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箕輪町郷土博物館で「春のふれあい博物館」
子供の日の5日は、箕輪町郷土博物館で、「ふれあい博物館」が開かれた。
これは、町郷土博物館が博物館に気軽に足を運んでもらおうと今年初めて企画した。
博物館の無料開放に合わせ、体験イベントが行われ、訪れた家族連れなどは展示室を見学したり、博物館に所蔵されている土器の破片の拓本を取ったりして楽しんでいた。
電気機関車の内部を見学できるコーナーでは、子供たちが機関車の中に乗り込み、運転席にある機械に触れていた。 -
南大東村職員が伊那西小を訪問
伊那市と民間交流をしている沖縄県南大東村の職員が28日伊那西小学校を訪れ、今年も子どもたちの交流を続けていくことを井上祐一校長と確認した。
子どもたちの交流事業に当初から携わっている宮城克行さんが小学校を訪れた。
南大東村は、今年度も子どもたちの交流事業を計画していて、当初予算に50万円を計上している。
宮城さんは、今年も交流をお願いしたいと、井上校長にあいさつ。
井上校長は、山のない島の小学校と海のない山の小学校の交流から得るものは多い。今までのものを大切にしながら精一杯やらせていただくつもりと快諾した。
子どもたちは、平成17年度から物を送りあうなどして交流をスタート。以来、子どもたちの行き来がスタートし今年で5年目になる。
最初に交流した子どもたちは、今高校1年生で、文通などでお互いの近況を報告しあっているという。
井上校長が宮城さんに見ているのは、今年度の伊那西小学校児童会の年間計画。
交流・ボランティア委員会の目標は、「地域の人や南大東島の人たちと交流を深める学校にしよう」。
宮城さんはうれしそうに、コピーを持ち帰った。
南大東村の児童は、10月に伊那市を訪れ、ホームステイしながら西小の児童たちと同じ教室で授業を受けるという。 -
ハローワーク新所長に聞く
4月の人事異動でハローワーク伊那の新しい所長に柳沢幸さんが着任した。
柳沢さんは53歳。
現在の東御市、旧小県郡東部町出身で、1975(昭和50)年に入省。初任地は松本公共職業安定所だった。
その後、小諸、長野、岡谷、飯山、上田などをまわり、前任地の松本では次長を務め、4月に伊那の所長に着任した。伊那谷は初めてという。
趣味はDVD鑑賞で、名作・話題作を中心に300枚以上のコレクションがあるという。 -
GW 各地賑わい
ゴールデンウィークに入り、伊那地域の観光地も多くの人で賑わっている。
「ゼロ磁場」として知られる伊那市長谷の分杭峠には1日、県内外から多くの観光客が訪れていた。
今年3月から運行が始まった分杭峠行きのシャトルバスの駐車場には、朝から多くの人が集まり、中に入れない車が道に並ぶこともあった。
通常の土・日曜日でも300人ほどがシャトルバスを利用するが、その2倍近くとなる550人が利用したという。
あるスタッフは「今までで一番の人入り。混雑が続くので来ていただいた方に不便さを感じさせないよう対応したい」と話していた。
また、南箕輪村の大芝高原キャンプ場にも県内外から多くの観光客が訪れキャンプを楽しんでいた。
大芝のキャンプ場は、オートキャンプとバンガローが合わせて36カ所あるが、1日は観光客でいっぱいになった。
大芝高原管理事務所によると2、3日も予約でいっぱいだという。 -
味工房で行者ニンニク販売準備
南箕輪村の大芝高原味工房で1日、行者ニンニクの醤油漬けの袋詰め作業が行われた。
味工房で前日から醤油に漬け込んだ地元産の行者ニンニクを袋詰めした。
今年は約30キロの行者ニンニクを収穫し、そのうちの20キロ、約200袋分を醤油に漬け込んだという。
寒い気候が続いたため、あまり伸びが良くないということだが、例年に比べ葉が柔らかく、味がよくしみ込んだという。
この行者ニンニクの醤油漬けは、1袋100グラム入り400円で、2日から味工房で販売される。 -
境桜並木管理会が植樹番号札設置
