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富県写真クラブ 伊那谷の四季を写した作品展示
伊那市の富県写真クラブの写真展「ふるさとの四季」が、27日から、伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、富県写真クラブの会員13人の作品およそ50点が並んでいます。 辰野町から下伊那地域で撮影された風景や草花などの作品が季節ごとに並べられています。 富県写真クラブは、今年で13年目を迎える愛好者の集まりで、月に1回公民館に集まり活動しています。 指導する伊藤眞さんは、「加工技術をなるべく使わず、ありのままを写した作品を見てもらいたい」と多くの来場を呼び掛けています。 写真展は7月3日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 なお、この写真をバックに使用するコンサート「ふるさとの四季」が、7月1日にいなっせで開かれます。
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箕輪町 職員2人を熊本地震の被災地に派遣
箕輪町は、27日から7月4日まで熊本地震の被災地に職員を派遣します。 派遣されるのは、総務課の丸山敦消防防災係長と、税務課の小野文久資産税係長の2人です。 27日朝は、役場前で出発式が行われました。 派遣先は、熊本県の中央に位置する大津町で、地震により94件が全壊、442件が半壊しました。 2人は、27日現地に入り、あすから1週間、家屋被害の認定調査を行います。 出発式で白鳥政徳町長は、「地震はこの地域でも起こりうる災害。被災地の復興を手伝うことはもちろん、万が一に備え現地で様々なことを学んできてほしい」と激励しました。 2人の派遣期間は、27日から7月4日の月曜日までです。
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箕輪町南小河内 日輪寺アジサイ見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺では、アジサイが見ごろとなっています。 上ノ平城跡の北にある日輪寺は、1191年に開創された真言宗の寺です。 現在は住職がいなくなり、檀家らが維持・管理しています。 境内には数種類のアジサイが咲いていて、現在見ごろとなっています。 梅雨の晴れ間となった27日の伊那地域は、最高気温が29.5度まであがりましたが、木漏れ日の下アジサイが涼しげに花を咲かせています。
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自然や歴史の魅力を再発見 東春近でハイキング
自然や歴史に触れながら地区内を歩くイベント「東春近ハイキング」が、26日に行われました。 ハイキングは、東春近の自然や歴史に触れながら魅力を再発見してもらおうと毎年行われていて、今回で35回目です。 この日は1歳から70代までおよそ120人が参加しました。 毎年コースを変えて行っていて、今年は下殿島と田原のコースを歩きました。 コースには5つのポイントが設けられていて、このうち天王社では、下殿島分館の北條常義さんが、お宮の隣にある石仏について解説しました。 主催した東春近公民館では「地区の歴史に思いを馳せながら東春近の魅力を感じてもらいたい」と話していました。
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応急手当の女性に感謝状
今年4月に喉に餅を詰まらせた女性の応急手当てを行い、命を救った箕輪町長岡の永井久美子さんに箕輪消防署から感謝状が贈られました。 20日に永井さんが箕輪町地域交流センターを訪れ、箕輪消防署の滝澤光義署長から感謝状を受け取りました。 永井さんは、今年4月に開かれた長岡地蔵尊祭りの会場で69歳の女性が餅を喉に詰まらせ息ができなくなっているのを発見しました。 以前受けた水難救助の講習で得た知識を使って、背中を叩いたり、後ろからかかえて胸を押し上げるなどの応急手当てを行いました。 その結果処置中に女性の呼吸が戻り救急隊が到着した時には呼び掛けに応じるほど回復し、一命を取り止めたということです。 滝澤署長は「処置がもう少し遅れていたら、命は助かっても障害が残っていたかもしれない。永井さんの勇気ある行動に感謝します。」と話していました。
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竹澤長衛を偲ぶ第58回長衛祭
