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箕輪町沢の澤田さん宅オープンガーデン
箕輪町沢の国道バイパス沿いの澤田妙子さん宅で、バラが見ごろを迎え、オープンガーデンとして開放されている。
澤田さんは、4年ほど前から自宅の庭でバラを育てている。
バラは150本以上あり、今年初めてオープンガーデンとして開放した。
バラは今週いっぱい楽しめるという。
オープンガーデンは午前9時半から午後6時まで。 -
山岸書道教室作品展
伊那市の美篶の書道教室「山岸書道教室」の作品展が16日まで、伊那市高遠町のガーデンテラス四季の杜で開かれている。
会場には、書道教室に通っている30人の作品52点が並んでいる。
「筆を使って書きたい言葉」を書いた毛筆作品と、鉛筆など、筆以外の物を使って書いた硬筆の手紙などが展示されている。
作品展は、普段展示する機会がない硬筆の作品もみてもらおうと開いた。
テーマは「想いを書く」。両親や友達への感謝の気持ちを手紙にしたり、ペットに宛てた手紙など様々な作品が並んでいる。
指導者の山岸美峰さんは「字を書くことが少なくなった現代で、それぞれの想いを書いて作品にすることの楽しさを知ってもらいたい」と話していた。 -
伊那市下水道使用料未請求額確定
伊那市の下水道使用料未請求問題で、最終確定した未請求金額が2082万円になることが分かった。
14日開かれた伊那市議会全員協議会で報告された。
最終確定した下水道使用料未請求金額は2082万円。このうち5年の時効が成立していない下水道使用料は約1500万円、時効が成立している使用料は約580万円。
未請求の件数は131件となっている。
時効が成立している使用料については理事者や下水道業務にかかわった市の職員に寄付を募っている。
6月10日現在、寄付者は26人で、寄付金は80万7千円。
伊那市では、未請求の下水道使用料について、引き続き戸別訪問などにより、使用者の理解を求めていくという。 -
白鳥伊那市長「子供の医療費無料化を前提に」
伊那市の白鳥孝市長は、小学生以上の子供の医療費無料化について、実施を前提に検討していきたい考えを明らかにした。
白鳥市長は、14日に開会した伊那市議会6月定例会の中で子供の医療費無料化について、前向きな姿勢を示した。
伊那市によると、小学生以上の医療費の無料化については、自治体により対象年齢に幅はあるが、すでに、伊那市を除く上伊那7市町村で実施されているという。
市では、医師や一般、有識者などで作る、伊那市医療政策審議会を設置する条例案を提出している。
議会の承認が得られれば、審議会では、当面、小学生以上の医療費無料化について検討する事にしている。
市議会6月定例会には、一般会計補正予算案など、15議案が提出されていて、21日から23日に一般質問、30日に採決が行われ、閉会する予定。 -
村に住み続けたいが約8割
南箕輪村が実施したアンケート調査によると、村に住み続けたいと希望している人は約8割いることが分かった。
14日村役場で開かれた村議会全員協議会で報告された。
アンケート調査は5年ぶりで、後期基本計画の策定や今後の村づくりに役立てる為に、村が行った。村在住の18歳以上の住民1200人を無作為に抽出し、回収率は46%の552人。
調査結果によると、定住を希望する人の割合は78・4%で前回の70・2%より8・2%増えた。
アンケートの主な項目は、村づくり・生活環境・子育支援・まっくんバスのあり方について。
生活環境についての満足度が高いのは、「自然が豊かで潤いがある」「ゴミの分別収集や資源回収が進められている」など。反対に不満度が高いのは「鉄道やバスなどの公共交通機関の利用がしにくい」「食料品や日用品の買い物がしにくい」などとなっている。
また、まっくんバスの利用について、「利用したことがない」と答えた人が81・3%となっていて、村では原因分析が必要と話していた。
なおアンケート結果については、村の広報やホームページに掲載される予定。 -
