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高原の活性化にと、商工会青年部がリンゴオーナー家族対象にキャンプ
宮田村商工会青年部は30日、「リンゴオーナー制度」の契約会で来村した県外家族を対象に1泊2日のキャンプを宮田高原で開いた。多彩ななイベントを用意。都会の子どもたちは目を輝かせて、自然体験を満喫した。
高原の活性化を図ろうと、青年部のふるさと創造委員会が中心になって実施。2年目の今回はアスレチック遊具を整備するなど、全て手作りで7家族45人を迎えた。
火おこしや薪割(まきわり)、くんせいづくりなど、日常の生活では体験できない企画を用意。木こり体験は人気を集め、高原に生い茂ったカラマツの間伐に挑戦した。
のこぎりを使って枝打ちしたり、高さ五メートルほどの木を伐採。「メキメキバキン」と倒れる木に歓声も。親子が作業に汗を流し、貴重な思い出をつくった。
愛知県春日井市の酒匂憲さん家族は8人で参加。「いつもリンゴオーナーで宮田には来ていたが、高原があることは初めて知った。別天地ですね」と楽しんでいた。
創造委員会の春日真一委員長は「このような機会に自然に親しみ、心豊かになってもらえれば」と話した。 -
ゴトー電機が伊那公園の遊具修理
伊那市上ノ原のゴトー電機(後藤博明社長)はこのほど、自社製品の回転式塗膜等剥離機ロータリーブラスターのプロモーションビデオ作成をかねて、伊那公園のさび付いていたブランコの修理をボランティアで行った。
25日からさびや古い塗装をはがす「ケレン」作業。雨の日を避けてさび止めを塗り、仕上げ塗装をした。
同社のロータリーブラスターは高性能のブラシを縦方向に回転させ、各種シーリングや古い塗装をかきとる機械。自動車整備工場など多く使用されている。
グラインダーと違い、「ケレン」する面が平面でなく球面や凹凸面であっても使い勝手が良いことから、同社ではこの機械の用途を建設産業などにも広げようとしている。
そのためのプロモーションビデオ作成を考えていたところ、小学校や公園にある遊具が素材として最適であることに気付き、市の商工観光課や建設課を通じて、伊那公園のブランコを修理することになった。
後藤社長は「丸パイプ状のもののケレンが容易にできることを示す実例が映像で欲しかった。プロモーションビデオ作りが、市民や子供のためになるならば一石二鳥。でも、実際に自分たちでやってみて、ケレン作業をする人の大変さが良くわかった」と話した。 -
箕輪と飯田、無線LANでつながった
県経営者協会上伊那支部や伊那商工会議所など地元経済4団体が共催するブロードバンド活用研究会(無線編)の第2回が29日、箕輪町のKOAハローウイングであり、箕輪町の同所から中川村の陣馬形山頂上の中継所を介して、KOA飯田工場までの合計52キロを無線LANでつなぎ、高速大容量の情報通信を行う実証実験に成功した。
実験は11Mbps規模(bpsはデータ転送の速度を示す。11Mbpsは毎秒1100万ビットを通信できる)で行われ、飯田市のパラボラアンテナから発信された電波を陣馬形山頂上で受信、さらにそこから箕輪町まで送信した。飯田市で実況撮影されている映像データを送受信したが、画像は鮮明で、KOAが専用回線を通じてつないでいる社内LANよりも優れていた。
この実験は、ブロードバンド環境が整備されていない地点で高速大容量の情報通信が可能になる方法を探ったもので、県工業技術総合センターが協力。専用回線を使うと11Mbpsを確保するためには最低でも月額80万円ほどかかるところが、実験した方法だとパラボラアンテナと無線機のセットで費用は35万円程度で済むことから、今後の利用に期待が広がった。
実証実験後の質疑応答でも、風・雨・霧など天候の影響や、パラボラアンテナの常設の方法など、突っ込んだ質問が出され、IT時代にふさわしい情報通信システムの確立を目指す地元企業の関心の高さがうかがわれた。
同研究会の次回の実験は9月2日、飯田市の多摩川精機で、10キロ程度の距離で行われる。 -
上伊那企業、経営者50歳台以上が85・7%
アルプス中央信用金庫調べ上伊那の企業では60歳台の経営者が最も多く36・9%を占め、50歳台以上では85・7%に及ぶことがアルプス中央信用金庫のアンケート調査で分かった。後継者に関しては、「決まっている」「候補者がいる」と答えたのが合わせて64・8%。「見当たらない」と答えたのは7・7%だった。
