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箕輪中部小学校で3学期終業式
明日の卒業式を前に16日は、上伊那の多くの小学校で3学期の終業式が行われた。
このうち箕輪町の箕輪中部小学校では、全校児童721人が体育館に集まり終業式が行われた。
式の中で、3年生の金澤匠磨(しょうま)君は「授業でたくさん発言ができました。4年生になったら勉強をもっとがんばりたい」と発表した。
また、6年生の井上海渡(かいと)君は「困っている時に助けてもらった事、休み時間に遊んだことなど友達との思い出が大切な宝物になりました」と6年間を振り返った。
笠原忠照(ただてる)校長は、「3学期は全校のみんなが元気に登校できました。明日は卒業式、6年生のみなさんを気持ちよく送りだしましょう」と呼びかけた。
6年生の教室では小学校生活最後の通知表が担任から手渡されていた。
箕輪中部小学校の卒業式は17日に行われ109人が慣れ親しんだ学び舎を巣立つ。 -
庄内地区から箕輪町の卒業生に花束
卒業を間近に控えた箕輪町の小中学生に、町と友好交流推進協定を結ぶ静岡県浜松市の庄内地区から16日、花束が贈られた。
16日は庄内地区の、交流協会の役員が箕輪町役場を訪れ、今年度の小中学校の卒業生と教員、約670人分の花束を手渡した。
花束を受け取った箕輪西小学校6年の吉村僚(りょう)君は、「中学校では勉強を一生懸命頑張りたい」と話していた。
また、箕輪中学校3年の土井ゆいさんは、庄内地区との交流を振り返り、「これからも後輩達がお世話になります。今日はきれいなお花を頂き感謝しています」と話していた。
花束は、それぞれの卒業式で、卒業生一人ひとりに贈られる。
庄内地区の卒業生へのプレゼントは、10年ほど前から続いている。
小学校の卒業式は17日(水)に、中学校の卒業式は18日(木)に行われる。 -
子ども地球サミット2010開催へ
エコをテーマとしたイベント「子ども地球サミット2010」が、今年の夏も、南箕輪村で開かれる。
16日は記者会見が開かれ、イベントを企画・運営する飯田市の会社が概要を説明したほか、主催者を代表して唐木一直村長が、意気込みを語った。
今年は、7月30日から8月1日までの2泊3日で、小学3年生から6年生までの約100人に、参加してもらい、エコミュージカルの公演のほか、村内に滞在して、様々な体験をしてもらう計画。
また、去年に続き、海外の子どもも招待する予定で、シンガポール、カザフスタン、エジプトなど6カ国を想定している。
ミュージカルでは、初年度から特別講師を務めている元宝塚歌劇団の但馬(たじま)久美さんのほか、韓国を代表する伝統音楽演奏者・キム・ドクスさんが出演する。
また、今回は、地元の人たちにイベントへの関心を高めてもらおうとサミットを応援する「応援団」を発足していて、団員を募っている。 -
推奨みやげ品審査会
伊那市観光協会の推奨みやげ品の審査会が、16日、伊那市役所で開かれ、新たに、高遠町にある赤羽菓子店の「麦ころがし」が登録された。
赤羽菓子店の麦ころがしは、国産の栗が白あんに練り込まれている和菓子で、無添加の原料が使われている。
伊那地域で親しまれていた「麦こがし」をヒントにつくられ、郷土の色が出でいる点などから認定された。
16日は、伊那市観光協会などの7人が審査員となり、新規登録の麦ころがしの他、登録を更新する23品を審査した。
観光協会では平成12年からこれまで56品を推奨みやげ品として認定していて、認定された商品は、推奨みやげ品である事を示すシールを貼って観光イベントやキャンペーンで販売する事が出来る。
16日更新の審査が行われた23品については一週間後に結果がでることになっている。
赤羽菓子店の麦ころがしは、4月に認定証が授与される。 -
南箕輪村南原保育園竣工式
南箕輪村の南原保育園で16日竣工式が行われ新しい園舎の完成を祝った。
竣工式には、村役場や地元の関係者など50人が出席し園舎の完成を祝った。
