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伊那市創造館キャラクターデザイン決定
伊那市創造館のマスコットキャラクターのデザインに、伊那中学校3年の久保田藍さんの作品が選ばれました。
マスコットキャラクターデザイン募集には、市内の小中学生から114点の作品が寄せられました。
審査の結果、創造館のマスコットキャラクターに選ばれたのは、伊那中学校3年の久保田藍さんの作品です。
作品は、創造館に常設展示されている国の重要文化財、顔面付釣手形土器をモチーフにしていて、特徴をいかし、愛嬌のある点や、他に似ている作品が無かった事などから選ばれました。
伊那市では、今後このキャラクターの名前の募集を行い、来年1月に開かれる、神子柴遺跡に関するイベント中で発表する計画です。 -
生涯スポーツ功労者表彰を受賞
県少林寺拳法連盟相談役を務める伊那市の小池靖彦さんが、生涯スポーツ功労者として表彰されました。
小池さんは20日、伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に受賞報告しました。
小池さんは大学時代に少林寺拳法を始め、その後、伊那市で教室を開き後進の指導にあたってきました。
現在は、県少林寺拳法連盟相談役のほか、財団法人少林寺拳法連盟伊那支部長を務めるなど、普及活動に力を入れています。
小池さんが受賞した生涯スポーツ功労者表彰は、スポーツの普及発展に貢献した人に対し文部科学大臣から贈られるものです。
今年度は全国で159人が受賞し、今月8日に東京で表彰式がありました。
小池さんは「少林寺拳法は、武術として優れているし子どもたちの健全育成にも役立ちます。今後も普及活動に力をいれていきます。」と話していました。 -
米の道 権兵衛峠を歩こう
伊那から木曽へと馬で米を運んでいた時代をしのぶウォーキングイベント、「米の道権兵衛峠を歩こう」が24日、伊那市で行われました。
このイベントは権兵衛峠を通り、米を運んだ江戸から明治時代にかけての様子を再現しようと行われているもので、今年で30回目です。
30回目の特別企画として参加者に木製のプレートやタオルがプレゼントされました。
イベントには、地元をはじめ県内外からおよそ160人が参加しました。
背中に米俵を背負った木曽馬が先頭を歩きそれに続いて参加者が歩きました。
24日は、峠の頂上を目指すコースや頂上を越えて木曽まで行くコースなど、自分にあったコースを選び歩きました。
参加者たちは、色づき始めた木々を眺めたり、会話を楽しみながら休日の一日を楽しんでいました。 -
地蜂の巣コンテスト
地蜂の巣の重さを競うコンテストが24日、伊那市のみはらしファームで行われました。
今年は、夏の猛暑の影響で全体的に例年より3割ほど軽くなっているという事です。
午前8時すぎ、次々と蜂の巣がもち込まれ、煙幕で蜂を気絶させて巣から取り出し、重さを量る作業が行われました。
このコンテストは、伊那市地蜂愛好会が毎年行っているもので、今回は、伊那市を中心に諏訪地域などから22人がエントリーしました。
地蜂とも呼ばれるクロスズメバチの巣を7月初旬に自然界から採取し、エサをやりながら巣を大きくしていきますが、今年は、夏の猛暑で蜂のエサとなる幼虫が少なく、全体的に例年より3割ほど軽くなっているという事です。
審査の結果、伊那市西箕輪の山口政幸さんが、2位と1キロほどの差をつけ5,76キロで優勝しました。
小木曽会長は、「自然が相手なので難しいが、少しでもいい蜂をみつけて、来年も楽しみたい」と話していました。 -
聴覚障害者専用のグループホームの必要性を訴える
上伊那聴覚障害者協会は24日、箕輪町文化センターで開かれた上伊那圏域福祉フォーラムの中で聴覚障害者専用のグループホームの必要性を訴えました。
フォーラムには福祉関係者などおよそ110人が集まり、障害者支援などについて意見を交わしました。
フォーラムは障害者の働く場について、グループホーム、余暇活動の3つの分科会に分かれて行われました。
このうちグループホームの分科会では、上伊那聴覚障害者協会の会員が耳の不自由な人専用のグループホームの必要性をスライドなどを使って訴えました。
聴覚障害者は、周りの人とのコミュニケーションがうまくとれず孤立してしまうケースがあることから、協会ではそのような人たちをサポートする活動を行っています。
協会では専用のグループホームを造ることで、助け合ったり理解しあえる仲間ができるほか、適切な介護を受けることができるなど、そのメリットを挙げていました。
協会によりますと聴覚障害者専用のグループホームは全国でも10か所しかないということで、行政や地域にその必要性を訴えていきたいとしています。 -
