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分杭峠の通行止め解除
土砂崩れのため全面通行止めとなっていた伊那市長谷の国道152号、分杭(ぶんぐい)峠が3日から通行が可能になった。
国道152号は、今月2日から土砂崩れの影響で通行止めとなっていたが、3日の夕方5時に通行止めが解除された。
分杭峠まで行くシャトルバスは3日まで運休していたが、4日朝8時の始発便から通常運行している。 -
上伊那医師会付属准看護学院 入学式
伊那市の上伊那医師会付属准看護学院で2日、入学式が行われ、准看護師を目指す26人が入学した。
2日は、在校生や来賓などが出席する中、第59期生となる26人が入学した。
上伊那医師会会長で学院長の北原学院長は、「看護技術とともに、患者さんの心を支える力を養ってほしい」と式辞を述べた。
また、新入生を代表して、酒井 美奈さんが、「目標に向かって日々努力することを誓います」と宣誓した。
今年度入学したのは10代から50代の26人で、男性5人、女性21人となっている。
26人は、今後2年間、学院で学んだあと、県の資格試験を受け、准看護師の資格取得を目指す。 -
北福地御柱祭の御柱祭 盛大に
今年は7年目ごと行われている諏訪大社の御柱祭の年。伊那市富県北福地では4日、地区に祭られている諏訪社の御柱祭があり里曳きと建て御柱が行われた。
富県北福地では、寅年と申年の7年目ごとに御柱祭を行っている。
昔は、神社の役員だけで御柱祭を行っていたということだが、平成4年から地区住民が参加している。
4日は朝7時に、地区住民が北福地集落センターに集まり、先月、高鳥谷山から切り出した長さ8メートル88センチの御神木を車に乗せて区内10ヶ所を巡回した。
この後、北和田集会所で、里曳きの出発式が行われた。
木やり唄やラッパ隊の合図で、4本の柱を氏子や子ども達が引いて、約1キロ先の諏訪社を目指した。
天候にも恵まれ、4日は地元住民約400人が参加し、区内には、威勢の良い掛け声が響いていた。
約1時間かけて無事に4本の柱が諏訪社に到着した。
午後2時頃からは、諏訪社の境内4ヶ所に柱をたてる建て御柱の儀式が行われた。
建てられた柱は、正面が地区の方向を向くように回され、砂や木の板を使い固定されていた。
次回、北福地諏訪社の御柱祭が行われるのは、平成28年になる。 -
箕輪町マレットゴルフ同好会初打ち
箕輪町マレットゴルフ同好会は3日、長田マレットゴルフ場で初打ち例会を開いた。
会員64人が参加し、36ホールのコースを4人1組で回った。
同好会では、長田マレットゴルフ場が冬季の休業から営業を再開する4月の最初の土曜日に、初打ち例会を開いている。
参加者は、久しぶりの感触を楽しんでいた。
大会の結果、男子の1位は那須養一さん、女子の1位は矢ヶ崎けさ子さんとなっている。 -
はなまる地域探検隊 来年度の打ち合わせ
子供たちがさまざまな体験活動を行う伊那市の「はなまる地域探検隊」は29日、来年度の活動内容を話し合った。
伊那市のいなっせで企画会議が開かれ、推進委員として企画や運営をしている中学生と高校生10人が集まった。
はなまる地域探検隊は、体験活動を通して地域や学年の枠を超えたつながりをつくろうと8年前から活動している。
本年度からは、過去に、はなまるで活動をしてきた中学生や高校生が運営する立場として参加している。
会議では、来年度初めて行う書き初めのやり方などについて話し合った。
探検隊の隊長、伊藤元朗さんは、「推進委員の子供が一丸となって活動を進めようという姿勢がありがたい」と話していた。
来年度1回目の活動は、4月29日となっている。 -
山岳写真家中山秀幸さん 写真遺作展
昨年10月に脳腫瘍のため48歳で亡くなった山岳写真家中山秀幸さんの写真遺作展「山に愛された男がのこしたもの」が3日から、伊那市の県伊那文化会館で始まった。