アルプス中央信用金庫が4半期に1回、取引業者を対象にして行っているアンケート調査。7月20日付発表の調査では、「後継者問題」を特別に盛り込んだ。経営者の年齢構成では総合では50歳台以上が85・7%だったが、特に製造業では90・0%、建設業が88・2%、不動産業では60歳代以上で100%を占めるなど、経営者の高齢化の傾向が目立った。
社長の代では2代目が49・4%、次いで創業者が31・3%、3代目が13・9%だった。
後継者については、総合で、「既に決まっている」が44・0%、「候補者はいるが決まってはいない」が20・8%で、約6割5分がメドをつけているが、サービス業や不動産業で「候補者が見当たらない」としたのはそれぞれ18・2%と20・0%で、後継者不足の傾向を示した。この2業種は、廃業予定や事業譲渡希望などで「後継者は必要ない」としたところも、それぞれ9・1%、20・0%と高い数値を示した。 -
第2回 輝く!経営者賞 受賞者決まる
受賞者 歓びの声(下)上伊那の元気な企業の秘密を探ることを目的に03年4月から2年間にわたって進められた「上伊那 輝く!経営者キャンペーン」。その第2回目の表彰式が26日、伊那毎日新聞創刊50周年記念祝賀会の第1部として開催され、伊那市の唐木屋石材工芸、駒ヶ根市の上伊那貨物自動車、伊那市の菓匠しみず、伊那市の南信美装伊那窶狽フ4社の経営者が「輝く!経営者」賞を受賞した。
表彰にあたっての同キャンペーン推進委員長の三井貞明さん(元養命酒工場長)のあいさつと、受賞後、推進委員の一人であるニュースキャスターの武田徹さんのインタビュアーを受けて、受賞者が語った歓びの声を紹介する(要旨)。その2回目。 -
ローメンのうしお 50年目に「ちょっと挑戦」
伊那市通り町のローメン店「うしお」が、新しい味を売り出す。従来の「うしお流ローメン」にカレー粉をトッピングするものと、からしマヨネーズを添えるものの2種類。
カレー味は、今までのローメンとはかなり印象が変り、一口目のインパクトが強い。夏場に向く感じ。からしマヨネーズ味は、ウスターソースと混ざり合って渾然一体とした深みのある味だ。
どちらもバイトの学生などとともに「まかない食」として楽しんできた味だという。トッピングだけなので、声をかければ無料でサービスしてくれる。
うしおは1956年6月1日、現在の地で開店。以来、ウスターソースベースの味を守り続けてきた。焼きそば風の作り方は「うしお流」と呼ばれ、地域の人々に愛され続けてきた。
同店3代目の潮田秋博さん(33)は「うしおの味は当然守り続けますが、少し目先の変った新しい味を提供してローメン愛好家の層を広げられればと思います。50年目のちょっとした挑戦ですかね」と語る。創業者で現役の哲人さんに水を向けると「俺は、そんなものは知らん」と一言。
「新しい味で面白い」という声もあれば、「それをローメンと呼ぶのか」という昔ながらのファンもいる。 -
第2回輝く!経営者賞受賞者決まる
三井委員長あいさつ 受賞者の歓びの声(1)上伊那の元気な企業の秘密を探ることを目的に03年4月から2年間にわたって進められた「上伊那 輝く!経営者キャンペーン」。その第2回目の表彰式が26日、伊那毎日新聞創刊50周年記念祝賀会の第1部として開催され、伊那市の唐木屋石材工芸、駒ヶ根市の上伊那貨物自動車、伊那市の菓匠しみず、伊那市の南信美装伊那窶狽フ4社の経営者が「輝く!経営者」賞を受賞した。
表彰にあたっての同キャンペーン推進委員長の三井貞明さん(元養命酒工場長)のあいさつと、受賞後、推進委員の一人であるニュースキャスターの武田徹さんのインタビュアーを受けて、受賞が語った歓びの声を紹介する(要旨)。 -
特別展「カイコの生物学・ミクロへの招待」
駒ケ根市東伊那のシルクミュージアムは28日から第9回特別展「カイコの生物学・ミクロへの招待」を開いている。9月19日まで。
カイコの生態や体の秘密などを撮影した顕微鏡・電子顕微鏡のパネル写真約140点を展示し、カイコの謎を分かりやすく、詳しく解き明かしている。
訪れた小中学生らは「カイコの体ってこんな構造なんだ」などと感心しながら食い入るようにパネル写真を見つめていた。
午前9時窶伯゚後4時30分。入館料は一般(高校生以上)300円、小中学生100円(20人以上の団体=一般200円、小中学生50円)。水曜休館。問い合わせはシルクミュージアム(TEL82・8381)へ。 -
