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県人事異動(上伊那関係分)
長野県は23日、4月1日付人事異動を発表した。県民サービス向上のための喫緊の課題への対応と、一層の効率的な県政運営を図る組織改正に併せて実施。異動者は2584人で昨年4月と比べ317人の減。
上伊那関係分の部長級異動は次の通り(かっこ内は旧職、敬称略)。
【事務部長級】 ▽参事・文化振興事業団(上伊那地方事務所長)竹松政博▽上伊那地方事務所長(参事・下水道公社)宮坂正巳
【技術部長級】 ▽松本建設事務所長(伊那建設事務所長)松下泰見 -
県議選 伊那市区 新人擁立か
県議選伊那市区(定数2)で新人擁立を模索している市民有志が23日、上伊那地方事務所を訪れ、立候補手続きに必要な資料を持ち帰った。
同有志は「立候補予定者は今のところ未定」としている。
伊那市区にはすでに現職2人が立候補を表明している。 -
中川村の人事異動
中川村は23日、4月1日付けの人事異動を内示した。組織体制の変更や会計管理者設置などで、課長級3人(うち昇格1人)、係長級11人(昇格なし)、一般職員21人と異動総員35人と中規模となった。新規採用2人、退職3人。課長級の昇任では、議会事務局長に北島眞氏が就く。
組織改革では水道課と建設課を統合し、建設水道課に、課長には青木茂彦氏が着任。地方自治法の改正により会計管理者(課長級)は冨永正邦氏が就く。
職員総数は前年度より2人減の87人。 -
南箕輪村消防委員会
南箕輪村消防委員会は20日、06年度第2回会議を村役場で開き、06年度消防施設整備事業経過報告を受け、07年度事業計画を協議した。
06年度消防施設整備事業は、消火栓新設3カ所、防火水槽改修3カ所、小型動力可搬ポンプ(神子柴)購入、防災用品で7月豪雨災害を受け災害用腕章、災害時資器材で土のう製造機と発電機、投光機4基、バリケード50基などを購入した。土のう製造機は5月の水防訓練で披露する予定。
07年度事業計画は、消火栓新設(大芝、塩ノ井)各55万円、防火水槽は大泉の唐松公園横が漏水のための改修で70万円、田畑31組はフェンス張替えで15万円。防災無線13カ所の修繕50万円、防災行政無線屋外子局設置671万7千円、小型ポンプ積載車(神子柴・第3分団第2部)更新633万6千円。
防災対策事業は、土砂災害に対する全国統一防災訓練(5月27日)を土砂災害指定地域を中心に実施する予定。デジタル防災無線化、消防団協力事業所表示制度の導入、消防団組織再編や消防団施設整備計画を検討する。
天竜川洪水ハザードマップは台風時期までには作成して配布する計画で、「想定浸水深」などを表示する標識の設置も検討する。
防災助け合いマップは、北殿地区をモデル地区として、村社会福祉協議会、村の防災係、福祉係で協力して進める。 -
箕輪町人事異動内示
課長昇任2人、中規模異動箕輪町は23日、4月1日付の人事異動を内示した。政策的経営機能の強化などをねらいとし、長期同部署勤務の配置替を主とした中規模異動。課長昇任は2人で、消防室長に消防室専門幹の内山朝高さん、保健福祉課付・町社会福祉協議会派遣・事務局長に教育課教育係長の北條隆さん。異動者は66人、採用者4人。3月31日付退職者は7人。
07年度は行財政改革の推進に向け、地方自治法改正に伴い助役2人制を副町長2人制として継続する。主は少数精鋭体制の確立に向け多くの事務事業を経験するための配置替えで、ねらいとして(1)政策的経営機能の強化(2)自治法改正による収入役廃止に伴う会計管理者の設置(3)国保・老健と保健予防機能の統合(4)企業誘致及び住宅施策の強化に向けた土地開発公社の機能強化(5)福祉施策の推進と社会福祉協議会の充実-を挙げる。
新たに東京都豊島区との交流派遣をするほか国、県への派遣研修も継続する。 -
子ども課長に女性登用
