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インターアクトクラブ長野大会
長野県内の高校生奉仕クラブ「インターアクトクラブ」の交流会が24日、伊那西高校で開かれた。
県内10校のインターアクトクラブと、活動を支援しているロータリークラブの会員あわせて330人が参加した。
交流会は、県内のインターアクトクラブ加盟校10校が持ち回りで開いていて、今年は伊那西高校で開かれた。
交流会では、各クラブの活動発表や意見発表が行われた。
長野市の長野女子高校は、奉仕活動として行っている通学途中のごみ拾いについて発表した。
無関心だったころに比べて、小さなごみゴミに気がつくようになったほか、地域の人たちとあいさつを交わすようになり交流が広がったと発表した。
また伊那西高校は、信州大学農学部の留学生との交流を通して感じたことを発表した。
生徒達は、日本と海外との文化の違いを肌で感じ、国と国との壁を越えた交流ができたと話していた。
スポンサーの伊那中央ロータリークラブの川上今朝雄会長は、「交流を通じて、お互いの活動を学び、奉仕、国際理解をより深めてもらいたい」と話していた。 -
読育ボラ養成講座開講
絵本の読み聞かせや読書によって子供の豊かな心を育む「読育」を進める箕輪町で14日、読み聞かせボランティアを養成する講座が開講した。
講座は読み聞かせをしたことがない初心者を対象に箕輪町図書館が初めて開いたもので、28人の申し込みがあった。
初回は、飯田市の上郷図書館の元館長下沢洋子さんが、ボランティアの心構えや絵本の持ち方、ページのめくり方など読み聞かせの基本を指導した。
下沢さんは、絵本はまっすぐ立てて持ち揺らさないこと、物語に合わせて読む速度やページをめくる速さを変えることなどをアドバイスしていた。
箕輪町図書館では、50人の読育ボランティアが活動しているが、小中学校や保育園からの要望が増えていることから、本年度は新たに30人程度ボランティアを増やしたいという。
講座は8月まであと2回開かれ、読み聞かせに適した絵本の選び方やグループ実習などを行うことになっている。 -
特養グレイスフル箕輪起工式
箕輪町上古田に建設される特別養護老人ホーム「グレイスフル箕輪」の地鎮祭・起工式が13日、現地で行われた。
地鎮祭・起工式には、関係者約30人が出席した。
新たに建設される特別養護老人ホームの定員は30人で、そのほかにショートステイで10人が利用できる。
鉄筋コンクリート構造3階建てで、延床面積は約2千平方メートル。総事業費は約4億4千万円で、そのうち2億3千万円ほどが国からの補助金でまかなわれる。
箕輪町の平沢豊満町長は「高齢化が進む中、町には80人ほどの施設待機者がいるため、大変ありがたい」と話していた。
また、施設を運営する社会福祉法人サン・ビジョンの杢野輝尚理事長は、「高齢者に元気になってもらう介護を目指していきたい」と話した。
施設は、既存のデイサービスセンターや生活支援センターの隣りに建てられ、一帯は自立者から介護が必要な人まで対応できる老人複合施設として整備される。
オープンは来年5月を予定していて、上伊那地域の住民を対象に年明けぐらいから入所者の募集を行っていく予定。 -
伊那商議所青年部が絵本寄贈
伊那商工会議所青年部は13日、読み聞かせなどに役立ててもらおうと、伊那市の保育園に絵本等をプレゼントした。
13日は、伊那商工会議所青年部のメンバー4人が竜北保育園を訪れ白鳥孝伊那市長と園児に絵本を手渡した。
青年部では今年2月に開いた寄席が盛況だったことから収益金の一部で落語の絵本6冊とかるたのセットを市内各園に贈ることにした。
白鳥市長は、「大事に使わせて頂きます。と感謝し、子供達には「落語を覚えておうちの人達に話してあげてください」と呼びかけていた。
また、塚本晶子(あきこ)園長は「読み聞かせや家庭への貸し出しなどに活用させていただきたい」と話していた。
園児達は、お礼の気持ちを込めて歌を披露した。
絵本とかるたのセットは公立の23園、私立2園、母子通園訓練施設小鳩園に贈られる事になっている。 -
