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第4回信州伊那高遠の四季展
来年は9会場に来年8月に開かれる3年に一度の全国公募の絵画展「第4回信州伊那高遠の四季展」は、前回より大幅に展示会場を減らし、9会場で開催することが、6日に伊那市役所で開いた第2回実行委員会で決まった。
合併して名称を「信州伊那・高遠の四季展」と改め初めての開催となる今回は、第1回の委員会で、旧伊那地域の公共施設でも展示すること、前回の30会場から大幅に展示会場を減らし、一日で見て回れる会場数にすることが確認された。
メーンの信州高遠美術館の80点を含め高遠地域の4会場に230点が展示され、そのほかの会場は、伊那市西春近のかんてんぱぱホールに50点、いなっせに40点、伊那図書館に20点などとなっている。
第4回信州伊那高遠の四季展は、来年5月に作品の受付、6月に審査、8月1日にオープニングセレモニーが行われ、9月13日まで市内9会場で展示される。
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アルプス男声合唱団初の演奏会
伊那市で唯一、男性だけで構成する「アルプス男声合唱団」の初めての定期演奏会が4日、伊那市のいなっせで開かれ、これまで練習を積んで来た13曲を披露した。
アルプス男声合唱団は、去年9月に発足し、メンバーはサラリーマンや教員、医師など職業もさまざま。
ホールには、男性ならではの力強い低音が響いていた。
メンバーの次の目標は来月23日に伊那市で行われるコンサートだということで、プロの男声カルテット「ボニージャックス」との共演が計画されている。
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高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が19日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、去年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
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伊那東小で新管理教室棟の竣工式
伊那市の伊那東小学校で3日、新しい校舎の竣工式があり、関係者およそ50人と児童らがテープカットで新校舎の完成を祝った。
式の中で児童会長の伊東元親君は、「4年生の時から工事が始まり、いつできるのか心待ちにしていた。新校舎が完成するまでに長い時間がかかったので、使えるようになって嬉しい。この校舎を50年、100年と使ってもらいたい」とあいさつした。
新校舎は、旧校舎の老朽化に伴い、2年前から建設工事が進められてきたもので、総事業費はおよそ14億円、延べ床面積は4600平方メートル。
校舎自体は今年の3月に完成していて、現在1年生、2年生、6年生が新校舎を使っている。
今回渡り廊下などの付属施設が完成した。
校舎は地域に根差したものにしようと住民の声を聞くワークショップも開いてきた。
新校舎の図書館は部屋の壁がなく、オープンスペースとなっていて、児童らが自由に出入りできるようにすることで、子どもたちに、より図書館に親しんでもらおうと考えた。
また廊下には、子どもたちが自由に使えるフリースペースがあり、クラスの枠を超えて児童が交流できるようになっている。
今年の12月までには中庭など校舎周辺の整備も完了する予定。
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南箕輪村の新教育長に征矢鑑さん
南箕輪村の新しい教育長に、村出身で飯田風越高校の校長などを歴任した征矢鑑さんが就任した。
征矢さんは昭和21年生まれの62歳で伊那北高校卒業後、東北大学に進み、昭和45年に上田高校に着任した。
平成8年に阿智高校の教頭、平成12年に明科高校の校長となり、去年飯田風越高校の校長を最後に定年退職している。
1日、南箕輪村役場で就任式があり、征矢新教育長があいさつした。任期は4年。
