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伊那市のメガソーラー計画 譲歩案提出
伊那市の片桐建設が西春近細ケ谷で進めているメガソーラー計画で、片桐建設は、民家に近いA区画と呼んでいる場所でのパネル設置をとりやめる譲歩案を住民側に示しました。 区画約2,600平方メートルを取りやめることにより、発電量は3割減る見通しです。 25日夜に3回目の住民説明会が開かれましたが、景観や環境が変化するなどと反発している一部住民との距離は縮まらなかったということです。 片桐建設は、土地の購入や太陽光パネルの発注で、すでに4億円を投資しているということで、住民側との埋まらない溝は、年内の操業開始に黄色信号をともしています。 片桐正会長は、26日記者会見を開き、客観的なルール作りの必要性や第三者機関の調整の必要性を訴えました。 片桐建設は、25日の説明会で住民側から出された要望について、書面で小出3区の区長あてに回答することにしています。 次回の説明会の開催日程は今のところ決まっていません。
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業況判断指数悪化傾向
アルプス中央信用金庫がまとまとめた伊那谷経済動向によりますと今年4月から6月にかけての業況判断指数はマイナス35.2ポイントで前期より1.2ポイント悪化傾向が強まりました。 あるしんの取引先約200社を対象に行われている景気調査、伊那谷経済動向によりますと、今年4月から6月にかけての業況は良かったとする企業が10.9%、悪かったとする企業が46.1%、業況判断指数はマイナス35.2ポイントとなっていて前期より1.2ポイント悪化しました。 この結果についてあるしんでは金融政策の効果などを背景に次第に景気回復傾向へ向かうことが期待されているが、海外景気の下振れが国内の景気を下押しするリスクになっているとしています。 来期の見通しについては総合的には2.6ポイント改善すると予想していて、業種別では卸売業が11.1ポイント、不動産業が16.6ポイントと好調感が強まる予想となっています。
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みのわ祭り 28日本番前に準備
夏祭りのシーズンとなりました。 伊那ケーブルテレビエリア内では、トップを切ってみのわ祭りが、28日に行われます。 会場となる松島区の工業団地周辺では、関係者がイベントの準備に追われていました。 今回のみのわ祭りは、25回目の節目を迎えます。 祭りは午後1時にスタートし、踊りは午後3時45分から、打ち上げ花火・手筒花火は、午後8時~9時まで行われます。 伊那ケーブルテレビでは、祭りの模様を、踊りを中心に午後3時30分から1時間45分に渡って生中継します。
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南アルプス 携帯トイレ普及へ
伊那市は、山の環境負荷軽減を目的に、来年度から南アルプスの登山者に対し、北沢峠で携帯トイレを試験的に販売する計画です。
24日、市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が明らかにしたものです。
現在、南アルプスで伊那市が運営する山小屋、長衛荘や仙丈小屋には、合併浄化槽を備えたトイレが設置されています。
合併浄化槽は、携帯トイレに比べ、環境に対する負荷が大きく、設置する為の初期費用やランニングコストなど財政面への負担もかかります。
伊那市では、登山者が携帯トイレを持参し、各自持ち帰る事がよりベターな方策として、携帯トイレの普及を目指します。
来年度から南アルプスの登山者に対し、北沢峠で携帯トイレの販売と回収をする計画です。
市では来月3日と4日に南アルプスの北沢峠で、登山マナーの向上や自然保護を呼び掛けるイベントを開催する予定で、希望者には携帯トイレを無料配布する事にしています。 -
