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村北部保育園改修工事
南箕輪村は本年度、約6600万円かけ北部保育園の改修工事を行う。
10日開かれた村議会全員協議会で、村から議員に対して、改修の概要や費用について説明が行われた。
北部保育園は昭和59年に建設され、建物の老朽化個所の修繕や、非常用照明、避難誘導灯など防火安全面を目的に改修工事が行われる。
主には、給食室の土台や柱などの腐食した部分の改修や、建築基準法に適合するよう非常用照明や避難誘導灯などの再整備を行う。
また新たに、玄関付近など2カ所にウッドデッキや、屋根には発電量9キロワットの太陽光発電設備を設置する計画。
改修費用の総額は6600万円となる見込み。
村では、本年度予算ですでに5千万円を計上していて、改修に関する1600万円の補正予算案を6月議会に提出する予定。 -
ルネッサンス西町の会が桜植樹
伊那市西町の商店主や住民の有志でつくるルネッサンス西町の会が10日、桜の植樹を行った。
ルネッサンス西町の会会員5人と、竜西・竜南保育園の年長園児66人が、春日公園三の丸西側に桜の苗木を植樹した。
園児達は大きく育ちますようにと思いを込めながら土をかぶせていった。
春日公園の桜を絶やさないようにと始められたこの植樹は今年で7年目で、今回はヒガン桜5本を植えた。
公園内にはソメイヨシノ150本とヒガン桜70本が植えられていて、市内では高遠城址公園に次ぐ桜の本数となっている。 -
諏訪形諏訪神社御柱
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形区の諏訪神社御柱祭。
秋の本番を前に9日、氏子らは区内の山林で、四本の柱の見立てを行った。
朝6時、諏訪神社に氏子20人が集まり、お祓いをした後、区内の山林で、見立ての儀を行った。
氏子らは、御柱となる、もみの木や杉の木の前に到着すると、注連縄と柱の表示の取り付けや、清めを行い、祭りの安全を祈願した。
今回の祭りでは、幹の太さが、約2メートルある御柱もあり、氏子らは、「今までの柱でも覚えの無いくらい太い柱。
区民の力を合わせ、祭りを成功させたい」と話していた。
諏訪形の御柱祭と里曳きで行われる騎馬行列は、伊那市の無形民俗文化財に指定されている。
また、県内各地で春に御柱祭が行われるが、諏訪形区の御柱は、秋に行われるのが特徴。
4本の御柱は、来月13日に、斧入れ式で伐採され、9月5日に山出し、10月2日に里曳きが行われる。 -
上伊那口腔保健センター開所
上伊那歯科医師会が運営する上伊那口腔保健センターが、新しい伊那市保健センター内に移転し8日、開所式が行われた。
上伊那歯科医師会の会員らが集まり、テープカットで開所を祝った。
口腔保健センターは、伊那市保健センター内に設けられ、歯科治療のための診療台2台が備えられている。
口腔保健センターでは、日曜日の午前中に緊急診療を行うほか、平日は歯科衛生士による歯科保健相談を行う。
また、歯科指導のため各市町村の健診などに歯科衛生士を派遣している。
日曜緊急診療は1日平均7人の利用があるという。
口腔保健センター所長で、上伊那歯科医師会の窪村満会長は、「歯科疾患と全身疾患の関連の予防のための保健指導が、医科、歯科連携で行えるようになると思う。歯科保健の活動拠点として邁進していきたい」と話していた。 -
インドネシア音楽「ダンドゥ」コンサート
インドネシアの音楽「ダンドゥ」のコンサートが2日
伊那市のいなっせで開かれた。
コンサートは上伊那の企業で働きながら暮らしているインドネシア人が企画したもので、会場には約200人が集まった。
インドネシアの音楽「ダンドゥ」は若者の間で人気のあるダンス音楽。
集まった人たちは、軽快なリズムに合わせて体を動かしていた。