駒ケ根市は23日、4月1日付の人事異動を内示した。部長級3、課長級3、係長級19など総員64人の小規模異動となった。昇格は部長級2、課長級1、係長級4。退職者は8人。
地方自治法改正による収入役の廃止に伴い、新たに会計管理者を置くほか、会計課を会計室とする。子ども課長には女性を登用して子育て支援策の充実を図る一方、同課に地域自立支援室を新設。保健福祉課の生活福祉係と障害福祉係を統合して社会福祉係とする。
異動は次の通り(カッコ内は旧職)。
【部長級】▽会計管理者=渋谷勝清(伊南行政組合事務局長)▽教育次長=滝沢修身(子ども課長兼福祉事務所次長)▽伊南行政組合事務局長=気賀沢進(税務課長) -
県議選 郡区 小原勇氏1000人集会
県議選上伊那郡区(定数2)に出馬する小原勇氏(58)=宮田村、無所属=の「1000人集会」が22日夜、宮田村民会館であった。村内外から農業、商工業、労組など支持者約420人が集まった。
小原氏は「一人ひとりの一票に込めた思いを心に刻み、議会活動を進めてきた。県政は地域から始まる。パイプ役として政策提言し、地域へ返す」と地域が元気になり、幸せになるための思いを語り、耕作放棄地の解消を図るための森林環境税の導入、既存企業の支援など取り組みを挙げた。また、県が示した県立公衆衛生専門学校伊那校歯科衛生士学科の廃止(10年度末)について、地域から異議を発信する運動を続けたいとした。
前林善一後援会長は「何があっても勝たなくてはならない選挙。南部から県議を送り出したい」と支持拡大を求めた。 -
伊南行政組合議会臨時会
伊南行政組合議会は22日、第2回臨時会を開き▽伊南行政組合監査委員条例▽公の施設の指定管理者の指定について竏窒ネど6議案をいずれも原案通り可決して閉会した。
条例改正はいずれも地方自治法の改正に伴うもの。 -
南箕輪村人事異動
課長級昇格1人、小規模異動南箕輪村は22日、4月1日付の人事異動(第2次)を内示した。課長昇格は1人。派遣異動や新規採用、退職などに伴う定期異動で24人の小規模となった。
課長昇格は会計管理者に教育委員会学校教育係長の加藤直昭さん。主は係長級の異動で昇格は1人。伊那中央行政組合への派遣、長野県交流派遣研修の異動、育児休暇終了による復帰、3年ぶりの新規採用2人。3月31日付退職者は1人。 -
県議選 告示まで1週間
任期満了に伴う県議選が30日告示、4月8日投票の日程で行われる。告示まで1週間。立候補予定者らは支持拡大に忙しく動き回る。(文中、現職・前職、五十音順、丸数字は当選回数)
出馬を表明しているのは、伊那市区(定数2)が木下茂人(71)=無所属(3)・美篶、向山公人(64)=無所属(2)・西町=の2氏で、いずれも現職。無投票ムードが漂うものの、一部で新人擁立を模索する動きが続いている。
駒ケ根市区(定数1)は、現職林奉文氏(61)=無所属(1)・南割、前職佐々木祥二氏(54)=無所属・赤須東。前回(03年4月)と同じ顔ぶれで、一騎打ちの公算が大きい。村井知事を批判する林氏、支持を表明する佐々木氏と立場は異なり、選挙戦のポイントとなりそうだ。
上伊那郡区(定数2)は、現職の小原勇(58)=無所属(1)・宮田村、小林伸陽(62)=共産党(2)・箕輪町、清水洋(53)=自民党(1)・箕輪町、前職の垣内基良(57)=無所属・辰野町=の4氏。不出馬を表明した辰野町の赤羽公彦氏が前回獲得した8400票の行方がかぎを握る。 -
箕議町議選 少数激戦へ
事前説明会に検討中含め18派箕輪町選挙管理委員会(浅野益幸委員長)は22日、4月29日の任期満了に伴う箕輪町議会議員選挙(17日告示、22日投開票)の立候補予定者への事前説明会を町役場で開いた。定数15に対し同日までに立候補を表明した16派と、検討中とする2派の計18派が出席。担当者から選挙運動や手続きなどの説明を受けた。
出席したのは、立候補を予定する現職10派、新人6派。党派別では共産党2、公明党1、無所属13。検討中の2派はいずれも町内の男性。
