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伊那弥生100周年記念事業 学習室竣工
今年創立100周年を迎えた伊那弥生ヶ丘高校で、記念事業の一つ、学習室改修工事が完了し、竣工式が29日行われました。
竣工式は、同窓会員、学校職員、生徒会役員らが出席して行われました。
伊那弥生ヶ丘高校は1911年、明治44年の設立から今年で100年を迎えました。
学習室の改修工事は、記念事業の一つで、視聴覚室を学習室として改修しました。
面積はおよそ146平方メートル、冷暖房完備で、個人学習机を60台入れました。
事業費はおよそ2千万円で、記念事業のために募った寄付金の一部を充てました。
学習室の名称は「日輪館」、愛称は「やよっせ」です。
学習室には、元職員で日本水彩画会会員の宮原淳一さんから寄贈された絵画も飾られています。
学習室は10月1日から、放課後と土曜日に生徒の自習のために利用していくということです。 -
新宿の小学生が稲刈り体験
伊那市と友好都市提携を結んでいる東京都新宿区の小学生が、26日、市内の田んぼで稲刈りを体験をしました。
26日は、江戸川小学校6年生の児童11人が、鎌を使い、稲刈りをしました。子ども達は、田んぼに入り、成長した稲を刈り取っていました。
この日収穫したお米は、来月、学校に送られ、給食のときに全校で味わうという事です。 -
榎木孝明さんの水彩画展開催
俳優、榎木孝明さんの水彩画展開催にあわせて18日、伊那市高遠町の信州高遠美術館でサイン会が開かれました。
榎木さんは俳優として活動するかたわら水彩画を趣味としています。
信州高遠美術館では榎木孝明さんの水彩画展「水彩紀行」が開かれていて、それに合わせてサイン会が開かれました。
会場には榎木さんのファン、およそ100人が集まりサインを受け取っていました。
榎木さんは武蔵野美術大学時代、南箕輪村出身の石彫家、村澤明生さんと知り合い、交流を続けています。
現在開かれている「水彩紀行」もそれが縁で開かれたもので榎木さんが国内外の旅先などで書いた水彩画43点が並べられています。
榎木さんの水彩画展「水彩紀行」は10月5日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
11月19日に井月映画祭り
漂泊の俳人、井上井月の映画「ほかいびと」の完成記念として11月19日に井月映画祭りが開かれます。
映画「ほかいびと」を制作した井上井月顕彰会が18日、伊那市手良で記者会見を開き井月映画祭りの内容について説明しました。
井月映画祭りは、11月19日に伊那市の伊那旭座で開かれます。
当日は予約制で入場無料で映画を鑑賞することができます。
また制作委員会の堀内功委員長、主演の田中泯さん、北村皆雄監督による舞台挨拶などが予定されています。
映画「ほかいびと」は平成21年から撮影がはじまり、井月の生き様や俳句が伊那谷の風景とともに描かれています。
主演の田中泯さん以外は地域の人が役を演じていて、延べおよそ400人が出演しています。
11月20日から27日までは有料で伊那旭座で上映されることになっています。
料金は前売りが一般1200円、中学生以下は800円でチケットは、小林書店、ブックスニシザワなどで販売されています。
井上井月顕彰会では「伊那谷を放浪した井月の謎の生涯が映画で明らかになるので多くの人に見てもらいたい。」と話しています -
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会が19日、伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は、3年生にとっての集大成の場として毎年開かれています。
これまでは、伊那市民会館で開いていましたが、市民会館の閉館にともない今年は初めて伊那文化会館で開きました。
演奏会では、部員82人がブラスバンド曲や日本のポップスなど全13曲を演奏しました。 -
蓄音機の音色楽しむ 箕輪町郷土博物館でミニ講座
箕輪町の郷土博物館で16日夜、蓄音機の音色を楽しむミニ講座が開かれました。
これは、普段忙しい大人にも博物館に親しんでもらおうと開かれたミニ講座で、5人が参加しました。
蓄音機は、昭和8年に発売されたもので、2年前に町民から郷土博物館に寄贈されました。
