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地蔵に草餅供えて願かけ
草餅を供えて願をかけると、願いが叶うと言い伝えられている草餅地蔵の祭典が21日、伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔洪水で伊那市美篶青島に流されてきたと言い伝えられています。
青島の人たちは、流れついた場所に地蔵を安置し、延命地蔵尊として毎年この時期にお参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから、地蔵に草餅を供えるようになり、いつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
この日は親子連れが、ここを訪れ、草餅を供え願をかけていました。
祭典の実行委員長の渋谷勝さんは、「昔は、祭典の日は大勢の人たちで賑わった。今は昔ほど賑やかではなくなったが、地域の行事として守り伝えていきたい。」と話していました。 -
地域の桜シリーズ 美篶桜トンネル
地域の桜をお届けする桜シリーズ。22日は伊那市美篶の桜トンネルです。
美篶桜トンネルは国道361号沿いにあり満開のソメイヨシノは花のトンネルのように咲きほこっています。 -
箕輪町功寿会が観桜会
箕輪町で功労者表彰を受賞した人で構成する箕輪町功寿会が、19日みのわ温泉ながた荘で観桜会を開きました。
19日の観桜会には功寿会のメンバーなど28人が参加しました。
会長の藤沢清さんは、「年に一度の親睦の会ですので、ゆっくり楽しんでください」と話しました。
料理がふるまわれ、メンバーは楽しそうに談笑していました。
功寿会の会員は現在65人で、例年4月に観桜会、12月に総会を開いています。
去年は震災の影響で、6月に新緑を楽しむ会として開かれたため、観桜会の開催は2年ぶりとなります。 -
ヒルクライム マウンテンバイクで萱野高原目指す
箕輪町の萱野高原で高原開きに合わせた様々なイベントが22日行われました。
マウンテンバイクで萱野高原を目指す、ヒルクライムイベント。
ヒルクライムは自転車で登り坂を走るタイムレースで参加者は標高およそ1200メートルにある、かやの山荘を目指し、4.5キロの林道を駆け上りました。
このイベントを行ったのは、
箕輪町を拠点に活動する、自転車愛好家のグループ、TEAM萱野高原です。
メンバーは普段、地元ということもあり萱野高原の林道をヒルクライムの練習コースとして利用しています。
高原開きに合わせて萱野高原からの景色やコースの爽快感を味わってもらおうとイベントを企画しました。
22日は箕輪町を中心に飯田市や諏訪市などから27人が参加。
最年少は6歳、最年長は61歳で参加者は息をはずませながらペダルをこいでいました。
最も早い人で18分代でゴール。また小学生を含む全員が完走しました。 -
交通安全たすきリレー
夜間の事故を防止し交通安全を呼びかける「交通安全たすきリレー」が21日、伊那市など伊那警察署管内で行われました。
交通安全たすきリレーでは伊那市役所前に集まった伊那交通安全協会の会員のもとに伊那警察署から夜行反射材が届けられました。
これは夜間の事故を防ぐため、夜道路を歩くときは、夜光反射材を着用してもらおうと、伊那警察署と伊那安協などが行ったものです。
会員らは道路を行進しながら、夜光反射材の着用を呼びかけていました。
リレーは伊那市、箕輪町、南箕輪村で行われ会員およそ300人が分担して歩いた距離の合計はマラソンと同じ42.195キロだということです。
伊那署管内では、交通事故で亡くなった人は去年13人、今年は21日現在で3人が犠牲になっています。 -
桜シリーズ 春日城址公園
地域の桜をお届けする桜シリーズ。21日は、春日城址公園です。
春日城址公園の桜が見ごろを迎えています。
春日城址公園には、コヒガンザクラとソメイヨシノあわせて400本程が植えられています。
桜を見ようと花見客が訪れていました。
桜は来週末頃まで楽しめるということです。 -
高遠城址公園の桜が満開
天下第一の桜として知られる、高遠城址公園の桜が21日に満開となり、公園内は今シーズン一番の賑わいとなりました。
この日の伊那市は、日中の最高気温が22.1度と5月下旬並みで、前日日まで五分咲きだった桜は一気に満開になりました。
今年は春先に寒い日が続いたため、開花は去年よりも3日遅い16日で、満開も去年より3日遅れとなりました。
高遠城址公園には、小ぶりで濃いピンクの花を咲かせるタカトオコヒガンザクラがおよそ1500本植えられていて、その規模と歴史などから「天下第一の桜」として全国に知られています。
