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箕輪町の児童民生委員 絵本を寄贈
箕輪町の民生児童委員は、町防災交流施設みのわBASEに絵本を8月21日に贈りました。
8月21日は、箕輪町の民生児童委員の浦野幸子副会長らが、みのわBASEを訪れ原弘道副施設長に絵本を手渡しました。
絵本は、キッズスペースの本棚に置いてもらい、多くの親子に施設を利用してほしいと委員の家庭で不要になったものを持ち寄ったものです。
破れていないことや汚れていないことが条件で、58冊が集まりました。
みのわBASEでは、絵本の貸し出しはせず、施設内で利用を予定してるということです。
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台風10号は熱帯低気圧に 南部では大雨警戒
長野地方気象台によりますと、台風10号は1日正午に熱帯低気圧になりました。
今夜遅くから南部で大雨となる可能性もあるとして注意を呼びかけています。
台風10号は、1日正午に熱帯低気圧になり、東海から北陸に向かって北上する見込みです。
2日の午後6時までの24時間に降る雨の量は南部の多いところで80ミリと予想されています。
長野地方気象台では、これまでの雨で地盤の緩んでいるところがあり、2日夕方にかけて土砂災害にも注意が必要だとしています。
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体験型のキャンプイベント
小学生を対象にした体験型の1泊2日のキャンプイベントが箕輪町のながた自然公園キャンプ場で31日、と1日の2日間行われました。
イベントは、学校・学年の垣根を越え、様々な体験をすることで、探究力やコミュニケーション能力など、目に見えない力「非認知能力」を身につけてもらおうと伊那青年会議所が企画したものです。
キャンプには、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生40人が参加しました。
ながた自然公園キャンプ場を会場に、カレーづくりや流しそうめんのほか、虫探しやランタンづくりなど、自然の中で様々な体験イベントを子どもたちが2日間楽しみました。
2日目の1日は5つのグループにわかれ箕輪町の間伐材などを使ったベンチ作りに挑戦しました。
31日から製作していて、1日は仕上げです。
子どもたちは鑢をかけたり、ネジを締めたりして幅2メートル高さ1メートルのベンチを作りました。
完成すると子どもたちは、ベンチに腰掛け、かき氷を味わっていました。
子どもたちが製作したベンチは、ながた自然公園キャンプ場で利用されるということです。
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ブロック玩具で創造力を養う
ブロック玩具を組み立てて創造力を養う催しが伊那市で駄菓子などを販売している店、「本と駄菓子と、、、それぞれ」で18日開かれました。
催しには小学生とその保護者など約20人が集まりました。
組み立てかたを教えたのは、ブロック玩具のテーマパークで内装を担当したり組み立て方の教室を開いていた東京都の舘岡文彬さんです。
この催しは店の経営者が親戚の舘岡さんに依頼し、地域の子どもたちにブロック玩具のおもしろさを知ってもらおうと開いたものです。
舘岡さんは「組み立て方を工夫することで、自分の好きなものを作ることができ創造力を養うことにつながります。」と話していました。
参加した子どもたちは、ブロック玩具で遊んだり、自分の好きな形に組み立てたりして楽しんでいました。 -
伊那地域で大雨の可能性
台風10号は30日、午後3時現在、愛媛県付近を東に進んでいます。
長野地方気象台によりますと、台風は9月1日の午前中には熱帯低気圧に変わるということですが、県内では3日頃まで大雨になる可能性があるということです。
長野地方気象台によりますと、台風10号は四国の愛媛県付近を東に進んでいて、31日には高知県方面へ向かう予想です。
9月1日には熱帯低気圧に変わるということですが、雨雲が残ることから伊那地域でも大雨になる可能性があるということです。
この影響で、南箕輪村は30日、9月1日に予定していた防災訓練の中止を決めました。
伊那市と箕輪町は29日に中止を決めています。
高速バスは、新宿・伊那飯田線の上りについては30日、午後3時現在終日運休、下りについても午後6時台までの便については運休となっています。
長野地方気象台では、9月3日頃までは大雨に注意するよう呼び掛けています。
