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高遠町歴史博物館特別展「高遠城~城郭の歴史と日常~」
高遠城の当時の構造や生活の様子を知ることができる特別展「高遠城縲恟驫sの歴史と日常縲怐vが、伊那市立高遠町歴史博物館で開かれている。
特別展では高遠城の歴史や、古文書、城内の発掘調査により出土した陶磁器など約200点が展示されている。
このうち陣太鼓は、織田軍による高遠城攻めの際に遠照寺に寄進された物といわれ、伊那市有形民俗民族文化財に指定されている。
城内の発掘調査で出土した陶磁器類は生産地が瀬戸美濃産、肥前産の物が多く、流通が盛んに行われていたことが分かる。
「信州高遠絵図」は、1931(昭和6)年に旧藩士の実話に基づいて作成された高遠城一帯の絵図で幕末の城内の様子が描かれている。
特別展は6月20日まで。 -
伊那市長選挙 白鳥孝さん当選から一夜明けて
任期満了に伴う伊那市長選挙の投開票が26日行われ、新人で前副市長の白鳥孝さんが初当選した。
今回の伊那市長選挙で、白鳥さんは2万5988票、野口さんは1万4468票獲得した。
当選から一夜明けた26日、白鳥さんは早朝から、自宅でテレビや新聞などの共同取材や、当選祝いに訪れる来客の対応に追われていた。
今後の抱負などについて、白鳥さんに話をきいた。
●選挙戦を振り返って
「伊那市の各地を歩き、話を聞けた事が宝物」
●選挙について
「相手候補が話していた、ゴミや財政、下水道問題などの課題が明確になった。私にとって、これらの問題は、修正をかける一部になり、野口さんの票として見え、確認できた事が良かった。」
●最初に行いたい課題
「公約を果たす為にも、中期長期といったビジョンを作り、医療・地域交通・雇用など見極めながら取り組みたい。また、市職員に対しては行政改革を促したい」
●民間感覚の改革
「地方自治体の中で考えるのは当然だが、違った目線で、地方自治やありかた、将来などについて、専門家から意見を聞く事が大事。それを勉強し機敏に行政に反映させる為にも、シンクタンクが必要。環境や教育、経済など様々な課題はある、お金をかければ何でもできるが、お金をかけず、手弁当で知恵を出しあいたい。」
●副市長について
「現段階では白紙」
インタビューの最後に白鳥さんは、「忙しい事が性分にあっている、今は早く仕事を始めたい」と意欲を示した。
白鳥さんは30日、初登庁する。 -
伊那市地域づくり支援金決定
伊那市が住民による地域活性化のための活動を支援する地域づくり活動支援金事業の本年度採択分が決まった。
事業には18団体が応募していて、審査の結果、新規事業が11件、2年目の継続事業が5件のあわせて16件が採択された。
主な新規事業では、子どもや大人が集い、リフレッシュできる三峰川自然園づくりの会による上新田の公園再生づくりを進める事業と、三峰川境堤防桜並木造成特別委員会の桜並木の育成や区民の憩いの場をつくる事業が、限度額50万円の支援を受ける。
この他の新規事業は▽故郷諸町の歴史と文化を後世に残す会に42万2千円▽中条おいらが集落調査編纂事業に27万円▽新田組庚申塔広場整備事業に12万3千円▽絆の楽農園事業に10万円▽手良のトトロの森整備事業に6万4千円▽権現山登山道整備事業に49万5千円
▽羽広桜の里作り事業に41万6千円▽法華道を守る事業に32万9千円▽「諏訪形区御柱祭の祭典」の実施と伝承事業に34万3千円竏窒ニなっている。
本年度の伊那市地域づくり活動支援金事業の支援金総額は約400万円となっている。 -
伊那市長は白鳥孝さん 初当選
当 白鳥 孝 (54) 無新 25988
野口 俊邦 (67) 無新 14468 -
津野祐次さん「桜と花の美風景」
伊那市の長谷アルプスフォトギャラリーで、「桜と花の美風景」と題した津野祐次さんの写真展が開かれている。
会場には高遠城址公園を中心に県内外の桜などの写真、30点が並んでいる。
津野さんは山岳写真家として活動していますが、この時期は日本各地の桜の名所をまわり、写真におさめている。
津野さんは、桜が満開の時ではなく、8分咲きの時が最も色が濃く出るとして、その時期をねらって写真を撮るという。
