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シャクヤク見ごろ
駒ヶ根市赤穂の養命酒 駒ヶ根工場の正面玄関前のシャクヤクが見頃となっている。
シャクヤクは、養命酒の生薬として使う研究のため17年前から植え始め、現在は、3000株以上となっている。
観賞用として一般に公開していて、現在見頃となっている。
シャクヤクは今週いっぱいまで見頃。 -
伊那市行政改革審議会
伊那市が昨年度進めてきた行政改革の効果は、金額にして3億5千万円ほどになる事が分かった。
10日に市役所で市行政改革審議会が開かれ、昨年度の行政改革の進捗状況と、今年度の計画などが示された。
昨年度、伊那市は、伊那市行政改革大綱に基づき、90項目について行政改革を進めてきた。
報告によると、予定通り進んでいるが、62項目、予定より進んでいるが20項目、予定より遅れているが8項目。
行政改革では、市の職員の定数適正化により5千万円削減、未収金対策の実施により2億2千万円の収入などがあった。
これらの行政改革により、1億500万円の削減と、2億5千万円の収入につながり、全体では、3億5千万円ほどの効果があったという。
また、昨年度、審議会の新たな取り組みとして、行政を第3者の目で評価する外部評価を取り入れた。
市全体の事業約700の事業のうち、12事業について検討し、実施主体を民間へ委託すべき、市の負担を減らす取り組みをすべきといった意見を去年11月に市長に報告している。
行政改革大綱が、今年度までとなっているため、来年度から5年間の大綱を策定すること、昨年度に引き続き、外部評価を行うことなどをあげている。 -
南箕輪村 下水道料金値上げ検討
南箕輪村の唐木一直村長は10日、来年度以降、下水道料金の値上げを検討していることを明らかにした。
南箕輪村議会の一般質問で議員の質問に答えた。
村の下水道料金は、平成9年4月の改定以来13年間、据え置かれている。
今回、今年度末で下水道整備が一段落することや、下水道会計が赤字になっていることなどから、料金の値上げを検討しているという。
唐木村長は、「住民に若干の負担増をお願いしたい」と話した。
値上げについては現在、庁内で検討していて、夏以降に上下水道事業運営審議会に諮りたいとしている。
このほか、村の農業集落排水処理施設の今後の方針についても示された。
村の方針では、農業集落排水処理施設の「南箕輪西部地区処理施設」を廃止し、公共下水道の処理施設と統合したいとしている。
これについては今後、県や国と協議していくという。 -
分杭峠ゼロ磁場にベンチを
伊那市高遠町にある木材加工メーカーの(株)ウッドレックスが10日、伊那市長谷の分杭峠のゼロ磁場で使ってほしいと、木製のベンチを伊那市に寄贈した。
ウッドレックスから、木製のベンチ5脚が長谷総合支所に届けられた。
ウッドレックスは、全国各地から観光客が訪れ人気になっているゼロ磁場に椅子がないことを知りベンチを寄贈した。
板の割れを防ぐため杉の間伐材を発泡ウレタンで覆ったベンチ2脚と、端材を利用したベンチ3脚の合計5脚。
長谷総合支所の中山晶計支所長は、「有効に使わせていただく」と感謝した。 -
高山植物保護取締件数が減少
南アルプスや中央アルプスなどで、高山植物の保護取締件数が、昨年度は前の年度より大きく減少したことが分かった。
10日開かれた高山植物等保護対策協議会の南信地区協議会総会で報告された。
説明によると、平成21年度の高山植物保護取締件数は678件で、前年度1050件の65%と、減少した。
これは、「踏み荒らし」の件数がおよそ半減したためで、協議会では日頃の保護パトロールの成果が現れたのではないかと話している。
しかし、「踏み荒らし」や「禁止区域への侵入」などが依然として目立っている。