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石仏灯ろう作り体験会
経木を使って石仏灯ろうをつくる体験会が、伊那市高遠町の高遠小学校で30日に行われました。
30日は、高遠小学校の5年生と6年生の児童が石仏灯ろうづくりに挑戦しました。
体験会は、江戸時代の石材加工職人「高遠石工」や地元産のアカマツを使った経木など伊那市の文化などについて知ってもらう機会にしようと伊那市観光協会が企画したものです。
このうち5年生の児童は、用意された紙に高遠町内にある代表的な5つの石仏の中から1つ選び、なぞって絵を描きました。
縦40センチ、横15センチの経木3枚をつなぎ合わせ、描いた絵を貼り、ペットボトルが入る大きさの筒状にしました。
最後にLEDライトを入れて完成です。
製作した灯ろうは、石仏が数多く残されている建福寺で来月22日・23日に行われるライトアップイベントで展示されます。
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ぶどう園「雅秋園」営業始まる
箕輪町福与のぶどう園「雅秋園」の今シーズンの営業が30日から始まりました。
広さおよそ1ヘクタールの果樹園では、12種類のぶどうを栽培しています。
30日は、雅秋園の園主、浦野崇さんが収穫作業に追われていました。
ぶどう狩りは2020年から中止し、直売所のみの営業となりました。
今年は、気温が高く、寒暖差もあり、糖度が早く増したということで、例年より2日早く営業を始めました。
直売所には採れたてのぶどうが並びます。
直売所では、強い甘みと独特の香りがするポートランドや甘みと程よい酸味のあるデラウェア、濃厚な甘さで皮にはポリフェノールが多く含まれているナガノパープルが購入できます。
品種にもよりますが、1パック800円から販売しています。
初日は、地元の人たちが訪れ好みのぶどうを買い求めていました
浦野さんは、梨や洋梨も栽培しています。
今後の台風の進路や影響を心配しています。
雅秋園の営業は、10月上旬までで時間は午前9時から午後6時までとなっています。 -
開山200周年 東駒ヶ岳に看板設置
伊那市と山梨県北杜市にまたがる南アルプスの駒ヶ岳の山頂に伊那市と山梨でそれぞれ親しまれている名称「東駒ヶ岳」「甲斐駒ヶ岳」の看板を28日に設置しました。
この日は伊那市の白鳥孝市長や伊那市と北杜市の職員およそ20人が看板を設置しました。
伊那市側には、東駒ヶ岳と表記した看板が新たに設置されました。
また北杜市側にあった甲斐駒ヶ岳と書かれた看板も今回新しいものに更新されました。
最後に白鳥孝市長がネジを締めつけ設置が終了しました。
山梨県北杜市では「お互いの呼び名を記した立派な看板なので一つのシンボルとして見てもらいたい」と話していました。
設置された看板は天然カラマツを使った高さ55cm、幅110cm、重さ10kgで、上部は木の形を活かすことで山の稜線を表現しています。
東駒ヶ岳の看板は伊那市の職員と地域おこし協力隊の合わせて3人がこの日登山道を交代しながら4時間かけて運びあげました。
南アルプスの駒ヶ岳は伊那では東駒ヶ岳として親しまれ、山梨などでは甲斐駒ヶ岳と呼ばれています。
今回の看板設置は伊那市側から東駒ヶ岳への登山道が開かれて200年を記念し行われました。 -
9月28日に通り町商店街周辺で吞みあるきイベント
伊那谷の地酒を味わうことができる呑みあるきイベントが、9月28日に伊那市荒井の通り町商店街周辺で行われます。
29日は、伊那商工会館で記者会見が開かれ、実行委員会が概要を説明しました。
「第27回信州伊那街道秋の呑みあるき」は、9月28日(土)の午後4時から7時30分まで行われます。
伊那市荒井のセントラルパーク、いなっせ北側広場、通り町商店街を会場に、伊那谷の地酒を味わうことができます。
29日現在で、辰野町から中川村の11社が参加することになっていて、およそ60の銘柄を楽しむことができます。
ほかに、ローメンやおたぐりなどの屋台が並びます。
イベントへの参加には、チケットが必要です。
12枚綴りの試飲チケットで、前売券は税込み2,500円で、市内の酒店や参加する蔵元などで来月2日から販売を開始します。
前回は、前日までに完売し、当日券が無かったということで、前売券の購入を勧めています。
詳しくは、酒文化いたや、電話72-2331までお問い合わせください。
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台風10号 9月1日に最接近か
台風10号は29日午後4時現在、九州を北上しています。
長野県には、早ければ9月1日の昼過ぎに最も近づく予想となっています。