コンサートを企画したインドネシア人は、日本の人たちにインドネシアの文化や音楽を知ってもらう機会になればうれしいですと話していた。 -
母の日に向けプレゼント作り
南箕輪村で8日、母の日に向けたプレゼント作りが行われ、参加した子ども達がフラワーアレンジメントに挑戦した。
沢尻の伊東瑞枝さんを講師に迎え、親子連れなど50人がフラワーアレンジメント作りに取り組んだ。
参加者は、鉢に一つひとつ丁寧にサボテンなどを植え付けていた。
講師を務めた伊東さんは「簡単にできるプレゼントで、子ども達にも楽しく作ってもらえた。母の日の良いプレゼントになると思う」と話していた。 -
ローズランチ 今年も
伊那市の高遠さくらホテルは、6月から始まるバラまつりにあわせたローズランチの新作メニューを7日発表した。
ローズランチは、1日限定30食。税込み2,000円。
前菜は、サーモン・マグロスモーク・タコのバラ園飾り、スープは、牛バラ肉豆入りのバジル風味の野菜スープメインは、エビ・ホタテのグリルサフランライス添え
デザートは、バラクレープとグレープフルーツシャーベット、これにパンかライス、独自ブレンドのローズティーが付く内容。
丸山拓(ひろし)総料理長は、「今年は、シーフードをメインに女性をターゲットにした」として、「特製ソースとのハーモニーを楽しんでもらいたい」と話している。
ローズランチは、しんわの丘ローズガーデンのばらまつり期間中の6月5日から1か月間の提供予定。 -
下殿島の親子が農業体験
伊那市東春近下殿島区の親子が5日、ジャガイモやネギなどを畑に植えた。
5日は、下殿島区の親子13組30人が集まり、ジャガイモやネギの苗を植えた。
これは地元農家でつくる下殿島集落農業振興センター運営委員会が今年初めて開いた。
農作物をつくる苦労や食の大切さを知ってもらおうと企画した。
親子は、植え方を教わりながら、土の中にジャガイモやネギを植えていた。
小笠原 文明委員長は、「農業を通じて区民同士の交流も深めてもらいたい」と話していた。 -
都立の高校生が伊那市で奉仕活動
東京都板橋区の東京都立北園高校の2年生が6日、伊那市高遠町の花の丘公園で、桜の枝の片付けなどの奉仕活動をした。
伊那市を訪れたのは東京都立北園高校の2年生320人。
高校生は、春の大雪で折れた桜の枝の片付けや、遊歩道の整備に取り組んだ。
北園高校は今年度から、長野県や信州大学と連携し、タフな人間力の育成を目指して信州で勉強合宿をしたり、奉仕活動をする信州北園プロジェクトに取り組んでいる。
今回の奉仕活動はその一環で、森林での作業を通して一人ひとりが何かを感じ、進路や環境を考えるきっかけにするという。
高校生は、斜面を行き来して桜の枝を運んだり、遊歩道の石を平らに埋め直す作業をしていた。
北園高校は8日まで滞在し、伊那市のますみヶ丘平地林で間伐材を使ったプランター作りなどもした。 -
南箕輪村農業委が耕作放棄地対策強化
南箕輪村農業委員会は今年度、耕作放棄地の解消に向け、アンケートを行うなど積極的に取り組むことを決めた。
6日開かれた南箕輪村農業委員会協議会の総会で、耕作放棄地対策の活動強化を盛り込んだ今年度の活動方針が了承された。
南箕輪村には耕作放棄地が約18万平方メートルある。
農業委員会では、耕作放棄地を今後どうしたいのか、所有者に対して意向調査を行う計画。
5月中に調査用紙を発送し、6月に回収する。
調査結果を基に、農業委員が直接、所有者の相談に応じ、耕作放棄地の解消に向け努力していくという。 -
母の日に贈る親と子の音楽会
5月9日は母の日。
伊那市のいなっせでは8日、小さい子どもを持つ母親が気軽に音楽を楽しめる「母の日に贈る親と子の音楽会」が開かれた。
NPO法人クラシックワールドが毎年開いているもので、今回で13回目になる。
幼い子どもの入場が制限されるコンサートが多いため、母親にもコンサートを楽しんでもらおうと開かれている。
音楽会には、この趣旨に賛同する地元の音楽教室の指導者や、母親でつくる合唱団などが出演した。