経営講座
駒ケ根市、駒ケ根商工会議所、テクノネット駒ケ根は28日、05年度第1回の経営講座を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。会員ら約40人が参加し、信州大工学部の遠藤守信教授による「ナノテクによる新産業戦略窶萩蘒P根への提言」と題した講演を聞いた。
遠藤教授は「駒ケ根は首都圏から少し遠いが、研究者には豊かな自然環境の中で腰を落ち着けて仕事をしたいという人も意外に多いので、電子、バイオ、医療などの研究所をつくる余地は十分にある」と話し、今後発展が期待される新分野として健康づくりのための食品やナノテクを応用したサプリメントなどを挙げ「駒ケ根には澄んだ水と空気がある。この恵まれた地域環境を生かし、3兆数千億円ともいわれる巨大市場に挑戦してみてはどうか」と駒ケ根独自の新産業への進出を提言した。 -
第2回、輝く!経営者大賞
唐木屋石材工芸、上伊那貨物、菓匠しみず、南信美装伊那の4社に上伊那 輝く!経営者キャンペーンの04年度(04年4月縲・5年3月)「輝く!経営者賞」の表彰式が26日、伊那市美篶の信州INAセミナーハウスで行われ、厳正な審査の結果、唐木屋石材工芸(伊那市)の唐木一平さん、上伊那貨物自動車(駒ヶ根市)の小池長さん、菓匠しみず(伊那市)の清水紀光さん、南信美装伊那(伊那市)の吉澤文男さん窶狽フ4人の経営者が受賞した。受賞者には記念の盾などが贈られた。
同キャンペーン推進委員長の三井貞明さん(元養命酒工場長)から名前を発表された受賞者は、推進委員の一人でもあるフリーパーソナリティの武田徹さんのインタビューに答えて、「とても光栄です。今後の経営の活力にしたい」(唐木一平社長)などと口々に話した(受賞者の声は明日付で掲載します)。
選考には、推進委員などがあたり、収益性・技術力(研究・開発力)・製品力=商品力・マーケッティング力・流通システム・地域特性などを基準にした。
同キャンペーンは、上伊那の元気な企業の秘密を探ろうと、03年4月に三井貞明さんを委員長に、産学官でつくる推進委員会が進めてきたもので、本紙でも毎週水曜日に特集記事を掲載、土曜・日曜には武田徹キャスターがインタビューする番組「いなまいニューススタジオ」をケーブルテレビで放映してきた。
三井委員長は2年間にわたるキャンペーンを「上伊那にこんな素晴らしい企業があったのかと、地元の経営者や市民の関心を引いた。私自身も驚かされることが多く、上伊那経済の活性化に少なからず影響を与えたと思う」と振り返った。 -
伊那毎創刊50周年記念祝賀会
多士済々180人集い、盛大に伊那毎日新聞社は、創刊50周年を記念する祝賀会を26日、伊那市のINAセミナーハウスで開催した。第1部は「輝く!経営者キャンペーン」(同推進委員会が主催)の「輝く!経営者」賞表彰式。第2部は祝賀会で、各界各層から総勢180人が集い、地域紙・伊那毎の50年を語り合った。
伊那毎日新聞社の向山孝一社長は、「50年前の創刊の時から上伊那の新しい地域のあり方を探る事をめざしてきた。特にこの3窶・年は、公共事業のあり方や人間や自然のあり方をめぐって議論のテーブルを提供してきた。今日あるのは、各界諸氏や読者・市民のおかげ」とあいさつした。
小坂樫男伊那市長の代理として乾杯の発声をした白鳥孝収入役は「文字の力で地域の発展に大きな影響を与えている。時に体制批判の色が出たり、情に流されたりする時があっても、根本において地域を応援する姿勢が大切。地域を代表する新聞として頑張ってほしい」と述べた。
長野市から駆けつけた田中康夫知事は「地域紙は大手と違って人の話の起承転結をきちんと書いてくれる。地域における議論はそうでなければいけない。上伊那を代表する新聞として歩んできた50年の歴史を大切にして、さらに飛躍してほしい」と述べた。
伊那毎日新聞は、新規経済特集を軸とする紙面の質的向上、親しみやすい紙面を目指す日曜版4頁増頁、、輝く経営者シリーズの単行本化など出版事業、いなまいニューススタジオの内容的発展、伊那毎の作る地域ポータルサイトinamai.comの閲覧開始窶狽ネどの50周年事業を発表した。
祝賀会には上伊那の各市町村の理事者、ほか山際一雄商工部長や牛越徹上伊那地方事務所長ら県の役職者、県会議員、市町村議員、警察・消防関係、商工会議所役員や企業経営者、信州大学教授をはじめ教育関係者福祉・ボランティア関係者、新聞販売店店主、広告スポンサー窶狽ネどが集まり、掲示された折々の新聞等を見ながら、それぞれ伊那毎の50年について語り合った。 -