式では、年長の園児が太鼓を披露し竣工式に花をそえた。
新しい園舎は、古い園舎を取り壊し、前の駐車場部分も使って建設され、敷地面積は、およそ5000平方メートル。
木造平屋建てで、大芝高原の間伐材などが使われている。
村内の公共施設ではじめて、ペレットボイラーを利用した床暖房が備えつけられたほか、屋根の上にはソーラーパネルが約100枚設置されるなど、環境に配慮した建物となった。
新しい保育園は、今月1日から利用が始まっていて、今後は園庭に芝を張る計画です。
唐木一直村長は「この新園舎を子どもの健全な心身を発達させる場所として、園児一人ひとりが健やかに成長できるよう職員一同力を合わせて頑張っていきたい」と挨拶した。 -
伊那ビジネス専門学校卒業式
伊那市の伊那ビジネス専門学校で14日、卒業式が行われた。
伊那ビジネス専門学校では、今年度9人が卒業を迎えた。
2年間の情報経理学科が8人、1年間のOAビジネス学科が1人。卒業生は在学中に経理、簿記などの資格を取得した。
三澤岩視理事長は、「資格を生かし、自分の努力で道を切り開いてほしい」と式辞を述べた。
卒業生を代表して竹澤 亜由美さんは、「厳しい社会の中で力強く前進し、広い視野を持って人間的に成長していきたいと思います」と誓いを立てていた。
卒業生9人のうち5人は就職が決まっているという。 -
箕輪町議会閉会
箕輪町議会3月定例会は15日、委員会に付託していた議案と追加議案合わせて32議案を可決・同意し、閉会した。
追加議案の主なものは、箕輪中学校武道場建築工事の請負契約が8536万5千円、地域スポーツセンター建築工事の請負契約が2億5998万円、小中学校太陽光発電導入事業の請負契約がおよそ2億4197万円など。
また、議員から、厳しい経済状況を考え、議員報酬を今年度に引き続き来年度も3%削減する議案が提出され、可決された。 -
箕輪町が使用料滞納で法人提訴へ
箕輪町は、大出のそば加工施設「留美庵」の施設管理を委託している法人が土地建物の使用料を滞納していることから、訴えを起こすことを決めた。
15日開かれた箕輪町議会3月定例会に、町が訴えを起こすことについての議案を提出し、賛成多数で可決された。
平澤豊満町長の説明によると、そば加工施設は町と中箕輪農事組合法人が施設管理委託契約を結んでいる。
法人は、町に支払う土地建物の使用料を滞納していて、滞納額は今年1月27日現在、約767万8千円になる。
町では、施設の明け渡しと使用料の支払いを求め、長野地方裁判所伊那支部に訴えを起こす考えで、平澤町長は、1週間以内に準備を進めたいとしている。
中箕輪農事組合法人では、「議案の内容を知らないのでコメントできない」としている。 -
アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ 6年生を送る会
小学生のソフトボールチーム「アルプスい縲怩ネちゃんソフトボールクラブ」の6年生を送る会が14日、伊那市の伊那公民館で開かれた。
クラブの部員や保護者らが、6年生4人の卒団を祝った。
丸山正雄監督から、6年生に寄せ書きや写真などが手渡された。
また、小坂樫男伊那市長から一人ひとりに色紙が贈られた。
6年生は、「これからも夢に向かって頑張りたいです」「中学校に行ってもソフトボールを頑張ります」などと抱負を話した。
クラブ代表の伊藤易明さんは、6年生のこれまでの頑張りをたたえ、「中学、高校に行ってもソフトボールを続けてほしい」と話していた。
アルプスい縲怩ネちゃんソフトボールクラブは毎週日曜日に練習をしていて、昨年は2つの県大会に出場したという。 -
信濃グランセローズキャンプイン
信濃グランセローズが14日、南箕輪村の大芝高原でキャンプインした。
キャンプ初日は少年野球教室が開かれ、選手たちが地元の少年野球チームを指導した。
大芝野球場で少年野球教室が開かれ、箕輪町の箕輪ジャイアンツと南箕輪村の南小ドラゴンズの子どもたち約40人が参加した。
子どもたちは、準備運動に続いてポジションごとに分かれ、選手から指導を受けた。
