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伊那市境の竹村さん宅 スズムシの音色
伊那市境の竹村幸博さん宅では、およそ千匹のスズムシを育てていて、涼し気な音色を響かせています。 宅急便の取り扱いを行っている竹村さん宅では、虫かごや衣装ケースなど6箱分のスズムシを飼っています。 10年以上前に近所の人から譲り受けたものが自然に増えていったということです。 餌となる野菜は、荷物を持ってきた農家が分けてくれるということで、毎年地域の人も楽しみにしてくれていると話します。 今年は、例年より体が一回り大きく、音もいいということです。 荷物を出しに来た女性は、「秋の気配を感じます」と話していました。 スズムシは、10月いっぱいは楽しめるということです。 虫かごを持参すれば、分けてもらえるということです。
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邦楽子どものつどい
子供たちが琴や三味線などの和楽器を演奏する発表会「邦楽子どものつどい」が8月28日伊那市のいなっせで開かれました。 この発表会は、上伊那で和楽器を習う子供たちの発表の場を作ろうと毎年開かれ今年で17回目となります。 今年は小学生から高校生までの17人が独奏や合奏を披露しました。 「荒城の月」を合奏した小学生3人は、「大きな音を響かせることができた。なにより気持ちを合わせて演奏することができました」と話していました。 伊那三曲協会では「未来を担う子供たちに、日本伝統の音楽を伝え身につけてもらいたい」と話していました。
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大規模地震災害想定の防災訓練
伊那市、箕輪町、南箕輪村で大規模な地震災害を想定した防災訓練が4日行われました。 伊那市では、手良小学校を主会場に行われました。 地域、小学校、保育園が合同で訓練を行い災害時の初動対応を確認しました。 訓練は、震度6弱の地震が発生した想定で行われ、午前9時に手良地区の住民が小学校の体育館に避難し、常会ごと避難状況を報告していました。 この後、上伊那医師会による、けが人の処置の優先順位を判断するトリアージの実演が行われました。 グラウンドでは、災害時に使用する車両や人命救助のための資材の展示が行われた他、体験コーナーが設けられました。 参加者は、訓練用の消火器を使って放水したり、火災時の煙を体験していました。 また、ライトの設営では、実際に組み立てていました。 主会場となった手良小学校には、およそ500人が集まり子どもたちや地区住民が防災に関する知識を深めていました。
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防災の日 各地で防災訓練
9月1日は、防災の日。上伊那でも各地で防災訓練が行われました。 このうち、箕輪町の松島保育園では地震が発生したとの想定で訓練が行われました。 午前9時15分になるとサイレンが鳴らされ、園内放送で園児に机の下に隠れるよう呼びかけがありました。 年少のクラスでは、頭を抱えて、机の下にもぐっていました。 地震が収まった後は、防災頭巾をかぶって園庭に避難しました。 防災頭巾は、座布団の中に入っていて、いつでも取り出せるようになっています。 準備が済んだ子どもから外に逃げました。未満児は、台車に乗ったり、保育士に抱きかかえられて避難しました。 サイレンに驚いて泣き出してしまう園児もいました。 園庭に全園児230人ほどが集まると、各クラスの担任が園長に人数を報告していました。 松島保育園では、火災や不審者を想定し月に1回の避難訓練を行っています。 地震の訓練は今年度初めてで、年度内にあと2回行うということです。
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小坂洋一さん・中村雄三さん ふたり展