上伊那労福協まつり
上伊那地区労働者福祉協議会などが主催する、上伊那労福協まつりが17日、南箕輪村の大芝高原多目的広場であった。フリーマーケットやマレットゴルフや、わたあめの無料サービスなどの出店が立ち並び、多くの人でにぎわった。<br> 地域で働く会員の福祉向上を目的に、さまざまなイベントを展開。同会場では今年、7回目の実施となった。<br> 「子供コーナー」と題したイベントでは、ゴムプールに魚を放した「マス・ウナギつかみ大会」に子供たちが殺到。始まる前から、プールの中に手を入れて魚を触ったりと、プールで泳ぐ魚を関心深げに見入っていた。<br> 例年好評のフリーマーケットには県内外から公募した約70団体が参加。衣服を中心に、おもちゃや、生活食器などの贈答品が多く並び、各ブースで値引き交渉をする声が飛び交った。
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キタノヤ 夏の体力まつりのご案内
松下電工の乗馬型フィットネス機器「ジョーバ」が、糖尿病傾向の方に効果があると注目されている。「お客さんに乗ってもらうだけじゃダメだ!」と、キタノヤ電器の北原國人社長もこの春から毎日ジョーバ。すると、わずか4ヵ月で血糖値が40も減り、体重も5キロ以上減った。あらためてジョーバの効き目に驚いている。
社長が毎日乗り始めたのは、今年2月の終わりから。ジョーバは発売と同時に購入。血糖値が高く、医者から食事療法と運動を進められていたが、忙しさにかまけて、あまり乗らないままだった。
「まったく面目ない。どうもズクがなくて毎日はできなかったんだ」と反省の弁。
ところが、ジョーバに乗ったお客さんの体験談がゾクゾクと集まり、それを読んでいるうちに「こりゃあ、自分で試して見なくちゃいかん」と決心。血糖値が148を示し、食事療法の限界を感じたこともあった。
以来毎晩15分から30分、テレビを見ながらジョーバに乗り続けた。目に見えて違うのは、夜、グッスリ眠られること。以前は1縲・回トイレに起きていたのが、それもなくなった。
4月、掛かりつけの医師の検査では血糖値135、ヘモグロビンAIC6・7%。それが、6月にはさらに改善し、同じく106と6・0%になった。
「個人差があるから全員に効くかどうかは分からない。でも、自分の体験から、お客さんにも自身を持って勧められます」と述べている。 -
信毎上伊那販売店会のマレットゴルフ大会
信濃毎日新聞の上伊那の販売店でつくる「信毎上伊那販売店会」(堀川博行会長)は17日、伊那市西箕輪羽広のマレットパークはびろでマレットゴルフ大会を開き、加盟店間の交流を深めた。<br> 1992年から続く恒例行事。従業員の福利厚生と親ぼくなどを目的とする大会に、12店から約130人が集まり、マレットゴルフを楽しんだ。<br> 参加者は、「あー、おしい」「ナイスタッチ」などと声を掛け合いながら会話を楽しみ、18ホール、パー72のコースでプレーした。<br> 賞品獲得者は次の皆さん。(かっこ内は販売店名。丸数字は順位)<br> (1)唐沢良二(伊那北部 中川)51(2)酒井平八(伊那 販社)61(3)伊藤喜与春(駒ヶ根 販社)63(5)飯田和直(伊那 販社)66(7)唐沢美枝子(伊那北部 中川)67(10)西澤茂成(竜東 山田)71(20)蟹澤正治(手良 萬屋)77▽30位 向山甲平(松島 井桁屋)83▽40位 中村ふき子(竜東 山田)86▽50位 小林昭夫(宮田 中谷)92▽60位 伊藤優(辰野 共和堂)94▽70位 寺沢強二(駒ヶ根 販社)99▽80位 谷沢勲(高遠 堀川)111▽ブービー賞=黒岩敏明(辰野 共和堂)117
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第3回明治の華-赤絵九谷展
駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店は26日まで「第3回明治の華-赤絵九谷展」を2階ニシザワギャラリーで開いている=写真。赤を基調にした繊細で緻密な文様が息づく瓶、皿、香炉、水さし、カップなど約35点を展示即売中。価格は7万-252万円。
