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氣どら 売れ行き好調
パワースポットとして人氣を集めている伊那市長谷の分杭峠ゼロ磁場で販売されている「氣どら」の売れ行きが好調です。
販売開始から9月28日までの4カ月間で、およそ1万5千個が売れ、売り上げは総額でおよそ225万円。
氣どらを製造しているのは高遠町の菓子店あかはねです。
あかはねでは、伊那市観光の委託で氣どらを製造していて、1日置きに500個の氣ドラを作っています。
氣どらは、伊那市観光株式会社が今年6月から伊那市長谷のゼロ磁場と入野谷で販売しているものです。
価格は1個150円で、氣どらの生地は、氣の里の水を使って練っています。
伊那市観光によると、販売を開始した6月から9月28日までの4カ月間で、およそ1万5千個が売れたということです。
平均すると、1日あたり132個が売れていて、売上総額はおよそ225万円となっています。 -
まほらいな市民大学修了式
まほらいな市民大学の修了式が28日、いなっせで行われ、2年間の課程を学んだ73人に、修了証書が送られました。
まほらいな市民大学は、生涯学習の場として市が開講しているもので、2年間で10単位を取得した人に修了証書が送られます。
28日は第11期生73人が、学長の白鳥孝市長から、修了証書を受け取りました。
白鳥市長は「積極的に学ぶ姿勢を大切に、生涯現役として、ますます活動してほしい」と式辞を述べました。
また、修了生を代表して向山喜芳さんが、「この2年間の経験を生かし、市民の一員として頑張っていきたい」と話しました。
今回は、すべての講座に参加した皆勤者が2人、欠席が3回以内の精勤者が5人いました。
1講座当たりの受講率は70.8%だったということです。
最後に全員で伊那市の歌を歌って市民大学の修了を祝っていました。 -
トヨタ自動車が出前授業
トヨタ自動車は、車の魅力や環境対策の取り組みを児童に学んでもらう出前授業を28日、箕輪町の箕輪北小学校で行いました。
これは、自動車への興味を高めてもらおうと全国各地の小学校で行われているものです。
箕輪北小学校では5年生が社会科の授業の一環で自動車産業について学習していることから、今回トヨタ自動車に授業を依頼しました。
授業では、5年生が車と環境や産業、経済との関わりを考えるゲームをしました。
ゲームは、児童が経営者になり、環境保全を考えながら車の開発を進めていくというものです。
車を開発するか?環境に投資するか?などの質問が出されます。
子供たちは、経営者の立場で環境と車の開発のバランスを考えながらゲームを進めていました。
トヨタ自動車の出前授業は今年度全国351の小学校で実施されることになっています。 -
高遠城址公園で戦没者慰霊祭
伊那市高遠町の高遠城址公園の招魂碑前で27日、戦没者慰霊祭が行われ、遺族らが戦争で命を落とした人達の冥福を祈りました。
この日は、日清、日露戦争から第2次世界大戦までの戦争で命を落とした人達の遺族や関係者が集まり、碑の前で焼香などをして戦没者の冥福を祈りました。
慰霊祭は戦争で命を落とした人が上伊那でも大勢いた事を忘れず、平和な社会を築いていこうと明治30年代から毎年行われています。
慰霊祭を行った上伊那靖国招魂碑奉賛会会長の伊東義人さんは「かけがえのない命をもって示された戦争の悲惨さ、平和の尊さを若い世代に語り継いでいく事が私たちの責務です」と祭文を読み上げました。
遺族を代表して上伊那遺族会会長の赤羽一敏さんは「故郷を思いながら亡くなっていった皆さんの事は一日たりとも忘れることはできない。歴史を正しく後世に伝えていきたい」と謝辞を述べました。 -
第6回三峰川天国
三峰川みらい会議は、26日伊那市高遠町の山田河原河川敷で第6回三峰川まつりを開きました。
子どもたちに人気のつり天国は、川を釣堀状に囲い、中ににじますを放して、思う存分釣りの醍醐味を味わってもらおうというものです。
開始の合図で一斉に釣り糸を垂れると、次々と魚がかかっていました。
まつりでは、この他、魚のつかみどりや下駄飛ばし大会など楽しい催しが行なわれました。 -
ふるさと歴史ウォーキング
箕輪町では26日、東山山麓の歴史遺産を訪ねる「ふるさと歴史ウォーキング」が行われました。
これは、箕輪町郷土博物館が行ったもので、およそ20人が参加しました。
町では、北小河内から三日町までの東山山麓に歴史コースを整備しています。
