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大芝高原でウォーキング講座
南箕輪村の大芝高原で、10日にウォーキング講座が開かれました。
ウォーキング講座は、健康づくりの拠点として森の交流施設が去年10月に完成したことから、南箕輪村が今年度から開催しています。
10日は2人が参加し、大芝高原にあるセラピーロードの、2.5キロのリフレッシュコースを歩きました。
指導にあたった南箕輪村役場の佐藤佳代さんは、「ウォーキングをきっかけに、健康づくりに取り組んでいってほしい」と話していました。
次回は24日に行われることになっています。 -
園児がアマランサスの種蒔き
伊那市の美篶保育園の園児は10日、雑穀「アマランサス」の種を保育園の中庭に蒔きました。
この日は、伊那地域アマランサス研究会が、アマランサスの種を年長園児にプレゼントしました。
種をもらった園児らは早速、中庭に移動して種を蒔きました。
研究会では、子ども達にアマランサスを知ってもらおうと、食育の一貫として平成20年から毎年、市内の保育園に種をプレゼントしています。
子ども達は、アマランサスが大きく育つようにと全員で「おまじない」をかけていました。
小松三枝子園長は「地元ならではの食材で食育を勉強できるのはとてもありがたい」と話していました。
この日蒔いた種は2・3週間で芽を出し、8月に開花、9月に収穫作業をするということです。 -
推奨みやげ品登録証授与式
新たに伊那市の推奨みやげ品に認定された5品の登録証授与式が、9日、行われました。
新たに推奨みやげ品となった5品は、カク万伊藤園の「さくら茶 高遠さくら小町」のリーフタイプとティーバッグタイプで、ほのかに桜の香りがする点、手軽にどこでも飲める点などが評価されました。
末広の「高遠漬 しまうり」は、田舎らしい土産でパリパリとした食感などが評価されました。
赤羽菓子店の「三万三千石最中」は、2色の餅でバラランスがとれていて、抹茶の香りがする点が評価されました。
この他、服部製麺所の「信州伊那の勘太郎そば」の2袋入りも、新たに認定されました。
審査は、伊那市らしさが出ているか、安全、安心の商品かなどを基準に今年3月に行われました。
伊那市観光協会が認定する伊那市推奨みやげ品は、今回の5品目を加えて62品目となりました。 -
東京都立北園高校 鹿嶺高原で鹿防護柵設置
東京都板橋区にある都立高校の生徒が、伊那市長谷の標高1,800メートルの鹿嶺高原で、9日、ニホンジカの食害から高山植物を守るための柵を設置しました。
鹿の防護柵を設置したのは、東京都立北園高校の2年生320人です。
北園高校では、学力と人間力を養うことを目的とした「北園プロジェクト」と呼ばれる奉仕活動を行っています。
長野県も活動に協力していて、鹿嶺高原での作業は2年目になります。
生徒らは、伊那市の職員などからアドバイスを受けながら、2メール間隔に柱をたて、ネットを張っていきました。
北園高校の杉浦文俊副校長は「都会に育ち受け身になりがちな子ども達が、自然の中での作業を通して、自分自身を見つめ直すきっかけにしてもらいたい」と話していました。
北園高校の生徒は9日から3日間、「森林保全奉仕活動」として、伊那市内で、枝打ちや薪割り、植樹などを体験する事になっています。 -
中部保育園 こいのぼり運動会
南箕輪村の中部保育園で9日、春のこいのぼり運動会が開かれました。
園庭には、こいのぼりが飾られ園児がその下で運動会を行いました。
中部保育園は、新年度が始まってから1か月ほどし、子供たちが慣れてきた頃に、全員で体を動かして交流する機会を作ろうと毎年5月に運動会をおこなっています。
今日は、全員で体操やかけっこ、玉入れなど5種目を行いました。
4月に入園した年少園児のかけっこでは、4人から5人のグループに分かれ、元気よくスタートしていましたが、途中転んで泣き出してしまう子供の姿も見られました。
清水すみゑ園長は「元気に泳ぐこいのぼりのように、大きな心で、大きく育って欲しい」と話していました。 -
伊那市小沢 芝桜見ごろに
伊那市の大型農道沿いにある、花の公園の芝桜が見ごろを迎えています。
