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上伊那針灸マッサージ師会が南箕輪老人ホームを慰問
上伊那針灸マッサージ師会は12日、南箕輪養護老人ホーム南箕輪老人ホームを訪問し、お年寄りらに健康になってもらいたいとボランティアで利用者や職員をマッサージした。<br> 何十年も続くボランティアで、会は上伊那郡内の福祉施設などを訪問している。南箕輪老人ホームには年1回訪れており、この日は辰野町、箕輪町、南箕輪村の会員8人とボランティア1人が訪問した。<br> 施設利用者と職員の希望者がマッサージを受け、全身を丁寧にほぐしてもらい、「楽になった」「気持ちよかった」と喜んでいた。会員は午前中いっぱいマッサージをし、「喜んでもらえてうれしい」と話していた。<br>
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新山小6年生が記念植樹
伊那市新山の地域住民などでつくる「新山山野草等保護育成委員会」(北原重利委員長)は9日、新山小学校6年生(上嶋桂子教諭、10人)と一緒に、県道・西伊那線上の「新山峠の大岩」下で、オオヤマザクラの苗木の記念植樹をした。児童たちは、早く桜の花が咲くのを楽しみにした。<br> 地域での思い出をつくって上げたい窶狽ニ、5年ほど前から続く同植樹には、委員約10人と児童らが参加し、オオヤマザクラの苗木15本を植えた。<br> 自分の背丈ほどの苗木を手渡された児童らは、苗木が大きく育つよう、土を優しくかぶせるなど、ていねいに作業。苗木には、自分の名札と、鹿よけの薬品が染み込んだ紐を取り付けた。<br> 伊澤里美ちゃんは「自分が大人になるころに大きくなっている桜の木を、早く見にきたい」と心待ちにした。<br><br><br>新山小6年生が記念植樹<br><br> 伊那市新山の地域住民などでつくる「新山山野草等保護育成委員会」(北原重利委員長)は9日、新山小学校6年生(上嶋桂子教諭、10人)と一緒に、県道・西伊那線上の「新山峠の大岩」下で、オオヤマザクラの苗木の記念植樹をした。児童たちは、早く桜の花が咲くのを楽しみにした。<br> 地域での思い出をつくって上げたい窶狽ニ、5年ほど前から続く同植樹には、委員約10人と児童らが参加し、オオヤマザクラの苗木15本を植えた。<br> 自分の背丈ほどの苗木を手渡された児童らは、苗木が大きく育つよう、土を優しくかぶせるなど、ていねいに作業。苗木には、自分の名札と、鹿よけの薬品が染み込んだ紐を取り付けた。<br> 伊澤里美ちゃんは「自分が大人になるころに大きくなっている桜の木を、早く見にきたい」と心待ちにした。
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県看護大学のサモア研修生、中病で実習
駒ケ根市の県看護大学へ研修に訪れているサモア独立国の看護研修生2人が13日、伊那中央病院で病院実習をした。
異文化看護の視点を養うことを目的として同大学は、昨年から生徒同士の交換実習をしており、サモアの生徒が実習に訪れたのは今年が初めて。
ファアレガ・マプさん(27)とヘンリー・テイラーさん(23)は、今後2週間、県内医療施設などで実習や見学を行う。二人には日本の生徒が一人ずつ付ぅ肇鷓い、施設を一通り見学したり、患者の身体を清潔にするケアを実際に行った。
ファアレガさんは「サモアは、看病は家族が中心にするものだが、ここは看護婦が中心でやっており、文化の違いを感じた」と、実習の感想を話した。
サモアは発展途上国だが、90%を越える識字率に比例して保健衛生の水準は高い。しかし、物価水準の違いから、海外へ出る人が多く、看護士も例外でない。サモアがこのプログラムを助成するのは、サモア国内に看護士をとどめる意図もあるという。 -
そば打ち名人の会発足10周年式典
伊那市そば打ち名人の会(小林史麿会長、67人)の発足10周年記念式典が10日、信州伊那セミナーハウスで開かれた。会員ら40人余が集まり、10周年の節目を祝った。
冒頭、小林会長は「そば打ちの行為が地域のほか、国内外に影響を与えている。これほど社会とかかわりある趣味の会はほかにないだろうと思う」と経緯や取り組みを交えてあいさつ。