今回は、整備が終わった南小河内のコースの一部を歩きました。
コースには、案内看板が設置されていて、参加者は博物館の学芸員の説明を聞いていました。
コースの一つ、臨済宗の寺、普済寺では、町の有形文化財に指定されている参道を歩きました。
普済寺の参道の両側にはスギ、ヒノキ、カヤの木が茂り、町内でもこれだけ立派な参道の並木は珍しいということです。
町郷土博物館では、「自然と歴史豊かな東山山麓の歴史コースを皆さんに歩いてほしい」と話していました。 -
美篶地区の子ども達 稲刈り体験
さわやかな秋晴れとなった25日、伊那市の美篶地区の子ども達が食について学ぶ「おやこあおぞら教室」で、稲刈り体験が行われました。
あおぞら教室は、美篶公民館などが子ども達に楽しみながら食育について学んでもらおうと開いているものです。
25日は、公民館近くの田んぼで5月下旬に子ども達が植えたもち米の稲刈りを体験しました。 -
伊那市美篶地区 戦没者慰霊祭
伊那市美篶地区の戦没者慰霊祭が22日に行われ、遺族らが戦争で命を落とした人の冥福を祈りました。
この日は美篶小学校グラウンド横にある忠魂碑の前で慰霊祭が行われ、遺族や関係者70人が集まり焼香などをして犠牲者の冥福を祈りました。
慰霊祭は、毎年9月の彼岸の時期に美篶社会福祉協議会が行っているものです。
美篶社協の後藤郁会長は「祖国に帰ることなく亡くなられた方々に心より哀悼の意を表します」と祭文を読みあげました。
遺族を代表して美篶遺族会会長の矢野源嗣さんは、「遺族も戦争の被害者として長年労してきた。悲惨な戦争が二度と起こらない事を願っている」と話していました。
美篶地区の忠魂碑には、日清・日露戦争から第二次世界大戦までに戦争で命を落とした244人の名前が納められています。
戦後65年が経過し遺族も高齢化している事から美篶社協では「地域から尊い犠牲がでたことを風化させないよう、これかれも続けていきたい」と話していました -
ドームの中でお茶を楽しむ
子ども達に心地良さを感じてもらおうと伊那市の伊那図書館で23日、手作りのドームの中の空間を楽しむイベントが行われました。
これは、現在伊那図書館で開かれている伊那谷住宅建築展のイベントの一つとして行われたものです。
建築展は「ここち」をテーマに伊那市などに住む建築家が提案する住宅の写真などを展示しています。
ドームは、上伊那の建築士と地元の子ども達が竹を骨組みにして和紙を張りつけて完成させました。
ドームは、直径4m、高さ2メートルで中は4畳半ほどのスペースとなっています。
夕方、館内の電気が消され、ドームの中では、キャンドルが灯されました。
訪れた子ども達は、話をしたりお茶を飲んだりしてドームの中の空間を楽しんでいました。
このドームは今月26日まで伊那図書館に設置されています。 -
川シンポジウム「川を美しくする集い」
河川などの水環境について考える川シンポジウム「川を美しくする集い」が25日、伊那市のいなっせで開かれました。
川シンポジウムは伊那市などが行っていて、今日は実践発表などがありました。
実践発表では、美篶小学校4年1組が三峰川堤防の桜並木復活の取り組みを発表しました。
堤防の歴史のほか、桜の苗木を植えていること、ベンチを作って設置したことなどを紹介しました。
児童は、「桜並木を見るために多くの人に三峰川堤防に来てほしい」と話していました。
また、気象予報士でNHK気象キャスターの高田斉さんによる講演がありました。
高田さんは、地球温暖化など気候変動が起こると、台風が強い勢力のまま北上したり、集中豪雨が起きやすくなると話しました。
また、地球温暖化が進むと安全な飲料水や地下水の不足が考えられるとして、「水は限られた資源。皆で大切な水について考えていきましょう」と呼びかけていました。 -
信州みのわ山野草クラブ 秋の山野草展
箕輪町の山野草愛好家でつくる「信州みのわ山野草クラブ」の秋の山野草展が、25日から木下公民館で開かれています。
会場には会員19人の作品、およそ230点が並んでいます。
信州みのわ山野草クラブは、8年前に木下公民館のクラブとして発足して以来、毎年展示会を開いています。
会場には、石の上に植える「石付け」や、ひとつの鉢に様々な種類の草花を植える「寄せ植え」などの作品が並んでいます。
今年は夏に暑い日が続いたため、秋の花の咲きが遅く、展示に間に合わせるのに苦労したということです。
白鳥征男会長は「難しい気候条件の中で、会員が丹精込めて作った作品が並んでいるので是非見に来てください」と来場を呼びかけていました。
