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高遠城址公園 コヒガンザクラ見頃に
伊那市の高遠城址公園のコヒガンザクラが見頃を迎え、9日から花見客の本格的な入りこみが始まった。
公園東側の駐車場は、県外からの観光バスで埋まった。
公園を管理している伊那市によると、8日は51台だったのに対し、9日は150台近くのバスが入ったという。
有料入場者数も8日の4,300人に対し、9日は倍以上の1万人と見込まれる。
公園内の桜は5分咲きで、場所によっては満開となっている。
桜の下では、ビニールシートを広げ、花見を楽しむ人たちの姿が見られた。
花見客の入りこみは、10日、11日にピークを迎えるものと見られる。
伊那市では、10日から市役所駐車場を発着するシャトルバスを運行するほか、JR東海による桜祭り号も運行される。
尚、満開は、11日と予想されている。 -
伊那公園賑わい守る花見小屋
一方、桜の名所の一つ、伊那市の伊那公園も今がちょうど満開。昭和40年代には、高遠に負けないほどの賑わいを見せたという伊那公園。時代の移り変わりとともに人出も減った。
そんな伊那公園に、1軒の花見小屋がある。
北沢福明(よしあき)さんは、30歳で花見小屋を出し、今年で41回目の春を迎えた。
公園を訪れる花見客は、ずいぶん減りったが、北沢さんの顔を見に足を運ぶ常連客も少なくない。
店構えは、昔のまま。定番のそば、うどん、おでんなどほとんどのメニューは、15年以上前から据え置きの500円。店内外には、懐メロが、今では目にすることがなくなったカセット型の装置で鳴っている。
伊那公園には、以前3件の花見小屋があったが、今では1軒だけになった。
今年は、4月1日から小屋をあけたが、赤字覚悟だ。
おとといは、1日の売り上げが1,200円だった。
今年は、花が散り終わる18日までの営業を計画している。
最近は、福祉施設からの利用者が増えている。
弁当などを持ち込むパターンが多く利益にはならない。それでも北沢さんは、笑顔をたやさず接客する。9日も車椅子での利用者が大勢訪れた。
伊那公園には、150本の桜がある。
一時は、高遠城址公園に負けないほどに賑わった公園も、企業や職場での大人数の宴会が減り、少人数で短時間、若い人の利用も減った。
高遠城址公園への花見客の入りこみが本格化した9日、伊那公園では、1軒の花見小屋が営業していた。 -
春日公園で伊那谷新酒祭り 10日
伊那市の春日公園の桜も今が見ごろとなっている。10日は、恒例の伊那谷新酒祭りが行われる。
伊那谷新酒祭りは、地元の個性的な酒蔵の新酒を、多くの人に桜の下で味わってもらおうと毎年開かれていて、今年で8回目になる。
今年は、伊那谷の9つの蔵元が出店する予定で、午後3時から夜8時まで。
7枚つづりのチケットとグラスセットが千円、3枚つづりのチケットとグラスセットが500円。グラスのみも150円で販売される。
千円チケットを買うと、先着120人に300ミリの地酒ボトルもプレゼントされる。
春日公園は300本の桜があり、本丸のコヒガンザクラはほぼ満開、新酒まつりが行われる二の丸のソメイヨシノは5分咲きとなっている。 -
高遠城址公園ライトアップ
天下第一の桜として知られる伊那市の高遠城址公園のライトアップが6日から始まった。
公園内は日が沈み始めた午後6時に点灯された。
高遠城址公園には、126基のライトと、120基のボンボリが設置されている。
伊那市によると、高遠城址公園の夜桜は、日本経済新聞の「光に映える夜桜の名所ランキング」で、全国第2位に選ばれたという。
城址公園の「タカトオコヒガンザクラ」は、ソメイヨシノなどと比べて色が濃いのが特徴で、ライトアップされると、花びらの色をより感じることが出来るという。
8日現在、城址公園は5分咲きだが、訪れた人たちは、夜の桜を楽しんでいた。
高遠城址公園のライトアップは、咲き終わりまで行われる予定で、日没から午後10時まで点灯されている。 -
