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松くい虫対策募金に寄付 大芝マレット親交会
南箕輪村の信州大芝高原マレットゴルフ親交会(北原忠義会長、134人)は、村の松くい虫対策募金に4万840円を寄付した。7日、同村の大芝高原MG場であった親交会の例会に唐木村長が訪れ、寄付金を受け取った。
親交会は4年前から、大芝高原の緑を維持するための一助になればと「緑の募金」として、4月から11月まで月4回ある例会の毎月最終日に募金箱を設置、会員に協力を求めて集まった善意を村に寄付。前年度から大芝高原のアカマツを守る松くい虫対策募金に寄付している。
北原会長は「自然の中で遊ばせてもらっているという意識を高め、自然を大切にすることを考えるために募金の寄付を続けている。これからも大芝の自然を壊さないようにマレットゴルフをプレーしていきたい」と話している。 -
南箕輪村輪の会合同収穫祭
南箕輪村輪の会は1日、合同収穫祭を村公民館で開いた。今年栽培し収穫したサツマイモなどを皆で調理し、恵みに感謝しながら楽しく味わった。
今年は、輪の会が管理する「みんなの畑」でサツマイモ、ジャガイモ、コンニャクイモ、落花生を栽培。コンニャクイモの出来はまずまずだったが、サツマイモとジャガイモはいい出来だったという。
収穫祭には輪の会のほか、えごまの会、寺子屋、信州大学の学生、役場、上伊那農業改良普及センターから40人が参加。献立は新米のおにぎり、とん汁、野菜のみそ和え、刺身こんにゃく、大学いも。収穫した野菜のほか会員が作った地元野菜などを調理した。コンニャクは、輪の会の会員が事前に7キロのコンニャクイモから作っておいたものを使った。
子どもたちも野菜を切るなど協力し、おにぎりはウルトラマンやスライムの形に作るなど互いに見せ合って楽しんでいた。南箕輪小学校3年の渡辺新太君は、「野菜を切ったり、サツマイモを揚げたり、みんなでやると楽しい」と話していた。 -
瑞宝小綬章受章報告
国家や公共への功労があったとして瑞宝小綬章を受章した元赤穂高校長、元駒ケ根市選挙管理委員長の中村良平さん(88)=同市福岡=は3日、市役所を訪れ、中原正純市長に受章を報告した=写真。中村さんは「受章など考えてもおらず、戸惑っている。長く仕事をしてきただけで特別な業績など何もなかったのに」と話した。中原市長は「市民にとっても大変な名誉。これからも市のために力添えを」と祝いを述べた。
中村さんは1977年から2年間赤穂高校長。退職後、市選挙管理委員会補充員をへて4期(88縲・5年)選管委員。うち後半2期は委員長を務めた。 -
伊那スキーリゾート 雪造り始まる
伊那市西春近のスキー場「中央道伊那スキーリゾート」は4日夜から、15日のオープン予定日に向け、ゲレンデで人工降雪機を稼働させた。まずはオープンのために必要となる、全長約1200メートルのゲレンデ下半分の部分での雪造りが始まっている。
氷点下2度以下を目安に降雪機を使い、近くの川の水を霧状に噴射して雪を造っている。初日は4日午後11時縲・日午前7時、降雪機15台を稼働させて約1500トンを降雪。オープン日までに最低6千トンが必要となるため、今後の継続的な冷え込みが期待される。
リフト3基の整備やレンタルスキーのワックスがけなどを近日中に終え、あとはゲレンデの雪が順調に整うのを待つだけ。関係者は「オープン日を待ち切れない利用者からの問い合わせも入ってきている。みなさんの機運の高まりに答えられるよう雪造りに励みたい」と話している。
営業期間は来年3月31日まで。入場者数は例年並みの約8万人を見込んでいる。 -
JA上伊那の出資会社「グレース」が南箕輪村で新築「虹のホール」起工式
上伊那農業協同組合(JA上伊那)の出資会社で、斎場を運営する「グレース」は5日、南箕輪村のJA上伊那ライスセンター南側用地に新しく建設する斎場「虹のホール」の安全祈願祭と起工式をした=写真。JA上伊那や工事関係者など約50人が集まり、無事に完成することを祈願した。
斎場の建設は伊那市東春近、高遠町、駒ヶ根市に続く4カ所目。今後も伊北地域、伊南地域に1カ所ずつ、同様の斎場を建設することを検討している。