このため協議会では、入山者のモラル向上を図っていこうと、今年度も継続してリーフレットを配るなど啓発活動を徹底していくという。 -
ハチミツ搾りを体験
信州大学農学部食料生産科学科の2年生は10日、大学の施設内で蜂蜜しぼりを体験した。
この体験は、大学の果樹園の受粉用に、伊那市の養蜂家小松実治さんから蜂を借りたのがきっかけで行われ、今年で24回目。
体験ではまず、小松さんが巣箱から巣枠を取り出して生徒達に見せた。
その後、巣枠を専用の遠心分離機にかけ蜂蜜をしぼった。
機械にかけると蜂蜜の甘い匂いが漂よった。
16枚の巣枠からは約20キロの蜂蜜がとれた。
この日は、蜂の巣を加工してつくった蜜蝋でキャンドルを作ったり、しぼった蜂蜜をパンに塗り、採れたての蜂蜜を味わった。
今回とれた蜂蜜は、大学内の生産品販売所で販売する予定。 -
下県地域交流センター安全祈願祭
伊那市美篶の下県公民館の老朽化にともない、新たに建設される、下県地域交流センターの安全祈願祭と起工式が、10日現地で行われた。
伊那市の関係者、地元住民、請負業者など、約30人が参加して、安全祈願祭が行われた。
工事は、下県第一公民館と第2公民館の老朽化が進んでいることや、緊急避難時に駐車場が足りないことなどから、場所を新たにして行われる。
県産材を利用してつくられる予定で、国の県産材の利用を促進し、木材の良さをアピールする木造施設として、事業費の半分は国からの補助を受けている。
新しい公民館について検討してきた地域住民でつくる建設委員会の春日藤彦委員長は、「地域の活性化に貢献する、よりよい交流センターの完成を目指したい」と話した。
地域交流センターは、11月末ごろに完成予定で、総事業費は約6千万円。 -
渡場地区介護予防拠点施設 安全祈願祭
伊那市東春近の渡場地区介護予防拠点施設建設の安全祈願祭が10日、渡場公民館跡地で行われた。
安全祈願祭には、市の職員や区、建設会社などの関係者約20人が出席した。
この施設は、高齢者の介護予防や健康増進、地域や世代間の交流の場として、建設される。
事業費は約3千300万円で、そのうちの3千万円は国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金でまかなわれ、300万円は区が負担した。
延床面積209平方メートルの木造平屋建てで、バリアフリー構造となっている。
酒井茂副市長は「生涯学習施設やコミュニティーの場として地域の人に愛される場になってほしい」と話した。
市では、平成22年度は新たに5カ所、施設の建設を予定している。 -
伊那まつりポスター原画決まる
伊那まつりをPRするポスターの原画の審査が9日、伊那市役所で行われた。
審査の結果、最優秀賞には、西箕輪中学校2年西組の高橋透君の作品が選ばれた。
今年は市内5つの中学校から202点の応募があった。
高橋君の作品は楽しそうな祭りのイメージが表現されていることなどが評価された。
ポスターは今月下旬完成予定で、市内や近隣市町村の公共施設に貼られることになっている。 -
西箕輪通学合宿始まる
5泊6日公民館に宿泊しながら学校に通う通学合宿が、伊那市の西箕輪公民館で行われている。
通学合宿は、西箕輪小学校の児童が、公民館に泊まって共同生活をしながら学校に通うという取り組みで、今年で6年目。
今年は、4年生から6年生までの37人が参加している。
自分達で協力しながら、食事を作ったり、勉強したりする。
通学合宿では、毎年、信州大学農学部の学生がスタッフとして協力していて、子どもたちと、一緒に寝泊りするなどして交流する。
5泊6日という長期間での通学合宿は、県内でも珍しい取り組み。
1日目となる6日は、子どもたちが、大学生と一緒に遊んだり、キャンプファイヤーで交流会などが行われた。
キャンプファイヤーでは、火を囲んで自己紹介が行われた。