ステンレス工芸作家の小坂洋一さんと、焦がし絵作家の中村雄三さんの作品展示会が、 南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 ギャラリーには、小坂さんのステンレス工芸作品13点と、中村さんの焦がし絵作品25点が並んでいます。 2人は県工芸美術協会の会員で、一緒に作品展をやろうと声をかけあい今回初めて展示会を開きました。 この日は会場を訪れた人たちに小坂さんが作品を紹介していました。 こちらは、幼い時の記憶を元に作った作品です。 母親にバリカンで髪の毛を刈られているのが、小学生時代の小坂さんです。 当時の小坂さん宅の様子を表現していてユーモアを感じる作品です。 中村さんは、ベニヤ板に電気ごてで模様や絵柄をつけて作品を作る焦がし絵作家です。 著名人や観光名所の風景など、細かな部分まで再現されています。 小坂洋一さん・中村雄三さんの作品展は、30日(金)まで、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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井月さんまつりに向け 伊藤さんPR
伊那市出身で伊那の勘太郎の人物像や江戸時代の文化などを研究する伊藤春奈さんは28日、伊那市内で記者会見を開き9月にいなっせで開かれる千両千両井月さんまつりをPRをしました。 伊那市出身の伊藤さんは伊那北高校を卒業し、東京都で雑誌の編集者やライターとして活動しています。 幕末の文化や風俗を調べる中で、子供の頃に聞いた「勘太郎月月夜唄」がきっかけとなり、「勘太郎」や、その時代の伊那について研究するようになりました。 千両千両井月さんまつりは9月3日と4日にいなっせで行われ、伊藤さんが出演するシンポジウム「井月と伊那の勘太郎」は3日の午後1時半から開かれます。
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富県保育園園児 地域の自然を探検
伊那市の富県保育園の園児は31日地域住民と散歩をして地域の自然に触れました。 ○富県保育園の年長園児18人が地域住民と貝沼地区を散歩しました。 これは、貝沼の自然環境を守る会が地域の子供たちに地元の自然に触れてもらおうと行ったものです。 保育園を出発して2時間ほどかけて歩き、途中、神社や里山、田んぼ等をまわりました。 貝沼の里山では、目を閉じて耳をすまし、山の中から聞こえる色々な音を聞き分けていました。 園児たちは、セミや、ハト、風の音がしたと話していました。 里山を抜けて、田んぼに到着すると、会のメンバーは「一本の稲穂には100から150粒のお米が実っている。 お茶碗をいっぱいにするには、10本の稲穂が必要です」と子供たちに教えていました。 貝沼の自然環境を守る会では、子供たちに地域の自然を少しでも身近に感じてもらえればと話していました。
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大型の台風10号接近 上伊那には被害なし
大型で非常に強い台風10号は、30日夕方に東北に上陸しました。 伊那地域でも農作物などへの被害が心配されましたが午後4時現在、伊那市、箕輪町、南箕輪村で大きな被害はありません。 この日の伊那地域は朝からまとまった雨が降り、1時間の降水量は最大で10ミリを観測しました。 農作物などへの被害が心配されましたが、午後4時現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村、JA上伊那で大きな被害は確認されていません。 また、JR飯田線、伊那バスともに交通の乱れはありません。 午後には青空が広がり、日差しが戻ってきました。 長野地方気象台によりますと、31日以降は晴れの日が続き、気温も30日より10度以上高くなる見込みで、体調管理に気をつけるよう呼びかけています。
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7月有効求人倍率1.38倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、6月を0.12ポイント上回る1.38倍でした。 新規求人数は1,630人、新規求職者数は592人で、7月の月間有効求人倍率は1.38倍でした。 今年3月以来、4か月ぶりに1.3倍台になりました。 上伊那の主力の製造業では新規求人数が300人となっていて、派遣以外の正社員やパート、契約社員を求める「直接雇用」の動きが見えるということです。 雇用情勢については「着実に改善が進んでいる」として判断を据え置きました。 来年春卒業予定の新規高卒者の求人の状況は、求人数が456人、求職者が410人と、それぞれ去年の7月を上回っています。 求人数に占める製造業の割合は去年より16.2%増の66%で、後継者・若手技術者を育てようという動きが高まっていると見られています。
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そばを映像でPR 制作大詰め