南アルプスの開拓者として知られる竹澤長衛を偲ぶ第58回長衛祭が25日に北沢峠で開かれました。 この日は、伊那市、山梨県南アルプス市などから、山岳関係者や一般登山客およそ250人が参加し、献花台に花を手向けました。 竹澤長衛は伊那市長谷出身で、登山道の整備や山小屋の建設など南アルプスの開拓に尽力しました。 長衛祭は、その功績をたたえ伝えていこうと実行委員会が毎年開いています。 最後に全員で黙とうを捧げ登山の安全を願いました。 会場では、猪や鹿の肉が入った成敗汁が訪れた人に無料で配られました。 26日は仙丈ケ岳の記念登山が行われます。
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伊那北高校「第62回ペン祭」
伊那市の伊那北高校の文化祭「第62回ペン祭」の一般公開が25日から始まりました。 今年のテーマは「symphony」で一人一人の想いを合わせて大きなものを作ろうという想いが込められているということです。 校内では3年生や各部活による食べ物の出店や、オリジナルのタオル、うちわの販売などが行われています。 漫画研究部は、アニメキャラクターのキーホルダーなどを販売しています。 2年A組とE組の教室では、これから修学旅行で訪れる広島について下調べした情報や段ボールで作った原爆ドームの展示をしています。 第62回ペン祭の一般公開は26日まで行われています。
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母親が巻き寿司づくりに挑戦
未就園児の子どもをもつ親を対象とした巻き寿司作りの講習会が24日に箕輪町の子育て支援センターで開かれました。 この日は母親10人が参加し、アニメキャラクターの巻き寿司を作りました。 参加者は、この日講師を務めた箕輪町松島の大木喜美子さんから巻き簾の使い方のコツを教わり、材料を海苔で巻いて各パーツを作りました。 パーツを作り終わると、海苔の上に乗せ、巻き簾で形を整えました。 最後に出来上がった巻きずしを包丁で切って完成です。 講習会は箕輪町が行うすくすく子育て講座の一環で開かれたものです。 講師を務めた大木さんは、「ぜひ家でも作って日本伝統の巻き寿司の作り方を子どもたちに伝えてほしい。」と話していました。
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第57回弥生祭始まる
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の第57回弥生祭が始まりました。 24日は明日からの一般公開を前に校内祭が開かれました。 各クラスが弥生祭に向けて練習してきたダンスや劇のパフォーマンスを競い合いました。 このうち、3年B組は結婚式をテーマにダンスを披露しました。 今年の弥生祭のスローガンは、「笑顔!Smile!主役は自分」です。 弥生祭を通して笑顔の輪を広げようという思いが込められているということです。 第57回弥生祭の一般公開は、 25日、26日の二日間で、各部活の出し物やクラス展¥などが行われます。
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高遠高校の生徒が小学生に習字指導
高遠高校の芸術コース書道専攻の生徒が24日に高遠小学校の3年生児童に習字の指導を行いました。 この日は、高遠高校の芸術コース書道専攻の生徒16人が高遠小学校を訪れ、高遠小学校の3年生児童36人に習字の指導をしました。 習字指導は、高遠小学校でこの時期に行う「七夕習字教室」に合わせて生徒のコミュニケーション能力の向上や自信に繋げてもらおうと毎年行われています。 この日は漢字の大の字のはねや止めなどの基本的な書き方の指導を行っていました。 高遠高校では、今後は市内の中学校にも指導に出向く予定です。
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深妙寺であじさいが見頃に
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、あじさいが見頃を迎え、花を楽しむ人たちで賑わいをみせています。 深妙寺にはおよそ200種類2500株が植えられています。 24日は見頃を迎えたあじさいを写真に収めようと写真愛好家がさかんにシャッターをきっていました。 境内や寺の裏山には33体の観音像がありそれらを巡りながら花を楽しむことができます。 あじさいは重盛快典住職の母親が30年ほど前に植えたのが始まりで今は住職が檀家とともに管理しています。 重盛住職が特に好んでいる「紅」という品種は小ぶりの花で伊那地域に自生しています。 花びらが開いた当初は白で次第に赤く染まっていくということです。 葉の形がかしわに似ている「カシワバ」は丈が高く白い花がぶどうの房のように咲きます。 深妙寺では来月2日から9日まであじさい祭りを計画していて、 飲み物や菓子を無料で振る舞い訪れた人をもてなすことにしています。 あじさいは7月中頃まで楽しめるということです。