遺作展は、中山さんのこれまでの活動を知ってもらおうと、友人や写真仲間などでつくる実行委員会が開いた。
会場には、地元南アルプスの写真のほか、南米アンデスの山やそこで暮らす人々を写した作品など55点が並べられている。
また中山さんが撮影のために使っていたカメラのほか、山で使っていたテントや登山靴なども展示されている。
中山さんは、伊那市美篶出身で、25歳の頃から山の魅力を写真で表現しようと創作活動を始めた。
1990(平成2)年に日本山岳写真協会に入会。その後活動に専念するため、勤めていた会社を退職してからは、数多くの山岳写真を発表し将来を期待されていた。
3日から始まった遺作展には、朝から多くの人が訪れ、中山さんの写真に見入っていた。
遺作展を企画した実行委員会の委員長で中山さんが師事した山岳写真家津野祐次さんは、「企画展が開催できたのは中山さんの人柄を慕う多くのファンのおかげだ」と話す。
中山秀幸写真遺作展は、入場無料で11日まで開かれている。 -
古道「黒沢道」復元へ
かつて使われていた道を復元しようと、伊那市手良地区の住民有志が3日、古道「黒沢道」の整備作業をした。
手良地区の有志8人が二手に分かれ、整備作業をした。
黒沢道は、伊那市の手良地区と高遠町長藤地区をつなぐ道で、今では使われることもなくなり、どこに道があるかも分からなくなっていた。
しかし、数十年前までは、この道を通じて手良地区と長藤地区の住民が交流していたという話を地区のお年寄りから聞き、この道を復活させようと考えた。
3月にルートの調査を行い、長藤まで抜ける道を確定した。
この日は復元作業の初日で、メンバーは邪魔になる木をチェーンソーで切り、道を通りやすくしていた。
25日にもう一度作業を行う予定で、道が復元した後は、かつて交流があった長藤地区との交流イベントなどを企画したい竏窒ニしている。 -
富県保育園 新園舎で初の入園式
新しく建て替えられた伊那市の富県保育園で3日、入園式が行われた。
新園舎で入園式が行われ、入園児が保護者に手をひかれて入場した。
富県保育園には今年、年少17人、未満児14人が新たに入園した。
新しい富県保育園は、富県北部保育園と南部保育園が2年前に統合したことに伴い、学校近くに建設された。
延べ床面積980平方メートルの木造平屋建てで、ペレットボイラーなど環境にやさしい熱源を利用したほか、地域との交流スペースが設けられた。
入園式では、保育士や在園児が歌を歌って入園を祝っていた。
山崎富子園長は「地域との交流、学校との連携、学年を越えた活動を柱として、心の通い合える保育園を目指したい」と話していた。 -
小原交流センター竣工式
伊那市高遠町小原地区の新しい交流センターが完成し3日、竣工式が行われた。
関係者約50人が参加し、テープカットなどで完成を祝った。
小原交流センターは、老朽化が進んだことや、地域住民が増え手狭になったため、昨年10月から建て替え工事が始まった。
延べ床面積305平方メートルの木造平屋建てで、城下町にふさわしいシックなデザインになっている。
木材の90%以上に県産材を使用していて、国から木造公共施設整備事業として、総事業費の半分となる約3千万円の補助を受けている。
今後、公民館活動や地区の会議などで交流センターを利用していくという。 -
横山光一さん作陶展
伊那市西春近在住の陶芸家、横山光一さんの作陶展が、伊那市のはら美術で開かれている。
会場には横山さんの作品約50点が並んでいる。
横山さんは西春近在住の79歳で、30年ほど前、公民館教室をきっかけに陶芸を始めた。
横山さんは土から釉薬まで自分で作り、自宅の窯で焼き上げている。
緑色を基調とした作品が多く並んでいるが、窯の状態を変化させるとまれにできるという赤い色の作品も何点か並んでいる。
横山さんの作陶展は6日まで。 -
伊那ビデオクラブDVD寄贈
