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高遠高校生徒 交流授業でオリジナルCDを制作
伊那市の高遠高校芸術コースは演奏修学旅行で長野県に来ている東京芸術大学附属音楽高校の生徒16人と交流授業を行いオリジナルCDを制作しました。
27日は高遠高校芸術コースの音楽・美術・書道コースの生徒と芸大付属高校の生徒が交流授業を行いました。
音楽コースでは演奏を録音してCDにしました。
ベルやチャイム、ギターなどを使い合同で演奏をしました。
書道コースでは芸大付属高校の生徒が自分のCDのラベルを作りました。
好みの書体を練習したあと本番の紙に筆でタイトルを書きました。
美術コースではCDを入れる袋のデザインをそれぞれ制作しました。
授業で制作したオリジナルCDは芸大付属高校の生徒が修学旅行の記念にするということです。 -
認知症や障害のある人へ 編み物「マフ」づくり
認知症や障害者のある人が触ると気持ちが落ち着く効果があると言われている編み物「マフ」の制作が進められています。
こちらがマフです。
毛糸でつくられていて、大きさは縦が15センチほど、横が40センチほどです。
筒状になっていて、両側から手を入れることができます。
外側や内側に毛糸でつくられた飾りが付いているのが特徴で、手で触り、感触を楽しむことで、気持ちを落ち着かせる効果があるということです。
この日はボランティアサークル「マフの会」のメンバー6人が集まり作業を行いました。
伊那市社会福祉協議会が6月に市民から家に眠っている毛糸の寄付を募ったところ、多くの毛糸が集まったため、マフをつくることにしました。
マフの会は編み物を趣味にしている人に声をかけ、今年7月に発足しました。
月に1回集まり、活動を行っています。
およそ40個のマフが完成しています。
製作したマフは来月、市内の高齢者施設や児童施設に届ける予定です。
利用した人から感想を聞き、より使い心地のよいマフづくりに役立てていくということです。
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木下区敬老会 4年振りに開催
箕輪町木下区は、区内の75歳以上を対象に敬老会を24日に、4年振りに開きました。
木下区敬老会は、区内の75歳以上の高齢者984人を対象に開かれたもので、このうち147人が参加しました。
新型コロナの影響で3年間中止となっていて、今年は4年振りに開かれました。
木下保育園の園児によるダンスの発表も行われ、訪れた人たちは目を細めて見ていました。
木下区地区社会福祉協議会の小松友昭会長は、「みなさんがこれまで培った知識や経験を後世に伝えるために、これからもアドバイスをいただきたいです」と話していました。 -
東春近小150周年の歌 湯澤さんと練習
伊那市の東春近小学校の児童と卒業生でシンガーソングライターの湯澤かよこさんが制作した、創立150周年を記念した歌の練習が27日に行われました。
この日は湯澤さんと歌の編曲をした伊那市在住の音楽家、深瀬人寛さんが東春近小学校を訪れました。
この歌は創立150周年記念として、学校が湯澤さんに制作を依頼して作られました。
今年2月に全校児童から募集した歌詞を選び、7月下旬に歌が完成しました。
児童達は今月から音楽の授業で練習を重ね、この日は初めて湯澤さんの指導を受けました。
完成した歌には、足踏みや手拍子でリズムを刻めるパートもあります。
湯澤さんは「揺れるブランコや給食など、いつもの学校生活をイメージしながら歌ってください」と話していました。
11月の150周年記念式典で湯澤さんと一緒に歌うということです。
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保育園で消防防災体験会
伊那市消防団西箕輪分団第一部による消防防災体験会が26日に伊那市の西箕輪保育園で開かれました。
園児およそ100人が参加し、西箕輪分団の7人が講師をつとめました。
体験会では子どもたちが消防団の車に乗ったり警鐘を鳴らすなどしていました。
体験会は消防団のイメージアップを図ろうと初めて企画されたものです。
保育園に子どもを預けている団員が3人いることから西箕輪保育園で行われました。
また防災クイズが行われ火事が起きたら大人を呼ぶことなどを学んでいました。 -
まほらいな市民大学 修了証書授与式
伊那市が生涯学習の場として開いている、まほらいな市民大学と大学院の修了証書授与式が26日ニシザワいなっせホールで開かれました。
学長の白鳥孝伊那市長から修了証書が授与されました。
この日は市民大学第24期生31人と大学院第8期生6人が修了しました。