自衛隊募集看板除幕式
箕輪町自衛隊協力会は、自衛隊募集看板を箕輪町の国道153号沿いに設置しました。
22日は協力会会員や町職員、自衛隊員などおよそ20人が集まり除幕式が行われました。
看板は、協力会が発足15周年を記念して作ったもので、大きさは縦180センチ横270センチとなっています。
除幕式で箕輪町自衛隊協力会の市川治實さんは「立派な看板ができてうれしく思う。箕輪町から1人でも多くの隊員が入隊してくれればうれしい」と挨拶しました。
上伊那では、昨年度7人が自衛隊に入隊していて、横須賀や名古屋の基地に配属されているということです。 -
高遠菓子商組合 工芸菓子制作
伊那市高遠町の菓子店など4店でつくる高遠菓子商組合は、今月30日から開かれる高遠城址の秋まつりに工芸菓子を展示します。
21日は、伊那市高遠町の菓子店あかはねに組合員3人が集まり、作品作りをしました。
秋まつりでの展示は、工芸菓子の魅力を広く知ってもらおうと3年前から行っています。
今年は、初めて信州高遠美術館で展示することになりました。
この花びら1枚1枚も、このもみじも、すべて菓子でできています。
花だけでなく、一見本物に見えるこの木も、もち米の粉やあんこ、砂糖などをねって形にし、焼き小手で焦げ目をつけ作られたものです。
工芸菓子は、もち米の粉と砂糖を合わせた雲平と、あんこともち米の粉を合わせた餡平を使い分けて作ります。
高遠城址の秋まつりは30日からで、完成した作品は信州高遠美術館に飾られることになっています。 -
八幡町 ハロウィン
伊那市の伊那北駅前広場で23日、八幡町ハロウィンが開かれました。
このイベントは、八幡町ロマン通り商店会が、商店街の振興をはかろうと始めたもので、今年で9年目となります。
伊那北駅前広場では、恒例の仮装コンテストが行われ、参加者およそ30人がそれぞれ思い思いの格好で出場しました。
またこれまで、町内だけだったスタンプラリーが、今年から伊那バスターミナル付近までとなり、子ども達は商店主からたくさんのお菓子をもらっていました。 -
三峰川河川敷を公園に 区民が作業
伊那市上新田の三峰川河川敷を整備して公園にしようと区民が23日に作業を行いました。
この日は区民およそ60人が参加して作業を行いました。
上新田区の三峰川河川敷には昔、テニスコートや公園がありましたが、昭和58年に三峰川の増水で流されてしまいました。
昭和60年には区民の要望でマレットゴルフ場が作られましたが、区民以外の利用はほとんどなく、次第に荒れていったということです。
上新田区では、この場所を子ども達が自然と触れ合える公園にしようと、今年1月に「三峰川河川敷自然公園づくりの会」を発足しました。
活動は、「伊那市地域づくり活動支援金事業」に採択されていて、今日は全長300mの遊歩道にウッドチップを敷き詰める作業や、タイヤを使った遊具の設置作業が行われました。
平澤良人会長は「園児や児童が楽しんで遊べるような公園になれば」と話していました。
会では来年の完成を目指して、今後も作業を行っていくということです。 -
下古田でホタルの住める環境作り
休耕田を利用してホタルの住める環境づくりをしようと箕輪町下古田区で23日、整備作業が行われました。
作業は、子ども達が捕まえられるくらいたくさんのホタルを舞わせようと、区民でつくるボランティア団体「ほーたる来い」が初めて行ったもので、この日はおよそ15人が参加しました。
下古田区の勝沢川付近では、毎年10匹ほどの平家ボタルが舞っています。
会では川の近くに水場をつくり、平家ボタルのエサになるタニシやモノアラガイの住める環境をつくります。
この日は、草刈りや土の掘り返しなど、水場づくりを行いました。
林優会長は「子どもたちがホタルを取りに来れるような場所にしたい。」と話していました。
現場に同行した、辰野町のホタル童謡公園の管理人、矢ヶ崎達雄さんは「この場所には綺麗な水が流れている他、明るすぎず、ホタルが住みやすい環境」と話していました。
矢ヶ崎さんによると、多くのホタルが舞うには10年ほどかかるということで、会では今後も地道に整備を行っていくということです。 -
高遠第4保育園 園児と消防団の合同訓練
子ども達に消防団の活動を知ってもらおうと20日、伊那市の高遠第4保育園で、園児と消防団の合同訓練が行われました。
訓練は、保育園となりの山から火が出たとの想定で行われました。
園児が全員庭に避難すると消防車が到着し消火活動を開始しました。
訓練は、子供達に消防団の活動を知ってもらい、大人になった時消防団に入りたいと思ってもらえるようにと伊那市消防団河南分団が初めて行ったものです。