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南福地河川愛護会が河川功労者表彰受賞
伊那市富県の竹松川の保全活動を行う南福地河川愛護会が日本河川協会の河川功労者表彰を受賞し、22日に伊那市役所で受賞報告を行いました。 この日は竹松憲市会長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告を行いました。 南福地河川愛護会は昭和53年に発足し地区内を流れる竹松川の自然環境を守り残していくことを目的に活動してきました。 会員133人で、南福地地区内を流れる竹松川のほぼ全域2.5㎞で草刈りや清掃、外来植物の駆除活動などを行っています。 今回、長年の活動が評価され、日本河川協会の河川功労者表彰を受賞しました。 竹松会長は「今後はアマゴなどの稚魚を放流して地区の子ども達に見せたい。」と話していました。
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箕輪町で戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める戦没者慰霊祭が23日、箕輪町文化センターで行われました。 戦没者慰霊祭は、箕輪町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。 箕輪町では、西南戦争から太平洋戦争で602人が犠牲になっています。 箕輪町社会福祉協議会の平井克則会長は「再び戦争の悲劇を繰り返さないよう永遠の平和を推進することが、今を生きる私たちの重大な責務である」と話しました。 箕輪町遺族会の柴宮勇一会長は「今の平和を守り続けることが戦没者への全てもの報いで、遺族としても戦争の悲惨さを語り継ぐ活動を続けていきたい」と話しました。 この日は遺族などおよそ100人が出席し、戦没者に花を手向け冥福を祈りました。
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伊那北高校吹奏楽部定演
伊那市の伊那北高校の第61回吹奏楽部定期演奏会が、19日、伊那文化会館で開かれました。 吹奏楽部は、1年生22人、2年生22人、3年生10人の、合わせて54人です。 定演では、全日本吹奏楽コンクールの課題曲や、アニメのテーマ曲など7曲を披露しました。 第2部では、テレビアニメでおなじみの「サザエさん」のテーマ曲にあわせて、サザエさん一家が登場しました。 会場にお菓子を配るなど、演出にも工夫がされていました。 顧問の兒玉 智紀教諭は、「去年とは違うサウンドを聞いてもらえるように力を入れた。個性的なメンバーが集まっていて、個性を生かすようにしている」と話していました。 演奏を終えるたび会場からは大きな拍手が送られていました。
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土砂災害危険箇所パトロール
伊那市と伊那建設事務所は6月の土砂災害防止月間にあわせて市内の土砂災害警戒区域にある避難場所のパトロールを22日行いました。 パトロールには、伊那市や伊那建設事務所、消防、警察などから20人が参加しました。 このうち、土砂災害警戒区域に指定されている長谷黒河内の仙流荘では危険性や避難体制について確認しました。 伊那市の担当者は、地図を示しながら、この周辺は今年3月に長野県から地すべり警戒区域に指定された事などを説明していました。 また、仙流荘は、地震が発生した場合の緊急指定避難所となっていますが、土砂災害発生の恐れがある場合は、避難所としては使用しないと説明していました。 参加者からは、「地震や土砂災害で非難場所が変わる事を周知することが大切」、「登山客の誘導など避難の指示が必要」などの意見が出ていました。 このパトロールは、年に2回行われていて、次回は、台風シーズンにあわせて9月頃行なわれる予定です。
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カシワバアジサイ見ごろ
伊那市中央の菓子庵森本ではカシワバアジサイが白い花を咲かせ、道行く人の目を楽しませています。
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60代女性が特殊詐欺被害300万円
上伊那郡内に住む60代の女性が架空会社の社員を名乗る男から社債の購入をもちかけられ、300万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと、5月下旬女性宅に詐欺被害を救済する会社の社員を名乗る男から電話があり、書類が届きました。 6月上旬に再び同じ男から電話があり、「長野県限定で社債が購入できる会社があり、将来価値が上がる。名前だけ貸してほしい。」と言われました。 6月中旬には社債を発行する会社の社員を名乗る別の男から「社債を買いたいという人が現れた。」と催促の電話がありました。 女性が最初に電話してきた男に連絡したところ、「700万円はなんとかするので300万円用意してほしい。」と言われ、指定された福岡県内の住所に現金を送付したということです。 その後女性は警察に相談し被害に気付きました。 伊那警察署では、投資話には安易に乗らず、送金を支持された場合は詐欺を疑うよう呼び掛けています。