デコレーショントラック愛好者が寄付
デコレーショントラックのチャリティー撮影会を開いた、岩本光市さんが5日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に寄付金を手渡した。
岩本さんがチャリティー撮影会の会場を借りたお礼として伊那市に7万円を寄付した。
岩本さんは、トラックの荷台に絵を描いたり、装飾品をつけたりする、デコレーショントラックを趣味としている。
チャリティー撮影会は先月、伊那市高遠町の山田河原で行われ、岩本さんが全国の仲間に呼びかけたところ300台ほどのデコレーショントラックが集まったという。
今年が3回目の開催で当日は写真撮影会など、同じ趣味を持つ者同志、わきあいあいと過ごしたという。
岩本さんは、「長野県は地理的に日本の中心にあるので全国から集まってもらえる。来年も開催したい」と話していた。 -
道路標識のボランティア清掃
道路標識やカーブミラーなどの清掃を行う業者でつくる長野県交通安全環境施設協会は1日、国道などで、ボランティア清掃を行った。
1日は、伊那建設事務所管内の4業者12人が、ボランティアで道路標識などを清掃した。
長野県交通安全環境施設協会は、毎年、ボランティアで清掃を行っていて、今年で32年目。
1日は、それぞれの業者が40キロほどを担当し、総延長180キロの道路の標識を清掃した。
業者は、水をかけて、ブラシなどで、標識の汚れを落としていた。
協会では、清掃を通じて、交通事故の防止に貢献したいとしている。 -
伊那地区電設ボランティア活動
伊那市の電気工事会社などでつくる伊那市電設業協会と電気工事協力会は25日、春日公園などの水銀灯の清掃を行った。
清掃活動は、伊那市電設業協会と電気工事協力会が毎年ボランティアで行っているもので、今年で10回目。
今日は、参加者23人が6つの班に分かれ、春日公園や高遠ほりでいパークなど市内4カ所の水銀灯、およそ110基を掃除した。
参加者は、高所作業車や脚立を使い、電灯についた汚れやクモの巣を取り除いていた。
水銀灯を管理している伊那市では「普段なかなか掃除ができず、花粉や黄砂などで汚れていたのでとても助かります」と話していた。 -
ボランティア移送の拠点に
使われなくなったバス停をボランティア移送の拠点にしようと伊那市小沢区の住民有志が26日、区内にある下中程バス停の周辺を整備した。
「下中程バス停」は小沢区にあるが、路線バスの廃止に伴い、バスが停まることはなくなり、停留所の表示板はさびついて倒れていた。
それを見かねて、地元の住民有志が、バス停周辺を整備することにした。
ゆくゆくはここを、交通手段を持たない高齢者を送迎する「ボランティア移送」の拠点にして活用しようというもので、歩くことができるお寄りには、バス停に来てもらい、そこから送迎したいと考えている。
現在小沢区では、路線バスが廃止となった代わりに、乗り合いタクシーが走っているが、あまり利用されていない。
しかし地域のお年寄りからは、「足がなくて不便」という声もあり、それを聞いた住民有志がボランティア移送を小沢区でも始めようと考えた。
市内でも、地区単位でボランティア移送に取り組んでいる所はあるが、区単位は小沢区が初めて。
ボランティア移送は、今年の9月20日の敬老の日から開始する予定で、現在地区社協で利用者と送迎ボランティアの募集をしている。 -
建労箕輪部会 住宅デーでゴミ拾い
箕輪町内の建設業関係者でつくる上伊那建設労働組合箕輪部会のメンバーは26日、町内のゴミ拾いをした。
組合員約40人が参加して、箕輪町役場前の町道6号線を歩きながらゴミを拾った。
全国建設労働組合では6月25日を住宅デーと定めていて、箕輪部会では毎年住宅デーに合わせてボランティア活動をしている。
地域貢献と共に、自分たちの活動をPRしようと、軽トラックに登り旗を立ててゴミ拾いをした。
箕輪部会の清水政治会長は「地域の人たちに自分たちの活動を知ってもらい、こういった取り組みが仕事にもつながればうれしい」と話していた。 -