球の取り方、投げ方などの基本を教わり、大きな声を出して熱心に練習していた。
信濃グランセローズは南箕輪村に23日まで滞在し、
キャンプ中は紅白戦や練習試合が行われる予定。 -
「入野谷」への名称変更条例改正案 否決
伊那市長谷の「南アルプス生涯学習センター」の名称を「入野谷」に変更する条例改正案が、15日開いた伊那市議会で否決された。
市が提出した議案が議会で否決されるのは、新市になり初めて。
同日の伊那市議会3月定例会の本会議で、議会に提出されている43議案について、採決が行われた。
このうち、南アルプス生涯学習センターの名称変更に関する条例改正案について委員長報告の後、討論が行われ、「広く市民から親しまれている「入野谷」とするべき」といった賛成意見や、「設立当初の思いを忘れないためにも、現在の名称を残すべき」といった反対意見などが出された。
採決の結果、賛成7、反対18で、条例改正案は否決された。
小坂樫男伊那市長は取材に対し、「任期中に臨時議会を開き、改めて名称変更の条例改正案の提出を検討したい」と話した。
このほかの平成22年度一般会計予算案含む42議案は原案どおり可決された。 -
男女共同参画紙芝居を披露
男女共同参画を広めようと活動している「パートナーシップいなし」のメンバーが15日、自作の紙芝居を披露した。
「パートナーシップいなし」の3班が、西春近小出一区の脳いきいき教室を訪れ、紙芝居を披露した。
パートナーシップいなしでは、セミナーを開くなどして、男女共同参画の推進をしてきた。
しかし、セミナーは一部の人しか参加してくれないため、今年度は紙芝居で各地に出向き、男女共同参画を伝えてきた。
物語は、家事や子育てを一挙に担い、忙しい日々を過ごしている女性が悩んでいる場面から始まる。
その後、夫や家族の協力を得て、みんなで家事に取り組み、家族みんなが、ゆとりのある生活ができるようになるというもの。
メンバーは「無理のないように男女で家事を分担するなど、男女共同参画を根付かせたい」と話していた。 -
小坂市長 議会で最後のあいさつ
今期限りで退任を表明している小坂樫男伊那市長は、3月定例市議会最終日の15日、議会議員に対して、最後のあいさつをした。
小坂市長は「市民や市会議員、職員の皆さんの協力を得て多くの事業を成し遂げることができた。特に市会議員の皆さんとは、時に議論し、貴重な意見を頂き、車の両輪として支えて頂き感謝している」とあいさつした。
小坂市長は、平成6年に旧伊那市の助役に就任して以来、市政に携わった16年間を振り返った。
やり遂げた主な政策として、新伊那中央病院の移転新設、市街地の再開発事業としてのいなっせ完成を挙げていた。 -
中央蘭友会春蘭展
自生の蘭などを集めた「春蘭展」が13日から、伊那市の伊那市民会館で開かれている。
会場には約130点の蘭が並んでいる。展示は14日まで。 -
赤羽栄子さん押し花展
伊那市美篶の押花インストラクター赤羽栄子さんの押花絵作品展が、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれている。
アジサイの押し花などで描かれた絵画のような押し花絵をはじめ、会場には、赤羽さんがこの1年に制作した新作を中心に約100点が展示されている。
押し花そのものの魅力を活かしたいと、さまざまな素材とコラボレートして、作品にする試みを続けている。
古くなった着物を切り抜き、その上に押し花をあしらった作品のほか、切り絵の上に紅葉した葉を組み合わせた作品や、赤羽さん自身が染めた布の上に、チョウを模った花などを並べた作品などが並んでいる。
作品展は16日まで。 -
芸術文化総合フェスティバル
第22回長野県芸術文化総合フェスティバルが13日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
県芸術文化協会が毎年開いていて、県内で活動する芸術文化団体に、日頃の成果を披露し交流を深めてもらうねらいがある。
伊那会場での開催は13、14日の2日間で、37団体が参加する。