フルートやバイオリン、歌などで、アニメ映画の音楽やクラシックの曲が次々と披露された。
訪れた母親らは、周囲に気兼ねすることなく、子どもと一緒に音楽会を楽しんでいた。 -
西駒山野草展示会
西駒山草会による山野草展示会が9日まで、南箕輪村の南原公民館で開かれている。
展示会には、西駒山草会の会員10人が持ち込んだ山野草約350点が並んでいる。
中でも葉の表面に突然変異で現れる白い模様を持った斑入りの山野草が人気を集めている。
今年は寒い日が続いた影響で、アツモリ草などの花の開花が遅れつぼみのものも目立った。
会員によると、昔は山を歩けば山野草を見かけたが、乱獲や山の手入れをしないことが理由で、今ではほとんど見られなくなったという。
斑入りの山野草の魅力については、「花が終わった後でも葉の模様で楽しめること」と話していた。 -
田畑の老人会が史跡巡り
南箕輪村田畑区の老人会は8日、村内の史跡を巡り、地元の文化財について知識を深めた。
老人会のメンバー22人が、北殿区にある新四国霊場を訪れた。
史跡巡りでは南箕輪村文化財専門委員の松澤英太郎さんが、老人会のメンバーに説明をした。
松澤さんは「新四国霊場は、天保11(1840)年に、北殿の住民が四国八十八ヶ所霊場のご利益を、四国まで行けない人達にも分ちたいと考え作ったもの」と説明した。
また、霊場内には88体の仏像が並べられ、仏像の足元には四国八十八ヶ所霊場の土が埋められたと説明していた。
老人会のメンバーは、興味深げに一体ずつ表情などを見ていた。
老人会のメンバーはこのほか、田畑区の半沢や大芝区の富士塚など、村内各地の史跡を巡った。 -
日本画県展 最高賞に伊那市の唐木誠子さん
日本画県展の伊那会場の展示が8日、伊那市の伊那文化会館で始まった。最高賞の日本画会賞には伊那市の唐木誠子さんの作品が選ばれている。
会場には、長野県日本画会の会員の作品と、一般公募の作品、合わせて99点が並んでいる。
最高賞となる日本画会賞には、夏の終わりをヒマワリで表現した、伊那市の唐木誠子さんの作品「終夏」が選ばれている。
日本画会賞の受賞について唐木さんは「夏の間精一杯咲いたヒマワリが枯れていく生き様を表現したかった。色に苦労したが、自分の表現が認められてうれしい」と話していた。
長野県日本画会伊那支部のある会員は「出品者一人ひとりの想いがつまった作品が並んでいる。会場に足を運んで自分の好きな作品を探してほしい」と話していた。
日本画県展の伊那会場での展示は13日まで。 -
「みどりの丘合唱団」初練習
子ども達が、童謡や唱歌を歌う「みどりの丘合唱団」の初練習が、8日、伊那市のいなっせで行われた。
合唱団は、音楽活動をする、NPO法人クラッシクワールドが、歌う機会の少なくなった童謡や唱歌の良さを子供たちに、知ってもらおうと結成した。
初練習の8日は、伊那市を中心に14人の子ども達が参加し5曲を歌った。
「茶摘み」では、となりにいる友達と2人一組になり、手遊びをしながら歌っていた。
みどりの丘合唱団は、7月4日にいなっせで開かれるコンサートへの出演が決まっていて、本番に向け子供達は、発表する20曲の練習をしていくという。 -
箕輪町長選は11月9日告示 14日投開票
箕輪町長選挙は、11月9日告示、14日投開票の日程で行われる。
箕輪町選挙管理委員会が、4月に町長選挙の日程を決め、6日、各区の区長や町議会議員に報告した。
11月28日に任期満了を迎える箕輪町長の選挙は、11月9日告示、14日投開票で行われる。 -
伊那市大萱に特別養護老人ホーム建設
伊那市西箕輪大萱に特別養護老人ホームが新たに建設されることが決まった。
上伊那広域連合によると、新しい特別養護老人ホームを整備・運営するのは上伊那福祉協会。
西箕輪大萱にある障害者支援施設「大萱の里」の西側に建設を予定している。