赤絵九谷は古久谷の伝統の技法を受け継いで江戸時代末期から明治にかけて作られ、欧米諸国にさかんに輸出された。
問い合わせは同店(TEL82・2111)へ。 -
長野県工務店協会上伊那支部北部総会
長野県工務店協会(ゆうゆうCLUB21)上伊那支部北部(松沢一弘部長)は19日、04年度総会を開いた。昨今、悪質な業者によるリフォームなどが問題になっていることから、施主が安心して依頼できる、顔の見える地元工務店をアピールしていくことを確認した。
同協会員は366社。上伊那郡は38社、北部は箕輪町内の9社で組織する。
04年度事業経過と会計報告、05年度の講習会や学習会など事業計画と予算案を承認した。本年度は、地球温暖化対策として電気やガスのニーズなどを学ぶ勉強会も開く予定。
6月23日にあった県総会の報告では、消防法改正による火災報知器の設置義務について早期に情報収集し会員に情報提供していくこと、産業廃棄物を運搬する車両へ運搬していることを示すステッカーを張り、その内容を記した書面の備え付けが義務付けられること-などを説明した。 -
50周年
きもの いぐち
代表取締役 井口公雄
私共の店を取り上げて頂き感謝しております。他店にはないオリジナル作品や企画織や染の伊那谷物語他文化催事を行い高遠にきものいぐちが頑張っているという事が認識され売上に通じているものと喜んでおります。
##(了)
伊那ケーブルテレビジョン株式会社
代表取締役 向山公人
当社の起業経過や目的への理解を深めることができ、今後への施設活用や提案への反響があった。各企業に対しても表面的な認識しかなかった各社理解度が深まると同時に経営参考の情報提供にもなり充実した企画であった。
##(了)
有限会社 共進住建
代表 松澤一弘
創刊50周年おめでとうございます。私は武田徹さんやとてもすばらしい経営者の皆様とこの企画に御一緒できたことを心より感謝しています。今後も坑酸化工法「いきいき健康回復住宅」で、家族の健康と地球環境浄化をめざします。
##(了)
株式会社 信州ウェイスト
代表取締役 小林孝行
産業廃棄物処理業として開業してから十六年余の時を経て廃棄物に対する皆様の考え方の変化に隔世を感じます。大量生産・消費から出る廃棄物の山を見直しリサイクルへと進み循環型社会構築へと大きく進んでいます。
##(了)
鍋焼城
店主 北原一正
このキャンペーンは 日本のノーベル思想に起因するものでせうか このものを立ち上げたKOAさんに敬服します。不況と言われる今日KOAさんの向上意欲勢力の中に従業員にもこの意識が存在しているものとつい推測。
##(了)
風船遊劇団ゴンベエワールド
代表 矢野正貴
風船遊劇団ゴンベエワールドが創るバルーンアートの世界が、NHK総合テレビ全国放送(2005年6月30日放送)で紹介されました。わずかずつですが、活動の輪が確実に広がってます。ありがとうございます。
##(了)
株式会社 宮澤印刷
代表取締役 宮澤宏彰
輝く経営者の記事にしてもらってありがとうございました。友人、知人から、いろいろのメッセージをもらい力強い活力になっています。よりがんばり努力したいと思います。会社あっての自分です。生かされております。
##(了)
株式会社 若丸
代表取締役 下平洋一
素晴らしい経営者のご見識を伺うことが楽しみでした。まだまだ密かに輝く方々も大勢いることでしょう。是非スポットを当てて頂きたく存じます。その度に伊那谷の活力が増すように思います。
##(了) -
洗浄技術セミナー
箕輪町商工会はこのほど、製造業における洗浄技術の現状や課題などを学ぶ洗浄技術セミナーを町文化センターで開いた=写真。町商工会工業部会員をはじめ上伊那の25企業から42人が参加した。<br> 講師はセイコーエプソン地球環境推進部の伊藤周二さん。洗浄技術は今後、塩素系有機溶剤は使用量が減少し、水系中性洗浄剤、炭化水素系溶剤が増える-と話した。<br> 金属小物部品の洗浄技術としてセイコーエプソンが導入している炭化水素系溶剤の洗浄方法を紹介。部品の残留油分が少なく品質的に優れたシステムであること、ランニングコストが従来のトリクロロエタン洗浄装置の溶剤コストを下回ること-などを説明した。<br> 今後の企業対応については、▽選択肢がいくつかある洗浄方法の選定は品質・環境・コスト・配達で考える▽各種法律内容、動向、取引先の要求内容と自社の実態を性格に把握する-などとアドバイスした。<br>