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西駒山荘荷揚げ作業
夏山シーズンを前に、中央アルプスにある西駒山荘への荷揚げ作業が21日、行われました。 作業は、天候の回復を待ち、予定より7時間遅れの昼12時過ぎから始まりました。 営業に備え、野菜や米、飲料水などの食料や、燃料を運びます。 準備が終わると宮下さんや市の職員がヘリコプターに乗り込み、伊那市の鳩吹公園から6往復して運びました。 西駒山荘は標高2730mにあります。 伊那市観光㈱によりますと去年の宿泊客数は1029人だったということです。 今年は7月9日から10月10日までの3か月間の営業を予定しています。 宿泊料は1泊2食付きで8500円素泊まりで1泊6000円となっています。 歴史的価値のある石室は、今年3月に国の登録有形文化財に指定されました。 9月11日には、石室に敷き詰めるレンガを運ぶレース西駒んボッカが予定されています。 伊那市観光㈱では「100年経った石室を多くの人に見てもらい歴史を感じていただきたいです」と話していました。
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通算60回まつりの名称を市民投票で
伊那まつりの前身勘太郎まつりから通算60回を数える来年の伊那まつりに向けて、来月21日から、まつりの名称の募集が始まります。 各種団体でつくるプロジェクトチームが去年12月から通算60回を数えるまつりの名称や記念事業などについて検討を進めています。 プロジェクトチームでは名称案を7点に絞り市民投票をすることを決めました。 候補は「伊那まつり」「イーナまつり」「伊那勘太郎まつり」「勘太郎まつり」「伊那ドラゴンまつり」「よっといな祭り」「いなよいとこ祭り」です。 投票用紙は今年のまつり冊子に掲載される他、来月21日から市の公式HPでダウンロードすることが出来ます。 投票期間は7月21日から8月16日までとなっていて、投票は市役所、各支所8月6日7日に行われる伊那まつりの本部などで受けつけます。 プロジェクトチームリーダーの小池真一さんは「多くの市民のみなさんに投票していただきたい。」と呼びかけています。
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ブロッッコリー収穫 最盛期
上伊那地域では、主力野菜の一つブロッコリーの収穫作業が本格化しています。 伊那市西町の小池正倫さんのブロッコリー畑では、収穫の最盛期を迎えています。 小池さんは16年前からブロッコリーの栽培を行っています。 市内20か所の畑で栽培をしていて年間、50トンを出荷しています。 上伊那の生産者の中でも出荷量が多いということです。 収穫作業は鮮度が落ちないよう気温が低い朝に行われていて、21日も10センチ程に育ったブロッコリーをアルバイト達が包丁で丁寧に切り取っていました。 みずみずしく柔らかいのが特徴で、茹でたブロッコリーをワサビ醤油で食べるのがお勧めだということです。 現在、小池さんは4キロ入りのケースを80ケースほどを毎日、伊那市荒井にあるJA上伊那伊那支所に出荷しています。 JA上伊那によりますと昨年度の上伊那のブロッコリーの生産量はおよそ690トンで佐久、諏訪に続いて3番目に多いということです。 現在は、一日3000ケースが中京や関西方面に出荷されています。
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二十四節気「夏至」 大芝高原でササユリ見頃
21日は、1年で昼の時間が最も長い日とされている「夏至」です。 南箕輪村の大芝高原みんなの森では、鳥のさえずりが聞こえ、ササユリが涼しげに花を咲かせています。 この日の伊那地域は、朝方雨が降っていましたが昼前には止み、午後は晴れて気温も上がりました。 21日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの27.6度まで上がり暑くなりました。 南箕輪村の大芝高原みんなの森では、県の指定希少野生植物に指定されているササユリが見頃を迎えています。 ササユリは、6月いっぱい楽しめそうだということです。
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箕輪町の町民体育館・武道館 大地震で倒壊する危険性あり