講座は、蓄音機の音色を楽しんでほしいと初めて計画され、博物館が所蔵するレコードおよそ300枚の中から状態の良いものを選び、昭和20年代後半から30年代初期の歌謡曲と童謡合わせて10曲を聞きました。
参加した人たちは、蓄音機から流れる歌に合わせて口ずさむなどして楽しんでいました。 -
長野県書道展伊那地区展
第64回長野県書道展の伊那地区展が18日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
書道展は、長野県書道協会などが毎年開いているものです。
伊那地区展では、上伊那の小学生から一般までの作品と県内巡回作品合わせて891点が展示されています。
今年は、出品を広く呼び掛けたこともあり、小学生から高校生の作品が去年より77点多く集まりました。
一般の部は、漢字の書が多く出品されています。
箕輪町の書道家で審査員を務める千葉耕風さんは「一般の部は中央の展示会に出しても恥ずかしくないレベル。自分の好みの作品があったらじっくり観賞してほしい」と話していました。 -
南箕輪村出身 村澤明生さん仕事展
南箕輪村出身の彫刻家、村澤明生さんの仕事展が17日から伊那市創造館などで始まりました。
会場となった創造館には、村澤さんの彫刻作品などが並んでいます。
村澤さんは、南箕輪村出身の55歳。
伊那小学校、伊那中学校、高遠高校を卒業後、武蔵野美術大学を経て彫刻家になりました。
現在新潟県に住み、青果市場で働きながら作品作りをしているということです。
彫刻を始めたきっかけについて村澤さんは「小学校6年生の時に故・中村喜平さんのブロンズ像が学校に寄贈され、その作品を見てインパクトを受けた。それが初めて彫刻に興味を持った瞬間だった」と話していました。
村澤さんの作品は国内外に展示されているほか、上伊那にも多くあり、出身地、南箕輪村の大芝高原や南部小学校にもモニュメントが置かれています。
展示では、苔とクリスタルを組み合わせた近作のオブジェ「Over the Border・越境」が創造館の中庭に展示されています。
作品について村澤さんは「芝生とタイルの境をボーダーに、苔を芝生から飛び出した草に見立てた作品。これは、自分が伊那市から飛び出していった様子を表現したもの。境界線の向こうからは、今まで見ていた世界が良いことも悪いこともまったく別の世界に見えた」とこれまでを振り返りながら話していました。
また、南箕輪南部小学校の図書館でも展示が行われていて、8点の作品を見ることができます。
「村澤明生の仕事展」は、25日まで伊那市創造館・南箕輪南部小学校・カフェ&ギャラリーアイダッシュの3会場で開かれています。 -
伊那北高校合唱コンクール
伊那市の伊那北高校伝統の合唱コンクールが16日、伊那文化会館で開かれました。
合唱コンクールでは、全21クラスが、夏休み前から練習してきた成果を披露していました。
審査の結果、金賞には「きこえる」を歌った3年F組が選ばれました。 -
写真集団アルプ第1回山岳写真展
山岳写真の愛好家でつくる写真集団アルプの第1回山岳写真展が15日から、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には春から冬までのさまざまな山の表情をとらえた写真48点が展示されています。
写真集団アルプは、辰野から飯田までの伊那谷に暮らし、山岳写真を撮り続けている仲間が今年6月に立ち上げたグループです。
会員は16人で、北アルプス、南アルプス、中央アルプスを中心にそれぞれが山に登り、撮影をしています。
今回は、1人3作品を持ち寄り、季節ごとに展示しています。
写真集団アルプは、創作活動だけでなく、環境保全や撮影モラルの普及にも取り組んでいくということです。
この写真集団アルプ第1回山岳写真展は、いなっせ2階展示ギャラリーで19日まで開かれています。 -
伊那西部保育園存続を願う会が市と協議
来年度の入園希望者数が30人に満たない場合、休園とする方針が示されている、伊那市の伊那西部保育園について、保護者らでつくる存続を願う会は、14日夜、伊那市の子育て支援課と協議を行いました。
14日夜は、伊那西部保育園の存続を願う会のメンバーなど10人ほどが、ますみヶ丘公民館に集まり、伊那市の子育て支援課あてに提出していた公開質問状を元に協議を行いました。協議は、今回で2回目になります。
伊那西部保育園は、今年1月に、入園希望者数が定員60人の半分の30人に満たない場合、来年度から休園とする方針が市から示されました。