3月に三峰川堤防に桜を植えた伊那市境区の区民が1日、植えた桜に番号札を設置する作業をした。
区民でつくる「境桜並木管理会」の13人が参加し、桜に番号札を付けた。
境区では、三峰川堤防を区民の憩いの場所にしようと今年3月、地域住民に参加してもらい、三峰川堤防の約600メートルに54本の桜を植樹した。
番号札は、自分で植えた木がすぐに分かるよう設置することにした。
管理会の神田福治会長は、「区民や伊那を訪れた人に、南アルプスと三峰川、そして桜のつくる風景を楽しんでもらいたい」と話していた。 -
山岳写真家中山秀幸さん偲ぶ会
昨年10月脳腫瘍で亡くなった伊那市美篶の山岳写真家、中山秀幸さんを偲ぶ会が29日、伊那市内で開かれた。
偲ぶ会は、中山秀幸写真遺作展実行委員会が開いたもので、会場には約120人が集まった。
中山さんの友人や写真仲間がそれぞれの思いを話した。
また遺族を代表して中山さんの妻広美さんが「10年という短い時間だが一生分大切にしてもらった。最期のメッセージ、人を愛する尊さ、人や自然に感謝する気持ちを忘れず、父母、子どもと生きていきたい」とあいさつした。
集まった人たちは中山さんの山岳写真家としての功績を再確認し思い出を胸に刻んでいた。 -
保科正之生誕399年祭
旧高遠藩主保科正之の生誕祭が29日、伊那市高遠町で行われた。
神事は4年前から毎年、保科正之が生まれた5月7日付近に行っていて、今年は正之生誕399年。
この日は、雨のため地域間交流施設で神事が行われ、市の関係者やNHK大河ドラマの脚本家を務めたこともあるジェームス三木さんら約50人が参加した。
ジェームス三木さんは脚本をつくる上で「主人公に負の部分が見えると視聴者の共感が得られやすい。ドラマ化が実現した際にはそういう場面を見せていく必要がある」と話していた。
保科正之のHNK大河ドラマ化に向け平成16年10月からはじまった署名は、29日現在で38万2440人となっている。
これまで、ドラマ化実現に向け8回にわたりNHKに要請をしている。
伊那市観光協会では、大河ドラマ化実現に向け、今後も署名活動を続けていきたい竏窒ニしている。 -
伊那文化会館で舞台裏探検
普段見ることの出来ない舞台裏を探検するイベントが29日、伊那市の伊那文化会館で開かれた。市内などから訪れた家族連れ約70人が見学した。
伊那文化会館では、普段見ることの出来ない舞台裏を見てもらおうと毎年この時期にイベントを開いている。
参加者は客席から下がるオーケストラピットの動きを体感した。
また、ステージの反響板がどのように設置され、片づけられているかを見学した。
ある参加者は「普段は出演者しか舞台の裏側が見られないので、良い体験になりました」と話していた。 -
街頭犯罪防止パレード出陣式
街頭犯罪への注意を呼びかけようと伊那警察署と防犯ボランティアが30日、伊那市内で防犯パレードを行った。
白バイの先導で防犯ボランティアが青色防犯灯をつけた車で市役所を出発し、自転車の盗難など身近な犯罪に注意するよう呼び掛けた。
これは、5月の街頭犯罪等抑止総合対策強化月間に合わせて実施した。
今年1月から3月までに伊那署管内で発生した犯罪の件数は144件で、前年同期の半分程度に減った。
しかし、最近になって高校生以下の女子に対する公然わいせつが増加していて、伊那署では、「犯罪が発生した時は、その時使用されていた車のナンバーを覚えておいてほしい」と協力を呼び掛けている。 -
高遠城址公園花見 渋滞緩和にシャトルバス効果
今年、花見の時期に伊那市役所から高遠城址公園まで運行したシャトルバスの利用者は5820人で、渋滞緩和に効果があったことがわかった。
市役所発シャトルバスは、今年3日間運行し、4月10日の土曜日は2500人、11日の日曜日は2160人、18日の日曜日は1160人で、合計5820人が利用した。
市役所駐車場は約千台の車を停めることができることから、市では渋滞緩和に効果があったと話している。
高遠城址公園の今シーズンの入園者数は約27万人で、昨年より4500人ほどの減となっている。 -