箕輪町は、町民体育館と武道館の耐震診断について、震度6から7の地震で倒壊する危険性があるとの結果を明らかにしました。 箕輪町によりますと、昨年度、町民体育館と武道館の耐震診断を実施したところ、どちらの施設も「震度6から7の地震が発生した場合、倒壊の危険性がある」との結果が出されたということです。 町民体育館は昭和46年に建てられ、年間およそ1万6千人が利用しているということです。 鉄骨部材の断面が薄いことや、一般の体育館よりも天井が高い構造で耐震強度が弱いという診断評価になりました。 武道館は昭和50年に建てられ、年間およそ1万人が利用しているということです。 検査の結果、柱と梁の接合部の溶接が不十分だという診断評価になりました。 町では当面の間施設の利用は継続する予定で、住民に周知をしながら今後耐震工事について検討をしていくとしています。
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循環路線を守り育てる会 今年度も支援する考え
伊那市地域公共交通会議が21日市役所で開かれ、各地区の路線を育てる会の発足支援を今年度も引き続き行うことが確認されました。 伊那市では、循環バスやお手軽乗合タクシーの利用促進に繋げようと、昨年度、地域住民が主体となったワーキンググループが2つの地区で発足しました。 新山では会のメンバーの積極的な働きかけにより、一昨年の1便あたりの利用者数が3.8人、去年が3.4人と減少傾向だったのが、今年は6.8人と2倍に増えています。 6月14日と16日の2日間、循環バスを活用した新山を巡るツアーを初めて企画し、合わせて17人が参加しました。 今年度は、富県・東春近・長谷で会が発足しているほか、市街地北部・高遠でも予定されています。 原武志会長は「より良い路線運行ができるよう引き続きそれぞれの会を支援していきたい」と話しました。
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箕輪写友会展示会
箕輪町在住の写真愛好家で作る箕輪写友会の写真展が20日から箕輪町文化センターで始まりました。 箕輪写友会は14人で活動していて、四季を感じさせる写真を撮ろうと、14年前に発足しました。 会場には、県内外で撮影された作品合わせて28点が展示されています。 こちらの作品は、富士山から登る月を撮影したものです。 月が登る時間帯を待って3秒間隔で撮影していたところ、偶然にも飛行機が映り込んだ珍しい作品だということです。 第20回箕輪写友会写真展は26日(日)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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伊那市消防団 ポンプ操法大会
伊那市消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会が、19日、伊那市役所駐車場で開かれました。 大会には、25チーム、団員568人が出場し、毎朝訓練してきた成果を発揮していました。 このうち、小型ポンプ操法の部には、16チームが出場し、補助員も含め5人一組が協力し、50メートル先の的にめがけ放水します。 自動車ポンプの部には、6チームが参加し、ポンプ車を操作して放水します。 競技では、放水までの時間や、動作の正確さなどを競います。 選手達は、開始の号令がかかると、きびきびとした動きを見せ、息の合った操法を見せていました。 伊那市消防団の北原政一(まさかず)団長は、「チーム一丸となって取り組むことで団結力の向上につながっている」と話していました。 大会の結果、 自動車ポンプの部は伊那分団第2部、小型ポンプ操法の部は手良分団第1部、ラッパ吹奏の部は伊那・富県・東春近・長藤で編成したCチームが優勝しました。 ポンプ操法の部で優勝したチームは、7月17日に、伊那市役所駐車場で開かれる、上伊那大会に出場します。
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西春近貝付沢で竹林整備作業
災害に強い山にしようと取り組んでいる伊那市西春近諏訪形の住民は、平成18年に土砂災害が起きた貝付沢で竹林の整備作業を19日、行いました。 19日は、地元有志でつくる諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー16人が参加し、土砂災害が起きた貝付沢河口の竹を刈りました。 作業は災害予防や環境整備を図ろうと平成23年から毎年行っています。 平成23年から、倒れにくい木を育てるため、保育ブロックと呼ばれる強い根を育てる生育方法に取り組みクヌギやケヤキ、サクラなどを植えました。 その当時、30センチほどだっケヤキは、3メートルほどに成長しています。 また、平成21年から県が行っていた堰堤工事は、先月終了し9基の堰堤が完成しています。 諏訪形区を災害から守る委員会では今後、下流にかけて広葉樹の植栽を行う計画です。