建設用地の敷地面積は約3500平方メートル。建物は鉄骨造平屋建て、延べ床面積は約770平方メートル。総事業費は1億4千万円。
来年4月のオープンを予定している。
宮下勝義組合長は「地域のみなさんから要望があってから、建設までに時間がかかってしまった。大変寒い時期の工事になるが、4月にオープンできればと思っている。地域のみなさんの期待に応えていきたい」と語った。
また、20日までは同ホールの名称を募集している(当日消印有効)。採用者(1人)には5万円、虹のかけ橋会費会員証(5年間有効)、ファーマーズあじ縲怩ネの農産物5千円相当を贈呈。また、準採用者(2人)には1万円、会員証、農産物3千円相当を、グレース賞(5人)には会員賞と農産物3千円相当を贈呈する。
応募は、はがきかFAXで。〒399竏・432伊那市東春近車屋207グレース虹のホール斎場名募集係まで。FAXは76・1031。
問い合わせはグレース(TEL76・2080)へ。 -
第3回かんてんぱぱ小学生絵画コンクール審査会
絵画を通して子どもたちにふるさとの自然、生活に目を向けてもらおう竏窒ニ、伊那食品工業主催の「第3回かんてんぱぱ小学生絵画コンクール」の審査会が5日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールであった。市内15の小学校から集まった力作738点がずらりと並び、審査員の目を楽しませた=写真。
3回目となる今年は「美しいふるさとの自然」をテーマに作品を募集。市内全校からの応募があり、低学年(1、2年)の部に276点、中学年(3、4年)の部に251点、高学年(5、6年)の部に212点の作品が集まった。
審査には伊那食品工業の塚越寛会長ほか、洋画家の竹内徹さんなど4人が当たり、作品を選考。ヘチマやヒマワリなど、夏の草花をテーマをした作品も多く、子どもたちの豊かな感性で描かれた作品の数々が、審査員らの目を引き付けていた。
伊那食品工業の塚越寛会長は「テーマである『ふるさとの美しい自然』とし、絵を描くことだけでなく、そこにある面白さ、素晴らしさを感じてもらうことを期待した。全体的に指導する先生の影響が強く、レベルの高い作品も多いが、もう少し伸び伸びとした子どもたちの個性を大切にしていいと思う」と話していた。
この日の審査で特別賞3点、金、銀、銅の各賞と入選作品、学校奨励賞を選出。12日に審査結果を発表する。表彰式は来年1月19日。また、応募全作品は来年1月12日縲・月11日にかんてんぱぱホールに展示する。 -
伊那市勤労青少年ホーム 発表会にぎわう
伊那市勤労青少年ホームは1日夜、同ホーム1階ロビーで利用者による発表会「ホーム祭縲怩ソょっくら早めのクリスマス縲怐vを開いた。バンド演奏やゲームなどの催しを計画し、会員らで楽しんだ。
毎年恒例の発表会で、同施設を利用する講座やサークルのメンバーら約30人が出席。今年はクリスマスの時期に併せ、会員らはサンタクロースやトナカイの衣装で参加した。
演目はロック、クラシック、ジャズバンドによるバンド演奏や英語講座による発表などのほか、参加者全員でフォークダンスを踊った。会場には手作り料理が並び、会員らはそれぞれの発表を見ながら交流を深めていた。
施設を利用するサークルのバンド演奏で盛り上がる -
木下ふれあい蕎麦(そば)の会が地元住民を招いてそば祭りを開催
そばを食べながら住民同士の交流を深めてもらおう竏窒ニ2日、箕輪町木下の住民有志でつくる木下ふれあい蕎麦(そば)の会(会員25人、加藤正秀会長)による「そば祭り」が、木下公民館であった。家族連れなど、多くの地域住民が集まり、打ちたてのそばの味を楽しんだ=写真。
そば祭りは今年で7年目。新そばの味を楽しんでもらえる11月末から12月の初旬に行っている。
この日は約20人の会員らが朝からそば打ちを開始。地元住民も11時ころから続々と集まり始めた。
会場では会員がそば打つ様子が直接見られるようになっており、訪れた人たちは手打ちそばを味わいながら、手際よくそばを打つ会員らの様子に関心していた。