河南分団は、「地域とのつながり」を活動目標に掲げていて、保育園での訓練もその一環です。
訓練がおわると、子供達は消防車と一緒に写真を撮ってもらいまいした。 -
理鏡坊が縁 吉良町と青島住民が交流
およそ300年前の赤穂浪士討ち入りの際の生き残り、理鏡坊を通して交流のある、愛知県吉良町の住民が22日、伊那市美篶青島を訪れました。
この日は愛知県吉良町のボランティアガイド27人が青島にある縁通庵観音堂を訪れ、地元住民からこのお堂で暮らしていたという理鏡坊について説明を受けました。
理鏡坊は忠臣蔵で知られる吉良上野介に仕えていたとされています。
討ち入りの際、大けがをした理鏡坊は後に出家して全国を巡礼し晩年を青島で過ごしたといわれています。
この理鏡坊の縁で平成17年から青島と吉良町の住民の間で交流が始まりました。
このお堂は平成元年に建て替えられたもので、かつては人が住めるほどの広さだったということです。
吉良町では理鏡坊についてはあまり知られていないということで、訪れた人たちは熱心に説明を聞いていました。
両地域の住民は今後も交流を深めていきたいと話していて、討ち入りがあった12月14日には青島の住民が吉良町を訪れ吉良上野介の法要に出席するということです。 -
通り町 秋の呑みあるき
伊那谷で造られたお酒を飲みながら商店街を巡るイベント「秋の呑みあるき」が22日伊那市の通り町商店街で行われました
これは、伊那谷でつくられているお酒を味わいながら、商店街をあるいてもらおうと商店主などでつくる実行委員会が開いたものです。
イベントには、辰野町から飯田市までの酒造メーカー12社が参加しています。
呑みあるきは、春は新酒を、秋には熟成された酒を楽しんでもらおうと年に2回行われています。
参加者は、千円で道中手形とおちょこを購入し、それをみせれば好きなお酒を好きなだけ飲むことができます。 -
チャリティーフィットネスまつり
フィットネスを通じて運動を楽しむイベント「チャリティーフィットネスまつり」が17日、伊那市の富県小学校体育館で行われました。
会場には、市内外からおよそ50人が集まり、フィットネスを楽しみました。
これは、多くの人たちにフィットネスの楽しさを知ってもらおうと、県内各地で活動する5人のインストラクターが今年初めて企画したものです。
イベントは県内4か所で計画されていて、伊那での開催は長野、松本に続いて3か所目です。
参加した人たちは、エアロビクスやヒップホップ、ピラティスなど、インストラクターと一緒に体を動かしていました。
イベント実行委員会の小林美穂代表は「フィットネスは楽しく身体を動かすことのできるスポーツ。多くの人に楽しさを知ってもらいたい」と話していました。
実行委員会は、今回の参加費やグッズの売り上げでAEDを購入し、長野県に寄贈する予定です。 -
箕輪町消防団 救護大会
第15回箕輪町消防団救護大会が17日、藤が丘体育館で開かれました。
大会は、正しい救護法の知識と技術の向上を目的に開かれていて、各分団の代表合わせて6チームが出場しました。
競技は、バイク事故により2人が怪我をした想定で行われ、団員らは日頃の訓練の成果を発揮していました。
団員らは「痛いところは無いか」と聞きながら、傷や骨折した場所の手当てをしたり、心臓マッサージやAEDを使い心肺蘇生を行っていました。
箕輪町消防団の小松孝寿団長は「大会を通して、さらなるレベル向上を目指してもらいたい」と話していました。
大会の結果、沢・大出・八乙女の第1分団が優勝しました。 -
懐かしの昭和歌謡の夕べ
1970年代の歌謡曲を楽しむイベントが16日、伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
第2回高遠ミュージックフェスタ「懐かしの昭和歌謡の夕べ」は、高遠町の町おこしをする、有限会社壱刻が企画しました。
演奏をしたのは、関東を中心に活動するプロのミュージシャン6人です。
この日のステージでは、フォークソングやポップス等を含め、およそ13曲を熱唱しました。
イベント責任者の平澤優司さんは「いつかは、観桜期に夜桜の下でこのイベントを開いてみたい」と話していました。 -
伊那中央病院 質の高い医療サービスを提供する病院として認定
伊那中央病院は、医療の質について第三者機関による審査を受け、質の高い医療サービスを提供する病院として認定されました。
伊那中央病院はH17年に認定を受けていて今回は初めての更新となりました。
審査は、第三者機関である日本医療機能評価機構が中立的な立場で評価し医療の質や利用者の利便性の向上を図る目的で行っているもので、上伊那では他に昭和伊南総合病院が認定されています。
