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伊那消防組合議会3月定例会
伊那消防組合議会3月定例会が26日開かれ、総額で約11億5800万円とする平成22年度一般会計予算案が原案通り可決された。
伊那消防組合の一般会計予算は総額約11億5800万円で、今年度より1.9%少なくなくなっている。
予算には、中南信地域の消防広域化について検討している消防広域化協議会への負担金約92万円も含まれている。
これに対し、箕輪町の議員から、「本当に中南信で一本化すべきか関係市町村に意向調査を行うべき」として、負担金をいったん予備費に移す修正案が提出された。しかし、修正案は否決され、平成22年度一般会計予算案は原案通り可決された。 -
南ア 鹿食害対策シンポジウム
南アルプスの鹿による食害対策についての調査、活動報告を行うシンポジウムが、25日、信大農学部で開かれた。
シンポジウムは、伊那市や信州大学、南信森林管理署などでつくる、南アルプス食害対策協議会が開いた。
協議会では、ニホンジカによる食害から貴重な高山植物を守るため2008年から防護柵を設置するなどして対策を行ってきた。
25日は、それらの活動の調査報告が行われ、信大農学部の渡辺 修准教授は、柵を設置した仙丈ヶ岳馬ノ背で、かつて見られた植生が復元されたと、柵の効果を報告した。
協議会では、来年度も引き続き鹿対策として、南アルプス林道の大平山荘周辺へのロープの設置や、飯田エリアでの防護柵の設置をする計画。 -
南箕輪村 子育て教育支援相談室看板設置
南箕輪村は、4月から、子供に関する相談を一元化し、小学校に通う前の子供の子育て相談も、同じ窓口で対応できるようにする。
24日は、4月に村公民館に開設する「子育て教育支援相談室」の看板を、唐木一直村長らが設置した。
村ではこれまで、教育に関する相談は教育委員会で、未就学児に関する相談は住民福祉課で対応してきましたが、新年度からは窓口を一元化し総合的な支援ができるようにする。
新しい相談室は、4月1日に村公民館1階に開設される。
教師や保育士、保健師などの教育や子育ての専門家2人が常駐し、不登校やいじめ、発達障害など、0歳から18歳までの子どもに関する相談全般に対応する。開設日時は、(月)縲・金)の午前8時半から午後5時15分で、事前に電話での予約が必要となる。
村では、重点施策に子育て支援をかかげていて、安心して子どもを育てられる環境づくりを進めていく考え。 -
弥生吹奏楽部 第20回定演
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽部の第20回定期演奏会が、22日伊那市の伊那文化会館で開かれた。
定期演奏会は、毎年この時期に開いていて今年で20回目を数える。去年8月に3年生が引退したあと、2年生と1年生が演奏会に向けて練習を重ねてきた。
ステージでは、今年7月の吹奏楽コンクールの課題曲をはじめ、アニメソングメドレーなど12曲を披露した。
また20回目の節目ということもあり、OBやOGのステージも行われ、演奏会に花をそえた。
会場には、保護者や卒業生などが訪れ、生徒たちの演奏を楽しんでいた。
顧問の高橋健美教諭は、「年代を越えた委員会になり、現役の生徒にとって良い経験になりました。これも活かして今後もがんばっていきたい」と話していた。 -
伊那市長選 白鳥孝さん事務所開き
任期満了に伴い4月に行われる伊那市長選挙に立候補を表明している前副市長の白鳥孝さんが、伊那市中央区に選挙事務所を開いた。
25日、伊那市中央区の長野地方法務局伊那支局近くに設けられた選挙事務所で、事務所開きが行われた。
選挙を1カ月後に控え、白鳥さんの地元西箕輪から、今回中央区に本部を移動した。
事務所開きには、白鳥さんの支援者100人ほどが参加し、神事が行われた。
伊那市長選挙には白鳥さんのほかに、信州大学名誉教授で元農学部長の野口俊邦さんが立候補を表明している。
伊那市長選挙は、4月18日に告示、25日に投開票される。 -
伊那市長選2派、市議選22派
任期満了に伴い4月18日告示、25日投開票で行われる伊那市長選挙・伊那市議会議員選挙の立候補届出手続き等説明会が25日、伊那市役所で開かれた。