美篶上大島の住民が花の苗植え
伊那市美篶上大島の地区住民が23日、三峰川河川敷に整備している公園に花の苗を植えた。
上大島環境部会の役員およそ20人が、サルビアの苗350本を植えた。
上大島地区では、10年前から三峰川河川敷の草刈りなどに取り組んでいて、昨年からは河川敷を多目的に利用できる公園にしようと整備している。
公園整備は、伊那市地域づくり活動支援金事業に採択されている。
花の苗植えは整備の一環で、役員がおよそ30センチ間隔に苗を植えていた。
本年度は、スポーツができる場所も整備する計画で、7月に上大島地区全戸が参加して草刈りと石拾いをするという。 -
伊那市体協 ゴルフチャリティー寄付
伊那市体育協会のゴルフ部は21日、市民体育祭ゴルフ競技のチャリティーで集まった9万6656円を伊那市に寄付した。
21日は、伊那市体育協会ゴルフ部の菅忠男部長ら役員2人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金を手渡した。
ゴルフ競技は20日、約230人が参加して信州伊那国際ゴルフクラブで行われた。
チャリティーは、6番ショートホールで、ワンオン出来なかった人に500円を募り、9万6656円が集まったという。
菅部長は、「伊那市のために有効に使ってほしい」と話した。
白鳥市長は、「スポーツ振興など全般に使わせていただく」と感謝していた。 -
道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部などは15日、県や市町村が管理している道路のゴミを拾う道路クリーン作戦をした。
道路クリーン作戦は、長野県建設業協会伊那支部が地域貢献の一環として昭和56年から毎年行っている。
この日は建設業関連団体などの約400人が参加し道路に落ちている空き缶やタバコの吸い殻などを拾っていた。
清掃した道路は上伊那管内の国道や県道など42路線、総延長約291キロで、参加者は袋を手に路肩を歩きながら作業にあたった。
伊那建設事務所によると、今回の清掃活動で空き缶56袋、ビン18袋、可燃ゴミ103袋、不燃ごみ168袋のゴミが回収されたという。 -
県児童福祉施設大会開催
児童養護施設が果たすべき役割や機能について意見発表する長野県児童福祉施設大会が16日、伊那市の県伊那文化会館で開かれた。県内の施設で働く職員ら約650人が集まった。
大会では財団法人長野県児童福祉施設連盟の山岡基志会長が、県内の施設の課題や果たすべき役割などについて話をした。
山岡会長は、「児童養護施設では、少ない職員で多くの子どもをみていることが、施設内でのさまざまな問題を引き起こしている。子どもたちの権利を守る最後の砦として現状を県や国に訴えていかなければならない」と話していた。
大会ではほかに伊那市の児童養護施設たかずやの里の主任保育士、小木曽法さんが意見発表した。
小木曽さんは「親の愛情を得られない子どもは強い孤独感を持っている。近くにいる大人が逃げずに向き合い、一緒に悩み、葛藤することで少しづつ先が見えてくるはず」と話していた。 -
上伊那地区障害者スポーツ大会
上伊那地区障害者スポーツ大会が12日、伊那市陸上競技場などで開かれた。
上伊那地区の障害者約200人が参加。陸上競技など9種目で競い合った。
大会は、スポーツを通じて障害者の自立と社会参加を促進することなどを目的に毎年開かれている。
そのうち、50メートル走には、男女合わせて30人が出場。ゴールして、喜び合う姿などが見られた。
また、やり投げ競技「ジャベリックスロー」では、プラスチックでできた長さ70センチの槍を投げ、その距離を競っていた。 -
雑穀もちきびの種まき
伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家の通所者は8日、近くの畑に雑穀もちきびの種をまいた。
農作業を通して地域の人達と交流し障害施設への理解を深めてもらおうと行われたもので、さくらの家の通所者をはじめ伊那ライオンズクラブのメンバーなど40人が参加した。