美篶世代間交流施設 竣工
高齢者と子どもが日常的に交流を行う事ができる、伊那市の美篶世代間交流施設の竣工式が8日、現地で行われた。
美篶世代間交流施設は、老朽化に伴い取り壊された老人憩いの家美篶荘にかわる施設で、地域の高齢者の憩いの場として利用される。
美篶地区で施設の愛称を公募したところ25件の応募があり、その中からほっとセンターみすずに決まった。
竣工式には、地区住民など約40人が出席し完成を祝った。
小坂樫男伊那市長は、「少子高齢化、核家族化で日頃高齢者と子供がふれあう機会も少なくなり、世代を超えた体験ができる施設になれば」と挨拶した。
建物は木造平屋建てで床全面をバリアフリー化した他、手すりを施設全体に設置した。
また、美篶保育園と廊下をつなぎ、施設を利用するお年寄りと子どもが日常的に交流できるようにしている。
健康づくりや介護予防体操などを行う機能訓練室をはじめ、茶和会などが出来る和室が2部屋設けられた。
美篶世代間交流施設では、これから保育園児との交流や健康に関する教室等を予定している。 -
園児がお花まつり
お釈迦様が生まれた日とされる4月8日、誕生を祝う「お花まつり」が各地の寺で行なわれた。
このうち、箕輪町松島の明音寺には、松島保育園の年長園児49人が訪れた。
明音寺の上野徳俊副住職が、紙芝居でお花まつりのいわれを説明した。
4月8日は、仏教の開祖であるお釈迦様が、2500年ほど前に、現在のネパールで生まれた日とされている。
お釈迦様が生まれたときに天から甘い雨が降ったと言い伝えられていて、そのことから、お花まつりでは、釈迦像に甘茶をかけてお祝いをする。
子どもたちは、列を作って、次々に、お釈迦様に甘茶をかけていた。
上野副住職は、「お釈迦様の教えを守って、友達と仲良く、家族や先生の言うことを良く聞いてください」と子どもたちに呼びかけていた。 -
小黒川キャンプ場オープン
伊那市内の萱にある小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業が、8日から始まった。
小黒川渓谷キャンプ場には、キャビン、テントサイト、オートキャンプサイトがある。
今年は、平日の利用者を増やそうと、キャビンとオートサイトで市民向けの割引料金を設定している。
釣り堀は、4月29日から営業を始める。
去年のキャンプ場の利用者は、釣り堀も含め約1万900人で、前の年より1200人以上増えた。
去年は、8月の天候に恵まれたことや、高速道路の土・日割引の影響で、利用者が増えたと伊那市はみている。
市では、「去年以上に多くの人に利用してもらい、楽しんでほしい」と話している。
営業期間は、今日から11月30日まで。 -
伊那技術専門校入校式
伊那技術専門校で8日、入校式が行われ試験に合格した 42人の入校生が出席した。
今年度は、訓練期間が2年間のメカトロニクス科に11人、情報システム科に10人、訓練期間が半年の機械科に12人、パソコン活用科に9人の、合わせて42人が入校した。
式の中で遠藤昌之校長は「規律を守り、誠実で安全であるという校訓を守り、職業人としてふさわしい人格形成に努めてほしい」と話した。
また、入校生を代表して箕輪町の桑沢孝夫さんは「目標とする知能と技術を身につけ、社会で活躍できるよう努力します」と誓った。
伊那技専では、今年度から 木工科がなくなった影響もあり、入校応募者数は、去年の130人から73人へと大幅に減少した。73人が受験し、48人が合格。6人が辞退した為、42人が入校した。
入校した生徒は、資格取得や企業での実習などを通して、働くために必要な技術を学んでいく。 -
新山小1年生が桜の植樹
伊那市の新山小学校で8日、1年生の入学を祝って、コヒガンザクラの記念植樹が行われた。
新山小学校に今年入学した1年生は4人で、コヒガンザクラの木と一緒に子どもたちが大きく育つようにと願いを込めて植樹をした。
1、2年生は複式学級のため、2年生2人も植樹に協力した。
児童は、2メートルほどの大きさの桜を穴の中に入れ、スコップで土をかけていた。