説明会には、伊那市長選挙にすでに出馬を表明している2派が出席した。
また、現在の26人から21人に定数を減らす伊那市議会議員選挙には、現職14派、新人8派のあわせて22派が出席した。
伊那市長・伊那市議会議員選は、4月12日に立候補届出書類事前審査が行われ、18日に告示、25日投開票が行われる。 -
信大と中部森林官局が人材育成で協定締結
南箕輪村の信州大学農学部と中部森林管理局は25日、日本アルプスなどの森林における生物多様性保全のための人材育成について協定を締結した。
信州大学農学部で調印式が行われ、信州大学の中村宗一郎農学部長と中部森林管理局の城土裕局長が協定書を取り交わした。
農学部と中部森林管理局は、森林資源の育成技術や管理手法などについて、以前から相互の協力関係があった。
しかし、研究室単位の個別の協力であったため、今後、より組織的に協力関係を築こうと、中部森林管理局が申し入れ、今回協定を締結した。
協定により▼日本アルプスなどの生物の多様性を保全するため、森林の保全や整備に必要な技術や知識を持った指導的な立場の人材を育成すること▼人材の技術や知識の向上を図るため、共同の調査・研究や情報交換を通じて学術的な振興を図ること竏窒レ的としている。
これまでの協力関係のなかでも、南アルプスのニホンジカの食害を防ぐための防護柵の設置など野生鳥獣との共存に向けた取り組みや、絶滅の恐れが高くなっている日本固有の樹木「ヒメバラモミ」を増殖する取り組みなどを共同で行っている。
今後も、こうした取り組みを継続するということだが、具体的な連携については今後、協議をしていくという。
なお、これまで中部森林管理局の森林管理署が研究機関と協定を結んだ例は1件あるが、管理局自体が研究機関と協定を結ぶのは今回が初となる。 -
西箕輪でボランティア移送開始
伊那市西箕輪地区で25日、高齢者世帯の通院などを支援するボランティア移送サービスが始まった。
運転ボランティアに登録している人や関係者ら30人ほどが参加してテープカットなどをし、サービス開始を祝った。
運転ボランティア移送サービスは、交通手段がない高齢者のみの世帯を対象としていて、伊那市では2006年に西春近で始まった。
本年度に入って、高遠町・長谷地区でも始まり、西箕輪地区は市内で7カ所目になる。
式の中で、西箕輪社会福祉協議会の倉田隆会長は、「待ちに待ったスタート。利用者も心待ちにしていると思う。運転に充分注意して宜しくお願いしたい」とあいさつした。
ボランティアを代表して唐澤邦弘さんは、「私も高齢者のみの世帯。いずれは私もお願いしなければならなくなる。お世話になるその時まで、玄関から病院まで安全に利用者を届けたい」とあいさつした。
小坂樫男市長は、「ボランティア移送は、西春近から始まった伊那市の誇れるサービス。地区のお年寄りをみんなで支えるボランティア移送を続けていってほしい」と話していた。 -
紙ごみ減量化・資源化提言まとめ
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会は25日、紙ごみを減らす方策についての意見をまとめた。
伊那市役所で委員会が開かれ、これまで検討してきた紙ごみの減量化・資源化について提言をまとめた。
会議の中で、地区のごみの出し方説明会で、空き箱や封筒などの「その他の紙」を知っているか伊那市が調査した結果が報告された。
それによると、約7割の人が「知らない」と答えたという。
委員会では、紙ごみ減量化のため「その他の紙」を収集日に出してもらう方策として▼資源物ステーションに目立つ看板をつける▼分別ビデオを活用して啓発する竏窒アとなどを提言に盛り込むことにした。
紙ごみについての検討は今回で終了し、次回委員会は5月以降に開かれる予定。 -
国道152号高遠バイパス全線開通
国道152号の伊那市高遠バイパスの工事が終了し25日、全線開通した。
伊那市高遠町東高遠で行われていたバイパス工事が終了し同日、関係者による開通式が行われた。
国道152号は上田市を起点に伊那市を経て静岡県浜松市に至る道路。