通学合宿は、11日(金)までで、子どもたちは、学校に通いながら、共同生活を送ることになっている。 -
黒田辰己切り絵展
松本市在住の黒田辰己さんの「花の切り絵展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、花や蝶をモチーフにした作品約40点が展示されている。
これから季節を迎えるハスの花やアジサイなど、どれも身近な花をモチーフとしている。
黒田さんは松本市在住の65歳。10年ほど前から会社勤めの傍ら、切り絵を創作し、退職した後、本格的に作品づくりに力を入れてきた。
今回、初めてかんてんぱぱホールで展示会を開いた。
黒田さんの花の切り絵展は12日まで。 -
アカスジキンカメムシ見つかる
日本で最も美しいカメムシの一つといわれているアカスジキンカメムシが7日、伊那市西町で見つかった。
アカスジキンカメムシは、体長1.5センチほどで光沢のある緑色の体に赤い筋が入っている。
日本で最も美しいカメムシの一つといわれていて本州、四国、九州などに分布している。
このアカスジキンカメムシを見つけたのは、元信州大学農学部教授の農学博士で昆虫など自然科学に詳しい建石繁明さん。
アカスジキンカメムシは他のカメムシにみられるような集団はつくらないといわれていて、同じ葉に数匹が集まっている様子は珍しいという。
体に黒と白の模様があるのは幼虫で建石さんは成虫が羽化を待っているのではないかと話す。
アカスジキンカメムシは他のカメムシのような臭いはあまりないということで、建石さんは今後、羽化の様子などを観察していきたいと話している。 -
内視鏡手術トレーニングセンター部会初会合
上伊那地域医療再生事業の作業部会の一つ内視鏡手術トレーニングセンター部会の初会合が8日夜、伊那市のいなっせで開かれた。
会議は冒頭のみ公開で行われ上伊那8市町村、公立3病院などから13人が出席した。
この部会は、伊那中央病院内に全国の医療関係者を対象にした内視鏡手術トレーニングセンターを設置することについて検討する。
上伊那広域連合によると、出席者からは、内視鏡手術トレーニングについて指導できる医師が確保できるのか、また年間約1億円と想定されている運営費はどうするのかなどの質問が出されたという。
事業主体となる伊那市では、次回7月中を予定している部会までに、出された質問の回答をまとめ報告する予定。 -
北沢峠散策ツアー実施へ
伊那市は7月から、新しい事業として、65歳以上を対象に南アルプスの北沢峠を散策するツアーの実施を計画している。
この事業は高齢者福祉対策として計画されているもので、本年度の補正予算案に79万円が計上されている。
ツアーは伊那市観光株式会社と市営南アルプス林道バスが実施主体となり、林道バスで南アルプスからの景観を楽しんだり、北沢峠にある長衛荘で食事をする。
また山を下ってからは、仙流荘か入野谷、高遠さくらホテルで入浴ができる。
林道バスの停留所までは、公民館などの公共施設から送迎バスを走らせる。
料金はバス代、入浴料、食事代合わせて、標準4100円のところ2千円を予定している。
対象は市内に住む65歳以上で、7月から9月末までの平日に20回ほどツアーを実施する計画で500人の利用を見込んでいる。
伊那市では今ある施設を有効に活用しながら、お年寄りの健康増進を図るとともに、林道バスの利用者増や観光施設のPRにもつなげたいとしている。 -
南箕輪村長杯ゲートボール大会
南箕輪村ゲートボール連盟の村長杯をかけた大会が9日、大芝高原屋内運動場で行われた。
大会には、8チーム約50人が参加した。
南箕輪村ゲートボール連盟は区ごとに6つのクラブがあり、交流や健康づくりを目的に週に2回ほど練習をしている。
全てのクラブが集まっての大会は年に6回あり、村長杯もその一つ。
ルールは、30分の制限時間内に、どれだけ多くのボールをゲートに通すことができたかで得点を競う。