22日に新人1人が出馬表明し立候補予定者は16人。定数1超で選挙戦が確実となった。
立候補予定者は、現職は春日巌氏(67)=共産党・木下、上嶋貞一氏(67)=無所属・三日町、唐沢荘介氏(65)=無所属・上古田、寺平秀行氏(32)=無所属・松島、平出政敏氏(64)=無所属・北小河内、藤田英文氏(64)=無所属・大出、松崎久司氏(68)=無所属・福与、丸山善弘氏(67)=公明党・松島、三沢興宣氏(51)=無所属・松島、向山章氏(63)=無所属・松島=(50音順)。
新人は大槻久人氏(63)=無所属・沢、荻原かほり氏(65)=無所属・木下、小島常男氏(63)=無所属・木下、下原甲子人氏(66)=無所属・松島、武村俊身氏(65)=無所属・長岡、松本つぢ氏(56)=共産党・沢上=(50音順)。
現職の浦野政男氏、岡文子氏、桑沢幸好氏、柴財埜氏、関善一氏、日野和司氏、三井清史氏は不出馬の意向。 -
箕輪町議選
新人の松本つぢ氏出馬表明任期満了(4月29日)に伴う箕輪町議会議員選挙で、新人の松本つぢ氏(56)=共産党、団体職員、沢上=が22日、出馬を表明した。
引退を表明した共産党の現職桑沢幸好氏の後任。「党の2議席が1議席になってはいけないという思いと、女性が2人、3人と出てほしいという声があって決めた」という。
「草の根の町民の声をもっと町政に生かせるようにしていくことが求められる」とし、「やさしい人が育つまち」をテーマに、公約に▼子育て支援の充実(中学卒業まで医療費の窓口無料化)▼子育て支援センターづくり▼高齢者にやさしい福祉の充実▼「箕輪ブランド」といえる農業振興-などを掲げる。
諏訪実業高校卒。日本共産党上伊那地区委員、箕輪町女性部長、しんぶん赤旗箕輪出張所長。 -
地域情報化計画まとまる
伊那市地域情報化推進会議の正副会長は22日、市役所を訪れ、小坂市長に地域情報化計画を報告した。
計画(07縲・1年度)は、地域の特性に応じた地域情報化の施策を推進するための指針。基本理念に「人にやさしい情報環境で、みんなが主役の伊那市」を掲げた。3地域の距離的格差を感じないよう、IT(情報技術)を活用した新市の一体感と活性化を実現する。
目標は「市民サービスの向上」「情報が身近にあるまちづくり」「市民参加によるまちづくり」「行政の効率化」の4点。具体的な取り組み事項に▽高遠町総合支所への自動交付機設置▽子どもの安全・安心(保育園などへの110番通報システムの導入)▽地域ポータルサイトの構築(地域の課題を掲げ、市民の持つ情報、知恵の活用しながら情報交換する)竏窒ネど40項目を盛り、現状と課題、取り組み年度などを記した。
市民、事業者を対象にしたインターネット活用など情報化に関するアンケート結果を踏まえ、計画をまとめた。
委員は情報関係者ら10人で、会長は広田満さん=信州大学農学部教授=が務めた。 -
県議選 林奉文を励ます市民の集い
県議選駒ケ根市区に立候補を表明している現職の林奉文氏(61)=あおぞら、南割=を後援する「青空大好き市民の会」は20日夜、「林奉文を励ます市民のつどい」を駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開いた。支持者ら約200人が参加し、必勝を誓って気勢を上げた。
林氏は「県議として田中知事とともに県政の改革に取り組んできた」として談合防止、福祉の充実、環境整備事業など、この4年間に取り組んだ活動を振り返った上で「村井県政では大型公共事業を行う影響で福祉や教育予算が削られることになる。これまでに進めてきた改革を後戻りさせないよう、何としてもこの選挙を勝ち抜いて市民の願いを県政に届けたい」と強く訴えた=写真。
参加者の代表が次々と激励や応援のメッセージを送るなど、集まった支持者らはあらためて当選に向けての決意を燃やしていた。 -
介護予防講演会