箕輪町で全日本レディースソフト県大会
全日本レディースソフトボール長野県大会が、箕輪町の番場原公園運動場で開かれた。
大会には、長野県内から15チームが参加し、伊那市からは3チーム、南箕輪村からは1チームが出場した。
12日行われた開会式では、南箕輪ウイングの山崎 三千代さんが「日頃の練習の成果を発揮し、ケガのないようプレーします」と選手宣誓をした。
試合は12日、13日の2日間の日程で行われ、13日に決勝戦が行われた。
大会の結果、長野市のゴーゴービューティーが優勝した。
優勝チームは、9月に徳島県で開かれる全国大会に出場することになっている。 -
長野県 梅雨入り
気象庁は14日、長野県など関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
長野県の梅雨入りは、平年より6日遅く、去年より11日遅くなっている。
同日の伊那地域は、朝のうち雨がぱらつく天候となり、伊那市駅前では通学や通勤など行き交う人達が傘を手に足早に歩いていた。
午前中には雨はやみ、午後からは曇りの一日となった。
長野地方気象台によると、21日までの一週間は、気圧の谷や前線の影響で雨の日が続くという。
15日の伊那地域は、午前中曇りで、昼すぎから明後日にかけ、まとまった雨が降ると予想している。 -
伊那ビデオクラブ表彰式
伊那ビデオクラブは13日、第13回ビデオ作品コンクールの表彰式を高遠さくらホテルで行った。
伊那市長賞には、小山喜美子さん、市川東明さんの作品「しんわの丘ローズガーデンウェディング」が選ばれた。
伊那ケーブルテレビ賞は、飯島尚美さんの作品「古木の運命やいかに」が選ばれた。
また、伊那ケーブルテレビで放送している放送部門賞では、北原正さんの作品「夢を取り戻した仲間たち 半沢にかけた10年間」が優秀賞に選ばれた。
審査会は、5月29日にいなっせで行なわれ、映画監督の後藤俊夫さんらが各賞を決めた。
飯島尚美会長は、「伊那谷の今を残す活動を今後も力を入れて取り組んでいきたい」とあいさつ。後藤監督は、「技術の向上が見られた。今後も創意を持って作品づくりに励んで欲しい」と講評した。 -
旧井澤家住宅で田楽座公演
伊那市西町の旧井澤家住宅で、歌舞劇団田楽座の公演が13日にあった。
古民家を使って伝統文化を継承していこうと、井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が計画した。
田楽座は、伊那市富県を拠点に全国的に活躍している歌舞劇団で、踊りや笛、太鼓による伝統芸能を披露した。
獅子舞では、獅子が観客席に飛び込んで、来場者の頭などをかんでまわった。
伊那部宿を考える会の矢沢巧会長は、「忘れかけた日本のふるさとを思い出してもらい、伝統文化を継承していきたい」と話してた。
その昔、井澤家住宅で遊んだことがあるというお年寄りは、「ここに来るととても懐かしい」と当時のことを思いだし懐かしんでいた。
この日、旧井澤家住宅周辺には、太鼓や笛の音が響いていた。 -
伊那市西春近諏訪形御柱祭斧入れ
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭。
13日は、四本の御柱を伐採する、斧入れ式が区内の山林で行われた。
式には、諏訪形諏訪神社の氏子ら、およそ40人が参加。
最初に、一の柱の前で、祭りの安全を祈願し、神事が行われた。塩や酒で清めを行い、斧入れ班の池上義郎 班長が、柱に切りこみを入れた。
その後、木遣りの合図で、一の柱の伐採作業が始まった。
今回、一と二の御柱は、幹の太がおよそ2メートル近くある大木の為、実行委員会では、安全に配慮し、初めて伐採を業者に委託。伐採を行った担当者は、電動ノコギリを慎重に動かし、10分程で一の柱を倒した。
柱が倒れると、参加した氏子らは、写真を撮ったり、年輪を数えたりして、無事に柱が倒れた事を喜んでいた。
13日は、一の柱から四の柱を順番に倒し、午後1時半過ぎに四本すべての柱が倒された。