アルプス中央信用金庫箕輪支店 浴衣で対応
アルプス中央信用金庫箕輪支店では職員が24日浴衣で窓口対応をしました。
24日はアルプス中央信用金庫箕輪支店の職員8人が浴衣で窓口対応をしました。
箕輪支店での浴衣での対応は3年前からこの時期に行われています。
今年は、7月に伊那信用金庫と赤穂信用金庫が合併し、アルプス中央信用金庫となって10周年となることを記念するとともに、今週末行われるみのわ祭りを盛り上げようと24日行われました。
窓口では合併10周年の記念品も配布されました。
訪れた人は、「銀行は堅いイメージがあるが、華やかでいいと思う」と話していました。 -
展示スペースや観光案内の場に
伊那松島駅駅舎利活用検討委員会が22日箕輪町役場で開かれ、駅舎については町の観光案内や展示スペースとして活用していくとの方向性が確認されました。
22日は検討委員会のメンバー7人が伊那松島駅を視察し利活用について意見を交わしました。
4月からJR東海が駅員を置かなくなったことから現在は町が負担して臨時職員を置き、改札業務などにあたっています。
委員からは「駅舎が狭く多くの人が集まるスペースとして活用するのは厳しいのではないか」といった意見や「箕輪町の玄関口として町の情報が分かる場所にしてはどうか」などの声があがっていました。
委員会が町民から聞いた駅の利活用について、展示や販売、交流スペースとしての活用の他、飲食店の設置、イベント活動の拠点などの意見が寄せられました。
委員会ではすぐにできることとして展示スペースや町の観光案内の拠点とするとの方向性が確認されたほか駅舎隣の空き地の活用など長期的な検討もすることにしています。 -
資源を活かした地域づくり
伊那市高遠町と長谷地域で田舎暮らしを体験するエコツアーを毎年実施している東京のNPO法人環境文明21が11日、伊那市長谷総合支所で意見交換会を開きました。
意見交換会は人材や環境を活かして地域の活性化を図ろうと開かれたもので、地域住民を含む11人が集まりました。
意見交換では、高遠、長谷地区で観光や文化、スポーツなど様々な分野で活躍している人達に協力してもらってはどうかという提案や、
情報発信元として先月オープンした、ビジターセンターを活用して欲しいといった意見が出されました。
環境文明21では、長谷、高遠のファンを増やせるように、魅力あるエコツアーを計画する予定です。 -
祭ムード盛り上げ 大行燈設置
伊那まつりで使われる大行燈2基が、17日、市役所正面玄関前に設置されました。
大行燈は、まつりを盛り上げようと平成14年に製作されました。
高さ、およそ3メートル、重さは200キロの大行燈、市民踊りの際には、踊りエリアの南北の両端となる西町の春日公園下交差点とJR伊那北駅前交差点に設置されます。
本番となる来月3日までの間は、まつりムードを盛り上げようと市役所に設置されます。
この日は、市の職員らが、1時間ほどかけて組み上げ、2基の大行燈を完成させました。
伊那まつりの市民踊りは、8月3日土曜日に予定されています。 -
上伊那地域観光戦略会議
2017年までの長野県観光振興基本計画に基づく上伊那地域観光戦略会議が12日開かれ、今年度は、経営者協会上伊那支部との連携やおもてなしの向上に力を入れて取り組むことを確認しました。
戦略会議は、委員長に青木一男上伊那地方事務所長、観光関係団体の代表や大学、短大の有識者など14人で組織します。
上伊那は、観光客の数、観光消費額ともに、県内10広域の中で下位から3番目。
1日1人あたりの観光消費額、観光客の中の県外客の割合、宿泊客の割合は、最下位となっています。
そうした状況をふまえ今年度は、食と健康の産業観光プロジェクト分科会の活動として、経営者協会上伊那支部と連携し、より魅力的で付加価値の高いモデルコースの検討を進めます。
さらにおもてなし向上分科会を新たに設置して、広域ガイドの養成とネットワーク化で、満足度やリピーターを増やすためにホスピタリティーの向上につなげたい考えです。