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伊那市の学力調査結果発表
4月に行われた全国学力・学習状況調査の伊那市の結果が30日、教育委員会定例会で報告された。
それによると、小学校の国語・算数、中学校の国語・数学ともに基礎基本の学力が定着しているものの、基礎基本の知識技能を活用する力が若干弱い傾向だという。
課題としては、小学校では、国語の読解力が挙げられるが、読み聞かせや朝読書を積極的に取り入れていることから、去年より改善がみられるという。
中学校では、国語で、伝えたいことを明確に伝える力が弱く、日頃から自分の言葉でまとめる学習を進めていく必要があるとしている。
また、生活習慣と学力の関係については、正解率の高いこどもは▽「早寝・早起き・朝ごはん」などの基本的な生活習慣を身につけている▽テレビゲームやインターネットをする時間が短い▽家の人と学校での出来事を話す竏窒ネどの傾向があることが分った。
これらの伊那市の結果は、全国的な傾向とほぼ一致しているという。
伊那市では、学校ごとに分析結果を提出してもらい、学校長の会議などで検討を進めていくほか、授業のあり方や進め方などを検討していきたとしている。
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「芝居の会」がコメディ劇公演
駒ヶ根市を中心に活動するグループ「芝居の会」のアイドルを題材にしたコメディ劇の公演が27日、宮田村の村民会館で行われた。
芝居の会は、上下伊那の演劇愛好者グループで、毎年この時期に公演を行なっている。
12回目となる今回は「絶対! アイドル大作戦」というオリジナル劇を披露した。
20年前同じアイドルグループだった3人が再会し、もう一度アイドルデビューを果たそうと奮闘する物語。
一人は主婦に、一人はアイドルのマネージャーに、一人はスナックのママになっているが、アイドル時代に果せなかった夢をもう一度叶えようと力を合わせる。
構想は1年前から、練習は4月から行ってきたということで、息のあった演技を披露していた。
脚本・演出を手がけた飯田市の今村妙子さんは「夢を追いかけ、あきらめかけた人にも元気になってもらいたい」と話していた。
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伊那東小で伝統の相撲大会
伊那市の伊那東小学校で30日、伝統のすもう大会が開かれた。
小雨の降る少し肌寒い天候だったが、児童たちは裸足で地面を踏みしめ、相撲をとっていた。
伊那東小学校では、互いに触れ合って遊ぶことが少ない子どもたちに、触れ合って遊ぶ機会を作ろうと、毎年相撲大会を開いている。
この日は1年生から6年生が学年ごとに、個人戦や団体戦で戦った。
同校は、新校舎の建設工事の影響で先週末まで校庭を全面使うことができず、校庭での練習が少なかったクラスもあるという。
この日は、全面を広く使えるようになった校庭で、子どもたちは元気いっぱい相撲をとっていた。 -
新山小が小規模特認校に決定
伊那市教育委員会は30日、新山小学校を来年度から通学区を市内全域から通うことができる小規模特認校とすることを決めた。
小規模特認校とは、特色ある教育環境を生かし、市内全域からの入学、または転学を認める学校。この取り組みは全国的に行われているが、市内では初めてとなる。
現在、新山小の全校児童数は44人。4年生から6年生までの高学年は33人で、1年生から3年生までの低学年は11人。
今年度は1年生が2人、2年生が6人で、初めて1、2年生1クラスとなる複式学級となった。
教育委員会では、豊かな自然と少人数での学習環境を生かし、児童数が年々減少傾向にある同校の児童確保につなげていく考え。
小規模特認校への就学は、全学年できるものとし、各学年の定員は、通学区域から通学する児童を含め15人にするとしている。
また就学条件として1年間以上、小規模特認校に在学することなどを挙げている。
教育委員会では今後、学校についてのパンフレットを作成するほか、募集要項について検討していくという。