伊那ビデオクラブは2日、上伊那8市町村の歌に合わせて風景などをまとめたDVDを、上伊那広域連合に寄贈した。
伊那ビデオクラブの飯島尚美会長ら3人が伊那市役所を訪れ、広域連合長の小坂樫男市長にDVDを手渡した。
DVDは、会員が1年間かけて撮影、編集したもので、93枚が贈られた。
上伊那8市町村それぞれの歌にあわせて、歌詞に唄われている風景や史跡などを紹介している。
飯島会長は「上伊那の今を知ることで10年後20年後の故郷の在り方を考えるきっかけにしてもらいたい」と話していた。
DVDは、各市町村役場や小中学校、図書館などに配布されることになっている。 -
伊那市 下水道使用料未請求で職員処分
伊那市の下水道使用料未請求問題で、小坂樫男市長と酒井茂副市長は、給料を減額する条例改正案を2日の臨時市議会に提出し、全会一致で可決された。
給料減額の条例改正案は、監督責任をとり提出したもの。
小坂市長は、給料月額の30パーセントにあたる27万8,400円を、酒井副市長は、20パーセントにあたる15万3,600円を4月の給料から減額する。
伊那市の下水道使用料の請求漏れは、平成5年からあり、未請求金額の合計は、2,300万円にのぼり、このうち900万円は、時効が成立している。
市では、時効が成立していない使用料1,400万円については、個別訪問などにより粘り強く納入を求めていくとしていて、時効が成立しているものについては、職員の寄付なども含め、補てんの方法などを検討したいとしている。
市は、情報の共有化、チェック体制の確保、指定工事店への指導などを再発防止策に掲げていて、平成5年度から21年度まで使用料関係に携わった管理職など18人を減給などの処分にした。
今回の市長と副市長の減給も職員の処分に伴う監督責任として行なわれる。 -
分杭峠で土砂崩れ
伊那市長谷の国道152号、分杭峠で、1日からの大雨と強風が原因と見られる土砂崩れが発生し、全面通行止めとなっている。
土砂崩れが発生したのは、伊那市長谷から大鹿村へ抜ける国道152号・分杭(ぶんぐい)峠の大曲(おおまがり)付近。2日午前7時50分頃、通行者から長谷総合支所に連絡があり、土砂崩れを確認し、その後、この道路を管理する伊那建設事務所が全面通行止めにした。
現在、伊那建設事務所では、土砂の撤去作業を行っているが、復旧の目途はたっていないという。 -
各地の消防団で任命式
伊那市消防団の平成22年度任命式が1日夜、伊那市民会館で開かれ、新入団員119人を含む357人に辞令が交付された。
伊那市消防団員は全体で1150人いて、式では、新入団員のほか再入団員や昇格者に辞令が交付された。
再入団で副団長に就任した三澤俊明さんらは、伊藤仁伊那市消防団長から辞令を受け取っていた。
伊藤団長は、「市民の安全を守る消防団の崇高な使命は、日々の訓練をつむことで初めて達せられる」と団員を激励。「今年度は、合併のメリットを活かして、分団や部などの組織の編成を見直したい」と訓示した。
また小坂樫男市長は、「市民は、消防団に大きな期待と信頼を寄せている。新入団員は、自らを律して訓練に励んでもらいたい」とあいさつした。 -
箕輪町の保育園で入園式
箕輪町の保育園9園で2日、一斉に入園式が行われた。
このうち松島保育園では、本年度入園する子供たちが、父親や母親と一緒に入園式に出席した。
松島保育園の井沢万寿美園長は、ぬいぐるみを使いながら新入園児の入園を祝い、「保育園には遊ぶところもいっぱいあります。早く起きて、一杯ご飯を食べて、保育園に来てください」と話した。
また年中、年長園児たちは、歌を歌って入園を祝った。
本年度、松島保育園では、新たに49人が入園した。
総数は188人で、町内では最も園児数が多くなっている。
町全体では新たに230人が入園し、総数は818人となっている。 -
伊那公園ぼんぼり点灯