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展は木下公民館で26日(日)まで開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
AFC祭で信大の農場一般開放
信州大学農学部の付属農場を一般開放するAFC祭が、25日に開かれ、多くの人で賑わいました。
信州大学農学部の付属施設「アルプス圏フィールド科学教育研究センター」通称AFCでは、農場などを使って農産物の生産や研究を行っています。
AFCでは、地域の人たちに活動を知ってもらおうと、毎年AFC祭を開いています。
会場には、実習で作られている農産物や生産品が並んだ他、様々な体験コーナーが設置されました。
毎年恒例となっているぶどう狩りには多くの人たちが訪れ、もぎたてのぶどうの味を楽しんでいました。
今年は雨の日が少なかったため、大粒で甘いブドウができているということです。
演習林では丸太切りや、バームクーヘン作りなどの体験コーナーが設けられ多くの人たちで賑わっていました。
あるスタッフは「地域の人たちに楽しんでもらいながら、大学でどんな活動をしているのかを知ってもらえたらうれしい」と話していました。 -
美咲さんコンサート
松本市出身のシンガーソングライター美咲さんのコンサートが22日、伊那市高遠町のさくらホテルで開かれました。
コンサートは、高遠ブックフェスティバルのイベントひとつとして開かれたものです。
美咲さんは松本市出身で、自然をテーマに全国各地でライブを行っています。
22日は、CMソングとなっている曲などを演奏しました。
会場にはおよそ30人が訪れ美咲さんの歌声に聞き入っていました。 -
廃校の音楽祭
廃校を利用した音楽ライブ「廃校の音楽祭」が19日、伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で開かれました。
会場には、地元や東京などからおよそ40人が集まりました。
音楽祭は、10年ほど前に東京からこの地域に移り住み、芝平分校の保存活動をしている飯島忠義さんが中心となり開いたものです。
廃校を利用しながら保存していこうというもので、セットやチラシなどは全て手作りです。
東京で活動しているプロのミュージシャンによる、ジャズやポップスの演奏の他、飯島さんの妻茉鈴さんは、カンツォーネを披露しました。
飯島さんは「今後もこの場所を有効利用できるようなイベントを企画していきたい」と話していました。 -
最高気温17.7度 10月下旬並みの肌寒い一日
24日の伊那地域の日中の最高気温は、17.7度となり、9月に入って初めて20度を下回りました。
10月下旬並みの、肌寒い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、24日の伊那地域の最高気温は17.7度となりました。
これは、平年の最高気温より4.4度ほど低く、10月下旬並みの気温となります。
今年は9月に入ってからも最高気温が30度前後で推移する暑い日が続いていましたが、一気に秋の装いとなりました。
伊那地域では、5月27日からきのうまで、20度を超える日が続いていて、20度以下となるのは120日ぶりとなります。
長野地方気象台によりますと、この寒さは26日頃まで続き、その後は平年並みの気温に戻るということです。 -
燈籠祭
五穀豊穣に感謝する燈籠まつりが伊那市高遠町で開かれ、22日のよい祭りでは高遠囃子の演奏などが行われました。
商店街には稲穂にみたてた「ほおずきちょうちん」が飾られました。
22日は、高遠囃子を保存継承している桜奏会による巡行が行われました。
桜奏会のメンバー22人が提灯を先頭に、太鼓や笛、三味線などを演奏しながら町内を巡行しました。
メンバーらは、清水町を出発し行きはゆっくりとしたテンポの本囃子、帰りはテンポが速く賑やかなかえり囃子でおよそ3キロを巡行しました。
町内には、三味線や笛の音色が響き渡り訪れた人たちは、提灯の明りに灯された町並みを楽しみながら演奏に聞き入っていました。
また、商店街では、仲町の住民有志6人が浴衣姿で高遠囃子などを演奏し、地域住民が腰を下ろして曲を楽しんでいました。 -
写真展「貌・季節の中で」
日本山岳写真協会南信支部による写真展「貌・季節の中で」が伊那文化会館で開かれています。