伊那市は20日、高遠町総合福祉センター「やますそ」で介護予防講演会を開いた。地域住民約90人が集まり、口からの健康長寿を考えた。
講演会は例年、テーマを変えて開催。今回は、元気で楽しい生活を送るため、口の健康を学ぼうと設定した。
講師は、県歯科医師会地域保健部副部長の村上順彦さん=辰野町。
高齢者の健康調査の結果などをグラフで示しながら、生活機能の低下を予防するには口くう機能の維持・向上が重要とし「楽しく、おいしく、安全な食生活を営む」アドバイスをした。
口の働きは食べる、話す、かむことによる脳への刺激などがある。75歳を過ぎると、2縲・割が時々むせる、口がかわくなどの傾向があるといい、口の衛生状態を保つため、歯医者でチェックすることを勧めた。
また、口を開閉したり、舌を回したりと「健口(けんこう)体操」も紹介した。 -
駒ケ根市議選立候補予定者説明会
駒ケ根市選挙管理委員会(今福清二委員長)は20日、任期満了(4月29日)に伴う駒ケ根市議選(4月15日告示、22日投開票)の立候補予定者への届け出手続きなどの説明会を市役所で開いた。定数15に対し、これまでに立候補を表明している16派が出席。担当者から手続きや選挙運動についての説明を聞いた=写真。
出席したのは現職9、新人7。党派別では共産党2、公明党1、無所属13。立候補届け出書類の事前審査は4月3日に市役所で行われる。
今福委員長はあいさつで「健全な民主政治の発展のためには明るくきれいな選挙の実施が肝要。公正な選挙を行い、市民の関心と期待に応えられるよう要請する」と述べた。 -
信州上伊那を巡る・湯めぐりスタンプラリー9抽選会
上伊那広域連合(小坂樫男連合長)は20日、信州伊那路「ふるさと・ゆめぐりスタンプラリー9」の抽選会を伊那市駅前ビル「いなっせ」で開き、応募総数2748通の中から特賞3本を含む377本の当選者を選んだ。
地域の魅力をPRする目的で開催している取り組みで、昨年4月から本年2月13日までに上伊那の温泉施設や特色ある施設を結んだスタンプラリーを実施。一定数の施設を巡った人にハガキで応募してもらい、利用施設数別に抽選を行い、上伊那の特産品や旅行券などの賞品を進呈する当選者を選出した。
PRに力を入れた今年は、応募総数が昨年より64%増加。権兵衛トンネルの影響もあり、岐阜県や東海方面からの応募者増も見られた。また、これまでは抽選会を年度末1回としていたが、今年は季節賞を設け、年3回抽選会を実施した。
小坂連合長は「来年は10回ということなので木曽を含めた形で行いたい。各市町村で宣伝をしてもらい、上伊那のPRにつなげてもらえれば」と語り、特賞の当選者を選出。その後、各市町村の担当者が抽選行い、各賞の当選者が決定した。
上位当選者は次のみなさん。
◇特賞=岩垂幹夫(伊那市)寺島利彦(茅野市)有賀哲郎(南箕輪村)
◇1等=寺島知子(茅野市)石川清子(駒ヶ根市)村山光留(箕輪町)南裕美(伊那市) -
駒ケ根市議会3月定例会閉会
駒ケ根市議会3月定例会は最終日の20日、本会議を開き、07年度一般会計予算、同特別会計予算など各常任委員会に付託されていた議案について委員長報告、質疑、討論、採決を行い、追加議案を含む50議案すべてを原案通り可決して閉会した。
市議会議員の報酬を増額する条例改正案をめぐっては共産党の2議員から現状維持を求める修正案が提出され、討論を経た採決の結果、賛成2で否決された。議員の報酬は(カッコ内は現行)▽議長=40万5千円(38万3千円)▽副議長=33万9千円(32万6千円)▽議員=31万4千円(29万8千円)竏窒ニなる。施行は4月30日。
議員定数削減に伴って常任委員会を現行の3から2とする市議会委員会条例の改正案が全会一致で可決され、次の改選時から施行される。委員会の名称と所属議員数は総務産業委員会8人、文教厚生委員会7人。 -
伊那市が人事異動を内示
伊那市は20日、4月1日付の人事異動を内示した。重点事業を促進するため、組織体制を改編し、6課7係を新設。昨年は管理職が中心だったが、合併して1年が経ったことから大規模異動とした。