推奨みやげ品登録証授与式
伊那市観光協会の推奨みやげ品に新たに高遠町にある赤羽菓子店の「麦ころがし」が登録され、市役所で28日、登録証が授与された。
赤羽菓子店社長の赤羽敏さんに、推奨みやげ品審査委員長の伊藤正さんから登録証が授与された。
「麦ころがし」は、伊那地域で親しまれていた、大麦を炒って粉にした麦こがしを使った焼き菓子で、無添加の原料を使っている。
賞味期限は夏場でも3週間と持ちがよく、土産品に適している。
平成7年に発売して以来、高遠まん頭に次ぐ人気のロングセラー商品という。
伊藤審査委員長は、「今後も新しいみやげ品の開発にご精進いただきたい」とあいさつした。
今回の新規登録を含め、推奨みやげ品は56品目となっている。 -
白鳥孝新伊那市長初登庁
民間感覚での改革を訴え伊那市長選挙で初当選を果たした白鳥孝さんが30日、初登庁し、白鳥市政がスタートした。
白鳥市長は、午前8時過ぎに公用車で市役所に到着。自らの意思で慣例となっていた職員の出迎えはとりやめた。
酒井茂副市長が4階の市長室に案内し、市長の椅子に座った。
その後開かれた就任式で、白鳥さんは、大きな拍手で迎えられ酒井副市長が歓迎のあいさつをした。
酒井副市長は、「市民から選ばれた人として帰ってきてくれたことは、苦労をともにしてきた私としてもうれしい。市民感覚による正しい改革を進めてほしい。市長は、市を代表する営業マン。精力的に外交してほしい」と話した。
女子職員からお祝いの花束を受け取った白鳥市長は、「現場主義と対話を基本に行政運営に取り組みたい。職員も現場に赴いて、自分の目で確認し、判断をしてほしい。大好きな伊那市のために一緒に汗をかいていきましょう」と就任のあいさつをした。
このあと開かれた記者会見で白鳥市長は、副市長や部長への権限の委譲によるトップセールスや、会議は1時間とするなどの効率的な働き方を職員に指示したい竏窒ニ述べた。
また、小坂樫男前市長から仕事の引き継ぎが行われた。
白鳥市長の任期は平成26年4月29日まで。 -
新規求人が1年5カ月ぶり千人台
3月の上伊那の有効求人倍率は0.51倍で、15カ月ぶりに0.5倍台となった。中でも、新規求人数は1046人で、1年5カ月ぶりに千人台となった。
ハローワーク伊那の発表によると、3月の上伊那の有効求人倍率は0.51倍で、前の月の0.48倍より0.03ポイント上昇した。
県内のほかの地区と比べると、依然低めとなっているが、県平均の0.53倍に近づいていて、ハローワーク伊那では「回復傾向にある」としている。
内訳でみると、企業の新規求人数は1046人で前の月の770人より約280人増加した。
新規の求人数が千人台になるのは1年5カ月ぶり。
主に製造業などでの求人が増えたことが要因となっているが、正社員での求人は3分の1程度で、非正規雇用での求人が増えているのが現状。
一方、職を探している新規求職者数は1195人で、前の月の906人より289人増えたが、前年同月と比べると8.1%減少している。
実際に職に就いた就職者数は346人で、2カ月連続で増加した。
ハローワーク伊那では、今後も緩やかな回復傾向で推移するとみているが、正社員の求人が少ないことなどから、「依然として厳しい状況」としている。 -
信州プロレスリング伊那大会
社会人のアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の伊那大会が29日、伊那市のいなっせ多目的広場で行われた。
信州プロレスは長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いている。
同日は、いなっせ多目的広場にリングが設けられ、プロレスファンら80人が観戦に訪れた。
団体のモットーは「安全第一、台本重視、入場無料、雨天検討」。
勝ち負け重視の本気の闘いを見せる場ではなく、娯楽に重点を置いた「プロレスごっこ」をするのが信州プロレス。
この日は3試合が行われ、第2試合では、子供達がリングに上がり選手と対戦した。