会場には南信支部の会員が写した、中央アルプスや南アルプスなどの山岳写真55点が並んでいます。
写真は会員がこの1年間に撮影した新作で山の姿や色合いなど季節ごとの表情が写しだされています。
山の写真は天候など気象条件によって出来栄えに違いが出てくるということで、会員らは、何時間もシャッターチャンスを待って写真を撮るということです。
会場を訪れた人たちは、自然がつくりだす、一瞬の表情を撮らえた写真に見入っていました。
日本山岳写真協会はプロ、アマ含め国内外におよそ400人の会員がいて、そのうち南信支部には18人が所属し、活動しています。
南信支部では「この写真展で人の目に触れることの少ない山の姿を楽しんでもらいたい」と話しています。
山岳写真展「貌・季節の中で」は26日まで伊那文化会館で開かれています。 -
地元の協力で映画「ほかいびと」撮影
漂泊の俳人、井上井月を題材にした映画、「ほかいびと伊那の井月」の撮影が地元の人たちの協力により進められています。
「ほかいびと伊那の井月」は、俳優田中泯さんが井月を演じています。
北村皆雄監督は田中さん以外はプロの俳優を使わないことにしていて映画には多くの地元住民が出演しています。
18日は伊那市高遠町の商家旧池上家住宅などで撮影が行われ映画のワンシーンとして高遠ばやし保存会会員がおはやしを演奏しました。
またこの日は江戸時代に建てられた商家で市指定有形文化財に指定されている旧池上家住宅での撮影も行われました。
文化財ということで撮影には市の許可が必要となりますが、映画などの誘致支援活動を行っている伊那谷フィルムコミッションの協力により手続きもスムーズにいったということです。
撮ったシーンは井月と俳句を通した友人で同じ越後出身といわれている六波羅霞松と出会う場面です。
六波羅霞松を演じたのは伊那文化会館附属劇団「南信協同」代表の阿部裕吉さんです。
阿部さんはプロの俳優を相手に堂々と役を演じていました。
北村監督は「地元の人たちの力添えがなければ、良い作品は生まれてこない。なるべく多くの人に声をかけ、みんなで映画を創り上げていきたい」と話していました。 -
秋の全国交通安全運動
秋の全国交通安全運動が21日からはじまりました。
伊那市役所前に交通指導所が設置され道行くドライバーに安全運転を呼びかけました。
21日は、伊那市や伊那警察署、伊那交通安全協会の関係者などおよそ80人が参加し、道行くドライバーに啓発用のティッシュなどを手渡しました。
伊那警察署管内で今年1月から昨日現在まで発生した交通死亡事故は、5件。
前の年の同じ時期に比べ4件増加しています。
高齢者ドライバーによる事故が増加しており今回の運動でも高齢者の事故防止対策が重点課題となっています。
秋の全国交通安全運動は今月30日まで実施されます。 -
箕輪町の仏教遺産を訪ね歩く
箕輪町の仏教遺産を訪ねる催しが20日行われ参加者が町内の寺を巡りました。
この催しは箕輪町に残る、仏教遺産について理解を深めてもらおうと町郷土博物館が開いたものです。
この日は20人が参加し、町内の寺を巡りながら、そこに残る仏像などを見学しました。
このうち箕輪町木下の高雲寺では室町時代に作られたとされる五大明王像を見学しました。
五大明王像は京都の仏像彫師の作といわれていてその巧みな出来栄えから町の有形文化財に指定されています。
他に木下の法界寺では、高遠の石工、守屋貞治により作られた地蔵尊を見学しました。
右手を頬にあて物思いにふけっているかのような姿が特長で、この地蔵尊も町有形文化財に指定されています。
参加者は興味深そうに地蔵尊などを見て歩きながら町の仏教遺産について理解を深めていました -
敬老の日に長寿者を訪問
敬老の日の20日、伊那市の白鳥孝市長らが高齢者宅を訪れ、長寿を祝いました。
伊那市高遠町上山田の、西村勇さんは、明治44年生まれで、現在100歳です。
西村さんは息子夫婦と孫夫婦、ひ孫2人の7人で暮らしています。
テレビで時代劇を見ることが好きで食事は3食きちんと摂り1日2回の散歩も欠かさないということです。
合併前の河南村で収入役となり、高遠町教育委員長も務めました。
訪問した白鳥市長は「家族4世代で暮らせることは幸せなこと。これからもお体を大事にしてください。」と話し長寿を祝っていました。
伊那市によりますと市内には100歳以上が男性8人、女性42人の合わせて50人いて、最高齢は男女とも106歳ということです。 -
地価公示 ICT放送エリア内が商業地の下落幅大きく