委員からは、「人と人とのふれあいの中からリピーターは生まれる。風土や地域の歴史、伝統を掘り起こし誇りを持たないと、リピーターを増やしたり滞在型観光につなげることは難しい」といった意見がありました。 -
千葉県市川市の並木まき市議会議員がスワニー視察
完全地産商品「サクラコマ」の製造販売活動の視察のため、8日千葉県市川市の市議会議員が伊那市富県の有限会社スワニーを訪れました。
「サクラコマ」は、市内の企業や行政などが協同で開発した伊那市のご当地みやげ品です。
市川市議会の並木まき議員が、スワニーの社員と親しいことから訪れました。
町工場や行政が協力して商品を開発するものづくりへの姿勢を知り、市川市でも取り組みたいと考え、今回訪れたということです。
千葉県市川市のシンボルの花はバラで、サクラコマと同じようにバラでコマを作ることも視野に検討していくということです -
南ア林道バス営業所のおやきリニューアル
登山客などに親しまれてきた南アルプス林道バス営業所のおやきがヘルシーにリニューアルされました。
おやきは、長谷地域では、油で揚げるようにして焼くのが定番ですが、こちらは蒸してから焦げ目をつけます。
伊那市観光株式会社が経営する南ア林道バス営業所の中にある食堂では、仙流荘のスタッフ岩崎 厚子さんと、窪田 あき子さんがおやき作りをしています。
営業所では、20年ほど前からおやきを売り始めましたが、作り手がいなくなるなどして、途絶えたり再開したりを繰り返していました。
「この営業所の売りはおやきだから」という登山客の声を受けて、再びおやきを販売することになりました。
南アルプスに向かう登山客や降りてきた登山客から、小腹が空いたところにちょうどよいと好評だということです。
この日も、おやき目当ての客が訪れていました。
おやきは、全て100円であんこと野沢菜のほか、現在は期間限定のナスがあります。
その他、季節ごとにカボチャやきのこなども販売します。
このおやきは、林道バスが営業している11月上旬まで販売されています。 -
JA上伊那 伊那華の冷し中華発売
JA上伊那は上伊那産の小麦、ハナマンテンを使った冷やし中華を開発し販売を始めました。
30日は南箕輪村のファーマーズあじーなに試食コーナーが設けられました。
今回発売された伊那華の冷やし中華に使われている小麦、ハナマンテンは麺が伸びにくく、コシが強いのが特長です。
上伊那では平成19年から作付けが始まり昨年度の収穫量は1100トンでした。
伊那華の冷やし中華は食感や、コシの強さを楽しんでもらうため中太麺に仕上げています。
伊那華の冷やし中華は1パック3人分500円となっていてファーマーズあじーななどで販売されています。 -
路線価 18年連続下落
相続税などの算定基準となる、路線価が1日、国税庁から公表されました。
伊那税務署管内の最高路線価は伊那市のいなっせ付近で18年連続の下落となりました。
路線価は宅地に面している路線の1平方メートルあたりの標準額のことをいい相続税や贈与税の税額を算定する際の基準となります。
伊那税務署管内で最高路線価となるいなっせ付近は4万9千円で、率にして去年より3.9%下落しています。
箕輪町では国道153号八十二銀行箕輪支店付近が3万円で、3.2%の下落。
南箕輪村では伊那インターチェンジ付近が2万7千円で、
3.5%の下落となっています。
管内の最高路線価は18年連続で下落しているほか、県内10の税務署管内、全ての最高路線価が去年を下回っています。 -
広域観光推進を箕輪で研修
上伊那8市町村でつくる、上伊那観光連盟は広域観光の推進や受け入れ態勢のレベルアップを図ろうと、26日箕輪町内で研修会を開きました。
この日は、上伊那8市町村の担当者や観光関係者など、約20人が参加し箕輪町内の寺や箕輪ダムなどを視察しました。
このうち、南小河内の日輪寺では、地元のボランティアガイドが、無人となったこの寺を地域で守り、新たな名所にしよと取り組んでいる事や、県内では珍しい、3本の葉が出る松の木について説明しました。
県のまとめによりますと、昨年度、上伊那を訪れた観光客の数は、446万人で下伊那、木曽に続き県内10圏域で下から3番目に少ない数でした。