新山小学校では、毎年入学の記念植樹を行っている。
唐澤たか子教諭は、「桜とともに育ち、やがて心の隅に植樹した思い出が残ってくれたらうれしい」と話していた。 -
山火事防火パレード
4月1日からの山火事重点予防運動実施期間に合わせて8日、上伊那で山火事予防を呼びかけるパレードが行われた。
上伊那地方事務所や伊那消防組合、市町村などが参加し、山火事予防を呼びかけるステッカーを張った車で伊那市から辰野町までを回った。
パレードは、行楽シーズンを前に、住民の山火事予防への意識を高めようと毎年行われている。
上伊那での去年の林野火災発生件数は、8件で、その原因の半数がたばこの火の不始末となっている。
また今年に入ってからは、1月に辰野町で1件、4月6日に伊那市と南箕輪村、辰野町で合計3件の林野火災が発生している。
この時期は、空気が乾燥し風が強い事から山火事が発生しやすい時期だとして、枯草などがある場所での焚き火をしない事、たばこの投げ捨てをしない事、火遊びはしない事などを呼びかけている。 -
信州花便り 安富桜
長野県内各地から桜の開花情報を伝える信州花便り。
飯田ケーブルテレビによると飯田市の安富桜が満開となっている。
飯田市美術博物館の敷地内にある安富桜が満開を迎え、薄紅色の花びらが美しさを競っている。
飯田市美術博物館が立つこの場所には、飯田藩主に筆頭家老として仕えた安富氏の屋敷があったことから安富桜と呼ばれている。
推定樹齢は450年以上といわれるエドヒガンザクラ。昭和42年に長野県の天然記念物に指定されている。
目通り周囲5.4メートル、高さは約20メートル。
堂々とした風格ある樹形から、数ある市内の桜の中でも人気の高い桜。
夜間にはライトアップも行われている安富桜。
今週いっぱいが見ごろ。 -
漫画家橋爪まんぷさんチャリティー展売上金を寄付
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんは7日、伊那市社会福祉協議会に、チャリティー展での売上金2万円を寄付した。
橋爪さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に2万円を手渡した。
橋爪さんは、昨年12月から2カ月間、伊那市のみはらの湯で、今年の干支寅をモチーフにしたイラスト30点を展示した。
今回は、その売り上げを寄付したもので、この取り組みは8年目になる。
橋爪さんは、「小さな活動が大きく広がっていけばうれしい」と話していた。
寄付金は、社会福祉協議会の福祉基金へ積み立てられるという。 -
県公衆衛生専門学校入学式
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の入学式が7日行われ、歯科衛生士を目指す18人が入学した。
県内からの入学生18人が、入学許可を受けた。
中村好昭校長は、「高齢化社会が進み、歯科衛生の向上がますます重要になる。県民の健康増進のため活躍できる歯科衛生士を目指してほしい」と式辞を述べた。
新入生を代表して箕輪町の浦野彩香さんは、「皆で励まし合い、支え合いながら確かな技術を身に付けます」と誓った。
国の歯科衛生士養成所指定規則の改正により、今年度の入学生から修業年数が3年となっている。
18人は、これから歯科衛生士に必要な知識を学び、歯科医院での実習を行って3年後の国家試験を目指す。 -
西春近北小1年生 初めての給食
5日に入学した伊那市の西春近北小学校の1年生35人は7日、初めての給食を味わった。
給食当番が、慣れない手つきでおかずをとりわけ準備ができると、全員で「いただきます」のあいさつをした。
この日のメニューは、カレーと福神漬け、フルーツのヨーグルト合え。
食べ始めて10分ほどすると、「おかわりをしたい」とたくさんの手が挙がった。
1年生は今週いっぱい、鞄の入れ方やげた箱の使い方など、学校生活の基本を学び、来週から少しずつ国語や算数の授業を始めるという。 -