長野地方気象台によりますと、台風10号は勢力を弱めながら九州を北上していて、その後進路を東に変え本州に向かってくる予想となっています。
早ければ9月1日の昼過ぎに、遅くても3日の朝に最も長野県に近づく予想です。
この影響で、伊那市と箕輪町では9月1日に予定していた防災訓練を中止しました。
南箕輪村では30日の午前中に判断するということです。
長野地方気象台では、強い風や雨に注意するよう呼び掛けています。
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町郷土博物館 9月にリニューアルオープン
老朽化が進み工事が行われていた箕輪町郷土博物館のリニューアルオープンが、9月28日に決まりました。
27日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、担当職員が概要を説明しました。
昭和49年(1974年)に開館した町郷土博物館は老朽化が進み、去年4月からリニューアル工事を行っていました。
リニューアル後は新たにエントランスや図書・講座室が設置されます。
また、入館料が無料になりました。
記念イベントとして10月5日から東京国立博物館から借用して風神雷神図屏風(高精緻複製品)と夏秋草図(高精緻複製品)展示されます。
オープン当日の9月28日にはセレモニーで古田人形芝居保存会による三番叟の奉納やテープカットが予定されています。
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17とりどり祭に向け高校生が合宿
11月に伊那市の高校2年生が主体で開く賑わい創出イベント「17とりどり祭」の実行委員は24日から合宿を行い、聞き取り調査やイベントの内容の検討を行いました。
初日は実行委員会のメンバーらが5グループに分かれ伊那市街地を散策しました。
高校生は商店街について店主に話を聞いていました。
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おたっしゃ教室 合同発表会
伊那市高遠町で介護予防を目的に地区ごとに開かれているおたっしゃ教室合同の活動発表会がきょう高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
発表会には高遠町のおたっしゃ教室に通う人たちや介護予防の推進を目的に活動するいきいきサポーターなど、およそ130人が参加しました。
おたっしゃ教室は高遠町で地区ごとに開かれている介護予防の教室で、体操や脳のトレーニングをしています。
活動発表会は毎年開かれているもので、きょうは11団体が活動の成果を披露しました。
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長谷中尾で棚田まつり
過疎化が進む伊那市長谷中尾を盛り上げようと、24日に棚田まつりが行われ、会場となった中尾座周辺は200人を超える賑わいとなりました。
棚田まつりは、長谷中学校の太鼓演奏で幕を開けました。
中尾座周辺には市内飲食店などが出店し、訪れた人たちが買い求めていました。
まつりでは子ども神輿が行われました。
集まった長谷の小中学生が区内の神社から中尾座までの約1キロを練り歩きました。
中尾地区には子どもがおらず、子ども神輿はおよそ15年ぶりだということです。
中尾座では、富県のまつり芸能集団田楽座などの公演が行われ、訪れた人達が楽しんでいました。
駐車場では尻相撲大会が開かれました。
棚田まつりは、中尾を中心に長谷で輸出用の米を栽培する農業法人Wakka Agriが、過疎化が進む中尾を盛り上げようと行いました。
まつりの最後は、田んぼの周りに設置したろうそくに火を灯し病害虫を追い払う「虫送り」の行事を再現しました。
棚田の周りに設置されたおよそ350個のろうそくに、参加した子どもたちが火を灯していきました。
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55歳以上対象 企業面接会
55歳以上の人が対象の企業面接会、シニア向け伊那チャレ面接会が27日に伊那市役所で開かれました。
今回の面接会の対象は、55歳以上の人です。
13の企業・団体の説明を全体で聞いた後、それぞれのブースで個別に説明を受けていました。
この日参加した13社のパートや正社員の求人は合わせて75人となっています。
このシニア向け面接会は、土日や夕方に働くことができるシニア世代の求人が増えていることからハローワーク伊那と伊那市が共催で開いていて、去年に続き2回目です。