伊那公園のさくら祭りを前に1日夜、ぼんぼりの点灯式が行われた。
悪天候の中、花火の合図で公園内のぼんぼりが一斉に点灯した。
伊那公園では毎年個人や企業などに協力を得てぼんぼりを設置している。
今年は例年並みの396基のぼんぼりが集まった。
点灯式には、祭りを行っている伊那公園桜愛護会をはじめ伊那商工会議所など45人が出席した。
愛護会の伊藤一男会長は「今年も多くの人達のおかげで、ぼんぼりが灯された。たくさんの人達に公園に足を運んでほしい」と話していた。
伊那公園の桜は、現在ヒガンザクラが5分咲きとなっている。公園内にある桜は11日頃が見頃を迎えそうだ。
11日には、伊那公園で太鼓演奏やカラオケなどを楽しむさくら祭が予定されていて、今年は伊那節祭りと合同で行われる。
ぼんぼりは24日までの午後6時頃から午後10時まで点灯される。
なお春日公園も1日からぼんぼりが点灯されている。 -
KOA入社式
新年度がスタートした1日、企業や行政機関で入社式や辞令交付式が行われた。
箕輪町に本社を置く電子部品メーカー・KOA(株)では入社式が行われた。
今年度は、昨年度より3人少ない35人が入社した。
式の中で向山孝一社長は、「KOAは、今年、創業70年を迎える。新たに入社した皆さんとともにあたらな歴史が始まる事に感慨深く感じる。
外へ出れば私がKOAです、といえるKOAマン KOA レディになってほしい」と挨拶した。
新入社員は、「世界にKOAの商品を販売する営業マンになりたい」「プロジェクトリーダーとなり開発に貢献したい」などと、一人ひとり自己紹介した。
入社した35人は、今後、ビジネスマナーなどの研修をうけ、会社の原点であるものづくりの実習を経て、6月に正社員として登用される予定。 -
伊那市新規採用職員辞令交付
新年度が始まった1日伊那市は新規職員辞令交付式をおこなった。
式では小坂樫男市長から新しく入った職員8人に、辞令が手渡された。
小坂市長は「地方自治体は大変な時代を迎えている。生き残りをかけ、市民の安全の確保・福祉の向上のため、解決すべき課題に取り組んで欲しい。活躍を期待する。」と訓示した。
市民生活部市民課に配属された福澤しのぶさんは「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行します。」と誓いの言葉を述べた。
今年度は男性6人、女性2人が採用された。
社会人枠から保育士が一人、また、旧上伊那図書館「創造館」の学芸員として一人採用されている。
伊那市によると、退職者も少なかったため今年度は、昨年度より5人少なく、伊那市が合併して以来最も少ない採用数だという。 -
高遠城址公園で公園開き
伊那市高遠町の高遠城址公園で1日、公園開きが行われ、さくら祭りが始まった。
雨のため高遠閣で式が行われ、関係者約100人が集まった。
小坂樫男伊那市長は「全国に誇れる桜まつりになるよう工夫している。全国のお客様を温かく迎え、すばらしい花を見ていただきたい」とあいさつした。
式では、高遠町にある3つの保育園の年長園児による歌の発表もあった。
式の後、晴れ間がのぞいた公園では、小坂市長や保育園児らが桜雲橋を渡り、さくら祭りの始まりを祝った。
園内には約1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、県の天然記念物に指定されている。
昭和58年の有料化から去年までに、累計で約730万人が訪れている。
日本気象協会が発表した桜の開花予想では、高遠城址公園の桜の開花は4日、満開は9日と予想している。さくら祭りは今月30日まで。 -
牧野晃さん写真展
高遠の四季折々の風景を写した牧野 晃さんの写真展が、伊那市の信州高遠美術館で始まった。
1日は、高遠美術館のギャラリー展では初というテープカットなどのオープニングセレモニーが行われた。