さくらの家では去年から近くの6アールの畑で雑穀もちきびの栽培をしている。
地元ボランティアの春日孝徳さんが指導にあたった。
去年は、40キロの収穫を見込んでいたが、始めてということもあって4キロしか収穫出来なかった。
今年は、収穫量を増やそうと雑穀の種まき専用の機械を使ってまいた。
雑穀もちきびは、タンパク質を多く含みカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも多いという。
通所者達は、順番に機械を使って1メートル間隔で種をまいていった。
また、今年はお手玉の中に入れる数珠玉の種を試験的にまいた。
今後は、草取りなどの作業を行い、秋にもちきびを収穫して実をご飯に混ぜて味わうという。 -
あいなちゃんの着ぐるみ お披露目
伊那市社会福祉協議会のイメージキャラクター「あいなちゃん」のきぐるみが完成した。
28日、社会福祉協議会の関係者や施設利用者にお披露目された。 -
オーストラリア人箕輪町で研修
オーストラリアの介護福祉施設の職員が25日、箕輪町の社会福祉施設サン・ビジョン「グレイスフル箕輪」を訪れ、日本の介護を見学した。
オーストラリアの介護施設の職員4人が訪れ、デイサービス利用者の陶芸の様子などを見学した。
研修は、互いの介護の現場を知り、よりよいケアをしていこうと行われた。
グレイスフル箕輪を運営する社会福祉法人サン・ビジョンでは、日本から職員を派遣し、オーストラリアで研修する取り組みを数年前から行ってきた。
今回は、オーストラリアの職員が日本の現場を初めて訪れた。
参加者らは、施設の利用者と一緒に陶芸を楽しむなどしていた。 -
箕輪でガールスカウト合同報告会
伊那市や箕輪町など上下伊那のガールスカウト4団体が集い、日ごろのボランティア活動について発表する合同イベントが23日、箕輪町の地域交流センターで開かれた。
23日は、全国それぞれの組織で一斉イベントが行われた。
上下伊那の4団体は、今回初めて合同でイベントを行った。
「みんなと一緒なら極度の貧困と飢餓をなくせる」をテーマに各団体が日ごろから取り組んでいるボランティア活動を報告した。
伊那市の第26団は、ガールスカウト日本連盟90周年の記念イベントについて、何をするか検討している経過を寸劇で披露。伊那市の福祉の祭典ふれあい広場で貧困と飢餓についての展示を計画していることを発表した。
箕輪町の第34団は、上伊那生協病院で、毎週土曜日の午後に地域の農家から生活支援物資として送られてくる米や野菜を仕分けしてブラジル人に提供している活動を寸劇で発表した。
実行委員長で伊那北高校3年の須藤光香さんは、「小さな活動が大きな喜びになるよう、じっくり考え楽しみましょう」と参加者に呼び掛けていた。 -
諏訪形の御柱祭 騎馬大将に小松秀太君
7年に一度の伊那市西春近諏訪形の御柱祭。
祭りの中で行われる騎馬行列の大将に、小学3年の小松秀太君が選ばれた。
21日夜、小林良幸御柱祭実行委員長ら役員3人が小松秀幸さん宅を訪れ、息子で小学3年生の秀太君が騎馬大将に選ばれたことが伝えられた。
10月の御柱祭里曳きで行われる騎馬行列は、伊那市の無形民俗文化財に指定されている。
総勢26人が、時代衣装を身にまとい、掛け声に合わせながら地区を歩く。
騎馬大将は、行列全体を指揮し、諏訪形では代々長男が務めるのが習わしとなっている。
父親の秀幸さんは、「家族一丸で支え、素晴らしい騎馬行列にしたい」と話していた。
諏訪形御柱祭の騎馬行列は10月2日の里曳きの日に行われる。 -
松島美容室が伊那養護学校で無料出張カット
上伊那地域に5つの店がある松島美容室は17日、伊那養護学校を訪れ無料の出張カットを行った。
松島美容室グループの社員約30人が伊那養護学校を訪れ、希望者の生徒64人の髪を無料で切った。
出張カットは、4年前から毎年1回行っている。
松島美容室代表の関重春さんは「地域に貢献しようと、ボランティアに力をいれている。若いスタイリスト達もいつもと違う雰囲気でいい経験になる」と話していた。