参加者は、慎重に狙いを定めボールを打っていた。
大会の結果、優勝は神子柴、2位は久保B、3位は南殿となっている。 -
手良小児童飾り寿し作り
県の食育月間に合わせ、伊那市の手良小学校は、今週が給食週間。9日は、給食週間の特別メニュー、飾り寿しを子供達が味わった。
子ども達が味わった飾り寿しは、具材をカニの形になるように並べて作った巻き寿し。
これは、食を通して感謝の気持ちを持ってほしいと、手良小学校の給食週間に合わせて作られた。
飾り寿しは手間と時間がかかるため、9日は3、4年生60人分だけ作った。
手作りのありがたさを知ってもらおうと給食調理員がアイディアを出し合い、練習もしたという。
手良小学校では、「給食週間を通して、何気ない食事もいろいろな人の力でできていることを子ども達に知ってもらいたい」と話している。 -
地域連携ネットワーク部会 初会合
上伊那地域医療再生事業の作業部会の一つ、地域連携ネットワーク部会の初会合が7日、伊那市のいなっせで開かれた。
会議は冒頭のみ公開で行われ、上伊那8市町村、公立3病院、上伊那医師会から21人が出席した。
地域連携ネットワーク部会で検討するのは、公立3病院の連携、病院と診療所の連携を進める地域連携ネットワークの推進、住基カードを上伊那の医療圏統一の診察券として活用するための整備の2事業。
ネットワークの推進では、伊那中央病院に連携の拠点となる「地域医療支援センター」を設置する。
連携の仕方については、伊那中央病院が素案を作り、次回の会合で示されることになった。
また、現在伊那中央病院で導入している電子カルテを、昭和伊南総合病院、辰野総合病院でも導入することを目指していて、県の9月補正予算に間に合うよう、検討を進める。
住基カードを共通の診察券として活用するための整備では、まずは昭和伊南総合病院とその周辺市町村をモデル地区として実施する計画。
こちらは、公立3病院の電子カルテ化が完了した段階で、実施していく予定。
地域連携ネットワーク部会では、6月下旬に2回目の会合を開く予定。 -
1億2千万円の減額補正
箕輪町議会6月定例会が8日、開会し、一般会計補正予算案を含む7議案が提出された。
一般会計補正予算案では、町税の収入が落ち込んでいることを受け、1億2千万円の減額補正を行う。
補正予算案など7議案が提出された。
そのうち、町税については、6月の段階で、当初の見込みよりも税収が落ち込んでいるため、減額補正を行う。
当初予算の税収の見込み総額は33億円でしたが、1億2千万円を減額し、総額を31億8千万円とする。
予算を補うため、財政調整基金から減額分を繰り入れる予定。
町によると、納税者の約58%の所得が減少していて、納められる税額も減額しているという。
また、主な事業としては、新エネルギー活用補助金420万円、三日町地区で東山山麓歴史コースを整備するための事業費180万円などが盛り込まれている。
箕輪町議会6月定例会は、14日、15日に一般質問、18日に採決が行われ、閉会する予定。 -
雑穀もちきびの種まき
伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家の通所者は8日、近くの畑に雑穀もちきびの種をまいた。
農作業を通して地域の人達と交流し障害施設への理解を深めてもらおうと行われたもので、さくらの家の通所者をはじめ伊那ライオンズクラブのメンバーなど40人が参加した。
さくらの家では去年から近くの6アールの畑で雑穀もちきびの栽培をしている。
地元ボランティアの春日孝徳さんが指導にあたった。
去年は、40キロの収穫を見込んでいたが、始めてということもあって4キロしか収穫出来なかった。
今年は、収穫量を増やそうと雑穀の種まき専用の機械を使ってまいた。