説明会は、去年はおよそ100人の参加でしたが、今年はおよそ150人の参加がありました。
ハローワーク伊那では今後もこの面接会を開いていくほか、子育て世代向けなど範囲を絞った面接会を開いていきたいとしています。
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信州高遠美術館 若手アーティスト展「麓芸落合」 開催中
南信地域の若手芸術家6人の作品が並ぶ「麓芸落合」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、伊那市出身の清水恵さん、南箕輪村出身の堀江大晴さん、同じく南箕輪村出身で高遠高校を卒業した大林佐和子さんなど、南信地域に縁のある作家6人の作品が展示されています。
信州高遠美術館では、2015年から、地元を中心に活動する若手作家を応援しようと「若手アーティスト展」を年に1回開いています。
イベント名の「麓芸落合」は、“中央アルプスと南アルプスの山麓で活躍する6人の芸術家が出会う”という意味が込められています。
県内や東京都を中心に個展を開いている清水さんは、透明水彩画を中心に10点を展示しています。
堀江さんは、版画作品を中心に6点を展示していて、日常風景に隠された不思議を独自の表現方法で表しています。
大林さんは、東京造形大学を去年卒業しました。
今回の展示会では、様々なジャンルを組み合わせた作品27点を展示しています。
若手アーティスト展「麓芸落合」は、11月4日月曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。 -
フェンシング 池上君全国大会へ
フェンシングの全国大会に出場する伊那市の西春近北小学校6年の池上泰平さんが白鳥孝市長を9日に表敬訪問しました。
池上さんは5月に開かれた県大会で2連覇を果たし、今月31日に静岡県で開かれる全国小学生フェンシング選手権大会・小学5・6年生の部男子フルーレ個人戦に出場します。
全国大会への出場は去年に続き2度目です。
池上さんは小学2年生でフェンシングを始め、箕輪町の長野フェンシングクラブで週に3日練習しています。
この大会でベスト8に入ると小学生の部で日本代表選手に選ばれるということで、
白鳥市長は「日本代表になれるよう頑張ってください」と激励していました。 -
上農生徒が整備してきた噴水跡地の作業 完了
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が3年計画で進めてきた伊那市の春日公園噴水跡地のブロックの敷き詰め作業が、26日に完了しました。
26日は、上農高校のコミュニティデザイン科里山コースの3年生およそ20人が最後の実習を行いました。
この場所には、1989年に噴水が整備されましたが、コストの削減のため使われなくなり、およそ30年間そのままになっていました。
実習は、人材育成などを目的に、上伊那の建設業者がサポートし、2022年度から3年計画で行われてきました。
今年度は、5月から5回にわたりおよそ180平方メートルにコンクリートブロックを敷き詰めてきました。
最後は、生徒の名前が入ったブロック20個を敷いて完成しました。
異なる色のブロックを使い、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラをデザインしました。
活動をサポートしてきた関係者は、「将来就職活動をする時に、建設業も選択肢の一つに入れて欲しい」と話していました。
9月3日には、建設業協会伊那支部の会員が仕上げをすることになっています。 -
台風10号 31日に県内最も接近か
台風10号は、26日午後4時現在日本の南の海上を西北西に進んでいて、長野県には31日土曜日に最も接近する見通しです。
長野地方気象台の発表によりますと、台風10号は31日土曜日に、県内に最も接近するとみています。
ただ、台風の動きが遅くなっているとして、気象台では最新の情報を常に確認するよう呼び掛けています。 -
ゴンベエさんら子どもの居場所「ひだまりの家」オープン
バルーンアートなどの大道芸人として活動してきた「ゴンベエワールド」矢野正貴さんは、地域の住民と協力し、子どもたちが集まれる居場所「ぽかぽかひだまりの家」を、伊那市西町の沢地域交流センターで毎月第1日曜日に開きます。
25日は、オープニングインベントとして地区の親子を招きました。
会場には、段ボールで作られた迷路や、恐竜などの装飾が設置されていました。
訪れた子どもたちは、さっそく段ボールの中に入ったり、スライムを作る体験をしたりして楽しみました。