ベッド数は120床で、一般個室、2人部屋、認知症対応個室をそれぞれ40床整備する計画。
地下1階、地上2階建てで、平成24年3月までにオープンする予定。
特別養護老人ホームの上伊那地域の待機者は800人を超えている。
上伊那広域連合では、新たな施設整備により、待機者の一部解消につながると期待している。 -
みすず寮起工式・安全祈願祭
老朽化に伴い建て替えられる養護老人ホーム「みすず寮」の起工式が7日、伊那市美篶の現地で行われた。
7日は、上伊那の市町村長やみすず寮を運営する福祉協会の関係者などが集まり、起工式と安全祈願祭が行われた。
現在の養護老人ホームみすずは築37年で老朽化が進んでいることから、今回、現在の施設の東側に新しい施設を建設することになった。
敷地面積は約6500平方メートル、鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約3600平方メートル。
長期入所50人、短期入所2人を受け入れることが可能で、全室個室となっている。総工費は約8億5千万円。
今後は、同じく建て替えを予定している特別養護老人ホームを併設。
また、将来的には今回建設する養護老人ホーム部分も特養に移行する計画。
上伊那福祉協会の平澤豊満箕輪町長は、「地域の方の協力をいただきながら、安全な工事をしていただきたい」と話した。
施設の完成は11月末頃を予定している。 -
8日から信州伊那野草会の山野草展
山野草の愛好者でつくる「信州伊那野草会」の山野草展が8日から、伊那市の伊那スキーリゾートで開かれる。
シラネアオイ、サンカヨウ、オサバ草などが並ぶ。
8日は、会員がそれぞれに育ててきた山野草を持ちより、展示会の準備を行った。
会場には200種類約330点の山野草が並んでいる。
信州伊那野草会の山野草展は毎年この時期に開かれていて、今年で20回目を数える。
さまざまな種類の山野草が並ぶため、毎年の開催を楽しみにしている人も多く、上伊那を中心に県内外から約2千人が訪れるという。
会によると、今年は寒暖の差が激しく、この時期に合わせて山野草を咲かせるのが難しかったという。
信州伊那野草会の山野草展は8日、9日、伊那市の伊那スキーリゾートで開かれる。
時間は午前8時から午後5時まで、入場は無料。
また、会場では山野草の販売も行われる予定。 -
南箕輪でも「釈迦内柩唄」を
1,000回を目指して全国各地で公演している東京の劇団希望舞台による「釈迦内柩唄」の南箕輪公演を成功させようと村民有志による実行委員会は、広く協力を呼びかけている。
6日夜、南箕輪村公民館で4回目の実行委員会が開かれた。
「釈迦内柩唄」を観る会として村民有志が4月に立ち上げた。
メンバーは当初数人でしたが、活動の輪は徐々に広がり今では20人近くの人が加わっている。
演劇「釈迦内柩唄」は、秋田県の火葬場の娘として生きるふじ子の物語。
戦争に行って帰ってこない兄、家業を嫌い家を出た姉に替わってふじ子は火葬場を継ぐ。
ふじ子は、世間からは忌み嫌われる家業を継ぎながらも、人の死に携わる中で、様々なことを感じていくというストーリー。
釈迦内柩唄を観る会では、「忘れかけている人の心のありようや人の命について考えさせられる」として、多くの人に観てもらいたいと話している。
堅苦しくない活動にして、会員の輪をさらに広げていこうと、会員手づくりの漬物やパンなどが並んだ6日夜の実行委員会。
代表の中島さんは、ハーモニカ演奏も披露した。
和やかな中にも、活発なやりとりが随所にあり、雰囲気は盛り上がっている。
会では、公演会場となる村民センターをいっぱいにしたいとこれからも活動の輪を広げていきたいとしている。
劇団希望舞台の釈迦内柩唄は、6月20日午後2時から南箕輪村民センターで公演される。 -
伊那市商工会女性部が八重桜の花摘み
伊那市商工会女性部高遠支部の会員らが2日、伊那市高遠町文化体育館横で桜茶で使う八重桜の摘みとり作業をした。