加藤会長は「世間話などをしながらそばを楽しんでいただければ」と話していた。 -
天竜せせらぎロードプロジェクトが北島公園にあずま屋を整備
天竜川護岸道路の理活用について考える「天竜せせらぎロードプロジェクト」(小池茂治会長)は2日、天竜川右岸の深沢川との合流点下流にある北島公園に、あずま屋とテーブルセット、木製ベンチ4器を設置した。
天竜川の親水公園の検討などを計画してきた同プロジェクトでは、今年7月、昨年7月に発生した豪雨災害を伝える「伝承之碑」が設置された同公園整備を担うこととなり、あずま屋の設置、桜の植樹などを計画。10月には伊那青年会議所の40周年記念事業として、桜の植樹が行われた。
そんな中今回、あずま屋やベンチの設置に着手。作業にはプロジェクトメンバー約10人が参加した。
あずま屋の位置は天竜川が見渡せる公園中央部分で、川をよく見られるよう、囲いは付けないことにした。広さは約13平方メートル、高さは約3・7メートル。公園整備には県の地域発元気づくり支援金の助成も受けている。
小池会長は「今日、ここを通った人が『今度はここで休めるね』と話していた。天竜川と憩える護岸にすることを目的としてやってきたが、プロジェクトとしては一歩前進できたと思う」と話していた。
今後は、照明などの整備などを計画している。 -
伊南バイパス「駒ケ根南部」景観育成住民協定認定
12月15日に駒ケ根工区が供用開始となる国道153号伊南バイパス周辺の美しい景観を守ろうと11月に設立された伊南バイパス「駒ケ根南部」景観育成住民協定協議会(菅沼辰保会長)は3日付けで駒ケ根市の認定を受けた。3日、菅沼会長ら役員3人が市役所を訪れ、中原正純市長から認定書を手渡された=写真。菅沼会長は「沿線には大型店出店の話も出ている。市の顔に恥じないよう、住民の知恵で地域を守っていきたい」と述べた。認定は市内で8件目、伊南バイパス沿線では3件目。同協議会は近く県にも認定を申請する。
対象地域はバイパスの中通り縲恤汢ェ辻沢(延長1・3キロ)の東西約100メートルの約37・3ヘクタール。まちづくり基準では地域の良好な環境や景観に悪影響を与えないよう、建物の高さを13メートル・3階以下に、塀は生け垣など見通しが利く物とし、自動販売機は原則として設置しない竏窒ネどのほか、屋外広告物の制限などについて定めている。協定には住民168人が同意している。 -
前沢病院健康医学セミナー
地域の住民の健康管理に役立ててもらおうと駒ケ根市上穂南の前沢病院(前沢毅院長)は1日、第8回健康医学セミナーを駒ケ根市の駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。市民ら約60人が集まり、「医者への上手なかかり方」として諏訪赤十字病院(諏訪市)救急部長矢沢和虎さんによる講演「救急医の立場から」と、瀬口脳神経外科病院(飯田市)院長の瀬口達也さんによる「脳神経外科医の立場から」を聴いた。
矢沢さんは「救急医は昼の勤務の後に夜間当直を務めることが多く、非常に激務でストレスも大きい。診療はできるだけ夜間を避けることが患者と医者の双方にとって望ましいのでは」と話した=写真。 -
伊南防犯連合会職域防犯部会年末研修会
年末特別警戒(11縲・1日)を前に3日、伊南防犯連合会は職域防犯部会の年末研修会を駒ケ根市の赤穂公民館で開いた。伊南地区の金融機関や事業場などの代表者約60人が出席し、駒ケ根警察署の課長ら担当者から犯罪や交通事故の状況などについて説明を聞いたほか、啓発ビデオを見て詐欺の実態や防止法などについて学んだ。
同署生活安全刑事課の長沼秀治課長は強盗事件などの発生状況や防止対策などについて講義=写真。「駒ケ根署管内では犯罪の発生件数は減少してきているし、凶悪な事件も起きていないが、年末は犯罪が多い傾向がみられる。それぞれの職場でも十分に警戒を」と呼び掛けた。 -
中央区に災害時の救助支援隊発足 市内初
伊那市の中央区(下島賢治区長)は3日、災害時、逃げ遅れた地域住民を助けるための専門技術集団「中央区救助支援隊」を結成した。区内にある、任期1年で役員が代わる自主防災組織とは異なる恒久的な集団。市総務課によると、このような組織は市内で初めてつくられたという。
