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LPガス使い炊き出し訓練
伊那市の前原区は、災害時応援協定に基づいたLPガスによる炊き出し訓練を19日行いました。
前原区内にあるコインランドリーで使用しているLPガスを災害時に炊き出し用として使う訓練です。
コインランドリーを営業している株式会社川岸商会と前原区、伊那市は、昨年度災害時応援協定を締結しました。
この日の炊き出し訓練は、その協定に基づくもので、緊急用のLPガスの栓を開いて、トン汁や炊き出し用の米を煮ました。
訓練には、区民30人ほどが参加し、炊き出しの様子を見守っていました。
箕輪町でもコインランドリーを営業している川岸商会は、町とも応援協定を締結しています。
担当者によりますと、1日3回炊き出しを行なっても、1箇所で1か月以上持ちこたえることが出来るということです。
炊き上がった米は、おにぎりにして、とん汁と一緒に味わいました。
参加者たちは、「以外と美味しい」「炊き出し用の米は、常備したい」などと話しながら、おにぎりをほうばっていました。 -
伊那市認知症地域支援マップ完成
伊那市は、認知症高齢者とその家族の支援に活用してもらおうと認知症地域支援マップを作成しました。
認知症マップは、平成22年度、県の認知症地域支援体制構築等推進事業の一環として作成されました。
認知症高齢者とその家族が、住みなれた地域で安心して暮らせるように、情報を収集・公表し、在宅生活の支援や認知症予防、治療に活用してもらおうと作られました。
マップには、市内で支援事業所となっている医療機関や薬局などの連絡先が記載されているほか、それが地図でも分かるようになっています。
伊那市では、区長や民生委員、医療機関などに配布する予定で、市民には、7月に全戸を対象に回覧するということです。 -
上伊那手話サークルの新人研修会
上伊那手話サークルの新人研修会が12日、南箕輪村村公民館で開かれました。
新人研修会は、聴覚障害者の生の声を聞き、これからの活動に生かしていこうと開かれているものです。
12日は、伊那から駒ヶ根までの5つサークルから、およそ40人が集まりました。
参加者は、手話サークルの活動内容についてや、ろうあ運動についての話を聞きました。
このうち、ろうあ運動の話では、上伊那聴覚障害者協会の会員4人が、仕事場で感じたことなどを話しました。
ある会員は「仕事場で、コミュニケーションがとれないことが1番苦労した。時間を知らせるチャイムの音も聞こえず、他の人の動きを見て判断していた」と話しました。
他にも「同じ仕事場に、手話を知っている人が入り、通訳してくれるようになってとても助かった」などと話しました。
上伊那手話サークルの北原久栄会長は「手話技術だけでなく、耳の不自由な人の生活の苦労を知り、それを社会に広める努力をしていく必要がある」と話していました。 -
夢ぽっけ歌謡教室の東日本大震災被災地支援歌謡コンサート
伊那市のいなっせで開かれた夢ぽっけ歌謡教室の東日本大震災被災地支援歌謡コンサートでは、義援金15万円を全日本腎臓透析センターに送りました。
全日本腎臓透析センターへの寄付は、教室で指導している久保田陽子さんが、被災地の透析患者が、透析を満足に受けられていないことを知り、会員や来場者に呼びかけたものです。
久保田さんは、自身も腎不全を患い、7年前から透析をしています。
久保田さんは「被災地の人が安心して治療を受けられるよう、役に立てればうれしい」と話していました。
コンサートでは、会員86人が懐メロから最新曲まで、思い思いの歌を熱唱しました。 -
高遠高校生徒会が義援金届ける
高遠高校の生徒会が6日、東日本大震災と長野県北部地震の義援金を伊那市に届けました。
高遠高校の生徒会役員が高遠町総合支所を訪れ、伊藤俊規総合支所長に義援金を手渡しました。
義援金は10万8349円です。
4月と5月に計5回、生徒会役員が生徒や教職員に募金を呼び掛け、3万7794円が集まりました。
また4月17日、高遠城址公園の観桜期の駐車場として開放した高校のグラウンドで募金活動をし、観光客から7万555円が集まりました。