このうち高遠バイパスは、観桜期の渋滞緩和など観光路線として整備するため、昭和54年から約30年間にわたって道路改良工事が行われてきた。
今回、最後の工事区間となる東高遠工区の工事が終了した。
工事区間は長藤的場から東高遠若宮の2・2キロメートル。
一部はすでに供用が開始されていて、今回延長680メートルの工事が終了した。
道幅は12メートル、片側に歩道が設置されている。
また、新しく「若宮橋」が整備された。橋には、高遠中学校の生徒が文字を書いた橋の名前の板などが取り付けられている。
開通式で小坂樫男伊那市長は、「国道152号が国土の均衡、地域の活性化の機能を果たすことを祈念します」とあいさつした。
高遠バイパスは25日午後3時から、一般車両の通行が可能になっている。 -
富県公民館で春休みおいで塾
春休み中の子どもが勉強などをして過ごす「春休みおいで塾」が伊那市富県のふるさと館で開かれている。
おいで塾は共働きなどで家に一人で残されてしまう子どもたちが安心して過ごせるようにと富県公民館が企画した。
夏休み中も開いているが、春休み中は初めて。
参加したのは富県小学校の児童29人で、午前中は春休み中の宿題などをした。
ボランティアで高遠高校の生徒7人が子ども達の面倒を見た。
勉強に集中する子、友達や上級生から教えてもらう子など思い思いのペースで勉強を進めていた。
勉強の後は、おやつ作りやスポーツをして楽しんだ。
富県公民館のおいで塾は26日まで行われ、凧作りなども計画されている。 -
富県の園児が新保育園に植樹
伊那市の富県保育園の年長園児36人が23日、4月から使われる新しい園舎の庭にタカトオコヒガンザクラを植樹した。
新しい保育園は4月1日から使用開始となるため、年長園児はその前に卒園してしまう。
そこで、年長園児にも何か記念を残してもらおうと富県保育園の保護者会が今回の植樹を企画した。
子ども達は、一人ずつスコップで木の根元に土をかけていた。
新しい富県保育園の入園式は4月3日に行われる。 -
箕輪町内保育園で卒園式
箕輪町内9つの保育園で24日、一斉に卒園式が行われた。
このうち箕輪町三日町の三日町保育園では17人の卒園児が拍手の中、入場した。
式では17人の園児一人ひとりに唐澤みつ子園長から卒園証書が手渡された。
37年間保育士を務め本年度で退職する唐澤園長は「たくさんの経験を積み頼れるお兄さんお姉さんになりました。やさしくなんでも一生懸命やる気持ちを持ち続けてください」とはなむけの言葉を送った。
式では呼びかけのほか、卒園の歌が披露された。
箕輪町では9つの保育園合わせて227人が希望を胸に元気に巣立った。 -
下水道使用料請求漏れ料金回収始まる
伊那市は請求漏れのあった下水道使用料について、対象世帯を訪問し、利用料の回収を進めている。
伊那市によると、下水道料金の請求漏れは平成5年から発生し、金額は約2300万円となっている。
このうち約900万円は時効成立のため請求できないということで、伊那市では2月24日から204世帯を対象に各家庭を訪問し、残りのおよそ1400万円の回収を始めた。
対象世帯のうち市内は164世帯、引っ越しによる市外は40世帯となっている。
24日までに訪問したのは151世帯で、会えた家庭は109世帯、このうち使用料が払われたのは7世帯約62万円だという。
また対象世帯のうち4世帯は無届工事によるものだったという。
この件にはついて近く懲戒委員会が開かれ、小坂樫男市長を含めた関係職員の処分が決まることになっている。
市では今後、水道料についても請求漏れがないか調査するという。 -
跳躍素振り大会
上伊那の子供達が腕を磨く剣道教室「伊那剣心館」は20日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り大会を開いた。
大会は、太鼓の音に合わせて何回素振りを続けられるかを競うもので、一年間の練習の成果を試す場として毎年、年度末に行われてる。
この日は、伊那市を中心に小学生から一般まで約40人が大会に参加した。
剣心館師範の矢野昌史さんによると、「大きな動作で跳躍素振りを続ける事は体力、精神力ともに必要で、日頃の稽古の差が出やすい」という。