また、日本各地の桜の名所をまわってみて、同じ標高、同じ種類、同じ色の桜が一斉に咲く高遠城址公園の壮観さを感じたと話していました。
津野祐次さんの写真展「桜と花の美風景」は6月27日まで長谷アルプスフォトギャラリーで開かれている。
入場料は、大学生以上、1人100円となっている。 -
「お酒は二十歳になってから」
伊那小売酒販組合などは、22日、未成年者の飲酒防止を、通学途中の高校生などに呼びかけた。
22日朝は、上伊那のJRの5つの駅で、キャンペーンが行われた。
これは、県下一斉に行われている未成年者の飲酒防止キャンペーンにあわせて毎年行われている。
この日は、伊那小売酒販組合や、伊那税務署、コンビニエンスストアの店員など、60人ほどが参加した。
JR伊那市駅では、15人ほどが高校生に飲酒防止を呼びかけながら、啓発用のティッシュを配っていた。
キャンペーンを行った伊那税務署によると、全国的に、高校生がお酒を買って飲酒し、事故を起こしたり、犯罪に巻き込まれる事案が発生しているという。
税務署では、キャンペーンを通して、未成年者の飲酒を防ぐともに、酒販店も法律を守り、未成年には売らないことを徹底して欲しいと呼びかけていた。 -
西箕輪社協お花見会 ものまね交通安全指導
伊那市の西箕輪社会福祉協議会は24日、ものまねによる交通安全指導を西箕輪大泉新田公民館で行った。
地域に住むお年寄りら約80人が集まり、交通安全の話や、警察官によるモノマネ芸を楽しんだ。
南安曇野警察署の山崎方人交通警部補ら4人が、モノマネで交通安全を呼びかけた。
お年寄り達になじみのある演歌のものまねに、会場からは拍手が送られていた。
芸の合間には、シートベルト着用の徹底や道路の正しい歩き方などを呼びかけた。
山崎さんらはボランティアとして、6年ほど前から敬老会などでこの活動を行っている。
山崎さんは「高齢者に交通安全について、笑って楽しみながら考えてもらいたい。何か1つでも心に残り、日常生活に役立ててもらえればうれしい」と話していた。 -
伊那市消防団・赤十字奉仕団合同春季訓練
伊那市消防団と赤十字奉仕団の合同春季訓練が24日、富士塚スポーツ公園運動場で行われた。消防団員約600人と赤十字奉仕団員約100人が参加し、規律訓練を行った。
伊那市消防団は今年119人の新入団員が加わり、団員は全部で1156人。
春季訓練は、新入団員が参加して初めての訓練となるため、隊形や方向転換など基本的な動きを確認した。
団員は、きびきびと行動し、真剣な表情で訓練に臨んでいた。
伊藤仁団長は、「集団行動の訓練をして団結を高め、実際のときに動けるようにしてほしい」と訓示した。
訓練の最後には分列行進が行われ、団員は列をそろえて規律正しく行進していた。 -
伊那市長・市議会議員選挙きょう投票
伊那市長選挙・市議会議員選挙の投票が25日行われ、即日開票される。
24日は、投票所の準備が行われた。市役所で、投票事務を担当する職員に、投票箱や投票用紙などが渡された。
投票所は市内67カ所に設置される。
各投票所では、記載台や投票箱の設置など準備が行われた。
伊那市長選挙には新人2人、市議会議員選挙には定数21に対し24人が立候補している。
投票は25日行われる。時間は午前7時から午後8時までで、一部の投票所は午後7時まで。
期日前投票は市内3カ所で行われていて、24日午後4時までに7819人が投票を済ませている。
17日現在の選挙人名簿登録者数は5万6809人。 -
信州みのわ花街道まつり
景観や花を楽しむことができる箕輪町の「信州みのわ花街道」で24日、花街道まつりが開かれた。
まつりのメーンイベントとなるウォーキングイベントが行われ、県内外から訪れた約350人が景観や花を楽しんだ。
県道与地辰野線の箕輪町富田地区から長田地区までの約5キロを「信州みのわ花街道」として、町内の15団体が地域の活性化を目的に5年前から整備している。
花街道まつりは、その5年間の成果を多くの人に見てもらおうと初めて開かれた。
ウォーキングイベントでは、上古田公民館をスタート地点に、北の長田地区へ向かう3.5キロのコースと、南の富田地区へ向かう1.5キロのコースが設けられた。
参加した人たちは、町内を一望できる景観や街道沿いの花を楽しみながら歩いていた。