この日は早朝から、公園の桜と残雪の南アルプスを写真に収めようと、県外から訪れた観光客が写真を撮っていました。
埼玉県から訪れた男性は「伊那谷には桜の名所がたくさんある。毎年この時期になるとこちらへ来ては写真を撮っています」と話していました。
公園内は見頃の知らせを聞いた観光客がどっと押し寄せ、今シーズン一番の入り込みとなりました。
訪れた人たちは写真を撮ったり、御座を敷いて昼食を食べたりして花見を楽しんでいました。
京都から訪れたある男性は「地元にも良い桜はたくさんあるが、高遠の桜は素晴らしい。天気も良く最高の花見日和」と話していました。
また、花見客の中にはこんな人の姿もありました。
伊那市出身の俳優、羽場裕一さんです。
羽場さんが高遠で花見をするのは30年振りだということです。
羽場さんは「久しぶりに訪れて、こんな雰囲気だったかな、と感じた。手入れがされていてとても綺麗になった」と話していました。
伊那市では、高遠城址公園の桜の見頃は来週半ばまでとみています。
なお、三峰川沿いに設けられた山田河原臨時駐車場からはシャトルバスが出ていて、高遠城址公園まで無料で乗車することができます。 -
桜シリーズ 伊那小学校
地域の桜をお届けする桜シリーズ。20日は、伊那小学校です。
伊那小学校の南校舎前のソメイヨシノが、見ごろとなっています。
南校舎は、昭和初期に建てられた校舎で、老朽化により今年の夏に取り壊されることになっています。
古い校舎にとって桜の季節はこれが最後となります。 -
伊藤三千人さん 絵画寄贈
伊那市高遠町出身の画家、伊藤三千人さんが、高遠とフランスの風景を描いた油絵2枚を、17日、伊那市に寄贈しました。
贈られたのは、「高遠の春」と「シャルトル風景」です。
高遠の春は、2003年の作品で、雪の仙丈ヶ岳とタカトオコヒガンザクラが描かれています。
シャルトル風景は1996年の作品で、フランス、パリの郊外の景色を描いています。
伊藤さんは、伊那市高遠町勝間出身の78歳。一水会会員で、現在は神奈川県で暮らしています。
今回寄贈された油絵は、今月15日から伊那市内で開かれた個展で展示されたものです。
伊藤さんは、「大勢の人が見てもらえるようなところに飾ってもらえればうれしい」と話していました。
寄贈された絵画は、伊那市役所内に飾られるという事です。 -
高遠小の児童が観光客の前で発表
伊那市の高遠小学校の児童は、高遠城址公園を訪れた観光客の前で、19日、踊りや歌を披露しました。
高遠城址公園の桜は、まだ咲き始めですが、南ゲート付近は見頃を迎えています。
19日は、高遠小学校の2年生から5年生までが、歌や踊りを披露しました。
高遠小学校では、これまで、花見遠足で城址公園を訪れていましたが、子供たちから主体的に観光に関りたいと、今回初めて、観光客の前で発表しました。
5年生は、武田信玄の5男、仁科五郎盛信の戦いを歌った「孤軍高遠城」の歌に合わせて踊りを披露しました。
3千の軍勢・仁科盛信が、織田信長の5万の軍勢に攻められ、武田の威信をかけて闘った様子を、扇を使った舞で表現していました。
高遠小では、「観光客とふれあう機会にもなりよかった」と話していました。 -
二十四節季の1つ穀雨
20日は、二十四節季の1つ穀雨です。
箕輪町三日町の田んぼでは代かきが行われていました。
穀雨は、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨が降る頃とされています。
青柳太美さんのおよそ400アールの田んぼでは、田植え前に田んぼを整える代かき作業が行われました。
青柳さんは、「今年もおいしいお米が沢山とれればうれしい」と話し、春の雨の中1日かけて全ての田んぼを整えました。
田んぼの周辺では、水が張られるのを待っていたかのように白鷺が飛来し、餌となるドジョウなどを探していました。 -
上伊那猟友会 今年度有害鳥獣駆除を行う猟友会員を対象にした講習会
上伊那猟友会は、今年度有害鳥獣駆除を行う猟友会員を対象にした講習会を20日、辰野町の県営総合射撃場で開きました。
講習会は、安全かつ効率的に有害鳥獣駆除を行おうと上伊那猟友会が開いたものです。
3日に分けて開かれ、最終日の20日は伊那市の会員およそ100人が参加しました。
講習会では、銃やワナの取扱方法などの講座が行われた後、散弾銃によるクレー射撃が行われました。
クレー射撃は、空中に放たれた直径15センチほどの円盤型の的を打ち抜く技術を競うものです。
会員らは、得点を競いながらお互いに射撃の腕を磨いていました。