審査項目は、医療や看護、経営、患者の満足度など350項目あり、中病ではすべてで基準を満たしました。
認定期間は、H27年9月25日までとなっています。 -
西駒山荘からヘリで荷下げ
伊那市営西駒山荘の今シーズンの営業が終了し、山小屋で使用していた備品などをヘリコプターで下ろす作業が、19日行われました。
この日は、午前9時過ぎから荷下げが行われ、ヘリコプターが3往復して、山小屋で使用していた毛布や、トイレの汚物などを下ろしました。
今シーズン、7月10日から今月11日まで営業した西駒山荘は、期間中、562人の登山者が山小屋を利用し、売り上げはおよそ400万円となりました。
利用者数は、去年の446人を116人上回り、売り上げは去年の300万円から100万円増加しました。
山小屋を管理する伊那市観光株式会社では、天候が良い日が多かったことや、リピーターが増加していることなどが、利用者数の増加につながったとみています。 -
新しい天龍橋 開通
伊那市福島と南箕輪村北殿を結ぶ新しい天龍橋が完成し、19日現地で開通式が行われました。
19日は、テープカットやくす玉を割って橋の完成を祝いました。
新しく完成した天龍橋は長さ約100メートル、幅は約16メートルの2車線で片側に歩道が新設されました。
今年7月の豪雨で旧天竜橋の橋脚が沈下したため、先に歩道を整備し歩行者のみが利用していました。
橋の完成により国道153号バイパスの1.1キロ区間も供用が開始となりました。
開通式には、4市町村でつくる国道153号伊那バイパス促進期成同盟会や県の関係者など300人が参加しました。
また、伊那市と南箕輪村の保育園児も参加し、開通を祝いました。
新しい橋が末永く愛され長持ちするようにと、伊那市と南箕輪村に暮らす3世代夫婦を先頭に渡り初めが行われました。
工事の管理をしている伊那建設事務所では、伊那市青島までの残り区間4、9キロについても順次着手を図り早期の全線開通を目指すとしています。 -
北福地の水資源と堤の文化をさぐる
伊那市富県北福地の水資源について学ぶイベントが、16日に開かれ、参加者が堤などを見学しました。
この日は、地域住民などおよそ120人が参加し、堤などの歴史について学びました。
イベントは、地域住民が大事にしてきた北福地の堤や湧水について知ってもらおうと、北福地の環境をよくする会が開きました。
明治時代、北福地では農業用水を引くのに苦労したため、湧水の近くに堤を作り、その水を使ったということです。
そのため、北福地には現在でも5つの堤が残っていて、この日は全ての堤を見学しました。
そのうち、羽場常会にある羽場の堤は、現在は灌漑用水としては使われていませんが、地区住民が草刈りなどの整備を行っていること、堤をフナの養殖などに使っていることが説明されました。
子どもと参加したある女性は「こんな場所に堤があるとは知らなかった。地区に残る水資源の歴史を知ることができて良かった」と話していました。 -
新山まつり大演芸会
伊那市富県新山地区で17日、新山まつり大演芸会が行われました。
新山まつりは秋の恒例行事です。
大演芸会は、15のプログラムがあり、新山集落センターで行われました。
新山地区の今泉常会の仲間4人が3年前に結成したイマイズミバンドは、オリジナル曲を含む4曲を披露しました。
新山まつりには毎年参加しています。
今年は、演奏の途中で、地元の保育園児9人がステージに登場しました。
新山保育園が休園となり、園児の保護者から、新山に子どもがいることを紹介してほしいとの声があったことから今回の共演となりました。
また保育園児のほか、新山小学校の教職員、児童も一緒に歌いました。
バンド演奏や子どもたちの合唱に、会場からは温かい拍手が送られていました。 -
土砂崩落地にどんぐりの木を植樹
伊那市西春近諏訪形の地区住民らは、17日、平成18年豪雨で土砂災害のあった傾斜地にどんぐりの苗木を植えました。
この日は地区住民およそ20人が参加して、クヌギやコナラなど、どんぐりの苗木100本を植えました。
諏訪形では、平成18年の豪雨災害の教訓を活かそうと、2年前に「諏訪形区を災害から守る委員会」を設置しました。
委員会では、土砂崩落の激しかった、釜が洞上流付近に丈夫で根がつきやすいどんぐりの苗木を植樹することにしました。
参加した地区住民らは、急な斜面に苦労しながらスコップで穴を掘り、苗木を植えていました。
小林良幸区長は「今回植えた100本の苗木全てがこの地に根を張って、土砂災害のない場所になってほしい」と話していました。
諏訪形区では、今後も被害のあった箇所で植樹を行っていく予定です。 -
伊那市富県で巨大キノコを発見!