異動職員は部長級9人、課長級34人、課長補佐級33人、係長級64人、主査級68人、主任級86人、主事級55人の計349人。昇格は部長級で2人。自己推薦を含め、課長級に40代の若手職員5人(昇格)を登用した。
人事交流は「戸惑いの声もある」が、本庁から総合支所へ15人、総合支所から本庁へ24人、総合支所間4人とした。
組織は商工観光課を商工振興課と観光課に分けたほか、子ども相談係、住宅政策係、森林整備係などを新設。ごみ処理施設建設に対応するため、市民生活部生活環境課に企画調整幹を配置する。保育園長の兼務は統合などで一部解消し、保育の充実を図る。また、収入役の廃止に伴い、部長級の会計管理者を置く。
小坂市長は「組織体制を充実させ、適材適所に配置した」と述べた。
31日付の退職者は21人で、うち早期退職者は13人だった。 -
箕輪町議会3月定例会閉会
副町長2人制を賛成多数で可決箕輪町議会3月定例会は最終日の19日、副町長の定数に関する議案で、町提出の定数2人の議案を賛成多数で可決、議員提案の定数1人の議案を賛成少数で否決した。追加議案6件を含む議案38件を原案通り可決し閉会した。
副町長定数の議案は、議員提案を討論・採決し賛成少数で否決。続いて町提案の討論で賛成は「2人制は予算編成や施政方針で骨子になっている。行革を進め、より一層町の基盤を安定させることが重要」、反対は「副町長は1人で十分」「企業誘致は職員で出来る。1千万円を超えるお金を副町長に支払うのは町民感情に反する」など各3人ずつの討論があった。採決で賛成多数で可決した。
議員報酬引き上げに関する条例の一部改正議案は、「格差社会が広がり苦しんでいる状況がある。提案理由は分かるが、理事者もカットしている中で、ここで上げるのはどうかと思う」と反対討論があったが、賛成多数で可決。07年度一般会計予算案は、「議員報酬引き上げが入っているので反対する」との討論があったが、賛成多数で可決した。
追加議案は南原工業団地拡張用地の取得、議員発議で、議員が疾病などの理由で一定の間議員活動を休止しているときの報酬の減額割合などを定める条例改正、議会委員会条例の一部改正など。
請願1件、陳情2件は採択し、意見書を提出する。 -
南箕輪議員選挙に新人山口氏が出馬
任期満了(4月26日)に伴う南箕輪村議会議員選挙で、新人・無所属の山口守夫氏(65)=農業、久保=が19日、出馬を表明した。
山口氏は、現職の赤羽悌氏の後継人として、同区の公認を受けて出馬を決意。民間企業に勤めた経験を生かした立場で、村政に参画していきたいという。
山口氏は「村民と行政が共存した、財政や農政に強い村づくりを目指したい」と強調。「住民の声を村に生かしていきたい。村民が自分たちでつくる村ができれば皆が住んでてよかったと思えるはず。そのためには民間感覚の取り組みも必要」と話した。
辰野高校卒業で元NCC常務。村づくり委員会委員、村生産森林組合理事を務める。 -
南箕輪議員選挙に現職の高見氏出馬
任期満了(4月26日)に伴う南箕輪村議会議員選挙で、現職で無所属の高見利夫氏(60)=無職、神子柴=が19日、3選を目指し出馬を表明した。
高見氏は、共産党を離党して無所属で出馬。「一身上の理由で党を辞め、無所属で立候補する。村に12年間住み、地域の人々からも励ましの声をもらい出馬を決めた」という。
高見氏は「住民の願いを村へ届け、暮しやすい村づくりを目指したい。議会の中でチェック機能を果しながら議会の活性化も」と主張。「自立した村づくりのためには、重要な案件もあると思うが後援会(今後立ち上げる)と話し合いながらやっていきたい」と話した。 -
飯島町人事異動
飯島町は16日、4月1日付け、人事異動を発表した。