市民大学修了生を代表して小池和広さんは「新たな知識に多く接することができた。2年間の学習成果を役立てこれからも地域の活性化に貢献していきたい。」と話しました。
自分でテーマを決め、1年間研究する大学院を修了した中山恵理さんは「活動するたびに新たな発見や感動が生まれた。充実した学びを得られた」と話しました。 -
有志が企画「ショッカクフェス」
伊那市の有志が企画したイベント「ショッカクフェス」が春日公園で23日に開かれました。
イベントには、地元飲食店のキッチンカーや、輪投げ、射的などのブースが並びました。
このイベントは、子どもたちに楽しんでもらおうと、地域の飲食店などを動画で発信しているグループが企画したもので、今年で3年目です。
企画したグループは「伊那を盛り上げられるよう、今後も継続して開催していきたい」と話していました。
会場には親子連れなどおよそ400人が訪れました。
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燈籠祭 高遠ばやし巡行
伊那市高遠町で燈籠祭の宵祭が22日に行われ、商店街にほおずき提灯が灯されました。
燈籠祭は五穀豊穣を願う鉾持神社の秋の例大祭にあわせ行われています。
この日は霜町連が高遠ばやしを演奏しながら町内を練り歩きました。
燈籠祭は、新型コロナの影響で規模を縮小して開催していましたが、今年は4年ぶりに高遠ばやしの巡行が行われました。
燈籠祭に合わせ、建福寺ではライトアップが行われました。
門前では、高遠小学校の5.6年生らが制作した経木の燈籠130基が並べられ、灯りがともされました。
石仏もライトアップされ、建福寺の門前は幻想的な雰囲気に包まれていました。
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箕輪町におもちゃ図書館 自由にレンタル
箕輪町のボランティア団体が運営するおもちゃを自由に選んでレンタルすることができる「おもちゃ図書館」が、三日町の施設内にオープンしました。
おもちゃ図書館は、ベルシャイン箕輪店近くのふれあい宮坂組箕輪支店敷地内「トイロベース」にできました。
利用者は、子ども1人につき1つカタログ内から好きなおもちゃを選ぶことができます。
初回のみ登録料として300円を払えば、以降無料で2週間借りることができます。
おもちゃ図書館は、こども食堂などを運営するボランティア団体「Purみんなの学校」が、9月18日から開いているものです。
レンタルできるおもちゃは、日本おもちゃ図書館財団とNPO法人から支援を受けて揃えたものや、寄付品など現在およそ40点あります。
おもちゃ図書館の営業時間は、毎週月曜日の午前10時から午後5時までとなっています。
おもちゃ図書館がある「トイロベース」は、不登校の子どもの支援や居住支援、放課後の子どものあそび場となっています。
リユースルームでは、子どもの成長により着られなくなった服を引き取り、必要としている人に無料で提供しています。
他にも、企業や地域の人からの協力で集まった食材も、無償で提供しています。
「トイロベース」では、家庭に眠っている食材や子ども服、使わなくなったおもちゃなどの寄付を呼び掛けています。
問い合わせ先 電話79-1016
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第32回信州伊那井月俳句大会
漂泊の俳人、井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が10日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
最高賞の井月俳句大賞には、東京都の綾野まさるさんの作品「賑やかに 別れるための 西瓜切る」が選ばれました。
綾野さんは都合により表彰式は欠席となりました。
大賞をあわせ12人が受賞し、10日は出席した3人に表彰状が手渡されました。
俳句大会には高校・一般の部に321人から1,364句、小中学校の部は1,573人から2,119句の応募がありました。
信州伊那井月俳句大会実行委員会の北原明委員長は「最近は井月が広く知られるようになった。今後も多くの人に親しまれる俳句大会にしたい」と話していました。
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伊那西高校定期演奏会
伊那市の伊那西高校の3つのクラブ合同の第20回定期演奏会が、伊那文化会館で18日、開かれました。
定期演奏会は、合唱クラブ、吹奏楽クラブ、お箏クラブ合同で開かれました。
新型コロナの影響でここ数年は人数を制限していましたが今年は4年ぶりに通常開催しました。
定期演奏会は、日ごろの練習の成果の発表の場として開かれていて3年生にとっては最後のステージとなります。