初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていたが、1500回を超えると、疲れた表情を見せ、半分ほどが脱落した。
3千回を超え残りは3人に。最後まで残った伊那中学校1年の橋爪愛樹君が3400回で優勝した。 -
宮坂組が奉仕作業
南箕輪村の建設会社宮坂組は、お世話になっている地元の役に立ちたいと21日、大芝高原の清掃作業を行った。
宮坂組の社員45人ほどが清掃作業にあたった。
平成18年豪雨による天竜川の補強工事に伴い、河川に堆積していた土砂が伊那インター工業団地の造成などに使用され、宮坂組は、工業団地の造成工事を担当していた。
土砂運搬経路としても利用されていた大芝高原周辺をきれいにしようと今回、社員がボランティアで清掃をした。
社員は、建設に使用する機械を使って、路肩にたまった落ち葉を取り除いたりしていた。
宮坂道広社長は、「いつもお世話になっている地元の役に立てれば」としていた。 -
サンライフ伊那作品展示会
伊那市西春近のサンライフ伊那で、写真や木彫などを学んだ受講生らの作品展が開かれている。
会場にはサンライフ伊那の趣味創作教室で学んだ修了生らの作品270点が並んでいる。
サンライフ伊那には、週に一回開かれる趣味創作教室が11あり、会場にはそのうち写真や陶芸、木彫など8教室で学んだ修了生の作品が並んでいる。
また、教室の修了生で作るクラブもあり、今回クラブ会員の作品も並んでいる。
作品展は26日まで、時間は午前8時30分から午後9時まで。 -
観光ボランティアガイド 現地研修会
伊那市観光ボランティアガイドのメンバーが着用するベストが完成し24日、お披露目された。
べストは全部で50着用意され、高遠城址公園のさくら祭りから着用する。
左胸と背中に「観光ボランティアガイド」の名前が記されている。
24日は、さくら祭りを前に、観光客を迎える心構えや注意事項を確認するための研修会が開かれ、メンバー全員にベストが配られた。
観光ボランティアガイドは、市民がおもてなしの心で観光案内をする。
昨年1年間13回の養成講座を受講した42人が登録していて、今年のさくら祭りでは、観光客を乗せたバスの中や城址公園、高遠駅、また春日公園でも観光案内をすることになっている。
ベストを着用することで観光客から注目されるとして、よりきめの細かいガイドができるように、伊那市観光協会では、バスの時刻や市との連携についても把握するよう呼びかけていた。 -
ルビコンエンジニアリング 下請法違反で勧告
伊那市福島のルビコンエンジニアリングは、下請け業者に対し、協力値引きなどと称して、下請け代金を減額して支払っていたとして、公正取引委員会から再発防止などの勧告を受けていたことがわかった。
公正取引委員会によると、ルビコンエンジニアリングは、平成20年9月から1年間にわたり、一部の下請け業者に対して、支払い代金の減額を要請していたということで、下請代金支払い遅延等防止法の規定に違反する事実が認められたとして、再発防止などを勧告した。
減額の総額は、27社1086万円に上るということだが、ルビコンエンジニアリングでは昨年12月に下請け業者に返還している。
ルビコンエンジニアリングでは、「コストダウンの観点から、下請け業者に一定の値引きをお願いしていたことが問題とされた。勧告を真摯に受け止め反省し、コンプライアンスの確立を目指したい」とコメントしている。 -
高遠の桜4月4日開花予想
日本気象協会は24日、6回目の桜の開花予想日を発表した。
高遠城址公園の桜の開花は、前回の発表より一日早くなり、4月4日と予想している。
日本気象協会の発表によると、高遠城址公園の桜の開花予想日は4月4日で、昨年より2日、平年と比べて7日早い開花予想となっている。
また満開は4月9日と予想している。
今年は全国的に3月下旬の気温が平年より低くなることが予想されるため、桜の花を長く楽しめそうだという。
高遠城址公園のさくら祭りは、4月1日から30日まで行われ、期間中は高遠囃子の巡行やさくら茶のサービス、14日には江戸かっぽれの披露も計画されている。 -
伊那中央病院 分娩料値上げ