八重桜は女性部が販売している桜茶「桜志津久」に使うもので、同日は会員約10人が摘み取り作業などにあたった。
今年は4月に気温の低い日が続いたことから、例年より開花が遅れ、作業も10日ほど遅くなったという。
作業が終わると摘み取った花を一面に広げ、枯れているものや虫のついているものなどを取り除く、選別を行った。
選別された花は一度塩で仮漬けし、その後蔭干ししてから本漬けを行ない来年の春まで寝かせる。
できあがった桜茶「桜志津久」お花見の時期に高遠城址公園を訪れた花見客に振る舞うほか、販売も行っている。
女性部では「高遠の特産品として作り続けていきたい」と話している。 -
9条をまもる上伊那高校退職教員のつどい
憲法記念日の3日、「9条を守る上伊那高校退職教職員のつどい」が、伊那市の上新田公民館で開かれた。
「つどい」には、高校の元教職員、34人が参加した。
参加者らは、「戦時中は、人の死について考える事すらできなかった。」「戦後65年が過ぎたが、まだ人間の一生にもならない時間。ずっと平和が続く世の中にしたい」「歴史的事実を学ぶ事が、本当の平和教育につながる」など、平和について語りあっていた。
つどいの最後には、憲法9条の改正に反対するアピールが採択された。
実行委員会の竹入弘元代表は、「世界平和の為、憲法9条を守る大切さを、教え子や地域の人達に訴え、今後は、他団体との協力・連携した活動をしてきたい」と話していた。 -
大萱に特別養護老人ホーム建設
伊那市西箕輪大萱に、特別養護老人ホームが新たに建設されることが決まった。
上伊那広域連合によると、新しい特別養護老人ホームを整備・運営するのは上伊那福祉協会。
西箕輪大萱にある障害者支援施設「大萱の里」の西側に建設を予定している。
ベッド数は120床で、一般個室、2人部屋、認知症対応個室をそれぞれ40床整備する計画。
地下1階、地上2階建てで、平成24年3月までにオープンする予定。
特別養護老人ホームの上伊那地域の待機者は700人前後とみられる。
上伊那広域連合では、新たな施設整備により、待機者の一部解消につながると期待している。 -
南箕輪村勝光寺で花まつり
南箕輪村大泉の勝光寺で7日月遅れの花まつりが行なわれた。
花まつりは、お釈迦さまの誕生を祝い、その智慧と慈悲の教えを守っていこうと行なわれていて、子どもがすくすくと育つことを祈る日でもあるとされている。
一般的には、4月8日ですが、勝光寺では、飾る花がそろわないとの理由から昔からひと月遅れの5月8日に行っている。
この日のために、地域のお年寄りたちが準備を行う。
7日は、雨が降るあいにくの天候となりましたが、近くの西部保育園の園児たちが勝光寺を訪れ、季節の花で飾られた花見堂の中のお釈迦様に甘茶をかけて、手を合わせていた。
勝光寺は、村の文化財に指定されている11面観音像が安置されている。
観音像脇には、花まつりの日だけ出されるという涅槃絵も飾られていた。 -
高遠 花の丘公園八重桜見ごろ
伊那市高遠町の花の丘公園の八重桜が、見ごろを迎えている。
花の丘公園には100種類、約2千本の八重桜や山桜が植えられている。
伊那市観光協会によりますと、今年は咲き始めが遅い一方で、花の時期が長いという。
山際の桜はこれから開花を迎えるため、しばらく楽しめるという。 -
アユの稚魚を放流
天竜川漁業協同組合は、6月下旬のアユ釣り解禁を前に、天竜川でアユの稚魚の放流を行った。
6日は、今年1回目となる放流が、伊那市の天竜川漁協前の天竜川で行われた。
稚魚は、琵琶湖産で、体長10センチ・8グラムほど。
6日は、漁協の組合員8人ほどが、伊那市・辰野町・箕輪町の天竜川で、450キロ、6万匹の稚魚を放流した。
6日を皮切りに、7月までの期間に15回の放流を行い、全体で、5トン、63万匹のアユを放流する。
漁協によると、ゴールデンウィーク中、気温が上がったため、川の状態もよく、琵琶湖産の稚魚も、大振りで、生きが良いという。