上伊那地域のニホンジカの食害による農業や林業の被害額は、平成17年度がおよそ4,800万円だったのに対し、平成21年度が9,700万円、平成22年度が1億2,000万円となっていて、林業を中心に年々増えています。
上伊那猟友会では、有害鳥獣の効率的な捕獲を行おうと、ワナの仕掛ける場所を示した捕獲マップを作成する考えです。
上伊那猟友会では今年度、伊那市高遠町の県有林をモデル地域にし、マップを作成する考えです。 -
地域の桜シリーズ(2) ~伊那公園~
地域の桜をお届けする桜シリーズ。19日は、伊那公園です。
伊那公園には、ソメイヨシノとコヒガンザクラ、およそ300本の桜が植えられています。
ソメイヨシノはまだ蕾ですが、コヒガンザクラは見頃となっています。
15日は、東部中学校の1年生が、花見に訪れていました。 -
信越花便り 千曲市あんずの里 満開
信越各地の花の便りをお伝えするコーナー。
19日はケーブルネット千曲からの情報です。
去年に比べて3日、平年より1週間遅れの14日に開花した千曲市のあんずの里は今週に入って花が咲き進み、18日現在平地と中間地で満開、山間地で3分咲きとなっています。
あんずまつりを22日日曜日まで延期している実行委員会では、天気が安定していれば今週末まで
見ごろが続くと予想しています。
上平展望台周辺では春爛漫を待ち望んでいた観光客らが続々と繰り出していて景色を眺めたり散策したり、ジャムなど特産の土産を買い求めたりしながら、あんずの里を満喫しています。
地元の人の話によると午前中はマイカーの花見客が目立ち、午後になると観光バスで訪れる団体客で賑わっているとのことで展望台の売店も朝から大忙しでした。
千曲市内では一部で桜も咲き進み花見会を開く所もあり今週末の21日、22日は、あんずと桜の競演でお花見のピークになりそうです。 -
春爛漫 信州伊那梅苑見ごろに
19日も5月上旬並みの暖かな陽気となり、桜も一斉に開き始めています。
箕輪町の梅の名所、信州伊那梅苑も見ごろを迎えています。
園内にある竜峡小梅や信濃小梅、紅梅、枝垂れ紅梅などが咲き、レンギョウも見ごろで華やかな雰囲気に包まれています。
箕輪町一の宮にある伊那梅苑は、2万3,000坪の広大な敷地に6,000本の梅や桃があります。
今年は、平年に比べ5日から6日遅れているということで、これからが最盛期です。
毎年関東や中京方面を中心に全国から観光客が訪れていて、19日も園内を散策する人の姿が多くありました。
これから1週間から10日が最盛期で、これから桃が花を咲かせゴールデンウィーク頃まで楽しめるということです。 -
同級生は芸術家 3年B組三人展
4月21、22日の2日間、二人の芸術家と舞踊家の三人展が、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
「大満・星」。東京で数多くの個展を開いている日本画家・竹内啓さんの作品です。
「フロム六本木ヒルズ」。明星一平ちゃんやチャルメラのパッケージデザインの経験もある荻原隆さんの作品です。
画風が全く違う作品ですが、この2人にはある共通点があります。 -
桜シリーズ(1) 伊那市西町 伯先桜
地域の桜をお届けする桜シリーズ。18日は、伊那市西町の伯先桜です。
伯先桜は、樹齢およそ200年と言われ、幹の太さは6メートル、高さ10メートルあるシダレザクラです。
江戸時代の医師、中村伯先が幼少の頃、自宅に植えたもので、市の天然記念物に指定されています。
洪水の多かった天竜川では、狐島の見通し桜と対になり、測量起点になっていました。 -
春日公園で伊那谷新酒祭り
伊那市の春日公園で15日、伊那谷の新酒を味わうことができる新酒祭りが行われました。
15日は、辰野町から飯田市まで8つの蔵元が出店しました。
伊那谷新酒祭りは、桜の下でこの地域の日本酒やビールを味わってもらおうと、住民有志でつくるルネッサンス西町の会が開いているもので、今年で9回目です。
去年は東日本大震災の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
新酒まつりでは、グラス付きのチケットを買い、自分の好きな蔵元の新酒を味わうことができます。
訪れた人は「桜はまだ咲いていなくて残念だったが、お酒の味は大満足だった」と話していました。
園内では他に、伊那市西町の大道芸人ゴンベエワールドさんが風船を使った大道芸を披露しました。
ゴンベエワールドさんは、大道芸で出会った人を元気にしようと取り組んでいます。
公園に来ていた子ども達は、風船で作った列車で園内をまわっていました。 -
川をキーワードに情報交換