このほか、外国人観光客から外国通貨も寄せられたということです。
伊藤総合支所長は「皆さんの想いが被災者の勇気につながると思う」と話していました。
高遠高校生徒会では、今後も募金活動を続けていくということです。 -
復興支援リストバンド販売へ
伊那商工会議所青年部は、東日本大震災や、長野県北部地震の復興支援としてリストバンドを作成、販売し、その売上を寄付する活動を始めます。
7日に伊那商工会館で記者会見が開かれ、復興支援リストバンドの販売など今年度の活動計画が報告されました。
リストバンドには支援の輪を広げたいとの思いがこめられていて、青年部主催のイベントなどで販売し収益の全てを震災による被災地へ寄付する計画です。
リストバンドは1本500円を予定していて、今月24日に伊那商工会館で開かれる防災講演会の会場で販売を開始する計画です。
青年部では他に、8月の伊那まつりに合わせて、東北の、ご当地グルメの販売や、募金活動なども行う計画で、被災地の復興支援事業を展開していきたいとしています。 -
「緑を守るのに役立ててください」
南箕輪村の英語塾「放課後英語」で学ぶ子どもたちが3日村役場を訪れ、みんなで集めた募金を寄付しました。
代表して小学6年生の吉田みさきさんが、「緑を守るために使ってください」と、唐木一直村長に、1万8,500円を手渡しました。
放課後英語は、紙コップを使わないマイカップ募金を日頃から行なっていて、村への寄付は、今年で3年目です。
エコにも関心を持って学んでいて、今日は、唐木村長にクイズも出題していました。
24時間営業のコンビニエンスストアは、一般家庭の何軒分の電気を使うか、オゾン層は、地上何メートルのところにあるかなどと問題を出していました。
唐木村長は、子どもたちのクイズに頭を悩ませながら答えていました。
寄附金を受け取り村長は、「これからは、自然エネルギーをどう使うかがポイント。皆さんもエコについて、さらに学んで欲しい」と話していました。 -
4,000人が天竜川でごみ拾い
上伊那の天竜川河川敷で一斉にゴミ拾いをする天竜川水系環境ピクニックが22日行なわれました。
財団法人長野県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターが毎年開いていて、今年で18年目になります。
106の企業や団体から4,000人が参加して、辰野町から下伊那郡の天龍村までを6つの地区に分けて河川敷のごみを拾いました。
このうち伊那地区は、17社から1,100人が参加して、天竜川や三峰川のごみを拾いました。
この日集められたごみは、空き缶が2,023個、空きびんが507個、不燃ごみは、444袋可燃ごみは、130袋にのほりました。
伊那テクノバレー地域センターは、「天竜川の現状を認識し、更なるモラルの向上や循環型社会の実現を目指したい」としています。 -
禁煙友愛会が南箕輪村に車椅子を寄贈
日本禁煙友愛会伊那支部は12日、車椅子1台を南箕輪村に寄贈しました。
この日は、伊那支部の清水勇支部長など5人が村役場を訪れ、唐木一直村長に目録を手渡しました。
禁煙友愛会伊那支部では毎年車椅子を寄贈していて、今年で5年目になります。
車椅子は、会員およそ2千800人の会費の一部で購入しました。
清水支部長は「車椅子を活用していただき、村の福祉が少しでも充実すればうれしい」と話していました。
唐木村長は「毎年のご好意を大変ありがたく感じている。大切に使わせていただきたい」と話していました。
南箕輪村では、車椅子を村内の施設で活用していくことにしています。 -
小松養蜂園が震災被災地に蜜蜂の巣箱寄贈
伊那市御園の小松養蜂園は、東日本大震災の被災地に300箱の蜜蜂の巣箱を寄贈しました。
小松養蜂園は、伊那市社会福祉協議会の障害者社会就労センターゆめわーくに蜜蜂の巣箱を組み立てる仕事を発注しています。
12日は、そのゆめわーくで作られた300箱の巣箱を福島、岩手、宮城の養蜂協会に贈りました。
輸送を請け負うのは、東海西濃運輸株式会社で、趣旨に賛同し、格安で引き受けたということです。