子ども達は選手顔負けの技を繰り出し、会場からは大きな拍手が送られていた。
メーンイベントでは団体の代表グレート☆無茶選手が登場し会場を沸かせた。
リングでは次々と技が繰り出され、時には観客と一緒に相手を攻撃する場面もあり、大きな笑いや歓声が起きていた。
信州プロレスでは5月16日に長野市のビッグハットで旗揚げ3周年記念大会を予定している。 -
中尾歌舞伎春季公演
伊那市長谷の伝統芸能、中尾歌舞伎の春季定期公演が29日、長谷の中尾座で開かれ、「人情噺 文七元結」が上演された。
中尾歌舞伎は江戸時代から伝わる農村歌舞伎で、太平洋戦争で一時途絶えたが、昭和61年に地域の若者達の手により復活した。
現在は、春と秋の年2回定期公演が開かれ、伊那市の無形文化財に指定されている。
今回は、江戸時代の下町を舞台にした「人情噺 文七元結」を上演した。
主人公は、博打と酒が好きな左官職人の長兵衛。
娘のお久は、長兵衛の借金を返すために、自ら吉原に身売りをした。しかし長兵衛は、娘の作った金を、川に身投げしようとする見ず知らずの男に渡してしまう。
涙あり、笑いありの舞台に、観客席からは大きな声援と、おひねりが飛んでいた。 -
「まっくんファーム」法人化に向け準備委員会設立
南箕輪村の集落営農組織「まっくんファーム」は28日、来年度の法人化に向け準備委員会を設立した。
JA南箕輪支所で定期総会が開かれ、準備委員会の設立に関する議案が承認された。
集落営農組織まっくんファームは、平成18年に設立され、5年間での法人化を目指して準備を進めてきた。
法人化されると資金の借り入れがしやすくなるほか、労働保険の適用事業所になれるなどのメリットがある。
準備委員会では来年4月の法人化を目指し、構成員の募集や役員の選出などを行う。
倉田庄衛組合長は「法人化されれば現在よりも効率的に仕事の受注も受けられる。意欲を持って準備を進めていきたい」と話していた。 -
【カメラリポート】小坂市政を振り返る
平成6年、伊那市の助役に就任以来、16年間市政運営にあたった小坂市長。
小坂市長は県公衆衛生専門学校長などを経て平成6年に旧伊那市の助役に就任し約2年間務める。 -
天候不順でカーネーション不調
このところの天候不順によって、母の日に贈るカーネーションにも影響が出ている。
南箕輪村田畑の花卉生産組合清花園では、例年ならば、この時期母の日用のカーネーションの出荷のピークを迎えているが、今年は日照不足と気温の低下で生育が1、2週間遅れ、3月に出荷する彼岸用の花がようやく咲き始めた。
清花園では、例年10万本のカーネーションを関東や関西を中心に全国に出荷していて4月の終わりにピークを迎えるが、今年は同じ時期に半分程度の出荷しか見込めない状況だ。
伊那市のサンスイ生花店では、28日あたりから市場へ出回る量がだいぶ減り、人気の品種は花屋どうしの引き合いも強くなりそうだという。
清花園では今後1週間、ハウスの温度調整などをして、できるだけ多くの花を出荷できるよう努めていくという。 -
出会いサポートセンターでカップル1組誕生へ
伊那市の結婚相談窓口、出会いサポートセンターの登録者同士で1組のカップルが誕生することがわかった。
伊那市結婚事業として平成20年に開設された出会いサポートセンターは、平成21年度の実績で、個人登録者は277人(男性180人、女性97人)で、現在交際中の男女が25組ある。
このうち1組から、出会いサポートセンター担当者に近いうちに結婚するとの報告があったという。
サポートセンターの登録者同士による結婚は今回が初めてということで、センターでは「現在交際中のカップルも結婚を前提とした真剣な付き合いをしている。今後に期待したい」と話している。 -
箕輪町でブックスタート
生後7カ月の乳児に絵本をプレゼントする「ブックスタート」が27日、箕輪町で行われた。
本年度のブックスタート初日ということで、平澤豊満町長から絵本をプレゼントするセレモニーが行われた。