北原明教育長は、「新山小の特色を理解していただき、多くの方に来ていただきたい」。山岡清孝校長は、「学力と自然学習を柱に特色ある学校づくりを進めていきたい」と話していた。
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伊那市の教育について考える懇談会
学校関係者や保護者などが伊那市の教育について考える懇談会が29日市役所で開かれ、不登校の児童・生徒数の調査結果が報告された。
調査は、昨年度伊那市が行った。
それによると昨年度、小学校での不登校児童数は18人で0.4%、中学校では72人の3.2%だった。
学年別では、小学校4年生から少しずつ増え始め、一番多かったのは中学2年生の33人だった。
また、今回初めて実施した追跡調査で、昨年度、中学を卒業した生徒のうち不登校の経験のある26人について無回答を除き、現在順調に高校に通っているのは19人、時々欠席が6人とわかった。また一人は、病気のため家で療養しているという。
懇談会は次回11月に開かれ、不登校の対策について考える。
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高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、昨年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
竹村さんの油絵展は10月19日まで、信州高遠美術館で開かれている。
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伊那中文化祭「泉が丘祭」始まる
26、27日の2日間、上伊那の多くの中学校で文化祭が行われている。
このうち、伊那市の伊那中学校の文化祭「泉が丘祭」では、毎年恒例の生徒会企画のイベントが行われた。
今年の企画は「伊那中オリンピック」で、体育館を会場に、クイズやフリースローなどの9種目をクラス対抗で競た。
伊那中学校には体育館が2つあり、別の体育館で行われた競技は生中継され、生徒たちはスクリーンに見入っていた。
最終種目のスリッパ競争では、8人分繋がったスリッパを履いて、ムカデ競争のようにゴールを目指した。
レースでは、思うように進まないクラスが続出し、体育館は笑いと歓声に包まれていた。
文化祭は27日も開かれ、学習成果の展示や音楽会があるほか、閉祭式では「伊那中オリンピック」の競技結果発表と表彰がある。 -
上伊那地区高校演劇合同発表会
上伊那地区の高校演劇部の合同発表会が21日、伊那市の県伊那文化会館で開かれた。演劇部のある6つの高校から、およそ100人の生徒が参加した。
作品は、人とのつながりやいじめをテーマにしたものからコメディーまでさまざまで、生徒たちは、夏休みや放課後の時間を利用し練習してきた成果を披露した。
発表会では、プロの舞台芸術家や演出家などが、脚本や発声、演技などについて審査をした。
発表を終えた生徒達に、審査員は演技の指導や舞台空間の活用法、メイクや衣装の改善点など細かいアドバイスを送っていた。
部員の増加で8年ぶりに出場した伊那北高校は、奴隷となった王族の男性が、敵の女王と接していくうちに愛してしまう苦悩を描いた作品を熱演した。
王族の男性を演じた玉木ユカさんは、「人間の内面の変化を表現するのが難しく、視線や顔の向きを工夫し稽古を積んできた」と話していた。
部長の小松理沙さんは、「7月下旬からこの劇に打ちこんで来て、今日が1番良い出来」と発表を終え、ホットした表情を浮かべていた。
発表会は県大会の予選も兼ねていて、審査の結果、辰野高校演劇部が11月に松本で開かれる県大会に出場することが決まった。 -
プロのフラメンコ堪能
国内外で活躍するフラメンコ舞踊団が23日、伊那市のいなっせでフラメンコを披露した。会場にはおよそ200人が集まり、プロのフラメンコを堪能した。
これはNPO法人クラシックワールドが、あまり見ることができないフラメンコを楽しんでもらおうと企画した。
踊りを披露したのは、東京を拠点に活動する小島章司フラメンコ舞踊団。ギターと、カンテと呼ばれる歌い手に合わせ、11演目を披露し、会場を魅了していた。