今年度の西部保育園の園児数は、年中7人、年長11人の、合わせて18人、今年度新たに入園した園児はいませんでした。
伊那市では、休園が5年間続いた場合、廃園とする方針です。
昨夜の協議では、「西部保育園は、西部地区唯一の保育園であり、それがなくなるとコミュニティの崩壊につながるのではないか」「障害のある子どもの受け入れなどで少人数ならではの保育が行えている」「来年度から休園という方針は急すぎる。もう少し暫定期間を設けて欲しい」といった意見が出されていました。
伊那市子育て支援課の山口俊樹課長は、「すこやかな育ちの保育を行ううえでも、財政的な面でも30人は必要なので、ご理解いただきたい。」と答えていました。
伊那西部保育園の存続を願う会では、今後、来年度の園児数30人を確保できるよう活動していくということです。
伊那西部保育園の入園説明会は10月18日、入園申請の受付は11月を予定しています。
伊那市では、その希望者の数を見て、12月には、休園にするかどうか決定したいとしています。 -
県内工芸作家の美術展 開催
県内の工芸作家による、第3回長野県工芸美術展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
県工芸美術展は県内の作家でつくる県工芸美術会が開いているものです。
県内で工芸美術に携わる作家の発表の場として開かれているものです。
会場には県内在住または、出身者から寄せられた染め織や木工、陶芸、木彫など88の作品が並んでいます。
このうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の小坂洋一さんと、箕輪町の大橋幸子さんの作品が入賞しています。
小坂さんのステンレス工芸、「苦の後の笑顔を信じて」は、福島の原発事故により風評被害を受けている農家が近い将来、笑顔で収穫できる日が来ることを願い作られたものです。
大橋さんの手描染色「鳳凰」は、白い布を染色の技法を使い、鳳凰の形に染め抜いたものです。
長野県工芸美術展は入場無料で19日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています -
伊那東小伝統の相撲大会
伊那市の伊那東小学校で13日、恒例の相撲大会が開かれ、大相撲さながらの熱戦が繰り広げられました。
伊那東小学校学校の相撲大会は、心と体を鍛えようと40年以上前から続く恒例の行事です。
1年生から6年生までが、学年ごとのトーナメント戦で順位を競いました。
3分以上続く取り組みや、投げの打ち合いなど、熱戦が随所で繰り広げられていました。 -
箕輪中部小 直江津遭難慰霊の日
69年前、修学旅行中に新潟の海で亡くなった5人の児童の冥福を祈ろうと箕輪中部小の児童らは13日、慰霊碑に花を手向けました。
箕輪中部小では、毎年9月13日を直江津遭難慰霊の日としています。
69年前の今日、中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の6年生が修学旅行で新潟県の直江津の海を訪れた際、高波にさらわれた26人のうち5人が死亡しました。
慰霊の日は、その5人の冥福を祈ろうと児童会が中心となって毎年行われています。
今朝は、全校児童およそ710人が、校庭の東側に立つ慰霊碑に花を手向け、手を合わせていました。 -
十五夜に合わせて「オカラコ」づくり
伊那地域の十五夜の伝統行事、オカラコづくりが12日、伊那市西町の旧井澤家住宅で行われました。
この日は旧井澤家住宅を管理している、伊那部宿を考える会のメンバーおよそ20人が集まり、作業をしました。
オカラコは、伊那地域で十五夜に作られる伝統食で、二晩水に浸した米をすり潰して、団子状に丸めます。
伊那部宿を考える会では、この伝統行事を後世に伝えていこうと6年前からオカラコづくりをしています。
完成するとサトイモの葉の上に乗せ、旧井澤家住宅の縁側に収穫した野菜と一緒に飾り付けていました。
伊那部宿を考える会の森功会長は「季節感のある素晴らしい行事。伝統は少しずつ廃れていってしまうので、後世に伝えていけるよう長く続けていきたい」と話していました。 -
南福地御柱祭 山出し
伊那市富県の南福地で7年に一度行われる御柱祭。
11日は、4本の柱を、地区の山林から里へとおろす、山出しが行われました。