出発に先立ち、ゆめわーくの利用者が被災地に向けた応援メッセージをドライバーに手渡しました。
小松養蜂園の小松実治社長(81)は、東日本大震災と36災害がだぶったといいます。
36災害の際に小松さんの飼育している蜜蜂の巣箱が大水で流され、大きな被害をうけました。
小松さんは、「被災地では、ハウスごと流されたと聞いている。イチゴ栽培農家も多く、少しでも力になれたら」と話しています。
12日発送された巣箱は、福島、岩手、宮城の養蜂協会に100箱ずつ贈られることになっています。 -
震災被災地ボランティア活動報告会
東日本大震災の被災地で、ボランティア活動をした2人が10日、箕輪町文化センターで報告会を開きました。
報告会は、箕輪町でそば屋を経営する小田切和雄さんが、知人の建石さんと中村さんから、被災地での活動を聞き、多くの人にその体験を知ってもらおうと、開きました。 -
箕輪町消防団春季訓練
箕輪町消防団の春季訓練が1日町民体育館であり、きびきびとした掛け声が響きました。
箕輪町消防団では、春と秋に全ての団が参加しての合同訓練を実施しています。
1日は、町内6つの分団から188人の団員が参加して、規律訓練を行いました。
訓練を行いました。
春季訓練は、新入団員が加入して、体制が新たになるこの時期に行なわれています。
今年は、46人が入団し、全体では、450人となりました。
1日は、初の女性団員として入団した中村美緒さんの姿もありました。
中村さんは、福与・三日町の第5分団に所属しています。
慣れないながらも掛け声にあわせて体を動かしていました。
町消防団の小松孝寿団長は、「東日本大震災を踏まえ、自らの命をまず守り、指揮・命令系統に的確迅速に対応してもらいたい」と話し、有事の際の団員の力に期待を寄せていました。 -
東春近小学校のPTA義援金届ける
伊那市の東春近小学校のPTAは、東日本大震災と長野県北部地震の義援金を4月27日、久保村清一教育長に届けました。
この日は、東春近小学校のPTAの永嶺洋治会長ら3人が、久保村教育長に義援金7万2,146円を届ました。
東春近小学校PTAは4月15日に開かれた定期総会で約200人の保護者や教職員に呼びかけました。
東春近小学校では2年前まで4年生の担任をしていた教諭が栄村に転勤になり今回の地震で被災した事という事で、力になりたとの声が多くあったという事です。
伊那市教育委員会によりますと、4月7日までに伊那市内の16校で170万円の義援金が集まったということです。 -
伊那北ソフトボールリーグが義援金集める
伊那市の早起きソフト、伊那北ソフトボールリーグの開幕式に合わせて、リーグの選手が東日本大震災の義援金を集めました。
24日、伊那北小学校グラウンドで行われた開幕式では、集まった選手が、黙とうを捧げました。
また選手が持ち寄った義援金を集めていました。
伊那北ソフトボールリーグは1987年昭和62年に、伊那ナイターソフトボールリーグから独立し発足したもので今年で25年目を迎えます。
現在は、福島、上牧、野底、若宮などの地域住民らでつくる5チームおよそ100人がプレーしています。
リーグでは今年発足25年の節目を迎えることから、地元に貢献できる事業を計画していましたが、東日本大震災を受け義援金を集めることにしました。
リーグ関係者は、「自粛ばかりではなく、今シーズンも元気にプレーしていきたい。義援金は被災地支援に役立ててもらいたい。」と話していました。 -
伊那桜愛護会が義援金届ける
伊那市中央の住民有志でつくる伊那公園桜愛護会は26日、東日本大震災の義援金を伊那市に届けました。
この日は、伊那公園桜愛護会の伊藤一男会長らが義援金25万5千円を届けました。
愛護会では、伊那公園でのさくらまつりを例年並に行う予定でしたが震災があったためライトアップを中止するなど縮小して実施しました。
その中の、広告費やオリジナル弁当の売り上げの一部の他、募金活動を行い義援金にあてました
伊藤一男会長は「少しでも苦しんでいる人たちの力になれればうれしい」と話していました。 -