四本の御柱は、山に寝かされ、9月の山出しの時を待つ。 -
子ども地球サミット制作発表
南箕輪村で7月30日から3日間の日程で開催が予定されているエコロジー啓蒙イベント、「子ども地球サミット」の制作発表会が13日、村公民館であった。
「子ども地球サミット」は、村からエコの大切さを発信していこうと開かれるもので、今年で3回目。
南箕輪小学校を会場に行われるエコミュージカルは、介護を題材に「人にやさしい、地球にやさしい心」の啓発がテーマ。
初年度から特別講師を務めている元宝塚歌劇団の但馬久美さんの他、韓国を代表する伝統音楽演奏者、キム ドクスさんらによるスペシャルコンサートも行われる。
この模様は、インターネットでライブ配信されることになっている。
子ども地球サミットは、7月30日から3日間村内で開かれ、ミュージカルは、8月1日に南箕輪小学校の体育館で行われる。 -
バラ祭りに合わせて周遊バス運行
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれているバラ祭りに訪れた人たちに、商店街にも寄ってもらおうと12日から高遠の商店街を通る周遊バスの運行が始まった。
このバスは、ローズガーデンの交通渋滞緩和や商店街の活性化を目的に運行された。
商店街では、バス利用者にバラの小鉢をプレゼントするほか、各店舗で商品の割引きサービスなどを行っている。
周遊バスの運行と商店街でのサービスは、13日、19日、20日にも実施される。 -
上伊那地区障害者スポーツ大会
上伊那地区障害者スポーツ大会が12日、伊那市陸上競技場などで開かれた。
上伊那地区の障害者約200人が参加。陸上競技など9種目で競い合った。
大会は、スポーツを通じて障害者の自立と社会参加を促進することなどを目的に毎年開かれている。
そのうち、50メートル走には、男女合わせて30人が出場。ゴールして、喜び合う姿などが見られた。
また、やり投げ競技「ジャベリックスロー」では、プラスチックでできた長さ70センチの槍を投げ、その距離を競っていた。 -
あじ~なで宮崎県応援フェア
口てい疫問題で深刻な事態となっている宮崎県を支援しようと、南箕輪村の農産物直売所「ファーマーズあじーな」で12日から、「宮崎応援フェア」が開かれている。
宮崎県の特産品として有名な完熟マンゴーに日向夏、温かい地域でとれるスターフルーツと、いずれも宮崎県から送られてきた農産物が店頭に並んでいる。
これは、JA長野県グループなどで行っている「口てい疫対策支援」に合わせ企画した。
宮崎県産の農産物を12、13日と販売し、売り上げの一部を宮崎県に送る。
店の外では、宮崎県産のトマトの詰め放題も行われ、訪れた人たちは、袋にトマトを詰め込んでいた。
宮崎県応援フェアは13日まで。 -
伊那警察署が災害時の初動対応訓練
伊那警察署は10日、災害発生時に迅速な対応をとるための初動対応訓練を実施した。
訓練には伊那警察署全署員が参加。震度6強の東海地震が発生し、交通機関が乱れたことを想定し、署員に非常招集がかけられた。
訓練では、災害に信号が止った時、道路の混雑で警察や救急の到着が遅れるのを防ぐ手信号訓練を実施。手信号の基本を再確認した。
また、消防だけでなく警察でも、人命救助ができるよう救命ロープ結束訓練も実施した。
このほか、この日は訓練に合わせて安全運転の呼びかけも実施。交通死亡事故が多発していることから伊那警察署前でドライバーに安全運転の呼びかけた。 -
伊那市の市内運行のバスや乗り合いタクシー13路線削減も含め検討
伊那市は国の補助を活用して市内で運行しているバスや乗り合いタクシーなど13の路線について、「来年度は路線の削減もありうる」との方針を示した。
これは、11日に伊那市役所で開かれた地域交通協議会で示されたもので、国の補助金が大幅に減額される見通しであることが分かった。