箕輪町酪農振興協議会50周年総会
箕輪町酪農振興協議会の50周年総会が7日、町産業会館で開かれ、関係者が節目の年を祝った。
総会には酪農家をはじめ関係者約40人が出席し、半世紀に及ぶ節目の年を祝った。
総会ではまず根橋英夫会長があいさつをした。
町酪農振興協議会は、牛のエサの自給率向上や消費拡大に向けた取り組みなどを行っていて、32人の会員がいる。
総会では酪農家が、これまでの思い出や節目にあたっての決意を発表した。
町酪農振興協議会では、不景気や飼料価格の高騰など厳しい状況が続く中、結束を強め、足腰の強い酪農経営を目指したい竏窒ニしている。 -
【カメラリポート】ライブイベントHOT ROCK復活
5年ぶりに南箕輪村で開かれるアマチュアバンドのライブイベント、信州ホットロック。
そこには音楽を通して、人と人との輪を広げたいというある夫婦の思いがこめられている。
伊那市西箕輪に住む、竹松学さん。
そして妻の美千代さん。
2人は学生の頃のバンド活動が縁で知り合い結婚。
今も共に音楽活動を続けている。
近所に迷惑をかけず練習ができるように自宅の地下にスタジオをつくった。 -
春の全国交通安全運動
春の全国交通安全運動が6日から始まった。
伊那市では、市役所前のナイスロードに交通指導所が設けられ、安全協会や、交通指導員など約80人が、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
今回の交通安全運動は、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、シートベルトやチャイルドシートの着用の徹底、飲酒運転の根絶などを重点に掲げている。
伊那警察署によりますと管内の今年の交通事故は4月5日現在死亡事故は1件で、人身事故は111件で去年より3件増加、ケガ人は135人で3人の減となっている。
春の全国交通安全運動は15日まで。 -
伊那西高校 入学式
伊那市の伊那西高校で6日、入学式が行われ、新入生178人が真新しい制服を着て入場した。
式では、新入生代表の三石 芙由(ふゆ)さんが、「勉学に部活に励み、一日も無駄に過ごすことのないようにしたい。高校生としての本分を果たすことを誓います」と、宣誓した。
また、吉川 英人学校長は、「人として生活していく上で大切な心を学んでほしい。みなさんの夢が実現することを願っています」と式辞を述べた。
今年度の伊那西高校の新入生は昨年度より38人多い178人で、上伊那を中心に諏訪や下伊那からも入学している。
上伊那にある公立高校8校でも、5日から7日まで入学式が行われていて、入学式のピークは6日となっている。 -
伊那市長・市議選ポスター掲示板設置
今月18日告示、25日投票の伊那市長選挙・市議会議員選挙のポスター掲示板の設置作業が6日、行われた。
6日は、伊那市役所付近などで掲示板の設置作業が行われた。
設置された掲示板は、市長選挙が4区画、市議会議員選挙が27区画用意されている。
掲示板は、17日までに、伊那地区234ヶ所・高遠地区43ヶ所・長谷地区20ヶ所の合わせて297ヶ所に設置される予定。
業者によると、これから、高遠城址公園の花見客が増える事が見込まれる為、掲示板の設置は、高遠方面を優先して行われるという。
伊那市長選挙、市議会議員選挙は、今月18日告示、25日に投開票が行われる。 -
天竜川・三峰川合流点にスペース
伊那市役所南側の天竜川・三峰川合流点に、水辺に安全にアクセスできるオープンスペースが完成した。
国土交通省天竜川上流河川事務所が、国の治水事業として2億8,000万円をかけ、護岸工事を進めてきた。 このオープンスペース、広さは約5,500平方メートルで、自然石を積み上げた階段状の護岸となっていて、水
これは、河川がもっている景観や歴史、文化などの資源を活かしてまちづくりにつなげていこうというもの。
伊那市の計画が国に認められ、天竜川河川事務所が整備した。
辺への安全なアクセスを可能にしている。