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上伊那建設労働組合西箕輪分会青年部がボランティア活動
上伊那建設労働組合西箕輪分会の青年部(15人、小林正樹部長)は10日、ボランティア活動で伊那市の大萱保育所にウッドデッキを製作した。<br> 県の建労連住宅デーに合わせ組合の活動を知ってもらおうと、毎年技術を生かしたボランティア活動を実施。これまで包丁研ぎをしてきたが、地元の保育園の要望にこたえて活動し3年目。西箕輪南部、北部に続き今回、大萱保育所に作業を申し入れ、保育所がウッドデッキを要望した。<br> 年少園児の2教室の前はこれまで犬走りに板を置いていたが、隙間があって物が落ちる、つまずきやすいなど不便さがあった。<br> 青年部の10人は前日から準備して作業。園児が歩きやすいように隙間無くきれいなデッキを仕上げた。<br> 小林部長は、「地元にも職人がいることをPRして、どこのお父さんが作ったというような話題になり、親子で日曜大工をしたり、近所の職人に仕事を依頼したりと広がっていったらうれしい」と話した。<br> 伊藤正子所長は、「いいものを作っていただいてうれしい。園児がデッキに座ってくつがはけるようになり、本当にありがたい」と感謝した。<br>
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電気工事協力会上伊那地区会が昇柱訓練
長野県電気工事協力会飯田支部上伊那地区会(代田祐一地区長)は13、14日、安全でより良い電柱工事の施工ができるように大芝高原内の電柱で昇柱訓練実施講習をした。<br> 施工のため受講が義務付られている年1回の講習。協力会の全37社の199人が参加した。<br> 中部電力の協力、指導を受け、昇柱訓練のほか安全ビデオを見たり、机上危険予知訓練もした。<br> 昇柱訓練は、1人が2回電柱に昇る。服装、胴綱、電柱のろう電などを点検して、今回は15メートル近くある電柱の約半分の高さ7メートルまで昇り、中部電力の職員や安全協力会安全委員が安全チェック表の項目に沿って作業をチェックした。参加者は、高所で安全に作業ができるよう熱心に訓練していた。<br>
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上伊那電気主任技術者協会通常総会
上伊那電気主任技術者協会(会員61人)の通常総会が12日、伊那市美篶の信州伊那セミナーハウスであった。会長に壬生電気管理事務所(宮田村)の壬生善夫さんを選任したほか、04年度事業報告、05年度事業計画などの4議案を承認した。<br> 壬生会長は席上で、同会が20年余にわたり活動してきた「エネルギー利用技術研究会」の特集が、今年、全国誌「省エネルギー」の6月号に掲載されたことにふれ、「たいへんありがたい光栄な場面を得られたと感じる。この記事は活動の集大成的な一面をもっていて、会員にとってもよい記念誌になった」と喜んだ。<br> 席上では、04年度の協会設立25周年の記念功労者4人を表彰した。<br>
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経営者協会上伊那支部 伊那商工会議所など
ブロードバンド活用研究会を開催情報化時代に相応しく地元企業がITを積極的に活用するための研修会が15日、伊那商工会議所であった。自社のネット販売の実情を詳しく紹介した仙醸の丸山慎一企画主任、IT化の基礎知識を分かりやすく話したコンピューターシステム会社キャリコの小林正信社長の講演に30人の参加者はメモを取るなどして熱心に聞き入っていた。=写真<br> 県経営者協会上伊那支部、伊那商工会議所など4者の共催。伊那市も後援した。
丸山氏は「父の日」の贈答需要で2200万円を売上げた仙醸のネット通販の実例を紹介し、「ブランド力の弱い会社は贈答用にポイントを絞るなどの販売戦略が必要。他社の商品とセットにするなど商品の差異化を図ることがネット販売でも重要」などと話した。
小林氏は「ITとは端的に言えばパソコンとインターネットと携帯電話のことで、これを使えば大型コンピューター以上の性能を引き出せる時代が来ている」とした上で、「消費者サイドだけでなく企業・商店側もインターネットを活用すれば、思っている以上の経営革新を、手軽に・安く進めることができる」と話した。