伊那市は、信州そば発祥の地伊那をPRしようと、シティプロモーション映像の制作を進めていて今大詰めを迎えています。 伊那市は昨年度、イーナ・ムービーズのプロジェクト名のもと市内外に向けて人々の生活や自然環境などを映像で配信するシティプロモーションを行いました。 今年度は「そば」をテーマに「信州そば発祥の地伊那」のブランドイメージの定着を図ろうと7月から撮影を行っています。 スタッフは、昨年度に引き続き伊那市芸術文化大使で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんが監督・総合演出を務めています。 30日は、長谷の秋葉街道から撮影がスタートし、行者が旅をするシーンの撮影が行われました。 また熱田神社では、消火栓から放水し、雨が激しく降っている様子を撮影していました。 昼前には、高遠町の高遠閣で芝平そばの会の女性たちがそば打ちをするシーンが撮影されました。 映像は、15秒・30秒・2分程度のものを制作する計画で、10月から首都圏の電車や中京圏のテレビCMで放送する予定です。 前回制作した動画の再生回数は24万回以上にのぼっているということで、伊那市では「秋に行うそばイベントの周知などにも活用していきたい」としています。
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パノラマライナー 利用者191人
伊那市が今年度から運行を始めた長谷の仙流荘と木曽町の木曽福島駅を結ぶバス「パノラマライナー」について白鳥孝市長は、「将来的には伊那と木曽地域を結ぶ公共交通としても期待できる」との考えを示しました。 29日、市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥市長が運行実績について報告しました。 7月は週末に、8月は16日まで毎日運行し、合計23日間で191人が利用しました。 バスは、木曽福島駅から伊那市駅を経由して仙流荘までを往復するもので、1日平均乗車人数は8.3人でした。 利用者のうち3割は、登山者以外の利用となっています。 白鳥市長は初年度の実績について、「当初の予測よりも多くの利用があった。来年度以降は未定だが、実績をみてもニーズはあると思う」と話しました。 運行にかかった費用は89万7千円で、そのうち市の赤字負担分は60万円となっています。 市では、結果を分析し今後の可能性について検証していくとしています。
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西駒山荘石室 国の有形文化財登録で記念イベント
伊那市は、今年8月に国の有形文化財に登録された「西駒山荘石室」の登録プレートを、29日から庁舎内に展示しています。 9月10日には、記念イベントが行われます。 こちらが、西駒山荘の石室が国の有形文化財に登録されたことを示す登録プレートです。 プレートは、A4サイズで重さはおよそ4キロです。 市役所1階の市民ホールには、登録プレートの他、建設当時に使われていた手作りの金具などが展示されています。 西駒山荘の石室は、大正2年に中箕輪尋常高等小学校の登山隊が集団で遭難し11人が死亡した事故を受けて、2年後の大正4年に地元住民らによって建てられました。 山荘の開設から1世紀以上が経過し、8月1日付けで国の有形文化財に登録されました。 これを記念して、伊那市ではプレートを西駒山荘まで運ぶ記念イベントを、9月10日に開きます。 桂小場登山口から西駒山荘までの6.5キロを、参加者が交代でプレートを担ぎ上げます。 定員は30人で、31日まで参加者を募集しています。 78-4111(内線2435、2436)
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アルファ化米 市内の小学校4年生に配布へ
伊那市は、9月1日の防災の日に合わせて、市内全ての小学校4年生を対象にアルファ化米の非常食を今年度から配布します。 アルファ化米は、乾燥処理された米で、お湯や水を注ぐと食べることができます。 伊那市では、市内4か所の防災備蓄倉庫に1万食分を確保していて、今回配られるものは賞味期限が残り1年近くになったものです。 小学校4年時に、「日常の安全と災害時の備え」について学ぶ授業があることから、家庭でも防災について考える機会をもってもらおうと、今回初めて配られます。 配布は1人1袋で、およそ700人が対象です。 防災週間中の30日火曜日から9月5日にかけて配られます。 市では、来年度以降も継続していくとしています。