名誉会長の小坂市長は、本年度中の権兵衛トンネル開通に触れ、さらなる裾野の広がりに期待した。
功労者として、発足当初から役員を務め、みはらしファーム内そばの家「名人亭」の支配人を1月に退職した滋野博義さんを表彰。本年度名人認定証の授与もあった。
名人の会は94年、信州博でのそば打ちの実演をきっかけに発足。各種イベント、福祉施設へのボランティアなどでそばを振る舞っている。技術向上のため、名人認定制度を設け、52人が認定証を手にしている。
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そば打ち名人の会は11月、イタリアで開かれる国際文化交流フェスティバル「第30回ジャパンウイーク2005イタリア・ナポリ」に初参加する。
国際親善協会からの要請を受け、発足10周年記念事業として位置づけた。会員20人が出向き、県内産のそば粉を使ったそばを提供する。
海外へ赴くのはドイツ、台湾に続き、小林会長は「信州そばを世界に紹介するチャンス」と、パスタの本場での交流を楽しみにしている。
フェスティバルは11月21窶・9日。ジャパンウイークは郷土芸能、工芸、スポーツなどを通じて日本を紹介するもので、市民レベルで交流を深める。
会員はそばを打つほか、ナポリやローマでの観光も楽しむ計画。詳細は今後、煮詰めていく。 -
花のヨーロッパ視察参加者の会ドウダンツツジ定植
高遠町の「花のヨーロッパ視察参加者の会」は11日、ナイスロード沿いに、ドウダンツツジ10本を定植した。 会は、花を通じたまちづくりや交流を支援している「日本花の会」の事業の一環として、1989年縲・7年の間、フランスやオランダをはじめとするヨーロッパで、花づくりを視察してきた57人が結成。
5年ほど前から、町内で花づくりに関する活動を続けており、毎年この時期は草取りをしたり、チューリップの球根配布などをしている。会員それぞれは、個人的としても花づくりに取り組んでおり、町の中、さまざまな場所で、花を目にすることができる。
20人ほどが参加したこの日は、以前に植えたツツジ並木で、枯れたりして欠損した箇所に、もう一度ツツジを定植。今後も、研修会などを行いつつ、町の花づくりを進めていく。 -
箕輪町赤十字奉仕団救命救急講習会
箕輪町赤十字奉仕団(唐沢美鶴委員長)は05年度事業の一つとして、6月から7月にかけて救命救急講習会を分団ごとに開き、止血法や傷病者の安静確保の方法などを学んだ。<br> 全団員が参加する講習で、第6分団は6日夜に北小河内公民館で開き、26人が参加。日本赤十字社救急法指導員の福島朝雄さんが講師を務めた。<br> 人間の全血液量は体重の約8%で、3分の1の血液を失うと生命が危険であることを学び、多量の出血の場合の止血法として、頭や腕、足など出血した場所ごとの止血点を学んだ。<br> 三角巾のたたみ方や、ひざをけがした場合の三角巾での包帯の仕方、傷病者が意識がないときの体位変換や毛布による保温も練習。団員は、手本を見ながら熱心に覚えていた。<br> 福島さんは、包帯をする前にきずを覆うための滅菌ガーゼがない場合に、ハンカチのたたんである内側の多少でもきれいな面をライターなどであぶり、その面を傷口に当てて代用できることも教えた。<br>
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ハッチョウトンボの湿地帯を一部開放
伊那市上新山西平の湿地で、大量発生しているハッチョウトンボ。見物客が押し寄せ、生息環境が脅かされるのを防ぐため、地元住民や地権者でつくる「新山山野草等保護育成委員会(北原重利委員長)は9日、入り口付近を部分開放するための整備をした。一般公開は10日から。<br> この日は、トンボが生息する湿地帯1・3ヘクタールのうち、0・2ヘクタールを一般開放するため、入れる場所と、入れない場所を電気牧柵で仕切り、車両などで進入できないよう、横110センチ、縦65センチの説明板を入り口に設置。湿地全体が荒らされるのを防ぐための「苦肉の策」となった。<br> 北原委員長は「湿地帯にはヤゴや、貴重な草花も生息しているので、節度を守ってもらいたい」と話している。<br> ハッチョウトンボは、環境省が自然環境の良好度の指標として指定した10種の「指標昆虫」の一つ。成虫の体長は2センチほどと小さく、雄は羽化後、体の色が次第に真っ赤になり、雌は茶、黒、白色のしま模様。