伊那市では、これまで実施してきている三峰川沿線での事業に続く市民の交流の場として、具体的な活用方法を考えたいとしている。
このオープンスペースは、自由に使うことができるが、スペースを占有してのイベントなどでは、申請が必要になる。 -
伊那消防署 組合長らが点検
伊那消防署で、今年度初めての通常点検が6日行われ、伊那消防組合長の小坂樫男伊那市長が訓示した。
6日は、朝8時半に、伊那消防署と高遠消防署の署員あわせて35人が伊那消防署の屋上に集合し、点検を受けた。
通常点検は、毎月1回行われていて、服装の乱れは無いか、消防手帳を所持しているかをチェックする。
6日は、年度初めとして、組合長による点検が行われた。
今年度伊那消防署には、新たに1人の署員が加わり、59人体制で、高遠消防署は、19人体制でスタートしている。
小坂組合長は、「市民の皆さんの期待に応えられるよう、日々訓練に励んで欲しい」と訓示した。 -
不法投棄監視連絡員委嘱式
廃棄物の不法投棄を監視する不法投棄監視連絡員の委嘱式が6日、伊那市の伊那合同庁舎で行われた。
村井仁長野県知事からの委嘱状を、市川 武二上伊那地方事務所長が伝達した。
連絡員には11人が委嘱され、このうち2人が新任。県全体では今年度100人が委嘱される。
連絡員は、1カ月に4日、1日約時間、担当区域をパトロールし、不法投棄を発見した場合は市町村や地方事務所に連絡する活動を行う。
市川所長は、「一番肝心なのは不法投棄をさせないこと。御苦労いただくが、監視をお願いします」と協力を求めた。
上伊那地方事務所管内の不法投棄件数は、ほぼ横ばいで、昨年度は2月末までに465件あったという。 -
かんてんぱぱガーデンのカタクリ見頃
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンにある約250株のカタクリが一斉に咲き、見ごろを迎えている。
園内には約250株のカタクリがあり、一斉に咲いている。
カタクリは北海道から九州地方まで幅広く分布するユリ科の山野草で、「春を告げる花」の一つとされている。
伊那地区では、毎年4月中旬頃に咲くが、かんてんぱぱガーデンのカタクリは毎年3月末頃に咲き始める。
今年は例年より1週間ほど早い、先月21日頃に咲き始めた。
訪れた人たちは、小さなカタクリを写真に収めようとかがみこんでカメラを向けていた。
かんてんぱぱガーデンのカタクリは今週末まで楽しめるという。 -
第6回上伊那ゴルフ選手権
第6回上伊那ゴルフ選手権が3日、伊那市の信州伊那国際ゴルフクラブで開かれた。
大会は、アマチュアゴルファーに親睦を深めてもらおうと上伊那ゴルフ選手権事務局が毎年開いている。
大会には辰野町から飯島町まで、上伊那のアマチュアゴルファー約140人が出場した。
参加者が40組に分かれて、朝8時にスタートした。
大会の結果、一般の部では春日宏之さん、60歳以上の部では弓田次男さん、70歳以上の部では倉田賢次さん、レディスの部では綾野寿美枝さんが優勝した。 -
みのわ太鼓ジュニア 開講式
箕輪町の小中学生が通う太鼓教室「みのわ太鼓ジュニア」の開講式が4日、町文化センターで行われた。
式には、町内の小学3年生から中学3年生までの25人が参加した。
みのわ太鼓ジュニアは、文化センターの講座の一つとして開かれ、今年で7年目を迎える。
指導している三澤興宣代表は、「太鼓は心技体が大切。日々の鍛錬で技術向上と礼儀を学んでほしい」と子ども達に呼びかけていた。
式の後、新しく入ったメンバー11人に太鼓を打つバチが手渡された。
箕輪中学校1年の井上海渡くんは「一生懸命練習し、前からいるメンバーに追いつきたい」と話していた。
みのわ太鼓ジュニアは、8月に開かれる長野県ジュニア太鼓コンクールを最大の目標に練習をしていくという。 -
伊那市交通指導員委嘱式
交通安全の啓発活動に取り組む交通指導員の委嘱式が5
日、伊那市役所で行われた。小坂樫男伊那市長が、交通指導員に委嘱書を手渡した。
指導員は22人で、このうち半数の11人が新しく委嘱された。