宿泊客はそのうち72万人で、これは、木曽につづき、下から2番目に少ない数となっています。 -
伊那市内一部店舗でレジ袋無料配布中止
長野県などは、環境にやさしいライフスタイルへの転換をめざしレジ袋を減らす取り組みを進めています。
伊那市内の一部のスーパーでもレジ袋の無料配布が24日から中止となりました。
狐島のAコープ伊那中央店では今日からレジ袋の無料配布が中止となりました。
買い物客の多くはマイバッグを持参していました。
無料配布中止にあたり、レジ袋を希望する人は1枚2円で購入することになります。
この取り組みは環境にやさしいライフスタイルへの転換をめざして長野県、事業者、消費者団体の3者で進めているものです。
市内ではAコープやアピタ伊那店がこの取り組みに登録し、今日から無料配布を中止としています。
県では、今後登録事業者を増やし、取り組みを拡大していきたい考えです。
尚、長野県世論調査協会が先月15日から今月5日まで行った県民の意識調査によりますと、マイバッグを買い物に「いつも持っていく」と答えたのは56%で、南信は60%でした。
レジ袋の有料化に「賛成」と答えたのは68%となっています。
県のレジ袋削減の取り組みについては、「知っている」と答えたのは48%で半数には達していません。 -
上伊那県税100億円超 4年ぶり
平成24年度の上伊那地方事務所管内の県税収入額は23年度に比べ9億2千万円・10パーセント増の101億1500万円となり、4年ぶりに100億円を超えました。
上伊那地方事務所が発表した、平成24年度の県税決算見込額によりますと、上伊那の県税収入額は23年度にくらべ、9億2092万円・10%増の101億1529万円となりました。
県税収入額が前年度を上回るのは5年ぶり、100億円を超えるのは4年ぶりです。
これは、法人県民税と法人事業税、個人県民税などが増収となったためです。
リーマンショックの影響で、平成21年度に県税収入が大きく落ち込み、以降減収が続いていましたが、今回増収に転じました。
増収となった理由について上伊那地方事務所では、法人ニ税は回復の兆しのある企業が増加したため、個人県民税は、年少扶養控除廃止による税金課税が増加したことによるものとみています。
なお未収金は滞納処分などにより、平成23年度にくらべ3,423万円減少の、3億6,337万円となっています。 -
井月さんまつりロゴマーク決定
9月に伊那市の中心市街地で開催されるイベント「千両千両 井月さんまつり」のロゴマークが今日決まりました。
ロゴマークは協賛店に貼り出したり、のぼり旗を商店街に飾ります。
ポスター300部、チラシ25,000部、のぼり旗は50本作られます。
このイベントは、井上井月顕彰会や商工団体が井月を知ってもらい、中心市街地の活性化につなげようと行うものです。
9月21日にいなっせで俳句大会や講演会が開かれる他、一週間前から井月に関わる展示なども行われます。 -
長衛荘が南ア発信 PV制作
伊那市観光(株)が運営する南アルプス北沢峠の山小屋・長衛荘は、南アの魅力をPRするプロモーションビデオを制作しました。
制作したのは、安曇野市で山岳の映像を中心に手がけるビデオプロダクションです。
長衛荘管理人の竹元 直亮さんが、インターネットを見てその映像にほれ込み、3年前にプロモーションビデオの制作を依頼。
1年間かけて製作し、このほど、20分間の映像が完成しました。
20分間の映像は、春夏秋冬の季節ごとに構成されていて、洗練された作りとなっています。
長衛荘では、このプロモーションビデオの上映会を15日に、長衛荘で予定しています。
宿泊客は同時に開かれるビュッフェスタイルのパーティにも無料で参加できます。
【問い合わせ】長衛荘 電話090-3023-9030 -
JR東海 リニア駅位置・ルート9月公表
JR東海は、12日、飯田市内でリニア計画の説明会を開き9月を目途に正確なルートや駅の位置を公表する事などを説明しました。
飯田市の飯田文化会館で開かれた説明会には、地元、下伊那の住民を中心に、県内外からおよそ870人が出席しました。