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社会人権教育研究協議会
箕輪町文化センターで8日、05年度社会人権教育研究協議会が開かれた。
幅広い人権教育のさまざまな取り組みを学び、今後の活動に役立ててもらおう窶狽ニ、上伊那・諏訪地区の学校関係者や市町村の担当者などを対象に伊那教育事務所が主催。会は、福祉施設などで腹話術を通じたボランティア活動をしているNPO「腹話術友の会おかや」の腹話術で始まった。堀内一光さんは、冗談を交えながら人形とのやり取りを披露。腹話術は人の中に入って行く手段の一つ窶狽ニいう堀内さんは、腹話術を通して心を開くようになった認知症患者の話も発表した。
また、伊那教育事務所の山越和男所長は「近年のいじめは、携帯やパソコンを使ったものも多く、大人の目が届きにくくなっている。また、大人が中心となってメディアから流入する知識について考え、新しい人権侵害につながらないようにしていかなくてはならない」と話した。 -
伊那ローターアクトクラブが創立25周年で記念式典
伊那ローターアクトクラブ(平澤亜矢会長、9人)は9日夕、創立25周年記念式典を箕輪町の伊那プリンスホテルで開いた。県内外のクラブ会員や関係者ら約60人が出席し、節目を祝った。
平澤会長はあいさつで、活動経過を振り返り「さまざま活動を通して、喜びや感動を分かち合い、学び、人として成長していくクラブ。今後、発展し継続していけるよう頑張りたい」と述べた。
記念事業は、9月に伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」で奉仕活動をするほか、ジャパン聴導犬協会への協力など。会員の増員にも力を入れ、発足当時の半数の20人を目指す。
ローターアクトクラブは、地域の人材育成を目的に18歳から30歳までの若者をメンバーに奉仕活動を中心に活動を展開。企業経営者らでつくるボラティア団体「国際ロータリー」がスポンサーを務める。
世界156カ国約17万人、国内425クラブ約5600人規模で、県内では7クラブ約90人が活動を繰り広げている。伊那クラブは80年6月に県内では3番目に発足。道路や河川清掃などをして、地域に貢献してきた。 -
高遠町の伊東町長らが三宅島を訪問
高遠町の伊東義人町長や町会議員ら21人は6日、友好町村盟約を結ぶ三宅島(東京都・三宅村)を訪問した。被害・復興状況を視察し、支援金を贈って、復興を進める村民を激励した。
町は非難解除となった2月から6月までの間に支援募金を募り、町内2000戸余のほか、町議会議員、町職員(公社・社協職員含む)町三宅村友好協会、高遠そばの会など各種団体から174万3千円が集まった。
伊東町長は「非難生活で苦労されたと思うが、避難解除が出てなにより。三宅島の完全復興を町民全員で祈っています」と述べ、町民らの善意を平野祐康村長に手渡した。
訪問団によると、村内は未だガスマスクを要する状況にあり、復興は徐々に進んではいるが、被害の凄まじさを実感させられる光景はまだ残っている。
両町村は、疑獄事件(江戸時代)で大奥女中の絵島が高遠、歌舞伎役者の生島が三宅島と、2人の流刑先だったことで、1970(昭和40)年4月に友好町村盟約を締結。以降、相互の祭り行事などに参加して交流を深めていたが、00年7月に三宅島の噴火が発生したため、今回は6年ぶりの訪問となった。 -
かいご家たより33
かいご家で働いている看護師は私も含め5人。宅老所で5人の看護師がいるなんて、本当に貴重としかいいようがない。だって、募集しても看護師はなかなか見つからないのが現状だから……。
他の事業所からは「いいね」なんて羨ましがられている。
個性豊かなナースたちだから年功序列なんて関係なく、お互い言いたい放題。でも、基本的な理念はしっかりもっていて看護師である前に人として本当にいいケアをしてくれている。