広さ30アールの公園には、赤や白、薄紫色など色とりどりの芝桜が植えられ見ごろとなっています。
公園には実際の富士山の千分の一サイズで作った名物の花富士をはじめ、白と薄紫色の花で天竜川などが描かれています。
この公園は、伊那市小沢の住民有志による小沢花の会が管理していて、県内外から多くの観光客が訪れていました。
訪れた人たちは、公園内を散策したり写真を撮ったりしていました。
小沢花の会によると、花は先月20日頃から咲はじめ、現在、満開となっていて、天候にもよりますが、今月いっぱい楽しめるということです。
また、9日は、長野県出身のお笑い芸人、もう中学生さんが信越放送の番組収録の為、公園を訪れていました。
今回収録した模様は、信越放送で今月21日に放送されるということです。 -
宇治田さんツリークライミングアジア大会 敢闘賞
伊那市の宇治田直弘さんは、ロープを使い木に登る競技、ツリークライミングのアジア大会に出場し敢闘賞を受賞しました。
宇治田さんは、国内の大会で3位となり今月オーストラリアで開かれたアジア大会への出場権を手にしました。
ツリークライミングは、樹木の剪定や森林調査を行うための木登りの技術です。
大会では、木登りのスピードを競ったり、枝に取り付けられた鈴を鳴らしてまわる等5種目あり、スピードや技術が審査されます。
世界大会を経験し、宇治田さんは「世界との差があると実感したと」話していました。
宇治田さんは、大阪府の出身で林業にかかわる仕事を希望し10年前に長野県に移住し、現在は伊那市振興公社の職員として働いています。
ツリークライミングにであったのは、樹木医の資格をとったことがきっかけと話します。
宇治田さんは「ツリークライミングで木に登る事で、地上からは見えない木の状態を実際に確かめる事ができる」といいます。
ツリークライミングは、1980年代、自然に親しむレクリエーションとし広めようと世界組織が発足し、国内組織は2000年に設立されました。
国内では、知名度の低いツリークライミング。宇治田さんは、もっと多くの人に楽しんでもらいたいと考えています。 -
箕輪町出前講座 ストレッチ教室 昼の部開講
箕輪町の町文化センターで、ストレッチ教室の昼の部が10日開講しました。
10日は60人ほどが集まり、筋肉ストレッチや指のヨガなどの講習を受けました。
指導にあたったのは、健康運動指導士で箕輪町生涯学習課の西出聡さんです。
ストレッチ教室は毎年10月に開かれている天竜健康ウォークの実行委員会が、イベントに向けて体作りをしてもらおうと、去年6月から町の出前講座として開いています。
今までは夜の部のみでしたが、参加者からの要望があり、昼の部を開講することになりました。
実行委員長の高橋敏さんは、「日ごろから体を動かすことで、運動ができる体を作ってもらいたい」と話しました。
この教室は、毎週木曜日に開かれています。 -
いな少年少女合唱団が歌声披露
今年で創立25周年となる、いな少年少女合唱団の演奏会が6日、伊那市のいなっせで開かれました。
演奏会は2部構成で行われ第1部では、浴衣姿の団員が、わらべうたや民謡を歌い昔のあそびを取り入れた動きを披露していました。
会場にはおよそ300人が集まり合唱団の歌声に耳を傾けていました。
第2部ではフィンランドやハンガリーなどの歌を披露しました。
いな少年少女合唱団は、伊那市などの小学生から高校生まで、およそ30人が活動しています。
今年で創立25周年を迎え、節目の年を記念してフィンランドとハンガリーへ演奏旅行に出かけました。
演奏旅行では、現地の子ども合唱団と交流を深めたほか、学校で音楽の授業を受ける機会もあったということです。
この日の演奏会では17曲を歌い澄んだ歌声が会場に響いていました。 -
東春近小学校4年生りんご学習スタート
伊那市の東春近小学校の4年生は8日から恒例のりんご学習を地元のりんご農家伊藤一路さんの果樹園でスタートさせました。
東春近小学校では毎年4年生が授業の一環で地元田原の伊藤一路さんの果樹園でりんごの栽培体験学習を行っています。
果樹栽培の様子や農家の人の苦労などを学ぼうと行われているもので、今年で18年目です。
8日は、4年生54人が参加し摘花作業を体験しました。