異動者は次のみなさん(敬称略()内前職 【課長級】総務課長兼選挙管理委員会書記長(教育委員会教育次長)北沢正文▽会計課長会計管理者(伊南行政組合事務局次長)宮脇康治▽住民福祉課長(議会事務局長兼監査委員事務局長)小林広美▽産業振興課長兼農業委員会事務局長兼土地開発公社事務局長(産業振興課長補佐、農政係長)中村澄雄▽伊南行政組合事務局次長(産業振興課商工観光係長兼土地開発公社総務係長)米田章一郎▽教育委員会教育次長(建設水道課調査計画係長兼土地開発公社事業係長)塩沢兵衛▽議会事務局長兼監査委員事務局長(振興公社事務局長)折山誠
【課長補佐・係長級】教育委員会子育て支援センター所長(東部保育園長)高坂裕子▽住民福祉課税務係長(教育委員会生涯学習係長)北沢俊男▽会計課課長補佐会計係長(会計室長)片桐邦彦▽産業振興課課長補佐商工観光係長兼土地開発公社総務係長(総務課財政係長)吉川秀幸▽建設課調査計画係長兼土地開発公社事業係長(住民福祉課税務係長)紫芝守▽教育委員会教育次長補佐こども室長(建設水道課水道係長)大久保富平▽総務課財政係長(上伊那広域連合派遣)中村栄一▽振興公社事務局長兼図書館長(住民福祉課住民環境専門幹)田沢義郎▽産業振興課農政係長(産業振興課農政専門幹)宮下務▽建設水道課水道係長(建設水道課水道専門幹)下平広▽上伊那広域連合派遣(総務課まちづくり推進専門幹)宮沢卓美▽教育委員会生涯学習係長(教育委員会生涯学習専門幹)唐沢隆 【一般職員】▽建設水道課(産業振興課)満沢美智子▽総務課(住民福祉課)小池洋子▽教育委員会(住民福祉課)松崎良枝▽住民税務課(会計室)大島みゆき▽教育委員会(住民福祉課)北原啓子▽総務課(産業振興課)唐沢彰▽産業振興課(教育委員会)蟹沢京子▽教育委員会(建設水道課)林恵美子▽産業振興課(組合専従)那須野真樹▽建設水道課(県研修派遣)北原隆司▽産業振興課(建設水道課)佐々木勉▽県研修派遣(総務課)中村好孝
【採用】▽建設水道課酒井崇宏▽住民税務課小森まどか
【退職】▽箕浦税夫(総務課長兼選挙管理委員会書記長)▽米沢長実(住民税務課長)▽斉藤久夫(産業振興課長兼農業委員会事務局長兼土地開発公社事務局長)▽小林光晴(教育委員会教育次長補佐学校教育係長)
【園長】▽東部保育園(飯島保育園)森下鈴子▽飯島保育園(七久保保育園)小林美知子▽七久保保育園(東部保育園)松村久美子 【主任】▽東部保育園(本郷保育園)塩沢美智子
【保育士】七久保保育園(飯島保育園)西山光子▽飯島保育園(東部保育園)大久保美保子▽東部保育園(田切保育園)北原幸恵▽東部保育園(本郷保育園)中村むつみ▽飯島保育園(七久保保育園)小林節子▽東部保育園(飯島保育園)有賀恵子▽飯島保育園(田切保育園)伊藤美恵子▽東部保育園(飯島保育園)佐藤由美▽東部保育園(七久保保育園)鎌倉陽子▽七久保保育園(東部保育園)小田切沙織 -
飯島町の人事異動
飯島町は16日、4月1日付けの人事異動を内示した。こども室や子育て支援センター新設など子育て支援を強化し、課長級7人(うち昇格4人)、課長補佐・係長級12人(うち昇格5人)、一般職員12人、保育士14人と異動総員45人と大規模となった。新規採用2人、退職4人。課長級の昇任では、産業振興課長に中村澄雄氏が、伊南行政組合事務局次長に米田章一郎氏が、教育次長には塩沢兵衛氏、議会事務局長には折山誠氏が就く。
組織改革では教育委員会にこども室を設置し、室長には大久保富平氏が、子育て支援センターも入れ、センター所長は高坂裕子氏が着任。会計室は地方自治法の改正により会計課になり、会計課長には宮脇康治氏が就く。このほか、全体的に町の重点施策を中心に職員配置した。 -
議会閉会中川村
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中川村議会は16日、本会議を開き、条例改正1件、指定管理者の認定、人事1件、議員発議2件を追加提案、初日上程されていた07年度予算7件と合わせ12件を原案通り可決、閉会した。