本格的な救助隊が到着するまでの間、地区内の災害弱者を助けるため区役員らで組織づくりを計画した。隊員は倒壊した家屋から人命救助するなど各種状況に対応できるよう建築家や重機オペレーター、薬剤師ら区内の30縲・0代男性29人で構成。隊員は2次災害に備え、傷害保険に加入して活動する。
中央区公民館であった発足式で、各常会から選出された29人を区長が隊員に任命、隊長1人、副隊長3人を選んだ。隊長の建築士高沢勝さん(66)=北町=は「私たちの出番がないことを願うが、いざというときは一致団結したい」と意気込みを語った。
今後は、具体的な活動方法などを話し合いながら決めていく考え。専門技術を持つ隊員が指導者となりチェーンソーや油圧ジャッキなどの取り扱い方を学ぶための研修会も開く予定だ。
隊員に任命された救助支援隊のみなさん -
伊北インター料金所で強盗防犯訓練
中日本高速道路(愛知県)は4日、伊那署の協力を得て、箕輪町の中央自動車道伊北インター料金所で強盗防犯訓練を実施した。同社飯田保全サービスセンター管内の7料金所で働く職員ら約30人も見学し、強盗の対処方法を確認、緊急時の対応に備えた。
料金所の職員を人質に取り、同事務所の金庫から金を奪って逃走する想定。犯人役の署員2人が模造拳銃を発砲しながら事務所の職員に対し、「金を出せ」と怒声をあげて脅迫するなど、張り詰めた空気が流れる中での訓練となった。
職員らは車で逃走する犯人たちに対し、車両へカラーボールを投げつけ、車のナンバーを書きとめるなど迅速な対応を取った。見学する職員たちも有事に備え、犯人の人相などの特徴を覚えるなどした。
伊那署生活安全課の亘浩幸課長は「日本全国、どこで強盗が起きてもおかしくないので、日ごろからイメージトレーニングを心がけて」と総評。犯人を逮捕するためには、犯人の逃走方向、人相や車両ナンバーを正しく覚えるよう冷静に対処して竏窒ニ呼びかけた。
訓練は年1回、飯田保全サービスセンター管内の中央自動車道伊北インター縲恍・テ川インターの7料金所で順番に実施。犯罪が多発する年末の時期、地元の警察の協力で行っている。
模造拳銃を突きつけて料金所職員を脅迫する犯人役の警官 -
年末ジャンボ宝くじ発売、最初の週末
##写真(たてよこ)
毎年恒例の「年末ジャンボ宝くじ」が11月26日、全国一斉に発売された。発売から最初の週末となった1日、上伊那の発売所は多くの愛好家でにぎわった。
05年に1等の3億円(前後賞含め)を出した箕輪町の箕輪ジャスコチャンスセンターには、並んで宝くじを買う人々の姿があった。
「毎年これが楽しみ」「いろんなところで買っている」と購入者の声。親子連れや夫婦で買いに来る人なども見られ、それぞれ期待に胸を弾ませている様子だった。
宝くじ売場「チャンスセンター」を運営するティーエルエム松本支店によると箕輪ジャスコのほか、豊科アップルランド、岡谷ビアアピタ、塩尻など各チャンスセンターでも高額当選が相次いでいるとのこと。 -
池坊季節の花でやすらぎ演出 郵便局で生花展示
伊那市中央区の伊那東郵便局ロビーで12月14日まで、華道家元池坊伊那支部中部ブロックの青年部が、生け花を飾りつけている。局内には季節の草花で彩られ、利用客を楽しませている=写真。
10年以上続く青年部の花の展示奉仕で、公共機関に花を飾り、利用する地域住民に気持ちを和らげてほしい竏窒ニの思いで始まった。
期間中は、青年部メンバーが週2回交代で、2作品づつを展示。花は庭先に咲くパンジーやキクなどのほか、トルコキキョウなどを生けている。
関係者は「みずみずしい雰囲気を味わってもらい、お客さんたちの安らぎの場所になれば。ホッとすることに役立ててもらえたらうれしい」と話している。
土・日曜日、祝日は休み。午前9時縲恁゚後5時。 -
【記者室】ちびっ子広場再生への取り組み