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伊那市 合併前後と比べ財政指標好転
白鳥孝伊那市長は、合併前後と比べ実質公債費比率や将来負担比率が改善されるなど、財政指標が好転したと話しました。 市によりますと、標準財政規模に対する借金返済額の割合を示す実質公債費比率は、平成18年度が20.8%だったのに対し、昨年度は11.1%でした。 標準財政規模に対し、将来支払う借金の割合を示す将来負担比率は、平成19年度が197.3%だったのに対し、昨年度は29.7%となっています。 実質公債費比率については、合併特例債など優位な起債を発行してきたこと、将来負担比率については下水道事業に対する負担率の減少やふるさと納税による基金の積み立てを改善の要因にあげています。 白鳥市長は、「今後は地方交付税が減額されることが予想される。基金の積み増しなど一層の努力をしていきたい」と話していました。
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山室川でマス釣り大会
地域の人たちに釣りを楽しんでもらおうと、伊那市高遠町の山室川でマス釣り大会が28日、開かれ家族連れで賑わいました。 このイベントは天竜川漁業協同組合の高遠町・長谷地区を管轄する支部が毎年行っているもので伊那市をはじめ、近隣市町村から130人が参加しました。 会場となった山室川には、今朝1800匹のマスの成魚が放され参加者たちは思い思いの場所で竿を下していました。 イベントはおよそ45年近くつづいていています。 幼い頃から釣りに親しんでもらおうと今年から小学生は無料にしたということで、多くの小学生が楽しむ姿がありました。 参加者たちは仕掛けの浮きをじっとにらんで当たりを待っていました。 中には40匹近く釣った人もいました。 山室川では、マス以外にもにイワナやアマゴが釣れるということです。 漁協では「毎年楽しみに来てくれる人も多い。イベントを通じて釣り人口の底辺拡大につなげたい」と話していました。
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信州直売所学校2016 クマの生態や防除対策学ぶ
農商工の連携を推進し、次世代の直売所・地域リーダーの育成を目指した人材育成講座「信州直売所学校2016」が23日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。 今年度2回目となる講座では、信州大学農学部の泉山茂之教授が、クマの生態や防除対策について話をしました。 GPS機能を使ったツキノワグマの移動経路の調査や、生ごみ置き場で140キロのクマが捕獲されたことなどを説明しました。 泉山教授は「長野県は山岳観光地が多くクマの生息に適しているので、市街地以外にはクマがいると思った方が良い。畑は必ず防御策をとり、地域全体で協力して対策することが人身被害を防ぐことに繋がる」と話しました。 会場には、直売所のスタッフや自治体職員、企業関係者などおよそ30人が訪れ、話に耳を傾けていました。 講座は、㈱産直新聞社などが開いているもので、今年度伊那と上田の2会場で全10回開かれることになっています。 次回は「グリーンツーリズム」をテーマに話を聞く予定です。
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伊那谷の魅力を発信 YAMAフェス
アルプスと自然に囲まれた伊那谷の魅力を発信するアウトドアイベント「YAMAフェス」が27日伊那市荒井の創造館といなっせ北側広場で開かれました。 会場には、クライミングウォールや丸太切り、乗馬などの体験コーナーが設けられ、訪れた人たちがアウトドアレジャーを楽しんでいました。 中でもツリークライミングは子どもたちに人気で、コツを教えてもらいながら懸命に登っていました。 飲食エリアには上伊那の飲食店およそ15店舗が出店し、ガレットやローメン、シードルなどを提供しました。 YAMAフェスは、アルプスや伊那谷のライフスタイルの魅力を伝えようと上伊那の若者有志で作るアスタルプロジェクト実行委員会が開いているもので、今回で3回目です。 今回は初めて夜の部を設けたほか、中心市街地との連携を深めようと、いなっせ北側を第2会場にアウトドアブランドの販売ブースが設けられました。 なお、参加団体は去年より15団体増え、51団体となりました。