お箏クラブが定期演奏会に出演するのは今年で2回目で、生徒たちは、琴の音色を響かせていました。
吹奏楽クラブは、コンクールの課題曲やポップスなどを演奏しました。
合唱クラブは、コンクールの課題曲や合唱曲などを歌いました。
会場には、友人や保護者たちが訪れ、それぞれのステージを楽しんでいました。
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暑さ地蜂にも影響か…
伊那市地蜂愛好会の会員は、山で捕ったクロスズメバチ通称地蜂の巣を自宅で育てています。
今年は暑さの影響で多く会員が育てるのに悪戦苦闘しています。
伊那市地蜂愛好会会長で西箕輪の山口政幸さんです。
山口さんは、蜂を飼って65年の大ベテランで、今年は自宅の庭で6つの巣を育てています。。
40人ほどいる会員のうち7割が11月の地蜂の巣の重さを競うコンテストに向けて、餌を与えるなどして育てています。
今年は、7月からの暑さで蜂の通いが悪く、過去をみてもこのような年はないと山口さんは話します。
今月開かれた役員会で会員の半分近くが巣を駄目にしてしまったとの報告があったということです。
気温が高いため、山口さんは、毎日巣箱の周りに水をまくなどして対応してきました。
また、今年は山で巣を見つけるのにもひと苦労したということです。
日中の気温が20度から23度ほどになれば蜂の通いも良くなり大きい巣ができるのではと期待しています。
伊那市地蜂愛好会は、蜂追い文化を継承しようと活動しています。
今年の、地蜂の巣コンテストは、11月5日に西箕輪のみはらしファームで行われます。 -
パネックス 非常用のパン2万個を伊那市に寄付
伊那市東春近に工場があるパン製造・販売を行う株式会社パネックスは長期保存が出来る非常用のパン2万個を伊那市に寄付しました。
19日市役所で寄贈式が行われ株式会社パネックスの前野朝彦社長が白鳥孝市長に目録を手渡しました。
寄贈されたのは非常食用のパン2万個です。
酵母菌やバターなどを厳選し脱酸素剤を使うことで保存料を使うことなく5年間保存出来るということです。
今回贈られたパンは指定避難所になっている小中学校18か所に保管されます。
前野社長は「災害時に帰宅できなくなった子どもの非常食などに役立ててもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「学校の防災教育にも役立てていきたい」と話しました。
株式会社パネックスは2018年から市と災害時応援協定を結んでいて、今回は長期保存ができるパンを寄贈しました。
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人権教育講演会「満蒙開拓から人権について考える」
中国東北部にかつて存在した満州国に農業移民として渡った満蒙開拓団の歴史を通じて人権について考える講演会が8月31日に伊那市のいなっせで開かれました。
講演会では「満蒙開拓から人権について考える」と題して阿智村の満蒙開拓平和記念館事務局長の三沢亜紀さんが話をしました。
三沢さんによると満蒙開拓では日本全国から約27万人の農業移民が旧満州国へ渡り、長野県からは3万3千人と全国で最も多いということです。
三沢さんは故郷に帰ってきた人たちが親族から自分だけ帰って来ことを責められ、「過酷な体験が共感してもらえなかった」と話していました。
講演会は公益社団法人上伊那教育会がひらいたものでおよそ40人が参加しました。
上伊那の教職員のほか、今年は4年ぶりに一般参加もありました。
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箕輪町 町内定額タクシー10月から運用
箕輪町は、10月2日から高齢者などが対象の町内定額タクシー「まちなかタクシー」の運用を始めます。
22日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、概要が示されました。
まちなかタクシーは、町内に住む65歳以上の人などが対象で、1回の乗車にかかる運賃が500円、免許返納者などは250円の定額タクシーです。
差額は町が負担します。
利用するには登録が必要で、タクシーを降りる際に町から届く登録証を提示すると割引となります。
自宅から目的地までを結ぶドアツードアとなっています。
運行業者は伊那タクシーみのわ営業所です。
利用日時は平日の午前9時から午後3時で、エリアは箕輪町全域です。
箕輪町によりますと、きのう現在で、393人が登録しているということです。
箕輪町では、令和3年度に行ったデマンド型タクシーの実証実験の利用者の意見を取り入れ、今回の事業を開始することにしたということです。