伊那市富県の田畑敏雄さんは、16日に近所の山で巨大キノコを発見しました。
16日夜、ケーブルテレビ取材班は情報をキャッチ。伊那市富県の西原常会の、ある集まりにお邪魔しました。
そこにあったのは、顔の大きさほどもある、大きなキノコでした。
これは、「トビタケ」と呼ばれる食用キノコです。
10センチほどのものが一般的とされていますが、今回見つかったトビタケは、35センチほどあるということです。
キノコを見つけた田畑さんは「最初見た時はキジバトが木の根本で休んでいるかと思ったが、近くに行ってキノコだとわかった。かなりの大きさにワクワクした」と当時の興奮を話していました。
この集まりに田畑さんのキノコが並ぶことはよくあるということですが、これほど大きなものは初めてだということです。
集まりに参加したある男性は「こんなに大きいキノコは今までに見たことがない。びっくりした。」と話していました。
トビタケは煮て食べると美味しいということで、この巨大トビタケは、この日のうちに全員で味わったということです。 -
秋葉街道オリジナル焼酎用芋掘り
古道・秋葉街道の整備を進める、秋葉街道信遠ネットワークのメンバーは、オリジナル焼酎発売に向け、18日、伊那市長谷の畑でサツマイモの収穫を行いました。
広さ10アールの畑では、信遠ネットの木下利春会長や、メンバーの高坂英雄さん夫妻が収穫作業に汗を流していました。
信遠ネットは、秋葉街道を通して地域を活性化させようと伊那市や飯田市、静岡県浜松市等の14団体で組織し、2009年2月に発足しました。
今年度、県の元気づくり支援金を活用しオリジナルブランドの商品第一弾として、焼酎造りを計画しました。
木下会長は「オリジナル焼酎を酌み交わし、より親交を深めたい」
サツマイモは、信遠ネットのメンバー13人が、それぞれの地域で生産し、飯田市の酒造メーカーに持ち込みます。
今年度は、全部で15トンの収穫を見込んでいて、720ミリリットル入りの瓶で、およそ5千になるという事です。
高坂さんは「各地域で生産した芋が、秋葉街道を通して一つの焼酎となる。きっと美味しいものになる」と話していました。
焼酎は来年6月頃から、1本(720ml)1,250円で、秋葉街道沿いの観光施設や、酒屋などで販売されるという事です。 -
行者そば祭り賑わう
伊那市荒井内の萱で17日、行者そばまつりが行われました。
祭りは、この地域を行者そば発祥の地として活性化させようと行われていて、今年で24回目です。
市内外から多くの人が訪れ、そばを味わいました。
行者そばは、昔、修行に向かう途中の行者が、内の萱でもてなしを受け、そのお礼に種を置いていき、地域の人が大事に守り育てたものだと言われています。
祭りでは、伊那市の西山で栽培されたソバ粉を使い、およそ2千食が用意されました。
訪れた人たちは、打ちたてのそばを味わっていました。
市内から訪れたある男性は、「毎年楽しみに来ている。秋空の下で食べるそばはおいしい」と話していました。 -
入野谷日本みつばちの会が今期蜜搾りを開始
日本蜜蜂の種の保存と蜂蜜の特産化に取り組んでいる伊那市長谷の入野谷日本みつばちの会は、17日から今シーズンの蜜搾りをはじめました。
蜂蜜搾りは、長谷黒河内の宮下さん宅で行なわれました。
入野谷日本みつばちの会は、会員46人で、それぞれの家で日本みつばちを飼っています。
17日は、搾り始めということで、講習会もかねました。
今回は、蜂蜜をとる古い巣から新しい巣へ蜂を移動させる追い込み式という方法で蜜を採りました。
会によりますと煙幕などで蜂を殺さないこの方法は、種の保存の観点から有効だということです。