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シュール メイクでニューヨークコレクション参加
世界4大ファッションショーの一つニューヨークコレクションに、南箕輪村南殿のトータルビューティーサロン「シュール」の2人が、メイキャップアーティストとして参加します。 メイキャップアーテイストとして、ショーに参加するのは、社長の網野裕美さんと、スタッフの一ノ瀬直美さんの2人です。 26日は、店のスタッフをモデルにメイクの練習をしていました。 ニューヨークコレクションは、世界4大コレクションの一つです。 2人は、東京の同業者の推薦を受け日本人だけで作るおよそ20人のプロジェクトチームのメンバーとして参加します。 今年2月に行われた、秋・冬のコレクションにも参加していて、今回は2回目となります。 網野さんは、「どのメイクでも、顔の立体感を大切にしている」という事です。 この日も口紅やアイシャドウの色を確認しながら、仕上げていきました。 ニューヨークコレクションは、来月8日から15日にかけおこなれます。 ショーの期間中は、およそ140人のモデルのメイクを担当する事になっています。
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パカパカ杯5年ぶり復活
箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が行っていた馬のレース、パカパカ杯が塾の後継者が決まったことなどから5年ぶりに復活します。 パカパカ塾は2001年から馬の飼育体験を通して子どもの心の成長を育む活動を行っています。 これまでに小中学生およそ100人がここの塾生となりました。 パカパカ塾を立ち上げた元教員の理事長、春日幸雄さんは動物と触れ合うことで子どもたちが成長していく様子を見てきました。 その中の一人で箕輪中部小学校時代の教え子、御子柴貴大さんに後継者にならないかと声をかけたところ御子柴さんが承諾しました。 これまで借りていた土地が使えなくなったこともあり塾の名物イベントパカパカ杯は4年間休んでいましたが敷地の目途がたったことや御子柴さんの熱意で今年復活することになりました。 パカパカ杯は来月4日に箕輪町木下のパカパカ塾で行われポニーレースなどが計画されています。
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高遠在来種のそばの畑に防除柵設置
幻となっている高遠在来種のそばの復刻に向けて取り組んでいる伊那そば振興会は25日、伊那市長谷浦のそばの畑にイノシシの防除柵を設置しました。 この日は、伊那そば振興会のメンバーと市の職員14人が、防除柵の設置作業を行いました。 杭を打って周囲をトタンの板で囲い、イノシシからの食害を防ぎます。 市内のそば店の店主などでつくる伊那そば振興会は、幻のそばとなっている高遠在来種の復刻に向けて取り組んでいて、先月20日に種を蒔きました。 種は、塩尻市の長野県野菜花き試験場から譲り受けた貴重なものです。 5日ほどで発芽し、今月2日には全ての芽が出ているのを確認したということです。 今、そばの花はほぼ満開で、背丈も伸びています。 会のメンバーはそばの成長を心配していましたが、ここまで順調に進みほっとした様子でした。 9月上旬には、そばが倒れないよう綱を張る作業を行い、10月上旬に刈り取りを行う予定です。
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高遠町島畑の二十二夜様
安産や良縁、学業成就などを祈願する二十二夜(にじゅうにや)様が、24日夜、伊那市高遠町島畑(しまばた)で行われました。 島畑の二十二夜塔は、天女橋のたもとの岩場にあり、飾り付けられた提灯であたりはぼんやりと照らされます。 祭壇にはろうそくが灯され、訪れた人がお賽銭を入れて手を合わせていました。 二十二夜様は、毎年旧暦の7月22日に行われる願い事に対する月待ちの行事です。 祭壇に供えられ短くなったロウソクを持ち帰り、陣痛になったら火をともすと、ロウソクが燃え尽きるまでに丈夫な子どもが生まれるといわれています。 妊婦さんや、今年子どもが生まれた家族などが訪れ、妊婦さんは、ロウソクを持ち帰っていました。 二十二夜様の本尊は如意輪観音で、その下には、守屋貞治の延命地蔵尊もあります。 この地域には、何か願い事があるときには、二十二夜様に祈願し、二十二夜の月が月蔵山(がつぞうざん)に上がるまで立ったまま待つ願掛けの風習があります。 この願掛けは一生に一度しかできないということです。