企画したクラシックワールドの代表、北沢理光さんは、「実際に見てみないとわからないものはたくさんある。プロの踊りを見て、フラメンコがどんなものか知ってもらえたら嬉しい」と話していた。 -
三澤久夫油絵展
南箕輪村在住の三澤久夫さんの油絵展が、伊那市のはら美術で開かれている。
会場には、最近の作品60点ほどが並んでいる。
三澤さんは、この春まで南箕輪小学校の校長として勤めていた。30歳の頃、油絵教室に参加したことがきっかけで仕事の傍ら絵を描き始め、日展で2回、一水会では26回入選している。
伊那谷や安曇野などの風景を描いていて、その場の雰囲気を写したいと、現場で作品を仕上げている。
作品は、春と冬を描いたものが中心。秋は季節が短く、仕事も忙しかったことからチャンスがなかったということで、退職した今後は、秋の風景をたくさん描きたいという。
会場を訪れた人は、「さわやかで優しい絵。どの風景にも人が描かれているのもいいですね」と話していた。
作品展は23日まで。 -
御子柴正人画展
伊那市在住の画家、御子柴正人さんの洋画展は23日まで、伊那市のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。
御子柴さんは、高校時代から40年以上絵を描き続けていて、60歳となる今年、還暦を機に初めての個展を開いた。
会場には油絵を中心に、これまで描きためてきた洋画40点が並んでいる。
御子柴さんは、長野県ならではの山里の風景を多く描いていて、伊那市高遠町や長谷の山里などが四季を通じて表現されている。
同じ場所でも描くときによって環境が変わるということで、山肌の色や空の色を変えて表現しているという。
御子柴さんは、「会場に来て、自然の力強さや美しさを感じてもらいたい」と来場を呼びかけている。 -
伊藤修南箕輪村教育長が9月末退任
任期満了に伴い今月末で退任する南箕輪村の伊藤修教育長が19日開かれた村議会9月議会定例会で、退任あいさつをした。
伊藤教育長はこの8年間を振り返り感謝の気持ちを伝え、「学力低下問題、子どもの多様化など、教育現場では変化が生じている。これからはさまざまな目で子どもを見守っていかなければならない」と話した。
伊藤教育長は平成12年から2期8年にわたり、南箕輪村教育長を務めてきた。
その間、学校週5日制の開始に伴い、総合型地域スポーツクラブ「わくわくクラブ」を設置したほか、中学校に相談員を配置するなどして、村の教育環境向上に取り組んだ。
伊藤教育長の後任は教育委員の互選で選ぶという。 -
第61回県書道展巡回展
第61回県書道展の伊那地区展が19日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
書道展は長野県書道協会などが毎年行っている。
今年は県全体で約900点の作品が寄せられた。
伊那地区展では、上伊那地区から寄せられた72点と、小学生から高校生までの作品約800点を展示している。
ICTエリア内では、一般の部の漢字で箕輪町の上田青畝さんの作品が最高賞の特選に続く秀作に選ばれている。
県書道展は21日まで、県伊那文化会館で開かれている。 -
伊那北高校合唱コンクール
伊那北高校の合唱コンクールが19日、県伊那文化会館で開かれた。生徒達は息のあった歌声を響かせた。
伊那北高校恒例の合唱コンクールは、今年で41回目を数える。
1年生から3年生まで合わせて21クラスが参加し、合唱曲やアニメソングなどクラスで話し合って決めた歌を披露した。
生徒達は夏休み前からクラスごと、朝や放課後などを使って練習を積み重ねてきた。
コンクールはクラス対抗で行われ、審査の結果、最優秀賞となる金賞に選ばれたのは「Sailing」を歌った3年A組だった。
金賞に輝いた3年A組の生徒達は、アンコールで再びステージに上り、喜びの歌声を響かせていた。 -
伊那市の全国学力検査結果
4月に行われた全国学力検査の伊那市の小中学校の結果について、北原明教育長が18日説明し、小学校の算数が前回に比べ向上したことがわかった。
同日開いた伊那市議会総務委員会の協議会で議員の質問に答えた。
全国学力検査は小学6年生が国語と算数、中学3年生が国語と数学の検査をしている。