摘花はひとつの房に咲く5つの花の中から中心の花だけを残し周りの花を摘む作業です。
中心の花に栄養分を集中させることで良いりんごが出来るということです。
ここ数日の暖かさで一斉に花が咲き、いつもの年と比べて1週間ほど早い作業となりました。
児童たちは伊藤さんのアドバイスを受けながら作業に汗を流していました。
手が届かないところはコンテナに乗って作業をしていました。
今年度は4回のりんご学習を予定していて、次回は5月下旬頃、余分な実を摘む摘果作業を行うことになっています。 -
「アルプスに響け!ぞう列車の歌」制作発表
飯島町在住の映画監督、後藤俊夫さんが手掛ける舞台劇「アルプスに響け!ぞう列車の歌」の制作発表が8日、伊那市役所で行われました。
後藤監督が演出する舞台劇は、絵本「ぞう列車がやってきた」の童話に合唱曲を組み合わせた作品です。
これは、飯島町で演劇などをおこなっているいいじま文化サロンの事業のひとつです。
「ぞう列車がやってきた」という物語は、太平洋戦争のまっただ中で、二頭の象の命を守りぬいた、名古屋市の東山動物園の園長や飼育係の優しさや勇気を事実にもとづいて描かれた作品です。
この作品をもとにして、東日本大震災で被災し伊那谷に引っ越してきた一人の少女を主役にした脚本で、戦争のない平和な世界を訴えます。
後藤監督は、上伊那在住の子供たちにも参加を呼び掛けていて、5月31日まで演劇と合唱の出演者を募集しています。
また、まじかでプロの演技を学ぶ機会にしようと俳優の古谷一行さんに出演を交渉しているということです。
募集の受け付けは、飯島町教育委員会内いいじま文化サロン事務局で受け付けています。
稽古は7月から行い、12月に飯島町文化館大ホールで発表する予定です。
問い合わせ
いいじま文化サロン事務局 0265‐86-3111 -
花の丘公園の八重桜など見ごろ
高遠城址公園に次ぐ伊那市高遠町の第2の桜の名所、花の丘公園の八重桜などが見ごろを迎え、訪れた人たちが花見を楽しんでいます。
花の丘公園には八重桜など50種類、2000本の桜が植えられています。
時期をずらして咲くため、長い期間花を楽しむことができます。
花は、例年に比べて一週間ほど遅いということです。
これらの桜は、旧高遠町時代に各種団体が桜の名所にしようと昭和63年に植えたものです。
8日は、園内を散策する人や昼時には、お弁当を広げて花見を楽しむ姿が見られました。
花の丘公園の桜も伊那市の桜守が手入れをしています。
稲辺健次郎さんは、毎日花の丘公園を訪れ、桜の様子などを観察しています。
天候にもよりますが、花は今週いっぱい楽しめるということです。 -
勘太郎の衣装で伊那まつりをPR
今年40回を迎える伊那伊那まつりの記念事業として、勘太郎の衣装を身にまとったキャラバン隊が市内外に向けてまつりをPRすることが決まりました。
7日に開かれた第40回伊那まつり記念事業特別委員会で決まったものです。
委員会では、伊那まつり40年の歴史を振り返り勘太郎月夜歌・伊那節をクローズアップしようと今回のイベントを決めました。
勘太郎キャラバン隊はまつりの1、2週間前に地元の企業訪問やテレビ局などを訪れ伊那まつりをPRします。
キャラバン隊は10人程度で一般から公募します。
勘太郎月夜歌・伊那節が踊れることが条件で、6月11日まで募集し、14日に面接をして決定するということです。
キャラバン隊には交通費や日当が支給されます。
この他の記念事業として、全参加団体を対象にした勘太郎月夜歌や伊那節コンテストを実施する計画です。 -
原発技術者からみた憲法第9条
原発と平和について考える憲法記念日の集いが、3日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
この日は「原発技術者からみた憲法第9条」と題して、福島第一原発の建設時に技術者として携わった小倉志郎さんが講演しました。
会場にはおよそ320人が集まり小倉さんの話に耳を傾けました。
小倉さんは、福島第一原発建設時に発電所内で使われる部品を作っていました。
その後、保守点検などで放射能タンクの中に入ることもあったということです。