追加議案は「職員の勤務時間及び休暇に関する条例の1部改正」「アンフォルメル中川村美術館の指定管理者の指定」で、アンフォルメル中川美術館管理組合を指定。期間は4月1日縲・0年3月31日。
人事は教育委員会委員の任命で、教育委員で教育長の北村俊郎氏の3月末退任の申し出を受け、欠員となる委員に、現公民館長の松村正明氏(62)=田島=を任命するもの。
松村氏は67年3月信州大学教育学部卒業、上田市立第2中学校を振り出しに、県内各地で小中学校に勤務、赤穂南小学校教頭、東春近小校長、飯島中校長を歴任し、05年3月退職。05年10月から村公民館長を務める。
任期は残任期間の4月1日縲・9年9月30日、4月1日に臨時教育委員会を開き、新教育長を決める。
議員発議は▽村議会委員会条例の1部改正▽議会会議規則の1部改正。 -
伊那市議会 副市長2人制を賛成多数で可決
伊那市議会は16日、副市長2人を置く副市長定数条例について、議員6人が「1人とする」修正案を出したが賛成少数で否決、原案通り賛成多数で可決した。
委員会付託された総務委員会中村威夫委員長の報告を受け、前沢啓子議員ら6人が行政運営が厳しい中、特別職の経費削減などを図るため、修正案を提出。「行政改革が叫ばれ、職員が減らされているにもかかわらず、なぜ理事者だけが現在のままでなければならないのか」と理由を述べた。
討論は、修正案に賛成4人、反対3人がそれぞれ意見を述べた。
「市民に福祉施策など補助金の減額、事業の廃止を押し付けながら、副市長2人とすることは納得できない」と賛成する一方「理事者が現場主義で、市民の声を聞きながら行政を進めることは大切」と原案を支持する意見があった。
採決は起立で、修正案に対する賛成は提出した6議員のみだった。
副市長の給与を含む市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例では、賛成多数で可決。
4月から収入役を廃止し、市政全般の「総括」、行政改革や子育て支援、産業立地、未収金対策などに当たる「特命」の副市長2人を置く。給与(月額)は、それぞれ76万8千円、68万1千円。
追加提案された副市長(特命)の選任で、収入役白鳥孝氏(51)=西箕輪=を決めた。任期は4年。 -
県議選 南信地区県議選立候補説明会
県選挙管理委員会はによる県議選(30日告示、4月1日投開票)の南信地区立候補手続き説明会が15日、伊那市の県伊那合同庁舎であり、上伊那からはすでに出馬を表明している8派が出席した。
上伊那の内訳は伊那市区から2派、駒ヶ根市区から2派、上伊那郡区で4派。出席者は、立候補手続きや公職選挙法、政治資金規正法に伴う寄附の制限などについて約2時間の説明を受けた。
届出書類の事前審査は26日となる。 -
宮田村住民福祉課長に小田切商工観光係長、職員4月1日付人事内示
宮田村は15日、4月1日付の人事異動を内示した。課長級への昇格は1人で、産業建設課商工観光係長の小田切和美氏(53)が住民福祉課長に就く。春日清住民福祉課長は、地方自治法の改正に伴い新設する会計管理者となる。農政係、中学校事務、住民生活係がそれぞれ配置職員が1人減り(中学校事務は臨時職員で代替)、逆に建設林務係兼土地開発公社は1人増員する。
本年度当初と比べ職員は退職で3人減り、97人体制に。新年度から実施する組織見直しにより総務課生活環境係と住民福祉課国保児童係を廃止するが、係長級の昇格はなく「中規模の異動」(村総務課)となった。
教育委員会教育総務係に国保児童係の保育関連業務を加えて新設する「こども室」の室長は、春日良夫教育総務係長が着任。
それ以外の係長級では保健福祉、商工観光、上下水道、教育委員会生涯学習係で実質的な異動があった。
内示した人事は次の通り。
【課長級】会計管理者兼会計係長=春日清(住民福祉課長兼老人福祉センター所長、介護予防拠点施設長、地域包括支援センター所長)住民福祉課兼老人福祉センター所長、介護予防拠点施設長、地域包括支援センター所長=小田切和美