宮城県塩釜市浦戸の漁業を応援
伊那市美篶の男性が東日本大震災により、打撃をうけた宮城県塩釜市浦戸の漁業関係者を支援しよと、「うらと海の子再生プロジェクト」を支援する会を立ち上げました。
支援する会を立ち上げたのは伊那市美篶在住の若林徹男さんです。
若林さんは、テレビのニュースで宮城県塩釜市浦戸の漁業関係者が、漁業再開に向け「うらと海の子再生プロジェクト」を実施していることを知り、協力したいと考えました。
このプロジェクトは、「うらと海の子一口オーナー制度」と呼ばれ震災で漁業資材や設備を失った人が多いなか、漁業再開に向け行われているものです。
仕組みは一口1万円で支援金を募り集まった資金は漁業資材の購入などにあてます。
漁業が再開でき魚などが獲れるようになったとき、支援金の一部を還元という形でオーナーに海産物が送られてきます。
若林さんは、「被災地の復興を見守りながら、支援の輪を広げていきたい。」と話していました。 -
グレイスフル箕輪 5月1日から利用開始
箕輪町上古田の特別養護老人ホーム「グレイスフル箕輪」が5月1日から利用開始となります。
26日は、現地で竣工式が行われ、関係者などおよそ40人が出席しました。
施設は、愛知県の社会福祉法人サン・ビジョンが運営するもので、これまであったデイサービスセンターと生活支援センターの隣りに建てられました。
建物は、鉄筋コンクリート構造の3階建てで部屋数は30床。
その他に短期入所のショートステイが10床あります。
全部屋に温度や湿度がコントロールできる空調設備が備わっていて、インフルエンザなどの感染予防に一定の効果が期待できます。
料金は、長期入所の標準価格が1か月74,500円。ショートステイの標準価格が1日2,300円となっています。 -
伊那飲食店組合 義援金20万円届ける
伊那市内の飲食店でつくる伊那飲食店組合は、加盟する各店舗から集めた東日本大震災の義援金20万円を今日、伊那市に届けました。
22日は、伊那飲食店組合の櫻井信久組合長ら5人が伊那市役所を訪れ、義援金20万円を届けました。
伊那飲食店組合では、班長が加盟する327店舗を1店1店まわり、1口500円から義援金を募りました。
伊那飲食店組合では、「今後も何らかの形で被災地の支援を行っていきたい」としています。 -
手作り品を販売 ふれあいバザール
南信地区の障害者就労支援センター利用者が手作り品を販売する「ふれあいバザール」が23日、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれました。
長野県では、障害者の工賃アップを目指し5か年計画で就労強化事業を進めていて、今回はその一環として、また活動を知ってもらう場として開かれました。
これまでは伊那市の就労センター「ゆめわーく」が単独で開催してきましたが、今回初めて、南信地区の8施設にも呼びかけて開催されました。
販売会場には、施設利用者が作った手芸品やお菓子などが並び、訪れた人たちが買い求めていました。
買い物に訪れたある女性は「素晴らしい品がたくさん並んでいる。少しでも応援できたら」と話していました。
ふれあいバザールはあすもベルシャイン伊那店で行われる予定で、あすは「ゆめわーく」が単独で販売を行うことになっています。 -
伊那市職労 会津の農産物を販売
伊那市職員労働組合は、風評被害に苦しむ福島県会津地方の農家を支援しようと、イチゴやアスパラガスなどを21日に市役所で販売しました。
イチゴやアスパラガスは、JAあいづから仕入れたもので、モニタリング調査で安全が確認されています。
伊那市職員労働組合は、被災地支援を行なっている市民団体、市民ネットワーク伊那の活動に賛同し、組合費5万円を協賛金として提供しました。
市民ネットワークのメンバーがその5万円でボランティア活動の帰りにJAあいづでイチゴなどを仕入れ、市職労が今日販売したものです。
イチゴは、34パック、アスパラガスは、92束、干し柿は50袋です。
市役所多目的ホールに品物が並べられると、仕事を終えた職員が買い求めていました。