南福地諏訪神社の御柱祭は、7年に一度行われ、毎回、諏訪大社の御柱祭の翌年に行われています。
この日は、およそ80人の氏子らが、集落ごとに担当する柱に分かれ、4本の御柱を山林から里へと引き出しました。
今回の一之柱は、幹の太さ、およそ130センチ、長さ、6メートルある、松の木です。
氏子ら、およそ50人は、木やりの掛け声を合図に、綱を引き、4本の御柱は、3時間かけ、里へと、無事おろされました。
南福地の御柱祭は、今月24日と25日に里曳きと建御柱が行われクライマックスを迎えます。 -
AFS高校留学生歓迎会
高校生の留学を進めているAFS長野南信支部は、8月から伊那谷で留学している外国人高校生の歓迎会を11日伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で開きました。
震災の影響で、予定より半年遅れで、3人の留学生が伊那谷を訪れました。
マレーシアのティンさん、フランスのバティスト君、ドイツのブーカさんの3人です。
ホームステイしながらティンさんは、伊那北高校に、バティスト君は、伊那弥生ヶ丘高校に、ブーカさんは、飯田風越高校で学んでいます。
歓迎会は、ホストファミリーや、活動を支える支援者が、それぞれ手作り料理を持ち寄り、食事をしながら交流を深めていました。
フランスから来たバティスト君は、「人のことを思いやる日本人の精神がすばらしい。今回の原発事故で日本から出る外国人もいるが、あえて日本に来たかった」と話しています。
ティンさんとバティスト君は、来年2月まで、
ブーカさんは、来年の7月まで滞在し、伊那谷の文化や風土に親しみます。
AFS長野南信支部の半澤貴子さんは、「不安を乗り越えて日本にやってきてくれた子どもたちに、中身の濃い留学生活を送ってもらいたい」と話していました。
また、AFSの体験は、留学生だけでなく、受け入れる側も有意義だとして、留学生を受け入れるホストファミリーを今後も広く募っていきたいとしています。 -
32度の真夏日 手良小で運動会
運動会シーズンを迎え、伊那市の手良小学校で10日、運動会が開かれました。
手良小学校の運動会は、21のプログラムで行われました。
同日の伊那市は日中の最高気温が32度で真夏日となりました。
児童は暑さに負けず、練習してきた成果を発揮していました。
3年生から6年生までが参加した騎馬戦では、相手の帽子を狙って迫力ある戦いを繰り広げていました。
上伊那地域の小学校の運動会は17日がピークとなります。 -
東部中吹奏楽部 定期演奏会に向け練習に熱
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会が19日に開かれます。
東部中吹奏楽部は、今年1年生36人が入り、総勢82人の大所帯となりました。
顧問の小林孝行教諭の指導のもと、10日には演奏会で披露する歌謡曲などの練習を行いました。
第2部の最後に演奏する「AKB48メドレー」は、演奏に振り付けが加えられていて、音だけでなく目でも楽しめるよう工夫されています。
小林教諭は「早い段階から準備を進めてきたので、本番には良い演奏が届けられると思う」と話していました。
吹奏楽部の唐木彩奈部長は「自分たちも楽しみながら演奏をして、会場に来た人も楽しめるような演奏ができるようにがんばりたい。」と話していました。
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会は、9月19日(月)の午後1時半から、伊那文化会館大ホールで行われることになっています。 -
伊澤修二記念音楽祭 合唱団初練習
10月に伊那市で開かれる、伊澤修二記念音楽祭に向け市民合唱団の初練習が7日夜に開かれました。
この日は、市民合唱団が初めての練習に集い、パートごとに音の確認をしました。
市民合唱団には今回、伊那市を中心に諏訪や飯田から94人の応募がありました。
伊澤修二記念音楽祭では、「音楽の鑑賞・交流の場」と位置づけ伊那文化会館で行われる第2部で東京芸術大学の学生オーケストラと共演します。
曲は、12世紀のロシアを舞台にしたオペラ「イーゴリ公(こう)」で歌われる遊牧民の歌「ボロディン」です。
市民合唱団は、本番まで毎週水曜日に練習を行い、10月には、芸術大学の学生と練習を行う事になっています。
伊澤修二記念音楽祭は10月22日(土)に開かれ、市民合唱団が出演する第2部は、午後2時半から伊那文化会館で行われます。 -