1日何回でも利用可能で、10月2日から利用が開始されます。
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ミヤマシジミ復活目指しコマツナギ植付
4年前まで天竜川と三峰川の合流点付近で生息が確認されていた絶滅危惧種の蝶ミヤマシジミを復活させようと、天竜川上流河川事務所などは餌となるのコマツナギを21日現場に植え付けました。
この日は天竜川上流河川事務所や河川の除草作業を行っている守屋建設、ミヤマシジミ研究会の15人程がコマツナギの苗130本を三峰川の堤防に植えました。
コマツナギはミヤマシジミの幼虫の餌となりますが、河川整備や植生の変化などが原因で減っています。
ミヤマシジミは2.5~3センチほどの小さな蝶で環境省の絶滅危惧種に指定されています。
現在は長野県南部や静岡県、山梨県など限られた場所でしか生息していないということです。
4年前まで天竜川と三峰川の合流点にミヤマシジミが生息していたということですが、コマツナギの群落が減少したことにより姿が見られなくなっていました。
ミヤマシジミを復活させようとこの取り組みが始まりミヤマシジミ研究会会員や伊那西小学校児童が苗を育ててきました。
コマツナギは落葉小低木で最大の樹高は70~80センチほど、2年ほどでその高さに成長するということです。
来年の9月ごろにはミヤマシジミの成虫を移殖して卵を産みつけさせ、うまくいけば再来年の春に孵化するということです。 -
このまちのおしごとごっこ 10月15日開催
伊那商工会議所青年部は来月15日に開く小学生が職業体験をするイベント「このまちのおしごとごっこ」についての記者会見を20日伊那商工会館で開きました。
20日は伊那商工会議所青年部企画交流委員会の中村直哉委員長が概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」は小学生が消防士や美容師、アナウンサーなど様々な職業体験ができるイベントです。
体験を通じて将来の夢や考える力を養ってもらおうと企画されました。
今年は21企業がブースを出展し伝統芸能なども体験できるのが特徴ということです。
市内の小学生を対象に10月15日日曜日に午前午後の2部制で伊那商工会館で開催されます。
参加は無料で216人の完全予約制です。 -
日本山岳写真協会南信支部 写真展「貌・季節の中で」
日本山岳写真協会南信支部の第28回写真展「貌・季節の中で」
が、20日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には、会員12人の作品60点が展示されています
日本山岳写真協会には、84年の歴史があり、南信支部は発足して29年目になります。
南信支部には、プロアマ問わず30代から70代までの16人が所属しています。
展示は、県内で撮影した作品も多くあり、四季折々の山の風景を見ることができます。
写真展は毎年開かれていて、今年は、山肌の荒々しさや天気の移り
変わりを撮影した作品も多く、バリエーションが広がったということです
日本山岳写真協会南信支部の第28回写真展「貌・季節の中で」は24日まで伊那文化会館で開かれています。
23日午後2時からは、支部長の津野祐次さんによるライブトーク
が行われる予定です。
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音訳ボランティア養成講座
音訳について学ぶ音訳ボランティア養成講座が20日に伊那市の伊那図書館で開かれました。
この講座は、新聞記事をCDに録音して届ける活動をしている音訳ボランティア「鈴音の会」が会員の技術向上と新規会員募集のために毎年開いています。
今回の講座には、会員11人のほかボランティアに興味のある7人が参加しました。
講師は、飯田市立図書館の音訳ボランティアグループに所属している熊谷祥子さんが務めました。
熊谷さんは「字を読むのではなく、言葉を声に変えて読むことが大事です。音訳は聞き手が情報を得るために利用するものなので、内容が正しく伝わるように読んでください。」と話していました。現在は伊那市と駒ヶ根市の合わせて5人がCDを利用しているということです。
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役目を終えた御柱を倒す
7年毎に1度、伊那市富県南福地で行われる御柱祭。
前回2017年に建てた御柱を倒す柱休めが18日、行われました。
18日は、南福地の諏訪神社に祭典委員や氏子およそ30人が集まりました。
前回建てた4本の柱を重機で慎重に倒しました。
倒した柱は、チェーンソーで1mほどに切り丸太にしました。
4本の柱は、1時間ほどで無事に倒されました。