私からみれば総婦長的なKは、ホントに良く気がついて、入浴前や食事前後のトイレ誘導は見事なもの。よく似合う短パン姿で入浴介助も颯爽とこなし、汗にまみれたお化粧も抜け目なくサッと直すのを見ると、さすがKさんって感じ。そして、いつも自家製の美味しいお漬物をもってきてくれるので利用者さんやスタッフからもホントに喜ばれているお母さん的な存在だ。
次の大御所はI。以前外科で働いていたこともありテキパキと仕事をこなす。どうしても入浴が嫌という利用者さんもIの妖艶なお誘いにかかってしまうと何故かすんなりと入ってしまう程、不思議な力を発揮してくれる。また、時には厨房担当で美味しいお料理も作ってくれたり。万能選手っていってもいいかもしれない。
看護師の中では、一番若くて天然ボケも入っているW。利用者さんからすると孫のような存在で可愛がられている。就職した当初はホントに大丈夫かなぁと心配になってしまう面もあったが、今ではそんな心配も一切ない。常に利用者さんと同じ目線で接しているのを見ていると、この仕事が好きなのがよくわかる。いろんな事を経験しながらWがどんな風に育っていってくれるのかこれからが楽しみだ。 そして、他県からたった一人でこの地にきて頑張ってくれているO。おっとり型の性格が功を奏してか健康チェックしながら利用者さんの話にじっくりと耳を傾け、聞き上手になっている。最初のころは土地のことも解らずどう会話して良いのか戸惑い悩んだらしいが今ではしっかりなじみの関係になり、娘の様に思われ世話を焼かれている姿もチラホラ。W同様、天然ボケも入る。とことん追求していく姿をこれからも持ち続けてくれたらと思う。
皆、看護師という専門的な分野を持ちつつも介護スタッフと同じ目線で同じ気持ちで仕事ができていることを誇りに思っている。
専門的であるがゆえに責任という重圧も決して欠かすことはできないが、かいご家のスタッフとして一人ひとりの心のケアを一番大切にできる看護師であって欲しいし、私自身そうありたいと思う。
かいご家 看護主任 田本真喜子 -
伊那中央病院七夕おやつバイキング
楽しみながら食事をすることで食欲を高めてもらおう窶狽ニ7日、伊那中央病院4階ラウンジで、七夕に合わせたおやつバイキングが行われた。4階東・西棟の、食事制限のない入院患者52人が、思い思いのデザートを楽しんだ。
これまでも、バイキング形式で食事を楽しんでもらうことはあったが、おやつは今回が初めて。病室からラウンジまで付き添いが必要な患者もおり、普段より多くの看護士が必要となるため、今回は子どもや妊婦の多い4階のみで行った。
デザートは、フルーツやケーキなど10種類の中から好きなものを選べるようになっており、出歩けない人にはワゴンサービスが行われた。
ラウンジに集まった患者らは、デザートを味わいながら、院内学級の子どもたちが作った紙芝居を見たり、七夕の歌を歌ったりして楽しんでいた。
今後はアンケートに基づき、取り組みの継続も検討していく。 -
南箕輪村母子(父子)寡婦福祉協議会総会
南箕輪村母子(父子)寡婦福祉協議会総会
南箕輪村母子(父子)寡婦福祉協議会(倉田加代子会長)の05年度総会は1日、赤松荘であった。本年度事業計画案などを承認し、総会後は会食しながら楽しく交流した。
事業計画は、母子福祉研修会(おかや総合福祉センター)、県母子寡婦福祉大会(岡谷カノラホール)、母子部交流会、寡婦交流会など。年間を通してボランティア活動にも参加する。
上伊那郡市母子寡婦福祉大会は今年は南箕輪村が会場で、24日午後1時から式典と講演が村民センターである。
倉田会長は、「あなたという個性は歴史上の唯一の存在だからこそ、あまりに尊い」という言葉を引用し、自ら作った「千の蔵より子は宝、万の手、億の手かけましょう。子どもに過ぎたる宝なし、愛の手、知恵の手かけましょう」という詞を紹介し、「私たちの存在、生きていく指針にしたい」とあいさつした。 -
社会保障フォーラム開催
箕輪町産業会館で2日、上伊那社会保障推進協議会などが主催する社会保障フォーラムが開かれた。日本高齢者運動連絡会の篠崎次男事務局長をパネラーに招き、6月22日に国会で可決した介護保険見直し法案の問題点について議論を交わした。
篠崎氏は、現在介護給付の約5、6割を占める軽度者を、一律に予防給付対象とする今回の法案は、難病の人なども介護給付対象外になってしまう可能性があることを指摘。また、在宅利用者との負担差をなくすために、施設での食費や居住費を全額自己負担にするとしている点も、経済的理由から利用できない人が増加するといった問題を訴えた。