街道沿いに植えられた約1700本の花桃は現在3分咲きで、ゴールデンウィーク頃に見ごろを迎えそうだという。 -
長岡十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊で24日、例大祭が開かれ、訪れた人たちが地蔵をなでながら願掛けをした。
十沢地蔵尊の地蔵は、その昔、長岡地区にあった寺を三日町に移した際、この地蔵だけが重くて動かず、この場所に残されたといわれている。
またこの地蔵は、体の悪い部分をなでるとその部分が良くなるといわれているほか、期限を決めて願い事をすると叶うという「日限り地蔵」として知られている。
訪れた人たちは「頭がよくなるように」「具合がよくなるように」などと言いながら、地蔵をなでていた。
十沢地蔵尊保存会の久保田政治会長は「多くの人が願掛けに訪れる地域の大事な地蔵。文化や歴史を後世に伝えていきたい」と話していた。 -
広勝寺落成式
伊那市高遠町藤沢の広勝寺の改修工事が終了し24日、落成の法要が行われた。工事関係者や檀家ら約100人が集まった。
広勝寺は約460年前、江戸時代中期に建立された寺。これまで茅葺き屋根の建物を使ってきたが、雨漏りするなど老朽化が激しかったため、85年ぶりに改修工事が行われた。
昨年6月に着工し、10カ月かけて改修工事を行った。
落成の法要では、新しい祭壇に野菜や祝い餅などが供えられた。
茅野憲雄住職は「多くの人の協力で素晴らしい寺になった。みなさんに愛される寺になるよう励んでいきたい」と話していた。 -
ミツバツツジの群生 見ごろ
伊那市長谷溝口のアカマツ林。社団法人国土緑化推進機構が選定している平成20年度の森の名手・名人に選ばれている保科孫恵さんが管理している。
手入れが行き届いた林には、ミツバツツジの天然の群生がある。目で楽しめるように、保科さんが整備を進めてきた。
これほどの群生は、天然では珍しいという。
このツツジは、来週中ごろまで見頃となっている。 -
南箕輪村農業経営基盤強化構想まとまる
南箕輪村農と食の審議会は21日、唐木一直村長に村農業経営基盤の強化に関する基本的な構想変更について答申した。
21日は三澤澄子会長と向山実直副会長が村役場を訪れ唐木村長に答申書を手渡した。
今回の構想変更は、農地法の改正にともない行われたもの。
答申では耕作放棄地ついて、これまで集落営農組織が管理していたものを、これからは村農業委員会が管理するとしている。
ほかには、これまで農地での耕作ができなかったJAが耕作できるようにするとしている。
また集落営農組織まっくんファームの法人化を目指すとしている。
村ではこの答申について、村農業委員会やJA上伊那の意見を聞いたあと県と協議し基本構想をまとめる計画。 -
少年警察ボランティア委嘱
伊那警察署で20日、少年の非行防止や健全育成のための活動を行う少年警察ボランティア協会の会員が委嘱された。
20日は、今回新たに少年警察ボランティア協会の会員として活動する人に、依田公雄署長から委嘱状が手渡された。
今回、会員に委嘱されたのは、伊那警察署管内の伊那市から辰野町までの52人。
少年警察ボランティア協会の会員は、任期中、警察と協力して、街頭補導をしたり、少年の相談に応じる。
また、今回、非行集団から抜ける支援などを行う少年警察協助員1人と、風俗営業に関する少年補導などを行う少年指導委員6人にも、委嘱状が渡された。
依田署長は、「最近の少年犯罪は警察でも手に負えない場合がある。御苦労も多いと思うが、少年の健全育成のためご協力いただきたい」と話した。
任期はそれぞれ2年となっている。 -
市長選では8割「誰に投票するか決めている」
25日の伊那市長選挙と市議会議員選挙の投票を間近に控え、各陣営の選挙活動も熱を帯びている。
告示後に行った伊那ケーブルテレビの調査によると、市長選では、8割の人が誰に投票するかを決めていることがわかった。
調査は、電話により、市内在住の509人を対象に行なった。
今回の市長選挙に関心はあるかとの問いには、82%の人があると答えている。
投票で重視することは何かとの問いには、行動力が29.3%、公約が28.3%、続いて人柄、実績・経験となっている。