JR東海は、去年4月、環境影響評価の調査に本格的に着手しました。
今年の夏、全ての調査を終え、9月頃に調査結果をまとめた準備書を公表する計画です。
この準備書には、正確なリニアのルートと駅の場所が示されます。
地元が懸念を示した水源域、「猿庫(さるくら)の泉」について、JR東海は、「浅い地層の地下水を起源としているため、深い地層を掘削するリニア工事での影響は少ない」と説明しました。
一部報道では、リニアの駅は、上郷(かみさと)から座光寺と言われています。
JR東海は、今年の9月ころに「準備書」を公表。
この段階で、ルートと駅の位置が判明します。
そして、2014年中に、国の認可を受け、工事に着工する予定です -
長野ケンウッド都内に移転へ
カーナビゲーションやオーディオ機器などの生産や開発をしている伊那市西箕輪の長野ケンウッドは、年内に生産開発などを東京都八王子市にあるグループの事業所に移転させることが解りました。
10日、東京都で開かれたJVCケンウッドの合同労使協議会で八王子にあるグループの事業所に移転する事が決まりました。
伊那市西箕輪にある長野ケンウッドは神奈川県横浜市にあるJVCケンウッドの子会社として1990年6月に設立されました。
長野ケンウッドには従業員およそ120人がいてカーナビやオーディオなどの生産や開発を行っています。
従業員の9割が上伊那在住で占めていて、早期退職の募集は行わず、引き続き移転先の八王子で雇用することにしています。
13日から従業員と個人面談を行い年内には移転したいとしています。
長野ケンウッドの社屋については、このまま残し商品の倉庫に使用したりカーナビ関係の品質チェックなどに活用していくということです。 -
チョコッとりんごクッキー リニューアル
辰野高校の生徒のアイディアを盛り込み去年発売されたチョコッとリンゴクッキーがリニューアルされ、7月の文化祭でお披露目されることになりました。
パッケージは、赤を基調に新しく生まれ変わりました。
辰野町の米玉堂食品が高校生と検討を重ね、伊那市の三洋グラビアが形にしました。
シンボルのキャラクターは、より原画に近づけ、文字も商品にあった字体に変更。
原料が全面に出ていたものからクッキーを主体にしました。
中身は、3個増やして12個入りに。価格は据え置きの210円です。
米玉堂 建石直美さんは「目をひくものにリニューアルしたくて高校生に声をかけた。」
リニューアルに携わったのは、辰野高校商業科3年の20人で、6日は、代表3人が三洋グラビアを訪れました。
色の最終チェックを行い、刷り上りを待ちます。
三洋グラビアの縄さんが出来たてのホヤホヤを持ち込みました。
納得の仕上がりです。
縄祐司さんは「一発OKでほっとしている。売れるパッケージに仕上がった。」
中身についても若干の変更を加えました。
4月には、米玉堂食品で味見もしています。
リンゴとシナモンが強すぎるとの反省からよりソフトな味を求めました。
辰野高校の磯谷幸子教諭は、「一度出来上がった商品を再度検証しなおし更に良いものにするという貴重な学習ができた」と話しています。
チョコッとりんごクッキーは、発売から2年目の夏を迎えました。
7月20日の文化祭で発売される予定です。 -
平成25年度エコアクション21セミナー
事業者が環境経営に取り組み、認証登録する制度「エコアクション21」のセミナーが5日、箕輪町役場でありました。
5日は、箕輪町内の企業や経済団体など、20事業所ほどが参加し、審査人の阿部仁さんから説明を受けました。
エコアクション21は、事業者の地球環境への取り組みを推進して、より良い経済社会を実現しようというもので、環境省が2004年から認証登録しているものです。
ゴミ排出量やエネルギー使用量などの削減に取り組んだレポートを提出し、審査を通ればエコアクション21へ登録となります。
ISO14001などと比べて、必要期間や維持コストが抑えられるのが特徴で、中小事業者も取得しやすくなっています。
箕輪町はエコアクション21の認証事業者数が14事業で県内6位です。