北原教育長によると、小学校は国語と算数ともに、基礎基本と活用の力の両方が定着してきているということで、特に課題だった算数は全国を上回ったという。
算数の向上については、「平成16年度から市独自に取り入れている標準学力検査の取り組みが実を結びつつあると判断している」と話した。
中学校は、国語と数学ともに基礎基本と活用の力が全国に比べ若干課題があり、数学の活用の力では上位と下位の格差があると説明した。
北原教育長は今後について、「各校で結果分析をしてもらい、課題がある学校はなぜ課題があるのか説明を求めたい」としている。 -
弥生ヶ丘高校音楽会
伊那弥生ヶ丘高校、秋恒例の音楽会が18日、県伊那文化会館で開かれ、クラス毎に歌声を競った。
音楽会は、合唱を通じてクラスの団結をより深くしようと、クラスマッチ形式で毎年開かれている。
各クラスとも、早朝や放課後の時間を利用して練習を重ねてきたということで、生徒達は堂々としたステージを披露していた。
審査は、声の大きさやバランスなどを基準に行われ、最優秀賞1クラス、優秀賞2クラス、審査員特別賞2クラスが表彰される。
審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは、「航海」を歌った3年A組。最優秀賞に輝いたクラスには、アンコール演奏の権利があり、3年A組の生徒達は再びステージに上り、喜びの歌声を響かせていた。 -
学校花壇コンクール
長谷中が最優秀賞学校花壇コンクールの中央審査にすすんでいた伊那市の長谷中学校の花壇が最優秀賞を受賞した。
長谷中の花壇は花にボリュームがあることや、学校教育の一環として、地域の人たちに苗を配ったり、ともに苗植え作業を行ったりしていることが評価された。
長谷中は去年は秋と春の審査で県3位となる優秀賞を、また今年の春は2位の特別賞を受賞している。 -
弥生高生徒が教諭体験
中学校の教諭などを志望する伊那弥生ケ丘高校の生徒4人が17日、伊那中学校で教諭体験をした。
これは就業体験により志望する進路について理解を深めようと行われた。
伊那中学校を訪れた4人のうち3人は養護教諭を目指していて、眼科検診の方法などについて指導を受けた。
養護教諭は学校保健法にもとづいて生徒の健康管理を行い、検診では右目から左目へ、またコンタクトレンズを使っている生徒は裸眼の視力を測定しなくてもいいなど細かい決まりがあることが説明されていた。
また中学の国語教諭を目指す石澤杏奈さんは、1年生の国語の時間に生徒の指導にあたった。
授業では四文字熟語に関するプリントが配られ、石澤さんは問題を解けずに困っている生徒をみつけては声をかけ質問に答えていた。 -
伊那小正組 牛の飼育始める
伊那市立伊那小学校1年正組の児童たちのもとへ16日、子牛が届いた。児童たちは今後、この牛から牛乳を搾ることを目指す。
トラックに乗せられてやってきた子牛は、子どもたちと対面した。
正組の児童は今年、自分たちで牛乳を搾りたいと牛の飼育に挑戦することにした。
児童にとって、自分たちより何倍も大きい大人の牛は、少し怖い存在。そこで子牛を母牛に育て、その牛から牛乳を搾れないかと考えた。
この考えに賛同し、子牛の貸出に応じてくれたのは伊那市手良で牧場を営む酒井秀明さん。酒井さんの牧場で今年の6月末に生まれた子牛が届けられた。
子牛から乳を搾れるようになるまでには2年という歳月が必要で、児童たちは3年生になるまでこの子牛とともに学校生活を過ごす。
現在子牛の重さは90キロ。2年後には600キロ近くまで成長する。牛は子牛を産むことで乳を搾れるようになるため、児童たちは子牛の出産にも立ち会うことになる。
子牛はしばらく中庭で飼育するが、その後、児童たちが手作りした柵へ移す予定。 -
マイクロロボコン高校生大会
箕輪進修高校2年 井上大樹君2連覇今月13日に埼玉県で開かれた、マイクロロボコン高校生大会で、箕輪進修高校2年の井上大樹君が、去年に続き優勝し、2連覇を達成した。
同大会は、日本工業大学創立100周年として去年から開かれているもので、箕輪進修高校からはロボット部の12人が参加した。
大会には全国の工業高校を中心に23校、およそ120人が出場した。長野県からも、駒ヶ根工業高校や飯田工業高校などが出場した。