駒ケ根高原の一角に「ちびっ子広場」ができたのは31年前。丸太などの自然の素材を生かしたアスレチック遊具が数多くあり、子どもたちの歓声が絶えない人気スポットだったという。その遊具も今は老朽化が進み、子どもが遊ぶ姿を見ることも少なくなった▼創立10周年の記念事業として当時開設にかかわった駒ケ根青年会議所が今年、この状況を打開しようと一念発起。市民を巻き込んで議論を重ね、まったく新しいアイデアの数々を盛り込んだ構想をまとめた▼イメージ図を見ると、現在のじめじめした薄暗さとは打って変わり、周囲の自然に調和した健康的な明るい雰囲気に仕上っている。市民のみならず、多くの人が集う広場としてぜひ実現にこぎつけてほしい。(白鳥文男)
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「イルミネーションフェスタ☆みのわ」始まる
箕輪町の中心商店街を電飾で彩る「イルミネーションフェスタ☆みのわ」が1日、センターパークまつしまを中心に始まった。2年目の今年は、『地球と生命PARTII「天竜川伝説・水と命」』がテーマのイルミネーションで、来年1月26日まで点灯する。
中心市街地活性化に取り組む「みのわTMOネットワーク2004」、箕輪町商工会の主催。 -
「人権週間」4-10日
南箕輪村で街頭啓発国際連合が定める12月10日の人権デーにあわせた「人権週間」(4-10日)の活動で、伊那人権擁護委員協議会は7日まで、上伊那8市町村で街頭啓発をしている。南箕輪村の大型店では1日、村の人権擁護委員と役場職員が、人権尊重思想の普及高揚のため、買い物客らにチラシを手渡した。
街頭啓発は人権週間中の恒例の取り組み。チラシには「思いやりの心 かけがえのない命を大切に」の言葉、女性や子ども、高齢者らの人権擁護の説明などが書いてある。
南箕輪村ではのぼり旗を立て、用意したチラシとカイロの100セットを手渡して人権尊重を呼びかけた。 -
第8回オール信州「村」ソフトバレーボールフェスティバル開催
第8回オール信州「村」ソフトバレーボールフェスティバルが2日、南箕輪村民体育館などであった。県内にある11村から41チームが参加。40歳男女と50歳以上男女でつくるチームを対象とする「トリムの部」では、南箕輪村の「沢尻Sバボちゃん」が優勝。以下2位、3位も南箕輪村のチームが独占したほか、30代以下の男女でつくるチームを対象としたマックンの部では、南箕輪村の「まっくんA」が準優勝する好成績を収めた。
同フェスティバルは県内の村で集まって何かやってみよう竏窒ニ、南箕輪村の呼びかけで8年前から始まったもの。当初は県内67の村が存在していたが、市町村合併が進んだ3、4年から、対象となる村が激減。参加チームも少なくなってしまったが、それでも今年は41チームが集まった。上伊那の全村も参加した。
まっくんの部の決勝戦では、原村のMIRACLEと南箕輪村のまっくんAが対戦。2セットともまっくんAはMIRACLEに数点差まで迫る健闘を見せた。
加藤正幸大会長は「村というくくりをなくすことも考えたが、まだ、参加してくれるチームがいるので、しばらくはこのまま続けていきたい」と話していた。
大会結果は次の通り。
◇まっくんの部(1)MIRACLE(原村)(2)まっくんA(南箕輪村)(3)Pikkarz2(南箕輪村)東京アクセント(松川村)
◇トリムの部(1)沢尻Sバボちゃん(南箕輪村)(2)元気がいいね2(南箕輪村)(3)元気がいいね1(南箕輪村) -
JA上伊那、事務服を新しく
上伊那農業協同組合(JA上伊那)は3日から、女性職員が着用する事務服を新しくした=写真。
事務制服を貸与している同組合では、制服の更新時期に合わせてデザインの更新も行っており、今回の更新は3年ぶり。
今年8月からデザインや配色などについて検討を重ねる中で、親近感、信頼感があり、窓口などを訪れる人たちに好印象を与えることなどに重点をおいてデザインを選定。その中で、紺色のベースに同系色のドットストライプが入った今回の事務服が選ばれた。
ベストは4つボタンで、背後にアクセントとなる飾りが付いている。また、スカートはタイトスカートからサイド2カ所にプリーツの入ったAラインスカートになった。
この日新たな制服を身にまとった女性職員は「プリーツが入っているので動きやすく、着心地もいいです」と話していた。