認証事業者数は全国的に毎年伸びていますが、箕輪町では昨年度認証された事業者はなく、町では積極的に取り組んでもらいたいとしています。 -
バラまちフェスタ開幕
伊那市の中心商店街でバラまちフェスタが1日から始まりました。
伊那市の中心商店街では200種類1000鉢のバラが満開となっています。
バラまちフェスタは西町・荒井・坂下・山寺の住民や商店主らでつくる伊那まちバラ咲く街角連絡協議会がバラを通して活性化につなげようと行っているもので、今年で3回目です。
商店街では訪れた人が写真を撮るなどしていました。
初日の1日はバラづくり教室なども開かれました。
バラまちフェスタは30日日曜日までです。
期間中はコンサートなど各種イベントが計画されています。 -
高遠さくら祭り反省会
今年の高遠城址公園のさくら祭りを総括する反省会が31日伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。
反省会には、祭りに関係した各機関や団体の代表など40人が出席しました。
最盛期となった4月13日土曜日と14日日曜日の交通渋滞について意見や解消策の提案が相次ぎました。
13日は、大型バスや普通乗用車など1935台、14日は、1907台が市営駐車場を利用しました。
出席者からは、「駐車場があいているにも関わらず連携がとれなかった」「白山トンネルが渋滞し危険だった」「今年は使用しなかった三峰川の山田河原駐車場は必要」などの意見がありました。
これに対し伊那市の原武志商工観光部長は、「駐車場のどこに空きがあり、渋滞状況はどうなっているかを一元管理する必要がある」として、センター方式の導入も視野に入れ検討する考えを示しました。
このほか、「桜の色が悪く花が少なかった」「将来に向けた桜の保護育成が必要」などとする意見も多くありました。
これに対し市側は、「出来ることはすべて施し、来年の花見シーズンに備えたい」と答えていました。
今シーズン、高遠さくらまつり期間中の有料入園者数は、去年を4万8000人上回る22万3,233人で、累計800万人も達成しています。 -
4月の月間有効求人倍率0.64倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は0.64倍で3月の0.71倍を0.07ポイント下回りました。
ハローワーク伊那が発表した4月の月間有効求人倍率は、3月から0.07ポイント低下して0.64倍でした。
新規求人数は、1,022人で3月を9.3%下回りました。
新規求職者数は、1,188人で3月を21.5%上回っています。
産業別の新規求人数は、建設業で前の年の同じ月を66.2%上回る123人でしたが、上伊那の主力製造業は前の年の同じ月を10.9%下回る122人でした。
ハローワーク伊那によりますと、雇用情勢は3月と同じで「依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられる」としています。 -
買い物弱者対策で移動販売を支援
箕輪町は、買い物弱者を支援するため生鮮食品などの移動販売を行う事業者を募集しています。
30日は、町役場で、事業者を対象にした説明会が開かれ、移動販売業に興味を持つ3事業者が参加しました。
箕輪町では、スーパーの撤退や、小売店の廃業などにより、交通手段を持たない高齢者の買い物が不便な地区が生じています。
その対策として、移動販売を行う事業者の経費を補助し、買い物弱者対策につなげよういうものです。
箕輪町は、山間地が少なく、5キロ四方に居住区がほぼ収まるという地理的な条件もあり、移動販売がもっとも相応しい弱者対策だとして今回の事業者募集となりました。
対象となるのは、町内に本店を持つ法人、または町内に住所のある個人事業主です。
町内15区のうち10以上の行政区で週1回以上、肉・魚・野菜の生鮮食品のほか、日用品の販売を定期的に実施することなどが条件です。
移動販売車の購入など対象となる2分の1の経費を町が補助します。