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白い服で交流パーティー
全身白色の服で食事を楽しみながら交流する、ホワイトパーティーが、伊那市の信州INAセミナーハウスで18日、開かれました。 イベントは、中南信の若者でつくるLAND長野活性化イベントチームが出会いや交流の場にしようと開いたものです。 18日は、地元をはじめ遠くは愛知県などから男女合わせて100人が参加しました。 参加者全員が全身白色の服に身を包み、非日常空間で交流をしながら食事を楽しみました。 全身白で統一したパーティーは、東京や名古屋でも行われているということです。 LAND長野活性化イベント―チームは、中南信を中心にパーティーやスポーツを通じた交流イベントを開いています。 今回は、いなし出会いサポートセンターと共催で開かれました。 会場では、出題された問題に4人が答えるフィーリングゲームや○×ゲームなども行われ盛り上がりを見せていました。 LAND長野活性イベントチームでは、7月にスポーツ交流イベントを箕輪町で企画しています。
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最高気温31.2度 暑い日続く
18日の伊那地域の最高気温は平年を6.2度上回る、31.2度で、今年最高となりました。 長野地方気象台によりますと、来週いっぱい気温の高い日が続くということです。
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教訓を後世に 天竜川シンポジウム
諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を記録し犠牲者も出た平成18年7月豪雨から今年で10年となります。 教訓を後世に伝えていこうと、天竜川シンポジウムが18日箕輪町で開かれました。 シンポジウムは、豪雨災害から10年の節目を迎えるにあたり、教訓を風化させることなく次世代に伝えていこうと、天竜川上流河川事務所と箕輪町が開いたもので、380人が参加しました。 平成18年7月豪雨では、諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を記録し、岡谷市や辰野町など県内で12人が死亡しました。 箕輪町の松島北島地籍では天竜川の堤防が決壊しました。 箕輪町では879世帯2,303人に避難指示が出され、53棟の住宅が浸水や半壊などの被害をうけました。 基調講演では、箕輪町出身で前国土地理院長の小池剛さんが「進化する災害への備え」と題して話しました。 サテライト会場の北島災害伝承公園では、子どもたちに豪雨災害について学んでもらおうと復旧活動の体験イベントが行われました。 パネル展のコーナーには、決壊した堤防の写真や復旧の様子が展示され、子どもたちが当時の出来事について学んでいました。 シンポジウムでは、パネルディスカッションも行われ、6人のパネラーが当時を振り返り、今後の災害対応について考えました。 シンポジウムの模様は、7月にご覧のチャンネルで放送します。
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南箕輪村北殿の住民が箕輪町北小河内で防災研修会
南箕輪村北殿の住民が、平成18年豪雨で土石流災害が発生した箕輪町北小河内を17日訪れ、体験者の話を聞きました。 南箕輪村北殿では、自主防災の意識を高めようと年に1回研修会を開いていて、県内外の防災に関する施設や地域を訪れています。 今回は、今年7月で平成18年豪雨から10年を迎えることから、身近な地域の取り組みを知ろうと箕輪町北小河内地区を訪れました。 北小河内の中村常会では、平成18年豪雨の時に土石流被害が発生しました。 住民たちが夜中に行っていた水防活動をやめて避難し終わった直後に発生したということです。 200人以上いた住民が避難待機していたことや、樹木が土石流を食い止めたことから、土石流による人的被害はありませんでした。 災害後、平成20年9月には砂防施設が完成し、平成22年3月には豪雨災害を忘れないための記念植樹を行いました。 その後、自主防災会の見直しや基本台帳の作成に力を入れてきたということです。 北小河内地区の住民は「訓練は昼間の晴れた日に行うことが多いが、夜中の雨の状況を想定した訓練も行った方がいい。区民が一丸となって乗り越えたのは大きな経験になった」と話しました。 北殿区では、転入してきた人や若い人とも連携を図りながら区全体で防災の意識を高めていきたいとしています。