現在の市政をどう評価するかとの問いには、評価する・ある程度評価すると答えた人が55.6%、評価しない・余り評価しないと答えた人は33.6%となっている。
新しい市長に重点的に取り組んでほしいことは何かとの問いには、高齢者・障害者福祉が30.3%、医療の充実が17.1%、続いて雇用対策、財政の健全化となっている。
誰に投票するか決めているかとの問いに対しては、決めている・すでに投票したが78.7%となっている。
まだ決めていない、何ともいえないと答えた人21.3%で、流動的な要素も含んでいる。
一方、市議会議員選挙については、誰に投票するか決めている・すでに投票したが68.5%にのぼっている。
伊那市長・市議会議員選挙は、25日に投票・即日開票される。
17日現在の選挙人名簿登録者数は、5万6,809人となっている。 -
ふるさと就職面接会
来春、大学や短大を卒業する学生を対象にした第1回ふるさと就職面接会が23日伊那市内で開かれた。
参加企業は、製造業を中心に29社が参加した。去年は、35社だった。
求人数は188人。上伊那の主力、製造業からの参加は20社で、去年より2社増え、求人数も若干増加している。
それぞれのブースでは、参加企業の人事担当者が、学生に対して自社製品の説明や採用予定などについて説明していた。
また今年は、長野県警も参加していて、伊那警察署の署員が対応していた。
23日は、地元での就職を希望する166人の学生が参加したが、中には諏訪地域からの学生も参加するなど厳しい雇用情勢を反映していた。
ハローワーク伊那の柳沢幸(みゆき)所長は、「雇用情勢は、製造業で若干の明るい兆しはあるものの、依然として厳しい状況が続いている」と話している。 -
上伊那森林組合3年連続黒字
上伊那森林組合の昨年度の決算は、400万円の黒字となり、3年連続の黒字となった。
これは、23日開かれた第16回総代会で報告された。
それによると、上伊那森林組合の昨年度の純利益は約320万円で、前の年度の繰越金を合わせた最終的な黒字額はおよそ400万円となった。
黒字決算は3年連続で、前の年度より180万円ほど黒字額が増えた。
上伊那森林組合では、間伐した木を山から出し、木材や加工製品として販売することに力を入れてきたことが、今回の黒字につながったとしている。
今年度も、こうした森林整備を進めたいとしていて、民有林で780ヘクタール、公共林で650ヘクタールを整備する計画。
井澤通治組合長は、「森林組合も厳しい時代があったが、ようやく光が見えてきた。課題はあるが、今後も林業の担い手として責任と誇りを持って取り組んでいきたい」と話した。 -
城址公園 折れた枝の伐採作業
花見シーズンが終了した伊那市の高遠城址公園で、23日から、雪の影響で折れた桜の枝の整備作業が本格的に始まった。
23日は、高遠閣東の堀で、折れた大きな枝を伐採し運び出すための作業を桜守が行った。
高遠城址公園の桜は、今月17日、雪の影響で倒木や枝が折れる被害が出たため、初めての入園禁止措置がとられた。
作業は、今月末まで行われ、被害のあった30本の桜の枝を切り直し、防腐剤を塗って補修するという。 -
伊那市長谷の黒河内線が開通
伊那市長谷と富士見町をつなぐ市道の黒河内線が開通し、23日、開通式が開かれた。
23日は関係者や地元の長谷保育園の園児が出席し、開通セレモニーが行われた。
市道、黒河内線は、伊那市長谷の黒河内地区を通る市道。国道152号から入笠高原を抜けて富士見町までつながっている。
道路の整備は旧長谷村時代の平成14年度から国や県の補助を受けて行われてきた。
整備した区間の総延長は戸台口から黒川口までの約2.6キロ、総事業費は6億9千万円。
旧道は道幅も狭く、カーブが連続していたが、今回の整備では、2車線化して安全性を改善した。
式典で小坂樫男市長は、「この道は長谷の人たちの生活道路であり、南アルプス林道の入り口となる観光道路でもある。今後、この道により安全が確保されるよう願いたい」と話した。 -
宮澤梅径社中三十周年記念書展
毎日書道展の審査会長などをつとめる書家、宮澤梅径さんの社中30周年を記念する書展が伊那文化会館で始まった。
会場には、宮澤さんが指導する3つの教室の生徒らの作品120点余りが飾られている。
木をのみで削って字を浮き出させたり、字を彫ったりする刻字作品が中心。