市や市内の公共交通事業者らでつくる協議会は、国の補助を活用し効率的なバス路線の実証運行を13の路線で実施しており、本年度は事業費8,600万円を見込んで国に4,000万円の補助を要望していた。
しかし、補助金額はほぼ半額の1,800万円が内示された。
また、実証運行への国の補助は本年度までで、来年度からは、独自運行となる。
市では、「だれにどこへ乗ってもらうかターゲットをしぼり直す必要がある」として、来年度以降、路線の見直し・廃止や運賃の値上げも示唆した。
白鳥孝市長は、「市の負担が増えても維持していくべきもの。利用者の掘り起こしも進めなければならない」と述べた。 -
伊那経営フォーラム2010 開催
「みんなの幸せがまちを元気にする」をテーマとした伊那経営フォーラム2010が12日、伊那市民会館で開かれた。
フォーラムは地域一丸となって素晴らしい経営を追求していこう竏窒ニ、毎年6月に伊那青年会議所が開いている。
第一部の講師は、東京都大田区に本社を置く日本理化学工業株式会社の大山泰弘会長が務めた。
日本理化学工業は、チョークのトップメーカーで国内の3分の1以上のシェアを占め、社員77人中57人が知的障害者。
大山さんは「社員と共に追求した幸せ」と題して講演し、障害者雇用の必要性を訴えた。 -
中尾焼酎の芋苗植え作業
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会のメンバー10人が12日、焼酎用のサツマイモの苗植えを溝口の約20アールの圃場に植えた。
長谷地域では、中尾歌舞伎保存会が中心となり、地域おこしをしようと、地元産のサツマイモを使った焼酎「ごひいきに」を昨年から販売している。
昨年は300本の焼酎を作ったが、早くに完売してしまい、今年の中尾歌舞伎春季公演で販売することができなかった。そのため、今年は500本の焼酎を作ろうと、昨年の倍となる3000本を植え付けた。
参加したメンバーらは、1本1本丁寧にサツマイモの苗を植えていた。
ある参加者は「焼酎をできるだけ多くの人に味わってもらい、地域おこしにつなげたい」と話していた。
サツマイモは10月に収穫し、出来上がった焼酎は12月から販売される予定。 -
ローズガーデンで詩の朗読イベント
伊那市高遠町の本のイベント、ブックフェスティバルのプレイベントが、12日、高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれ、参加者がバラの中での詩の朗読を楽しんだ。
イベントにはおよそ15人が参加した。
このイベントは、本を通して地域活性化を図ろうと去年から開催されているブックフェスティバルの実行委員会が高遠の魅力を感じてもらおうと開いた。
この日はバラ園の中で、信州大学農学部の演劇サークルによるバラにちなんだ詩の朗読が行われた。
参加した人たちはバラの中ゆったりと流れる時間を楽しんだ。
また、世界中でベストセラーになった「アンネの日記」の主人公、アンネ・フランクの形見として知られる「アンネのバラ」についての説明もあり、アルプスバラ会の春日千定代表がバラの特徴などを説明した。
実行委員会が企画する高遠ブックフェスティバルは9月に開かれる予定。 -
伊那愛樹会盆栽展
丹精込めて育てたサツキが並ぶ伊那愛樹会の盆栽展が、11日から伊那市のいなっせで始まった。
いなっせ2階ギャラリーには、サツキの盆栽40点が並べられている。
今年は、春先の天候不順で苦労したということだが、前日からの暖かさで花はいっきに見頃を迎えている。
伊那愛樹会の盆栽展は、13日まで入場無料で開かれている。 -
おひさまクラブ油絵展
伊那市を中心とした油絵愛好者でつくる「おひさまクラブ」の油彩画展が、伊那市の伊那図書館で開かれている。
おひさまクラブは、いなっせで開いていた油絵教室の卒業生らが集まり2004年に発足した。
造形画家の碓井伍一さんを講師に毎月2回の教室で学んでいる。
伊那図書館で開かれている展示会には会員9人の力作26点が並べられている。
それぞれが風景や人物などを題材に感じたままを表現している。