会場となる沢地域交流センター入り口では、伊那中学校美術部の生徒が制作したアーチがお出迎えしました。
地域の竜南・竜西保育園の園児が制作した風鈴なども展示され、会場の雰囲気を盛り上げていました。
この子どもの居場所「SAWAぽかぽか ひだまりの家」は、ゴンベエワールドとして活動し去年大道芸人を引退した矢野正貴さんが中心となり、毎月1回、第一日曜日の午前9時から正午まで開きます。
沢町内会に呼びかけ集まった子ども向けの絵本や漫画・おもちゃなどが用意され、自由に遊ぶことが出来ます。
25日は、綿あめやポップコーンも配布され、子どもたちが味わっていました。
また、マジック歴20年以上という伊那部の伊藤光博さんがマジックを披露しました。
矢野さんは、この活動に協力してくれるボランティアを募集しています。
ぽかぽか ひだまりの家は、次回、9月1日(日)午前9時~正午まで開かれます。
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熱中症で1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、箕輪町で
80代男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
程度は中等症だということです。
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有賀徹さん いちじく出荷
伊那市手良の有賀徹さんは、果物「いちじく」を栽培していて現在、収穫期を迎えています。
伊那市手良の有賀ファームです。
主に米や花を中心に生産していて、いちじくも主力の一つです。
代表の有賀徹さんは、定年退職後、本格的に農業をはじめました。
比較的、手のかからない「いちじく」を栽培しようと、18年前に10本の苗木を植えました。
現在は、2棟のハウスで栽培していて、8月から出荷が始まっています。
1本の木からおよそ600個を収穫できるということです。
いちじくは、追熟しない果物のため収穫したてが美味しいタイミングだということで毎朝、熟したものを摘み取り出荷しています。
食物繊維が多く含まれていて、そのまま食べてもドライフルーツにしても良いということです。
有賀さんは、特に生ハムとの相性が良いと話していました。
収穫したものは、作業場でパック詰めを行います。
1パック4個入り500円で、伊那市のAコープ伊那中央店や南箕輪村のファーマーズあじ~ななどで販売しています。
いちじくの出荷は、10月いっぱい行われるということです。 -
天空のオーケストラ 10月に鹿嶺高原でコンサート
伊那文化会館は、伊那市長谷の標高1,800メートルの鹿嶺高原で、オーケストラと合唱が共演するコンサートを10月5日に開きます。
22日は、伊那文化会館で記者会見が開かれました。
コンサートは標高1,800メートルの鹿嶺高原キャンプ場の展望台「Kareinaテラス」で開かれます。
伊那フィルハーモニー交響楽団と合唱団の総勢90人が出演し、次世代を担う指揮者として期待される横山奏さんが指揮を務めます。
標高1,800mという山の上でのオーケストラによるコンサートは、全国的にも珍しいということです。
「鹿嶺高原コンサート 天空のオーケストラ」は、10月5日(土)の午後1時から、鹿嶺高原のKareinaテラスで開かれます。
入場は無料で誰でもみることができますが、駐車場の予約が必要です。
駐車できるのはおよそ50台で、24日から伊那文化会館で予約を受け付けています。
なお、コンサートの模様は、121チャンネルで生中継する予定です。
伊那文化会館 電話 73-8822
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布で作る山野草盆栽展 31日まで
布アート教室「アトリエ花のは」の展示会が南箕輪村のCoffee&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には「アトリエ花のは」の白鳥敏子さんや3人の生徒の作品およそ30点が飾られています。
白鳥さんは2001年頃に松本市で開かれた「布で作る山野草盆栽展」を見て感動したのをきっかけに教室に通って制作を始めました。
花びらや葉は実際の草花をデッサンし、白い生地に写し、切りとって染色します。
布を巻いたワイヤーで茎を作り、さらに油絵具で色合いや濃淡をつけ本物に近づけていきます。
「布で作る山野草盆栽展」はCoffee&ギャラリーなごみの樹で31日土曜日まで開かれています。 -
24日 大芝高原まつり 準備進む