福島県いわき市の河川愛護団体が13日に伊那市を訪れ、三峰川みらい会議と川をキーワードに情報交換しました。
伊那市を訪れたのは、福島県いわき市で市内を流れる夏井川の環境美化活動や水質調査、まちづくりを進めている団体の代表者など5人です。
三峰川みらい会議からは、織井秀夫代表らが出席し、川をキーワードにお互いの取り組みや課題などを情報交換しました。
いわき市の参加者からは、共通の課題が見つかり、大変参考になったなどと交流の成果に喜んでいました。
夏井川流域住民による川づくり連絡会の橋本孝一さんは、福島第一原発の事故の後に、川の放射能測定の実施結果も報告。
子どもたちが活動に参加できなくなったことや漁業にも深刻な影響があることなどを話していました。
11月には、いわき市で川や水に関係する団体が集う全国的な交流会が開かれる予定で、この日参加を求められた三峰川みらい会議も前向きな意向を伝えていました。 -
みのわ健康アカデミーOB会結成
箕輪町の健康づくり事業「みのわ健康アカデミー」の卒業生は17日、町文化センターでOB会を結成しました。
みのわ健康アカデミーは、平成17年度から始まり、これまでに316人が卒業しています。
卒業後も、仲間と共に継続した健康づくりを行っていきたいとの要望があり、今回OB会を結成する事となりました。
アカデミーは、毎年50人ほどが参加していて、曜日毎の班に別れ筋力トレーニングや有酸素運動等をおこなっています。
17日に開かれた結成会には、およそ100人が出席し、今年度の事業などが承認されました。
初代会長で一期生の平澤澄子さんは「卒業年度の枠を越え、気軽に楽しく、運動とコミュニケーションを図れる会にしていきたい」と挨拶しました。
OB会では、今月28日に、町内で開かれる、ウォーキングイベントに参加する計画です。 -
高遠城址公園 花見ムード満開
16日に開花宣言が出た、伊那市高遠町の高遠城址公園。桜の開花状況は咲き始めですが、公園内ではイベントが催され、花見ムードを盛り上げています。
かっぽれを披露したのは、東京の大道芸人で、光江流社中、桜川光江家元率いる25人です。
桜川さんによりますと、かっぽれは元気の出るおめでたい大道芸として江戸の末期に始まり、次第に寄席や歌舞伎などでも踊られるようになったということです。
桜川さんらのメンバーの中に高遠出身者がいたことなどが縁で訪れることになりました。
去年は、震災により中止となり、今年は2年ぶりの高遠での披露となりました。
桜川さんは「見ている人達に元気と笑顔になってもえれば」と話していました。 -
伊那市内の企業に入社した新人を激励
今年度、伊那市内の企業に入社した新人社員の激励会が16日伊那商工会館で開かれました。
激励会は、伊那商工会議所が開いたもので、市内の企業26社からおよそ100人が集まりました。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「それぞれの会社では新入社員の皆さんに大きな期待を寄せていますので会社にとってなくてはならない人になってください。」と激励しました。
また白鳥孝伊那市長は「一日も早く職場に慣れ職場に愛着を持ち多くの先輩と共に前向きに進んでください。」と呼びかけました。
これらを受け新入社員を代表して株式会社ニシザワの小林大祐さんが誓いの言葉を述べました。
激励を受けた新入社員は、社会人としての自覚を新たにしていました。 -
伊那市長桂寺の桜見頃
伊那市西町伊那部の長桂寺の桜が見頃を迎えています。
境内にあるのは、シダレザクラとヒガンザクラ。どちらも、8分ほど開いて見頃となっています。
17日は、愛知県から来たという観光客が、写真におさめるなどして桜を楽しんでいました。
長桂寺の桜は天気がよければ、今週いっぱい楽しめそうだということです。 -
カラオケ喫茶利用者がステージで歌声披露
伊那市坂下のカラオケ喫茶「つむぎ」主催の歌謡祭が14日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
これは、「つむぎ」の利用者に大きい舞台の上で歌ってもらおうと毎年開かれているもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
県内外から50人が参加し、華やかな衣装に身を包んで自慢の歌声を披露していました。
つむぎは、20年前に呉服屋を営む傍ら、カラオケを始めたのが最初で、現在カラオケ喫茶として多くの人が利用しています。
つむぎ代表の丹羽貴士さんは「いつも店で歌っている持ち歌を広い会場で思い切り歌ってもらうことができたので良かった」と話していました。 -
白く清らかに ワサビの花咲く