箕輪町では、7月1日まで、事業所の申請を受付けています。 -
伊那経営フォーラム 6月15日開催
地域の未来を創るリーダーシップについて学ぶ「第9回伊那経営フォーラム」が、来月15日に、伊那文化会館で開かれます。
29日夜は伊那商工会館で、フォーラム実行委員会による記者会見が開かれました。
伊那青年会議所が2005年から始めた伊那経営フォーラムは、今年で9回目を迎えます。
8年の間に、認知度が高まったとして、更なる発展性を考えようと、今回から、青年会議所以外の伊那地域の経済団体なども加わる実行委員会を立ち上げ、フォーラムを開く事にしました。
今年は、伊那食品工業(株)の塚越寛会長や、元世界銀行副総裁の西水美恵子さんの講演などが予定されています。
第9回伊那経営フォーラムは、来月15日、午前11時から、伊那文化会館で開かれます。 -
福祉施設へ出張販売
伊那市の中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」は29日、買い物支援サービスの一環として、伊那市の養護老人ホームみすず寮で移動販売を行いました。
みすず寮の一室では、食料品や衣類などが並べられ、準備が進められていました。
廊下では、施設の利用者が、店が開くのを待っています。
午前10時。会場となった部屋には、利用者が続々と訪れ、商品を手に取り品定めをしたり、店主らと会話を楽しんでいました。
みすず寮では、毎月3回ほど、お菓子や漬物の販売は行われていますが、衣類や日用品等多種多様な商品が並ぶのは、初めての事だという事です。
伊那まちの再生やるじゃん会では、買い物弱者問題解決に向け、商店街として対応していこうと、旧伊那市の街部で移動販売を行ってきました。
今回は、老人ホームの利用者の人達に、自宅と同じように、気軽に買い物気分を楽しんでもらおうと、施設に提案し実現しました。
会では、今後、移動販売の対象地域を広げると共に、多くの福祉施設でも活動を展開していきたいとしています。 -
箕輪町の商店が消防団を応援
箕輪町内の商店など35店舗は消防団員に対し割引などのサービスを行う「箕輪町消防団応援キャンペーン」を6月1日から開始します。
27日は協力店となっていることを示す「消防団員サポート店」のステッカーが配られ、店では早速貼り出していました。
これは、入団者の確保が難しくなる中、箕輪町商工会が消防団の活性化につなげようと会員の店や事業所に呼びかけ、企画したものです。
キャンペーンは、箕輪町消防団の団員が協力店で団員証を提示すると、対象商品やサービスが5%割引で受けられるというもので、割引分は店が負担します。
協力店は町内の商店や飲食店など35店舗で、キャンペーンの期間は6月1日から来年3月までです。
27日は箕輪消防署で箕輪町商工会の黒田重行会長が小松孝寿団長に協力店の一覧を手渡しました。
箕輪町商工会では、これからも協力店舗を募集し、増やしていきたいとしています。 -
台湾と長谷の中学生 交流
海外からの誘客を進めようと積極的に修学旅行生の受け入れを進める伊那市。
23日は、台湾から初の旅行生が伊那市の長谷中学校を訪れ、生徒たちと交流しました。
台湾から訪れたのは台南市の崇明国民中学の3年生13人と1年生が1人です。
成績の良い生徒の選抜隊だということです。
生徒達は、早速、授業の様子を見学しました。
1年生は理科、2年生は英語、3年生は技術の授業です。
台湾の生徒達は、興味のあるクラスを選んで一緒に授業を受けました。
そのうち2年生のクラスでは、英語で自己紹介をしたり、質問しあったりして交流していました。
伊那市は、去年から、長野県と連携して、海外からの教育旅行の誘致に取り組んでいて、これまでに、中国と韓国から中学生が訪れています。
今回は、台湾からの受け入れ第一号となりました。
授業のあとは、体育館で交流しました。
台湾の生徒達は、長谷中の生徒達の拍手に迎えられて入場。
一緒にダンスを踊るなどして交流しました。
伊那市では、市内に21ある小中学校にそれぞれ年に1度くらいの頻度で、海外からの修学旅行生を受け入れていきたい考えです。