初日のステージ発表では、地元のバレエ教室やフラメンコグループなどがダンスを披露した。
2階会場では県華道教育会伊那支部の生け花展も行われていて、さまざまな流派の作品を見ることができる。
また美術展示ホールでは、県水墨画協会南信支部の水墨画展が開かれている。 -
天竜川河川敷で伐採作業
天竜川の原風景を取り戻そうと、伊那市の西春近自治協議会などが13日、地区内を流れる天竜川の河川敷で、ニセアカシアなどの木を伐採した。
自治協議会と西春近地区の住民でつくる「天竜川の環境を守る会」のメンバー約50人が三峰川と天竜川の合流点付近の河川敷で、伐採作業を行った。
協議会では、天竜川の河原を昔の姿に戻そうと4年前から河川敷に生えた外来樹木の伐採に取り組んでいる。
参加者は、チェーンソーで木を倒したり、運びやすいよう切り分ける作業に励んでいた。 -
二胡コンサート
中国を代表する民俗楽器、二胡のコンサートが12日、伊那市のいなっせで開かれ、哀愁を帯びた独特な音色が聴衆を魅了した。
コンサートを開いたのは、伊那や岡谷、茅野の二胡教室で学ぶ生徒たちで、中国ハルピン出身の二胡奏者、劉鉄鋼(りゅう・てっこう)さんが指導している。
中国やアメリカ、イギリスの民謡、日本の童謡、劉さんのオリジナル曲など19曲を披露した。
教室で学ぶ40人がそろいの衣装で演奏し、独特の音色が会場に広がっていた。
指導者の劉さんは、ハルピン師範大学の音楽教育学部を卒業後日本に渡り、二胡教室を開く傍ら作曲・演奏活動を行っている。
いなっせのホールは満員となり、アンコールに次ぐアンコールで、訪れた人たちは二胡の世界を堪能している様子だった。 -
子安神社で御神体一時引越し
神社の修復工事が行われる伊那市美篶芦沢の子安神社で13日、御神体を仮の安置場所に移動するための神事が行われた。
子安神社は鎌倉時代からあるといわれる安産祈願の神社で、江戸時代に土砂崩れにより社殿が崩壊したため、現在の場所に移築された。
今回、老朽化などが進み崩壊の危険があるとして、約100年ぶりに改修工事が行われることになった。
御神体を移動する神事、遷座式では、御神体を見ると目が見えなくなるという言い伝えがあるため、御神体を白い布で覆った状態で仮の安置場所へと移動させた。
子安神社は9月に完成する予定で、10月に行われる例大祭に合わせて、御神体を本殿に戻すという。 -
長谷地域協 「入野谷」へ名称変更問題なし
9日に開かれた伊那市議会経済建設委員会の委員会審査で、住民への説明不足として否決された、南アルプス生涯学習センターの名称を「入野谷」とする条例改正案について、12日夜開かれた長谷地区地域協議会は、名称変更は問題ないとした。
伊那市長谷総合支所で協議会が開かれ、名称変更について協議した。
南アルプス生涯学習センターは、通称「入野谷」として地域住民や観光客から親しまれている。
条例改正案は、「南アルプス生涯学習センター」を「入野谷」に変更するもの。
協議会で委員からは「入野谷として定着しているので問題はない」「呼びなれている愛称の方が親しみやすい」などの意見が出され、条例改正は問題ないとする認識で一致した。 -
南箕輪村けんこう講演会
南箕輪村の村民センターで13日、けんこう講演会が開かれ、訪れたおよそ150人が効果的な健康運動実践法などを学んだ。
松本大学人間健康学部の根本賢一准教授が講師を務め、「人生はピンピン☆きらり」縲恁ハ的な健康運動実践法縲怩ニ題して講演した。
根本准教授は効果的なウォーキングについて説明し「歩くときは正しい姿勢で歩幅を広く、速めに歩くと筋肉が刺激されて効果的」と説明していた。
また「猫背は筋肉のバランスが悪くなり、健康にも悪影響がある」と話していた。
根本准教授は「注意して歩くだけで違いが出る。同じ運動をするなら、少しでも効果的な運動を」と呼びかけていた。 -
オーストラリア人ソリンさんがお点前を披露
お茶会を通して国際交流をはかるイベントが13日、伊那市内で開かれた。