町では本年度、子供育成事業の柱として、読む教育、「読育」に力を入れている。
7カ月の乳児に絵本をプレゼントするブックスタートもその一環で、この日は、読み聞かせボランティアが母親と子供に絵本を読んで聞かせ、読むときのポイントなどをアドバイスしていた。
このほかにも町では、1歳になった時と、保育園を卒園する時に、絵本をプレゼントする取り組みも行っている。
これらを合わせると、本年度は約750人に絵本が配られる予定。 -
小坂伊那市長退任式
4月29日が任期満了となる小坂樫男伊那市長の退任式が28日、伊那市役所で開かれた。
退任式では職員約200人が見守る中、小坂市長が会場に入場した。
小坂市長は職員から花束を受け取り、「平成8年の就任以来14年間務めさせてもらった。あっという間の14年間だった。行政改革その他、多くの職員の皆さんにご理解ある協力をいただいた。嫌な思いはほとんどなかった気がする。生涯現役という言葉が大好き。これからもいろいろなことに挑戦していきたい」と最後のあいさつをした。
酒井茂副市長は、「一時も気の抜けない市長職を14年間見事にまっとうされました。市長と一緒に仕事ができた時間は宝物です」と述べ別れを惜しんだ。
小坂市長の任期は29日までで、30日からは6年前小坂市長が民間から収入役に登用した白鳥孝さんが市政を引き継ぐ。 -
大型連休前にジャンボマスの放流
釣り客の増える大型連休を前に、天竜川漁業協同組合は27日、上伊那地域のダム湖にジャンボマスを放流した。
これは、連休を前に上伊那漁業協同組合が毎年行っているもので、今年は上伊那3ヶ所のダム湖に約210キロのジャンボマスを放流した。
このうち伊那市高遠町の高遠ダムでは、体長50センチほどのジャンボマス80匹を放流した。
毎年この放流を楽しみにしている人も多く、この時期になると漁協への問い合わせも増えるという。
天竜川漁業協同組合では「連休中家族で釣りを楽しんでほしい」と話していた。 -
西箕輪南部保育園の園児が里びき
n 伊那市の西箕輪にある「第六天西山神社」の御柱を前に、神社の地元にある西箕輪南部保育園の園児が27日、里曳きを体験した。
27日は、南部保育園の園児約60人が、法被を着たり、ねじり鉢巻きをして、長さ約4メートルの柱を引っ張った。
これは、南部保育園の近くにある第六天西山神社で7年に1度行われている御柱祭に合わせて企画したもの。
木は保護者会が協力して用意した。
園児たちは、重さが100キロほどある丸太を、力を合わせて引っ張り、保育園の庭を一周した。
小名木(おなき)伸枝園長は、「地域の伝統を学びながら、力を合わせて何かを成し遂げることの大切さを学んでほしい」と話していた。
第六天西山神社の里曳きは、来月5日に行われる予定。 -
美篶世代間交流施設でお年寄りと園児が初交流
今月完成した、伊那市の美篶世代間交流施設の利用者と美篶保育園の園児との初めての交流が27日行われた。
27日はお年寄り達が保育園に招待され手遊びなどをして交流した。
高齢者と子どもが日常的に交流を行う事ができる美篶世代間交流施設は美篶保育園と廊下をつなぎ、いつでも交流できるようになった。
完成後、初めての交流会で5人のお年寄りが保育園に招かれた。
27日はリズム室に約150人の園児が集まり4月生まれの園児の誕生日会が行われた。
子ども達はこの交流を楽しみにしていたという事で、全員で歌を発表していた。
また、お年寄り達が歌のプレゼントをしたり、一緒に手遊びをして楽しい交流の時間を過ごしていた。
来月は、草餅づくりで交流する予定。 -
元気づくり支援金 今年度上伊那分決定
長野県が市町村や住民の自主的な取り組みを支援する地域発 元気づくり支援金の上伊那分の今年度採択事業が決定した。
採択されたのは48件、約7千万円。
64件、約1億3500万円の要望に対して、採択された事業は48件、約7千万円。
伊那市分では、高遠ブックフェスティバルで町を案内するコンシェルジュ設立事業などに395万円、信州産雑穀を使ったビールの開発に140万円など19件、2808万円の事業が採択された。