長野県は、7月1日現在の県内の地価を発表しました。
県全体では、商業地は18年連続、住宅地は14年連続で地価が下落し、下落幅は拡大しました。
地価調査は、毎年、県が実施しているもので、今回は県内77市町村の基準地404地点で調査を実施しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、主に商業地の地価が大きく下落しています。
基準値のうち、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫付近は1平方メートルあたり5万7300円で、去年の6万700円と比べ5.6%下落しています。
伊那市下新田の市役所付近は4万7200円で、去年の5万円と比べ、5.6%下落しています。
箕輪町の松島商店街の商業地は4万200円で、去年の4万2600円と比べ5.6%下落しています。
南箕輪村神子柴の商業地は3万2800円で、去年の3万4600円と比べ5.2%下落しています。
住宅地では、伊那市前原の伊那中央清掃センター付近や箕輪町沢などの下落が幅が大きく、市町村別で、伊那市が平均2.5%、箕輪町が平均3.1%、南箕輪村が平均2.1%下落しています。 -
「知ったかぶりカイツブリ物語」着ぐるみショー
伊那ケーブルテレビで放送中のアニメ知ったかぶりカイツブリ物語の着ぐるみショーが19日、伊那市の大型店で行われました。
着ぐるみショーはアニメを多くの人たちに知ってもらおうとアニメを放送している滋賀県の民放などが企画したものです。
知ったかぶりカイツブリは、滋賀県の鳥カイツブリを主人公にしたアニメで伊那ケーブルテレビでは今年4月から放送しています。
この日は、アニメでお馴染みの歌を歌ったり会場を訪れた親子達およそ70人がステージを楽しんでいました。
子供たちは曲のリズムに合わせて元気いっぱいに体を動かしていました。
この模様は、10月9日(土)午前9時50分から伊那ケーブルテレビで放送します。 -
箕輪町上古田赤そばの里 里開き
箕輪町上古田にある赤そばの里で19日、里開きが行われました。
里開きには、古田の里赤そばの会の会員や、関係者などおよそ50人が集まりました。
セレモニーではアルプホルン駒ヶ根のメンバーによる演奏が行われ里開きを祝いました。
古田の里赤そばの会の唐沢清光会長は「好天に恵まれすばらしい花が咲いた。多くの人に見てもらいたい」と話していました。
赤そばの会は、先月上旬、およそ4.2ヘクタールの畑に、赤そばの品種「高嶺ルビー」の種をまきました。
会員によると、今年は色づきの薄い花が目立つがこれから寒暖の差で赤く色づいてくるということです。
この日は、東京や大阪から多くの観光客が訪れ赤そばの花を写真に収めるなどして楽しんでいました。
赤そばの里では、地元の特産物を販売している他、上古田産のそば粉でつくった蕎麦も味わえます。
花は、10月10日頃まで楽しめるということです。 -
「ここち」テーマに伊那谷住宅建築展
伊那市などに住む建築家による、「ここち」をテーマにした伊那谷住宅建築展が伊那図書館で開かれています。
建築展は、住環境を快適で楽しくするための参考にしてもらおうと、伊那市などの建築家11人が開いているものです。
会場には、それぞれの建築家が提案する住宅の写真などが展示されています。
建築展のテーマは「ここち」となっていて、居心地良い、住みごこちが良いなど、感覚的な気持ち良さを感じてもらいたいということです。
また建物が作りだす空間を演出することも建築家の技術ということで、会場には竹や木の板を飾り、コンクリートにはない、ぬくもりのある空間がつくりだされています。
19日は建築展にあわせ、図書館を訪れた子どもたちも参加して、竹ドームづくりも行われました。
建築展を開いた建築家は「日々のストレスからリフレッシュしていくにはどうすればいいのかを、私たちの技術を活かし提案していきたい」と話していました。
この伊那谷住宅建築展は26日まで伊那図書館で開かれています。 -
田楽座の来年2月の伊那公演をサポート
伊那市富県の歌舞劇団・田楽座の来年2月の伊那公演をサポートしようと、地元住民などが、実行委員会を立ち上げ、取り組みを始めています。
17日夜は、富県の貝沼区研修センターで実行委員会が開かれ、15人ほどが参加しました。
「田楽座を応援するってもんずらの会」と名付けられた実行委員会には、現在30人ほどが登録していて、公演を行うための準備などに取り組んでいます。