お茶を点てているのは日本人ではなく、オーストラリア人のソリン・リッジウェイブラウンさん。
ソリンさんは母国で知人から日本の文化、茶の湯について話を聞いたことをきっかけに興味を持ち、交換留学生として来日した4年前からお点前を学んでいる。
現在は上伊那地方事務所で国際交流員として働いている。
ソリンさんは、お茶会を通じて国際交流をしてもらおうと、このイベントを開いた。
お茶会には地域に住む外国人と日本人、合わせて23人が参加した。
参加した外国人は、隣に座った日本人に手ほどきを受けながら、お茶を味わっていた。 -
伊那市横山のザゼンソウ 顔を出す
伊那市横山のザゼンソウ群生地では、雪の中からザゼンソウが顔を出し始め、春の訪れを告げている。
横山にあるザゼンソウの群生地は、まだ積雪が15センチほどあるが、その姿を現しつつあり、西山一帯に、遅い春の訪れを告げている。 -
野口俊邦氏出馬表明
任期満了に伴い4月に行われる伊那市長選挙に、元信州大学農学部長で名誉教授の野口俊邦さんが立候補することを11日正式に表明した。
野口さんは、11日夜、伊那市美篶の信州伊那セミナーハウスで支持者が見守る中記者会見を開き、正式に立候補することを表明した。
野口さんは、具体的な政策はこれからみなさんと一緒に考えていきたいとしながらも、市民と直接対話するお出かけ市長室の設置や住民投票条例の制定、市長の給与・退職金の30パーセントカットなどを掲げている。
無所属での立候補予定で、考え方が一致する政党からの推薦があれば受ける考え。
野口さんは会見で、「伊那市の現状を見れば、必ずしも法にのっとらない、そして責任ある行政でもない。一番問題なのは、市民に冷たい市政が行われていること。これを市民が主人公で、市民にあたたかい市政に展開することが急務だと考えました。みんなの会の皆さんの強いご推薦の中で、私が先頭に立って、この状況を改善するということを決心し、今回立候補させていただくことになりました。」とあいさつした。
11日は、記者会見に引き続き、出馬表明集会が開かれた。
野口さんに出馬を要請した、今の市政に批判的な住民有志でつくる「市民本位の市政をすすめるみんなの会」の代表の1人で、産直市場グリーンファームの小林史麿会長は、「市民の要望に基づく市民参加の市政運営に変えるよう、住民パワーで戦っていきたい」とあいさつした。
立候補を11日正式に表明した野口さんは、67歳。
佐賀県出身で、九州大学を卒業後、1988年に信州大学の教授に就任。2001年から農学部長を1期務めている。
県公共事業評価監視委員会委員長、伊那市情報公開審査会と個人情報保護審査会の委員長も務めた。
立候補に向け、住所は、これまで住んでいた南箕輪村の南原から3月1日に伊那市西町に移している。
伊那市長選挙は、小坂樫男市長が引退を表明し、これまでに新人で前の副市長の白鳥孝さんが出馬を表明している。
伊那市長選挙は、4月18日に告示、25日に投開票される。 -
伊那小6年夏組 卒業記念植樹
伊那市の山寺活性化協議会が12日、ともに地元の活性化を考えてきた伊那小学校6年夏組の子どもたちのために、記念植樹会を開いた。
12日は、伊那小学校6年夏組の児童およそ30人が、山寺区にある高尾公園の土手に、集まり、樹齢20年のもみじを植樹した。
これは、卒業を間近に控えた夏組の子どもたちのために、山寺活性化協議会が企画した。
夏組は、総合学習の取り組みとして4年生の時から山寺区や伊那北駅周辺の活性化を考えてきた。
その中で、協議会とも一緒に活動し、伊那北駅前での朝市を企画し、自分たちも参加するなどしてきた。
今回の植樹には、夏組の子どもたちへの感謝と、地元を大切に思う気持ちを忘れないでほしいという気持ちを込めた。子どもたちは「伊那北駅前周辺が、今より明るく親しまれる場所になってくれたらいいな、その守り神にこの木がなってくれると思います」「ずっと賑やかな明るい場所になって欲しい」などと話していた。
子どもたちは交代しながら、もみじの根元に土をかけていた。
伊那小学校の卒業式は、18日(木)に行われる。 -