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瑞雲墨志会展 31日まで
瑞雲墨志会の教室で水墨画を学ぶ愛好者の展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 瑞雲墨志会は平成22年に亡くなった下平瑞雲さんが開いた教室です。 箕輪町から飯島町まで8か所で教室が開かれていて、40人ほどが参加しています。 この展示会は年に1回開かれていて、会員が、近作や自信作、それぞれ2点ずつを出品しました。 会員の水墨画歴は、半年から20年と幅広く、ベテランは、県展での入賞を目指して作品を制作しているということです。 現在指導にあたっている増田 絹江さんは「強調すべきところは黒を濃く、線を描くのではなくぼかしを活かして描く。それぞれが自分の表現を追求している」と話していました。 この瑞雲墨志展は、31日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠高校の生徒が小学生に溝口露頭をガイド
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は25日、南アルプスを体験するツアーに参加した小学生に、露頭について説明しました。 この日は、高遠高校3年の文理進学コースの生徒が、「小学校ジオ・エコツアー」に参加した西春近南小学校の6年生に、溝口露頭について説明しました。 生徒達は、2年生の時に南アルプスジオパークガイドの認定を受けていて、3年生になってから小学生や学校関係者などにガイドをしています。 溝口露頭では、中央構造線を境に異なる地質や歴史について説明しました。 小学校ジオ・エコツアーは、南アルプスの魅力を小学生に再発見してもらおうと伊那市が行っているものです。 9月と10月には市内3つの小学校がツアーに参加する予定です。
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箕輪中 戦争体験を聞く
箕輪中学校の3年生は24日戦争体験者の話を聞きました。 話をしたのは、箕輪町大出の柴宮恒造さん92歳です。 柴宮さんは、昭和17年二十歳の時、徴兵検査に合格し中国の部隊に配属となりました。 新兵の頃は、上官から殴られ徹底的に軍人教育を教え込まれたという事です。 戦場では、中国人の集落を攻撃し占領する作戦に参加していました。 この戦争体験を聞く会は、軍人として戦場で亡くなった家族でつくる箕輪町戦没者遺族会が戦争の悲惨な記憶を語り継ごうと、箕輪中3年生を対象に毎年開いています。 話を聞き生徒たちは「貴重な話を聞けました。」「戦争を二度と繰り返してはいけない」などと話していました。 遺族会では、戦争の記憶が薄れる中、戦争のない平和な世界の実現にはどうしたら良いのかを考えるきっかけにしてほしいと話していました。
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ウォリアーズの選手が養護学校で交流
プロバスケットボールチーム信州ブレイブウォリアーズの選手が23日、伊那市の伊那養護学校を訪れ、バスケットボールで交流しました。 地域貢献の一環で、子どもたちにバスケットボールの楽しさを知ってもらおうとおこなわれたもので23日は、小野寺龍太郎ヘッドコーチとキャプテンの斎藤洋介選手が訪れました。 交流では、ブレーブウォリアーズの選手が普段行っているトレーニング方法などが紹介されました。 ボールの上にもう一つのボールを乗せる練習では、斎藤選手が手本を見せ、生徒たちがチャレンジしました。 最後に、高等部のバスケットボール部との試合も行われ、生徒たちは懸命にシュートをしていました。 斎藤選手のシュートが決まると会場からは大きな拍手が送られていました。 9月24日の開幕を前に、28日の午後2時から伊那市民体育館でプレシーズンゲームが行われることになっていて、東京八王子トレインズと対戦することになっています。
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処暑 アマランサス収穫作業