点検の時には、手袋を4重にして、服とズボンのつなぎ目をテープで止めるなどしても長時間作業ができなかったと、放射能の危険性を説明していました。
小倉さんは「政府は原発をもっと安全にするから再稼働しても大丈夫と言うが、完璧にすることは不可能。放射能被害の大きさと原発のリスク、政府の大義名分を正しく見つめなおす必要がある」と呼びかけていました。 -
子どもたちが美容師体験
子どもたちが美容師の仕事を体験するイベントが6日、箕輪町の美容室で開かれました。
このイベントは、子どもたちに美容師の仕事に触れてもらおうと松島美容室が開いたものです。
イベントには200人の子どもたちとその保護者が訪れカットやシャンプーなどの方法を教わっていました。
ほかには、ネイルアートのコーナーもあり、子どもたちが爪に柄のついたシールを張ってもらい喜んでいました。
松島美容室は箕輪町など上伊那に5店舗を展開していて、男女合わせておよそ40人のフタッフがいます。
地域とのつながりを深めようと中高生の職場体験の受け入れも行っています。
関重春社長は、「子どもたちが喜ぶと、親も元気になる。美容師の仕事を通して、地域に貢献していきたい。」と話していました。 -
ルネッサンス西町の会 園児と春日公園で桜の苗木植える
伊那市西町の住民有志でつくるルネッサンス西町の会は、近くの保育園児と桜の苗木を7日、春日公園内に植えました。
7日は、ルネッサンス西町の会のメンバーと竜西保育園の年長園児37人、竜南保育園の年長園児22人が、ソメイヨシノの苗木5本を植樹しました。
ルネッサンス西町の会では、地域に愛される公園づくりを進めようと毎年この時期に桜の苗木を植樹していて、今年で8年目です。
春日公園では西町区民を中心に昭和26年頃から桜の植樹が行われていて、現在ソメイヨシノがおよそ150本、ヒガンザクラがおよそ70本あります。
花見シーズンには、満開の桜と南アルプスや伊那市街を一望できます。
園児らは、桜の成長を願いながら交代で苗木に土をかぶせていました。
植樹が終わった後、子ども達にはお菓子が配られ、笑顔で受け取っていました。 -
災害発生直後に避難所運営にあたる職員などを対象にした研修会
伊那市は、大規模災害に備え、災害発生直後に避難所運営にあたる職員などを対象にした研修会を7日、市役所で開きました。
研修会には市の職員や学校関係者などおよそ70人が参加しました。
避難所は、▽被害についての情報や救援物資が集まる「基幹避難所」▽区が管理する「1次避難所」▽要援護者が避難する「福祉避難所」の3つに分けられます。
伊那市では、災害発生時に21の小中学校を基幹避難所としていて、休日や夜間に災害が発生した場合近くに住む職員を避難所運営にあたる初動対応職員に指定しています。
7日は、総務部危機管理課防災係の埋橋進係長が役割と避難所開設について話をしました。
埋橋さんは「避難場所についたら、まずは建物の安全確認を行ってください。その際は、中に入らず外から状況を判断して下さい」などと話していました。
伊那市では今後、迅速な避難所の開設と長期化した場合を想定した訓練を行うということです。 -
町郷土博物館 電気機関車の内部を公開
箕輪町郷土博物館は、博物館前に展示している電気機関車を5日公開し、子ども達が運転気分を味わいました。
電気機関車「ED竏・9」は、大正15年から50年にわたり飯田線を走った電気機関車です。
ED竏・9の引退に伴い、昭和51年から郷土博物館前に展示されています。
こども達は、国鉄OBなどでつくるED竏・9保存会のメンバーから運転の仕方を聞いたり写真を撮ったりしていました。
館内では、伊那市の鉄道愛好家尾崎晃一さんが作った鉄道模型が展示されました。
子ども達は、レバーを操作し電車の運転を体験していました。
町郷土博物館では「楽しみながら歴史に触れてもらい、少しでも興味を持ってもらえればうれしい」と話していました。 -
沢公民館 子どもの広場
箕輪町の沢公民館は、恒例のイベント「子どもの広場」を5日、沢グラウンドで開きました。
子どもの広場は、5月5日のこどもの日に合わせ、沢公民館が毎年開いています。
5日は、園児から小学生までおよそ80人が参加しました。
箕輪町運動保育士2人が5つの遊びを紹介し、参加者全員で楽しみました。