ブロードバンド活用研究会は、高速大容量の情報通信網整備促進を目的に経営者協会上伊那支部の研究会として始まったが、地域のネット利用の幅を広げることが通信網整備にとっても得策として、05年度から新規にネット展開を考える企業・商店などを対象にした「活用研修会」を開催することにした。
ほかに、無線LANシステムによる高速大容量通信の実験やウィンドウズとはまったく異なる発想で安価で使いやすいと評判のOS、リナックスの講習会なども予定している。 -
第2回
押し寄せるIT化の波
-ネット利用で地方の経営はどう変わる?【下】伊那毎日新聞創刊50周年記念企画の1つ、上伊那「経済時事対談」。第2回のテーマは、インターネット時代に地方企業はどう対応していくべきか。大手企業の情報システム担当者・コンピューターシステム業者・積極的にネット利用を進める地元企業担当者の3人に語り合っていただいた。その連載第2回目
【出席者】
●遠藤和夫さん(55)KOA株式会社経営管理イニシアティブ情報システムセンターゼネラルマネージャー/長野県経営者協会上伊那支部情報委員会
●丸山慎一さん(38)株式会社仙醸企画主任
●小林正信さん(43)有限会社キャリコ社長 -
宮田村 企業人権教育で研修会
宮田村内の29事業所で構成する「宮田村企業人権教育推進協議会」は12日、通常総会を村民会館で開いた。諏訪市の人権擁護委員松下芳敍さんを招いて研修会も開き、人間の多面性を考えながら、社会の一員としての自分自身を見つめ直した。<br> 各事業所の経営者や担当者が出席。研修はワークショップ形式で、ゲームなど楽しみながら自分の心を素直にさらけだした。<br> 4人1組でグループになり、協力してパズルを解いたり、問題を討議したり。人それぞれ違った意見やモノの見方があることを再認識し、自分の人権感覚を見直していた。<br> 山田稔会長は「自分が気付かないうちに、人を傷つけてしまっていることなど改めて考えさせられた」と話した。<br> 同協議会は各事業所内の研修や啓発も推進し、企業人権の徹底を図る。<br>
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05年度技術者セミナー
技術向上や安全対策を学び、今年度の取り組みで生かしてもらおう窶狽ニ13日、伊那建設事務所などが主催する05年度技術者セミナーが伊那文化会館で開かれた。上伊那の土木部関係技術者や市町村職員など、約300人が集まり、安全対策や粗雑工事への対応などの講習を受けた。
今年は、先ごろ性質の有害性が問題となり、今月1日に厚生労働省が「石綿障害予防規則」を制定したアスベストの講習もあった。70年代縲・0年代に輸入・多用されたアスベストは今後、老朽化に伴う解体作業時に注意して取り扱う必要がある。そこでこの日は、解体作業の手順や管理体制などを確認。
また、7、8月は熱中症による死亡災害が増加することなどから、事業者や労働者が予防の基礎的知識を持ち、対策を講じる必要があるという話もあった。 -
技能士会全体会・講演会
駒ケ根市の製造現場で活躍する技能士のグループ化を図ることにより個々のレベルアップと企業の技術力強化を目指して99年に設立された技能士会は14日、全体会と講演会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約40人が出席し、技能検定受験準備講座の開催などの事業計画について説明を受けたほか、セイコーエプソンのコスト革新センター部長・ものづくり塾部長の中村好宏さんによる「見えざる資産の継承と蓄積」と題した講演を聞いた。<br> 中村さんは「50歳代の熟練技能者が今の若い人にものづくりを教える時、30年前に自分が教わった方法でやっても伝わらない」と時代に合った教え方を勧めた。「その際、技やノウハウだけでなく創造・挑戦といった見えざる資産=『ものづくりのこころ』も教えていかないと、世界に通用するものづくりは育っていかない」などと技術継承の重要性について訴えた。
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箕輪町共通商品券「プレミアム商品券」8月7日発売