参加した美容師は「切って喜んでもらうことが、美容師の1番のやりがいだと思う」と話していた。 -
いなっせで花の植付け作業
伊那市のいなっせビル入居者でつくるいなっせ花いっぱい委員会は、14日、たる型のプランターに花の苗を植えた。
いなっせ花いっぱい委員会では、市街地の美化や活性化につなげていこうと毎年花でビル周辺を飾っていて、今年で6年目になる。
7月に行なわれる花いっぱいコンテストでは、これまでに3年連続最優秀賞を受賞するほど高い評価を受けている。
14日は、いなっせに入っている20の事業所から15人ほどが参加し、役割分担して花を植えていた。
今年は、6月中旬から秋にかけて濃いピンク色の花を咲かせるサフィニアという花の苗を植えた。
プランターは、37個でビルの東側と南側に配置した。
いなっせ花いっぱい委員会の大平秀紀委員長は、「来館者や通り町を訪れる人たちに楽しんでもらいたい」「手入れをしっかりやってコンテストでも上位入賞を目指したい」と話している。 -
都立の高校生が伊那市で奉仕活動
東京都板橋区の東京都立北園高校の2年生が6日、伊那市高遠町の花の丘公園で、桜の枝の片付けなどの奉仕活動をした。
伊那市を訪れたのは東京都立北園高校の2年生320人。
高校生は、春の大雪で折れた桜の枝の片付けや、遊歩道の整備に取り組んだ。
北園高校は今年度から、長野県や信州大学と連携し、タフな人間力の育成を目指して信州で勉強合宿をしたり、奉仕活動をする信州北園プロジェクトに取り組んでいる。
今回の奉仕活動はその一環で、森林での作業を通して一人ひとりが何かを感じ、進路や環境を考えるきっかけにするという。
高校生は、斜面を行き来して桜の枝を運んだり、遊歩道の石を平らに埋め直す作業をしていた。
北園高校は8日まで滞在し、伊那市のますみヶ丘平地林で間伐材を使ったプランター作りなどもした。 -
伊那市大萱に特別養護老人ホーム建設
伊那市西箕輪大萱に特別養護老人ホームが新たに建設されることが決まった。
上伊那広域連合によると、新しい特別養護老人ホームを整備・運営するのは上伊那福祉協会。
西箕輪大萱にある障害者支援施設「大萱の里」の西側に建設を予定している。
ベッド数は120床で、一般個室、2人部屋、認知症対応個室をそれぞれ40床整備する計画。
地下1階、地上2階建てで、平成24年3月までにオープンする予定。
特別養護老人ホームの上伊那地域の待機者は800人を超えている。
上伊那広域連合では、新たな施設整備により、待機者の一部解消につながると期待している。 -
信大サークル「か~みやん」受賞報告
ゴミ拾いなどを行い地域づくりに貢献したとして県の組織「信州豊かな環境づくり県民会議」から表彰された南箕輪村信州大学農学部の地域交流サークル「かーみやん」が27日、唐木一直村長に受賞を報告した。
この日は、4年生の眞山(さなやま)寿里(じゅり)さんと3年生の落合 尚子(なおこ)さんが唐木村長のもとを訪れ、受賞を報告した。
かーみやんは、信州大学農学部の学生でつくるサークル。5年ほど前から大学周辺のゴミ拾いを行っていて、その後、地域住民と一緒になって花壇整備などをしてきた。
こうした活動が地域の美化につながり、大学と地域を結ぶ懸け橋となったとして、今月23日、表彰された。
唐木村長は、「若い力でこれからも村を盛り上げていってほしい」と話していた。 -
少年警察ボランティア委嘱
伊那警察署で20日、少年の非行防止や健全育成のための活動を行う少年警察ボランティア協会の会員が委嘱された。
20日は、今回新たに少年警察ボランティア協会の会員として活動する人に、依田公雄署長から委嘱状が手渡された。
今回、会員に委嘱されたのは、伊那警察署管内の伊那市から辰野町までの52人。
少年警察ボランティア協会の会員は、任期中、警察と協力して、街頭補導をしたり、少年の相談に応じる。
また、今回、非行集団から抜ける支援などを行う少年警察協助員1人と、風俗営業に関する少年補導などを行う少年指導委員6人にも、委嘱状が渡された。