伊那中央病院は来年度から分娩にかかる料金を改定し1件につき2万円値上げする。
分娩料値上げは、24日伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合会議で可決された。
伊那中央病院の分娩料はこれまで1人の出産1件につき14万円だった。
料金改定により2万円値上げし16万円となる。
また産後の入院については、これまで無料だったが、1日1万円となる。
伊那中央病院ではこれについて、「産婦人科の医師には、1分娩あたり2万円の手当がついている。今回の値上げをそれにあてることで採算ベースに合わせるとともに、産科の医師確保につなげたい」と話している。
今回の値上げにより、出産費用の総額は県内の公立病院の平均とほぼ同じ額の43万円ほどになるという。 -
高遠城址公園でぼんぼり設置
桜の名所、伊那市の高遠城址公園で桜の開花前に23日、ぼんぼりの飾り付けが行われた。
23日は、高遠城址公園観光協議会のメンバー60人が参加し、クイを打ちつける作業等を手際よく行っていた。
今年のぼんぼりは、去年より10基少ない133基着集まった。
ぼんぼりは桜まつり期間中、夜間点灯される。
日本気象協会は高遠城址公園の桜の開花は4月5日と予想している。公園開きは4月1日に行われる。 -
南箕輪村長 農業経営の基本構想を審議会に諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、農地法の改正に伴い、村の農業経営基盤の強化を図る基本構想の見直しについて、19日審議会に諮問した。
農業経営基盤の強化を図る基本構想は、平成18年から5年間の村の農業経営の指針を示したもので、農地法の改正に伴って見直しがせまられる。審議会は、4月26日に答申する予定。
南箕輪村は、営農形態の多様化などにより、新たに農と食の審議会を設置した。
審議会では、今回諮問された基本構想のほかに、食育や地産地消、食の安全・安心など農業全般にわたり継続的に審議を行う予定。
審議会の委員は、15人で、任期は2年。会長には、南箕輪村消費者の会会長の三澤澄子さんを選出した。 -
小平選手母校で凱旋報告会
バンクーバー冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した小平奈緒選手が23日、母校の伊那西高校を訪れ後輩達から祝福を受けた。
23日は終業式の前に小平選手の凱旋報告会が行われた。
1、2年生およそ350人が講堂に集まり大きな拍手で小平選手を迎えた。
小平選手は茅野市出身で伊那西高校を2005年に卒業した。
バンクーバー冬季五輪では1000m、1500mで5位入賞、スピードスケート女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した。
生徒会長の大島知恵(ともえ)さんは「世界で戦う厳しさに挑戦しつづける先輩を尊敬します。これから応援し続けるので頑張ってください」と挨拶した。
小平選手は「オリンピック前には横断幕を、また本番でもたくさんの応援をありがとうございます。高校時代はとにかく学校が楽しくて友だちや先生と話している時間が楽しかった。伊那西高校は、大切な居場所だった。 苦手な科目は、英語と数学で、授業は耐え難い試練だった。でも耐え難い試練に耐えて勉強してきたおかげで、今、外国の選手とも英語でコミュニケーションとれるようになった」と話しました。
生徒達からは、小平選手に花束等が贈られ全校生徒が校歌を歌って祝福していた。
小平選手は生徒達と記念撮影などをして交流を深めていた。 -
春の高校伊那駅伝
春の高校伊那駅伝が、21日、伊那市陸上競技場を発着点に行われた。男子は、兵庫県の西脇工業高校、女子は、神奈川県の泰野高校が優勝した。
21日は男子33回、女子26回の春の高校伊那駅伝が行われ、女子は、午前10時に陸上競技場をスタートした。
女子は、5区間21.0975キロで、県内外の57チームが参加した。
男子は、74チームが参加。午後0時5分にスタートした。
ナイスロードを南アルプスに向かって折り返す6区間、42.195キロで行われた。
折り返し地点となる高遠町商店街では、多くの市民が沿道に繰り出し選手に声援を送っていた。