中尾歌舞伎 始動
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、11月6日に秋の定期公演を行います。
2ヶ月後の本番を目指し、8日から稽古がスタートしました。
長谷中尾にある中尾座。
師匠の西村清典さんは、93歳。
西村さんを囲んで、台本の読み合わせが行われていました。
11月6日の定期公演の出し物は、「恋女房染分手綱 重の井子別れの段」。
わけあって、名乗れない母親が、わが子と悲しい別れをするという物語です。
子役は、高遠小6年の池上十五君がつとめます。
今回出演するのは、語り、三味線も含め総勢10人で、この芝居を初めて演じるのは半数の5人。
読み合わせでは、師匠自ら手本を示しながら、進行を確認していきました。
今後は、週に1回程度、稽古を重ね、11月の本番を目指します。 -
第16回 みのわ美術展
箕輪美術会による第16回みのわ美術展が、8日から、町文化センターで始まりました。
会場には、日本画・洋画・彫刻・工芸など、57点が並んでいます。
作品を出品しているのは、箕輪美術会の43人の会員と、一般公募した箕輪町在住者です。
16回目となるこの展示会は、日展など中央で活躍しているプロの作家と、趣味で美術を楽しんでいるアマチュアが一緒に作品展示をしているのが特徴です。
また、今回は、美術展にあわせ、会員の作品を販売するチャリティー展を企画しました。
東日本大震災を受け、会として復興に役立てたいと、初めて開きました。
会員20人ほどが、60点の作品を出品しました。
値段は、普段の4分の1ほどで、訪れた人が、早速買い求めていました。
この売り上げは、全て東日本大震災の被災地に送られるということです。
第16回みのわ美術展は、11日(日)まで、町文化センターで開かれています。 -
春富中学校 園児と交流
伊那市の春富中学校の2年生は、東春近中央保育園の園児と5日、交流しました。
5日は、春富中学校の体育館に園児34人が訪れ、2年1組の37人と交流しました。
生徒が園児の為に考えた手づくりのボーリングや輪投げなどで遊び、交流を深めていました。 -
音楽を通して親子の絆を深める
歌や手遊びなどを通じ、親子のコミュニケーション方法について学ぶ教室が、5日、箕輪町の松島保育園で開かれました。
松島保育園では、音楽を通して、親子のコミュニケーションを深めるとともに、子ども達の感性を豊かにしていこうと、今年度、辰野町の信州豊南短期大学の田中常夫教授を招き、全5回の教室を計画しています。
2回目の今日は、保育参観に合わせ、年長児の親子およそ100人が参加し、いっしょに、歌を歌ったり、手遊び等をしました。
途中、保護者が指揮をして歌ったほか、ピアノのリズムに合わせて歩いたり、スキップをするなどし、身体を動かしていました。
参加したある母親は「楽しかった。家で子供と父親と一緒に遊びたいです」と話していました
田中教授は、「怒鳴るように歌う子供には、周りの音を聞きながら、歌うことを教えてほしい、それにより、音楽の才能を伸ばすことができる」とアドバイスしていました。 -
弥生生 伊那小学校で就業体験学習
伊那弥生ヶ丘高校の生徒7人が5日、伊那市の伊那小学校で就業体験学習を行いました。
伊那弥生ヶ丘高校の就業体験学習は、希望者を対象に毎年行われているものです。
5日は、小学校での体験を希望した生徒7人が2年生から6年生のクラスで実習をしました。
このうち、2年の藤澤あき奈さんは、3年順組で総合学習の授業を体験しました。
順組では、合鴨やチャボを飼育しています。
5日は、手狭となった合鴨の小屋をのこぎりや金づちを使って作りました。
藤澤さんは、児童の間に入り真っすぐ釘を打つコツなどを教えていました。
授業の最後に、児童から藤澤さんにお礼の言葉が送られました。 -
12月子守唄フォーラムへ 歌い継ごう子守唄の会
12月に予定されている第3回子守唄フォーラムに向けて、歌いながら子守唄の良さを広めていこうという集いが、28日伊那市の創造館で開かれました。
28日は、上伊那から15人ほどが参加し、ゆりかごの歌や江戸子守唄などを歌いました。
「歌い継ごう子守唄」と題されたこの集いは、12月のフォーラムに向け、子守唄を地域に広める会実行委員会が開いたものです。
12月のフォーラムを前に、更に協力者を募っていこうと、この集いが企画されました。