沢公民館の中澤清明館長は「テレビゲームの普及など、家の中で遊ぶ事が多くなった子ども達に、外で遊ぶ事の楽しさを感じてもらいたい」と話していました。
晴天に恵まれた5日は、子ども達が全力でグラウンドを走りまわっていました。 -
秋葉街道を歩き諏訪大社へ塩奉納
江戸時代、神社への参拝や塩の輸送路として使われた、古道「秋葉街道」を歩き静岡県から諏訪大社へ塩を運ぶイベントが行われました。
このイベントは、南信地域や静岡県西部の住民有志でつくる「チーム結い旅」が企画し、一行は先月28日に静岡県掛川市を出発し、のべ60人が約250キロを歩き諏訪大社を目指しました。
6日のお昼ごろには、伊那市高遠町の杖突峠頂上近くにある守屋神社に到着し残りわずかとなった旅の安全を祈っていました。
今回、諏訪大社に奉納する塩は、静岡県掛川市の住民有志が海水を煮つめて作る昔ながらの技法で作った物だということです。
チーム結い旅では、秋葉街道を歩き塩を諏訪大社へ奉納する事で、古道を守り伝える活動を次世代に繋げ、天竜川の上流と下流の地域の結びつきを考えるきっかけにできればと考えています。
チーム結い旅は、6日午後2時30分頃、諏訪大社に到着し塩を奉納したということです。 -
高烏谷山区民ハイキング
伊那市の富県区民を対象にした恒例の高烏谷山区民ハイキングが、4日に行なわれました。
ハイキングは、区民の交流を図ろうと毎年行なわれていて今年はおよそ540人が参加しました。
参加者は、新緑に囲まれた山道を仲間や家族と会話を楽しみながら高烏谷山の8合目、標高1220メートルにある「つが平」を目指しました。
「つが平」では、区内にある富県小学校と新山小学校の交流もあり代表児童が学校紹介をした他、それぞれ校歌を歌いました。
今回で45回を迎えた区民ハイキングを記念し、富県公民館が主催する男性教室の「よろず講座」の受講生は、ヒノキで作ったベンチをつが平に設置しました。
参加者たちは、眼下に広がる伊那谷を眺めながら、連休の一日を楽しんでいました。 -
チューリップ掘り体験会
箕輪町上古田の畑で、チューリップの球根掘り体験会が4日開かれました。
これは遊休農地解消と地域活性化などを目的として活動している住民有志のグループ「これからの農業林業を考えるEグループ」が企画したものです。
この日は、親子連れなどが訪れ、気に入った色のチューリップの球根を掘り起こしていました。
主催者によると、今年は開花が10日ほど遅く連休中に入りいっせいに花が咲いたということです。
町内から訪れた女性は、「好きな色のチューリップが採れて孫も喜んでいるようです」と話していました。 -
和菓子店あかはね 高遠饅頭3,200個を猪苗代へ
伊那市高遠町の和菓子店あかはねは、旧高遠藩主保科正之の縁で伊那市と友好提携を結んでいる福島県猪苗代町へ高遠饅頭3,200個を贈りました。
贈られたのは、8個入りの高遠饅頭400箱です。
赤羽直会長は、保科正之のNHK大河ドラマ化を進めるため、猪苗代の人たちと絆を深めようと高遠饅頭を今回初めて贈りました。
贈られた高遠饅頭は、3日から行われる猪苗代さくら祭りで配られるという事です。 -
まっくんの公式ウェブサイトが完成
南箕輪村のイメージキャラクターまっくんの公式ウェブサイトが完成しました。
ウェブサイトは、去年のゆるキャラグランプリで最下位になったまっくんを応援しようと伊那市のウェブデザイン事務所が無償で立ち上げたものです。
HPには、まっくんのブログや誕生秘話、イベント情報などが掲載されています。
村では、まっくんを通して南箕輪村を広く知ってもらい、足を運んでもらうきっかけにしていきたいとしています。 -
桜シリーズ 長谷非持の玄立寺
地域の桜をお届けする桜シリーズ。2日は伊那市長谷非持の玄立寺の桜です。
玄立寺にある枝垂桜が満開です。
この枝垂桜は、色が濃いのが特徴です。
玄立寺の桜は例年高遠城址公園の桜より2週間ほど遅れて見ごろを迎えます。 -
36災害に関する講演会
昭和36年6月、伊那谷に甚大な被害をもたらした36災害に関する講演会が27日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会は、防災意識を高めてもらおうと、シニア大学伊那支部のOBなどでつくる上伊那地区賛助会が開いたものです。