新しい事務服は女性事務職員370人に貸与される。 -
第7回ケーブルテレビ上伊那カラオケ大会
南箕輪村村民センターで1日、「上伊那カラオケ大会」が開かれた。伊那ケーブルテレビ主催。
最高齢の82歳の人や、自作の衣装でステージに立つ人など19人が出場。演歌や歌謡曲などさまざまな歌を熱唱した。
入賞したのは次のみなさん。
▽最優秀賞=宮沢久枝(箕輪)「北海岸」▽優秀賞=岩見佳子(宮田)「ラ・ノビア」、北原誠(駒ケ根)「越後湯沢駅」▽審査員特別賞=北原富夫(伊那)「山のけむり」▽熱演賞=小野一人(辰野)「北のわかれ雪」、御子柴守彦(伊那)「大井追っかけ音次郎」竏秩B -
大野剛正さんのアクラス画展 ベル伊那で
中世ヨーロッパで始まった絵の技法を基に独自の技法を確立した画家、大野剛正さん=埼玉県大宮市=の個展「アクラス画展縲怏ヤの旅人縲怐vは12月4日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
高質アクリル板の裏側から描く技法「アクラス画」を展示。ガーデニングや花々、ヨーロッパ風景を主体とした明るく、透明感のある作品は「絵画の宝石」と呼ばれているという。同市内では初めての展示となる。
そのほか、併設展示「迎春召福の掛軸・床飾り展」として、山本五十六、東郷平八郎、穐月明の掛軸などを展示している。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
「みちシンポジウム」
・ス人と文化と地域力・スをテーマに1日、「みちシンポジウムin駒ケ根」が駒ケ根市の市文化会館大ホールで開かれた。信州、人、まち、道と山河の会主唱、SBC信越放送主催。シンポジウム「人と文化と地域力」が行われ、パネリストに中原正純駒ケ根市長のほか国土交通省の峰久幸義事務次官、歌手の白鳥英美子さん、エッセイストで画家の玉村豊男さんなどを集めて「みちの宝庫・信州からみちを考える」「地域づくりにおけるみちと風景の役割」「風景を生かしたみちづくりと元気な地域づくりのこれから」の3テーマについて話し合った=写真。コーディネーターはキャスター、エッセイストの福島敦子さん。パネリストらは「道は地域文化の集約」「道には良好な景観が不可欠」「景観の規制は結局地域の価値を高めることになる」などとそれぞれの立場から意見を交わした。
峰久次官による基調講演「国土形成とわが国のあすの地域社会づくりについて」のほか、白鳥英美子さんと駒ケ根女性コーラスのミニ・コンサートもあった。 -
厚生労働大臣表彰を報告
地域の戦傷病者相談員として約10年間、戦傷病者や遺族らの援護に顕著な功績があったとして駒ケ根市赤穂北割一区の松村清信さん(85)は20日付で厚生労働大臣の表彰を受けた。松村さんは30日、駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に表彰を報告した=写真。自らも戦傷病者だという松村さんは「表彰を機にこれからもできる限り頑張りたい」とあいさつ。中原市長は「長年の努力にあらためて敬意と感謝を表する。援護によって多くの人が救われてきた。今後も体に気をつけてますます活躍を」と述べた。
松村さんは今年6月に同功労で県知事表彰を受けている。 -
ザザムシ漁解禁 数量減
伊那谷の冬の風物詩となっているザザムシ漁が1日に解禁し、天竜川水系で愛好者が今シーズンの漁を楽しんだ。関係者によると、今季は天竜川の河川改修工事の影響で虫の数量は少ない見込み。漁期は2月末まで。
駒ヶ根市中沢の天竜川では菅沼重真さん(71)=同市中沢=が午前8時30分から、例年と同じ場所で漁。鍬(くわ)や足を使って川底の石を裏返しながら、父親から譲り受けた手製の「四つ手網」に虫を集めた。
漁歴25年で毎年、初日を楽しむという菅沼さんは「(工事の影響で)水に透明度がなく魚や虫にとっても住み心地が悪いのでは」。例年、1時間で200グラムほど取れるザザムシはこの日、100グラム足らずだった。
