島さんの作品は猫や犬など身近にいる動物と花をテーマに描いたものだということです。
高遠3女のコラボ展Ⅱは23日から7月23日まで信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般500円、高校生以下は無料です。