その上で「国の基準はモデルケース。私たちは、一つ一つ細かい点を明らかにしつつ、自治体交渉でこうした問題点を許さないよう、各市町村に働きかけてかなくてはならない」と話した。
##(写真よこ)
##(了) -
エイズ予防ウィーク街頭キャンペーン
正しい知識でエイズ予防の意識を高め、エイズ患者などへの理解を深めてもらおう窶狽ニ、4日、伊那保健所は、JR伊那市駅や伊那北駅前で街頭キャンペーンを行った。
エイズ予防ウィーク初日のこの日は、人通りが増える朝の通勤時間帯に、予防を呼びかけるロゴや県内の相談検査場所の連絡先が印刷されたポケットティッシュを保健所職員が配布。電車を乗り降りする高校生やサラリーマンに、午前9時ころまで予防や理解を呼びかけた。
期間中、伊那保健所は、エイズや性感染病に関する無料相談や検査を行ったり、伊那合同庁舎2階で、予防啓発のパネル展示などを
行い、啓発に努める。
相談・検査については事前予約が必要。予約で午後5時以降の対応もできる。
問い合わせはエイズ相談専用電話(TEL76・9977)へ。 -
小出3区深妙寺でアジサイ見学
伊那市西春近、深妙寺の見ごろを迎えたアジサイを楽しもう窶狽ニ1日、同地域小出3区の社会福祉協議会は、80歳以上のお年よりを対象としたアジサイの見学会を開いた。雨の中、地区の高齢者22人が参加し、鮮やかなアジサイを眺めつつ、打ち立てのそばと会話を楽しんだ=写真。
一人でなかなか外に出る機会の少ないお年よりにも、地域のアジサイを楽しんでもらう目的で、見学会は5年ほど前に始まった。アジサイも楽しみの一つだが、何よりも会話や交流を楽しみにする常連のお年よりも多いという。
この日は特別に、地域の人が打った、打ちたてのそばも振舞われた。
参加者たちは、外で見学ができなかった分、会話に花を咲かせ、窓の外のアジサイに時折目を向けつつ、4時間ほどの会を楽しんでいた。
##(了) -
ともいきの会が花壇周辺で美化作業
宮田村町2区の地域ボランティア「ともいきの会」(矢亀誠一会長)は27日、昨年秋から整備してきたJR宮田駅前の花壇が見頃となり、多くの人に楽しんでもらおうと周辺を清掃した。
村の玄関口となるJR宮田駅前は、ともいきの会の花壇のほか、住民有志でつくる一輪の会が広場を整備。殺風景だった駅前が、花いっぱいの憩いの空間に大変身を遂げている。
「本当にきれいになった。これからも手を入れて、年間通じて花を絶やさないようにしていきたい」と、ともいきの会のメンバー。
花壇周辺の草刈りやゴミ拾いなどで汗を流していた。
##写真
花いっぱいの憩いの空間になった宮田駅前。ともいきの会は見頃になった花壇周辺で美化作業に汗を流した -
「おくに言葉」で憲法を守ろう
第45回上伊那母親大会が19日、伊那市の駅前ビル「いなっせ」であり、約200人が6つの分科会の後、日本俳優連合理事の大原穣子さんの「平和憲法とわたし」と題する講演を聞いた。地域の連絡会や高教組、民主商工会などで作る実行委員会が主催。
テレビ・映画などで方言指導もする大原さんは憲法9条や11条、24条などを様々な地方の方言で朗読してみせ、「暮らしの中にある言葉で憲法を読むことで、庶民の目線で憲法を守っていくことが必要」などと訴えた。
分科会では、「子どもの豊かな成長」「暮らしと仕事」「医療と介護の問題」「農と食料医療介護」「農・食料と健康」「核兵器廃絶と憲法」「絵手紙」などをめぐって議論し、全体会議で報告大会宣言と申し合わせ事項に反映させた。 -
親子で坐禅体験して
伊那LC主催、26日長桂寺で日頃経験することの少ない坐禅を親子で楽しむ催しが26日、伊那市西町の長桂寺である。伊那ライオンズクラブ(会長・白川吉朗白川タクシー社長)が主催。
毎年恒例のこの催しは、朝6時30分に集合、1時間30分坐禅を組んだ後、朝がゆを食べるもので、禅の教えの入門編。
ライオンズクラブでは「食事のときも、勉強のときも、遊ぶときも、その時その時を大切にすごすこと」を学んで欲しいと呼びかけている。
参加自由で無料。連絡は同クラブ青少年指導委員会(電話72窶・010)まで