宮澤さんは、刻字の崇嶺会や書の硯水会、アルプス書人会を指導している。
崇嶺会と硯水会が30周年を迎えたことから、記念展が開かれた。
刻字は、主に桂の木をのみとつちを使って彫り、文字を浮き立たせる陽刻と文字自体を彫りこむ陰刻がある。浮き出た文字には金箔をはり仕上げる。
現代の書の中で刻字の分野は新しく、県内では、宮澤さんのみが指導にあたっている。
会場には、心をテーマにしたコーナーもあり、作者の思いが作品に表れている。
作品展は、25日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれている。 -
グレート無茶さんがICT訪問
アマチュアプロレスで、信州を元気にしようと活動する信州プロレスリング代表のグレート☆無茶さんが、22日、伊那ケーブルテレビジョンを訪れた。
グレート☆無茶さんら、信州プロレスリングが主催する信州プロレス伊那大会は、今月29日 正午から、いなっせ多目的広場で行なわれる。入場は無料。 -
上伊那の景況悪化傾向
アルプス中央信用金庫の伊那谷の景況調査によると、今年、4月から6月の上伊那の景況の見通しは、悪化傾向が強まり、深刻度がさらに強まるとしている。
あるしんが3ヶ月ごとに発行している伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによると、今年、1月から3月までの業況は、前期より、業況判断指数でマイナス54.6から、マイナス40.2と14.4ポイント改善した。
しかし、4月から6月の来期は、今期に比べて、11ポイント後退する予想で、更に低調感が増し、悪化する見通しだという。
唯一、不動産業は、需要が多い時期なので好転が見込まれているが、他の業種では、総じて悪化傾向が強まり、深刻度が強まる景況見通しだとしている。
他に、今回、あるしんでは、デフレ不況下の経営についての特別調査を行っている。
物価や地価などの下落といった「デフレ」がどのような影響を与えたかという質問に対し、8割を超える企業が、悪影響があるとしている。
マイナス面の影響が大きいものについては、複数回答で、「他社との価格競争の激化」が58%、「販売価格・発注単価の引き下げ要求」が48.9%、「消費マインドの低迷」が37.9%などとなっている。
デフレ回復へ期待するものとしては、複数回答で、「政府による需要刺激策」が61.2%、海外経済の回復・成長が30.1%などとなっているが、「当分回復しない」という回答に26.9%の企業が回答している。
あるしんでは、「業種別にみてもデフレ進展による悪影響に違いは見られず、デフレ不況感が蔓延しているように思われる」としている。 -
飲酒防止キャンペーン
伊那小売酒販組合などは、22日、未成年者の飲酒防止を、通学途中の高校生などに呼びかけた。
上伊那のJRの5つの駅で、キャンペーンが行われた。
これは、県下一斉に行われている飲酒防止キャンペーンにあわせて毎年行われている。
伊那小売酒販組合や、伊那税務署、伊那警察署、コンビニエンスストアの店員など、60人ほどが参加した。
JR伊那市駅では、15人ほどが、高校生に飲酒防止を呼びかけながら、啓発用のティッシュを配っていた。
キャンペーンを行った伊那税務署によると、全国的に、高校生が、お酒を買って飲酒し、事故を起こしたり、犯罪に巻き込まれる事案が発生しているという。
税務署では、キャンペーンを通して、未成年者の飲酒を防ぐともに、酒販店も法律を守り、未成年には売らないことを徹底して欲しいと呼びかけていた。 -
駅伝 箕輪町チームを激励
今月29日に、松本市で開かれる第20回市町村対抗駅伝大会に向けて、箕輪町チームの激励会が21日、町交流センターで開かれた。
激励会には、出場選手が集まり、所属や、走る区間などが紹介された。
箕輪町では去年、高校生を中心とする若手のチームで久しぶりに町の部で5位入賞を果たした。
今年は、伊那駅伝でも活躍した高校生たちが3年生となり、また、キャプテンで、唯一の一般ベテランランナー丸山信一さんの復調もあり、期待できるという。
また、同時開催される第6回の小学生駅伝の激励会も行われた。