箕輪町商工会商業部会は8月7日、10%お得な町共通商品券「プレミアム商品券」を発売する。商品券の取扱い事業者募集の第1次締切は15日まで。<br> 中心市街地活性化に取り組む「箕輪町TMO構想」に基づき昨年に続いて実施。町内の登録店で商品券で買物をしてもらうことで、個人消費の喚起と現金の町外流出を防ぎ、地域商業の活性化を図る。<br> 商品券は千円券11枚1セット(1万1千円分)を1万円で販売。1人10セットまで購入できる。販売総額は2千セット、2200万円分。<br> 発売は午前9時から町商工会館前。商品200個限定で空くじなしのスピードクジを実施する。商品券1-4セット購入者クジ1回、5-9セット購入者クジ2回、10セット購入者クジ3回。<br> 登録店に掲示するポスター2種類も完成。商品券の購入を呼び掛けると同時に、会員事業所に取扱い事業者登録を呼び掛けている。第1次締切7月15日まで。第2次締切7月20日。<br><br>
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予告・KOMA夏! 第3話
駒ケ根市の夏を彩るKOMA夏! 第3話「En★joy★N!(エンジョイン」は23日、中心商店街を舞台に開幕する。一般参加17団体・総勢約650人によるダンスパレードや、早太郎伝説から生まれた「スピード太郎」と敵役「ヒッヒー」のほかローカルヒーロー・カッセイカマンが出演するショーなどが多彩に催される。<br> 主な日程は次の通り。<br> ▽午後2時=すずらん通り交通規制開始、「ヒッヒーの館」開館▽3時=物販・食販出店・パフォーマンス披露(すずらん通り)▽4時=国道交通規制開始、ローカルヒーローショー(広小路・仲町交差点特設ステージ)▽4時30分=ダンスパレード参加チーム受け付け▽5時5分=自由曲によるダンス披露(国道・広小路)▽5時55分=開会セレモニー▽6時=ダンスパレードスタート▽8時15分=パレード終了▽8時30分=フィナーレ(ダンスタイム・表彰式)▽9時商連ちゃん宝くじ抽選会▽10時=交通規制解除<br>
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第2回
押し寄せるIT化の波
-ネット利用で地方の経営はどう変わる?【上】伊那毎日新聞創刊50周年記念企画の1つ、上伊那「経済時事対談」。第2回のテーマは、インターネット時代に地方企業はどう対応していくべきか。大手企業の情報システム担当者・コンピューターシステム業者・積極的にネット利用を進める地元企業担当者の3人に語り合っていただいた。
【出席者】
●遠藤和夫さん(55)KOA株式会社経営管理イニシアティブ情報システムセンターゼネラルマネージャー/長野県経営者協会上伊那支部情報委員会
●丸山慎一さん(38)株式会社仙醸企画主任
●小林正信さん(43)
有限会社キャリコ社長 -
ポカミス防止セミナー
上伊那産業振興会が主催する製造業の品質管理に関わる講習会=「ポカミス防止と見える化セミナー」の第1回が12日、伊那市西箕輪の伊那技術形成センターであった。当初20人の定員だったが、60人もの応募が殺到し、開催数を2回にして開かれた。
「顧客クレーム0」が多くの製造業企業の目標になっているが、現実的には、どんなレベルの作業員が生産ラインに入っても100%良品が造り続けられる工程を、管理監督者や技術スタッフが用意することが問われている。
セミナーでは中部産業連盟主席コンサルタントの中山賢一さんが、ポカミスを交通違反になぞらえつつ、最大の要因は「目学」(=自分だけの浅い知識と経験による勝手な判断)とずるさだと指摘。ポカミス防止のためには(1)作業条件の明確な提示(2)手順・方法をマニュアル化することによる作業の標準化(3)適度の緊張感を持続させるための管理監督窶狽ハじて、作業工程全体を基準化することが重要などと話した。
管理監督の徹底のために作業の進展状況を一目瞭然で掌握できる工程全体の「見える化」が必要だ窶狽ニも。
単純作業による大量生産の工程でも、製造機械組立などの「一個造り」の工程でも、ポカミスを防止することは現在、重要な課題となっている。特に、組立などの作業工程においては、ポカミス防止のために作業員の熟練工化に力点を置く主張と、作業監督者による作業工程のマニュアル化と管理徹底に力点を置く主張とがあり(中山氏は後者の立場)、その方法が模索中でもある。こうした中、伊那谷の企業でもポカミス防止には強い関心が寄せられており、参加者はメモなどとりながら熱心に講演に聞き入っていた。<br>