27日は、会員およそ50人が集まりました。
賛助会副会長で、36災害を経験した駒ヶ根市中沢の木下幸安さんが講師を務め、当時の状況について話しました。
木下さんは「山が崩れる前に異様な臭いが漂った。3歳と1歳の子どもを抱きかかえて山のほうへ逃げたことを覚えている」と話しました。
他に「昔からあった高台の家は助かったが、後から移り住んだ川沿いの家はほとんど飲み込まれてしまった。自分の暮らす場所の地質などを知っておく必要がある」と話していました。 -
田中公房作品争奪マレットゴルフ大会
工芸品作りを趣味としている田中豊文さんの作品が賞品のマレットゴルフ大会、「田中工房手作り作品争奪マレット大会」が28日伊那市の東春近マレットゴルフ場で開かれました。
大会には東春近マレットゴルフクラブの会員40人が参加しました。
クラブの会長を務める田中豊文さんは会社を退職してから工芸品づくりをはじめ20年以上になります。
田中さんは、クラブの会長ということもあり仲間に感謝の気持ちをこめて自分の作品を賞品にした大会を開くようになりました。
賞品は、人数分用意され、順位が上の人から自分の欲しいものを選ぶことができます。
大会は男女ペアで行われ、同じペアになった人は交代しながら玉を打っていました。
田中さんは「大会では上手い人がいつも上位に入るのでペアを組むことで順位がいつもと変わってくる。ペアを組むことでいつもより会話も弾んでいる。」と話していました。
大会が終わると参加者は、お気に入りの作品を受け取り喜んでいました。 -
「伊那ローメン祭」賑わう
伊那ローメンズクラブは、発足15周年を記念した初のイベント「伊那ローメン祭」を、4月30日に伊那市役所駐車場で開きました。
クラブ発足15周年と、去年のB-1グランプリ初出場を記念して開かれたものです。
会場には、県内外から多くの人が訪れ、長蛇の列ができていました。
昼時には、家族連れがシートを広げて、ローメンを味わっていました。
イメージキャラクター「ウマカロー」も、子供達と触れ合いながらローメンをPRします。
特設リングでは、早食い大会も行われ、集まった人が声援を送っていました。
伊那ローメンズクラブによりますと、この日一日で約1,300食のローメンを販売したという事です。 -
さくら茶用 八重桜摘み取り
伊那市商工会高遠支部女性部のメンバーは2日、さくら茶に使う八重桜の摘み取り作業を行いました。
伊那市高遠町の高遠町文化体育館横には女性部が30年ほど前に植えた、3本の八重桜があります。
ここの桜は、現在満開に近い状態でメンバーらは花を摘みとっては袋に詰め込んでいました。
桜は、花が八割ほど開いた状態で塩漬けにすると出来上がりの色が濃く、香りも出るということです。
今年は、例年より3割ほど少ない70キロほどが取れたということです。
午後には、場所を移し摘み取った桜の選別をしていました。
桜は、塩で仮漬けし、陰干した後今月下旬に本漬けし来年の花見シーズンまで寝かせます。
部長の伊藤妙子さんは「来年来て下さる方に、高遠の桜の味と風味を楽しんでもらえるよう、心をこめてつくりたい。」と話していました。 -
坂下でミツバチ分蜂
伊那市坂下の坂下駐車場近くで、女王蜂が働き蜂をつれ、巣から別れる分蜂する様子が4月30日見られました。
伊那市坂下の坂下駐車場近くのサツキの植え込みの中では、セイヨウミツバチが直径10センチ、長さ30センチほどの塊となっていました。
30日の午前10時ごろ、近くに住む人が植え込みの周囲に蜂が多く飛んでいたことを不思議に思い、市内で養蜂園を営む小松実治さんに連絡しました。
サツキの植え込みを見てみると、セイヨウミツバチの分蜂の際、群れが塊となる蜂球を2つ見つけたということです。
分蜂は、一つの巣に新しい女王蜂が生まれると、古い女王蜂が働き蜂を連れて集団で巣から別れるものです。
新しい巣が見つかるまでの間、働き蜂が女王蜂を守るため仮の巣を作り木の枝などに群がり、蜂球をつくります。
小松さんによると、「車の騒音や振動のある街中で、しかも同じ時間帯に2つの蜂球がみるのは珍しい」と話していました。