大会は1インチマシーンと呼ばれる大きさ2・5センチのロボットを、白い線の上を走らせ速さを競う。箕輪進修高校の生徒6人がベスト8に残り、4位以上をすべて独占した。
このうち去年に引き続き優勝に輝いた井上君は、「2連覇だけど、校名が変わってからは初めての優勝。日々試行錯誤してきた成果が発揮できて良かった」と話していた。 -
信大農学部AFC祭
南箕輪村の信州大学農学部の農場や演習林などで遊ぶイベントが14日、開かれた。地域の人が大学を訪れ、様々なイベントを楽しんだ。
このイベントは、学部の農場や演習林の管理センターAFCが、地域の人に農学部を知ってもらおうと、毎年開いている。
今年は初めて、農学部の文化祭「落葉松祭」の実行委員会が、パン作りやチーズ作りの体験コーナーを開いた。
パン作りでは、中川村の住民が地域活性化のために作っている小麦粉を使っていて、材料にも興味をもってもらおうと、紹介コーナーも設けられた。
参加者は、学生に指導をうけながら、弾力が出るまでしっかりこねていた。
また、毎年盛況のブドウ狩りには、今年も多くの人が訪れた。
ブドウは、実習で学生が育てたもので、ナイアガラや巨峰など7種類ある。無料食べ放題ということもあり、訪れた人は、いろいろな種類を味わっていた。 -
ムツゴロウさん 伊那弥生ケ丘高で講演
ムツゴロウさんの愛称で親しまれている作家、畑正憲さんの講演会が12日、伊那弥生ヶ丘高校で開かれた。
畑さんは、1971年に北海道にテレビ番組でおなじみの「ムツゴロウ動物王国」を開園した。動物の飼育や動物との触れ合いを通して経験したことをエッセイや小説にするなど、執筆活動を行なっている。
講演会には、生徒やその保護者などが集まり、畑さんの話に耳を傾けていた。
畑さんは、動物と会話はできないが、「鳴き声や表情で何を望んでいるか、感じる事が大切」と話し、「人間の赤ちゃんも同じ。感情を汲み取る事が心の発達につながる」と話していた。 -
上伊那各地で運動会にぎやか
上伊那各地の小学校で12日、運動会が開かれ、子供達やその保護者が秋の一日を楽しんだ。
日中は曇りで、時折雨のぱらつくあいにくの天気となったが、箕輪町では、4つの小学校で運動会が開かれ、校庭には子供達の元気な声が響いていた。
このうち箕輪西小学校では、障害物競争や綱引きなど22プログラムが行われ、子供達は校庭をいっぱいに使い、元気に体を動かしていた。
西小は今年、中部小の分校から独立し、箕輪西小となって50年の節目の年を迎えた。
この節目を地域の人と一緒に祝おうと、特別プログラムが行われた。
児童と地域の人が一緒に、校庭中央に置かれたボードに花を付けていくと、「祝西小50歳」の文字が完成した。
箕輪西小では今後、50年の節目を祝う式典やイベントなどを行う。 -
伊那技術専門校機械科修了式
県伊那技術専門校の機械科短期課程の修了式が12日、行われた。
修了を迎えたのは、6カ月の課程を終えた6人。
機械科は、企業で使うものと同じ工作機械の操作を学び、製品作りのトレーニングを行う。
この6人は、離職・転職者を対象とした6カ月の短期課程で、機械操作を学びながら、期間内に国家資格なども取得した。
遠藤昌之校長は、「これからは、職業人として努力を積み重ね、更に飛躍して欲しい」とはなむけの言葉を贈った。
修了生を代表して中尾聡史さんは、「ここで学んだ技能を向上させ、一層努力していきたい」とあいさつした。
6人は、すでに就職が決まっていて、上伊那郡内で製造業の仕事に就くという。 -
高遠高校生がカヌー実習
高遠高校の生徒が9日、伊那市の高遠湖で、カヌーの実習をした。
3年生でスポーツを選択している生徒14人がカヌーを体験した。
この体験授業は、学校の近くにカヌーができる湖があることから、それを生かそうと毎年行っている。
生徒は学校のプールを使い、カヌーの乗り方や倒れた時の対処法などを学んできた。
この日はそのまとめとして、高遠湖で実習した。
様子を見ていた高遠高校の教諭は、「緊張しているのか、みんないつもよりおとなしい」と話していた。
少し慣れたところで、2キロほど三峰川を上った。どの生徒も転覆することなく順調に、20分ほどで目的地に到着した。