昨夜は、チラシの検討などが行われたほか、実行委員長に、高遠町公民館高遠分館長の有賀 弘武さんが選ばれました。
有賀さんは、「田楽座と一緒に活動すると本当に元気になる。実行委員長をさせていただいて、たくさんの方とであい、みんなで元気になりたい」と話していました。
今回、田楽座が公演する演目は、過疎化が進む山村に住むおじいさんの語りを通じて、日本のまつり、人々の生活などを描きだす芝居仕立ての作品です。
田楽座では、芝居仕立ての演目は、20年以上公演していないという事です。
田楽座のたちかわ ねむかさんは、「本当に大切なものは何か、自分自身が大切にしたいものは何かを考えることのできる作品にしたい。」と話しています。
田楽座の公演は、来年2月20日に伊那文化会館で予定されていて、実行委員会は、月2回程度のペースで開かれます。
実行委員会では、協力してくれるメンバーを随時募集しています。お問い合わせは、田楽座 電話78-3436。 -
細田麻衣さん 青年海外協力隊員としてウガンダへ
伊那市平沢の細田麻衣さんは、青年海外協力隊員として、アフリカ東部の国ウガンダに、農業技術普及のために派遣されます。
15日、細田さんが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に出発の挨拶をしました。
伊那市平沢に住む細田さんは現在24歳。異国の文化に触れ現地の人との交流をしたいと青年海外協力隊に応募しました。
上伊那農業高校を卒業した細田さんは農業の知識をさらに深めるため、去年、母校で実習助手として勤務しながら野菜の栽培方法を学んだり農家で研修を行うなどして準備を進めてきました。
細田さんは、2年間ウガンダに滞在し、肥料作りや、新しい種類の野菜の紹介、米の栽培方法などを指導し、現地の農業技術向上のために活動する事になっています。 -
南箕輪村長寿者訪問
敬老の日を前に南箕輪村は17日、88歳以上のお年寄りを訪問し敬老祝い金を手渡しました。
17日は、唐木一直村長らが村内の88歳以上のお年寄り宅を訪れました。
このうち大泉に住む清水貞雄さん宅では、貞雄さんと妻のきし子さんが揃ってお祝いの言葉と敬老祝い金を受けました。
清水さん夫婦は、来年2月に88歳になります。
夫の貞夫さんは、およそ30年前まで村議会議員を務めました。
妻のきし子さんは農業を営みながら、貞雄さんを支えてきました。
2人は、昭和23年に結婚して62年が経ちます。
16日現在、祝いの対象となった88歳以上の人は村内で268人いて、最高齢は105歳となっています。 -
残暑やわらぐ 栗園賑わい
15日の伊那市の最高気温は26.5度と残暑がやわらぐ1日となりました。そんななか、伊那市富県のくり園ではくり拾いが最盛期となり、秋の味覚を求めて連日多くの観光客が訪れています。
この日は、東京や名古屋などから大型バスが次々と到着し、観光客が栗拾いを楽しんでいました。
伊那市富県のくり栗坊主園は、地域の活性化と荒廃地の解消のためにH9年に地元有志が作りました。
現在は、2.5haの敷地に1300本の栗の木が植えられています。
観光客は、いがの中から栗を取り出しかごいっぱいに集めていました。
くり栗坊主園は、インターネットの普及などにより年々訪れる人が増えているという事で、今シーズンは、すでにバス80台分、3,000人の予約が入っているという事です。
栗拾いは、入園料200円で、1キロあたり700円で持ち帰ることができます。
くり栗坊主園の栗拾いは、今月いっぱい楽しめるという事です -
伊那まつり写真コンテスト表彰式
伊那まつり写真コンテストの表彰式が、15日伊那市役所で行われ、入賞者に表彰状が贈られました。
最高賞の推薦に選ばれたのは、伊那市富県の小林謙久さんです。
小林さんの作品「真赤に燃えるちびっ子ソーラン」は、2日目の花火大会の日に遊イングビレッジで地元の小学生が夕日を背に威勢よく踊りを披露する姿をとらえたものです。
小林さんがこのコンテストに応募するのは3回目で、「まさか最高賞をいただけるとは思っていなかった。とてもうれしい」と話していました。
今回のコンテストには、23人から84点の応募があり、この日は伊那まつり会長の白鳥孝市長から、入賞者に賞状が贈られました。
白鳥市長は、「写真を通して伊那まつりの良さをPRしていきたい」と話していました。
なお、今回入賞した25点は、今月30日まで伊那市役所1階の市民ホールに展示されています。