交通指導員は、街頭や小学校の交通安全教室で指導するなどの活動をしている。
小坂市長は「高齢者や女性ドライバーへの対策を特にお願いしたい」と協力を求めた。
伊那市交通指導員会の内山壽会長は、「伊那市から痛ましい事故をなくすため、正しい交通ルールとマナーの実践を習慣づけることで交通事故防止を図っていく」と決意を述べた。
交通指導員は、6日から始まる春の全国交通安全運動で、街頭指導を行う予定。 -
趣味の会発表会
詩吟や日本舞踊など様々な団体が参加する趣味の会発表会が4日、伊那市の西春近公民館で開かれた。
発表会は、西春近公民館が毎年開いているもので、今年で30回を数える。
今年は地元で活動する16団体が参加した。
ステージでは、詩吟や日本舞踊など26演目が行われ、出演者達は日頃の練習の成果を発表していた。
発表会の第1回目から出演している人は、「30回目の節目ということで感慨深いものがある。これからも一生懸命頑張っていきたい」と話していた。 -
高遠城址公園 タカトオコヒガンザクラ開花
伊那市は5日、高遠城址公園のコヒガンザクラの開花を宣言した。
高遠城址公園の桜を管理している桜守2人が、開花の基準としている桜雲橋付近の桜が咲いているのを確認した。
天下第一の桜として知られる高遠城址公園の桜の開花は、昨年より1日早く、満開は11日頃と予想している。
今年の桜は、最近の15年の中でも、平成14年に次いで2番目に早い開花となっている。
桜守によると、今年は寒暖の差があり雪や雨が多かったため、つぼみが大きく、昨年以上の桜が楽しめそうだという。
同日はあいにくの雨模様となったが、公園内で早く咲く南ゲート付近では、訪れた人たちが花を写真に収めるなどして楽しんでいた。
今年の桜まつり期間中は、13日と14日に商工会女性部による桜茶のサービス、12日と15日には桜奏会による高遠ばやしの巡行、14日には保科正之公大河ドラマ化成就を祈願し江戸かっぽれが披露されるなど、ささまざまなイベントが行われることになっている。 -
伊那市内小中学校で入学式
伊那市内の小・中学校で5日、入学式が行われた。
このうち西春近南小学校では、男子12人、女子11人のあわせて23人が入学した。
1年生は、6年生に案内され入場した。
竹内実校長は、「冷たい冬を我慢すれば桜が咲くように、我慢をたくさんすれば、みなさんの心の中も桜でいっぱいになります。いっぱいになるよう一生懸命勉強しましょう」と式辞を述べた。
また児童会長の平澤健将君は、「分からないことがあったら、お兄さんお姉さんに聞いてください。仲良く過ごしましょう」と歓迎のあいさつをした。
式の中で1年生は元気に歌を歌った。
伊那市では同日、ほとんどの小・中学校で入学式が行われ、市内全体で小学生は686人、中学生は726人が新一年生となる。
箕輪町と南箕輪村では6日、全校で入学式が行われる予定で、箕輪町が小学生233人、中学生233人、南箕輪村では小学生147人、中学生159人が入学する。 -
野口俊邦さん事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬表明している信州大学名誉教授で、元農学部長の野口俊邦さんの事務所開きが4日夜、伊那文化会館で行われた。
野口さんの支援者約300人が出席し、親交のある信州大学の元学部長らが激励の言葉を送った。
今の市政に批判的な住民有志でつくる市民本位の市政をすすめるみんなの会の小林史麿会長は「伊那市の多くの市民は良心をもっている。勇気と良心で必ず新しい伊那市を作ってくれると確信している」とあいさつした。
最後に、会場全員で伊那市の歌を歌い、選挙戦に向けて結束力を深めていた。
伊那市長選挙には野口さんのほかに、伊那市の前副市長白鳥孝さんが立候補を表明している。
事務所開きに出席した民主党上伊那支部は、独自候補の擁立は難しいとして、3月30日の幹事会で自主投票にする事を決めたことを報告した。
伊那市長選挙は、4月18日告示、25日に投開票される。