上山田区がアセス先進地視察へ
新しいごみの中間処理施設の建設候補地の隣接区、伊那市高遠町上山田区の対策委員会は、18日に環境アセスメントの先進地を視察する。
上伊那広域連合の新しいごみの中間処理施設の建設候補地となっている伊那市富県の天伯水源付近の隣接区となっている上山田区は、現地に近いこともあり押出(おしだし)地区を中心に関心が高い地域。
視察するのは、上山田区対策委員会の委員14人で、長野広域連合が可燃ごみの中間処理施設建設に向けて現在進めているアセスの現地調査の現状などを聞く予定。
一行は、18日に、上伊那広域連合や伊那市の職員とともに長野市大豆島(まめじま)の現地を訪れる予定。
上伊那広域連合では、来年度から伊那市の新しいごみ中間処理施設の環境アセスに着手する計画。 -
池上さん宅近くの福寿草満開
伊那市長谷非持山に住む池上精彦(きよひこ)さん宅の近くの土手で、春の訪れを告げる花、福寿草が一斉に咲き見ごろを迎えている。
福寿草は先日降った雪の中から顔を出し、一面に咲いている。
池上さん宅の裏山の土手に生えている福寿草は、毎年2月終わり頃から咲き始め、この時期に満開となる。
池上さんが幼いときから福寿草は生えていたということで、花が咲き終わると種が飛んで落ちるため、年々数は増えているという。
池上さんによると、福寿草は3月末頃まで楽しめるという。 -
生ごみ処理器設置補助更新も対象
南箕輪村は来年度から、家庭用生ごみ処理器の設置補助について、更新の世帯も補助対象にする方針。
11日に開かれた南箕輪村議会3月定例会一般質問で、唐木一直村長が答えた。
南箕輪村は、家庭用生ごみ処理器を設置する家庭に、1台上限2万円を補助していて、この補助制度の利用は1回となっている。
村は去年10月に、これまでに補助金を交付した全世帯を対象にアンケートを行った。
521世帯のうち372世帯が回答し、回収率は71・4%だった。
アンケートの中で、「生ごみ処理器の更新時に再び補助があるなら利用したい」と答えた世帯が75・5%あった。
この結果を受け、村では最初の補助金交付から6年以上経過した家庭に対して、再度補助金を交付することにした。
村は、更新10器分を含む合計30機分の補助金60万円を新年度予算に計上している。
今議会で可決されれば、4月1日から実施したいとしている。 -
企業人権教育研修会
企業の人事担当者などを対象とした人権教育研修会が9日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
9日は、企業の人事担当者や市町村の職員など約120人が集まった。
研修では、知的障害者の雇用創出を目的として設立されたエプソンミズベ(株)の松本工場で主任を務めている青木宣枝(のぶえ)さんが、障害者の一般就労支援をテーマに講演した。
青木さんは色のついたカードに一つひとつの業務を書き、その日行う業務を順番に並べるなど、障害のある人が解りやすいよう工夫していることなどを話し、「障害のある人が、企業が期待する業務が行えるよう仕事を工夫し、教育、指導していくことが大切」と話した。
ハローワーク伊那によりますと、従業員が56人以上いる事業所のうち、障害者を雇用している上伊那の事業所は、去年の6月末現在で66事業所、雇用人数は202人となっている。 -
北原泰治さん油絵展
伊那市高遠町の北原泰治(やすはる)さんの油絵展が、はら美術で開かれている。
会場には、高遠町を中心とした伊那谷の風景など油絵約40点が並んでいる。
北原泰治(やすはる)さんは現在80歳。約40年前、高遠町の絵画クラブに参加して以来、絵を描き続けてきた。
会場には、ブドウ畑から中央アルプスを望む「伊那谷の春」や、桜の季節に高遠中学校近くから伊那の町を眺めた「高遠の春」などがある。
北原さんは自営業のかたわら絵画制作に取り組んできた。
美術家団体の示現会(しげんかい)の会員で、示現会賞を受賞したほか、高遠の四季展で奨励賞を受賞している。
この北原泰治さんの油絵展は16日まで、はら美術で開かれている。