南箕輪村田畑のわさび畑では、白く清らかなワサビの花が咲いています。
田畑の湧き水を利用して作られた穂高町の有賀均さんが運営する有賀ワサビ園です。
1月から2月ごろ植えたものが主となっています。
ワサビはアブラナ科の植物で、大量のきれいな水のある場所に生育が限定されます。
このワサビ畑の下流は、半沢のホタルで知られるホタルの生息地です。
ワサビは、有賀さん宅で加工して販売しているということです。 -
高遠町藤沢に食堂「こかげ」29日オープン
地元産の食材を使った食事やお茶などが楽しめる食堂「こかげ」が今月29日に伊那市高遠町藤沢にオープンします。
食堂こかげは、地元伊那市高遠町藤沢の主婦らでつくる「やさい村信州高遠藤沢郷・こかげ」が地元農産物を活用して地域の活性化につなげようとオープンするものです。
建物は、藤沢御堂垣外に昭和43年まで稼働していた寒天工場の建物を改装しました。
室内は信州産材が使われていて、囲炉裏の和室などが設けられています。
17日はオープンを前に建物のお披露目がされ、白鳥孝伊那市長をはじめ、地区の関係者などおよそ20人が出席しました。
17日は、地元産の食材をつかった黒豆ずしやおやきなど18品が用意され出席者達はさっそく味わっていました。
メニューは、季節の物を使った定食や手づくりの和菓子など様々です。
オープンは今月29日からで営業時間は午前11時から午後4時まで。
定休日は水曜日となっています。 -
コワーキングスペースの活用考える
コワーキングスペースを活用したビジネスモデルについて考える意見交換会が14日、伊那市東春近で開かれました。
意見交換会は伊那市東春近でコワーキングスペースを開設した佐藤駿さんが開いたものです。
意見交換会には、様々な職種の男女およそ25人が集まりました。
意見交換会ではコワーキングスペースについて「個人の力は小さいもの。自分に足りないものを補える人を探せる場所」「ビジネスだけでなく地域活性化の拠点として活用できる」などの意見が出されていました。
参加者は「ビジネスや地域活動をしていくうえで、人とのつながりを広げていく場所としてコワーキングスペースを活用していきたい。」と話していました。 -
高遠城址公園 開花宣言
伊那市は16日午後4時、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが開花したと発表しました。
伊那市では公園の南口ゲート付近や本丸で桜が開花したことから開花宣言を出しました。
今年は去年と比べて3日遅い開花宣言となりました。
今シーズンから開花宣言の翌日からが有料となっています。
料金は大人500円、小中学生は250円で伊那市民は無料で入園することができます。
伊那市では桜の満開は今週末と予想しています。 -
小黒川渓谷キャンプ場で安全祈願
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業が7日から始まっています。11日は、本格的なシーズン到来を前に今シーズンの無事を祈る安全祈願祭が行なわれました。
伊那市荒井内の萱にある小黒川渓谷キャンプ場は、8人が宿泊できるキャビンやオートキャンプ場、釣り堀などがあり年間1万人前後が利用しています。
この日は、市やキャンプ場の関係者8人がシーズンの無事を祈願しました。
小黒川渓谷キャンプ場は、昨年度から伊那スキーリゾートを経営している(株)クロスプロジェクトが指定管理者となり運営をおこなっています。
今シーズンは、関東や関西方面への営業に力を入れる計画で、昨シーズンの利用者数の1割増を目指します。
キャンプ場の営業は11月25日までとなっています。 -
高遠城址公園で恋の花“開花”
16日開花宣言が出された高遠城址公園。
ここが思い出の場所という若いカップルの恋の花も開花しました。
高遠城址公園を紋付袴と振袖姿で歩く男女。
3月に入籍したばかりの新婚さんです。
夫は和歌山県出身で26歳の小川忠繁さん。
妻は愛知県出身で27歳のまやさん。
南箕輪村の信州大学農学部に通っていた2人は、4年前まやさんのアプローチでおつきあいが始まりました。
卒業後は地元に戻った2人ですが遠距離交際を続け今年3月にゴールイン。
結婚の記念写真は、2人が学生時代、共に清掃のアルバイトをしていた思い出の高遠城址公園で撮ることにし、16日撮影が行われました。
2人は公園内を歩きながら桜雲橋や高遠閣の前などでカメラに収まっていました。
花見に訪れた人たちは2人におめでとうと祝福の言葉を送っていました。
2人は忠繁さんの実家がある和歌山県で暮らしていて、「桜が満開になったらまた高遠城址公園を訪れてみたい」と話していました。