伊那市富県南福地の御柱祭は24日にクライマックスを迎えます。
24日は一と二の柱の里曳と建御柱が行われ、神社参道の石段を引き上げるのが見所となります。
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つかはら 高温などの影響でイナゴ不作に
伊那谷の珍味の一つ、イナゴ。
本来なら採集の時期となりますが、今年は夏の高温や大雨の影響で発生量が減っているということです。
伊那市上新田の「つかはら」では、イナゴの田舎炊きのパックづめ作業が行われていました。
19日は20キロを加工しましたが、イナゴはすべて去年のものです。
仕入れを担当する2代目の塚原保治さんです。
つかはらでは、毎年、新潟県や山形県、秋田県などからイナゴを入荷しています。
稲刈りが終わると本格的な入荷が始まるということですが、今年は高温や大雨の影響でまだだということです。
不作の一方、昆虫食への注目もあり、注文は年々増加しています。
気候の変化は、伊那谷の郷土食にも影響を及ぼしています。
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藤城村長 高齢者宅を訪問し長寿祝う
敬老の日にあわせ、南箕輪村の藤城栄文村長は、村内の高齢者宅を訪問し、長寿を祝いました。
19日は、藤城村長が、田畑の植田光夫さん・さち子さん宅を訪れ、祝い金を渡しました。
光夫さんは、1935年、昭和10年生まれで、11月に88歳になります。
妻のさち子さんは、1943年、昭和18年生まれの80歳です。
今年で結婚から56年を迎え、2人の子供にも恵まれ、孫とひ孫はあわせて4人いるということです。
南箕輪村では、80歳、88歳、99歳以上の人に祝い金を渡していて、対象者は274人となっています。(3月31日現在)
最高齢は、男性が101歳、女性が103歳だということです。(9月1日現在)
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春近郷ふれ愛館で連鶴教室
一枚の和紙から複数の鶴を折る連鶴の教室が、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で17日開かれました。
連鶴は、一枚の紙に切り込みを入れ、複数の鶴を折ります。
江戸時代に三重県桑名市の僧侶が考案したとされていて、桑名市の無形民俗文化財に指定されています。
教室は、宮田村在住の中城忍夫さんが指導を行っていて、この日は6人が参加しました。
中城さんは、南信の4か所で教室を開いています。
中城さんは「折り目を正確につけることや、机の上に置くのではなく、手で持って折ることが綺麗に作るポイントです」とアドバイスしていました。
連鶴教室は、春近郷ふれ愛館で毎月第3日曜日に開かれています。
制作した作品は、11月4日と5日に行われる東春近地区の文化祭で展示されます。
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東部中 吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が伊那文化会館で17日、開かれました。
定期演奏会は、練習の成果の発表の場として年に1度開かれていて今回が19回目です。
吹奏楽部は、1年生から3年生まで合わせて51人で活動しています。
17日は、コンクールの課題曲やポップスなど13曲を演奏しました。
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西町区敬老会 4年ぶりに開催
18日は敬老の日です。
伊那市の西町区では75歳以上の高齢者を招いての敬老会を西町公民館で17日、開きました。
敬老会には、西町区に住む75歳以上の高齢者719人のうち54人が参加しました。
新型コロナの5類移行に伴い、4年ぶりに通常開催しました。
17日は、地元の竜南保育園の年長園児が歌を披露しました。
また、伊那小学校の児童が書いた手紙が出席者に贈られました。
17日は、演歌歌手や地元のサークルなどによるステージ発表も行われ、参加者は食事をしながら楽しんでいました。
小西武夫西町区長は「区の発展に尽力していただいた事へ感謝し、これからも元気に活躍していただきたい」と話していました。
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A・コープ美すず店 改装オープン
伊那市美篶のA・コープ美すず店が15日改装オープンしました。
午前9時のオープン前から多くの客が訪れ、予定より5分早めて開店しました。
売り場の充実を図ろうと2日から改装工事を行いました。