依田署長は、「最近の少年犯罪は警察でも手に負えない場合がある。御苦労も多いと思うが、少年の健全育成のためご協力いただきたい」と話した。
任期はそれぞれ2年となっている。 -
JA上伊那生活部会がハイチへ義援金
農家の女性でつくるJA上伊那生活部会は、14日、今年1月に発生したハイチ地震の復興支援募金53万5,537円を、宮下勝義代表理事組合長に届けた。
14日は、生活部会の大石 皐月(さつき)部会長がJA上伊那本所を訪れ、宮下組合長に目録を手渡した。
JA上伊那生活部会では、今年2月から4月上旬まで、上伊那の16支所ごとに部会員に募金を呼びかけたところ、4,717人から、53万5,537円が集まった。
大石会長は、「一人あたりにするとわずかな金額だが、組織のまとまりで大きな金額になった。復興に役立ててほしい」と話していた。
この募金活動は、JAの全国的な取り組みで、支援金は、日本赤十字社などを通じて被災地の救援活動に使用されるという。 -
禁煙友愛会が南箕輪村に車いす寄贈
日本禁煙友愛会は13日、南箕輪村に車いす1台を寄贈した。 伊那支部の橋爪 渡会長ら4人が村役場を訪れ、目録と車いす1台を唐木一直村長に手渡した。
伊那支部は車いすの寄贈を4年前から行っていて、贈った車いすは今年で5台になる。
贈られた車いすはハンドル部分にブレーキレバーがついていたり、低反発のクッションなどが備わっている。 唐木一直村長は「福祉事業に役立てていきたい」と感謝していた。
この車いすは、住民福祉課で利用していくという。 -
上伊那聴覚障害者協会総会
上伊那聴覚障害者協会の第52回総会が10日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれた。
昨年度の活動や本年度の計画が報告された。
上伊那聴覚障害者協会の降旗久会長は、「高齢な聴覚障害者のためのグループホームの建設について、上伊那の各市町村へ要望しているが、あまり良い回答はない。今後も引き続き交渉していきたい」とあいさつした。
協会では、本年度も引き続き、聴覚障害者の福祉向上などに関して行政と交渉していくほか、協力会員の拡大、要約筆記・手話奉仕員の養成講座の継続などを行っていくとしている。 -
美篶世代間交流施設 竣工
高齢者と子どもが日常的に交流を行う事ができる、伊那市の美篶世代間交流施設の竣工式が8日、現地で行われた。
美篶世代間交流施設は、老朽化に伴い取り壊された老人憩いの家美篶荘にかわる施設で、地域の高齢者の憩いの場として利用される。
美篶地区で施設の愛称を公募したところ25件の応募があり、その中からほっとセンターみすずに決まった。
竣工式には、地区住民など約40人が出席し完成を祝った。
小坂樫男伊那市長は、「少子高齢化、核家族化で日頃高齢者と子供がふれあう機会も少なくなり、世代を超えた体験ができる施設になれば」と挨拶した。
建物は木造平屋建てで床全面をバリアフリー化した他、手すりを施設全体に設置した。
また、美篶保育園と廊下をつなぎ、施設を利用するお年寄りと子どもが日常的に交流できるようにしている。
健康づくりや介護予防体操などを行う機能訓練室をはじめ、茶和会などが出来る和室が2部屋設けられた。
美篶世代間交流施設では、これから保育園児との交流や健康に関する教室等を予定している。 -
漫画家橋爪まんぷさんチャリティー展売上金を寄付
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんは7日、伊那市社会福祉協議会に、チャリティー展での売上金2万円を寄付した。
橋爪さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に2万円を手渡した。
橋爪さんは、昨年12月から2カ月間、伊那市のみはらの湯で、今年の干支寅をモチーフにしたイラスト30点を展示した。
今回は、その売り上げを寄付したもので、この取り組みは8年目になる。
橋爪さんは、「小さな活動が大きく広がっていけばうれしい」と話していた。
寄付金は、社会福祉協議会の福祉基金へ積み立てられるという。