箕輪町分では、赤そばと身近な食材の白そばによる地域おこし事業に365万円など6件、1078万円の事業が採択された。
南箕輪村分では、間伐材をウッドチップにして大芝高原に敷設する事業に262万円など2件、352万円の事業が採択された。
地域発元気づくり支援金は、約2300万円の枠で、5月末まで2次募集が行われる予定。 -
箕輪町セーフコミュニティー地区勉強会
WHOのセーフコミュニティ認証を目指す箕輪町で、24日、初めての地区勉強会が北小河内公民館で開かれた。
この日、公民館には地区住民約50人が集まり、アジア・セーフコミュニティ認証センターの白石 陽子さんから、取組み方法や、他の自治体の事例などについて話を聞いた。
白石さんは、公共機関の統計情報や、地域の中でのコミュニケーションから生まれる情報を最大限生かし、
「似たような活動を組み合わせ、異なる取組を活用し、新たな取組みを作る。企画した活動は、環境、教育、規則の視点からチェックし、行動していく事が望ましい形」と参加者に呼びかけていた。
また、他の自治体の活動を例にあげ「無理をした取組は、長続きしない。新たな負担にならないようにする事が大切」と話していた。
北小河内区では、セーフコミュニティへの理解を深めようと町内で初となる、協議会を今月設立しています。
協議会は、自主防災会や消防団、各種グループなど、約16団体で組織していた。
協議会会長の漆戸正区長は「今後は、個々の活動を点から線、面へと広げていきたい」と話していた。 -
小沢花の会 芝桜まつり始まる
伊那市の小沢花の会による芝桜まつりが、27日から広域農道沿いの花の公園で始まった。
小沢花の会では毎年この時期に芝桜まつりを開いていて今年で11回目となる。
小沢花の会によると、今年は天候不順により例年より3日ほど花が咲くのが遅いということで、現在、芝桜は3分咲き。
27日は、あいにくの天候となったが早くも観光客が訪れていた。
小沢花の会によると花の見頃は連休明けということだが、「多くの方に足を運んでいただきたい」と来場を呼びかけている。
期間中、2日から4日までライトアップされる。 -
信大サークル「か~みやん」受賞報告
ゴミ拾いなどを行い地域づくりに貢献したとして県の組織「信州豊かな環境づくり県民会議」から表彰された南箕輪村信州大学農学部の地域交流サークル「かーみやん」が27日、唐木一直村長に受賞を報告した。
この日は、4年生の眞山(さなやま)寿里(じゅり)さんと3年生の落合 尚子(なおこ)さんが唐木村長のもとを訪れ、受賞を報告した。
かーみやんは、信州大学農学部の学生でつくるサークル。5年ほど前から大学周辺のゴミ拾いを行っていて、その後、地域住民と一緒になって花壇整備などをしてきた。
こうした活動が地域の美化につながり、大学と地域を結ぶ懸け橋となったとして、今月23日、表彰された。
唐木村長は、「若い力でこれからも村を盛り上げていってほしい」と話していた。 -
伊那まつりプロジェクト会議中間報告
2012年の第40回伊那まつりに向け、まつりの在るべき方向性などを検討している伊那まつり改革プロジェクト会議は22日、伊那まつり会長の小坂樫男市長に中間報告をした。
座長の武田登伊那公民館長がこれまでの検討内容を報告した。
改革プロジェクト会議は去年7月に発足し、これまで6回の会合を開いた。
会議では、伊那まつりの総論を、「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」と決めた。
今後は、まつりの事業内容、踊り、運営形態などについて検討していくという。
座長の武田さんは、「歴史的な部分や新しい部分、合併後の一体感に配慮して検討していきたい」と話していた。
小坂市長は、「伊那まつりは総体的にはうまくいっていると思う。これから各論を検討しご意見をいただきたい」と話した。
会議では、市民に意見を求める意見交換会を5月に開きたいとしている。
最終報告は11月に予定している。