代表の平澤孝一さんは「それぞれが自由な表現で描いている。作品を見て楽しんでほしい」と話していた。
おひさまクラブの油絵展は13日まで伊那図書館で開かれている。 -
豊かな環境づくり上伊那地域会議
県や市町村、上伊那の消費者の会など46団体でつくる、豊かな環境づくり上伊那地域会議の総会が9日開かれ、本年度は、地球温暖化防止と地域の自然を守る活動に重点を置くことを確認した。
総会には、上伊那の消費者の会や商工団体などから26人が出席し、本年度の事業計画を決めた。
本年度は、地球温暖化防止への取り込みとして温暖化防止の学習を行う小学校への経費の助成、レジ袋削減運動への参加、地域の自然を守る取り組みとして自然環境や施設についての学習会の開催などを挙げている。
福山民子会長は「環境に関わる問題は生活に関わる問題。各団体が知恵と力を出し合い取り組んでいきたい」と話していた。 -
信大農学部種子バンク整備へ
南箕輪村の信州大学農学部は、地域に伝わる伝統野菜や雑穀、山ぶどうの種子や遺伝子を一括して管理・保存する遺伝資源貯蔵施設「種子バンク」を今年度整備する。
信州大学農学部では、様々な研究者が羽広かぶなどの地域に古くから伝わる伝統野菜やタカキビなどの雑穀、山ぶどうなどについて研究をしていて、その種子は、1万種類にのぼるといわれている。
貴重な遺伝子を持ったそれらの種子は、各研究室でそれぞれ保管しているが、今回整備される種子バンクは、それらを整理して一括管理し、適正に保存しながら中産間地域の活性化に活用していこうというもの。
バンクに貯蔵される予定の種子は、伝統野菜が52種類、雑穀が5,800種類、園芸作物が1,300種類で、実際は、さらに増えるものと見られている。
農学部では、この種子バンクを中山間地域の再生・持続モデルを構築するための実証的な研究に活用したい考えで、伊那市の西春近のほか、飯田市の上村(かみむら)や千曲市姨捨の棚田で研究が行われる。
中山間地特有の種子1万種類が集約される種子バンクは全国的に見ても珍しい取組みで、高齢化や鳥獣被害により疲弊している中山間農業への朗報となりそうだ。 -
伊那ソースかつどん会 法被完成
伊那市内の飲食店19店舗でつくる「伊那ソースかつどん会」のオリジナル法被が完成した。
11日は、完成した法被がお披露目された。
発足4年目を迎える伊那ソースかつどん会では、各地のイベントに参加する機会が増えてきていることから、今回、オリジナルの法被をつくった。
よく目立ち、見た人の食欲をそそるようにと赤色にした。
表と裏に「伊那ソースかつどん会」と書かれていて、裏には、のイメージキャラクター「かつ丸君」も描かれている。
6月末に伊那市内で開かれるイベントには、この法被を着て参加する予定。 -
医師確保部会 初会合
上伊那地域医療再生事業の作業部会の一つ、医師確保部会の初会合が10日夜、伊那市のいなっせで開かれた。
会議は冒頭のみ公開で行われ、上伊那8市町村、公立3病院、上伊那医師会から21人が出席した。
医師確保部会では、信州大学との連携のもと、公立3病院の研修医・指導医師などを確保するための対策を検討した。
最終的には信大の医学部と協定を結ぶことを目指していて、部会では、信大から医師を派遣してもらうための具体的な方策を公立3病院の事務長が中心となり検討をすることになった。
事務長間の検討が終わり次第、次の会合を開き、その内容が示される予定。
上伊那の医師の数は、全国や県の平均を大きく下回っている。住民10万人に対し何人の医師がいるかを調べた数字では、平成20年12月末現在で、全国平均が224人、県平均が205人、上伊那の平均が135人となっている。 -
箕輪東小学校「親子でふれあい運動」
箕輪町の箕輪東小学校で11日、全校児童と保護者による親子でふれあい運動が行われた。
親子でふれあい運動は、児童と保護者が同じ時間をすごそうとPTA主催で行われた。
11日は児童と保護者の合わせて約300人が参加した。
講師は伊那市の健康アドバイザー山岸 洋子さんが担当した。