23日は二十四節気の1つ「処暑」です。 暦の上では暑さが峠を過ぎ穀物が実り始める頃とされています。 伊那市長谷では、雑穀アマランサスの収穫が始まっています。 23日の伊那地域の最高気温は30.4度と平年より1.5度高い真夏日となりました。 伊那市長谷で雑穀レストラン野のものを経営する吉田洋介さんの畑では、雑穀アマランサスの収穫が最盛期を迎えています。 アマランサスは、中南米原産で、鉄分やカルシウムが多いとされています。 吉田さんは野のものがオープンした平成18年から栽培をはじめ現在は長谷地区15か所1.2ヘクタールの畑でアマランサスやシコクビエなどの雑穀を栽培しています。 収穫したアマランサスは数日干し、その後脱穀します。 脱穀した実は、野のものや関東方面への出荷用として使われます。 アマランサスの収穫作業は、9月の上旬まで行われることになっていて、今年は例年並みの300キロを見込んでいます。
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あさみさん井の頭公園 再現ライブ27日
伊那市観光大使の歌手あさみちゆきさんの「井の頭公園再現ライブ」が、信州INAセミナーハウスで27日に開かれます。 あさみさんは、2001年から東京都吉祥寺の井の頭公園でストリートミュージシャンとして音楽活動を行っています。 伊那市では伊那まつりなどで10年前からコンサートを行っていて2012年には伊那市の観光大使に任命されています。 井の頭公園では、ビールケースの上で歌っています。 あさみさんの大ファンで伊那市でのコンサート実行委員会代表の金澤幸宜さんです。 今年10月に伊那文化会館で予定されているコンサートが10周年を迎えることから、これまでの市民の協力に感謝しようと無料ライブを企画しました。 会場は、井の頭公園を再現しようと、信州INAセミナーハウスのエントランスホールです。 あさみちゆきさんの井の頭公園再現ライブは27日の正午から信州INAセミナーハウスで開かれます。
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箕輪町長寿者訪問 夫婦で90歳
今年で88歳以上の節目の年を迎える高齢者を祝う箕輪町の長寿者訪問が、22日から町内で行われています。 この日は、白鳥政徳町長が、木下の堀木登輝男さん・千代子さん宅を訪れ、祝いの品を手渡しました。 登輝男さんは大正15年、千代子さんは昭和元年の生まれで、共に90歳となります。 松川町出身の登輝男さんと伊那市出身の千代子さんは、結婚を機に昭和22年に箕輪町に移り住み、農業を始めました。 数年前まではマレットゴルフやソフトボールを楽しみ、現在はまだ幼いひ孫の成長を見守るのが楽しみだということです。 長寿の秘訣は「のんびり、クヨクヨしないで過ごすこと」と話していました。 箕輪町では1日現在で今年88歳以上になる高齢者は744人いて、去年より60人多いということです。 そのうち100歳以上の高齢者は14人で、最高齢者は男性が99歳、女性が107歳です。 長寿者訪問は25日まで行われます。
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バス乗り放題デー
伊那市は、合併10周年を記念して市内の路線バスに無料で乗車できるバス乗り放題デーを15日に行いました。 公共交通の利用促進につなげようと初めて実施したものです。 伊那バスとJRバス関東の市街地循環バスと路線バスの市内10路線が対象で、15日は、お盆ということもあり多くの人が利用していました。 伊那市によりますと通常1便当たりの利用者数は5人程度で15日の1便当たりの利用者数は7.6人、利用者数は601人だったということです。 バス乗り放題デーは今年度後2回予定されていて、次回は10月23日に実施されることになっています。
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ゴンベエさんが夏休みお楽しみ会
バルーンアートのパフォーマンスで知られるゴンベエワールドこと矢野正貴さんが14日、伊那市西町の自宅隣りの畑で夏休みお楽しみ会を開きました。 夏休みお楽しみ会は親子や住民同士のふれあいの場として開かれたものでおよそ50人が集まりました。 お楽しみ会では流しそうめんが行われ子どもたちがそうめんをすくってはおいしそうに味わっていました。 矢野さんが竹の代わりに雨どいを使い消毒や組み立てなど2時間ほどかけて台を作りました。 お楽しみ会ではほかに子どもたちがスイカ割りに挑戦しました。 この日、矢野さんの畑には子どもたちやその保護者の歓声や笑い声が響いていました。 集まった人たちは「夏休みにいい思い出ができました。」と話していました。