巣をドッキングさせ、下から叩き、風を送ると蜂が新しい巣へ移動し、古い巣からは、黄金色に輝く蜂の巣が現れました。
会員らは、今年のはちみつの出来栄えをさっそく試していました。
中山信頼(なかやま のぶあき)会長は、「今年の夏の暑さは異常だったが、最高の出来」と喜んでいます。
これから会員がそれぞれ巣を集めだし、11月25日に市野瀬の加工場でびん詰めにします。
価格は、240グラム入り1,900円で、南アルプス村などで販売されます。
この蜂蜜は好評で、予約注文も殺到しているということです。 -
大芝高原で大規模災害訓練
南箕輪村消防団は17日、大芝高原の森林で火災が発生したとの想定で訓練を行いました。
この日は大芝高原陸上競技場で訓練が行われ、団員110人が参加しました。
大芝高原で大規模災害を想定した訓練が行われるのは6年ぶりで、今回は長野県の防災ヘリコプター「アルプス」の協力のもと訓練が行われました。
訓練は、大芝高原で森林火災が発生したとの想定で行われケガをした人の搬送訓練が行われました。
また、ヘリコプターを使い大芝高原上空から水を空中散布する訓練では、消防団員が大芝プールの水をポンプでくみ上げヘリコプターに給水していました。
松澤武夫団長は「災害が起きないのが一番だが、万が一に備え団員に対応を周知し、士気を高めていきたい」と話していました。
参加したある団員は「災害はいつ起きるかわからないので、対応を確認することができて良かった。」と話していました。 -
スーパーキッズダンスフェス
ダンスチームの子どもたちによるスーパーキッズダンスフェスティバルが17日、箕輪町の文化センターで開かれました。
箕輪町をはじめ上伊那で活動する5つのチームがダンスを披露しました。
これは、箕輪町で16日と17日に行われたフェンシングの全国カデエペ選手権大会に合わせて開かれたイベントの一つです。
フェンシングに力を入れている箕輪町が、ダンスなどのイベントで大会を盛り上げようと開き、今年で2回目です。
ステージでは、保育園児から中学生までが、それぞれのチームごとにダンスを踊りました。
子どもたちは、激しいリズムの曲に合わせ、息の合ったダンスを披露していました。 -
伊那市保育レポート全国で発表へ
伊那市の保育士でつくる保育協会レポート委員会が、今月20日から和歌山県で開かれる保育研究大会の全国大会で、研究レポートを発表します。
レポート委員会は13日、全国大会に向け、市役所で発表の最終確認をしました。
保育レポートは、保育の資質向上のため、各市町村が決められたテーマについて研究するものです。
伊那市は「異年齢」をテーマに、異年齢の子ども同士の関わりが生まれる保育環境などについて研究しました。
今年7月に新潟県で開かれた関東ブロック保育研究大会で発表し、全国大会で発表する団体の一つに選ばれました。
大会では、遊びや生活の環境を工夫することで異年齢の関わりができること、保育士が願いを持って環境を作っていくことが大切なことなどを話すということです。
保育研究大会全国大会は今月20日から和歌山県で開かれます。 -
のびのび子育て講座
南箕輪村に住む母親を対象にした「のびのび子育て講座」が9日から、南箕輪村公民館で始まりました。
子育て講座には、0歳から5歳までの子を持つ母親16人が集まりました
講座は、子どものしつけについてや、自分の長所や能力を知り親としての自信を持ってもらおうと開かれたものです。
講座では、4人ずつのグループに分かれ、子育ての悩みなどを紙に書いていきました。
親からは「感情のコントロールができない」「子どもが1人で遊ぼうとしない」などの悩みが出されていました。
のびのび子育て講座は、9日を含め全6回を予定しています。