集いでは、歌を歌ったほか「せちがらい世の中だけれど、子守唄で多少なり平和になって欲しい」「子守唄を歌うと、心が落ち着く。普段から歌えば良いと思う」などとそれぞれが思いを話しました。
孫を連れてきた参加者もいて、赤ちゃんも、うたごえにあわせて、身体を動かしていました。
この集いは、フォーラムまで、9月25日と11月27日の2回予定されていて、実行委員会では、若い母親など多くの参加を呼びかけています。
子守唄フォーラムイン伊那は。12月18日に、いなっせで予定されています。
問い合わせ先 子守唄を地域に広める会実行委員会 電話78-4030 -
未就園児とその家族が運動会楽しむ
南箕輪村の大芝高原屋内運動場で3日、保育園入園前の子どもとその家族を対象にした運動会が開かれました。
この日は、村内の42家族およそ150人が参加しました。
運動会は、南箕輪村の子育て教室「すくすく玉手箱」の講座の一環で行われたもので、母親だけでなく父親や祖父母にも参加してもらおうと、土曜日に開催されました。
運動会では、子ども達が保護者と一緒に5つの競技を楽しみました。
山や川に見立てた障害物を飛び越える競技では、子ども達が保護者に手を引かれながらゴールを目指していました。
ある保護者は「入園前に子どもに運動会を体験してもらえるし、親同士の交流にもなる。楽しんで参加できた」と話していました。 -
秋原監督 高遠でロケ
祖父が伊那市高遠町出身で東京都在住の映画監督秋原正俊さんが、来年5月公開を予定している映画「一遍上人」のロケの下見に2日高遠を訪れました。
秋原監督は、2009年に太宰治原作の斜陽、2010年にルパンの奇厳城を制作していて、今月24日には芥川龍之介原作の蜘蛛の糸が公開予定です。
近作は、長野県内でロケを行っていて、21作品目となる一遍上人も高遠の他、長野市内などが予定されています。
伊那市に縁がある監督に、映画招致により地域活性化をしようと取り組んでいる伊那谷フィルムコミッションがアプローチして、高遠ロケが実現しました。
映画「一遍上人」は、おどり念仏が民衆に受け入れられるまでの一遍上人の半生を描くもので、お笑いタレントのウド鈴木さんが主演します。
2日秋原監督は、フィルムコミッションのメンバーと高遠町の建福寺を訪れました。
建福寺の西門を鎌倉の関所に見立て、ロケを行う予定です。
秋原監督は、「人におどり念仏を伝えようと各地を行脚した一遍上人と映画をどう伝えるかを考えている自分と重なる部分があった」と話しています。
建福寺のロケは、11月7日に行われる予定で、100人ほどのエキストラ出演を一般に呼び掛ける計画です。
映画は、来年5月公開予定です。 -
上農で測量実習
若手技術者の育成や測量設計業への就労拡大につなげようと、長野県や測量設計業協会南信支部は、2日南箕輪村の上伊那農業高校で、測量実習をしました。
実習に参加したのは、上伊那農業高校緑地工学科の3年生21人で、測量設計業協会南信支部に加盟している測量会社の技術者から最新式の測量機器の取り扱い方法などを学びました。
最新のテクノロジーがつまった測量機器に実際に触れた生徒たちは、授業とは、ひと味違う測量現場の今を体感している様子でした。
この実習は、卒業後の生徒の進路選択で、測量設計業への就労拡大に結びつけていこうと行われているもので、10月には、大型の重機を使ったものも計画されています。 -
パンの花 ルナ・フローラ川北教室展
小麦粉などを原料とする粘土・パン粘土で作った花の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、バラやカーネーションなどパン粘土で作られた様々な花・150点が並んでいます。
作品展を開いているのは、伊那市のパン粘土教室 ルナ・フローラ伊那川北教室を主宰する赤羽 弘美さんと、教室の生徒20人です。
ルナ・フローラ川北教室は、23年前に始まり、作品展を開くのは今回がおよそ10回目、かんてんぱぱホールでは、3年ぶり3回目となります。
パン粘土は、年々新しい素材が開発され、現在では、完成しても欠けにくくなり、乾きも早くなりました。これにより、半永久的に保存できるという事です。
赤羽さんは、「色も形も自分好みの作品を作ることができる。作っても飾っても楽しいのが魅力」と話していました。
このパンの花「ルナ・フローラ」作品展は、4日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。