雑穀もちきびは、タンパク質を多く含みカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも多いという。
通所者達は、順番に機械を使って1メートル間隔で種をまいていった。
また、今年はお手玉の中に入れる数珠玉の種を試験的にまいた。
今後は、草取りなどの作業を行い、秋にもちきびを収穫して実をご飯に混ぜて味わうという。 -
新しいコミュニティづくり 中間答申
南箕輪村のむらづくり委員会は8日、隣組、未加入世帯の増加に伴い検討を進めてきた「住民参加による新しいコミュニティづくり」について中間答申をした。
役場でむらづくり委員会の新たなコミュニティ組織づくり検討部会が開かれ、唐澤俊男委員長が唐木一直村長に中間答申した。
コミュニティ部会では平成20年度から「住民参加による新しいコミュニティづくり」について20回にわたり部会を開き検討してきた。
中間答申書によると部会では核家族化やライフスタイルの変化などにより住民の地域への参加意識がうすくなっていると分析している。
平成21年12月1日現在、組組織の未加入世帯の割合は34%で今後さらに未加入世帯の割合が増加すると予測している。
こうした状況をふまえ、住民が利益を共有できるものの一つとして全ての住民が関わる「ごみ」をモデルとして取り上げた。
新たなコミュニティの組織はすべての住民が参加し協力して行い、全世帯から費用負担を求めるものとしている。
組未加入者に対しては、地区のゴミステーションを使用する為個別単位での班への加入費用負担を求めるとしている。
部会ではこのままでは区・組加入者への不公平感が増大しコミュニティの崩壊につながりかねない。取組姿勢を一本化し区長・住民への理解を求めていくことが必要不可欠と結論づけている。
今後は、各区などと組織づくりについて検討し、12月以降に最終答申する。
唐木村長は「みなさんの知恵をかりて実践できれば」と話した。 -
草もち作りで交流
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児は8日、地域のお年寄りと草もちを作って交流した。
交流会は、園児とお年寄りが共に楽しい時間を過ごす場にしようと開かれたもので今年度2回目。
高遠第2・3保育園の園児25人と御堂垣外の高齢者クラブの6人が草もちを作って交流した。
草もちに使ったヨモギは今年の春、園児達が散歩の中で摘んだもの。
米の粉に熱湯を入れてよくこねた後、園児達はつぶしたヨモギを混ぜ合わせる作業を手伝った。
子ども達は交代しながらすりこぎをつかって混ぜ合わせていた。
その後子ども達は、お年寄りに生地を小さくちぎってもらい手のひらでまるめた。
中には手のひらに草もちがひっついてしまい上手く丸めることが出来ない子どもの姿もあった。
子ども達は、きなこをつけて出来たての草もちを味わっていた。
高遠第2第3保育園では今年度お年寄りとの交流を6回計画していて次回は9月の保育園の運動会で交流するという。 -
バラづくり入門教室
伊那市通り町のバラ祭りイベントの一つ、バラづくり入門教室が6日、セントラルパークで開かれた。
通り町一丁目商店街では、「バラ咲く街角」をテーマにバラ祭りを開いている。
バラづくり教室は3年目で、40人ほどが参加した。
講師を務めたのはアルプスバラ会代表の春日千定さん。春日さんは、バラの鉢植えの方法や病気、害虫の対処方法などについて話した。
病気は、剪定ばさみなどの道具からうつる場合があるため、道具は常に清潔にして使うようにアドバイスした。
また、病気も害虫も早めに対処すれば拡大を防げるとして、「注意深く観察して育ててほしい」と話していた。
参加したある女性は、「知らないことが多かったので参考になりました」と話していた。
通り町バラ祭りは15日まで。バラの紅茶サービスのほか、10日と12日にプリザーブドフラワーのアレンジ講習会が開かれる。 -