小学生の部は、それぞれ1.5キロ4区間を走るもので、去年は、総合18位、町の部でも4位入賞を果たした。
平澤豊満箕輪町長は、「日頃の練習の成果を本番で発揮して、明るく楽しく走れば結果は付いてくると思う。がんばってください」と激励した。
第20回長野県市町村対抗駅伝、第6回市町村対抗小学生駅伝は、今月29日に、松本市の松本平広域公園陸上競技場を発着点に行なわれる。 -
JA上伊那が農作物等災害対策本部設置
降水量が多いことや日照不足などにより農作物の生育が心配されることから、JA上伊那では、「農作物等災害対策本部」を22日設置した。
JA上伊那によると、今年は、1月から3月まで、平年より、気温が1度から7度高く推移し、そのため果樹では、生育が4日から7日早く進んでいた。
降水量は平年と比べて多くなっている。
4月中旬から高温低温を繰り返し、日照量は、平年の60%という。
こうした気象状況から、生育の進んだ果樹、育苗中の水稲、野菜の苗、定植が終わったブロッコリーなどの管理が心配だとして、対策本部を設置する事にした。
JA上伊那では、農作物の管理などについて農家に注意を呼びかけていく考え。 -
伊那市で停電
22日午前7時20分から断続的に、伊那市の下春日町・荒井の1705戸で、停電があった。
停電は、午前10時45分過ぎに、全世帯で復旧した。
中部電力伊那営業所では、避雷器と支線の間に鳥の糞が付着し、雨によりショートした事が原因だとしている。
中部電力伊那営業所によると、午前7時20分に、下春日町と荒井の1705戸で、停電が発生した。
順次復旧作業が行われ、午前10時45分過ぎに、全世帯が復旧した。
停電は、避雷器と支線の間に鳥の糞が付着し、雨によりショートした事が原因だとしている。 -
演劇ワークショップ
職業訓練の一環で、演劇を通してコミュニケーションを学ぼうと22日、演劇ワークショップが伊那市の東春近公民館で開かれた。
長野県高齢者生活協同組合が国の事業の認定を受け行っている緊急人材育成・就職支援基金による職業訓練。
介護福祉科伊那教室の受講生19人が、外国人とコミュニケーションを図る訓練のため、外国人学校コレージョデザフィーオの子どもたち30人とゲームをした。
職業訓練では、コミュニケーションの訓練として演劇を取り入れている。
今回のゲームは、俳優養成の手法の一つで、相手の動作を真似するゲームを通して言葉に出ないメッセージを読み取る力を養うというもの。
受講生は、子どもたちとゲームを楽しみながらコミュニケーションを図っていた。
この職業訓練介護福祉科は、今年3月に開講し、9月までの6ヶ月間開かれる。
受講生は、ヘルパー2級の資格取得を目指して勉強し、福祉施設などへの就職を目指すという。 -
リニアCルート支持が拡大
社団法人長野県世論調査協会によると、リニア中央新幹線の県内通過ルートに関する質問に対し、伊那市と駒ヶ根市では、南アルプスを貫くCルート支持が伊那谷を通るBルートを初めて上回った。
調査は、今月9日から12日にかけ、県内に住む20歳以上を対象に行われ、男女合せて800人から回答があった。
「リニア中央新幹線のどのルートが良いか」という質問に対し、伊那市と駒ヶ根市では、伊那谷を通るBルート支持が36.6%、南アルプスを貫くCルート指示が39%で、Cルート支持がBルートを上回った。
一年前調査結果と比較すると、Bルート支持が60%から4割程減少した。
一方、Cルート支持は、22.5%から39%と2倍近く増加した。
県全体では、Bルートが35.4%、Cルートが34.4%と拮抗した。 -
坂本勇絵画展
伊那市美篶在住の画家、坂本勇(ゆう)さんの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
作品展にはパステル画や油絵など、大小さまざまな作品38点が出品されている。
地元での個展は7年ぶりで、身近な自然の風景を描いた作品が多く並んでいます。このうち「春を待つリンゴ園」は、木の強さと雪景色の美しさを表した作品。
坂本さんは、高校生の時に県展で初入選しました。現在は日本絵手紙協会公認講師などを務めている。
この作品展は今月25日(日)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。