写真展は、牧野さんの同級生の前の高遠町長の伊東義人さんら実行委員会が企画し、高遠さくら祭り期間中にあわせて始まった。
牧野さんは、趣味で写真を撮り続け、高遠町の観光ポスターのコンテストなどに入賞している。
また、平成15年に発行された写真集「後世に伝えたい20世紀の高遠十景」では、写真班の中心メンバーとして活躍した。
会場には、高遠の四季を収めた作品、27点が並んでいる。
この牧野晃さんの写真展は、5月9日(日)まで開かれている。
高遠美術館の入館料は500円、小中学生は150円。 -
次世代育成支援行動計画答申
南箕輪村における子どもの健全育成や保護者への支援などの行動計画について検討してきた協議会は30日、南箕輪村の唐木一直村長に計画を答申した。
協議会の宮下広規会長らが南箕輪村役場を訪れ検討結果を唐木村長に答申した。
次世代育成支援行動計画は、村が今後目指す子育て支援施策や事業の目的をまとめたもので、5年に1度見直しを行っている。
平成22年度から平成26年度までまとめた次世代育成支援計画には、幼児から本に親しむブックスタート事業や運動遊びなど73項目が盛り込まれている。
唐木村長は、「答申にそった施策が出来るように努めていきたい」と話していた。
村では今後、次世代育成支援行動計画のダイジェスト版を作り村民に周知させていく。 -
暴力団排除に関する協定締結
伊那警察署と箕輪町は、
1日、町営住宅からの暴力団排除に関する協定を結んだ。
協定は、箕輪町が町営住宅から暴力団員を排除するため公営住宅管理条例を改正したことにより結ばれた。
条例では暴力団と判明した場合「新規に入居させないこと」
また「退去を求めること」などを定めている。
協定により町は、特定の疑わしい人物が暴力団員かどうかを警察に確認することができるようになる。
伊那署管内でこの協定を結んだ自治体は辰野町に次いで2例目。
現在町には町営住宅の団地が3つあり、合わせて125世帯が入居できる。
町ではセーフコミュニティーを進めていることもあり警察との連携を強め、住民の生活の安全安心につなげていきたいと話している。 -
グループホーム『桜』開所
伊那市高遠町勝間に、認知症の高齢者を対象にしたグループホーム「桜」が完成し1日、開所式が行われた。
グループホーム桜は、特別養護老人ホーム「さくらの里」を運営する社会福祉法人高遠さくら福祉会が、老人ホームの隣に建設した。
開所式では、4人の利用者に理事長の山浦恭民さんから花束が贈られた。
山浦理事長は、「地域に愛され、信頼される施設にしていきたい」とあいさつした。
施設は、木造平屋建て、面積は約540平方メートル。
共有スペースの食堂と居間、台所などがある。
認知症の高齢者対象で、定員は18人、全室個室でベッドも備えられている。
すでに定員は埋まっていて、今月中に全員入所する予定。
このグループホームでは、入所者が料理や畑づくりなどを共同で行っていくという。 -
最優秀に久保村由人さん
南箕輪村の風景や行事を撮影したフォトグランプリの表彰式が29日、役場で行われた。
今年で4回目のフォトグランプリには、19人から61点の応募があった。
表彰式では唐木一直村長から入賞者に賞状などが手渡された。
最優秀賞には伊那市の久保村由人さんの作品「楽しむベトリンピック」が選ばれている。
また優秀賞には3人が選ばれた。
伊那市の伊藤好幸さんの「春の大泉川」
同じく伊那市の向山世男さんの「ドラゴンの御見送り」
駒ヶ根市の春日芳人さんの作品「植田の季節」となっている。
入賞作品は村の観光パンフレットなどに使用される。 -
伊那市年度納め式
年度終わりの31日、伊那市役所では職員が多目的ホールに集まり、年度納め式が行われた。
小坂樫男市長は訓示で「富県保育園の移転新築や小中学校の耐震化など今年度計画していた事業はすべて完了、または着手することができた」と話した。