【係長級】住民福祉課税務係長=岸本文吾(総務課税務係長)住民福祉課住民生活係長=原忠敏(住民福祉課国保児童係長)住民福祉課保健福祉係保健予防担当係長=中塚藤男(教育委員会生涯学習係長)同高齢者予防担当係長=小林敏雄(住民福祉課保健福祉係保健予防担当係長)産業建設課商工観光係長=福澤武(会計室会計係長)産業建設課上下水道係長=伊澤稔典(住民福祉課保健福祉係高齢者福祉担当係長)教育委員会こども室長=春日良夫(教育委員会教育総務係長)教育委員会生涯学習係長=白鳥賢嗣(総務課生活環境係長)教育委員会生涯学習係り施設担当係長=三好一夫(産業建設課上下水道係長)
【係級】議会事務局=本田宏行(産業建設課農政係)総務課総務係=鈴木仁(総務課生活環境係)住民福祉課税務係=平澤義章(総務課税務係)伊東真一(同)川手敏史(同)吉澤まさ子(産業建設課農政係)住民福祉課住民生活係=本田典子(住民福祉課住民係)田畑孝一(同)小池愛菜(同)松下宏(住民福祉課国保児童係)平澤隆靖(総務課生活環境係)産業建設課農政係=小林久江(議会事務局)産業建設課建設林務係兼土地開発公社担当=原寿(総務課税務係)小田切直也(教育委員会教育総務係)教育委員会こども室=福澤典枝(教育委員会教育総務係)本田留美(住民福祉課国保児童係)教育委員会生涯学習係=西尾貞人(教育委員会教育総務係)
【保育園関係】中央保育園保育士=吉沢理恵(東保育園保育士)東保育園保育士=百瀬こずえ(中央保育園保育士)、加藤奈美(西保育園保育士)西保育園保育士=田沢かおる(中央保育園保育士)鈴木邦照(東保育園保育士)西保育園給食調理員=木下友恵(東保育園給食調理員)
【小学校関係】給食調理員=太田早苗(中央保育園給食調理員)勝寿美香(西保育園給食調理員)
【退職】保科紀江(住民福祉課住民係長)池上たか子(中学校図書館司書兼学校事務係) -
箕輪町議会総務文教常任委員会審査
副町長2人制を賛成多数で可決箕輪町議会3月定例会に提出している副町長の定数に関する2議案について、総務文教常任委員会は15日の委員会審査で、町が提出した定数2人の議案を賛成多数で可決し、議員提案の定数1人の議案は賛成少数で否決した。19日の本会議最終日に経過を含め委員長が報告する。
総務文教常任委員会は5人。14、15日の2日間で町長への質問、委員の討論を経て採決し、2人制は賛成3人、反対1人だった。
賛成討論は「(町長含め)3人で強力に進めたい考えに賛同する」などとした上で、「副町長への責任移譲や事務分担などを早期に明確化し説明責任を果たすべき」とした。反対討論は「2人が必要な理由が見えない。住民感情は(2人は)無駄というのが多い。行財政改革するには町長の身辺からしないと職員もついてこない」と述べた。 -
南箕輪村議会3月定例会閉会
南箕輪村議会3月定例会は15日、07年度一般会計予算案で議員報酬の引き上げに反対する議員発議の修正動議を賛成少数で否決し、議案30件と発議2件を可決し閉会した。
07年度一般会計予算案の議員報酬の引き上げについて4議員が修正動議を提出。発議者の久保村義輝議員は「村が自立する厳しさや職員の人員削減を論議してきた。引き上げは筋が通らない。報酬が低くても住みよいむらづくりをするのが議員の務め」と説明。質疑で大熊恵二議員は、「政務調査費がなく報酬から議会図書、現地へ行く。この報酬では無理」と述べた。採決で修正動議を賛成少数で否決し、原案を賛成多数で可決した。
趣旨採択となった請願「『公共工事における賃金等確保法』(仮称)の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する意見書提出を求める件」について、原悟郎議員が意見書提出の発議を提出。賛成者は5人。討論で「委員会の結論を乗り越え、合法的とはいえ意見書を出すのは、秩序ある村議会のルールとしてなじめない」と反対もあったが、賛成多数で可決した。