天竜川漁業協同組合によると、11月末現在の「虫踏許可証」取得の届け出は8人と少ない。愛好者は工事をしている殿島橋(伊那市)より上流での漁を避ける、もしくは今季の漁を諦めている人が多いという。
ザザ虫漁が解禁となりさっそく天竜川で漁を楽しむ(駒ヶ根市中沢) -
師走に入り、小松養蜂が来年の干支・子(ねずみ)の蜜(みつ)ろうの置物制作
師走に入り、伊那市御園の小松養蜂園で1日、来年の干支(えと)である「子(ねずみ)」の、蜜(みつ)ろう置物づくりが始まった=写真。色とりどりの蜜ろうで作られた3種類のネズミたちが、足早に迫る来年の訪れを感じさせている。
干支を模った蜜ろうの置物づくりは13年目。同園を営む小松実治さん(75)がハチの巣箱づくりを依頼している伊那市の障害者社会就労支援センター「ゆめわーく」(前共同作業所)などの利用者の賃金に還元できれば竏窒ニ、始めたもので、置物の袋詰め作業や販売を利用者に依頼し、その収益を利用者の賃金に当てている。近年は、市内にあるほかの障害者社会就労支援センターの利用者もこの作業に参加している。
縁起物とあって毎年の人気も上々。今年は3種類のネズミのほか、ハリネズミなどの変り型も制作。10日までに約200個を作る予定だという。6日からは利用者らの袋詰め作業も始まる。
小松さんは「ネズミは子だくさんなどの意味があって縁起もいい」と話していた。
価格は2,3個セットで500円縲・00円の予定。8日から販売する。
問い合わせはゆめわーく(TEL73・2489)へ。 -
高圧ガス災害防止功労で県知事表彰
県LPガス協会理事、上伊那LPガス協会会長で信濃燃料社長の堀内茂彦さん(64)=駒ケ根市赤穂町二区=は、高圧ガスによる災害防止に顕著な功労があったとして15日の県高圧ガス産業大会(長野市)で県知事表彰を受けた。堀内さんは「皆さんの指導のおかげと感謝している。表彰を機に、安全確保に向けてさらに努力していきたい」と話している=写真。
堀内さんは県危険物安全協会理事、伊南防火管理協会長なども務めている。 -
伊南バイパス「駒ケ根南部」景観育成住民協定協議会設立総会
12月15日に駒ケ根工区が供用開始となる国道153号伊南バイパス周辺の美しい景観を守ろうと、伊南バイパス「駒ケ根南部」景観育成住民協定協議会は29日夜、設立総会を駒ケ根市役所で開いた。地権者176人のうち、協定に賛同した168人中23人が出席し、役員選出、規約の承認などを経て事業計画・予算案を承認した。
対象地域はバイパスの中通り縲恤汢ェ辻沢(延長1・3キロ)の東西約100メートルの約37・3ヘクタール。まちづくり基準では地域の良好な環境や景観に悪影響を与えないよう、建物の高さを13メートル・3階以下に、塀は生け垣など見通しが利く物とし、自動販売機は原則として設置しない竏窒ネどのほか、屋外広告物の制限などについて定めている。協定には168人が同意している。
役員は次の皆さん。
▽会長=菅沼辰保▽副会長=沢森祥人、中村孝平、金村悦男▽監事=唐沢茂烝、小原富弘▽委員=武田博通、小沢弘志、倉田正清、気賀沢稔夫、気賀沢紀敬、小林敦、原田栄次、鹿嶋岩夫 -
下手良の有志 児童公園に井月の句碑建立
伊那市手良の有志でつくる「下手良井月の会」(有賀利雄会長)は30日、下手良の児童公園「鉄人遊園」内に漂泊の俳人井上井月の没年120周年を記念した句碑を建て、除幕式を開いた。関係者10人が出席し、碑の完成を祝い、同地域に足跡を残した井月をしのんだ。
句碑は、高さ1メートル20センチ、横幅1メートル。「鬼灯(ほおずき)を上手に鳴らす靨(えくぼ)かな」と井月が詠んだ句の直筆の文字を刻んだ。句は、子どもが鬼灯の笛で遊ぶ様子を詠ったもので、同児童公園に相応しいとし、会員らで選んだ。
下手良井月の会は、井月の没年120周年を記念した句碑を建てよう竏窒ニの呼びかけで集まった井月とゆかりのある人や俳句愛好者ら地元の6人。これを契機に今後は、子どもたちを対象とした交流イベントを公園で開いていきたいという。
有賀会長は「字も素晴らしく、よい句碑ができあがった。今日を機会に、若い人たちや子どもたちが集まれる場所づくりにつながっていければと思う」と地域活性を願った。
句碑の建立を喜ぶ会員ら