ゼロ磁場どら焼き 発売
伊那市観光株式会社は、分杭峠のゼロ磁場の新商品、気の里の水を使用したどら焼きを発売した。
6日、発売されたのは、気の里のどらやき。その名も「氣どら」。
気の里の水、国産小麦など、こだわりの原料を使用していて、伊那市観光株式会社が委託し、高遠町の菓子店が製造している。
陰と陽を表す太極図(たいきょくず)が、焼印で押されている。
どら焼きは、ゼロ磁場の宿・入野谷と、シャトルバス乗り場で販売されている。
入野谷では、分杭峠を訪れた観光客が、早速どら焼きを買い求めていた。
分杭峠は、日本最大級の断層「中央構造線」の上にあり、地表面のずれにゼロ磁場があるとされている。
ゼロ磁場は、免疫の機能や、自然治癒力を高める効果があると口コミで広がり、全国各地から多くの観光客が訪れている。
6日も、多くの観光客が訪れ、休んだり、体をさすったりしていた。
入野谷も、分杭峠への観光客の増加に伴い、去年に比べ、倍近く人の入りがあるという。
ゼロ磁場の商品で、食べ物を扱うのは今回が初めてで、どら焼きで気の里のパワーをつけて欲しいとしている。
どら焼きは1個150円で、入野谷とシャトルバス乗り場限定で販売されている。 -
山村うたごえの輪8周年
毎月1度集まって童謡や唱歌などを歌う会、「山村(さんそん)うたごえの輪」の活動が8周年を迎えた。
5日の夜には、8周年を記念したコンサートが開かれた。
山村うたごえの輪は、毎月第一土曜の夜、南箕輪村民センターで開かれている。
歌の好きな人達が自由に集まり、童謡や唱歌、懐メロなどを歌う。
平成14年に発足し、8年目を迎えた。
普段の例会では、ピアノを使って歌っているが、記念の例会では、他の楽器演奏者を招いて、コンサートを行っている。
この日は、ギター教室に通い、福祉施設などで慰問演奏を行なっている4人組、もみじっこドルチェがギターを演奏した。
記念例会には、村内外から35人ほどが参加し、ギターの演奏に合わせて歌を歌った。
山村うたごえの輪を開いている南箕輪村の倉田加代子さんは、「近所の目を気にすることもなく大きな声で歌えるし、声をあわせて歌うと楽しい時間が共有できる」と話していた。
この山村うたごえの輪は、毎月第1土曜の夜7時から、南箕輪村民センターで開かれている。
歌集代として500円必要で、だれでも自由に参加できる。 -
箕輪写友会第14回写真展
写真愛好家グループ箕輪写友会の写真展が、箕輪町の文化センターで開かれている。
会場には、会員16人の作品30点が並んでいる。
箕輪写友会は月1回の例会で写真の技術を学び合い、写真展を年2回開いている。
展示写真は、会員がそれぞれの自信作を持ち寄った。
県内で撮影された写真が多く、秋から春にかけての風景が中心となっている。
箕輪写友会では、「一作品ずつじっくりと見て、撮影者の思いを感じてほしい」と話していた。
写真展は13日。 -
井月句碑巡りマップ完成
伊那市美原のイトウ酒店が、俳人・井上井月の句碑を巡るマップを手作りした。
今回作られたのは「イトウ酒店おすすめ井月句碑巡りマップ」。
これは、イトウ酒店専務の伊藤伸さんが手作りしたもので、7日、お披露目された。
伊藤さんは、井上井月という素晴らしい俳人を知ってもらい、さらに家族で句碑を巡って地域の自然の豊かさを発見してほしいと、マップを作った。
マップは、美篶と手良にある井月の墓や句碑など7カ所を紹介している。
伊藤さんが撮影した句碑の写真と、手書きの地図に解説が添えられている。
マップの裏面には、井月の紹介なども記されている。
句碑巡りは約12キロのコースで、自動車や自転車で巡ってほしいという。
マップは100部作り、7日からイトウ酒店で希望者に配っている。 -
荒井区キックベース大会
伊那市の荒井区少年少女球技大会が5日、伊那小学校のグラウンドで開かれ、子ども達がキックベースで汗を流した。