大会の結果、女子は、神奈川県の秦野高校が1時間11分45秒で初優勝。
男子は、兵庫県の西脇工業高校が大会新の2時間10分27秒で6年ぶり9回目の優勝を果した。
なお、県内の部では、女子で伊那弥生が4位に、男子では伊那北が3位に入賞している。 -
信州大学農学部 卒業式
南箕輪村の信州大学農学部で今日、卒業式が行われました。
23日は、各学部の卒業生と修了生の代表に、山沢清人学長から、卒業証書と修了証書が手渡された。
南箕輪村のマスコット「まっくん」に似せたキャラクターの格好で卒業証書を受け取った卒業生もいて、会場を沸かせた。
農学部の中村宗一郎学部長は、「自分で考え、自分の意見を持ち、確固たる見識まで高めることができれば、どんな困難にも打ち勝てる。自分を信じてそれぞれの道を切り開いていってほしい」と式辞を述べた。
修了生を代表して応用生命科学専攻の楢本恭子さんが、「大学でできた仲間は一生の財産。今まで以上に多くの困難があると思うが、大学で培った経験を大切に、今後も精進していきたい」と話した。
式が終わると、会場の外で待ちわびていた後輩たちが押し寄せ、卒業生を胴上げしたり、花束を渡すなどして祝福していた。
今回、農学部を卒業した学部生は187人、修了生は67人。
学部生の5割近くは、大学院に進学する予定。就職希望者の内定率は、約95%となっている。 -
インフル専用電話一時休止
長野県は、新型インフルエンザの流行が収まりつつある事から、専用電話での相談を一時休止し、24日から一般の健康相談電話などで受け付ける。
長野県によりますと、定点医療機関あたりの報告数が、流行の目安となる1.0を下回り流行が収まりつつあるとして、新型インフルエンザの専用電話を一時休止し24日から一般の健康相談電話などで受け付けます。
3月の相談件数は、第1週で1日平均0.6件、第2週で1日平均0.3件と大きく減少しているという。
今後は、各保健所の通常健康相談で対応するということで、伊那保健所では、電話76竏・837で受け付ける。 -
信濃グランセローズキャンプ終了
信濃グランセローズは23日、南箕輪村大芝高原での第2次キャンプを打ち上げた。
信濃グランセローズは今月14日から10日間、南箕輪村でキャンプを行った。
23日はキャンプ打ち上げに合わせて壮行会が行われた。
信濃グランセローズの応援団「クラブセローズ81」の南箕輪村の幹事、藤田政幸さんは「優勝を目指して頑張って欲しい」と選手達を激励した。
キャプテンの大村 有三選手は「今年も素晴らしい環境の中で練習が出来ました。今年こそ優勝して恩返しをしたい」と抱負を話した。
信濃グランセローズはこれからオープン戦などで調整し、4月3日の開幕戦は群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。 -
南箕輪村4月人事異動内示
南箕輪村は、4月1日付けの人事異動を23日、内示した。異動規模は中規模で、課長級への昇格は一人となっている。
収納対策課長には、産業振興課農政係長の松沢 良行さんが昇格する。
今回の異動では、職員140人の約3割に当たる40人が異動する中規模の異動となっている。
また、今回の人事では、村内で最も園児数が多い中部保育園に、園長の補佐を行う主任保育士を二人配置することにしていて、重点施策の一つである子育て支援の充実を図りたいとしている。 -
緊急交通路25路線追加
伊那市防災会議が17日開かれ、災害時に物資の輸送をするための緊急交通路、25路線を新たに追加した。
会議には、行政や各種団体の代表などが出席し、緊急交通路指定などを含む伊那市防災計画の修正案が了承された。
緊急交通路は、災害時に物資輸送や緊急車両の通行を優先し一般車両の通行を制限する。
これまで、国道153号、361号、伊那インターアクセス道路などは、県が緊急交通路に指定していた。
今回新たに、市が独自に指定した25路線は、県の指定路線を延長するなどして、ヘリポートや避難所を結ぶ。
主なものは、西部広域農道、ナイスロード、環状北線、伊那インター西箕輪線など25路線。
これらの変更点は、県知事との協議を経て最終決定される。