値段はつけられておらず、義援金として、1,000円札が募金箱に入れられていました。
市民ネットワーク伊那では、今後もこうした協力団体を募集しています。
次回は、5月1日、上伊那メーデー実行委員会が伊那文化会館で販売を予定しています。
市民ネットワーク伊那では、現地では、春夏ものの衣料が足りていないとして、下着やTシャツ、靴下の募集を行なっているほか、レトルト食品や文房具などの提供も呼びかけています。
集荷日は、4月29日、場所は、通り町のカフェあびえんとです。 -
宅幼老所SALAが地域感謝デー
伊那市高遠町下山田の宅幼老所SALAは、開所6周年の地域感謝デーとして16日、マッサージのサービスをしました。
宅幼老所SALAには、地域住民らが訪れ、マッサージを受けていました。
NPO法人SALAが運営する施設で、2005年に開所し今年6周年を迎えました。
現在、定員いっぱいの10人が利用しています。
毎年4月に開所記念の地域感謝デーを開いていて、無料のマッサージは恒例となっています。
訪れた人たちは、足裏や全身などをマッサージしてもらっていました。 -
伊那日本語教室の子どもが老人ホーム慰問
伊那市の伊那日本語教室と、ブラジル人学校コレージオ・デザフィーオの子どもたちが21日、養護老人ホームみすず寮を訪れ、お年寄りと交流しました。
この日は子どもたち30人が、みすず寮を訪れ、手作りしたウサギの耳の飾りを付けて歌を披露しました。
耳の飾りはお年寄りにも配りました。
伊那日本語教室は伊那国際交流協会が開いていて、老人ホームの慰問は今回が初めてです。
子どもたちは、お年寄りと一緒にお茶を飲み、話をしていました。
今回の慰問のために、1か月ほどかけて準備をしてきたということで、ブラジルの伝統的なダンスも披露していました。
お年寄りは、「日本語をわかってくれてうれしかった」「またきてほしい」と話していました。 -
伊那ライオンズクラブ義援金100万円を伊那市に届ける
伊那ライオンズクラブは、会員から集めた東日本大震災の義援金100万円を19日、伊那市に届けました。
19日は、伊那ライオンズクラブの川上健夫会長ら4人が伊那市役所を訪れ、義援金100万円を預けました。
伊那ライオンズクラブでは毎月例会を開いていて、4月に開いた例会で会員68人から5,000円ずつ募った他、クラブの積立金や会食を取りやめるなどで100万円を集めました。
伊那ライオンズクラブでは、他にもライオンズクラブ国際協会を通しておよそ20万円の義援金を送ったということです。 -
南箕輪村 支援物資の受付開始
南箕輪村は14日から支援物資の受付を役場住民福祉課で始めます。
受付ける物は、タオルケット、肌掛けなどの寝具、パジャマ、下着、タオルです。
受付は、14日から今月28日までで、物資は、先月21日まで村で一時避難していた若見朝子さんを通じて宮城県の被災者へ届けられます。 -
南箕輪村マレットクラブ同好会 義援金届ける
南箕輪村のマレットクラブ同好会は13日、会員から集めた東日本大震災の義援金7万250円を村役場に届けました。
この日は、同好会の城取卓会長らが役場を訪れ、唐木一直村長に義援金7万250円を手渡しました。
マレットクラブ同好会では、今月に行われた3回の例会の中で会員110人に募金を呼びかけたところ7万250円が集まりました。
城取会長は、「これからも機会をみて引き続き支援をしていきたい」と話していました。
南箕輪村には、今月8日までに953万5,342円の義援金が集まっています。 -
ゴンベエワールドさんが日本一周の旅へ
伊那市の大道芸人ゴンベエワールドさんは、大道芸で日本を元気にしようと、10日、日本一周の旅に出発します。
9日には伊那市の春日公園で出発式が行われ、40人ほどが見送りに訪れました。
ゴンベエワールドさんは、伊那市を拠点に活動する大道芸人で、風船を使った大道芸を得意としています。
日本全国を、大道芸を披露しながらまわり、出会った人たちを元気にしようと日本一周の旅を企画しました。
ゴンベエワールドさんは、特製の愛車で、自炊をしながら日本を一周するということです。