今回の運動は、親子のふれあいを再確認をテーマにダンスやレクリエーションが行われた。
山岸さんは「親子で過ごす時間を大切にして、子ども達と沢山ふれ合ってください」と話していた。 -
西駒山荘の袋式トイレ説明会
集団登山を予定している伊那市の伊那中学校で、山荘の袋式トイレの使い方の説明会が、10日に開かれた。
10日は、中央アルプス、西駒山荘の管理人、宮下 拓也さんが伊那中学校に出向いて説明した。
伊那中学校では、7月22日23日の1泊2日の予定で集団登山を行う。
10日は、登山を予定している2年生130人ほどが、説明を聞いた。
日本各地の山荘は、以前、し尿を山の上で埋めるなどの処理をしていたが、登山者の増加に伴い、し尿により、河川の汚染や、環境汚染などにつながり、問題となっていた。
西駒山荘では対策として、環境への負荷が少なく、比較的コストも安い袋式トイレを採用している。
宮下さんは、実際に袋式トイレを見せながら中学生に説明していた。
西駒山荘への集団登山は、伊那中学校のほか上伊那3校が予定していて、順次説明会が開かれる。 -
保育園児 歯科保健指導実習
保育園児への歯磨き指導が11日、伊那市の公衆衛生専門学校で行われた。
11日は公衆衛生専門学校に、近くにある竜西保育園の園児39人が訪れた。
歯磨き指導は、幼児への指導方法を学ぶ実習として、毎年2年生の生徒が行っていて、17人の学生が指導した。
学生達は園児達に分かりやすいように人形劇で、「食べたら歯を磨くこと・全部の歯を磨くこと・好き嫌いしないこと」を呼びかけた。
その後園児達の口の中をチェックした。磨く前の歯を赤く染め、赤い色をおとすよう指導していた。
指導した学生は「子ども達の年齢にあった歯科教育ができるようになりたい」と話していた。 -
伊那市松くい虫対策で大型破砕機を導入
松くい虫被害が広がっている伊那市は、今年度、松くい虫の被害にあった木材の処理に効果がある大型破砕機による処理を実施する。
11日開かれた伊那市松くい虫対策協議会で示された。
伊那市では、昨年度、松くい虫の被害が1700立方mとなり、前の年度の1200立方mより42%増加した。
これは、平成18年度に被害が確認されて以来、最大の被害量になっている。
松くい虫の被害にあった木は、切り倒し薬剤でいぶす方法で被害が拡大しないように処理しているが、今年度は、新たに大型破砕機を使った処理も行う。
方法は、被害にあった木を大型の破砕機で15ミリ以下のチップにするというもので、ほかの松の被害を防ぐ効果があるという。
市では、今年度、約750立方mの被害木の処理を行う予定で1500万円を予算に盛り込んでいる。 -
アンネのバラの集い・周遊バス運行も
伊那市高遠町の本のイベント、ブックフェスティバルのプレイベントが、12日に高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれ、参加者がバラの中での詩の朗読を楽しんだ。
本を通して地域活性化を図ろうと、去年から開催されているブックフェスティバルの実行委員会が、高遠の魅力を感じてもらおうと開いたもの。
この日は、バラ園の中で、信州大学農学部の演劇サークルによる、バラにちなんだ詩の朗読が行われた。
参加した人たちはバラの中でゆったりと流れる時間を楽しんだ。
また、世界中でベストセラーになった「アンネの日記」の主人公、アンネ・フランクの形見として知られる「アンネのバラ」についての説明もあり、アルプスバラ会代表の春日千定さんが、バラの特徴などを説明した。
高遠ブックフェスティバルは9月に開かれる予定。
12日からは、バラ祭りに訪れた人たちに、商店街にも寄ってもらおうと、高遠の商店街を通る周遊バスの運行も始まった。
周遊バスの運行は、ローズガーデンの交通渋滞緩和や、商店街の活性化が目的。
商店街では、バス利用者にバラの小鉢をプレゼントするほか、商品の割引きサービスも行ってる。
周遊バスの運行と商店街でのサービスは、13日と、来週の土日にも実施される。