また新ごみ中間処理施設の建設について「去年暮れ、地元区から環境アセス同意を得られ、一歩前進することができた」と訓示した。 -
阪大名誉教授小林昭雄さん講演会
大阪大学名誉教授で伊那市日影出身の小林昭雄さんの講演会が27日、日影公民館で開かれた。
会場には地区住民約50人が集まり、小林さんの講演に耳を傾けた。
小林さんは日影区出身の65歳で、現在大阪府に住んでいる。
小林さんは「緑の星の財産発見!」と題し、自然環境や自然への意識の変化について講演した。
小林さんは、伊那市で過ごした子ども時代を振り返り「私が子どもの頃は春になっても黄砂は飛んでこなかった。黄砂の発生源となっている中国では、温暖化により一面森だった場所が砂漠化してきている」と温暖化の進行を説明した。
また子ども達の遊び場が家の外から中に移っていることに触れ「自然は地球の生き証人。自然とふれあうことでいろんな発見をして、子ども達の五感が育っていく」と自然とのふれあいの大切さを訴えていた。
小林さんは「地球が存在することは宇宙の奇跡。私たちの生活に必要な空気や水を守るために自然環境を守っていかなければならない」と話していた。 -
伊那小夏組に感謝状
伊那北駅周辺の活性化に取り組み、この春卒業を迎えた伊那小学校6年夏組に29日、伊那商工会議所から感謝状が贈られた。
伊那小夏組の児童は、伊那北駅周辺の商店街の活性化に貢献したとして、伊那商工会議所から感謝状が贈られた。
また、活動に協力してきた山寺活性化協議会から全員にメダルがプレゼントされた。
夏組は、伊那北駅周辺を活性化させようと、地元商店主らと協力しながら朝市を行ったり、駅前広場の有効活用を考えてきた。
4年生の時から毎週1回欠かさず行ってきた駅の清掃も100回を超している。
夏組の広瀬愛さんは、「みなさんのおかげで大きな活動にすることができた。中学へ行っても伊那北駅を見守っていきたい」と話していた。 -
南箕輪中S29年卒業生が記念植樹
南箕輪中学校の昭和29年卒業生が28日、古希祝いで大芝高原にシダレザクラを植樹した。
植樹には県内外から同学年のメンバー23人が集まった。
メンバーは27日に70歳の古希祝いで同年会を開き大芝荘に宿泊。何か記念になるものを残そうと植樹することになった。
大芝湖横の景観と日当たりの良い場所に穴を掘り、シダレザクラの苗木を植えていた。
また同年会のメンバーは、苗木購入で余った1万9千円ほどを松くい虫対策募金として南箕輪村に寄付した。 -
美篶コーラス第4回演奏会
伊那市の女性コーラスグループ「美篶コーラス」の7年ぶりの演奏会が27日、伊那文化会館で開かれた。
美篶コーラスのメンバー18人がステージに立ち、11曲を披露した。
美篶コーラスは、伊那市の美篶地区の女性を中心に活動していて、創立32年の歴史あるグループ。
今回は、7年ぶりの演奏会が実現した。
第3部では、オペラ「ミミー・みっつ」を公演した。
主人公の女の子・みつが、おもちゃやで見つけた怪我したツバメを介抱し、ツバメがそのお礼に、みつの3つの願い事をかなえてあげるという物語で、メンバーが熱演していた。 -
ニホンジカ捕獲82頭
昨年度の2倍以上の成果南信森林管理署は、本年度行ったワナによるニホンジカの捕獲数をまとめた。本年度は82頭を捕獲し、昨年度の2倍以上という成果を上げている。
伊那谷流域で南信森林管理署の職員が実施したワナによるニホンジカの捕獲実績は、本年度は82頭だった。これは昨年度実績35頭の2倍以上という結果となっている。
このうち伊那森林事務所では1頭、伊那里森林事務所で2頭、黒河内森林事務所で1頭を捕獲した。
捕獲は、昨年10月9日から今年3月31日まで行われた。
捕獲頭数が増えた理由として、ワナを昨年度より200個ほど増やしたこと、職員の習熟度が上がったことを挙げている。
南信森林管理署では、今後もワナの設置に取り組むほか、捕獲したニホンジカの有効利用を検討していきたいとしている。