地区内の小学生約180人が参加し、部落ごとチームに分かれて試合を行った。
荒井区の球技大会は、子ども達の健全育成や学年を越えた交流を目的に毎年行われていて、今年で33回目になる。
全員が試合に参加できるルールになっていて、子ども達は男女、学年関係なく試合を楽しんでいた。
荒井区の久保村友保区長は「同じ年齢の気の知れた友達だけで遊ぶことが増えている。大会を通じて学年を越えて友達の輪を広げてもらいたい」と話していた。 -
伊那市肉付け予算案発表
伊那市は7日、平成22年度一般会計の肉付け予算となる補正予算案を発表した。
一般会計補正予算案の総額は17億5千万円。
伊那市では、4月に市長選挙が行われたため、当初予算は骨格予算だった。このため、肉付けとなる新規事業などを盛り込んだ一般会計補正予算案を発表した。
主なものとしては、介護予防拠点施設を市内5カ所に整備する事業に2億3千万円、本年度から4年計画で行われる東部中学校耐震整備事業の本年度分1億3千万円など。
また、75歳以上を対象に配布する高齢者福祉入浴券については、本年度から地区社協を通じて配布する予定だったが、個人配布に変更し、数も1枚増やして年間4枚にする。
このほか、将来を見据えた農業や山岳観光の企画を行う専門職員の配置や、中学生までの入院費無料化、園児が木を使ったおもちゃに親しむ木育推進事業、緑ヶ丘幼稚園で未満児保育を行うための整備費の補助などが盛り込まれている。
平成22年度一般会計当初予算の総額は280億円で、補正予算案と合わせると297億円となり、前年と比べ4億7千万円、率にして1・6%の増額となっている。
一般会計補正予算案は今月開会する伊那市議会6月定例会に提出される。 -
ローズガーデン バラ祭り始まる
伊那市高遠町の高台にあるバラ園、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りが6日から始まった。
6日は、バラ祭り開催を祝うオープニングイベントが行われた。
イベントでは、高遠中学校の吹奏楽部による演奏や、バラの苗木が当たる抽選会などが行なわれた。
イベントの中で白鳥 孝伊那市長は、「花は観光客をひきつける。城址公園の桜にバラと、様々な花で通年観光につなげていきたい」と挨拶した。
また、去年の6月、ガーデンで挙式をあげたカップルの結婚1年目を記念した植樹も行われた。
去年結婚したマシアス・マイケルさん、山岸 理恵さんカップルの山岸さん側の両親が、パパメイヤンと呼ばれる品種の黒バラを植樹した。
伊那市によると、ローズガーデンには、去年4万人の観光客が訪れ、おととしの2万人から倍増している。
今年は、バラ祭り期間中の土日、バラ園と、さくらホテルや高遠商店街を結ぶ周遊バスを運行する予定。
バラ祭りは、20日(日)までで、期間中は、バラの苗木や、バラにちなんだ商品の販売、ガーデンでの挙式などが予定されている。 -
手づくりの演奏会「スターバト・マーテル」
市民による手づくりの演奏会が6日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、ドヴォルザーク作曲の「スターバト・マーテル」が長野県内で初めて演奏された。
演奏会は、ソリスト4人を迎え、今回のために結成した市民による合唱団と、伊那フィルハーモニー交響楽団によって行われた。
スターバト・マーテルは、十字架に架けられたわが子イエスの死を嘆く聖母マリアの詩から始まる。
全部で10楽章あり、すべてを演奏すると約1時間20分かかる。
今回、長野県内では初めて、全10楽章が演奏された。
合唱団の団員は、上伊那をはじめ中南信や県外から参加した約120人で、去年の2月から月2回の練習を重ね、今日のステージに立った。
演奏会では、聖母マリアの悲しみや祈りを歌い上げていた。