アユ釣りの解禁は、6月26日(土)。天候が順調であれば、解禁日ごろには体長20センチ・100グラムほど、シーズン後半の9月には、30センチ、250グラムを超えるアユが釣れるという。
遊漁料は、年間券8千円、日売り券は、2千円。 -
伊那CATVがSTBを無料レンタル
伊那市の伊那ケーブルテレビジョン(株)は、テレビ放送の完全デジタル化移行にともない、加入世帯にたいし、デジタルチューナーSTB(セットトップボックス)1台を無料で貸し出す。
6日は、伊那ケーブルテレビ本社で記者会見が開かれ、向山公人社長が、STBの無料レンタルについて、説明した。
無料レンタルは、2011年7月24日のアナログ放送終了に向けて行う。
対象となるのは、アパートやマンションなどの共聴世帯を除く、伊那ケーブルテレビの加入世帯、2万2千世帯で、すでにSTBを導入している世帯も対象となる。
無料レンタルされるSTBは、地上デジタル放送のほか、東京キー局、コミュニティチャンネル、BSデジタル放送など、32チャンネルを楽しむことができる。
加入世帯へは詳細を書いたダイレクトメールを郵送する。STBの無料レンタルは6月1日から開始する予定。
伊那ケーブルテレビでは、このサービスの提供に際し、4億円縲・億5千万円の負担を見込んでいる。
なお、県内のCATV局でのSTBの無料レンタルサービスは、4局目となる。 -
東春近運動会で地域住民が交流
競技を楽しみながら地域住民の交流を図る東春近運動会が、2日伊那市の春富中学校グラウンドで行われた。
東春近運動会は、地区内に10ある区別対抗で行われているもので今年で22回目となる。
この日は子どもからお年寄りまで、1000人以上が参加し、趣向を凝らした競技を楽しんでいた。
バケツの水をお茶碗ですくい、それを一升瓶にいれ、いっぱいにすれば勝ちとなる競技では、参加者が水をこぼさないように慎重に運んでいた。
ほかにバットを額にあて3回まわり、たすきをつなぐリレーでは、よろけながら走る姿に観客から笑いがおきていた。
集まった人たちは、声援を送ったり元気に体を動かしたりしながら交流を深めていた。 -
高烏谷山ハイキング
伊那市の富県区民を対象にした恒例の高烏谷山区民ハイキングが、3日に行われた。
ハイキングは、区民の交流を図ろうと毎年行なわれていて、今年は区民を中心に、およそ600人が参加した。
参加者らは、新緑の山道を、仲間や家族等と会話を楽しみながら、約2時間かけ高烏谷山の山頂付近のつが平を目指した。
つが平では、区内にある富県小学校と新山小学校の交流もあり、代表児童による学校紹介や、それぞれ校歌を歌った。
参加者たちは、残雪の中央アルプスと眼下に広がる伊那谷を眺めながら、連休の一日を楽しんでいた。 -
中学生サッカー大会 INA CUP
上伊那地域を中心に、県外からも参加がある中学生のサッカー大会INA-CUPが4、5日の2日間にわたって開かれた。
第9回目となる今回の大会には、36チームが参加し、4日に予選リーグ、5日に決勝トーナメントを行った。
上伊那からは、FC伊那東部、飯島中、MACサルトの3チームが決勝トーナメントに進出した。
予選リーグで、東京のレナトFCと対戦したFC伊那東部は、後半2本のゴールを決め2対0で勝ち、続く旭町中戦でも4得点をあげ4対1で決勝トーナメントに進んだ。
決勝トーナメントで伊那東部は、長野市の東北中に6対1で破れたが、上伊那地域の中学生でつくるクラブチームMACサルトは、飯島中を破り決勝まで勝ちあがった。
対戦相手は、伊那東部が破れた長野市の東北中。試合は前半11分、東北中が先制ゴール。しかし、MACサルトは、前半20分に同点ゴール。前半終了5分前にも更にゴールを決め、2対1で後半戦を迎えた。
後半は、両チームともチャンスをつかむが、ディフェンスに阻まれ得点できず、2対1でMACサルトが初優勝を果たした。