クリーニングコーナーをなくし、品揃えの充実を図った他、店内のレイアウトを変更して明るく見やすい売り場づくりを心がけたということです。
直売コーナーは、店舗の顔となる売り場として地元の農家が出荷した農産物が並びます。
記念イベントとして16日、17日は手打ちそばの実演販売が行われ17日は、県のPRキャラクター「アルクマ」が来店することになっています。 -
漸進展 今回が最後
伊那市在住の画家による第20回記念「漸進展」が15日から、伊那市のいなっせで始まりました。
今回でこの展示会は最後となります。
会場には、会員4人が描いた油彩画や水彩画など15点が並んでいて、元会員の作品も展示されています。 漸進展は、いなっせのオープン記念として始まりました。
国画会準会員で2021年に亡くなった伊那市の小林修一郎さんが、中央の展覧会に出品している人たちに声をかけて展示会が始まったということです。
漸進は、ゆっくり、少しづつ、進んでいくという意味が込められています。
8人程いた会員は、高齢化などにより現在4人となりました。
小林さんの意思を次いで20回までは開催することを決めていたということで、今回の展示会を最後に解散することを決めました。
15日は、多くの人が会場を訪れていました。
今回で最後となる第20回記念「漸進展」は18日(月)までいなっせ展示ギャラリーで開かれています。
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西春近北小 クマの生態を学ぶ
クマの生態や出会った時の対処法を学ぶ授業が伊那市の西春近北小学校で15日、行われました。
西春近北小学校では、去年学校区でクマの目撃情報が多く寄せられたことから、クマについて学ぶ授業を行っています。
午前中は、高学年の児童84人が体育館に集まりクマの生態などについて学習しました。
講師を務めたのはNPO法人信州ツキノワグマ研究会会員で信州大学山岳科学研究拠点、助教の瀧井暁子さんです。
15日は、西春近地区で捕獲された熊の毛皮や頭の骨が用意され、児童たちが歯の形や爪などを興味深そうに見ていました。
また、回収した糞からクマが何を食べているかを虫眼鏡で観察しました。
瀧井さんは「クマはめったに人を襲わない動物です。もし出会ったらゆっくり後ずさりしてください」と話していました。
また、クマに遭遇した時、「物を投げたり大声で叫ぶことはしない。鈴などで音を出しながら歩くことが大切です」と児童たちに呼び掛けていました。
西春近北小学校区で8月に1件クマの目撃情報があったということです。
西春近北小学校では、去年からランドセルに鈴をつけるよう指示をしていて、ほとんどの児童が着けているということです。 -
県書道展 17日まで
第76回長野県書道展が、伊那市の伊那文化会館で15日から始まりました。
会場には上伊那を中心とした一般と小中高生の作品、およそ800点が展示されています。
1階の美術展示ホールには一般と高校生の作品が並んでいます。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、高遠高校3年の羽場愛華さんと伊那弥生ケ丘高校の渋谷咲未さんの作品が特選に選ばれています。
2階の小ホールには小中学生の作品が並んでいます。
関係者は「今回も個性豊かな作品が多く並んでいるのでぜひ見に来てほしい」と話していました。
県書道展は、17日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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聞き書き甲子園 高校生がすがれ追い取材
全国の高校生が農山漁村の名人から話を聞き、記録・発信する聞き書き甲子園で、受け入れ自治体となっている伊那市に高校生が訪れ、取材活動を行っています。
このうち、9日は、すがれ追い名人で伊那市地蜂愛好会会長の山口 政幸さん宅に、神奈川県の高校3年生 髙橋 葵さんが訪れていました。
髙橋さんは、山口さんからすがれ追いについてレクチャーを受けたり、インタビューしたりしていました。
聞き書き甲子園は、全国の高校生が、農山漁村の名人を訪ね、一対一で知恵や技術、生きざまについて聞き取り、記録し発信する取り組みです。
受け入れ自治体となっている伊那市には、すがれ追いの他、ざざむし漁や郷土料理など7人の名人のもとに全国各地から高校生が訪れています。
髙橋さんはボイスレコーダーを手に、山口会長から話を聞いたり写真を撮ったりしていました。
髙橋さんは、ほかに、蜂の子料理を食べたり、すがれ追いの動画を見たりしたということです。
聞き書き甲子園では、11月までに再度取材を行い、12月に作品を完成させ、来年3月に成果発表会が開かれる予定です。