最初に、震災で被害を受けた長野県の栄村を訪問する予定で、その後は日本各地をまわり、10月に伊那市に戻る予定だということです。
式が終わると、ゴンベエワールドさんは訪れた人たちから激励を受けていました。
ある男性は「日本全国元気にして無事に戻ってきてほしい」と話していました。
ゴンベエワールドさんは「集まってくれた人たちからたくさんの元気をもらった。日本中で大道芸を披露して多くの人を元気にしたい」と話していました。
ゴンベエワールドさんは10日の午前6時頃伊那市を出発するということです。 -
毛布65枚を宮城県へ
南箕輪村は村民から寄せられた東日本大震災の救援物資、毛布65枚を、村に一時避難していた若見さん家族を通じて5日宮城県へ送りました。
この日、職員が、段ボール箱に詰められた毛布を、運送業者のトラックへ詰め込む作業を行いました。
村では、被災地での新たな受け入れが困難な事から、これらの毛布を役場で保管していました。
しかし、先月21日まで大芝荘で一時避難していた宮城県大崎市の若見朝子さんに問い合わせたところ、避難所以外の自宅などで毛布を必要としている人がいるという事で、若見さんを通して被災者に配布される事になりました。
毛布は若見さんと、若見さんの知人が手分けして被災者の元へ届けるという事です。 -
17人が地域交通安全活動推進委員に
伊那警察署管内で交通安全推進などの活動を行う、地域交通安全活動推進委員に17人が委嘱されました。
6日は、伊那警察署で委嘱式が行われ、関原敬泰署長から委嘱状が手渡されました。
地域交通安全活動推進委員制度は、平成3年から全国ではじまり20年目となります。
車の駐車違反や交通安全など行政だけでなく、住民のモラルを高め、地域ぐるみで取り組んでもらおうと制度が設けられました。
主な活動として事故防止についての交通安全教育や啓発などがあり無報酬で行います。
関原署長は、「管内では死亡を含め交通事故が増加傾向にある。交通環境は厳しい状況だが、改善できるよう、力をおかりしたい。」とあいさつしました。
地域交通安全活動推進委員の任期は2年となっています。 -
上伊那青年後見センター発足
伊那市社会福祉協議会は、上伊那8市町村の委託を受け運営する、上伊那成年後見センターを4日、発足させました。
4日は、関係者20人程が出席し、伊那市福祉まちづくりセンターで発足式が行われました。
成年後見制度は、認知症や知的障害などの理由で判断能力が不十分な人達の財産管理や福祉サービスの契約等を、家庭裁判所が選任した後見人などが行い、保護、支援する制度です。
式の中で伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は、「弱者の手当てを十二分にし、運営を行い、利用しやすい体制を作っていきたい」と挨拶しました。
センターは、伊那市社会福祉協議会内に設置され、社会福祉士の資格を持つ職員など3人体制で運営されます。
業務として、身よりのない人の後見人業務を法人として行う他、成年後見の申し立て支援や相談、広報・啓発等を行います。
長野県内で親族以外が成年後見人をする割合は、平成20年度が23.7%でしたが、翌21年度は32.7%と10ポイント余り増加しているという事です。 -
箕輪町障がい者就労支援センターふれんどわーく完成
移転新築された箕輪町沢の箕輪町障がい者就労支援センターふれんどわーくがこのほど完成しました。2日、関係者が新しい施設を見学しました。
箕輪町社会福祉協議会が運営する「ふれんどわーく」は、老朽化によりこれまでの施設の西側に新しく建設されました。
鉄骨造り1部2階建て、延床面積は、およそ490平方メートルです。
古い施設は撤去され、駐車場として整備されました。
総事業費はおよそ1億2千万円で、このうち国と県の補助がおよそ8千万円となっています。
作業室のほか、今回新しく利用者が休憩できるスペースを設け、足の不自由な人などが利用できるようにエレベーターも設置されました。
ふれんどわーくでは、町内企業5社の受注作業のほか、自主製品を製造しています。
定員は24人で、現在箕輪町内の19人が利用しています。