第39回大芝高原まつりが24日、南箕輪村の大芝高原で行われます。
23日は、祭りに向け準備が行われていました。
今年の祭りは、新たな取り組みとしてオートバイのモトクロスショーや、プール跡地でスケートボード、南箕輪中学校三年生が企画運営するお楽しみ広場が開かれます。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を午前11時半からご覧のチャンネルで生中継します。 -
暑い処暑 最高気温34.7度
きょうは二十四節気の一つ「処暑」です。
暑さが和らぎ穀物が実る頃とされています。
伊那市美篶の田んぼでは、稲穂が黄色く色づいてきています。
処暑を迎えましたが、22日の伊那地域は午後1時21分に最高気温34.7度を記録し、暑い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、最高気温30度以上の日が来週まで続くと予想しています。
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平澤真希さん 9月に大鹿村でネイチャーピアノ
伊那市のピアニスト、平澤真希さんは、9月15日に大鹿村でネイチャーピアノコンサートを開きます。
22日は、伊那市内で記者会見が開かれ、平澤さんがコンサートの概要を説明しました。
平澤さんは、2019年から自然の中でピアノを弾くネイチャーピアノの活動を行っています。
コンサートは7回目で、今回は、三六災害で大きな被害を受けた大鹿村を会場に開かれます。
当日は、水や自然、未来への鐘、祈りをテーマにした曲を演奏します。
オリジナル曲のほか、大鹿小学校の児童とコラボした合唱も披露されます。
ネイチャーピアノコンサートは、9月15日(日)の午前11時から、大鹿村の大西公園で開かれます。
大鹿歌舞伎にならって、入場料としておひねりをお願いしています。
お問合せは、ネイチャーピアノチーム事務局、電話96-7183で受け付けています。
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山岳写真家 中山さんの遺作 家族が伊那市へ寄贈
伊那市美篶出身で2009年に病気の為亡くなった、山岳写真家・中山秀幸さんの遺作4点を中山さんの妻の広美さんが、伊那市へ21日寄贈しました。
21日は妻の広美さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に中山さんが撮影した南アルプスの写真を手渡しました。
中山秀幸さんは、伊那市美篶出身の山岳写真家で、地元の南アルプスなど多くの作品を発表し期待されていましたが、2009年に脳腫瘍の為48歳の若さで亡くなりました。
伊那市からの依頼を受け、2000年代に撮影した塩見岳や仙丈ケ岳、東駒ヶ岳の写真4点を寄贈しました。
広美さんによりますと、中山さんは、「山岳写真はいい事しかない」と話し、「山に行って良し、撮影して良し、写真が出来上がってよし」と言っていたという事です。
白鳥市長は、寄贈された写真を早速、壁に飾っていました。
寄贈された写真は、市役所や南アルプス北部の玄関口となる、長谷の仙流荘に飾られるという事です。
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ICTサマーキャンプ パン作り
伊那市は夏休み中の子どもたちを対象にICTを活用したサマーキャンプを6日に伊那西小学校で開きました。
6日は市内の小学3年~6年の児童19人が5班に分かれ、パンを作りました。
パンを捏ねる様子を他の児童がタブレット端末で撮影していました。
学校で使うタブレットの技術支援を行うGIGAスクールサポーターが班に1人ずつ付き、使い方を説明していました。
ICTサマーキャンプは自然の中でICTを活用した学びを広げてもらおうと伊那市が開いていて今年で5回目です。
撮影した動画は班ごとに動画にまとめて発表したということです。 -
伊那地域二十歳のつどい
伊那市と箕輪町ではお盆の時期に合わせて「二十歳のつどい」が行われました。
伊那市では、高遠町と長谷地区を除く8地区の「二十歳のつどい」が、14日と15日に行われました。
このうち、美篶地区の二十歳のつどいは、15日に美篶公民館・きらめき館で行われ、対象者73人のうち43人が出席しました。
伊那市教育委員会の福與雅寿教育長は「夢や希望を持ち、地域社会の一員として活躍してほしい」と式辞を述べました。
出席者を代表して伊澤一翔さんは「大人としての自覚を持ち、責任ある行動をしたい」と決意を述べました。
今年度の伊那地域の対象者は、758人となっています。